Coitus reservatus(コイタス・レゼルヴァトゥス)
coitus 「性的な交わり、性交」という意味で、1848年に科学的な用語として使用された。
ラテン語のcoitus(「一緒に会うこと;性的な結合」)の過去分詞で、coire(「一緒に来る、会う」という意味)に由来しています。この語は、com(「一緒に」という意味、co-も参照)という語と、ire(過去分詞itus)(「来る、行く」という意味、PIE(印欧語族)の語根*ei-から来ています)が組み合わさって作られています。 中世英語では、15世紀初頭にcoiteとして使われ始める。
英語でCoitusは、〈会合、結合〉などという一般的な意味で、また磁力や惑星の結合などを指すのに使われていたが、その後、性的な意味が主流となる。
Coitus interruptus(コイタス・インタラプトゥス)とは、「避妊を目的として、射精前に自主的に陰茎を膣から引き抜く性交」を意味して、1886年に(ドイツ出版物では1885年に)使われ始めた。
意図的なコントロールによって性交を長引かせることを指すCoitus reservatus(コイタス・レゼルヴァトゥス)は、英語では1890年に(ドイツ語では1880年に)使用されている。
(coitus re・ser・va・ti /rèzərvéitai/)《医学》保留性交
哲学に限りなく近い、男性原理と女性的な世界との交接である。
「漂流しながら、互いに眼を開いて相手の目の中を見入る。視力を失ったように呆然としながら、心や魂が交わっていくのである」
このエロスの漂流は一人では出来ない。欲望を遥かに超えた行為とも言える。多くの人間は肉欲に果ててしまうのであった。
【生命の樹】
〈チャクラが22の工程を経る〉図解
coit (n.1) "coition," 15世紀初頭、ラテン語の coitus「一緒に行くこと」、また「性交」から派生し、coire「一緒に行く」。
coition (n.) 1540年代、「一緒に行くこと、出会うこと」という意味で、ラテン語の coitio(主格coitionem)から派生した。これは「出会い、会合、交尾」という行為の名詞であり、coitus の過去分詞形である coire「一緒に行く、一緒に来る」という動詞から派生してる。
英語で「交尾」という性的な意味が使われるようになったのは、1610年代からで(同じ意味で coiture は1570年代から使われて)いる。
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