連続テレビ小説「虎に翼」は2024年春から半年放送予定
来春から放送されるNHKの連続テレビ小説は、日本初の女性弁護士の三淵嘉子さんをモデルに激動の時代を生きる女性法律家の姿を描く「虎に翼」に決ったと22日発表。
主役は俳優の伊藤沙莉さんが演じる。
110作目となる連続テレビ小説「虎に翼」は、日本初の女性弁護士の1人で、戦後に裁判官も務めた三淵嘉子さんをモデルにしたオリジナルの物語。
東京 渋谷で行われた会見で、伊藤さんは「主役に決まった時には自分でも信じられませんでしたが、今、徐々に実感してきています。今回の主人公のように強い女性、道を切り開く人は、たくさんの苦労や努力をして闘う人なので、強さも弱さも含め、人間らしく表現できたらいいなと思います」と語った。
制作統括の尾崎裕和さんはドラマ「ももさんと7人のパパゲーノ」(総合)で、伊藤さんと仕事をして演技力の高さに驚いたという「すごく繊細な作品でしたが、ポジティブに明日を生きていくんだという思いが感じられるお芝居を見せていただいたのが印象的でした。本当に素晴らしいお芝居をする人」。
今作のオファーをしたのは昨年末で「(物語は)明るくて、楽しいことばかりではないのですが、そんな中でも猪爪寅子は前向きで、チャーミングで、明るいというイメージで考えています。“伊藤さんしかいない”と思い、オファーさせていただきました」と語った。
脚本担当する吉田恵里香さんは「法律は難しいものという感じがしますが、私たちに寄り添う存在だということを見せたいです。主人公の寅子と一緒に一つ一つ知ってもらいたい」と話した。
連続テレビ小説「虎に翼」は2024年春から半年間、放送される予定。
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