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2023年11月29日 (水)

浅見光彦シリーズ「長崎殺人事件」

BSTBS2023/11/30(木)午後1:55~4:00

内田康夫原作・浅見光彦シリーズ第19弾。

久々に母・雪江が光彦の旅に同行して、異国情緒満点の長崎で連続殺人に巻き込まれる。男女の、そして親子の愛をテーマに風景、食べ物、長崎ゆかりの物語を散りばめて展開されるストーリーは旅サスペンスの決定版。

【ストーリー】
長崎の数ある観光名所の一つ、眼鏡橋の下で、男が殺された。男はカステラ連合組合の会長・山岡(仙波和之)で、その胸には凝った彫り物を施した懐剣が突き刺さっていた。

ルポライターの浅見光彦(沢村一樹)は「長崎の食と歴史」をテーマにした取材に出ることになった。だが、うっかり朝の食卓でそれを話したために、母の雪江(加藤治子)も同行することに。

市内観光でべっ甲細工の店を訪れた二人が店の若夫人・紗綾子(野村真美)の説明を聞いていると、紗綾子の笑顔が急にこわばった。店の外から自分を見つめるジャンパーの男に気づいたのだ。紗綾子は男を追うように店を出ていくが、その二人の後を、若い女が尾行していた。その後、取材先のカステラ店・松風軒を訪ねた光彦と雪江は、先刻のジャンパーの男が店主の松波(林隆三)で、その後をつけていた若い女が娘の春香(宝生舞)であることを知る。


【出演】沢村一樹、加藤治子、村井国夫、林隆三、宝生舞、黒田福美、野村真美、新井康弘、岡本信人、ラサール石井 ほか

制作年2004年テレパック/TBS

【プロデューサー】矢口久雄、大高さえ子

【ディレクター】山内宗信

【原作】内田康夫

【脚本】石原武龍、橋塚慎一


キャスティングがなかなかユニークですね。犯人役が誰だとか、安易にブログに記載する人もいるけれど、スタッフのことや視聴する人たちのことを考えていただきたい。ミステリーって犯人がわかったら、観る気をなくしてしまうだろう。『ブログ犯人ばらし殺人』なんて、物騒なシナリオをテレビスタッフは考えて実行するかも試練ですよ。


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『長崎殺人事件』内田康夫

「殺人容疑をかけられた父を助けてほしい」。作家の内田康夫のもとに長崎から浅見光彦宛の手紙が届いた。早速、浅見に連絡をとると、彼は偶然、長崎に。名探偵・浅見さえも翻弄する意外な真相とは。


作品の舞台が歴史ある長崎というが惹かれる。異文化がたくさん残されている港街は一度でも行ったら忘れられない。

長崎カステラには老舗があり、最も古いのが松風軒だと代々の主人は言い伝えてきた。昭和初期から戦前にかけて文化堂は東京、大阪に拠点を移して菓子メーカーとしての地位を森永や明治など大手企業数社に次ぐほどになっている。福乃屋も地元長崎での売上高は実力を誇っている。文化堂の名前に対して味の点では福乃屋が上だとイメージをつくり上げてしまった松風軒が時流に乗り遅れた。小説のなかでいう松風軒は松翁軒、文化堂は文明堂、福乃屋は福砂屋でしょうか。たしかに長崎のカステラの味わいは、異国情緒がある。そんな長崎への想いも小説に生かされている内容でした。

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