万引きGメン・二階堂雪8「絆」再放送を観て
木の実ナナ主演「万引きGメン・二階堂雪」シリーズ第8弾。
ベテラン保安員の二階堂雪(木の実ナナ)は、所属している警備会社からの指示から、福島県いわき支部へ3カ月間単身赴任する。そこで知り合いの元刑事・伊丹(ケーシー高峰)の出迎えを受ける。いわき支部に再就職した伊丹は1カ月前に起こった佐伯弁護士殺しを個人的に調査したいと保安員の仕事を雪に助けてほしいという。雪は地元にあるスパリゾートの警備に赴任した。
ある日、スパリゾート内を巡回中に、裕福そうな中年女性が万引きするのを発見。連行した大森文代(丘みつ子)に事情を聞くが、万引きした記憶がないと戸惑う。そこへ突然、文代の娘・郁子(森下涼子)とその婚約者だという笠井(ひかる一平)が現れる。何の謝罪もなしに文代を連れ帰った。
大森家は地元ではかなりの名士で、地元を牛耳っているため皆逆らえない。万引き癖のある文代の件は、大森家から後で代金を払うので見逃すよう話が付いている。
そんな中で文代が落としたハンカチを届けに大森家を訪問する。その際に文代を訪ねて来た武田純子(高橋かおり)に遭遇する。
純子が文代の実子であり、郁子と二卵性双子の姉妹であった。占いでは「双子が居ると家が繁栄しない」と、里子に妹が出されて大森家から不遇な扱いを受けていた。
その大森家の遺産相続を担当する弁護士の佐伯が殺される。伊丹が目星をつけていた川田(二瓶鮫一)が、犯人として逮捕されたが、決定的な証拠もなく保釈される。
そして川田が殺害されて、彼を追っていた伊丹が殺人容疑をかけられてしまうのだった。
犯行時間に万引防犯カメラには、文代らしき姿が撮影されていたが、雪は喰いいるように見つめる。
《感想》
裕福な大森邸を訪れた時に、
「この一家はどうなってるの?」
と雪が独白したように、一家のキャラクター設定が、めちゃくちゃである。
犯行後の犯人へ感情移入する隙間が、ミステリーには用意されているのがドラマの常套手段なんだけど、架空な展開が続いてさっぱりリアリティを欠いてしまった。
金持ちの老人が占いを盲信して、双子の孫娘の妹と姉を引き離したり差別してしまうことから、事件が芽生える。一般的家族にはあり得ないことなので、人間真理に掘り下げが要求されるだろう。しかしドラマはテンポが優先されて、スイスイと展開されて終わってしまいました。
◆キャスト
木の実ナナ→二階堂雪(派遣保安員)
角野卓造→二階堂透(雪の夫)
中山忍→二階堂千秋(雪の娘)
丘みつ子→大森文代(大地主の妻)
高橋かおり→武田純子(文代の双子の娘)
森下涼子→大森郁子(同)
ケーシー高峰→伊丹幸平(新栄警備保障いわき支部顧問)
鈴木ヒロミツ→辻正人(「スパリゾート・ハワイアンズ」警備室長)
山田吾一→大森為吉(大地主・文代の義父)
ひかる一平→笠井達也(郁子の婚約者)
二瓶鮫一→川田敦夫(山林業者)
東山明美/小柳友貴美/吉田晃太郎/柴田かよこ/木村小百合/朝山やすゆき/田窪一世/野口雅弘/山本真代 ほか
BS_TBS
2023/6/5(月)午前9:59~ひる12:00再放送
TBS制作
2002/04/15~2002/04/15 本放送
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