【最終回】さらば家康。遂に乱世に終止符。 大河ドラマ「どうする家康」NHK
大河ドラマ「どうする家康」は弱小国・三河の主が、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げるのか。
いよいよ最終回は「神の君へ」。徳川家康(松本潤)は豊臣との決戦に踏み切り、乱世を終える覚悟で自ら前線に向かった。
真田信繁(日向亘)らは家康の首をめがけて攻め込んだ。徳川優勢の中、千姫(原菜乃華)は茶々(北川景子)と豊臣秀頼(作間龍斗)の助命を訴えたが、家康が下した決断は非情だった。
翌年に江戸は活気に満ちあふれて、僧・南光坊天海(小栗旬)は家康の偉業を称え、乳母・福(のちの春日局)(寺島しのぶ)は竹千代(のちの徳川家光)に“神の君”の逸話を語る。
そんな中で家康は、突然の病に倒れるという展開。
家康は1話目で信長と出会い、最終話で茶々の最期を受け止める。そして織田家から解放された家康は、戦なき世を迎える。
茶々は信玄(阿部寛)、勝頼(眞栄田郷敦)、信長、秀吉(ムロツヨシ)、昌幸(佐藤浩市)、秀頼といった乱世の亡霊すべてを背負って、この世を去る。炎上する大坂城、死の直前に茶々が言い残す言葉がとても恐ろしく深い。まるで家康に呪いをかける。とても強く華やかで、そして美しい。
今作の「大坂夏の陣」(慶長20年、1615年)は徳川VS豊臣=家康VS茶々の最終決戦である。
最終回のみに出演すふ小栗旬の演じる天海は、卓越した知識と教養を持ち、家康に取り立てられ暗躍と遺言を託された。家康の死後、「東照大権現」として神格化をはかり、久能山東照宮から日光東照宮に改葬した。
「鎌倉殿の13人」最終話では、冒頭で「吾妻鏡」を読む松本演じる家康が登場。茶腕を手に取ろうとした際、中身をぶちまけて「どうしよう」とつぶやく……というシーンだった。
後番組からのサプライズが、今回は前番組からのサプライズとなった。
【最終回】さらば家康。遂に乱世に終止符。
大河ドラマ「どうする家康」NHK https://youtu.be/k1KAAqapGkU?si=g9FYoiXIv6H3
家臣たちから感謝の言葉を次々と掛けられ、「自分は幸せ者」だと涙が止まらなくなる家康。そして宴が始まり、えびすくいでオールキャストな場は盛り上がる。いつか戦なき世がいつかやってくることをどこかで確信する。
そんな家康が縁側で、瀬名と隣り合って見つめる先には現代日本の風景が広がり、東京タワーが遠方に見えるシーンで完結した。
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