市原悦子主演「カナリアの唄殺人事件」1989年
元華族の女の愛憎と悲劇を描いたサスペンスドラマ。高層アパートの一室で田村達三(高橋悦史)が両手を赤い紐でくくられ、心臓をひと突きにされ死んでいた。さらに、美容師で妻の英子(左時枝)も死体で発見される。
彼女達、三殺しの凶器と思われる裁縫用の目打ちを握ったまま転落死していた。
警察は英子たちが無理心中をはかったとみるが、捜査を進めるうちに一人娘の知恵(伊藤麻衣子)が三日前から行方不明になっていることが判明する。
【出演】市原悦子 高橋悦史 伊藤麻衣子 左時枝 渥美国泰 藤堂新二 小野武彦 日高澄子 ほか
【原作】斎藤澪 「金糸雀(カナリア)の唄殺人事件」
脚本 柴英三郎
監督 黒沢直輔
公開・放送年 1989年
斎藤栄の小説に「金糸雀(かなりや)の唄殺人事件」という作品があるが、内容は推理小説だが本作とは異なる作品。
作家の岩井志麻子さんが「私にとってのとっての市原悦子ドラマ代表作」と大絶賛していた番組である。
特異な声と細やかな演技が堪能できる、二時間ドラマとなっている。
安部公房原作、勅使河原宏監督『燃えつきた地図』に出演していた市原悦子さんを思い出してしまった。
演技の高い密度をみてると、共演する俳優さんが粗雑なものに感じられてしまう。
【あらすじ】
高層マンションの一室で、田村達三が両手を赤い紐で縛られ、裁縫用の目打ちで心臓を刺されて死亡、地上では、血のついた目打ちを握った妻の英子が転落死していた。
無理心中とみられたが、夫婦の一人娘・知恵が3日前から行方不明になっている。
上流社会に憧れ、ホテルの接客係をしている知恵は、元侯爵朱雀川家令嬢の結婚披露宴で見た、朱雀川家の次男・隆仁に心を奪われていて…。
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