ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの名言
知識を身につければ十分? 否。何事かに応用せよ。 望むだけで十分? 否。行動を起こせ。
財貨を失ったら働けばよい、名誉を失ったらほかで名誉を挽回すればよい、勇気を失ったものはこの世に生まれてこないほうがいい。
世界は粥で作られてはいない、君たちは怠けてぐずぐずするな、喉が詰まるか消化するか、二つに一つだ。
物事を明確に書き記したいときには、まず考えを明確にせよ。崇高なものを書くためには、まず崇高な心を手に入れよ。
誰もがすばらしい人になりたいと願っている。一方、成長することは誰も望んでいない。
どの内閣でも新聞紙上に発表する意見はいっこう面白くない。政治の力は実行することであって、演説する事ではないからである。
気持ちよい生活を作ろうと思ったら、済んだことをくよくよせぬこと、めったに腹を立てぬこと、いつも現在を楽しむこと、とりわけ、人を憎まぬこと、未来を神にまかせる。
なんでも希望をもつということは、それ自体が立派な行いです。
人を知る最も良い方法は、その人が何を可笑しいと思うかを知ることだ。
楽しめるときには楽しめ。耐えなければならないときに耐えろ。
人生はおよそ二種類のものがある。できるけれどもしない。したいけれどもできない。
知とともに疑いは育つ。
ことばは詩人の武器である。
空気と光と友人の愛。これだけ残っていれば気を落とすことはない。
自分の身体や精神の状態について考え始めると、通常病んでいることに人は気づく。
人々が自分に調和してくれるように望むのは非常に愚かだ。
青年は教えられることより刺激されることを欲するものである。
あの人が私を愛してから、 自分が自分にとってどれほど価値のあるものになったことだろう。
才能はひとりでに培われ、性格は世の荒波にもまれてつくられる。
王様であろうと、百姓であろうと、自己の家庭で平和を見出す者が、いちばん幸福な人間である。
お前のほんとうの腹底から出たものでなければ、人を心から動かすことは断じてできない。
10歳にして菓子に動かされ、20歳にしては恋人に、30歳にして快楽に、40歳にしては野心に、50歳にしては貪欲に動かされる。いつになったら人間はただ知性のみを追って進むようになるのであろう。
喜んで行ない、そして行ったことを喜べる人は幸福である。
活動的な馬鹿より恐ろしいものはない。
涙とともにパンを食べた者でなければ人生の味はわからない。
苦しみが残して行ったものを味わえ!苦難も過ぎてしまえば、甘い。
心が開いている時、この世は美しい。
花を与えるのは自然であり、それを編んで花輪にするのが芸術である。
あなたにできること、あるいは夢見ていることがあれば、今すぐ始めなさい。向こう見ずは天才であり、力であり、魔法です。
ゲーテ《Johann Wolfgang von Goethe》[1749~1832]ドイツの詩人・小説家・劇作家。小説「若きウェルテルの悩み」などにより、シュトゥルム‐ウント‐ドラング(疾風怒濤しっぷうどとう)運動の代表的存在となる。シラーとの交友の中でドイツ古典主義を確立。自然科学の研究にも業績をあげた。戯曲「ファウスト」、小説「ウィルヘルム‐マイスター」、叙事詩「ヘルマンとドロテーア」、詩集「西東詩集」、自伝「詩と真実」など。
《原題、〈ドイツ〉Goethe》ドイツの文芸史家、グンドルフによるの評論。1916年刊。
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