「日本の中のマネ」練馬区立美術館
19世紀フランスを代表する画家エドゥアール・マネ(1832-83)の日本における受容について考察する展覧会。我が国における洋画黎明期の美術家や美術批評家たちはどのようにマネを解釈して理解したのか。
美術批評家で画家の石井柏亭は、マネへのオマージュ作品を手掛けてる。医師で詩人、小説家、美術批評家の顔を持つ木下杢太郎は、西洋近代絵画を受容する上でマネへの理解こそ不可欠であると主張した。
西洋近代美術におけるマネの位置づけを確認した上で、明治から昭和初期までに見られる批評や作品を通して、日本における最初期のマネ受容について検討する。そして現代作家のマネ解釈を、森村泰昌や福田美蘭の作品を通して考察される。
洋画黎明期の日本おけるマネ受容から、現代の日本人アーティストのマネ解釈を踏まえて、日本におけるマネ像を探る展覧会。
会期2022年9月4日(日)〜2022年11月3日(木・祝)
日本の中のマネ ―出会い、120年のイメージ― 練馬区立美術館
https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=202204141649901997
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