浅見光彦シリーズ『隠岐伝説殺人事件』
浅見光彦シリーズ10「隠岐伝説殺人事件」
BSTBS 2023/10/20(金)午前9:59~ひる12:00
素人探偵・浅見光彦が連続殺人事件を推理・解決する。
日本海に浮かぶ隠岐島で後鳥羽上皇の遺跡調査が行われる事になった。ルポライターの光彦も随行記を書くため発掘団に参加して隠岐を訪れる。
ところが島には後鳥羽上皇の祟りが伝えられ、数ヶ月前に村の若者が小さな池で溺死する事故が起きていた。
そして発掘団が到着した翌朝に、発掘へは猛反対していた小野老人が海から溺死体で浮かび上がる。若者も小野も笑い顔のまま死んでしまう奇妙な共通点があった。
遺跡の盗掘を企てた発掘団の責任者である教授も、後日に笑い顔の変死体で発見される。死因は毒物と考えられたが、体内から毒の検出は出来ずに事件は難解を極めた。
そんな時に光彦は隠岐に源氏絵巻の調査に訪れた研究生・貴恵から、事件の夜に同行者の大学教授・白倉が深夜1人で出掛けていった事を聞きいて調査に乗り出したのだった。
【出演】
辰巳琢郎→浅見光彦
村井国夫→浅見陽一郎
加藤治子→浅見雪江
山本郁子→浅見和子
井上彩名→吉田須美子
中山忍→佐治貴恵
津島恵子→琴野老女
高松英郎→北本
神山繁→白倉秀明
渥美國泰/佐藤B作/清水アキラ/草薙幸二郎/佐々木勝彦/渡辺寛二/庄司永建/佐藤直子/矢崎文也/荒川大三郎/望月栄希/安食剛/工藤麻子/中村直樹/湯川英亮/大道寺俊典 ほか
◆スタッフ
演出:脇田時三
脚本:石原武龍
TBS制作
過去の人間模様がミステリーの根幹となっている原作なのだけど、後半は一気に端折った脚本となってしまった。
佐治貴恵が行ったという問題の邸内部が省略されて、あっけない展開でドラマは終わる。
『隠岐伝説殺人事件』内田康夫
隠岐島の小さな池で若者が笑いながら溺死した。島の老人・小野仙一は「後鳥羽上皇の祟りだ」とつぶやく。
それから半年、東京品川の古い屋敷で、遺失したはずの源氏物語絵巻を偶然見てしまった佐治貴恵は、国文学の教授・白倉秀明に相談をする。教授は謎を解くために隠岐島に行こうと提案をする。
一方、浅見光彦も後鳥羽上皇の遺跡発掘調査隊に同行して隠岐島に行くことになった。調査の無事と成功を祈願して隠岐神社で御祓いをしていると、小野仙一がやってきて、祟りがあるから調査をやめろと忠告していく。半年前の溺死事件に興味を持った光彦だが、その夜、小野が水死体となって発見された。
【あとがき】によれば『野生時代』に六回連載された後、刊行予定されていたという。しかしミステリーが完結しない為に、編集者からの提案で、続きを新たに下巻として半年後に刊行されたらしい。
「プロットを書かない主義の証明」だと、予定外の上下巻になってしまったことを省ている。
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