森村誠一サスペンス「時」BS TBS放送
森村誠一サスペンス・一文字タイトルシリーズ第7弾。全ては10年前謎の滑落死から始まった。白馬、乗鞍岳に眠る衝撃の真実が時を超え今、暴かれる!
難解な事件ながら、自分はどんな「時」を過ごしてきたのかを思い返すような感動のストーリーに仕上がっている。人は「時」を様々な流れで生きていく。登場人物たちが過ごしたそれぞれの「時」が、事件の模様を浮き彫りにしていく。「ぼうし」という謎の言葉を残して亡くなった被害者の「時」に、犯人を追い求める祐介、平田の「時」も絡み合い、事件は思わぬ方向へ!10年前のたった一度の接点、北アルプスで何があったのか!?
【ストーリー】
雨の夜、江島真由美(渋谷琴乃)がひき逃げされた。刑事・川合祐介(三浦友和)の元妻で看護師をしている白井美恵(原日出子)が勤める病院に運ばれた江島は、「ぼうし」と言いながら死んでいった。一方、祐介の後輩刑事・平田克昭(河相我聞)は、突然大学を辞めて連絡が取れなくなった同級生・竹村優子(小林綾子)と偶然出会う。
翌日、警部の小暮涼子(野際陽子)からひき逃げ犯が確保されたとの知らせが入る。しかし、容疑者は、江島は自ら車に飛び込んできた自殺だと言い張る。祐介は江島の周辺を洗うが、何もトラブルらしきものは見当たらない。そんな折、再び殺人事件が発生。被害者は、塾講師の中倉弘(菊池健一郎)。中倉も最後に「ぼうし」という言葉を残していた為、中倉と江島のつながりを調べる始めるが、接点は見当たらなかった。ただ、管理人から、最近夜になると中倉のアパートを見張っているような背の高い、野球帽を深く被った男がいたと知らされた。
過去を探るため、祐介たちは中倉の実家を訪ねる。そこで、登山好きだった中倉が、突然登山を止めてしまっていたことを知る。さらに、最後の登山ルート・北アルプスの地図を見つけ、中倉と江島が同じ日に同じ山小屋に泊まっていたことを知る。早速山小屋の登山者名簿を調べるが、何故か江島と中倉が滞在した月の名簿だけがなくなっていた。それだけではなく、10日ほど前に昔の登山名簿を見せてくれという野球帽を目深に被った男が来ていたというのだ…。
◆キャスト
三浦友和、原日出子、河相我聞、小林綾子、西川忠志、菊池健一郎、渋谷琴乃、須藤温子、渡辺哲、ひかる一平、丸岡奨詞、潮哲也、穂積隆信、なべおさみ、野際陽子 ほか
◆スタッフ
原作:森村誠一「法王庁の帽子」
脚本:安井国穂
監督:小澤啓一
◼️ サブタイトルを漢字一文字にしたのは、番組として優れた選択だったと思う。
原作者の森村誠一さんは都会派のドラマ作家で、彼の利点を活かしてゆくスタッフの仕事ぶりが感じられました。
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