赤瀬川原平写真展 「日常に散らばった芸術の微粒子」
Selected by 伊藤存・風間サチコ・鈴木康広・中村裕太・蓮沼執太・毛利悠子
期間 1月26日~3月25日
会場 SCAI PIRAMIDE
赤瀬川原平さんの書斎には16段の大きな引き出しがあります。
そこには赤瀬川さんが1985年から2006年までに撮り溜めた35ミリのリバーサルフィルムが保管されており、それら未発表の写真は4万点近くに及びます。
マウントされたフィルムは1ロールごとに細長いプラスチックケースに入れられ、いつ、どこで、何を撮影したのかと、撮影したカメラの種類が油性ペンで書かれています。
路上観察学会のために撮影された写真の他に、意外と観光写真的なもの、花や植物、家族やペット、近所を撮影した写真も多く、偶然をたのしみ撮られた写真からは日常が感じられる一方で、赤瀬川さんの時代の捉え方が見えてきます。
それらの写真は、モノをよく見る、本質を問うという芸術的姿勢と、無理をしない生き方、他者への思いやり、自然との共生、物を大事にすること、たくましさや優しさなど、今の時代だからこそ生きていくうえで大切にしたいことを思い起こさせてくれます(ホーム紹介文より抜粋)
あかせがわ・げんぺい(1937~2014年)
横浜市生まれ。高松次郎と中西夏之らと共に結成した「ハイレッド・センター」や、「路上観察学会」の活動で知られる。尾辻克彦名で書いた「父が消えた」で芥川賞受賞。
ゲスト・キュレーター:
豊田佳子 (資生堂ギャラリー・ディレクター)
協力:赤瀬川尚子、橋本典久
6名のアーティストがセレクトした 赤瀬川原平の未公開写真展「日常に散らばった芸術の微粒子」六本木 SCAI PIRAMIDE
https://www.artarchi-japan.art/2023/02/scaipiramide-genpeiakasegawa.html
路上観察者・赤瀬川原平の視点に触れる。
写真展『日常に散らばった芸術の微粒子』
https://share.smartnews.com/TdJao
赤瀬川原平が見つめたものとは?
写真と言葉を編んだ『1985-1990 赤瀬川原平のまなざしから』
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