石黒賢が読む、西村京太郎「十津川警部の休暇」NHKFMドラマ
西村京太郎の短編小説「十津川警部の休暇」をお送りします。名物刑事が登場するミステリーを、俳優・石黒賢さんの巧みな語りで、堪能ください。NHKFM放送5回シリーズ。
8月12日(月) 〜16(金)午後6:35〜午後6:50
休暇で妻と滞在する旅館で起きた、野良猫の毒殺事件。旅館の関係者や、猫の住んでいた寺の住職から情報を集めていくうちに、物語は思わぬ方向に進んでいきます。
西村京太郎『十津川警部の休日』
十津川警部は高校時代の友人で画家の本山から、一夕旧交を温める誘いを受け、
滞在先の熱海の伊豆山神社に近い旅館に赴いたが、本山は不在で翌朝まで戻ってこなかった。
東京に戻った十津川だが、そこに飛び込んできたのは、別居中の本山の妻、由美が殺されたという知らせだった。
十津川警部が本山由美殺害事件の捜査に乗り出したが……!?
この原作短編集にはラジオドラマのエピソードはなくて、他の短編から抜粋したのか、オリジナル脚本なのかもしれない。
短編小説「十津川警部の休暇」はあるのだろうか?
ネットで検索すれば、
十津川警部の休暇(『週刊小説』1994年7月22日号)
とあった。まぎらわしいが自選短編小説集に収録されているようだ。
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