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2023年10月 9日 (月)

『西村京太郎スペシャル「日本一周『旅号』殺人事件」』

BSテレビ東京2023/10/02(月)16:0018:30


西村京太郎スペシャル・亀井刑事・十津川警部トラベルサスペンス「日本一周『旅号』殺人事件〜日本縦断ツアー列車に連続怪死事件発生!小樽〜東京〜新潟〜京都〜鹿児島」


ある夜、医大教授・浜野宏が投身自殺した。いっけん発作的な自殺と思われたが警視庁捜査一課・亀井刑事は、目撃証言と現場近くで見つかった写真の切れ端から他殺の疑いを持つ。また浜野のポケットからは鉄道と船で日本一周する旅ツアーの招待状が見つかっていた。数日前、浜野は急遽参加をとりやめている。亀井はツアー参加者を装い潜入捜査を始めるのだがツアーには亀井の元恋人・赤森陽子の姿があった。


《主な登場人物
》

【警視庁捜査一課】亀井刑事(小林稔侍)、日下刑事(坂上忍)、十津川警部(萩原健一)、小西刑事(田中哲司)、山本刑事、森刑事 高橋保刑事部長(若林豪)


【旅行会社】赤森陽子(国生さゆり、社長)、福原雅樹(光石研、添乗員)
取材で同行する記者・カメラマン:矢沢和也(小林健)


【ツアー客】柴田大輔(小沢和義)、和田由紀(大路恵美)、井上哲郎(平野稔)、村木秀夫、藤井正博、川崎聡、西岡洋二、安藤行雄(西川弘志)、安藤の息子 健太(鉄オタ)
薬学部教授:浜野宏
大物政治家:三田良介(石立鉄男) 秘書 古賀(藤田宗久)、岡島(元刑事)
三田の愛人:柳沼郁子(宇都宮雅代)


【あらすじ】

ある夜、医大の薬学部教授・浜野宏が遺体で発見された。鑑識の結果、屋上から飛び降り自殺を図ったものと見られた。だが、警視庁捜査一課のカメさんこと亀井刑事(小林稔侍)は、目撃証言や現場で見つかった七五三姿の女の子の写真の切れ端などから他殺の疑いを強める。また、死んだ浜野教授のポケットから、鉄道で日本を一周する「旅号」ツアーへの招待状が見つかる。日本中の駅弁とうまいいものを食べながら9泊10日で日本を一周するというもので、旅好きの浜野教授は、妻と参加する予定だったが、数日前その妻が足を骨折したため、急遽参加を取りやめていた。変死した男が参加しようとしていた「日本一周『旅号』ツアー」。そのツアーの裏側に、血と涙と怨念に包まれた驚くべき事実が隠されていたことを、誰も想像すら出来なかった。

ツアー1日目。ツアーを企画したナインズトラベルの主任添乗員・赤森陽子(国生さゆり)と添乗員・福原雅樹とともに45名が「旅号ツアー」に参加した。乗客はカップルの柴田大輔と和田由紀、親子で参加した安藤行雄と健太、同行取材する記者・矢沢和也、酒浸りの居酒屋店員・村木秀夫、川崎聡、西岡洋二、藤井正博、そして3年前に妻を亡くした井上哲郎ら。川崎、西岡、藤井、井上の4人はナインズトラベルからの招待状でツアーに参加していた。

ツアー2日目。列車が山口県下関駅付近にさしかかった時、事件は起きた。村木秀夫が白目を剥き変死したのだ。急性アルコール中毒による心不全が原因と見られたが、解剖の結果、乗り物酔いの薬「トランベロン」の主成分である物質が大量に検出された。

ツアー3日目。赤森陽子の判断で旅号ツアーは続行された。 その頃に次期総理といわれている国土交通大臣・三田良介へ「現金3億円を持って日本一周旅号ツアーに合流して下さい。要求を拒否した場合は、次の犠牲者はあなたの息子です。」という脅迫メールが届いた。

ツアー4日目。和田由紀が鳥取砂丘を散歩中、何者かに襲われる。

ツアー5日目。京都に着いた一行は、観光を楽しんでいた。集合時間を過ぎてもバスに戻って来ない西岡を捜査した亀井刑事らは、木にぶら下がっている首吊り遺体を発見する。そして西岡はトラベロンを製造していた白山製薬の工場長だった。

ツアー6日目。列車は京都から新潟へ。新潟港から小樽行きのフェリーに乗り込んだ一行は、約8時間の船旅を楽しんだ。捜査は急展開する、村木が3年前まで救急隊員を務めていたのが判明。 3年前に発売された「トランベロン」の臨床試験をしていた浜野教授。 3年前まで病院の事務長をしていた川崎。 「トランベロン」を生産していた会社の工場長をしていた西岡。 3年前に厚生大臣を辞めていた三田良介だった。

3年前に事件を解くカギを睨んだ捜査本部は、白山製薬の柳沼功一という役員が使途不明金の発覚で3年前に解雇されていた。彼は三田良介国土交通大臣が愛人に産ませた子供で、偽名を使ってツアーに参加している。フェリーの上で日下刑事が何者かに襲われた。

ツアー7日目。一行は小樽港に到着して列車で網走へ向かった。 一人でフェリーを降りた藤井が姿を消した。 招待状でツアーに参加した5人のうち、姿を消した藤井を除いて生き残ったのは、鉄鋼会社に勤めていた井上だけとなった。 そして羽田から女満別行きの飛行機に三田が乗った。

ツアー8日目。捜査本部に激震が走った。 藤井も村木と同じ消防署で救急隊員をしていたという。そして矢沢も3年前にスクープをものにすると、トラベロンの取材を続けて、ある時を境に取材をやめていた。その矢沢も忽然と姿を消してしまう。

網走のサロマ湖畔に現れた三田らしき男は、何物かに刺され現金の入った鞄を奪われる。刺されたのは、三田の秘書である古賀だった。

ツアー9日目。釧路から札幌へ広大な大地を駆ける列車は突き進んでいった。 亀井刑事らは乗客全員に対して、本人確認を実施する。車内のトイレで井上は首吊り自殺を図る。

一体何を目的として犯人は人殺しを続けているのか? 殺人列車の謎に亀井刑事と十津川警部が挑む!


【原作】西村京太郎『日本一周『旅号』殺人事件」より

【脚本】友澤晃一

【監督】南部英夫

【制作】テレビ東京2003


・十津川警部が主役なのに、亀井刑事がトップにきている。ショーケンの演技についてあまりにも酷くて、苦肉の策だったようだ。小林稔侍と坂上忍がドラマを運行する役割になっている。確かに犯罪者のような異様な役柄だとピッタリなんだけど、モノローグやナレーションには不適切な声かもしれない。もう二度と番組にキャスティングされることはなかった。


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日本一周「旅号」(ミステリー・トレイン)殺人事件―ミリオンセラー・シリーズ (光文社文庫)西村京

十日間で日本を一周する夢の特別列車「旅号」。その6号車の乗客ばかりが、相次いで不審な死を遂げた。乗り合わせた両親の依頼を受けて、日下刑事がツアーに参加したが、京都、札幌で第三、第四の殺人が!政界の大物につながる陰謀の影を、十津川警部の推理が追いつめる。交錯する旅情とサスペンス!累計一四五万部に迫る、トラベル・ミステリーの記念碑的傑作。


西村京太郎 1930年東京都生まれ。

都立電機工業学校卒業後、人事院に勤務。63年『歪んだ朝』で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。

65年『天使の傷痕』で第11回江戸川乱歩賞を受賞。78年にはトラベル・ミステリーブームの先駆けとなる『寝台特急殺人事件』を発表、ベストセラーに。2005年第8回日本ミステリー大賞を受賞。

十津川警部シリーズは現在も多くの読者の支持を得ており、現在著作は450冊を超える。

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