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2023年7月22日 (土)

土曜お昼のミステリー『梓川清流殺人事件』

2023722() 1130分~1330

 

【あらすじ】

   旅行作家・茶屋次郎は、週刊誌の連載のため、長野県・梓川流域を探訪する旅に出かけていた。上高地、穂高と梓川の流れが美しい場所を取材した茶屋は、その日、逆巻温泉に宿泊。そこで茶屋は、彼のファンだという女性・浅沼瑞江と知り合い、夕食をともにすることになった。

 若い女性との食事に、酒も加わって気分の良くなった茶屋は、瑞江に梓川の話をする。だが、瑞江は梓川の話を聞くと、途端に表情を曇らせ、かかってきた携帯電話に対応しながら、部屋を出ていってしまう。

 翌朝、茶屋は河原に朝日が降り注ぐ美しさに魅せられ、梓川の写真を撮ろうと宿を出る。ところが河原の岩陰で、茶屋は信じられないものを目撃してしまう。なんと昨晩ともに食事をした瑞江が、後頭部から血を流して死んでいたのだ。

 茶屋は第一発見者でありながら、松本署の刑事たちから重要参考人として取り調べを受けることになってしまう。自分は仕事で紀行文を書くために梓川を訪れただけで、瑞江と知り合ったのも偶然だと言う茶屋の主張を刑事たちはなかなか聞き入れてくれない。

 茶屋は連載する週刊誌の副編集長・山倉に連絡。事件に巻き込まれたために今回の取材は中止せざるを得ない旨を伝えるが、山倉は逆にそれを利用して、殺人事件の緊急ドキュメント記事を書こうと言い出す。

 一方的な山倉の提案に途方に暮れる茶屋であったが、地元新聞の美人女性記者・小口葉子から事件の真相を突き止めてほしいと懇願され、調査を始めることを決意する。実は葉子と瑞江は女子大時代の先輩後輩の間柄であった。それが一年ほど前、突如瑞江から葉子に「調べたいことがある」と連絡が入り、以降、月に一度は瑞江が信州を訪れていたという。

 茶屋は瑞江が殺される前の晩、彼女の携帯に電話をかけてきた人間がいたことを思い出し、その相手が事件に関係しているとにらむ。そして葉子から、瑞江が「黒川渡・奈川渡・島々・山形・今井」という地名を口にしていた事実を聞き出して、その地点を結ぶルートが何かを表しているのではないかと推測する。 

 さらに茶屋は葉子から新たな情報を得る。瑞江が最初に信州を訪れたのも、殺された前日と同じ一年前の五月二十日であったのだ。五月二十日は何か意味がある日にちがいないと考えた茶屋と葉子は、瑞江の行動を洗い始める。そして十二年前に、瑞江の父親も、梓川で謎の死を遂げている事実をつかむのだった……


【原作】「信濃梓川清流の殺意」祥伝社

【脚本】長谷川康夫

【監督】富永卓二

【キャスト】橋爪功 久本雅美 角野卓造 細川ふみえ

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