« 三島由紀夫が語った「お茶漬けナショナリズム」をバカにできない理由 | トップページ | 当時三十歳のエジプト人に最も強い印象を与えた展示は、焼けた三輪車だった »

2023年5月20日 (土)

「霊験あらたか」について

「霊験あらたか」は「神や仏からのご利益が著しく現れること」という意味らしい。

神仏による効験が明らかに表れるさま。 神仏が著しく感応するさま。 「霊験灼然」(れいげんいやちこ)などとも言う。

人は「困った時の神頼み」で、神社や仏閣などにお参りするが、それはあくまで精神的に拠り所とする為という人が多くなる。

ところが中にはお願いや祈祷をしたところ、そのご利益がてきめんに表れて思い通りの結果になることもある。その様な時に「霊験あらたか」という言葉を使う。

「霊験あらたか」は実際にご利益があった時だけではなく、ご利益があると評判のものに期待して使われる。


しかし川の神様が人の願掛けで、雁字搦めになっているジブリのアニメーションはリアルな現実だと思う。神社で願い事をするなら、された方の立場をよく考えたほうがいい。

一度に何百もの願望を叶えてやる、神様だってヘトヘトになってしまうだろう。

相手のことを想像できなくなったら、不協和音が始まる。

霊長類として「霊験」は正しく意識するべきだと思う。神聖な相手に利益は浅ましいと問われるのも神社。願望より感謝が大切。

「ありがとうございます」

これで神社には充分なことだとは思いませんか。感謝がなによりも大切な想いでしょう。

「有難う御座います」

この言葉の意味は人間が考える想像でも、とても能動力がある深い行為です。

そして力強い根源を生み出す言葉なんです。

「ありがとうございます」

言霊も入っているありがとうなんです。

Img_9282

« 三島由紀夫が語った「お茶漬けナショナリズム」をバカにできない理由 | トップページ | 当時三十歳のエジプト人に最も強い印象を与えた展示は、焼けた三輪車だった »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

燐寸図案

  • 実用燐寸
    実用燐寸レッテルには様々な図案があります。 ここにはコレクション300種類以上の中から、抜粋して100種類ほど公開する予定。 主に明治、大正、昭和初期時代の燐寸レッテルの図案。

ペンギンタロットの原画

  • 0の愚者から21の宇宙(世界)まででひとつの話が結ばれる
    兆しを理解して現実なるものを深くたのしく感知する訓練カードです。 タロットを機能させるには慣れ親しむことからはじまります。 まだ目には見えていない物事や潜在的な事柄を導き出す道具でもあります。 各アイコンをクリックすると、21のカードが観れます。

最近のトラックバック

フォト