『高村薫サスペンス 去りゆく日に』字幕放送
BSテレ東 2024年8月3日(土) 11時30分~13時30分
河原に残された“行儀”の良い死体の謎! 退職刑事最後の追跡と妻の裏切り・・・
定年退職を1ヵ月後に控えた亀有北署刑事・松井和郎(小林稔侍)は、変死体発見の連絡を受けて、現場の河川敷へ急行。遺体は、不動産会社社長の朝倉幸介(沼田爆)と判明。和郎は、部下の阿部(蟹江一平)に遺体の着衣についた土の鑑識を急ぐよう促す一方、着衣がきれいに整えられていることに首を傾げる。さらに現場に駆けつけた朝倉の後妻・妙子(川上麻衣子)が、ブーツを履いていることに違和感を覚えた―。
【出演】:小林稔侍、高畑淳子、川上麻衣子、蟹江一平、神保悟志、山下容莉枝、濱田万葉、松澤一之、池田政典、沼田爆
原作 高村薫 「去りゆく日に」
脚本 田辺満
監督 福本義人
2009年初放送
『去りゆく日に』高村薫
1993年に刊行された短編小説集『地を這う虫』に収録。
失意の内にあっても誇りを失わない男たちよ。老刑事、国会議員の運転手、サラ金の取り立て屋が見据えた闇の底。歪みを抉る会心作。

ふぐ🐡毒を
https://l.smartnews.com/3g9r2
以前にも長編ドラマを制作することで、長編小説は分量が多過ぎて端折ることになってしまうケースについて記載した。
短編小説のほうがドラマ脚色には、適切な展開が出来る場合が多い。
このドラマ化では定年退職にまつわる、人間描写がされてあるようで、それがミステリの展開を怠いことになっている。「もう一花咲かせたい」「かえり咲きできるか」とか原作の台詞が、何度も回想されたりしている。
« 目玉焼き | トップページ | 新美の巨人たち【夏休み!“動物園デザイナー”野生の魅力×田中直樹】[字] »
コメント