小冊子『熱風』2025年3月号の特集は映画『ファーストキス 1ST KISS』 塚原あゆ子監督 ロング・インタビュー /前川國男設計 神奈川県立図書館の"時間"」
2025年03月10日刊行
≪春の野辺≫
口絵From Pak Thong Chai 74(写真&詩 カンヤダ)
巻頭詩 雲の行き来(池澤夏樹)
特集Ⅰ/映画『ファーストキス 1ST KISS』
塚原あゆ子監督 ロング・インタビュー
「文化はすべて消費され、廃れていくものだという覚悟をして挑まなかったら、
迎合していくという努力すら失うことになりませんか」
特集Ⅱ/前川國男設計 神奈川県立図書館の"時間"
「名建築だから残って当たり前」ではない【インタビュー】 (神奈川県教育委員会 沢 陽平)
読んだ人の痕跡は本と建物に残り続ける【インタビュー】 (幅 允孝)
「司書あっての図書館だ、これは撮らなくちゃと思いました」【インタビュー】 (潮田登久子)
【特別寄稿】 前川國男のコンクリート打ち放し(藤森照信)
連載
第91回シネマの風(江口由美)
――[今月の映画]『教皇選挙』
第27回(笑)いしい商店(いしいひさいち)
――ROCA"次の場所へ"
第32回 へそ曲がりメカ放談(福野礼一郎)
――自動車用ガラスの付与技術とミラー
第11回 山田太一といっしょに山田太一ドラマをすべて見る(頭木弘樹)
――山田太一が山田太一になる
【不定期連載】
第5回 三井住友銀行代表取締役兼副頭取執行役員
工藤禎子さんに聞く 銀行の仕事と私
――インターネット普及開始期のプロジェクトファイナンス案件CWC【下】
第95回 日本人と戦後80年(青木 理)
――[ゲスト]角川歴彦さん
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【関連記事】
東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で贈賄罪に問われ公判中の出版大手KADOKAWA元会長・角川歴彦被告(81)が、否認した場合に身柄拘束が長引く「人質司法」で精神的苦痛を受けたとして、国に2億2000万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が1月10日、東京地裁であった。
国側は争う姿勢を示し、請求棄却を求めた。
角川氏は意見陳述で「無罪を主張すれば仕打ちを受けるというのは、法律に反する」と強調。7カ月余にわたった勾留期間中、心臓に持病があったにもかかわらず、かかりつけ医への通院が許されず「生きるために最低限の医療すら受けられなかった」と振り返った。
その上で、「人質司法は人間の尊厳をけがし、基本的人権を侵害するものだ」と声を震わせた。
【時事通信】
弁護士ドットコム 2024/06/27
人質司法は憲法に違反するとして、出版大手KADOKAWAの元会長、角川歴彦さんが6月27日、国家賠償法に基づいて損害賠償2億2000万円を求める訴訟を東京地裁に起こした。
角川さんは、東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件で逮捕されて、226日間にわたって東京拘置所に勾留された。弁護団などによると、否認すれば身体拘束が長引く人質司法に対する訴訟は初めてという。
●大手出版社KADOKAWAの元会長・角川歴彦氏(80)が、2024年6月27日、国に対して2億2000万円の損害賠償を求める訴訟を提起することがわかった。また、同日13時から東京都内で記者会見を開く。
ソース: 文春オンライン
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