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2024年3月16日 (土)

たらちね【垂乳根】 の解説

たらちね【垂乳根】 の解説

《枕詞「たらちねの」から》

1 母。母親。

「—の消えやらで待つ露の身を風より先にいかでとはまし」〈増鏡・新島守〉

2 親。両親。父母。

「—はいかに哀れと思ふらむ三年になりぬ足たたずして」〈今鏡・六〉

3 父。父親。

「—もまた垂乳女 (たらちめ) もうせはてて頼む陰なき歎きをぞする」〈拾玉集・一〉


たらち‐め【垂乳女】 の解説

《「垂乳根 (たらちね) 」からの類推で生じた語》生みの母。母親。

「—や止まりて我を惜しまましかはるにかはる命なりせば」〈千載・哀傷〉

出典:デジタル大辞泉(小学館)

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