合田佐和子展 帰る途もつもりもない
喜びの樹の実のたわわにみのるあの街角で出会った私たち もう帰る途もつもりもなかった
(合田佐和子 晩年の手稿より)
公式サイト
https://mitaka-sportsandculture.or.jp/gallery/event/20230128/
合田佐和子(1940-2016、高知出身)は、1965年の個展デビュー以来、オブジェや絵画、写真といったメディアを横断しながら創作活動を展開した美術家。
幼少からの収集癖と手芸を融合させた「オブジェ人形」で作家活動をはじめ、次第に奇怪でエロティックな立体へ作風を変化させていきます。69年以降は唐十郎や寺山修司によるアングラ演劇の舞台美術やポスター原画の制作ほか、70年代から独学で始めた油彩画では、銀幕俳優たちを独自のグレーがかった色調で描き出し、「異色の女性美術家」として世間の注目を集めた。80年代のエジプト滞在を機に、90年代以降は一転してそれまでの作風を脱ぎ捨てた明るいパステル調に変化し、内省に基づく独自の制作論の実践へと移行する。
没後初となる大回顧展では、初期のオブジェから初公開となる晩年の鉛筆画シリーズまで300点を超える作品や資料を通してその創作活動を検証して、途なき途を駆け抜けたひとりの美術家・合田佐和子の全貌に迫る。
出品予定:オブジェ、絵画、写真、イラストレーション、資料ほか 約300点
2023年1月28日(土)〜3月26日(日)
三鷹市美術ギャラリー
http://mitaka-sportsandculture.or.jp/gallery/
三鷹市下連雀3-35-1 CORAL5F

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