〈バニラの香りと記憶力〉
〈バニラの香りと記憶力〉
リラックス作用があるバニラの香り、怒りや不安を鎮めて、緊張やストレスをほぐす。
気持ちを前向きにして幸福感を与えてくれる。脳の大脳辺緑系の中にある記憶をつかさどる海馬には、香りや匂いがダイレクトに届く。バニラの香りを目覚めに嗅ぐと、それは鮮烈に脳に残り記憶力に働く。
レモンの香りがすると映像の動きが遅く、バニラでは速く感じられ、脳の働きの変化も確認した研究成果がある。脳は異なる感覚を併用して、影響させ合いながら情報を処理している。これは「クロスモーダル現象」といわれて、脳の情報処理はまだまだ謎が多く、ブラックボックスに近いらしい。
https://aroma-guide.net/essential/vanilla.html
認知科学評論家:中野信子さんによれば
●バニラの香りには記憶力を良くする効果がある。バニラの香りで一杯にさせた部屋で覚えさせた群とそうでない群では、覚えている量が違うという結果が出た。
さらにバニラの香りには強壮効果、リラックス効果もある。食べると抗菌効果が期待できて感染症予防になる。
●恋愛中は甘さをより感じやすい。
恋をすると活動する脳の前帯状皮質は、甘さを感じる部分と一緒。恋をすると甘さを感じたときと同様に脳の前帯状皮質が活性化する。
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