『幽霊候補生』赤川次郎
オール讀物推理小説新人賞受賞作「幽霊列車」第2弾。
「どんな事件もたちまち解決」を誇っていたオニ警部・宇野だったが、推理マニアの女子大生・永井夕子に出会ってからは、惚れた弱みでふりまわされっぱなし。
あるとき「乗用車・湖へ転落ーー大学生2人絶望」のテレビニュースを見て仰天。なんと車に乗っていると報道されたのは夕子だった。
22歳の若さで、詰まらない事故で死んでしまうとは。遺体が発見されないまま、茫然と過ごした5か月後、失意の宇野警部はある事件を捜査中、件の湖で撮られた写真に夕子の姿を見つける。すぐさま車に乗りこみ、深夜に湖に到着するが、そこで宇野を出迎えたものは!?
『幽霊候補生』赤川次郎【目次】
幽霊候補生
双子の家
ライオンは寝ている
巷に雨の降るごとく
眠れる棺の美女
『幽霊列車』についでの続刊は名コンビ好調で、なかなか凸凹ふたりらしい、アイデア溢れる展開であります。
それにしてもマンガ化された幽霊シリーズは、キャラクターデザインも原作から離れてるし、似たり寄ったりの顔である。コマ割りがアップショットばかりで、位置関係も不明瞭で読みにくい。
原作小説からメディア表現を学んで欲しい。
赤川次郎(アカガワジロウ)
1948(昭和23)年2月29日、福岡生まれ。桐朋高等学校卒業。1976年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞、以来ベストセラー作家として活躍。「幽霊」シリーズの他に、三毛猫ホームズ、三姉妹探偵団など、数々の人気シリーズがあり、著作は600冊を超える。2005年に第9回日本ミステリー文学大賞、2016年に「東京零年」で第50回吉川英治文学賞を受賞。
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