「横尾忠則の人生スゴロク展」横尾忠則現代美術館
世界的美術家、横尾忠則さんの物語性に富む人生を作品で振り返る展覧会「横尾忠則の人生スゴロク展」が17日、神戸市灘区の横尾忠則現代美術館で開幕。
「受け身」「運命まかせ」と語る歩みを「すごろく」に見立てて構成される。
実際にルーレットを回して遊びながら鑑賞する。誕生から思春期に至る多感な時期を過ごした西脇編、デビュー作から近年までの作品をまとめた東京編に分け、計71点を展示。
西脇編では幼少期の記憶を後年描いた作品などが並び、熱を出した際に見た夢を描いた作品ではキャプションに「1回休み」と記されている。
東京編では大きな衝撃を与えた阪神・淡路大震災に関連する作品もある。被災地を元気づけるために制作したチャリティーポスターなど5点を展示。
特設コーナーでは、阪神・淡路について同館がインタビューした映像もあり、震災後の神戸を訪れた際の記憶などを語っている。
展覧会「横尾忠則の人生スゴロク展」
兵庫・神戸の横尾忠則現代美術館にて、2025年1月17日から5月6日まで開催。
神戸市灘区原田通3-8-30
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