日曜ミステリー 警視庁強行犯係樋口顕 雛菊 テレビ東京3月31日14時〜16時放送
主演・内藤剛志×原作・今野敏「樋口顕」放送20周年記念SP!
かつて愛人の子を誘拐した女性が殺害された!犯人は元夫、愛人、隣人、弁護士…?事件は二転三転し…!?
芝浦埠頭で絞殺体が見つかり、警視庁捜査一課・強行犯係の樋口顕(内藤剛志)らは現場へ急行。くの字に曲がった遺体を見る限り、別の場所で殺害され、長時間かけて車で運ばれてきたようだ。やがて氏家譲(佐野史郎)の情報で、身元が山下ひろ子(生駒里奈)だと判明。実は6年前に夫・山下淳史(武田航平)と愛人・菜摘(瀬戸さおり)の間に生まれた子を誘拐した過去が。その後、山下は菜摘と再婚。ひろ子は慰謝料を請求したが、当時弁護を担当した草間季衣(霧島れいか)の話では、依頼は気の毒に思った舅から。ひろ子は離婚に消極的で慰謝料も季衣の説得によるものだった。旧姓の太田となったひろ子は、狛江の介護施設に勤務していたが、介護施設を開業する夢を叶えるため10日ほど前に退職。同僚は故郷に帰ったと思っていたという。そんな折、ひろ子の家の前で山下が「話を聞いてくれ!」と叫んでいたことがわかり…。
【出演者】
樋口顕…内藤剛志
遠藤貴子…矢田亜希子
樋口照美…逢沢りな
菊池和馬…佐野岳
藤本由美…片山萌美
中田裕之…小松利昌
吉崎衛…斉藤暁
樋口恵子…川上麻衣子
天童隆一…榎木孝明
氏家譲…佐野史郎
ゲスト
草間季衣…霧島れいか
太田(山下)ひろ子…生駒里奈
山下淳史…武田航平
山下菜摘…瀬戸さおり
津島 匡彦…金児憲史
筒井秀夫…篠山輝信
西野秋江…オカリナ(おかずクラブ)
【原作】今野敏「警視庁強行班係・樋口顕」シリーズ(幻冬舎)
【脚本】坂上かつえ
【音楽】福廣秀一朗
【主題歌】ReN「Decision」(ワーナーミュージック・ジャパン)
【監督】金佑彦
テレビ東京のドラマ「警視庁強行犯係 樋口顕(あきら)」では、仕事と家庭のはざまに悩みながらも愚直に事件に向き合う主人公の刑事、樋口顕を演じる内藤剛志(67)さん。
「人間はこうやって生きているんだぞ、という希望みたいなものをお届けしたい」という。
原作は警察小説で知られる今野敏の「警視庁強行犯係・樋口顕」シリーズ。
家では妻と娘に頭が上がらないが、刑事としては現場に足を運んで多くの証言を集め容疑者に迫る。そんな樋口を演じる上で意識したことが「二点ある」という。
一つは「普段はすれ違っても覚えていないような、目立たない白黒のような人物として登場し、事件発生とともにカラーになっていくところ」。
もう一つが「刑事としてのルールは守るが、取調室で容疑者に気を使うなど、ちょっとだけ逸脱するところ」という。
一方で、さまざまな刑事を演じながら、一貫しているのが「夢や希望を届けたい」と語るり
「番組を見終わった後に、何か生きているっていいな、と思わせることができれば。僕らがやっているのはフィクションですが、刑事って正義を背負う。“希望を届けなければ、何がドラマか”と思います」
今作は病気で治療していた佐野史郎の連ドラ復帰作。
「元気になって長いシーンを演じることができるのはかなり久しぶりで、うれしい。仲間ですから。病気と闘う中で思ったことをお土産として私たちに伝えてくれると思う」とそんな佐野さんも参加する、撮影現場は犯人役も含めてワイワイとにぎやかで、「『何がうまい?』とか、ほとんど私語」だが、それが本番に向けての慣らし運転になっている。
「警察サスペンスなので犯人捜しを楽しんでほしい。同時に、今の時代の空気感がドラマの中に映り込んでほしいという思いが強くある。悲しくてしんどい時代。だからどこかに希望、明るさを届けないと」。
演技派の佐野さんと内藤さんの共演は、再放送でも楽しめるドラマでしょう。
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