<サスペンス劇場>浅見光彦シリーズ日光殺人事件
日光で起こった謎の事件…光彦がその真相に迫る!
BSフジ12月22日12時から14時放送
ルポライターの浅見光彦(中村俊介)は明智光秀伝説の取材で、日光に来ている。華厳ノ滝付近で男の飛び込み自殺があり、死体を収容すると、別の白骨死体が出てきた。白骨死体は鑑識の結果、失踪した智秋家の次男、次郎(山口粧太)だった。
智秋次郎を慕っていた姪の朝子(原沙知絵)は、次郎が自殺したとは信じていない。光彦は朝子から、次郎が失踪する前に詠んだという歌を見せてもらう。
朝子は次郎が死を予感して、歌を残したのではないかと考えていた。光彦は次郎の死の真相にせまる。
<出演者> 中村俊介、 原沙知絵 、愛華みれ 、織本順吉 、山口いづみ 、小倉一郎 、大出俊 、小倉久寛 、榎木孝明、 野際陽子 ほか
<スタッフ> 原作:内田康夫
企画:保原賢一郎 プロデューサー:金丸哲也、武部直美、小林俊一
脚本:峯尾基三
演出:金佑彦
音楽:渡辺俊幸
制作:フジテレビ、東映
『日光殺人事件』内田康夫
「“日光”で面白いものを発見した」この一言を遺し、日光近くにある大牧場主・智秋家の次男が失踪、車だけが山形の日向川に・・・。
二年後、華厳の滝で白骨となって見つかった。
──天海僧正=明智光秀説の取材で日光を訪れた 名探偵 ルポ・ライター ・浅見光彦は、智秋家令嬢・朝子のため、この事件を追った。秀逸な旅情ミステリー。
(光文社文庫より)
取材で日光を訪れた浅見光彦は、華厳の滝で飛び込み自殺に遭遇。そこで別の白骨死体が発見されて、死後2年ばかり経っているとみられ、白骨死体が自殺か他殺なのか。
死体の身元は膨大な資産を有する智秋グループの一族のひとりだった。2年前から行方不明の智秋次郎で、 彼の乗用車は山形の鶴岡方面に放置されていた。
智秋家一族の中興の祖である智秋友康が病床にあり、跡継ぎの思惑があった。
友康の長男友忠の娘・朝子は今回のヒロインで、ユキという白馬に跨って、牧場を疾駆する。 次郎は友康の次男で、朝子にとっては叔父となり、短歌を趣味としていて、かつての短歌仲間が葬儀に参列する。そして短歌仲間の一人が、西伊豆で 死体となって発見される。 日光の事件と関係あるのかどうか、光彦は西伊豆土肥へ向かう。
作中には8首の短歌作品が使われて、巻末に作者名が記されてる。
雪はまた雪のかなしみを育てをり翳りつつ白し今朝のかなしみ 小林孝虎
黙々と川は流れる 押し通る 時のはざまを 俺の心を 出頭寛一
天をさす枝ことごとく黄落せし空間にしてひかりは宿る 春日井建
終日をひたすら短き草を食む馬よ太古より同じ像(かたち)に 矢部茂太
衰へのみえたる芝のやさしくて手をつけば素足になれと芝が言ふ 小池光
わが胸の恋つめたくもよみがへる夜道の氷踏めば音して 宗政五十緒
わが夢に入り来てわれを殺しゆく影くろぐろと春はつづけり 小中英之
嫁ぎゆく子の明けくれや身にしみて杏の花の野の花あかり 草野源一郎
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