『木曽街道殺意の旅』西村京太郎
『木曽街道殺意の旅』西村京太郎
その執念深さで捜査一課の名物刑事と謳われた奥田が、退職直後に木曽の宿場町で失踪した。さらに実在しない奥田の娘から捜索依頼の手紙が、十津川警部のもとに届く。奥田の妻も入院先の病院で不審な焼死を遂げ、事件は混迷を深める。奥田の残した写真を唯一の手がかりに、十津川・亀井コンビは、山深い木曽路に赴くが……。
〈目次〉
第一章 一通の手紙
第二章 殺意のバイパス
第三章 人間の鎖
第四章 夜の死
第五章 再び福島宿
第六章 対決
『西村京太郎トラベルミステリー』で十津川警部、亀井刑事というコンビを演じてきた高橋英樹と高田純次さん。
ほとんど刑事ドラマは観てないから、「じゅん散歩」のキャラクターがひとり歩きしてます。十津川刑事シリーズを読んで、勝手なキャスティングして楽しむのも読書の面白さでしょう。
ミステリー界の黄金コンビ“十津川警部”と“亀井刑事”が旅情あふれる映像ドラマ。高田さんは2012年に長らく亀井刑事を演じてきた愛川欽也さんにかわって登場。味わい深い演技で10年間演じた。
現在では十津川警部(渡瀬恒彦)と亀井刑事(伊東四朗)のコンビが定着している。
亀井キャラクターを演じた髙田純次さんと伊藤四郎さんの強烈なイメージは、小説を読んでも甦る。原作には描写されてない動作や喜怒哀楽の表情が浮かんでくる。
ドラマになった小説とドラマにならない小説は、良くも悪くも運命の別れ道。
句読点がやたらと多くて、読むのに障害となるほどだ。担当編集者は原稿を読書の立場から推敲しているのか。文章は読みやすく滑らかにしていただきたいものだ。

























