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2023年12月15日 (金)

第170回芥川龍之介賞候補作品

12月14日(木)、日本文学振興会より第170回芥川龍之介賞の候補作が発表された。

芥川賞は、直木賞と同じく日本文学振興会が昭和10年に制定。新聞・雑誌(同人雑誌を含む)に発表された純文学短編作品のうち最も優秀なものに贈られ(応募方式ではない)、主に無名もしくは新進の作家を対象としている。授賞は上半期・下半期の年2回。

選考委員は、小川洋子・奥泉光・川上弘美・島田雅彦・平野啓一郎・堀江敏幸・松浦寿輝・山田詠美・吉田修一の各氏。

第170回芥川龍之介賞候補作品

・安堂ホセ「迷彩色の男」(文藝秋季号)

・川野芽生「Blue」(すばる8月号)

・九段理江「東京都同情塔」(新潮12月号)

・小砂川チト「猿の戴冠式」(群像12月号)

・三木三奈「アイスネルワイゼン」(文學界10月号)

ノミネートされた5名のうち、川野芽生さんが初の候補入り、安堂ホセさん、九段理江さん、小砂川チトさん、三木三奈さんは2度目の候補入りとなった。

選考会は、2024年1月17日(水)に築地「新喜楽」にて開催。贈呈式は、2月下旬に都内で行われます。また受賞作は、2月9日(金)発売の『文藝春秋』3月号に全文と選評を掲載。直木賞受賞作は、2月22日(木)発売の『オール讀物』3・4月合併号に作品の一部と選評が掲載される。

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