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2024年7月23日 (火)

宮藤官九郎「2024年6月度ギャラクシー賞月間賞」

放送批評懇談会が選ぶ「20246月度ギャラクシー賞月間賞」が22日に発表され、宮藤官九郎氏(54)が企画・監督・脚本を務めた4月期のテレビ東京ドラマ25「季節のない街」(金曜深夜042)が受賞した。


宮藤氏は脚本を手掛けた1月期のTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(3月度)に続く2クール連続の月間賞受賞の快挙。現在放送されている7月期のフジテレビ10”「新宿野戦病院」(水曜後1000)も脚本を担当。3クール連続の月間賞受賞(9月度)となるか、注目される。

 選評も「巡り巡っての最終回、乱闘暴発騒動の派手な終宴には不思議な説得力を感じさせられた。またそれが、世界を引っ繰り返してしまうような決定的な大爆発とはならずに、妙に諦念的な静かな収まり方に転じて幕となるところには、企画・監督・脚本の宮藤官九郎のこの時代、この社会への悲痛で哀切的な視線もあるのかもしれない、と思わされた」と絶賛した。

 「季節のない街」は、黒澤明監督の映画「どですかでん」(1970年公開)の原作にもなった山本周五郎の同名小説をベースに、舞台を仮設住宅のある「街」へ置き換え、現代の物語に再構築。238月に「Disney+」で配信されたが、今回、テレ東で地上波放送されたため、受賞に至った。

 6月度は「アンメット ある脳外科医の日記」(関西テレビ)「ETV特集 死亡退院 さらなる闇」(NHK)「NHKスペシャル 法医学者たちの告白」(NHK)も受賞した。

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