BS松竹東急「よる8銀座シネマ」では石坂浩二が主演映画「金田一耕助シリーズ」を放送
石坂浩二×市川崑監督によるヒット作「犬神家の一族」
同シリーズは横溝正史の推理小説が原作。石坂演じる主人公の私立探偵・金田一耕助が事件の謎を解き明かす独特のスタイルと、市川崑監督によるショッキングでありながらユーモアを散りばめた演出が話題を呼び、1976年公開のシリーズ1作目となる映画「犬神家の一族」は大ヒット作となった。
10月2日(月)夜8時からは、そんな話題作「犬神家の一族」の“4Kデジタル修復版”を放送。日本の製薬王と言われた犬神財閥の創始者・犬神佐兵衛が不可解な遺言状を遺して他界。犬神家の顧問弁護士の助手が金田一に助力を求める手紙を送るが、金田一の到着を待つことなく毒殺されてしまい…。
10月3日(火)夜8時からは、1977年公開の石坂×市川コンビ第2弾「悪魔の手毬唄」を放送。舞台となるのは、文明社会から隔絶された山深い県境にある鬼首村。古い因習に支配されたこの村で、仁礼家と由良家は20年前より対立していた。由良家に詐欺師が入り込み、殺人が起きたため、磯川警部に呼ばれた金田一だったが…。
10月4日(水)夜8時に放送されるのは、1977年公開のシリーズ3作目「獄門島」だ。瀬戸内海の中ほどに位置する「獄門島」と呼ばれる小島では、網元の二大勢力である本鬼頭と分鬼頭が対立していた。引揚船の中で死亡した鬼頭千万太の遺書を了然和尚に届けるために金田一が獄門島を訪れた3日後、千万太の通夜の日に、本鬼頭家の三女が梅の古木に吊るされた遺体で発見され…。
10月5日(木)夜8時からは、1978年公開のシリーズ4作目「女王蜂」を放送する。伊豆・天城の月琴の里にある大道寺家。その家の娘・智子に求婚していた遊佐三郎が、大道寺家にある大時計の内部で、歯車に引き裂かれて死亡する事件が起こった。金田一は、19年前の事件の真相を解明してほしいと依頼され大道寺家を訪れるが…。
10月6日(金)夜8時より放送の「病院坂の首縊りの家」は1979年公開のシリーズ第5弾だ。渡米用のパスポート写真の撮影に写真館を訪れる金田一。すると、写真館の主人・徳兵衛に身辺調査の依頼をされる。その夜、徳兵衛の息子・直吉は、縊死(いし)事件があったという法眼家の洋間で結婚写真の出張撮影を頼まれるが…。ちなみに同作には、老推理作家役として原作者の横溝本人も出演している。
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