ヒューゴー賞受賞作、エミリー・テッシュ『宙そらの復讐者』(金子浩 訳、原題Some Desperate Glosy)を8月6日に四六判並製単行本発売。
エミリー・テッシュは日本初登場の作家。本書が3作目で、第一長篇となる新しい作家。
エミリー・テッシュは2019年にデビュー作のノヴェラ Silver in the Wood を発表、翌年に続篇のノヴェラ Drowned Country を発表します。この Silver in the Wood が2020年に世界幻想文学大賞のノヴェラ部門を受賞します。そして2021年、アスタウンディング新人賞を受賞。
そして3作目の本書『宙そらの復讐者』で、初長篇ながら、ヒューゴー賞を受賞。ヒューゴー賞のほかに、クラーク賞、ル・グィン賞、ローカス賞第一長篇部門の候補にも。
鮮烈なデビューをとげ、すでにいくつもの賞を受賞した新鋭の作家。
ヒューゴー賞受賞の本格宇宙SF大作!
アスタウンディング賞受賞著者の第一長篇
人類最後の生き残り〈ガイア・ステーション〉の子として、キアは日々厳しい戦闘訓練を続けてきた。胸に抱くのは、地球を滅亡させた異星人とその時空を操る装置への復讐のみ。だが、ガイア司令部の嘘を知って、彼女は旅立った……地球が滅亡しなかった世界に!
宇宙SF、ミリタリーSF、時間SF、並行宇宙、機械知性、陰謀、復讐、友情、家族愛……これらの要素が全部つまった本格派のすごいSFです。
《海外の書評を紹介》
このすばらしい物語は、アーシュラ・K・ル・グィンやオクテイヴィア・バトラーといったジャンルの巨匠たちの作品と棚に並ぶに値する。
パブリッシャーズ・ウィークリー誌、星付きレビュー
アーシュラ・K・ル・グィンやオクテイヴィア・バトラーと並べて評されています。
古典的なミリタリー・スペースオペラのように始まるが、はるかに複雑で興味深いものへと開花する。……巧みに語られる物語に、スリリングなアクションと示唆に富む内容が結びつき、AI、ファシズム、ジェンダー問題といった人気のテーマを扱っている。著者はまたなにか賞を受賞しそうだ。
ガーディアン紙
世界幻想文学大賞とアスタウンディング新人賞を受賞してきた著者に、ヒューゴー賞をもたらした。
もし魅力的なアイデアに満ちたページターナーをお探しなら、『宙そらの復讐者』はまさにうってつけだ。
ワシントン・ポスト紙
このデビュー長篇は、作家ならだれしも書きたかっただろう。
ジョン・スコルジー(『老人と宇宙そら』著者)
7月に『怪獣保護協会』の文庫版を発売するジョン・スコルジーから賛辞
『宙そらの復讐者』には、あらゆる点で驚かされました。宇宙を舞台にしたサスペンスであり、脱洗脳の物語であり、アイデンティティと意味についてのメッセージでもある本書は、SFジャンルに加わる極めて新鮮な作品です。私のお気に入りの棚に永遠に残るでしょう。
V・E・シュワブ(『アディ・ラルーの誰も知らない人生』著者)
この本を読むと、革命的な出来事を目の当たりにするような感覚になる……きっとあなたを良い方向へ変えるだろう。
オリヴィー・ブレイク(『アトラス6』著者)
『宙そらの復讐者』
エミリー・テッシュ 金子 浩 訳
装画/鈴木康士 装幀/岩郷重力
早川書房 単行本四六判並製/電子書籍版
544頁 4,180円(税込)
2025年8月6日発売
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