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2025年9月30日 (火)

パリで非合法タバコが蔓延

世界保健機関が531日を「世界禁煙デー」と1989年に定めた。 しかし喫煙は国民の3040%となり日常的になっている。働く女性の増加とともに喫煙者も増加した。2007年以降、旅客機内や公共の場も喫煙禁止となって、デクレによりレストラン・カフェは店内と喫煙が許されるテラス側を任意決定が一般化された。

喫煙者が約100万人減るが、定期的なタバコの値上げ、20193月に18.2-8.6ユーロにより、平均結果未満の喫煙者39%→34%に、中間層・庶民は55%→44%と、喫煙率は若干の差を示している。

従ってフランスよりタバコが安いベルギーやスペインから買いだめしてくる市民が後を絶たない。


パリでは68日から緑地に10%に当たる市内52の公園が禁煙となった。 砂浜が吸い殻の捨て場になっている海岸も喫煙禁止となった。 パリ市内の環境保護のためと幼児や通行人からタバコを遠ざける禁煙キャンペーンの目玉となっている。

公園は喫煙者がベンチに腰掛けて一服吸って一呼吸つく場所ではなくなる。 38ユーロの罰金がある。

長い間、パリ路上の犬のフンが観光客には一番目につくパリの悪評高い風物詩だったが、パリ市は路上から吸い殻をなくすことに力を入れて、歩道で吸い殻を残し継続犯を取り締まる監視員320現在犯罪で捕らえと、その場で罰金68ユーロの即時金払い、現金がない場合は、45日後に催促状態が送られる。


ガン医療について特筆すべきは、2003年シラク大統領がガン関係の医療費を置いた無料のこと。 2人に1人はランダムのガンになるといわれる今日、喫煙者の90%は肺ガンになるという数字が出ている。ヘビースモーカーのそばで住んでいる人や働いている受動的喫煙の非喫煙者も、肺ガンや心臓血管病にかかる可能性が20%増加という。


麻薬に代わる密造・密輸タバコの増加。 

憲兵隊がリヨン近郊ヴィラーバンヌのある家の民倉庫に隠されていた2.4トン(12万箱)におよぶ密輸入タバコを発見して、7人の密輸入容疑者が検挙された。チェックやインスタグラムなどで密売されていると見られ、タバコ全販売量の45%に当たる180億ユーロに相当する

度重なる値上げと電子タバコの普及により、タバコ販売量がこの2年で9%ほど下がったといわれるが、密造タバコの密輸入業者はウェブを利用して、例えばマルボロ赤を5ユーロで密売する麻薬ディーラーまがいのタバコ密売網が、全国に350は存在すると見られる。各市のタバコ密売網は、ピザ配達のようにタバコを配達して回れるので、疑わしいことも少ない。

2025年9月29日 (月)

「ノースサファリサッポロ」が9月末閉園へ 残された動物300超

 民間動物園「ノースサファリサッポロ」(札幌市南区)が長年にわたって都市計画法違反(無許可建築)に問われている問題で、園は9月末で閉園する予定だ。だが、園内にはいまだ300以上の動物がいるとみられ、閉園後の動物たちの状況が心配されている。

 園はホームページで、「9月末に閉園させていただく予定」とお知らせに明記する一方、「最後のデンジャラスゾーン(ミニ)オープン」と題し、オオトカゲやヤマアラシ、ピラニアなどによる究極のスリル体験ができるとうたう。残り少ない営業のなか、アピールに懸命だ。

 市によると、9月5日現在、319の動物が残っていることを確認した。内訳は、哺乳類が209頭、鳥類79羽、爬虫(はちゅう)類31匹。昨年末時点で640いた動物は、今年3月末までに200以上を移し、その後も100以上の移送を終えた。

 比較的受け入れが容易な動物から移送が進み、現在残された動物は、人に危害を加える恐れがあり許可がないと飼育できない特定動物が中心だ。オリなど飼育する施設や方法が定められ基準を守らなくては飼えない。今後は引受先を見つけることが難航することも予想されるという。

2025年9月28日 (日)

「まる」は排泄と魔除け

排泄を意味する動詞「まる」は平安時代の古語で、時代を経て長野や愛知県山間部にのみ残存し方言として扱われるようになった。


● 城の中心部を「本丸」、外郭を「二の丸」「三の丸」というように、「丸=防御された区域」を意味した。

江戸時代に商人が自らの大切な積荷を運ぶための船を「海に浮かぶ城」と見立て、「○○丸」と名づけたのが始まりという。


忌み嫌われる名前を付けることで、災いを除ける意味が込められている。

その魔除けを願う風習から、お城だけでなく、男の子の名にも丸は使われた。

無事の成長を祈ったといわれて、船の場合は海難除けの意味もあるのだろうか。


元々の語源は平安時代の「麻呂」から来ており、平安時代は魔除けに臭いもの、お丸(便所トイレ)を鬼門に置いていたと言う説もある。

2025年9月27日 (土)

こころ忍術 ポポまるっ! 心とのつきあい方がわかる!忍者×感情マネジメント[解][字][再]

NHK教育 9月27日(土)  16:30〜17:00 放送時間 30分

▽忍者ドラマ×アニメ解説!こころとのつきあい方が親子で楽しくわかる▽ムカムカしたとき落ちつかせるには?▽自分のこころと向きあう方法▽親から子へ声のかけ方コツ伝授

▽忍者×感情マネジメント▽令和を生きる小学生忍者しのびが、感情の化身〈ポポまる〉とともに心を制するための〈こころ忍術〉を学び親や友達と関係を築き成長する姿を描く!▽ムカムカしたときこころを落ち着かせる〈六つ結びの術〉▽自分はどんな気持ちかな?自分のこころを探る〈分身インタビューの術〉▽親は子どもにどうやって声をかけたらいい?発達心理学の専門家が解説▽「虎に翼」竹澤咲子と楽しいダンスで六つ結びだ!

【出演】竹澤咲子,いとうせいこう,清水ミチコ,香椎由宇,後藤淳平,【解説】渡辺弥生,山田雄司

2025年9月26日 (金)

『あんぱん』特別編放送。高橋文哉、原菜乃華、大森元貴、古川琴音が主人公のスピンオフドラマ&座談会

連続テレビ小説『あんぱん』特別編が929日からNHK総合で放送される。

特別編では人気キャラクターたちの知られざる物語を描くスピンオフドラマと、『あんぱん』出演者の座談会を4夜連続で放送。

ドラマパートでは、辛島健太郎(高橋文哉)のプロポーズ秘話(第1回)、辛島メイコ(原菜乃華)のミュージカル出演の舞台裏(第2回)、スランプに陥ったいせたくや(大森元貴)の悩み(第3回)、嵩とのぶのもとで働く中尾星子(古川琴音)の決意(第4回)が描かれる。

座談会パートでは『あんぱん』主演・今田美桜と『ばけばけ』主演・髙石あかりの対談が行われるほか、約1年にわたった撮影の裏話や思い出のシーンを出演者が語る。


放送スケジュール
929日(月)23:0023:25
1回「健ちゃんのプロポーズ」(15分)主人公:辛島健太郎(高橋文哉)
+『あんぱん』主演・今田美桜、『ばけばけ』主演・髙石あかり対談(10分)

930日(火)23:0023:25
2回「メイコの初舞台」(15分)主人公:辛島メイコ(原菜乃華)
+河合優実×原菜乃華×高橋文哉×大森元貴による座談会(10分)

101日(水)23:0023:25
3回「男たちの行進曲」(15分)主人公:いせたくや(大森元貴)
+今田美桜×北村匠海による対談 前編(10分)

102日(木)23:0023:25
4回「受け継ぐもの」(15分)主人公:中尾星子(古川琴音)
+今田美桜×北村匠海による対談 後編(10分)

BSP4Kでは104日(土)7:30から第12回スピンオフドラマ、105日(日)7:30から第34回スピンオフドラマを放送

2025年9月25日 (木)

スイッチインタビュー妻夫木聡×李相日EP2「国宝」監督が迫る素顔▽あんぱん秘話[字]

NHK教育 9月26日(金)  21:30〜22:00 放送時間 30分

朝ドラ「あんぱん」俳優・妻夫木聡×大ヒット映画「国宝」「フラガール」監督・李相日▽李が絶賛!!妻夫木“泣きの演技”▽妻夫木最新作「宝島」沖縄への思い

映画「国宝」が大ヒット中の映画監督・李相日が、「悪人」「怒り」など李作品に出演、盟友のような関係という俳優・妻夫木聡に迫る。李が「泣きがこんなに画になる俳優は珍しい」と絶賛する、妻夫木の演技論とは▽号泣しながら中目黒の街を歩いた映画「怒り」▽つい子役におせっかいを焼いてしまった!?朝ドラ「あんぱん」▽渡辺謙から「人生かけなくていいんだぞ」と言われた、全力投球の俳優人生▽最新作「宝島」沖縄への思い

【出演】俳優…妻夫木聡,映画監督…李相日,【語り】小郷知子,谷口慎一郎

nhkドラマ『舟を編む』全10話

【NHK公式】池田エライザ×野田洋次郎!辞書作りにかける情熱を描いた大ベストセラー『舟を編む』を連続ドラマ化!新入り社員・岸辺みどりの視点で、言葉の大海原を渡る冒険をお楽しみください。 誰もが一度は手にしたことのあるぶ厚い本、辞書。一見淡々と言葉が敷き詰められたように見える辞書の裏には、「作り手」の想像を絶する情熱と心血が注がれています。 「ヤバい」に無数の意味を持たせ、込み入った会話は簡略化。空気を読み、雰囲気で済ませてしまいがちな昨今。そんな時代だからこそ、言葉にこだわる辞書作りの魅力を通し、”言葉は誰かを傷つけるためではなく、誰かを守り、誰かとつながるためにある”という未来への希望を伝えたい。 原作の主人公・馬締ではなく、新入り社員・岸辺みどりの視点で描く、まったく新しい『舟を編む』。全10話で放送します。 【あらすじ】 大人気ファッション誌の編集部員・岸辺みどり。雑誌の廃刊が決まり、突如異動になった先は辞書編集部!そこは、ぼさぼさ頭で超がつくほどの生真面目上司・馬締光也を筆頭に、くせ者ぞろい。みどりは、彼らに翻弄されながらも、一冊の辞書を作るために十数年間に及ぶ時間と手間をかける根気と熱意に触発され、次第に自らも言葉の魅力を発見、辞書編さんの仕事にのめり込んでいく。辞書「大渡海」を完成させるまでの、辞書編集部員たちの奮闘物語。

【放送予定】6月17日(火)スタート<全10話>

総合 毎週火曜 夜10:00~10:45

[再放送] 総合 毎週金曜 午前0:35〜1:20 ※木曜深夜

【原作】三浦しをん『舟を編む』

【原作】三浦しをん『舟を編む』

【脚本】蛭田直美(全話) 塩塚夢(第5話共同執筆)

【音楽】Face 2 fAKE

【演出】塚本連平 麻生学 安食大輔

【出演】池田エライザ 野田洋次郎 矢本悠馬 美村里江 渡辺真起子 前田旺志郎/岩松了 向井理 柴田恭兵 ほか

【制作統括】高明希(AX-ON) 遠藤理史(NHK) 訓覇圭(NHKエンタープライズ)

【プロデューサー】岡宅真由美(アバンズゲート) 西紀州(AX-ON)

●関連記事●ドラマ10「舟を編む」最終話 あらすじ・場面写真【先行公開】NHK公式 - 舟を編む 〜私、辞書つくります〜 - NHK

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2025年9月24日 (水)

おとなのEテレタイムマシン 日本の話芸「はてなの茶碗(ちゃわん)」桂米朝[字][再] NHK教育

9月24日(水)  13:10〜13:40 放送時間 30分

上方落語復興の大功労者。数多くのネタを復活させ個性的な弟子も育てて人間国宝に。品格が求められるスケールの大きな噺(はなし)。米朝の話芸が高精細画像でよみがえる。

京都・清水の茶店で、茶道具屋として名高い金兵衛、通称・茶金が、茶を飲んだあとの茶碗(ちゃわん)をひねくり回し、ひと言「はてな」と言って立ち去る。その様子を見ていた男、よほどの値打ち物に違いないと、それを全財産の二両で買い取り茶金の店へ。しかし茶金によると、安物でヒビも無いのに茶がもれるので「はてな」と言ったことがわかり…。豪商の鴻池、関白から帝(みかど)まで登場。お楽しみください。▽2005年放送

【出演】桂米朝

『裏面・ある幻想的な物語』アルフレート・クビーン

『裏面・ある幻想的な物語』Die andere Seite

アルフレート・クビーン Alfred Kubin

吉村博次、土肥美夫:訳(河出書房新社)

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主人公の画家へ、ある男が訪ねてくる。

学生時代の友人パテラが今は大富豪となっていて、彼が作った夢の国へ招待したいというのだ。

その国の名はペルレ、人口数万のその小都市は四方を壁に囲まれて、選ばれた人間しか入国を許されない。

彼は妻を連れてペルレに向かうのだった。

人間の裏面、人生の裏面、そして世界の裏面がある世界である。


夢の国に辿り着いたと思った夫妻だが、そこは年中霧に覆われて、日がささない陰気な空間だった。暮らす人々は、性格や肉体的にそれぞれに特異がある。粗暴な人々と生活に疲れた私は、パテラに会いたいのだが、一向に機会が得られなかった。

夢の国と思ってやってきた先は、ユートピアではないし、ディストピアでもない。

ペルレから出ることはできないとされているが、個々人が管理されていたり、人種差別が行なわれているわけでもない。

しかし住んでいる人間の性格的な奇形性から、真っ当な社会の維持が瀕死の状態となっている。

野蛮な人間性の発露や、神と悪魔の戦いや、自然による文明の破壊が繰り広げられた。

このダイナミックさは、かなり異様な展開。する作品だった。

「変化を愛するものだけが、未来を創り出す。」

「昇れ,走れ――水よ,悲しみよ,昇れ,持ち上げろ,大洪水をふたたび」

などなどの詩が放出されるような、破滅イメージが結末となる。


●「素描画家アルフレート・クービン」仔犬の散歩路

http://koinu2005.seesaa.net/article/464005785.html


翻訳された素描集からクービンの言葉。

「ぼくは、夜の眠りにおいてのみならず、いつも夢をみていると信じている小さなミミズクの仲間でもある。しかし、昼間の夢は、理性の強烈な輝きによって、たいていはかき消されてしまう。昼間のこの緊張した状態は、ぼくの場合にも長くつづくことはまれである。その状態が弱まる際に、しばしば、ぼくは自分の廻りに生命の歪んだ像がひしめいているのにびっくりさせられる。ある意識の状態から他の状態へ移行する瞬間が、ぼくにとっては芸術的にもっとも稔り多いときだ。目に見えない光源からの異様な光が射し込む洞窟のような空間を、色の乏しい、おぼろなまぼろしが掠め過ぎ、流れ去ってゆく。」

https://youtu.be/0hR5mW5mse0?si=PuLz4Y7NLhagAf_8

対極―デーモンの幻想 アルフレート・クービン

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ジンギスーカンの末裔である碧眼の種族が隠れ棲む天山山脈の麓に、ひそかに建設された「夢の国」-現代文明に安住できず、その進歩から取り残された精神的・肉体的な疎外者を住民とするこの国の首都ペルレで、人びとはヨーロッパ各地から運んできた前世紀の廃屋や遣物の中で時代遅れの衣裳を着て独得の奇習に閉じこもって暮らしている。外界との交流を厳重に規制するこの国の建設者パーテラは、謎の力によって人びとの身も心も呪縛している至上の支配者で、彼の一顰一笑はそのまま、暗黙のうちに人びとの運命を左右する。彼の内面の絶望と苦悩を反映するかのように、ペルレの空には陽も月もなく、低く垂れこめた雲の下に、限りなく単調な灰色の世界がひろがっている。(つづく)

[仔犬の散歩路]

https://share.google/u5h8U9r9My8crDZ7g


雑誌『海』で「クービン特集」が種村季弘先生によって企画されたようだ。

「没落のパラダイス」アルフレッド・クービン

「おそらくクービンにおけるこの世界逃避の意味をもっともよく理解していたのは、『日記』(一九一五年)に次のように書いたパウル・クレーであった。クレーはこの不安と死の夢魔的世界への孤立が、同時に無際限の現実破壊に通じている消息をさえ、正確に見抜いている。「かれは生理的に耐えられなくなって、この世を逃れた。しかし、かれの逃避は中途半端に終り、結晶したものを憧憬しながらも、現象界の泥濘に足をとられた。かれの芸術によれば、この世界とは毒そのものであり、破滅であった。だが、クービンには才能があった。破壊することにかけては、頭の先からつま先まで生気に溢れていた」

(南原実訳)」


『海』19713月号特集〈終末の画家クービン〉没落のパラダイス――アルフレッド・クービン (みずゑ 19701月号)より

2025年9月23日 (火)

朝ドラ名場面スペシャル 夫婦で紡いだウル&キュン物語[字] NHK総合

9月23日(火)  19:30〜20:52 放送時間 82分

「虎に翼」「ひよっこ」「マッサン」「あぐり」「ゲゲゲの女房」「らんまん」から夫婦の名シーンを。さらに豪華ヒロインのインタビューに「ばけばけ」の見どころも!

朝ドラで数多く描かれた夫婦の物語。その中から、出会い、プロポーズ、二人三脚で乗り越える苦難、永遠の別れなどとっておきの名シーンを一挙公開!さらにヒロインを演じた伊藤沙莉や有村架純のインタビューも。朝ドラ好きが集うスタジオは涙、涙の大トーク大会に!9月29日にスタートする朝ドラ最新作「ばけばけ」の見どころは出演している阿佐ヶ谷姉妹がたっぷり紹介する。

【司会】山里亮太,横澤夏子,鈴木奈穂子,【出演】柴田理恵,比嘉愛未,高橋茂雄,昴生,阿佐ヶ谷姉妹,伊藤沙莉,有村架純

『天使から怪物まで』澁澤龍彦 序章

『天使から怪物まで』澁澤龍彦


「人間だって、一般の哺乳動物や鳥類から見れば、全身に毛がはえていないところはまさしく怪物以外の何ものでもあるまい。人間たるもの、ゆめゆめ爬虫類を笑うことはできないのだ。さればこそ、不思議の国のアリスは森のなかの鳩から、「あなたが少女であろうと蛇であろうと、私にはまったく同じことですよ」とばかにされるのである。種(しゅ)がある以上、怪物は遍在する。まず第一に、これが本巻の基本的なテーマだと思っていただきたい。」

「私はたまたまホモ・サピエンスとしてこの世に生まれたが、しかし人間性とは、どう考えても空虚な概念だとしか思えないような気持が私には根強くある。」

「カフカではないが、私はいつでも動物に変身することによって、忘れ去られた誕生以前の記憶を掘りおこしたいと望んでいる。ドゥルーズ=ガタリがうまいことをいっているが、「動物への変身は動かないまま、その場で実現される旅」なのである。単に動物への変身のみと限らず、かつてピコ・デッラ・ミランドラがいったように、人間はあらゆるものに変身しうるカメレオンだと考えたほうが、はるかに私などには好ましいような気がする。」

「ヒエラルキアの頂点にいるつもりの天使でさえ、つい隣りを見れば、そこには見るも恐ろしい怪物がいるという、この切れ目のない円環は完全に無差別平等である。人間概念を逸脱しなければ、ついに人間というものを知ることはできないという、一つの形而上学的なパラドックスを具現しているのが、人間の頭の中から生み出された怪物だといってもよいであろう。」

(編者による序より)

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「宇宙論について」澁澤龍彦

「宇宙論について」澁澤龍彦

「もしかしたら、あらゆる宇宙論というのも、客観的な現実世界を扱っているように見えながら、じつは人間の頭のなかにしか存在しようのないものではないのだろうか。インドのヴェーダーンタ学派の唱えるマーヤーのように、客観世界などというものは存在せず、一切の現象世界は人間の頭が生み出す一つの幻にすぎないのだということを、あらゆる宇宙論が証明しようとしているのではないのか。――そんなことも考えられるのだ。」


『澁澤龍彦全集17

編集委員: 巖谷國士/種村季弘/出口裕弘/松山俊太郎

河出書房新社 1994103日 初版第1刷印刷

2025年9月22日 (月)

『渋沢龍彦全集』全22巻・別巻2巻

『渋沢龍彦全集』全22巻・別巻2巻(河出書房新社、1993.51995.6、渋沢龍彦全集編集委員会編)

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1 1993.5.20

 

ジャン・コクトーのアカデミー・フランセーズ入会演説 抜萃‥‥ 299

『ジュスチイヌ』についての覚書(彰考書院版『マルキ・ド・サド選集』第一巻あとがき)‥‥ 319

サドをめぐる星座(彰考書院版『マルキ・ド・サド選集』第二巻あとがき)‥‥ 328

デカダンス再生のサドの現代性‥‥ 339

『世界風流文学全集』第五巻 解説‥‥ 342

サド(『世界大百科事典』)‥‥‥‥‥ 345

彰考書院版『マルキ・ド・サド選集』第三巻訳者ノート‥‥ 346

汚辱と栄光(彰考書院版『マルキ・ド・サド選集』第三巻あとがき)‥‥ 348

アンリ・トロワイヤ『共同墓地』あとがき‥‥ 373

ペトリュス・ボレル『解剖学者ドン・ベサリウス』解説‥‥ 376

エロチシズムの本質的構造(ロベール・デスノス『エロチシズム』解説)‥‥ 379

ジャン・フェリイ『支那の占星学者』『サド侯爵』解説‥‥ 387

ジャン・コクトー(「作家と作品」)‥ 388

サド復活について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 397

多田智満子さんの詩‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 401

『不敵な男』(映画評)‥‥‥‥‥‥‥ 404

吉行淳之介『男と女の子』(書評)‥‥ 408

ジャン・コクトー『オイディプース王』(『コクトー戯曲全集』第一巻解説)‥‥ 410

若さの反抗‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 413

悪徳革命論―『現代不作法読本』および『不道徳教育講座』をめぐつて‥‥ 417

作家は悪を引受ける‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 430

マルキ・ド・サド略歴‥‥‥‥‥‥‥‥ 435

ポオ(「古典案内」)‥‥‥‥‥‥‥‥ 437

異端者の美学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 440

[エピクロスの肋骨]

撲滅の賦‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥11

エピクロスの肋骨‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥27

錬金術的コント‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥49

サド復活

I

暗黒のユーモア あるいは文学的テロル‥‥61

暴力と表現 あるいは自由の塔‥‥ 115

権力意志と悪 あるいは倫理の夜‥ 143

薔薇の帝国 あるいはユートピア‥ 165

母性憎悪 あるいは思想の牢獄‥‥ 179

II

サド復活―デッサン・ビオグラフィック‥‥ 189

文明否定から新しき神話へ―詩とフロイディズム‥‥ 255

非合理の表現―映画と悪‥‥‥‥‥ 261

「サド復活」あとがき(初版)‥‥ 271

「サド復活」あとがき(新装版)‥ 273

補遺 一九五四―五九年

ジャン・コクトオ『大胯びらき』あとがき‥‥ 277

マルキ・ド・サドについて(『恋の駈引』解説)‥‥ 280

文章家コクトー―『大胯びらき』をひいて‥‥ 288

ジョルジュ・バタイユ『文学と悪』(書評)‥‥ 448

フランス暗黒小説の系譜(『世界恐怖小説全集』第九巻解説)‥‥ 450

ジャン・ジュネ(「作家と作品」)‥ 456

『サド復活』(「わが著書を語る」)‥‥ 464

藤井経三郎詩集『襟裳岬』序‥‥‥‥ 465

マルキ・ド・サド『悪徳の栄え(続)』あとがき‥‥ 467

*編集方針(『渋沢龍彦全集』編集委員会)‥‥ 473

*解題(出口裕弘,巌谷国士) ‥‥‥‥ 479

 



2 1993.7.12

 

黒魔術の手帖

序‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥13

ヤコブスの豚‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥17

カバラ的宇宙‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥29

薔薇十字の象徴‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥43

夜行妖鬼篇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥55

古代カルタの謎‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥69

サバト幻景‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥83

黒ミサ玄義‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥95

自然魔法もろもろ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 107

星位と予言‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 119

ホムンクルス誕生‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 133

臘人形の呪い‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 147

聖女と青髯男爵―ジル・ド・レエ侯の肖像I‥‥ 159

水銀伝説の城―ジル・ド・レエ侯の肖像II‥‥ 173

地獄譜―ジル・ド・レエ侯の肖像III‥‥ 185

幼児殺戮者―ジル・ド・レエ侯の肖像IV‥‥ 199

「黒魔術の手帖」あとがき(選書版)‥‥ 211

「黒魔術の手帖」あとがき(文庫版)‥‥ 215

神聖受胎

I

ユートピアの恐怖と魅惑‥‥‥‥‥ 221

狂帝ヘリオガバルス あるいはデカダンスの一考察‥‥ 248

II

テロオルについて‥‥‥‥‥‥‥‥ 281

反社会性とは何か‥‥‥‥‥‥‥‥ 289

危機と死の弁証法‥‥‥‥‥‥‥‥ 295

ワイセツ妄想について‥‥‥‥‥‥ 301

檻のなかのエロス‥‥‥‥‥‥‥‥ 309

神聖受胎 あるいはペシミストの精神‥‥ 316

スリルの社会的効用について あるいは偽強姦論‥‥ 324

国語改革はエセ進歩主義である‥‥ 332

生産性の倫理をぶちこわせ‥‥‥‥ 336

III

恐怖の詩情‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 353

前衛とスキャンダル‥‥‥‥‥‥‥ 356

仮面について―現代ミステリー映画論‥‥ 358

「好色」と「エロティシズム」―西鶴と西欧文学‥‥ 369

査証のない惑星‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 379

知性の血痕―ブルトンとトロツキー‥‥ 385

十八世紀の暗黒小説‥‥‥‥‥‥‥ 391

銅版画の天使・加納光於‥‥‥‥‥ 408

燔祭の舞踊家・土方巽‥‥‥‥‥‥ 413

「鉄の処女」 あるいは春日井建の歌‥‥ 415

IV

発禁よ、こんにちは―サドと私‥‥ 421

裁判を前にして‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 425

第一回公判における意見陳述‥‥‥ 429

不快指数八〇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 438

「神聖受胎」あとがき‥‥‥‥‥‥ 443

補遺 一九六〇―六一年

『鏡子の家』 あるいは一つの中世 三島由紀夫についての対話‥‥ 447

神聖受胎 あるいはスキャンダルの精神‥‥ 460

久野昭『神と悪魔―実存倫理の視界』(書評)‥‥ 464

神山圭介『盗賊論』(書評)‥‥‥‥ 470

パラケルススの剣‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 472

マルキ・ド・サド『悪徳の栄え』普及版 訳者のことば‥‥ 477

ラクロ『危険な関係』(「翻訳研究室」)‥‥ 478

瀧口修造編『エルンスト』(書評)‥ 480

推理小説月旦 一九六〇年十月―六一年三月‥‥ 482

推理小説とオカルティズム―小栗虫太郎を中心に‥‥ 503

ミステリーにふける―A L ESSENCE,AH!(本質を求めよ)‥‥ 507

サディズム(「術語の手引き」)‥‥ 512

「フランスにおけるサド裁判記録・資料」はじめに‥‥ 514

『マクベス』と妖術について‥‥‥‥ 516

双葉ガ負ケタ!‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 519

『悪徳の栄え』(「発禁翻訳本」)‥ 522

日録‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 527

マルキ・ド・サド『悪徳の栄え』新装版 あとがき‥‥ 534

雪の記憶‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 537

*解題(種村季弘,巌谷国士) ‥‥‥‥ 541

 



3 1993.8.12

 

犬狼都市(キュノポリス)

犬狼都市(キュノポリス)‥‥‥‥‥‥11

陽物神譚‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥39

マドンナの真珠‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥63

「犬狼都市(キュノポリス)」あとがき(文庫版)‥‥99

毒薬の手帖

序‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 103

古代人は知っていた‥‥‥‥‥‥‥‥ 107

血みどろのロオマ宮廷‥‥‥‥‥‥‥ 121

マンドラゴラの幻想‥‥‥‥‥‥‥‥ 135

ボルジア家の天才‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 147

聖バルテルミイの夜‥‥‥‥‥‥‥‥ 159

ふしぎな解毒剤‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 171

ブランヴィリエ侯爵夫人‥‥‥‥‥‥ 183

黒ミサと毒薬‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 195

毒草園から近代化学へ‥‥‥‥‥‥‥ 207

砒素に関する学者の論争‥‥‥‥‥‥ 221

さまざまな毒殺事件‥‥‥‥‥‥‥‥ 235

巧妙な医者の犯罪‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 245

集団殺戮の時代‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 257

「毒薬の手帖」新版のためのあとがき‥‥ 271

「毒薬の手帖」あとがき(文庫版)‥ 272

補遺 一九六二―六三年

哲学小説・エロティック革命―二十一世紀の架空日記‥‥ 277

東野芳明『パスポートNO.328309』(書評)‥‥ 283

伊達男とズボン―その性誇張‥‥‥‥ 285

エロティシズム断章I ‥‥‥‥‥‥‥ 288

諸神混淆について―エロティシズム断章II‥‥ 301

異端について―エロティシズム断章III‥‥ 312

ルネサンス・アラベスク―エロティシズム断章V ‥‥ 315

ルネサンス・アラベスク―エロティシズム断章VI‥‥ 330

ユートピアとは「探す」ものか?‥‥ 333

ハダカの芸術家‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 336

JK・ユイスマン『さかしま』初版 あとがき‥‥ 339

マゾヒズム(「術語(ことば)の手引き」)‥‥ 349

ピエール・ボエチュオ『不可思議物語』(「ふる本発掘」)‥‥ 351

空間恐怖について‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 354

サド裁判に無罪となって‥‥‥‥‥‥ 357

彼女は虚無の返事を怖れる‥‥‥‥‥ 360

プロゼルピーナの地獄について‥‥‥ 362

人形塚‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 365

桃源社版『マルキ・ド・サド選集』発刊にあたって‥‥ 393

桃源社版『マルキ・ド・サド選集』第一巻 あとがき‥‥ 394

桃源社版『マルキ・ド・サド選集』第三巻 あとがき‥‥ 397

奇怪な日本語‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 400

空想のアンソロジー―フランス幻想文学の系譜‥‥ 403

ナルシストの結合‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 407

加藤郁乎の握手と写楽‥‥‥‥‥‥‥ 408

R・レヴィンゾーン『心臓―この未知なるもの』(書評)‥‥ 410

悪魔の復権のために‥‥‥‥‥‥‥‥ 412

ルドンの「聖アントワヌの誘惑」‥‥ 416

東京感傷生活―ふたたび焼跡の思想を‥‥ 422

わたしの夢‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 433

ユートピア あるいは遊びのすすめ‥ 435

*解題(出口裕弘,種村季弘,巌谷国士)‥‥ 441

 



4 1993.9.13

 

世界悪女物語

ルクレチア・ボルジア‥‥‥‥‥‥‥‥ 9

エルゼベエト・バートリ‥‥‥‥‥‥‥23

ブランヴィリエ侯爵夫人‥‥‥‥‥‥‥37

エリザベス女王‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥51

メアリ・スチュアート‥‥‥‥‥‥‥‥63

カトリーヌ・ド・メディチ‥‥‥‥‥‥77

マリー・アントワネット‥‥‥‥‥‥‥89

アグリッピナ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 101

クレオパトラ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 113

フレデゴンドとブリュヌオー‥‥‥‥ 127

則天武后‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 139

マグダ・ゲッベルス‥‥‥‥‥‥‥‥ 153

「世界悪女物語」あとがき(文庫版)‥‥ 167

夢の宇宙誌―コスモグラフィア・ファンタスティカ

玩具について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 171

天使について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 271

アンドロギュヌスについて‥‥‥‥‥ 287

世界の終りについて‥‥‥‥‥‥‥‥ 331

「夢の宇宙誌―コスモグラフィア・ファンタスティカ」あとがき‥‥ 369

「夢の宇宙誌―コスモグラフィア・ファンタスティカ」参考文献‥‥ 373

「夢の宇宙誌―コスモグラフィア・ファンタスティカ」あとがき(文庫版)‥ 377

補遺 一九六四年

パブロ・ピカソ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 381

*解題(松山俊太郎,巌谷国士) ‥‥‥ 433

 



5 1993.10.12

 

サド侯爵の生涯‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 7

補遺 一九六四年

マルキ・ド・サド『悪徳の栄え(続)』第二版 あとがき‥‥ 371

エディプスの告白―映画「フロイト伝」に寄せて‥‥ 373

桃源社版『マルキ・ド・サド選集』第五巻 あとがき‥‥ 379

パリに見るサド侯爵の遺産‥‥‥‥‥ 381

血みどろな軍歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 384

『ラディゲ全集』(書評)‥‥‥‥‥ 387

大江健三郎『日常生活の冒険』(書評)‥‥ 389

「なるしす」を演出するナルシス‥‥ 392

『眺望論』のために‥‥‥‥‥‥‥‥ 394

石原慎太郎『行為と死』(書評)‥‥ 395

ゲルマン伝説の世界―魔女や妖精や侏儒たち‥‥ 397

*解題(松山俊太郎,巌谷国士) ‥‥‥ 401

 



6 1993.11.12

 

快楽主義の哲学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥11

エロスの解剖

女神の帯について‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 161

オルガスムについて‥‥‥‥‥‥‥‥ 170

性とは何か‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 178

コンプレックスについて‥‥‥‥‥‥ 186

近親相姦について‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 195

愛の詩について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 204

優雅な屍体について‥‥‥‥‥‥‥‥ 213

サド=マゾヒズムについて‥‥‥‥‥ 221

ホモ・ビオロギクス(生物学的人間)‥‥ 229

オナンの末裔たち‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 237

乳房について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 245

ドン・ジュアンの顔‥‥‥‥‥‥‥‥ 253

エロティック図書館めぐり‥‥‥‥‥ 261

ピエール・アンジェリック『エドワルダ夫人』について‥‥ 267

玩具考‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 275

マンドラゴラについて‥‥‥‥‥‥‥ 281

「エロスの解剖」あとがき‥‥‥‥‥ 305

秘密結社の手帖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 309

秘密結社の輪郭‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 311

原始民族の結社とその名残り‥‥‥‥ 325

古代における密儀宗教‥‥‥‥‥‥‥ 341

グノーシス派の流れ‥‥‥‥‥‥‥‥ 357

薔薇十字団‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 373

フリー・メーソン‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 389

さまざまな政治的秘密結社‥‥‥‥‥ 405

クー・クラックス・クランその他‥‥ 437

犯罪的結社その他‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 453

悪魔礼拝と魔術のサークル‥‥‥‥‥ 467

アジアの秘密結社‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 491

イスラム教の秘密結社‥‥‥‥‥‥‥ 507

「秘密結社の手帖」あとがき(初版)‥‥ 519

「秘密結社の手帖」あとがき(文庫版)‥‥ 524

補遺 一九六五年

磯田光一『殉教の美学』(書評)‥‥ 529

「廃墟の欲望」(映画評)‥‥‥‥‥ 532

みずからを語らず‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 535

桃源社版『新マルキ・ド・サド選集』第二巻 あとがき‥‥ 538

大岡信『眼・ことば・ヨーロッパ』(書評)‥‥ 540

官能の美しさと苦さ‥‥‥‥‥‥‥‥ 542

マルキ・ド・サド『新ジュスチーヌあるいは美徳の不幸』解説‥‥ 543

アントニオ・ベッカデルリ『アルダを讃える』m mo‥‥ 545

鉱物・植物・動物 あるいは鎌倉風物誌‥‥ 546

快楽図書館(書評)‥‥‥‥‥‥‥‥ 548

フランク・ハリス『わが生と愛』‥ 548

山名正太郎『ひげ』‥‥‥‥‥‥‥ 549

遠藤周作『狐狸庵閑話』‥‥‥‥‥ 550

モーリス・ズメード『愛の作法』‥ 551

ウィリアム・バロウズ『裸のランチ』‥‥ 552

吉行淳之介『浮気のすすめ』‥‥‥ 553

佐野洋『透明受胎』‥‥‥‥‥‥‥ 554

河原淳『男性センス学』‥‥‥‥‥ 556

倉橋由美子『聖少女』‥‥‥‥‥‥ 557

ジョルジュ・ランジュラン『蠅』‥ 558

樋口清之『恋文から見た日本女性史』‥‥ 559

シュルマン『ハーロー―その異常な愛と性』‥‥ 560

城市郎『続・発禁本』‥‥‥‥‥‥ 561

野坂昭如『弱者の悪知恵』‥‥‥‥ 562

堀口大学詩集『エロチック』‥‥‥ 563

柴田錬三郎『毒婦奇伝』‥‥‥‥‥ 565

宇能鴻一郎『楽欲(ぎょうよく)』‥‥ 566

ドンレヴィー『赤毛の男』‥‥‥‥ 567

L・スレーター『世界一のプレーボーイ―アリー・カーンの生涯』‥‥ 568

円山雅也『SEXどこまでが罪か』 ‥ 569

竹中労『美空ひばり―民衆の心をうたって二十年』‥‥ 570

佐久間英『珍姓奇名』‥‥‥‥‥‥ 571

北杜夫『どくとるマンボウ途中下車』‥‥ 572

「鎖陰」(映画評)‥‥‥‥‥‥‥‥ 574

中原弓彦『汚れた土地』(書評)‥‥ 575

桃源社版『新マルキ・ド・サド選集』第三巻 あとがき‥‥ 577

*解題(種村季弘,巌谷国士) ‥‥‥‥ 579

 



7 1993.12.13

 

狂王‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥15

異端の肖像

二十世紀の魔術師‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥37

生きていたシャルリュス男爵‥‥‥‥‥53

バベルの塔の隠遁者‥‥‥‥‥‥‥‥‥69

幼児殺戮者‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥85

恐怖の大天使‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 101

「異端の肖像」あとがき(初版)‥‥ 119

「異端の肖像」あとがき(新版)‥‥ 122

「異端の肖像」あとがき(文庫版)‥ 124

ホモ・エロティクス

I

ホモ・エロティクス―ナルシシズムと死について‥‥ 131

エロティック文学史のための序説‥ 155

映画におけるエロティック・シンボリズムについて‥‥ 166

エロティックの少数派‥‥‥‥‥‥ 172

アラジンのランプ―「千一夜物語」について‥‥ 177

ドラキュラはなぜこわい?―恐怖についての試論‥‥ 181

現代の悪について―ニヒリズムの病理学‥‥ 186

科学を超えるもの―真の文明とは何か‥‥ 194

II

わたしのボオドレエル像‥‥‥‥‥ 207

クロワッセの隠者―フローベール私見‥‥ 209

アンドレ・ブルトンの鍵‥‥‥‥‥ 212

ジャン・ジュネについて‥‥‥‥‥ 217

天使のジャンよ、瞑すべし‥‥‥‥ 220

ユイスマン『さかしま』のあとがき‥‥ 226

レアージュ『オー嬢の物語』のあとがき‥‥ 229

女だけの女の芝居―三島由紀夫「サド侯爵夫人」を見て‥‥ 235

言葉の殺戮者―加藤郁乎試論‥‥‥ 237

高橋睦郎第三詩集に寄せて‥‥‥‥ 248

「状況劇場」のために‥‥‥‥‥‥ 251

日常性のドラマ―池田満寿夫の個展に寄せて‥‥ 253

純白のプラトニズム―野中ユリについて‥‥ 256

インク壺のなかの悪魔‥‥‥‥‥‥ 260

華麗なメタモルフォシス―宇野亜喜良のイラストレーション‥‥ 262

III

『アレキサンドリア四重奏』頌‥‥ 267

『黒い本』『ブラック・ブック』ローレンス・ダレル著‥‥ 270

『ハドリアヌス帝の回想』マルグリット・ユルスナル著‥‥ 272

『山猫』ランペドゥーサ著‥‥‥‥ 275

『ロリータ』ウラジミール・ナボコフ著‥‥ 278

『ジェラード・ソーム氏の性の日記』コーリン・ウィルソン著‥‥ 280

『エロスの涙』ジョルジュ・バタイユ著‥‥ 283

『ロベルトは今夜』ピエール・クロソウスキー著‥‥ 287

再説『ロベルトは今夜』‥‥‥‥‥ 290

『マンク(破戒僧)』マシュー・G・ルイス著‥‥ 292

『ユビュ王』アルフレッド・ジャリ著‥‥ 294

『大いなる自由』ジュリアン・グラック著‥‥ 296

『千夜一夜の世界』リチャード・F・バートン著‥‥ 298

『西洋古典好色文学入門』フォルベルク著‥‥ 300

『性の社会学』F・ヘンリックス著‥‥ 302

『心の話』ジョン・R・ウィルソン著‥‥ 304

『転身物語』オウィディウス著‥‥ 306

『美学入門』ジャン・パウル著‥‥ 308

『ラモーの甥』ディドロ著‥‥‥‥ 310

『武装せる予言者トロツキー』ドイッチャー著‥‥ 312

『芸術家の運命』エレンブルグ著‥ 315

『銀河鉄道の夜』宮沢賢治著‥‥‥ 317

『瘋癲老人日記』谷崎潤一郎著‥‥ 319

『夷斎遊戯』石川淳著‥‥‥‥‥‥ 322

『安西冬衛全詩集』‥‥‥‥‥‥‥ 324

『花田清輝著作集』に寄せて‥‥‥ 328

『午後の曳航』三島由紀夫著‥‥‥ 331

『美の襲撃』三島由紀夫著‥‥‥‥ 333

『形而情学』加藤郁乎著‥‥‥‥‥ 336

IV

ルイス・ブニュエルの汎性欲主義‥ 341

ベルイマン、この禁欲的精神‥‥‥ 346

非社会的映画のすすめ―W・ワイラー「コレクター」を見て‥‥ 353

カリガリ博士 あるいは精神分析のイロニー‥‥ 357

恐怖映画への誘い‥‥‥‥‥‥‥‥ 365

怪奇映画の季節―ドラキュラの夢よ、いまいずこ‥‥ 371

ショックについて‥‥‥‥‥‥‥‥ 376

デパートのなかの夢魔―「白日夢」のノスタルジアについて‥‥ 380

エロス的風俗に関する対話‥‥‥‥ 384

黒い血の衝撃―三島由紀夫「憂国」を見て‥‥ 391

階級闘争か生物学主義か―大島渚「忍者武芸帳」を見て‥‥ 393

V

わたしの処女崇拝‥‥‥‥‥‥‥‥ 399

エロスとフローラ‥‥‥‥‥‥‥‥ 408

貝殻頌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 412

現代悪書論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 415

「地獄」棚の魅力‥‥‥‥‥‥‥‥ 419

私の推薦する悪書10選‥‥‥‥‥‥ 422

「異端の文学」のすすめ‥‥‥‥‥ 425

セックス・アッピール―見られるための存在‥‥ 428

殺人狂時代‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 431

自分の死を自分の手に‥‥‥‥‥‥ 434

「ホモ・エロティクス」あとがき(第二版)‥‥ 441

補遺 一九六六―六七年

幸福は永遠に女だけのものだ‥‥‥‥ 445

ヤクザ作家の出現‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 452

渋沢喜作について‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 455

競馬―群衆のなかの孤独‥‥‥‥‥‥ 457

カルタとり―優雅な遊び‥‥‥‥‥‥ 461

マルキ・ド・サド『悪徳の栄え』(上)あとがき‥‥ 465

マルキ・ド・サド『悪徳の栄え』(下)あとがき‥‥ 468

威勢のわるい発言‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 470

『岩田宏詩集』(書評)‥‥‥‥‥‥ 473

マルセル・シュオブ『エムペドクレス』m mo‥‥ 478

女性と論理‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 479

栗田勇のデーモン‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 482

衣裳交換について‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 484

英国に甦った魔女の秘儀‥‥‥‥ 490

飯島耕一『アポリネール』(書評)‥ 492

麗人・金子国義‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 496

スキャンダル、芸術家たち‥‥‥‥‥ 498

一角獣のメロディー‥‥‥‥‥‥‥‥ 503

わたしの愛する怪獣たち(「わたしの博物記」)‥‥ 508

『異端の肖像』(「わが著書を語る」)‥‥ 515

『ジャン・ジュネ全集』第二巻 解説‥‥ 516

純日本的な情念‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 518

怨恨の血‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 520

異常性愛論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 522

ラディゲ『肉体の悪魔』―ロマネスクな心理の空間‥‥ 523

横浜で見つけた鏡‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 526

*解題(松山俊太郎,種村季弘,巌谷国士)‥‥ 537

 



8 1994.1.17

 

サド研究

第一部 評論・エッセイ

サド侯爵の真の顔―三島由紀夫「サド侯爵夫人」について‥‥17

サド映画私見‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥27

第二部 作品解説

『美徳の不幸』について‥‥‥‥‥‥35

『新ジュスチイヌ』について‥‥‥‥41

『悪徳の栄え』について‥‥‥‥‥‥43

『閨房哲学』について‥‥‥‥‥‥‥49

『ソドム百二十日』について‥‥‥‥52

『恋の罪』について‥‥‥‥‥‥‥‥56

『末期の対話』について‥‥‥‥‥‥62

『食人国旅行記』について‥‥‥‥‥65

偽作『ゾロエ』について‥‥‥‥‥‥71

第三部 サド裁判をめぐって

サドは無罪か―裁判を終えて‥‥‥‥77

「サド研究」あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥89

エロティシズム

セクシュアルな世界とエロティックな世界‥‥95

眼の欲望‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 104

エロスの運動‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 112

女のエロティシズム‥‥‥‥‥‥‥‥ 121

存在の不安‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 130

同性愛と文学について‥‥‥‥‥‥‥ 139

十人の性科学者‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 148

異常と正常‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 157

処女の哲学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 166

胎内回帰願望について‥‥‥‥‥‥‥ 175

性のユートピア‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 184

女性不完全論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 193

反自然の性愛技巧‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 202

自己破壊の欲求‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 211

エロティック・シンボリズムについて‥‥ 220

性の恐怖と不能‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 229

アダムの裸体について‥‥‥‥‥‥‥ 238

愛は可能か‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 247

セックス開放論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 256

近代文学における黒いエロス‥‥‥‥ 265

童話のエロティシズム‥‥‥‥‥‥‥ 274

「エロティシズム」あとがき(初版)‥‥ 281

クラナッハの裸体(文庫版あとがきにかえて)‥‥ 284

幻想の画廊から

I

空間恐怖と魔術―スワンベルクとブロオネル‥‥ 291

女の王国―デルヴォーとベルメエル‥‥ 300

イメージの解剖学―ふたたびベルメエル‥‥ 308

卵・仮面・スフィンクス―レオノール・フィニーの世界‥‥‥ 312

夢みる少女―バルテュスの場合‥‥ 320

混沌から生成へ―タンギーの世界‥ 328

マグリットの冷たい夢―終末の青空‥‥ 336

神の香具師ゾンネンシュターン―月の精の画家‥‥ 340

サルバドール・ダリの両極性―堅いものと軟らかいもの‥‥ 347

光り輝くルネサンスの幻影―ダリ展を見て‥‥ 353

『百頭の女』と『スナーク狩』―マックス・エルンスト‥‥ 356

ピカビアと機械崇拝―あるダダイスト‥‥ 362

存在し得ない空間―MC・エッシャー‥‥ 368

II

ボマルツォの「聖なる森」‥‥‥‥ 375

崩壊の画家モンス・デシデリオ‥‥ 383

だまし絵・ひずみ絵―ホルバインその他‥‥ 391

メタモルフォシス―アルチンボルドを中心に‥‥ 399

一角獣と貴婦人の物語‥‥‥‥‥‥ 406

北欧の詩と夢―ベックリンとクリンガー‥‥ 414

密封された神話の宇宙―ギュスターヴ・モロオ展を見て‥‥ 423

幻想の城―ルドヴィヒ二世と郵便屋シュヴァル‥‥ 427

人形愛 あるいはデカルト・コンプレックス‥‥ 434

仮面のファンタジア‥‥‥‥‥‥‥ 441

「幻想の画廊から」あとがき(初版)‥‥ 447

「幻想の画廊から」あとがき(新版)‥‥ 449

NUDEのカクテル‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 451

補遺 一九六八年

「美神の館」への招待‥‥‥‥‥‥‥ 469

愛の文学と女流作家のシチュエイション‥‥ 473

拳玉考‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 476

血まみれの伯爵夫人‥‥‥‥‥‥‥‥ 479

『砂の上の植物群』に描かれた性について―吉行淳之介論‥‥ 485

足穂頌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 498

CLITORIS‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 499

西洋の妖怪―フランケンシュタイン、オオカミ男、ドラキュラ‥‥ 505

オーブリ・ビアズレー『美神の館』解題‥‥ 510

異常性愛論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 514

『栗田勇著作集』(推薦文)‥‥‥‥ 518

時代の子、カザノヴァ‥‥‥‥‥‥‥ 519

ピエール・モリオン『閉ざされた城のなかで描かれたイギリス人』解題‥‥ 522

血と薔薇コレクション ポール・デルヴォー‥‥ 524

血と薔薇コレクション クロヴィス・トルイユ―ネクロフィリアの画家‥‥ 527

血と薔薇コレクション ピエール・モリニエ―夢魔の画家‥‥ 530

ないないづくし―わが青春記‥‥‥‥ 532

*解題(出口裕弘,松山俊太郎,巌谷国士)‥‥ 537

 



9 1994.2.12

 

エルンスト

マックス・エルンスト‥‥‥‥‥‥‥‥15

図版解説‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥27

渋沢龍彦集成 第I

「渋沢龍彦集成 第I巻」あとがき ‥‥39

渋沢龍彦集成 第II

サド裁判をめぐって

サドは裁かれたのか―サド裁判と六〇年代の精神分析‥‥45

サド復活

『サド=マラー』について‥‥‥‥‥57

犯罪文学者考‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥61

「渋沢龍彦集成 第II巻」あとがき‥‥75

渋沢龍彦集成 第III

ホモ・エロティクス

エロス、性を超えるもの‥‥‥‥‥‥81

現代のエロス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥91

苦痛と快楽―拷問について‥‥‥‥ 100

もう一つの死刑反対論‥‥‥‥‥‥ 106

ジャン・ジュネ論‥‥‥‥‥‥‥‥ 111

文学的ポルノグラフィー AP・マンディアルグの匿名作品について‥‥ 127

造形美術とエロティシズム‥‥‥‥ 138

現代日本文学における「性の追求」‥‥ 143

絶対と超越のエロティシズム‥‥‥ 178

黒魔術考‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 201

悪魔のエロトロギア―西欧美術史の背景‥‥ 225

ジャン・ジュネ断章‥‥‥‥‥‥‥ 238

「血と薔薇」宣言‥‥‥‥‥‥‥‥ 245

エロティシズム

エロティシズムを生きた女性たち‥ 251

「渋沢龍彦集成 第III巻」あとがき‥‥ 261

渋沢龍彦集成 第IV

美術論の周辺

魔的なものの復活‥‥‥‥‥‥‥‥ 267

からくりの形而上学‥‥‥‥‥‥‥ 278

A・キルヒャーと遊戯機械の発明 ‥ 281

妖怪および悪魔について‥‥‥‥‥ 294

ヨーロッパの妖怪‥‥‥‥‥‥‥‥ 305

密室の画家‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 315

画家と死神‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 322

浮世絵と私‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 325

見る欲望‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 328

画家と舞踊家と写真家と

パウル・クレー展を見て‥‥‥‥‥ 335

ロメーン・ブルックス―アンドロギュヌスに憑かれた世紀末‥‥ 342

ジル・ランボオ あるいは永遠の裸体について‥‥ 350

つねに遠のいてゆく風景―中村宏のために‥‥ 356

花咲く乙女たちのスキャンダル―金子国義について‥‥ 362

太陽はどこに高松潤一郎について‥‥ 364

『絵金 幕末土佐の芝居絵』評‥‥ 365

責め絵の画家・伊藤晴雨‥‥‥‥‥ 367

泳ぐ非劇役者―大野一雄頌‥‥‥‥ 374

肉体のなかの危機―土方巽の舞踊について‥‥ 376

踊る『形而情学』‥‥‥‥‥‥‥‥ 384

梨頭―石井満隆について‥‥‥‥‥ 387

渇望のアンドロギュヌス―笠井叡のために‥‥ 388

悪魔憑きと悪魔祓い―細江英公『鎌鼬』評‥‥ 390

「死の谷」のスフィンクス―篠山紀信『NUDE』評‥‥ 395

「渋沢龍彦集成 第IV巻」あとがき‥ 397

渋沢龍彦集成 第V

「渋沢龍彦集成 第V巻」あとがき ‥ 401

渋沢龍彦集成 第VI

「渋沢龍彦集成 第VI巻」あとがき‥ 407

補遺 一九六九―七〇年

ヒグラシとテントウムシ‥‥‥‥‥‥ 411

魔女について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 412

魔界入り難し‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 417

女ぎらいの異端の王さま―ルドヴィヒ二世‥‥ 418

バルザック『セラフィータ』―天使についての神学の書‥‥ 423

著作集刊行を予定(「近況」)‥‥‥ 425

マルキ・ド・サド『悪徳の栄え』解説‥‥ 426

貞操帯の効能‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 436

マルキ・ド・サド『ジュスチイヌ(美徳の不幸)』あとがき‥‥ 438

ロマネスクの香気‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 441

ジャン・コクトオ『ポトマック』あとがき‥‥ 443

デカダンスとカトリーヌ・ドヌーヴ‥ 448

古いシャンソン―みゅうじっくたいむ1‥‥ 451

流行歌あれこれ―みゅうじっくたいむ2‥‥ 454

クラシック音楽談義―みゅうじっくたいむ3‥‥ 458

マルキ・ド・サド『閨房哲学』あとがき‥‥ 461

ダニエル・ゲラン『エロスの革命』(書評)‥‥ 464

[フランス短篇名作]解説‥‥‥‥‥ 466

シャルル・ペロー「赤頭巾ちゃん」‥‥ 466

レオノラ・カリントン「最初の舞踏会」‥‥ 467

シャルル・ペロー「仙女たち」‥‥ 468

シャルル・ペロー「捲き毛のリケ」‥‥ 469

アルフォンス・アレ「奇妙な死」‥ 469

シャルル・ペロー「サンドリヨンあるいは小さなガラスの上靴」‥‥ 470

シャルル・ペロー「猫の親方あるいは長靴をはいた猫」‥‥ 471

フランシス・ジャム「パイプ」‥‥ 472

ジェラール・ド・ネルヴァル「緑色の怪物」‥‥ 472

グザヴィエ・フォルヌレ「草叢のダイヤモンド」‥‥ 473

堂本正樹『男色演劇史』(推薦文)‥ 475

マルキ・ド・サド『美徳の不幸』解説‥‥ 476

『左伯俊男画集』(推薦文)‥‥‥‥ 480

モーリス・ブランショ『ロートレアモンとサド』(書評)‥‥ 482

遊びと労働の一致‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 485

ジルベール・レリー『サド侯爵―その生涯と作品の研究』あとがき‥‥ 488

インテルメッツォ―悪魔のいる文学史 その四‥‥ 498

ジュール・シュペルヴィエル『ひとさらい』あとがき‥‥ 505

*解題(巌谷国士)‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 507

 



10 1994.3.12

 

渋沢龍彦集成 第VII

ユートピア・終末論・デカダンス

ユートピアと千年王国の逆説‥‥‥‥19

バビロンの架空園―失われし庭を求めて‥‥32

もう一つの世紀末‥‥‥‥‥‥‥‥‥59

万博を嫌悪する あるいは「遠人愛」のすすめ‥‥63

ミューゼアム・オブ・カタクリズム‥68

ヨーロッパのデカダンス‥‥‥‥‥‥74

幻想文学について‥‥‥‥‥‥‥‥‥91

幻想動物学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥98

メタモルフォーシス考‥‥‥‥‥‥ 104

作家論・評論・解説

詩人における女のイメージ―アンドレ・ブルトン‥‥ 117

『黒いユーモア選集』について―アンドレ・ブルトン‥‥ 123

黒いユーモア―シュルレアリスムと文学‥‥ 129

ジュネについての覚えがき‥‥‥‥ 132

フランス怪奇小説の系譜‥‥‥‥‥ 135

地震と病気―谷崎文学の本質‥‥‥ 166

タルホ星頌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 169

卵形の夢―瀧口修造私論‥‥‥‥‥ 171

輪廻と転生のロマン―『春の雪』および『奔馬』について‥‥ 179

三島由紀夫『音楽』解説‥‥‥‥‥ 189

サドと三島文学‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 194

セバスティアン・コンプレックスについて―三島戯曲の底にあるもの‥‥ 197

野坂昭如『エロ事師たち』解説‥‥ 200

種村季弘について‥‥‥‥‥‥‥‥ 205

乱歩文学の本質―玩具愛好とユートピア‥‥ 208

『久生十蘭全集』第二巻の解説‥‥ 216

スタイリスト・十蘭‥‥‥‥‥‥‥ 223

夢野久作の不思議‥‥‥‥‥‥‥‥ 225

小栗虫太郎『黒死館殺人事件』解説‥‥ 229

橘外男『青白き裸女群像・他』解説‥‥ 237

書評

『マダム・エドワルダ』ジョルジュ・バタイユ著‥‥ 247

『有罪者』ジョルジュ・バタイユ著‥‥ 249

『ブリキの太鼓』ギュンター・グラス著‥‥ 251

『四運動の理論』フーリエ著‥‥‥ 254

『ネロ』ジェラール・ヴァルテル著‥‥ 258

『象徴主義と世紀末芸術』HH・ホーフシュテッター著‥‥ 261

『少年愛の美学』稲垣足穂著‥‥‥ 264

『僕のユリーカ』『東京遁走曲』稲垣足穂著‥‥ 267

『ヒコーキ野郎たち』稲垣足穂著‥ 270

『夢野久作全集』第一巻‥‥‥‥‥ 272

『骨餓身峠死人葛』野坂昭如著‥‥ 275

『ルネサンスの女たち』塩野七生著‥‥ 278

『魔女と科学者』平田寛編‥‥‥‥ 281

映画評

『昼顔』 あるいは黒眼鏡の効用について‥‥ 287

『バーバレラ』 あるいは未来像の逆説‥‥ 294

現代の寓話―パゾリーニ『テオレマ』を見て‥‥ 300

ナチスをめぐる相反感情(アンビヴアレンツ)‥‥ 305

愛の形而上学と死刑―大島渚『絞死刑』論‥‥ 311

エッセイ・雑文

もう一つの文学史‥‥‥‥‥‥‥‥ 319

土着の「薔薇」を探る―『血と薔薇』批判に答えて‥‥ 323

西洋人名の表記について‥‥‥‥‥ 327

詩を殺すということ‥‥‥‥‥‥‥ 331

私の一九六九年‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 334

情死とニルヴァーナ原則‥‥‥‥‥ 336

もう一つの意見‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 339

女性、この批判し得ぬもの‥‥‥‥ 341

乳房、たまゆらの幻影‥‥‥‥‥‥ 344

エロティシズムと女性のプロポーションについて‥‥ 350

ハート(心臓)の話‥‥‥‥‥‥‥ 352

噴水綺談‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 357

「渋沢龍彦集成 第VII巻」あとがき‥‥ 361

妖人奇人館

地獄の火クラブの主宰者‥‥‥‥‥‥ 365

女装した外交官‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 372

殺し屋ダンディ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 379

ラスプーチンとその娘‥‥‥‥‥‥‥ 386

切り裂きジャックの正体‥‥‥‥‥‥ 393

ノストラダムスの予言‥‥‥‥‥‥‥ 400

錬金術師カリオストロ‥‥‥‥‥‥‥ 408

哲学者と魔女‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 415

放浪の医者パラケルスス‥‥‥‥‥‥ 422

不死の人サン・ジェルマン伯‥‥‥‥ 429

人肉嗜食魔たち‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 436

古代石器殺人事件‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 442

倒錯の性‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 452

「妖人奇人館」あとがき(新装版)‥ 461

「妖人奇人館」あとがき(文庫版)‥ 463

暗黒のメルヘン

「暗黒のメルヘン」編集後記‥‥‥‥ 467

黄金時代

時間の死滅について‥‥‥‥‥‥‥‥ 481

ジョルジュ・バタイユ―比喩としての畸形‥‥ 485

「黄金時代」あとがき(初版)‥‥‥ 497

「黄金時代」あとがき(新版)‥‥‥ 499

「黄金時代」あとがき(文庫版)‥‥ 500

補遺 一九七一年

杉田総『龍神淵の少年』序‥‥‥‥‥ 505

ヘラクレスの睾丸―幻想庭園散歩1 ‥ 508

太古の植物―幻想庭園散歩4 ‥‥‥‥ 512

貝殻について―幻想庭園散歩6 ‥‥‥ 516

ピエール・ド・マンディアルグ『大理石』あとがき‥‥ 520

ピエール・ド・マンディアルグ『ボマルツォの怪物』あとがき‥‥ 525

散歩みち‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 527

イクヤ歌留多のために(推薦文)‥‥ 529

酒井潔『悪魔学大全』解説‥‥‥‥‥ 530

郁乎との神話的な交遊‥‥‥‥‥‥‥ 533

ぼんやり、ぶらぶら、やがて寝る‥‥ 536

狂王とノイシュヴァンシュタインの城‥‥ 538

ゴヤと魔女の世界‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 542

よいお酒とよい葉巻さえあれば‥‥‥ 546

*解題(巌谷国士,種村季弘) ‥‥‥‥ 547

 



11 1994.4.12

 

女のエピソード

マリー・アントワネット‥‥‥‥‥‥‥15

ベアトリーチェ・チェンチ‥‥‥‥‥‥18

ジョルジュ・サンド‥‥‥‥‥‥‥‥‥21

アグリッピーナ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥24

ローラ・モンテス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥27

和泉式部‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥30

サッフォー‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥33

ジャンヌ・ダルク‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥36

エリザベス女王‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥39

シャルロット・コルデー‥‥‥‥‥‥‥42

サロメ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥45

エロイーズ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥48

細川ガラシア夫人‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥51

ルネ・ペラジー‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥54

ワンダ・リューメリン‥‥‥‥‥‥‥‥57

聖母マリア‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥60

金髪のイゾルデ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥63

マリリン・モンロー‥‥‥‥‥‥‥‥‥66

建礼門院平徳子‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥69

ド・ブランヴィリエ侯爵夫人‥‥‥‥‥72

ポンパドゥール夫人‥‥‥‥‥‥‥‥‥75

王昭君‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥78

マグダラのマリア‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥81

ヴィーナス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥84

「女のエピソード」あとがき(初版)‥87

「女のエピソード」あとがき(文庫版)‥‥89

偏愛的作家論

石川淳 評伝的解説‥‥‥‥‥‥‥‥‥93

石川淳 石川淳と坂口安吾 あるいは道化の宿命について‥‥ 112

三島由紀夫 三島由紀夫氏を悼む‥‥ 119

三島由紀夫 絶対を垣間見んとして ‥‥ 126

三島由紀夫『天人五衰』‥‥‥‥‥‥ 135

三島由紀夫 サロメの時代‥‥‥‥‥ 139

三島由紀夫 三島由紀夫とデカダンス―個人的な思い出を中心に‥‥ 142

林達夫 エピキュリアン・リヴレスク‥‥ 153

埴谷雄高 あの頃の埴谷さん‥‥‥‥ 157

吉行淳之介 終戦後三年目‥‥‥‥ 161

鷲巣繁男 形而上学のカテドラルのために‥‥ 165

泉鏡花 吉村博任『泉鏡花―芸術と病理』‥‥ 169

谷崎潤一郎 谷崎潤一郎とマゾヒズム‥‥ 173

堀辰雄 堀辰雄とコクトー‥‥‥‥‥ 183

堀辰雄 海彼の本をめでにけるかも‥ 192

日夏耿之介 錬金の幻夢にこがれ 197

南方熊楠 悦ばしき知恵 あるいは南方熊楠について‥‥ 199

「偏愛的作家論」あとがき(初版)‥ 203

「偏愛的作家論」あとがき(増補版)‥‥ 204

変身のロマン

「変身のロマン」編集後記‥‥‥‥‥ 207

悪魔のいる文学史―神秘家と狂詩人

エリファス・レヴィ―神秘思想と社会変革‥‥ 221

グザヴィエ・フォルヌレ―黒いユーモア‥‥ 245

ペトリュス・ボレル―叛逆の狂詩人‥ 271

ピエール・フランソワ・ラスネール―殺人と文学‥‥ 291

小ロマン派群像―挫折した詩人たち‥ 309

エルヴェ・ド・サン・ドニ侯爵―夢の実験家‥‥ 343

シャルル・クロス―詩と発明‥‥‥‥ 359

ジョゼファン・ペラダンとスタニスラス・ド・ガイタ侯爵―世紀末の薔薇十字団運動‥‥ 391

モンフォコン・ド・ヴィラール―精霊と人間の交渉について‥‥ 429

シニストラリ・ダメノ―男性および女性の夢魔について‥‥ 449

サド侯爵―その生涯の最後の恋‥‥‥ 461

ザッヘル・マゾッホ―あるエピソード‥‥ 473

アンドレ・ブルトン―シュルレアリスムと錬金術の伝統‥‥ 489

あとがき(初版)‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 505

あとがき(文庫版)‥‥‥‥‥‥‥‥ 507

幻妖―日本文学における美と情念の流れ幻妖のコスモロジー‥‥ 511

補遺 一九七二年

変身する四谷シモン‥‥‥‥‥‥‥‥ 525

『大坪砂男全集』第一巻 解説‥‥‥ 527

アンドレ・ブルトン「ルイス・キャロル」あとがき‥‥ 536

マルキ・ド・サド『悲惨物語』あとがき‥‥ 537

『女のエピソード』(「わが著書を語る」)‥‥ 540

ローラン・トポール『マゾヒストたち』あとがき‥‥ 541

高橋英夫『詩人の館』(推薦文)‥‥ 547

証人席の中村さん‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 548

贅沢について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 552

モンロー神話の分析‥‥‥‥‥‥‥‥ 554

音楽家と狂王‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 557

*解題(松山俊太郎,出口裕弘,種村季弘,巌谷国士)‥‥ 563

 



12 1994.5.12

 

ヨーロッパの乳房

I

バロック抄―ボマルツォ紀行‥‥‥‥21

昔と今のプラハ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥37

マジョーレ湖の姉妹‥‥‥‥‥‥‥‥62

狂王の城‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥72

バーゼル日記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥77

エル・エスコリアル訪問‥‥‥‥‥‥81

骸骨寺と修道院‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥84

奇怪な偶像‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥88

優雅なスペイン、優雅なゴヤ‥‥‥‥91

神話の国を訪ねて‥‥‥‥‥‥‥‥‥96

イスパハンの昼と夜―アストロラーブについて‥‥ 102

砂漠に日は落ちて‥‥‥‥‥‥‥ 112

II

遠近法・静物画・鏡―トロンプ・ルイユについて‥‥ 117

ゴヤ あるいは肉体の牢獄‥‥‥‥ 129

シンメトリーの画家―谷川晃一のために‥‥ 139

三人の異色画家‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 144

セバスティアン・シュトスコップフ‥‥ 144

アントワヌ・ヴィールツ‥‥‥‥ 147

ロメロ・デ・トレス‥‥‥‥‥‥ 150

紋章について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 154

日時計について‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 159

洞窟について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 164

理想の庭園‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 169

巨木のイメージ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 174

パリの食物誌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 178

鏡について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 182

匂いのアラベスク‥‥‥‥‥‥‥‥ 187

フローラ幻想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 196

あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 203

エロティシズム

あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 207

夢のある部屋

I

飾るということ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 215

楽器について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 218

豪華な白‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 221

額縁のなかの春‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 224

振子の音‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 227

窓‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 230

ガラスの魅力‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 233

鏡の魔法‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 236

夜を演出する‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 239

階段あれこれ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 242

扉をたたく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 245

煖炉のある暮らし‥‥‥‥‥‥‥‥ 248

II

ミステリアスな女性について‥‥‥ 253

遊びの哲学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 257

愛のエッセイ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 260

アダムとイヴの匂い‥‥‥‥‥‥‥ 262

ナイルの魔女、クレオパトラ‥‥‥ 265

貞操帯あれこれ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 268

フランス文学にあらわれた吝嗇家‥ 273

北鎌倉の歳時記‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 275

土筆の味‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 278

合歓木と海ネコ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 280

あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 285

地獄絵

地獄絵と地獄観念‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 289

図版解説‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 301

人形愛序説

I

少女コレクション序説‥‥‥‥‥‥ 315

人形愛の形而上学‥‥‥‥‥‥‥‥ 325

ベルメールの人形哲学‥‥‥‥‥‥ 337

ファンム・アンファンの楽園‥‥‥ 341

アリス あるいはナルシシストの心のレンズ‥‥ 345

犠牲と変身―ストリップ・ティーズの哲学‥‥ 348

幻想文学の異端性について‥‥‥‥ 355

東西春画考‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 359

セーラー服と四畳半‥‥‥‥‥‥‥ 364

インセスト、わがユートピア‥‥‥ 367

セックスと文化‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 376

II

アイオロスの竪琴―省察と追憶‥‥ 389

空想の詩画集‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 408

上田秋成と銅版画‥‥‥‥‥‥‥ 408

日本の装飾主義とマニエリスム‥ 411

お伽草子と鏡男‥‥‥‥‥‥‥‥ 414

東と西の裸体像‥‥‥‥‥‥‥‥ 417

今日の映像‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 421

映像とイメージ‥‥‥‥‥‥‥‥ 421

原点の探索‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 424

怪獣とエロティシズム‥‥‥‥‥ 428

現代犯科帳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 432

自由としての犯罪‥‥‥‥‥‥‥ 432

ポルノと麻薬‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 436

二つの小平事件‥‥‥‥‥‥‥‥ 439

盗みのディアレクティーク‥‥‥ 442

ある生物学者について‥‥‥‥‥‥ 447

私のエリアーデ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 451

翻訳について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 456

怪獣について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 460

わが夢想のお洒落‥‥‥‥‥‥‥‥ 462

幼時体験について‥‥‥‥‥‥‥‥ 468

体験ぎらい‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 475

ギリシアの蛙‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 479

終末論 あるいは宇宙のコロンブス‥‥ 481

III

『錬金術』R・ベルヌーリ著 『薔薇十字の魔法』種村季弘著‥‥ 489

『文学におけるマニエリスム』GR・ホッケ著‥‥ 493

『魔術師』J・ファウルズ著 ‥‥‥ 496

『ザ・ヌード』ケネス・クラーク著‥‥ 502

『大鴉』EA・ポオ著 G・ドレ画 日夏耿之介訳‥‥ 506

アントナン・アルトー全集のために‥‥ 511

『迷宮としての人間』中野美代子著の序‥‥ 514

『天使論』笠井叡著‥‥‥‥‥‥‥ 518

『ヨーロッパ歴史紀行』堀米庸三著‥‥ 521

池田満寿夫・全版画作品集のために‥‥ 525

ロイヤル・シェークスピア劇団を見て‥‥ 527

「マラー/サド」劇について‥‥‥ 531

パリ・オペラ座のバレエを見て‥‥ 534

笠井叡舞踏会を見て‥‥‥‥‥‥‥ 537

吉岡実の断章‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 540

あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 543

補遺 一九七三年

変身‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 547

黒いダイヤモンドのごとく‥‥‥‥ 552

愛の南下運動を記念して‥‥‥‥‥ 554

ジョルジュ・バタイユ『エロティシズム』訳者あとがき‥‥ 558

バタイユを翻訳(「近況」)‥‥‥‥ 560

昔と今の鎌倉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 561

JK・ユイスマンス『さかしま』第三版 あとがき‥‥ 564

鳥獣虫魚‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 566

ボリショイ・バレエ「スパルタクス」‥‥ 570

内田愃詩集『航海』跋‥‥‥‥‥‥‥ 572

シャルル・ペロー『長靴をはいた猫』あとがき‥‥ 575

マルキ・ド・サド『恋のかけひき』解説‥‥ 578

わが酒はタイムマシーン‥‥‥‥‥‥ 582

渋沢龍彦 自作年譜‥‥‥‥‥‥‥‥ 584

劇作家大庭みな子‥‥‥‥‥‥‥ 594

カナブンと青空―大駱駝艦公演「陽物神譚」拝見‥‥ 596

『新マルキ・ド・サド選集』再版のためのあとがき‥‥ 600

*解題(巌谷国士,松山俊太郎) ‥‥‥ 601

 



13 1994.6.15

 

胡桃の中の世界

石の夢‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥17

プラトン立体‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥33

螺旋について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥51

『ポリュフィルス狂恋夢』‥‥‥‥‥‥67

幾何学とエロス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥85

宇宙卵について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥99

動物誌への愛‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 115

紋章について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 131

ギリシアの独楽‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 145

怪物について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 161

ユートピアとしての時計‥‥‥‥‥‥ 173

東西庭園譚‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 189

胡桃の中の世界‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 203

あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 219

あとがき(文庫版)‥‥‥‥‥‥‥‥ 221

貝殻と頭蓋骨

I

ビザンティンの薄明 あるいはギュスターヴ・モローの偏執‥‥ 227

キリコ、反近代主義の亡霊‥‥‥‥ 237

幻想美術とは何か‥‥‥‥‥‥‥‥ 245

II

千夜一夜物語紀行‥‥‥‥‥‥‥‥ 255

フランスのサロン‥‥‥‥‥‥‥‥ 279

オカルティズムについて‥‥‥‥‥ 309

シェイクスピアと魔術‥‥‥‥‥‥ 317

「エクソシスト」 あるいは映画憑きと映画祓い‥‥ 322

毒薬と一角獣‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 329

絵本について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 332

聖母子像について‥‥‥‥‥‥‥‥ 338

過ぎにしかた恋しきもの‥‥‥‥‥ 344

雪の記憶‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 348

読書遍歴‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 351

III

岡本かの子 あるいは女のナルシシズム‥‥ 357

魔道の学匠―日夏耿之介‥‥‥‥‥ 367

琥珀の虫―三島由紀夫‥‥‥‥‥‥ 370

花田清輝頌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 373

藤綱と中也―唐十郎について‥‥‥ 377

未来と過去のイヴ―四谷シモン個展‥‥ 381

金井美恵子『兎』書評‥‥‥‥‥‥ 383

中井英夫『悪夢の骨牌』書評‥‥‥ 387

江戸川乱歩『パノラマ島奇談』解説‥‥ 390

「小栗虫太郎・木々高太郎集」解説‥‥ 394

唐十郎『盲導犬』解説‥‥‥‥‥‥ 402

アルティストとアルティザン―池田満寿夫について‥‥ 407

あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 411

幻想の肖像

シモネッタ・ヴェスプッチの肖像―ピエロ・ディ・コシモ‥‥ 415

若い女の肖像―ペトルス・クリストゥス‥‥ 419

二人の娼婦―ヴィットーレ・カルパッチオ‥‥ 423

マグダラのマリア―カルロ・クリヴェルリ‥‥ 427

アンテアの肖像―パルミジャニーノ‥ 431

奏楽天使に囲まれた聖母子―コスメ・トゥーラ‥‥ 435

ヴェネツィアの少女―アルブレヒト・デューラー‥‥ 439

ユディット―ルーカス・クラナッハ‥ 443

婦人像―ヤコポ・カルッチ・ポントルモ‥‥ 447

アレゴリー―ジョヴァンニ・ベルリーニ‥‥ 451

受胎告知―シモーネ・マルティーニ‥ 455

大天使―ピエトロ・カヴァルリーニ‥ 459

三美神―ハンス・バルドゥンク・グリーン‥‥ 463

春(プリマヴェーラ)―サンドロ・ボッティチェルリ‥‥ 467

死せる恋人―グリュネワルト‥‥‥‥ 471

悦楽の園―ヒエロニムス・ボッス‥‥ 475

虚栄―ハンス・メムリンク‥‥‥‥‥ 479

鏡の前のウェヌス―ディエゴ・ベラスケス‥‥ 483

スザンナと老人たち―グイド・レーニ‥‥ 487

地獄堕ち―ルカ・シニョレルリ‥‥‥ 491

魔女キルケー―ドッソ・ドッシ‥‥‥ 495

珊瑚採り―ヤコポ・ツッキ‥‥‥‥‥ 499

魔女の夜宴―フランシスコ・ゴヤ‥‥ 503

女友達―グスタフ・クリムト‥‥‥‥ 507

泉を守る女―レオノール・フィニー‥ 511

花嫁の衣裳―マックス・エルンスト‥ 515

黄金の階段―バーン・ジョーンズ‥‥ 519

シャルロット・コルデー―フェリックス・ラビッス‥‥ 523

奇妙な仮面―ジェイムス・アンソール‥‥ 527

キューレボルンがウンディーネを漁師のところへ連れてくる―ハインリヒ・フュス

リ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 531

一つ眼巨人―オディロン・ルドン‥‥ 535

みずからの純潔性に姦淫された若い処女―サルバドール・ダリ‥‥ 539

トルコ風呂―アングル‥‥‥‥‥‥‥ 543

あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 547

補遺 一九七四―七五年

タロスの花―川井昭一展‥‥‥‥‥‥ 551

エロティックな函―土井典子人形展‥ 553

わたし自身へのラブレター‥‥‥‥‥ 554

日本古典文庫を推薦する(現代思潮社版『新撰日本古典文庫』)‥‥ 555

木間瀬精三『死の舞踏』(書評)‥‥ 556

レオノール・フィニーの世界‥‥‥‥ 559

努力には目標が必要である‥‥‥‥‥ 561

近影を語る‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 574

カトリーヌ・ドヌーヴ‥‥‥‥‥‥‥ 575

ベスト十八―日本絵画・彫刻・西洋絵画‥‥ 577

ダンディズムとフランス料理(『日影丈吉未刊短篇集成』)‥‥ 584

しらける余裕など‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 585

目で見る暗黒小説‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 588

魔術‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 591

ジャン・コクトオ『大胯びらき』あとがき‥‥ 594

リス・ゴーティの歌う「パリ祭」‥‥ 596

横向きの動物たち―谷川晃一展‥‥‥ 598

「サド侯爵の手紙」解説‥‥‥‥‥‥ 600

「サド侯爵の手紙」付記‥‥‥‥‥‥ 601

北方への誘惑‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 602

O嬢の物語』新版のためのあとがき‥‥ 604

*解題(巌谷国士)‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 605

 



14 1994.7.12

 

旅のモザイク

ペトラとフローラ―南イタリア紀行‥‥11

日本列島南から北へ‥‥‥‥‥‥‥‥‥39

珊瑚礁‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥41

火の山‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥56

風と光と影‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥71

流氷‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥85

あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 101

マックス・ワルター・スワーンベリ

女の楽園‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 105

「メディオム」について―シュルレアリス

ムへの参画‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 116

「イリュミナシオン」について‥‥‥ 118

舞台装置・衣裳・真珠モザイク・ゴブラン織‥‥ 120

コラージュ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 123

幻想の彼方へ

I

レオノール・フィニー、魔女から女祭司まで‥‥ 129

マックス・ワルター・スワンベルク、女に憑かれて‥‥ 139

ゾンネンシュターン、色鉛筆の預言者‥‥ 150

ポール・デルヴォー、夢のなかの裸体‥‥ 162

ハンス・ベルメール、肉体の迷宮‥ 172

バルテュス、危険な伝統主義者‥‥ 183

II

ルネ・マグリットの世界‥‥‥‥‥ 197

ルドンの黒‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 217

あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 223

思考の紋章学

ランプの廻転‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 227

夢について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 243

幻鳥譚‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 259

姉の力‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 275

付喪神‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 293

時間のパラドックスについて‥‥‥‥ 309

オドラデク‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 325

ウィタ・セクスアリス‥‥‥‥‥‥‥ 341

悪魔の創造‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 357

黄金虫‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 373

円環の渇き‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 387

愛の植物学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 403

あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 419

補遺 一九七六年

今月の10冊の本‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 423

マルキ・ド・サド『悲惨物語』あとがき‥‥ 428

土方巽と暗黒舞踏派について‥‥‥‥ 431

中井英夫について(推薦文)‥‥‥‥ 434

下降の水路をたどるゴンドラ‥‥‥‥ 435

トラツグミの鳴き声(「今年の発見」)‥‥ 441

『マドンナの真珠』(限定版)あとがき‥‥ 442

ルネ・マリル・アルベレス『二十一世紀への文学』(書評)‥‥ 444

*解題(巌谷国士,種村季弘) ‥‥‥‥ 447

 



15 1994.8.12

 

東西不思議物語‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥19

洞窟の偶像

御伽草子の魅力について‥‥‥‥‥‥ 175

奇怪な花、とりかへばや物語‥‥‥‥ 180

東と西の地獄絵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 187

三島由紀夫覚書‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 190

三島由紀夫の手紙‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 201

『サド侯爵夫人』の思い出‥‥‥‥‥ 207

難解ではない『死霊』について‥‥‥ 213

足穂アラベスク‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 220

星の王さま、タルホ‥‥‥‥‥‥‥‥ 225

オーブリ・ビアズレーについて‥‥‥ 228

ピエール・ド・マンディアルグについて‥‥ 247

ネルヴァルと幻想文学‥‥‥‥‥‥‥ 254

ヴィリエ・ド・リラダンについて‥‥ 261

バルベー管見‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 266

カゾットの駱駝‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 269

ニーチェ雑感‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 273

魔術師フロイト‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 281

ゴンゴラとコクトー‥‥‥‥‥‥‥‥ 288

映画『恐るべき子供たち』を見て‥‥ 297

私のシュルレアリスム‥‥‥‥‥‥‥ 301

シュルレアリスムと屍体解剖‥‥‥‥ 305

マックス・エルンストを悼む‥‥‥‥ 309

エルンスト展に寄せて‥‥‥‥‥‥‥ 311

プラトニックな蝶―ナボコフについて‥‥ 316

『ティマイオス』―プラトンにおける神話‥‥ 319

O嬢の物語』について ‥‥‥‥‥‥ 323

「表現の自由」ではなく「自由な表現」を‥‥ 327

文庫本‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 330

フーリエ『四運動の理論』‥‥‥‥ 330

ネルヴァル『暁の女王と精霊の王の物語』‥‥ 331

JG・バラード『結晶世界』‥‥‥ 332

シラノ・ド・ベルジュラック『日月両世界旅行記』‥‥ 333

セルジュ・ユタン『錬金術』‥‥‥ 334

『アンデルセン童話集』‥‥‥‥‥ 335

ミシェル・フーコー『狂気の歴史』‥ 337

アルヴァレズ『自殺の研究』‥‥‥‥ 340

鷲巣繁男『詩の栄誉』‥‥‥‥‥‥‥ 344

高橋睦郎詩集『私』‥‥‥‥‥‥‥‥ 348

中田耕治『ルクレツィア・ボルジア』‥‥ 352

松田政男『薔薇と無名者』‥‥‥‥‥ 354

『球体感覚』以前‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 357

巌谷国士『シュルレアリスムと芸術』『幻視者たち』‥‥ 359

飯田善国について‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 363

推薦文‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 366

ラヴクラフト傑作集‥‥‥‥‥‥‥ 366

アルフォンス・アレ『悪戯の愉しみ』‥‥ 367

ジョイス・マンスール『充ち足りた死者たち』‥‥ 367

ヴィリエ・ド・リラダン全集‥‥‥ 367

ネルヴァル全集‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 368

メリメ全集‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 368

小説のシュルレアリスム‥‥‥‥‥ 369

ヘルメス叢書‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 370

斉藤磯雄『近代ふらんす秀詩鈔』‥ 372

倉橋由美子全作品‥‥‥‥‥‥‥‥ 372

稲垣足穂作品集‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 373

池田満寿男『美の王国の入口で』‥ 373

岸田秀『ものぐさ精神分析』‥‥‥ 374

多田智満子『鏡のテオーリア』‥‥ 374

花田清輝全集‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 375

あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 377

記憶の遠近法

I

サラマンドラよ、燃えよ‥‥‥‥‥ 383

一角獣について‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 395

タロッコの謎‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 409

宝石の伝説‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 421

『狩猟の書』について‥‥‥‥‥‥ 428

盗みのエロティシズム‥‥‥‥‥‥ 433

態位について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 439

目の散歩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 443

ノスタルジアについて‥‥‥‥‥ 443

ボイオティアの山猫‥‥‥‥‥‥ 445

文字とデザイン‥‥‥‥‥‥‥‥ 447

円環的時間‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 449

メデイアの踊り‥‥‥‥‥‥‥‥ 450

II

ツェッペリン幻想‥‥‥‥‥‥‥‥ 455

私の昆虫記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 459

ハーゲンベックの思い出‥‥‥‥‥ 463

カフス・ボタンのこと‥‥‥‥‥‥ 466

「コドモノクニ」のこと‥‥‥‥‥ 468

ドラゴン雑感‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 470

少年冒険小説と私‥‥‥‥‥‥‥‥ 472

玩物抄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 478

独楽‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 478

蟻通‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 480

アイスクリーム‥‥‥‥‥‥‥‥ 482

鞄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 484

山吹鉄砲‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 486

髑髏‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 489

眼鏡‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 491

琥珀‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 493

三葉虫‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 495

明恵さんの羊歯‥‥‥‥‥‥‥‥ 497

花札‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 499

ホッチキス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 501

紙相撲‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 503

昆虫‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 505

お化け煙突‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 508

パイプ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 510

ギブス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 512

左利き‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 514

アポロとウェヌス‥‥‥‥‥‥‥‥ 517

蠅とエメラルド‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 521

思い出と現在と‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 525

エメラルド、五月の露‥‥‥‥‥‥ 530

花火、七月の夜‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 532

ガラス幻想行‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 535

糸車から燭台まで‥‥‥‥‥‥‥‥ 545

糸車‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 545

オルゴール‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 546

フランス人形‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 546

ミシンとアイロン‥‥‥‥‥‥‥ 547

乳母車‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 548

時計‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 548

アコーディオン‥‥‥‥‥‥‥‥ 549

花車‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 550

電気スタンド‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 551

蓄音器‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 551

写真機‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 552

燭台‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 553

あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 555

スクリーンの夢魔

カトリーヌ・ドヌーヴ その不思議な魅力‥‥ 559

あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 565

機械仕掛のエロス

あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 569

補遺 一九七七年

午前三時に大晩餐会‥‥‥‥‥‥‥‥ 573

『サド、レチフ』訳者付記‥‥‥‥‥ 575

『司祭と臨終の男との対話』‥‥‥ 575

『美徳の不運』‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 577

『閨房哲学』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 579

『悲惨物語』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 581

『小説論』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 583

ヨーロッパ魔術の伝統‥‥‥‥‥‥‥ 584

イシス女神‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 587

サドのこと、その他‥‥‥‥‥‥‥‥ 590

矢代秋雄について‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 593

『思考の紋章学』(「わが著書を語る」)‥‥ 595

エロティックな女‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 597

『イメージの博物誌』推薦文‥‥‥‥ 600

*解題(松山俊太郎,巌谷国士) ‥‥‥ 601

 



16 1994.9.12

 

幻想博物誌

スキタイの羊‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥17

犀の図‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥22

スキヤポデス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥27

クラーケンとタッツェルヴルム‥‥‥‥32

ドードー‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥37

蟻の伝説‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥42

スフィンクス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥47

象‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥52

毛虫と蝶‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥57

人魚の進化‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥63

大山猫‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥69

原初の魚‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥75

ゴルゴン‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥81

フェニクス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥87

貝‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥92

ミノタウロス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥97

火鼠とサラマンドラ‥‥‥‥‥‥‥‥ 102

グノーム‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 107

海胆とペンタグラムマ‥‥‥‥‥‥‥ 112

バジリスクス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 117

鳥のいろいろ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 123

虫のいろいろ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 128

ケンタウロス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 134

キマイラ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 139

あとがき(初版)‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 145

あとがき(文庫版)‥‥‥‥‥‥‥‥ 147

悪魔の中世

はしがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 153

悪魔像の起源‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 157

悪魔の肖像学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 173

冥府とアポカリプス‥‥‥‥‥‥‥‥ 188

最後の審判‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 201

地獄と刑罰‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 216

コントラ・トリニタス‥‥‥‥‥‥‥ 231

ドラゴンの幻想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 244

誘惑図‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 256

死の恐怖と魅惑‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 271

玩物草紙

裸体‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 289

虫‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 293

沼と飛行船‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 297

ミイラ取り‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 302

枕‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 306

蟻地獄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 310

星‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 314

神のデザイン‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 318

家‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 322

反対日の丸‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 327

ポルノ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 332

変身‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 336

花‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 341

ピストル‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 346

体験‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 350

テレビ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 354

猿の胎児‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 359

天ぷら‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 363

美術館‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 368

書物‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 372

劇場‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 376

童話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 380

地球儀‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 384

猫と形而上学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 388

男根‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 392

カフスボタン‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 397

輪鼓‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 402

夢‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 407

燃えるズボン‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 411

衣裳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 416

あとがき(初版)‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 421

加山さんのこと(特装版あとがき)‥ 423

あとがき(文庫版)‥‥‥‥‥‥‥‥ 425

あとがき(新編ビブリオテカ版)‥‥ 427

世界幻想名作集

幻想文学について‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 431

フランケンシュタイン―シェリー夫人‥‥ 437

幻想美術の流れ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 451

ビブリオテカ渋沢龍彦IVI

あとがき(ビブリオテカ渋沢龍彦I)‥‥ 459

あとがき(ビブリオテカ渋沢龍彦II)‥‥ 462

あとがき(ビブリオテカ渋沢龍彦III)‥‥ 464

あとがき(ビブリオテカ渋沢龍彦IV)‥‥ 466

あとがき(ビブリオテカ渋沢龍彦V)‥‥ 468

あとがき(ビブリオテカ渋沢龍彦VI)‥‥ 472

玩具館

玩具のための玩具―私の玩具論‥‥‥ 477

補遺 一九七八―七九年

肉体の内部の風景(推薦文)‥‥‥‥ 497

ラコスト詣で‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 499

マルキ・ド・サド『州民一同によって証言された不可解な事件』解説‥‥ 503

リリシズムの鍼師‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 504

種村季弘『山師カリオストロの大冒険』(書評)‥‥ 507

酒井潔『愛の魔術』解説‥‥‥‥‥‥ 509

ポツダム文科の弁‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 512

『堂本正樹の演劇空間』(推薦文)‥ 514

歳月の流れに感慨(「近況」)‥‥‥ 515

歌うシモン‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 516

笠井叡『神々の黄昏』(推薦文)‥‥ 518

愕然と呆然(推薦文)‥‥‥‥‥‥‥ 519

ペトリュス・ボレル『解剖学者ドン・ベサリウス』あとがき‥‥ 520

AP・ド・マンディアルグ『ボマルツォの怪物』あとがき‥‥ 522

AP・ド・マンディアルグ『ボマルツォの怪物』(「私の訳した本」)‥‥ 527

変幻自在(推薦文)‥‥‥‥‥‥‥‥ 530

線の美しさ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 531

ジュール・シュペルヴィエル『ひとさらい』あとがき‥‥ 532

神話のインターナショナリズム(推薦文)‥‥ 535

*解題(種村季弘,出口裕弘,巌谷国士)‥‥ 537

 



17 1994.10.12

 

城と牢獄

I

城と牢獄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥17

サドの論理‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥28

サド侯爵とジャンヌ・テスタル事件‥37

サドとマゾッホ―種村季弘『ザッヘル=マゾッホの世界』を読む‥‥45

精子派としてのサド‥‥‥‥‥‥‥‥55

フランス版『サド侯爵夫人』について‥‥62

惑星の運行のように―ルノー/バロー劇団『サド侯爵夫人』を見て‥‥66

ラコスト訪問記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥73

ラウラの幻影‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥77

II

ポルノグラフィーをめぐる断章‥‥‥91

近親相姦、鏡のなかの千年王国‥‥ 100

エレアのゼノン あるいはボルヘスの原理‥‥ 106

『イタリア紀行』について‥‥‥‥ 114

アリアドネの日記‥‥‥‥‥‥‥‥ 118

ヴァルーナの鎖‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 122

一冊の本―コクトー『大胯びらき』‥‥ 127

バイロスについて‥‥‥‥‥‥‥‥ 131

ヴィスコンティ「家族の肖像」について‥‥ 135

III

金魚鉢のなかの金魚―埴谷雄高について‥‥ 141

稲垣足穂さんを悼む‥‥‥‥‥‥‥ 151

美しい笑顔―瀧口修造さんを悼む‥ 155

呉茂一さんの翻訳について‥‥‥‥ 158

堀口大学氏の翻訳‥‥‥‥‥‥‥‥ 161

思想の良導体―斉藤磯雄氏の翻訳について‥‥ 164

超低空を飛ぶひと―川崎長太郎‥‥ 168

不真面目人間の栄光と悲惨―種村季弘『詐欺師の楽園』‥‥ 169

観念の動物園―「唐版犬狼都市」のために‥‥ 172

加山又造 あるいは豪奢な禁欲主義‥‥ 175

宝石のようなイメージ―野中ユリのこと‥‥ 179

銅版画のマニエリスト―山本六三‥ 182

潜在意識の虎―『動物の謝肉祭』序‥‥ 187

あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 189

妖精たちの森

妖精について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 193

風について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 198

太陽王と月の王

I

知られざる発明家たち‥‥‥‥‥‥ 205

人形雑感‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 211

太陽王と月の王‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 214

宇宙論について‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 223

植物界のイカロス‥‥‥‥‥‥‥‥ 227

ホログラフィ頌‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 230

北斎漫画について‥‥‥‥‥‥‥‥ 234

お化け屋敷の光源氏‥‥‥‥‥‥‥ 239

化けもの好きの弁―泉鏡花『夜叉ケ池』公演に寄せて‥‥ 242

魚の真似をする人類‥‥‥‥‥‥‥ 248

パイプ礼讃‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 251

説話好きの弁‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 257

パリの昆虫館‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 259

神話と絵画‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 261

II

嘘の真実―私の文章修業‥‥‥‥‥ 269

冷房とエレベーター‥‥‥‥‥‥‥ 273

古本屋の話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 277

パイプの話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 280

機関車と青空‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 283

空前絶後のこわい映画‥‥‥‥‥‥ 286

読書日録‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 288

望遠鏡をさかさまに―『記憶の遠近法』について‥‥ 293

ビブリオテカについて‥‥‥‥‥‥ 296

今月の日本‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 298

宗達の犬‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 298

専業について‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 301

流行について‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 304

ディジタル反対‥‥‥‥‥‥‥‥ 307

すべからく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 310

元号について‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 313

ワイセツについて‥‥‥‥‥‥‥ 317

ムクロジの実‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 320

神話の復活のために‥‥‥‥‥‥ 323

鎌倉今昔‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 327

虎よ、虎よ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 330

手紙を燃やす‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 333

架空対談*サド‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 337

あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 351

城―夢想と現実のモニュメント‥‥‥‥ 353

補遺 一九八〇年

『太平記』(「私と古典」)‥‥‥‥ 463

金子国義「アリアドネ」‥‥‥‥‥‥ 465

すたすた歩く堀内さん‥‥‥‥‥‥‥ 467

ロワールの三つの城‥‥‥‥‥‥‥‥ 469

矢野真君のこと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 475

北鎌倉だより あるいは永遠の幼虫‥ 478

『サド侯爵の手紙』あとがき‥‥‥‥ 479

*解題(巌谷国士)‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 485

 



18 1994.11.12

 

唐草物語

鳥と少女‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥15

空飛ぶ大納言‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥31

火山に死す‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥47

女体消滅‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥63

三つの髑髏‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥79

金色堂異聞‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥97

六道の辻‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 115

盤上遊戯‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 131

閹人 あるいは無実のあかし‥‥‥‥ 149

蜃気楼‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 163

遠隔操作‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 179

避雷針屋‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 191

あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 207

新編ビブリオテカのためのあとがき‥ 209

魔法のランプ

I

煉金術夜話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 215

宝石変身譚‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 242

処女生殖について‥‥‥‥‥‥‥‥ 248

裸婦について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 258

疑わしき美‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 263

かぶらのウェヌス‥‥‥‥‥‥‥ 263

ゴッホの耳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 265

美と時間の作用‥‥‥‥‥‥‥‥ 267

自然、美のモデル‥‥‥‥‥‥‥ 269

ボール紙の兜‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 271

日記から‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 273

八〇年ア・ラ・カルト‥‥‥‥‥‥ 284

サルトルと文学賞‥‥‥‥‥‥‥ 284

消費社会における物と人間‥‥‥ 287

バイロス事件をめぐって‥‥‥‥ 289

映画あれこれ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 291

タランチュラについて‥‥‥‥‥‥ 295

空洞化したワイセツ概念‥‥‥‥‥ 298

読書生活‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 302

浦島伝説と玉手箱‥‥‥‥‥‥‥ 302

両性具有の夢‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 304

東京モダン風俗‥‥‥‥‥‥‥‥ 305

高山寺展を見る‥‥‥‥‥‥‥‥ 307

枝のある椰子の樹‥‥‥‥‥‥‥ 309

一頁時評‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 311

イカロス・コンプレックス‥‥‥ 311

回転する円‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 313

概念小説の伝統‥‥‥‥‥‥‥‥ 315

メルヴィル頌‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 317

日本のなかのペルシア‥‥‥‥‥ 319

楽しい悪循環‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 321

未来のセックス‥‥‥‥‥‥‥‥ 323

謎の病気を追って‥‥‥‥‥‥‥ 325

物語は不可能か‥‥‥‥‥‥‥‥ 327

独断と偏見‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 329

無垢な想像力‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 331

現代の博物誌家たち‥‥‥‥‥‥ 333

私と推理小説―情熱あるいは中毒‥ 335

クレタ島の蝸牛‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 337

II

デュシャン あるいは悪循環‥‥‥ 343

コクトーと現代‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 353

コクトーの文体について‥‥‥‥‥ 356

ルードウィヒ二世とその時代‥‥‥ 359

フェリーニ『カサノバ』を見て‥‥ 365

ブリキの太鼓 あるいは退行の意志‥‥ 369

天上界の作家―泉鏡花‥‥‥‥‥‥ 373

玉三郎讃‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 378

『サド侯爵の手紙』について‥‥‥ 382

中井英夫『幻想博物館』解説‥‥‥ 386

推薦文六篇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 392

ミショー全集‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 392

ワイルド全集‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 392

メルヴィル全集‥‥‥‥‥‥‥‥ 393

日本児童文庫‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 393

ボナ個展‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 394

四谷シモン個展‥‥‥‥‥‥‥‥ 395

あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 397

補遺 一九八一―八二年

「愛」という言葉―或るマトリストの解釈‥‥ 401

「大きなポプラ」―クリムト展‥‥‥ 409

中世の学者の如く死に親しむ‥‥‥‥ 411

制服、そのエロティックな秘密‥‥‥ 412

イタリア酔夢行‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 415

ルードウィヒとその城‥‥‥‥‥‥‥ 418

ルードウィヒとその「奇妙な友情」‥ 424

建長寺・円覚寺(「古寺探訪」)‥‥ 430

吉原さんについて‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 440

わたしの好きなジョーク‥‥‥‥‥‥ 443

ベアリュ讃(推薦文)‥‥‥‥‥‥‥ 445

ユルスナール『三島あるいは空虚のヴィジョン』解説‥‥ 446

神話的な名前‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 448

ある雨の日‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 450

『仏蘭西短篇翻訳集成I』ノート ‥‥ 452

『仏蘭西短篇翻訳集成II』ノート‥‥ 454

マンディアルグ『城の中のイギリス人』訳者あとがき‥‥ 457

『ことば遊び辞典』『紋切型辞典』‥ 460

女・物・記号‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 461

トロワイヤ『ふらんす怪談』訳者あとがき‥‥ 464

夜毎に繰り返されるたったひとりの深夜の祝祭‥‥ 467

モーリス・ベジャール「20世紀バレエ団」‥‥ 469

鶉舞いを見さいな‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 470

デルヴィル「トリスタンとイゾルデ」‥‥ 473

『ロドリゴあるいは呪縛の塔』ほか解説‥‥ 475

ヴェルレーヌについて―その好色詩篇‥‥ 477

*解題(種村季弘,巌谷国士) ‥‥‥‥ 479

 



19 1994.12.12

 

ドラコニア綺譚集

極楽鳥について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9

鏡と影について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥23

飛ぶ頭について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥37

かぼちゃについて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥53

文字食う虫について‥‥‥‥‥‥‥‥‥69

スペインの絵について‥‥‥‥‥‥‥‥85

ラテン詩人と蜜蜂について‥‥‥‥‥‥99

箱の中の虫について‥‥‥‥‥‥‥‥ 113

桃鳩図について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 129

仮面について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 143

童子について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 161

巨像について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 175

「ドラコニア綺譚集」あとがき‥‥‥ 193

新編ビブリオテカのためのあとがき‥ 195

ねむり姫

ねむり姫‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 199

狐媚記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 235

ぼろんじ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 261

夢ちがえ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 289

画美人‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 317

きらら姫‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 345

三島由紀夫おぼえがき

三島由紀夫をめぐる断章‥‥‥‥‥‥ 373

ユルスナール『三島あるいは空虚のヴィジョン』あとがき‥‥ 389

「三島由紀夫おぼえがき」あとがき‥ 394

補遺 一九八三年

堂本正樹『能・狂言の芸術』(推薦文)‥‥ 399

絢爛たる知的遊戯への招待―小栗虫太郎『黒死館殺人事件』‥‥ 400

*解題(種村季弘,松山俊太郎,出口裕弘,巌谷国士)‥‥ 405

 



20 1995.1.12

 

狐のだんぶくろ―わたしの少年時代

チョロギについて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥17

滝野川中里付近‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥23

チンドン屋のこと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥29

なつかしき大鉄傘‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥35

狐のだんぶくろ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥41

昭和十一年前後‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥48

蘆原将軍のいる学校‥‥‥‥‥‥‥‥‥55

漫画オンパレード‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥61

まぼろしのトンネル‥‥‥‥‥‥‥‥‥67

往年の夏、往年の野球‥‥‥‥‥‥‥‥73

水鉄砲と乳母車‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥79

替え歌いろいろ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥85

欠乏の時代‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥92

ラ・パロマを聞けば‥‥‥‥‥‥‥‥‥98

競馬場の孤独‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 104

花電車のことなど‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 110

最初の記憶‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 116

病気の問屋さん‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 122

東京大空襲‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 128

帝都をあとに颯爽と‥‥‥‥‥‥‥‥ 134

戦前戦後、私の銀座‥‥‥‥‥‥‥‥ 140

私の日本橋‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 145

「狐のだんぶくろ―わたしの少年時代」あとがき‥‥ 149

マルジナリア

I

マルジナリア‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 155

II

アルキメデスの渦巻‥‥‥‥‥‥‥ 217

パドヴァの石屋‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 220

イソッタの墓‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 224

サロニカ日記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 228

ギリシア旅行スナップ‥‥‥‥‥‥ 233

サン・タンヌ街の女の子‥‥‥‥‥ 239

オッフェンバックの目‥‥‥‥‥‥ 243

新釈『ピーター・パン』‥‥‥‥‥ 247

ETは人間そのもの‥‥‥‥‥‥‥ 250

エウリピデスと『メディア』について‥‥ 254

性差あるいはズボンとスカート‥‥ 257

SFをめぐる覚書‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 262

ある死刑廃止論‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 268

私の一冊‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 271

III

記憶力について‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 277

『乱菊物語』と室津のこと‥‥‥‥ 280

石川淳『至福千年』解説‥‥‥‥‥ 283

現代の随想「石川淳集」解説‥‥‥ 288

石川淳『六道遊行』‥‥‥‥‥‥‥ 294

大岡昇平さんのこと‥‥‥‥‥‥‥ 298

埴谷雄高のデモノロギー―銅版画の雰囲気‥‥ 301

鷲巣繁男追悼‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 308

「ああモッタイない」‥‥‥‥‥‥ 311

「マルジナリア」あとがき‥‥‥‥‥ 315

華やかな食物誌

華やかな食物誌

ローマの饗宴‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 321

フランスの宮廷と美食家たち‥‥‥ 331

グリモの午餐会‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 341

イタリア狂想曲‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 351

クレオパトラとデ・ゼッサント‥‥ 361

龍肝鳳髄と文人の食譜‥‥‥‥‥‥ 371

II

ヴィーナス、処女にして娼婦‥‥‥ 383

ベルギー象徴派の画家たち‥‥‥‥ 397

アタナシウス・キルヒャーについて―略伝と驚異博物館‥‥ 404

シュヴァルと理想の宮殿‥‥‥‥‥ 410

ダリの宝石‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 416

III

建長寺あれこれ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 423

蕭白推賞‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 433

絵巻に見る中世‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 436

私と琳派―「舞楽図」を愛す‥‥‥ 439

私と修学院離宮―刈込みの美学‥‥ 441

六道絵と庭の寺‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 443

観音あれこれ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 446

「ばさら」と「ばさら」大名‥‥‥ 449

IV

土方巽について‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 459

透明な鎧あるいは様式感覚‥‥‥‥ 467

城景都あるいはトランプの城‥‥‥ 469

みずからを売らず―秋吉巒について‥‥ 473

平出隆『胡桃の戦意のために』‥‥ 475

「華やかな食物誌」あとがき‥‥‥‥ 477

エロス的人間

シモネッタの乳房(あとがきにかえて)‥‥ 481

少女コレクション序説

シモンの人形(あとがきにかえて)‥ 487

補遺 一九八四年

世紀末画廊‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 493

ジェイムズ・アンソール‥‥‥‥‥ 493

ユイスマンスとフェリシアン・ロップス‥‥ 494

アンリ・ド・レニエとモーリス・ドニ‥‥ 495

オクターヴ・ミルボーとアリ・ルナン‥‥ 496

ロデンバックとクノッフ‥‥‥‥‥ 497

シュオブとDG・ロセッティ‥‥‥ 498

レオン・ブロワとギュスターヴ・モロー‥‥ 499

メーテルランクとアルフォンス・オスベール‥‥ 501

レミ・ド・グールモンとオディロン・ルドン‥‥ 502

ロベール・ド・モンテスキュウとエドガール・マクサンス‥‥ 503

ジョルジュ・ダリアンとロートレック‥‥ 504

ジャリとフィリジェ‥‥‥‥‥‥‥ 505

ユーグ・ルベルとベックリン‥‥‥ 506

イマジナリア‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 508

アロイス・ツェトル―動物たちの楽園‥‥ 508

さざえ堂―二重螺旋のモニュメント‥‥ 510

マニエリスト抱一―空前の植物画家‥‥ 513

カルロ・クリヴェッリ―豪華な金のきらめき‥‥ 515

ベルナール・フォーコン―永遠の夏休み‥‥ 518

河鍋暁斎―百鬼夜行図‥‥‥‥‥‥ 520

愛の魔術―謎にみちた室内‥‥‥‥ 522

シモーネ・マルティーニ―グイドリッチオ騎馬像‥‥ 525

五輪塔と現代オブジェ―元素として夢みられた宇宙‥‥ 527

塔と庭のある町―大内文化の跡をたずねて‥‥ 530

JK・ユイスマンス『さかしま』あとがき‥‥ 533

ビアズレー『美神の館』あとがき‥‥ 536

『夢のかたち』(渋沢龍彦コレクション1)編者による序‥‥ 538

『オブジェを求めて』(渋沢龍彦コレクション2)編者による序‥‥ 542

『天使から怪物まで』(渋沢龍彦コレクション3)編者による序‥‥ 546

*解題(出口裕弘,巌谷国士) ‥‥‥‥ 551

 



21 1995.2.10

 

うつろ舟

護法‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥13

魚鱗記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥35

花妖記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥57

髑髏盃‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥79

菊灯台‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥97

髪切り‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 119

うつろ舟‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 133

ダイダロス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 157

私のプリニウス

迷宮と日時計‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 177

エティオピアの怪獣‥‥‥‥‥‥‥‥ 185

セックスと横隔膜‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 193

海ウサギと海の動物たち‥‥‥‥‥‥ 200

薬草と毒草‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 207

カメレオンとサラマンドラ‥‥‥‥‥ 215

琥珀‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 222

畸形人間‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 229

鏡‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 236

世界の不思議‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 243

磁石‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 251

鳥と風卵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 258

アネモネとサフラン‥‥‥‥‥‥‥‥ 265

頭足類‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 272

スカラベと蝉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 280

宝石‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 287

誕生と死‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 294

地球と星‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 302

天変地異‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 309

真珠と珊瑚‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 316

香料‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 323

象‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 330

「私のプリニウス」あとがき‥‥‥‥ 339

フローラ逍遙

水仙‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 343

椿‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 346

梅‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 350

菫‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 353

チューリップ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 356

金雀児‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 359

桜‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 362

ライラック‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 365

アイリス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 368

牡丹‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 371

朝顔‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 374

苧環‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 377

向日葵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 380

葡萄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 383

薔薇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 386

時計草‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 389

紫陽花‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 392

百合‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 395

合歓‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 398

罌粟‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 401

クロッカス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 404

コスモス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 407

林檎‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 410

菊‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 413

蘭‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 416

「フローラ逍遙」あとがき‥‥‥‥‥ 419

補遺 一九八五年

サド(『大百科事典』)‥‥‥‥‥‥ 423

デカダン派(『大百科事典』)‥‥‥ 425

ブランビリエ侯爵夫人(『大百科事典』)‥‥ 428

宝石の文化史(『大百科事典』)‥‥ 429

目に見えるノスタルジア―アンドリュー・ワイエス‥‥ 432

ベジャール讃―モーリス・ベジャール20世紀バレエ団‥‥ 434

*解題(松山俊太郎,種村季弘,巌谷国士)‥‥ 435

 



22 1995.3.12

 

高丘親王航海記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥15

裸婦の中の裸婦

幼虫としての女―バルチュス スカーフを持つ裸婦‥‥ 197

エレガントな女―ルーカス・クラナッハ ウェヌスとアモル‥‥ 204

臈たけた女―ブロンツィーノ 愛と時のアレゴリー‥‥ 211

水浴する女―フェリックス・ヴァロットン 女と海‥‥ 218

うしろ向きの女―ベラスケス 鏡を見るウェヌス‥‥ 225

痩せっぽちの女―百武兼行 裸婦‥‥ 232

ロココの女―ワットー パリスの審判‥‥ 239

デカダンな女―ヘルムート・ニュートン 裸婦‥‥ 246

両性具有の女―眠るヘルマフロディトス‥‥ 253

[都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト]

I

都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト‥ 265

穴ノアル肉体ノコト‥‥‥‥‥‥‥ 275

随筆家失格‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 279

私の著作展‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 281

校正について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 283

ポンカリ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 285

少女と奇蹟‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 289

ホモセクシュアルについて‥‥‥‥ 293

妄譚‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 297

ホラーの夏 お化けの夏‥‥‥‥‥ 299

人形師と飲む酒‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 303

私のハーゲンベック体験‥‥‥‥‥ 305

『装幀=菊地信義』‥‥‥‥‥‥‥ 307

来迎会を見る‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 310

水と火の行法‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 314

渋沢龍彦が選ぶ私の大好きな10篇‥ 319

初音がつづる鎌倉の四季‥‥‥‥‥ 322

鰻町アングイラーラ‥‥‥‥‥‥‥ 326

II

『夜叉ヶ池・天守物語』解説‥‥‥ 331

『我身にたどる姫君』雑感‥‥‥‥ 337

『幻想のラビリンス』序‥‥‥‥‥ 343

物の世界にあそぶ‥‥‥‥‥‥‥‥ 346

ストイックな審美家‥‥‥‥‥‥‥ 349

植島啓司『分裂病者のダンスパーティー』序‥‥ 352

『エトルリアの壺』その他‥‥‥‥ 354

待望の詩誌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 357

珍説愚説辞典‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 359

消えたニールス・クリム‥‥‥‥‥ 363

もっと幾何学的精神を(第一回幻想文学新人賞選評)‥‥ 367

ふたたび幾何学的精神を(第二回幻想文学新人賞選評)‥‥ 370

ポルノグラフィー‥‥‥‥‥‥‥‥ 373

中野美代子『中国の妖怪』(書評)‥‥ 378

ドミニク・フェルナンデス『シニョール・ジョヴァンニ』他(書評)‥‥ 381

贖罪としてのマゾヒズム‥‥‥‥‥ 385

河村錠一郎『コルヴォー男爵―知られざる世紀末』(書評)‥‥ 388

遠近法の小説(『ヘンリー・ジェイムズ作品集』推薦文)‥‥ 390

ピエール・クロソウスキー『バフォメット』(推薦文)‥‥ 391

マリオ・プラーツ『肉体と死と悪魔』(推薦文)‥‥ 392

生きた知識の宝庫(「広文庫」推薦文)‥‥ 393

III

江戸の動物画‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 397

加納光於 痙攣的な美‥‥‥‥‥‥ 401

金子国義画集『エロスの劇場』(推薦文)‥‥ 403

十八世紀 毒の御三家―スウィフト サド ゴヤ‥‥ 404

ルドン「ペガサス」‥‥‥‥‥‥‥ 407

序 モリニエ頌‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 408

加山さんの版画‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 411

島谷晃画『おきなぐさ』(推薦文)‥‥ 412

オブジェとしての裸体について‥‥ 413

小川煕『地中海美術の旅』(推薦文)‥‥ 420

細江英公『ガウディの宇宙』(書評)‥‥ 421

ロマン劇の魅力‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 424

「小間使の日記」(映画評)‥‥‥ 426

吸血鬼、愛の伝染病‥‥‥‥‥‥‥ 427

百五十年の歴史をたどる―『写真の見方』を読んで‥‥ 430

写真家ベルメール―序にかえて‥‥ 433

IV

標本箱に密封された精神‥‥‥‥‥ 441

石笛と亀甲について‥‥‥‥‥‥‥ 446

リゾームについて―十九世紀パリ食物誌‥‥ 450

星の思い出‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 456

鉱物愛と滅亡愛‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 458

南方学の秘密‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 461

獏の枕について‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 466

夢のコレクション‥‥‥‥‥‥‥‥ 472

遊戯性への惑溺‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 476

V

変化する町‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 481

神田須田町の付近‥‥‥‥‥‥‥‥ 484

変幻する東京‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 487

駒込駅、土手に咲くツツジの花‥‥ 488

鎌倉のこと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 491

VI

中井さんのこと‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 497

東勝寺橋‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 501

さようなら、土方巽‥‥‥‥‥‥‥ 504

玉虫の露はらい‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 506

回想の足穂‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 508

今さんの思い出‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 511

矢牧一宏とのサイケデリックな交渉‥‥ 514

たのしい知識の秘密(林達夫追悼)‥‥ 517

お目にかかっていればよかったの記(斎藤磯雄追悼)‥‥ 522

私のバルチュス詣で‥‥‥‥‥‥‥ 524

ジャン・ジュネ追悼‥‥‥‥‥‥‥ 528

ボルヘス追悼‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 531

補遺 一九八六―八七年

ピエール・モリニエ展(案内状)‥‥ 537

危機に立つ肉体(「土方巽とその周辺展」)‥‥ 538

マルキ・ド・サド『食人国旅行記』あとがき(文庫版)‥‥ 539

サラマンドラのように(『新編ビブリオテカ渋沢龍彦』内容見本)‥‥ 541

レーモン・ルーセル『ロクス・ソルス』(推薦文)‥‥ 543

マルキ・ド・サド『新ジュスティーヌ』あとがき(文庫版)‥‥ 544

ユゴー・クラウス『かも猟』あとがき‥‥ 546

土方巽との初対面‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 549

*解題(松山俊太郎,巌谷国士) ‥‥‥ 551

 



別巻1 1995.4.20

 

[滞欧日記]‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9

未刊行旅行ノート

中近東旅行 一九七一年 九月二十一日~三十日‥‥ 209

沖縄・九州旅行 一九七四年 十一月五日~十三日‥‥ 223

北海道旅行 一九七五年 二月十三日~十八日‥‥ 231

雑纂

初期雑纂

三崎のサカナよ‥‥‥‥‥‥‥‥ 237

革命家の金言―サン・ジュスト箴言集‥‥ 241

編集後記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 251

II 拾遺

ユイスマンのラテン文学論‥‥‥‥ 257

現代の不安を踊る‥‥‥‥‥‥‥‥ 262

塩ラッキョーで飲む寝酒‥‥‥‥‥ 264

愛の饗宴―ギリシア神話より‥‥‥ 268

きものの美学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 272

サディズム(『万有百科大事典』)‥‥ 275

サド(『万有百科大事典』)‥‥‥ 277

遊び(『万有百科大事典』)‥‥‥ 279

サド年譜‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 282

ヴィナス誕生 ボッティチェリ‥‥ 296

法華寺 十一面観音‥‥‥‥‥‥‥ 297

ギリシアのセミ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 299

ジュリーの花飾り‥‥‥‥‥‥‥‥ 300

美男美女の闘い―ピアズリー展から‥‥ 304

フップ鳥のごとく‥‥‥‥‥‥‥‥ 305

『思考の紋章学』(文庫版)あとがき‥‥ 306

III 未発表原稿

サド侯爵の幻想‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 311

サディストの文学―大江健三郎をめぐる評価の混乱‥‥ 331

ヴァイキング対インディアンの闘い‥‥ 341

吉野および熊野の記‥‥‥‥‥‥‥ 349

現代思潮社と石井恭二のこと‥‥‥ 358

魔法の壺の公開‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 360

「世界文学集成」24巻試案‥‥‥‥ 361

ペローの童話について‥‥‥‥‥‥ 364

書簡

三島由紀夫宛‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 369

磯田光一宛‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 376

アンケート回答 一九六一―八七年‥‥ 377

ロールシャハ・テスト

ロールシャハ・テスト((被検者=)渋沢龍彦,(検査者=)馬場礼子)‥‥ 415

明晰を意志する精神(対談)(渋沢龍彦,馬場礼子)‥‥ 423

テストのあとで‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 463

図版キャプション補遺‥‥‥‥‥‥‥‥ 467

*解題(巌谷国士,種村季弘) ‥‥‥‥ 497

 



別巻2 1995.6.26

 

〈サド裁判〉公判記録

検察側証人喚問(田崎敏子証人 内藤文質証人)‥‥11

弁護側証人喚問(大岡昇平証人 吉本隆明証人 大井広介証人 針生一郎証人 大江健三郎証人)‥‥15

被告人特別尋問(渋沢龍彦)‥‥‥‥‥25

対談 一九六二―八七年

毒薬と裁判―関根弘‥‥‥‥‥‥‥‥‥51

まりことおじさま―加賀まりこ‥‥‥‥63

快楽主義とエロティシズム―丸山明宏‥70

鏡花の魅力―三島由紀夫‥‥‥‥‥‥‥78

タルホの世界―三島由紀夫‥‥‥‥‥‥88

エロチスム・死・逆ユートピア―野坂昭如‥‥98

芸人根性で権力を愚弄しちゃえ―野坂昭如‥‥ 114

奇才・渋沢龍彦―種村季弘‥‥‥‥‥ 122

ピグマリオニスム―人形愛の形而上学をめぐって―四谷シモン‥‥ 129

三島由紀夫―世紀末デカダンスの文学―出口裕弘‥‥ 149

渋沢龍彦氏に聞く―池内紀‥‥‥‥‥ 186

座談会―一九五八―六七年

大江健三郎の文学(江藤淳,篠田一士,渋沢龍彦)‥‥ 201

性は有罪か―チャタレイ裁判とサド裁判の意味(伊藤整,大岡昇平,奥野健男,渋沢龍彦,白井健三郎,中島健蔵,埴谷雄高,福田恒存)‥‥ 224

巣づくり 性の思想(渋沢龍彦,奥野健男,村松博雄,森本和夫,福田善之)‥‥ 261

インタヴュー 一九六八―八二年

エロス・象徴・反政治―サド裁判と六〇年代思想‥‥ 299

60年代とサド裁判はパラレルだ!‥‥ 304

メルヘンの世界とは渋沢龍彦編『暗黒のメルヘン』‥‥ 308

原型に遡る形象思考‥‥‥‥‥‥‥‥ 310

INTERVIEW THIS‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 316

作家訪問‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 318

『唐草物語』―オブジェに彩られた幻想譚‥‥ 323

おつまみ作法‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 328

土方巽インタビュー肉体の闇をむしる((聞き手)渋沢龍彦)‥‥ 332

金子国義への美少女についての10の質問((聞き手)渋沢龍彦)‥‥ 338

談話 一九六四―八六年‥‥‥‥‥‥‥ 341

*解題(巌谷国士)‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 359

*渋沢龍彦年譜(巌谷国士)‥‥‥‥‥ 445

*著作年譜‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 555

*書誌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 633

*著作索引


『澁澤龍彦全集』編集委員:巖谷國士/種村季弘/出口裕弘/松山俊太郎

河出書房新社

「北鎌倉だより あるいは永遠の幼虫」澁澤龍彦

「今年は記録的な冷夏だというので、東京などでは蝉の声もほとんど聞かれなかったそうだが、円覚寺の裏山につづく我が家の庭では、樹が多いせいか、例年なみに蝉の声がかまびすしく、八月にはいると、もうみんみん蝉やつくつく法師が鳴きはじめた。

 庭に出ると、蝉の抜け殻がたくさん見つかる。しかしそのなかに、おそらく寒さのせいであろう、完全に脱皮することができず、幼虫のすがたのままで、樹にしがみついて死んでいる蝉を見つけたのは痛ましかった。

 私は、その幼虫のすがたのままで、永遠に羽化するチャンスを失った、あわれな蝉の二三匹をひろって、客間のサイドテーブルの上に飾った。永遠の幼虫という観念に共感をおぼえたからである。」


『澁澤龍彦全集17』より

編集委員:巖谷國士/種村季弘/出口裕弘/松山俊太郎

河出書房新社 1994103日 初版第1刷印刷


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今年の夏は記録的な猛暑だった。横浜の山岳から、北鎌倉の澁澤邸へ想いを馳せて。もう秋分の日なのに、セミの鳴き声が止まない。

2025年9月21日 (日)

おとなのEテレタイムマシン 日曜美術館「私とルノワール」 池波正太郎[字][再] 9月22日(月) 13:10〜14:00 放送時間 50分NHK教育

Eテレの膨大なアーカイブから選りすぐりの番組を4Kリマスターでお届けする。今回は1981年12月6日放送の日曜美術館「私とルノワール 池波正太郎」。

「若いころはゴッホやドラクロワが好きだったが、年をとってからルノワールが好きになった」と語る池波正太郎さん。持病のリューマチに悩まされつつ創作を続けたルノワールの生き方に共感し、愛らしく幸せに満ちた作品の背景を読み解く。1981年12月6日放送

【出演】池波正太郎,【司会】西橋正泰,藤堂かほる

2025年9月20日 (土)

『憶えのない殺人』 前編「容疑者」 後編「迷宮」 プレミアムドラマ 放送

2025年2月に特集ドラマで放送された『憶えのない殺人』。

「役者陣の演技がすごい!」「認知症の方の戸惑いと不安と恐怖を体感した」「もう一度観たい」などご好評を数多くいただきました。そこでドラマへの没入感はそのままに、より見やすい45分の前後編版をプレミアムドラマとして放送。

認知症を患う元警官の男が、殺人事件を追う刑事にマークされる。

それはまったく身に憶えのない事件だが、

元警官の彼には、強い犯行動機があった・・・。

はたして自分が犯人なのか!?

生きるとは、老いるとは――

私たちの心に響く切実なテーマを、事件とからめたサスペンスフルな展開で描く!

異色のヒューマン・ミステリー 『憶えのない殺人』

<あらすじ>

東京郊外の駐在所勤務だった佐治英雄(小林薫)は十年前に退職し、今も同じ町内に暮らしていた。ある日、北嶺亜弓(尾野真千子)という刑事が近所で起きた殺人事件の聞き込みに佐治を訪ねて来る。その事件の被害者は、かつて若い女性へのストーカー行為で佐治が逮捕した男だった。彼は服役後、今度はその女性を襲ってケガを負わせてしまった。佐治は自分がもっと注意していればと、そのことを今も深く後悔していた。

事件捜査を進める北嶺は、佐治が犯人であると思わせる物証に行き当たり、実直そうな彼が犯人ではないかと疑いを深めていく。自分が殺人犯だと疑われていることに気づいた佐治は、元警官の誇りにかけて無実を証明しようとするが、その一方で自分が犯人ではないかと疑い始める。なぜなら彼は認知症を患っているからだ。自分の無実を信じたい佐治と冷静に事件を追う北嶺の二人は、いつしか彼の心の迷宮に足を踏み入れていくことになる。

【放送予定】

[BS][BSP4K] 2025年9月21日(日)・28日(日) 夜10時~10時45分

再放送:[BS] 前編9月27日(土)・後編10月4日(土) 夜11時10分~11時55分

【出演】小林薫 尾野真千子 橋本じゅん 松澤匠 鞘師里保 西村和泉

阿南敦子 室井響 畦田ひとみ 村崎真彩 山形匠 横田真子

佐藤誓 岡本篤 螢雪次朗 中越典子 筒井真理子

【作】大森美香

【音楽】河野伸

【制作統括】後藤高久(NHKエンタープライズ)、磯智明(NHK)

【演出】片岡敬司(NHKエンタープライズ)

あさイチ プレミアムトーク 今田美桜

初回放送日:2025年9月26日

プレミアムトーク 今田美桜 ▽「あんぱん」最終回直後に「のぶ」が登場!秘蔵映像もまじえて率直な気持ちを伺います▽1年間ともに歩んだ北村匠海が語る!台本にない今田の涙とは?▽さらに若松次郎役の中島歩も登場!短い撮影で夫婦の絆を見せた秘策▽脚本・中園ミホが託した数々のセリフにどうこたえたか

▽特選!エンタ 映画 ▽みんな!グリーンだよ

【キャスター】博多華丸・大吉、鈴木奈穂子

このエピソードの放送予定 

9月26日(金) 午前8:15〜午前9:55

2025年9月19日 (金)

『秋山善吉工務店』中山七里

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「爺っちゃん、あんた一体何者なんだ?」「ただの大工だ」極上の人情ミステリー。

火災で家と主を失った秋山家。残された妻子は亡き夫の実家「秋山善吉工務店」に身を寄せるも、慣れない祖父母との暮らしは災難続き。一方、警視庁捜査一課の宮藤は、秋山家の火災は放火だったのではと調べ始め……一家のピンチを善吉爺ちゃんが救う!

【目次】

一 太一、奮闘する

二 雅彦、迷走する

三 景子、困惑する

四 宮藤、追及する

五 善吉、立ちはだかる


【あらすじ】

ゲーム会社を辞めて無職となった父・史親の部屋からの出火で家と主を失った秋山家。
残された妻の景子、中学生の雅彦、小学生の太一の三人は、史親の実家に居候することになる。
昭和の頑固おやじを絵に書いたような祖父、秋山善吉を苦手としている雅彦に対して、すんなり祖父母の家に溶け込む太一であったが、やがて学校でいじめの対象になってしまう。
同じころ、雅彦は紹介されたバイトがヤクザと繋がっていて、景子はモンスターカスタマーの餌食になる。
更に警視庁捜査一課の宮藤が、秋山家の火災は放火だったのではないか、と探りを入れ始める。
一家に降り注ぐ数々のトラブルに立ちはだかるのは、いつでも善吉であった。

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ホームドラマのような前半部から、やがてはミステリーへ向かう。どんでん返し作家が、手話を発揮するか?


中山七里(小説家)

1961年、岐阜県生まれ。2009年「さよならドビュッシー」で第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞。2010年同作の単行本で作家デビュー。驚異の執筆スピードで’20年の作家デビュー10周年には単行本を12ヶ月連続刊行し、業界を驚かせる。著作数はすでに60冊以上。「どんでん返しの帝王」の異名を持つ。代表作に『贖罪の奏鳴曲』『ドクター・デスの遺産』『作家刑事毒島』『能面検事』『護られなかった者たちへ』ほか多数。


ムチャぶり光文社――『秋山善吉工務店』刊行エッセイ 中山七里 | エッセイ | Book Bang 

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本作『秋山善吉工務店』もその例に洩れず、編集者さんの要望を聞くべく打ち合わせ場所で待機していた。ところがそこに現れたのは編集長K氏・単行本担当者S氏・文芸誌連載担当者M女史の三人。まあともかくリクエストを、と話し掛けたところ、お三方が一斉に羅列し始めた。

「アットホームな家族もので」

「スリリングで」

「キャラでスピンオフが作れるような」

「社会問題を提起し」

「もちろんミステリーで」

「読後感が爽やかで」

「どんでん返しは必須」

 その他含めて九つほどのリクエストを頂戴したのだが、いったいそれはどんな小説なのだろうと少し頭痛がした。しかしこちらは所詮下請け、クライアントの注文を拒む訳にもいかず、三日三晩呻吟した挙句に何とかプロットを拵えた。めでたく一発OKをもらったのだが、これほど難渋したプロットは後にも先にもこれっきりだ。

 後日S氏に面会する機会があったのでプロット作成に苦心した旨を告げると、S氏は呆れるようにこう言った。

「えっ、あの九つ全部網羅しちゃったの? どれか一つだけでよかったのに」

血圧を下げる飲み物

血圧を下げる飲み物


1)ココア · 2)緑茶 · 3)食酢 · 4)牛乳 · 5)食塩無添加のトマトジュース.


ココアにはカカオフラバノールという成分が含まれており、このカカオフラバノールが血圧を低下させる可能性があるという研究報告があります。


緑茶は主に中国や日本などの東アジアで昔から飲用されている飲み物ですが、古くから健康の維持や回復に効果がある。

血圧を下げる作用があると報告されているカテキンやタンニンなどのポリフェノールが含まれている他に、利尿作用があるカフェインが含まれて複合的に高血圧の改善に関係している。


食酢は主成分である酢酸の代謝産物であるアデノシンが血管拡張作用を持っているので、血圧の低下に繋がると考えられています。


牛乳にはカルシウムが多く含まれており、これが血圧に影響を与えると考えられている。またカゼインや乳清たんぱく質という乳製品特有の物質が血圧を下げる作用を示す可能性もある。


トマトジュースの中に含まれるGABAγ-アミノ酪酸)というアミノ酸の一種には血圧を下げる作用がある。1日あたり12.3mg以上のGABA2週間以上摂取すると、血圧が高めの人は血圧を下げる。GABAは脳内の神経伝達において、リラックス作用をもつ物質で、ストレス緩和効果など機能性食品素材。

2025年9月18日 (木)

あさイチ あんぱん中園ミホSPインタ▽▽今、神戸がさらに魅力的に!▽スイーツのコース!?懐かしい下町のスイーツも! ▽阪神・淡路大震災から30年・街づくりは?

●9月18日(木)  08:15〜09:55 放送時間 100分NHK総合

「あんぱん」中園ミホさんSPインタ前編▽残暑厳しい今だからこそ!日光&栃木県▽進化系ゆばグルメ&行列必至天然氷のかき氷!まるで地下神殿!?涼しい人気スポットも!

鈴木アナが聞く!「あんぱん」中園ミホさんSPインタビュー前編▽

【ゲスト】ザ・たっち,濱尾ノリタカ,【講師】料理研究家…瀬尾幸子,【キャスター】博多華丸,博多大吉,鈴木奈穂子,【リポーター】駒村多恵,岩崎果歩,安藤佳祐,【語り】一龍斎貞友

●925()  08:1509:55 放送時間 100NHK総合

「あんぱん」作・脚本の中園ミホSPインタビュー第2

今、神戸がさらに魅力的に!スイーツのコース!?懐かしい下町のスイーツも!

話題の新スポット・TOTTEI、アリーナの魅力を解剖阪神・淡路大震災から30年・街づくりは?


【ゲスト】ふせえり,新納慎也,【講師】服部栄養専門学校講師西澤辰男,【キャスター】博多華丸,博多大吉,鈴木奈穂子,【リポーター】駒村多恵,坂本聡,鈴木遥,向井一弘,【語り】一龍斎貞友

2025年9月17日 (水)

連続テレビ小説「あんぱん」総集編

連続テレビ小説「あんぱん」総集編

【放送】7月12日(土)総合 

【第1回】午後3:05~午後3:49

【第2回】午後3:49~午後4:33


【あらすじ】

昭和のはじめ頃、高知の町中をものすごい勢いで走る少女がいました。「ハチキンおのぶ」こと朝田だのぶ(今田美桜)です。一方、幼い時に父を病気で亡くした柳井い嵩たかし(北村匠海)は、伯父の家に引き取られ、転校先の学校でのぶに出会います。

戦争の足音が近づく頃、女子師範学校に通うのぶ。やがて戦争が始まり、嵩は出征。嵩は弟・千尋ちひろを戦争で亡くし、のぶも最愛の人を亡くしました。

のぶは戦争で全ての価値観が変わり、「何が正しいかは自分で見極めなければならない」と高知の新聞社に女性初の記者として就職。戦後、嵩も新聞社に入社し、2人は同じ雑誌の担当に。

のぶは嵩に「あなたも後から来なさいよ。先に東京に行って待っているわ」と告げ、新聞社を辞め上京。のぶを追いかけ上京した嵩と、六畳一間のオンボロアパートでの生活が始まります。「どんな環境でも楽しめるこの人と一緒にいたい」と2人は結婚。「手のひらを太陽に」「アンパンマン」が世に出るのは、まだ先のことです――。


2025年度前期 連続テレビ小説「あんぱん」

毎週月曜~金曜日総合 午前8:008:15ほか


作:中園ミホ

音楽:井筒昭雄

主題歌:RADWIMPS「賜物」

語り:林田理沙アナウンサー

出演:今田美桜、北村匠海、江口のりこ、河合優実、原菜乃華、高橋文哉、中沢元紀、大森元貴/二宮和也、戸田菜穂、戸田恵子、浅田美代子、吉田鋼太郎/妻夫木聡、阿部サダヲ、松嶋菜々子 ほか

制作統括:倉崎憲

プロデューサー:中村周祐、舩田遼介、川口俊介

演出:柳川強、橋爪紳一朗、野口雄大、佐原裕貴、尾崎達哉

公式Xアカウント:@asadora_nhk

公式Instagramアカウント:@asadora_ak_nhk


本放送は来週で終了してしまいます。

「あんぱん」総集編のつづきも楽しみです。

2025年9月15日 (月)

「あおいくま」

芸人コロッケの、母から教えられた心の持ち方「あおいくま」

どんな時もコロッケが忘れないで心がけてきた、あせるな・おこるな・いばるな・くさるな・まけるな。

貧しくても笑いが絶えない、母と姉との思い出の日々やものまねに目覚めていく10代、上京の葛藤と下積み。ものまね四天王として人気を博してからのことが素直に綴られる。

大人も子どもも大切にしたい、こころの言葉。

2025年9月14日 (日)

『大鴉』原文と要約

『大鴉』原文


The Raven


Once upon a midnight dreary, while I pondered, weak and weary,

Over many a quaint and curious volume of forgotten lore—

While I nodded, nearly napping, suddenly there came a tapping,

As of someone gently rapping, rapping at my chamber door.

“’Tis some visitor,” I muttered, “tapping at my chamber door—

Only this and nothing more.”


Ah, distinctly I remember it was in the bleak December;

And each separate dying ember wrought its ghost upon the floor.

Eagerly I wished the morrow;—vainly I had sought to borrow

From my books surcease of sorrow—sorrow for the lost Lenore—

For the rare and radiant maiden whom the angels name Lenore—

Nameless here for evermore.


And the silken, sad, uncertain rustling of each purple curtain

Thrilled me—filled me with fantastic terrors never felt before;

So that now, to still the beating of my heart, I stood repeating

“’Tis some visitor entreating entrance at my chamber door—

Some late visitor entreating entrance at my chamber door;—

This it is and nothing more.”


Presently my soul grew stronger; hesitating then no longer,

“Sir,” said I, “or Madam, truly your forgiveness I implore;

But the fact is I was napping, and so gently you came rapping,

And so faintly you came tapping, tapping at my chamber door,

That I scarce was sure I heard you”—here I opened wide the door;—

Darkness there and nothing more.


Deep into that darkness peering, long I stood there wondering, fearing,

Doubting, dreaming dreams no mortal ever dared to dream before;

But the silence was unbroken, and the stillness gave no token,

And the only word there spoken was the whispered word, “Lenore?”

This I whispered, and an echo murmured back the word, “Lenore!”—

Merely this and nothing more.


Back into the chamber turning, all my soul within me burning,

Soon again I heard a tapping somewhat louder than before.

“Surely,” said I, “surely that is something at my window lattice;

Let me see, then, what thereat is, and this mystery explore—

Let my heart be still a moment and this mystery explore;—

’Tis the wind and nothing more!”


Open here I flung the shutter, when, with many a flirt and flutter,

In there stepped a stately Raven of the saintly days of yore;

Not the least obeisance made he; not a minute stopped or stayed he;

But, with mien of lord or lady, perched above my chamber door—

Perched upon a bust of Pallas just above my chamber door—


Perched, and sat, and nothing more.

Then this ebony bird beguiling my sad fancy into smiling,

By the grave and stern decorum of the countenance it wore,

“Though thy crest be shorn and shaven, thou,” I said, “art sure no craven,

Ghastly grim and ancient Raven wandering from the Nightly shore—

Tell me what thy lordly name is on the Night’s Plutonian shore!”

Quoth the Raven “Nevermore.”


Much I marvelled this ungainly fowl to hear discourse so plainly,

Though its answer little meaning—little relevancy bore;

For we cannot help agreeing that no living human being

Ever yet was blessed with seeing bird above his chamber door—

Bird or beast upon the sculptured bust above his chamber door,

With such name as “Nevermore.”


But the Raven, sitting lonely on the placid bust, spoke only

That one word, as if his soul in that one word he did outpour.

Nothing farther then he uttered—not a feather then he fluttered—

Till I scarcely more than muttered “Other friends have flown before—

On the morrow he will leave me, as my Hopes have flown before.”

Then the bird said “Nevermore.”


Startled at the stillness broken by reply so aptly spoken,

“Doubtless,” said I, “what it utters is its only stock and store

Caught from some unhappy master whom unmerciful Disaster

Followed fast and followed faster till his songs one burden bore—

Till the dirges of his Hope that melancholy burden bore

Of ‘Never—nevermore’.”


But the Raven still beguiling all my fancy into smiling,

Straight I wheeled a cushioned seat in front of bird, and bust and door;

Then, upon the velvet sinking, I betook myself to linking

Fancy unto fancy, thinking what this ominous bird of yore—

What this grim, ungainly, ghastly, gaunt, and ominous bird of yore

Meant in croaking “Nevermore.”


This I sat engaged in guessing, but no syllable expressing

To the fowl whose fiery eyes now burned into my bosom’s core;

This and more I sat divining, with my head at ease reclining

On the cushion’s velvet lining that the lamp-light gloated o’er,

But whose velvet-violet lining with the lamp-light gloating o’er,

She shall press, ah, nevermore!


Then, methought, the air grew denser, perfumed from an unseen censer

Swung by Seraphim whose foot-falls tinkled on the tufted floor.

“Wretch,” I cried, “thy God hath lent thee—by these angels he hath sent thee

Respite—respite and nepenthe from thy memories of Lenore;

Quaff, oh quaff this kind nepenthe and forget this lost Lenore!”

Quoth the Raven “Nevermore.”


“Prophet!” said I, “thing of evil!—prophet still, if bird or devil!—

Whether Tempter sent, or whether tempest tossed thee here ashore,

Desolate yet all undaunted, on this desert land enchanted—

On this home by Horror haunted—tell me truly, I implore—

Is there—is there balm in Gilead?—tell me—tell me, I implore!”

Quoth the Raven “Nevermore.”


“Prophet!” said I, “thing of evil!—prophet still, if bird or devil!

By that Heaven that bends above us—by that God we both adore—

Tell this soul with sorrow laden if, within the distant Aidenn,

It shall clasp a sainted maiden whom the angels name Lenore—

Clasp a rare and radiant maiden whom the angels name Lenore.”

Quoth the Raven “Nevermore.” 


“Be that word our sign of parting, bird or fiend!” I shrieked, upstarting—

“Get thee back into the tempest and the Night’s Plutonian shore!

Leave no black plume as a token of that lie thy soul hath spoken!

Leave my loneliness unbroken!—quit the bust above my door!

Take thy beak from out my heart, and take thy form from off my door!”

Quoth the Raven “Nevermore.”


And the Raven, never flitting, still is sitting, still is sitting

On the pallid bust of Pallas just above my chamber door;

And his eyes have all the seeming of a demon’s that is dreaming,

And the lamp-light o’er him streaming throws his shadow on the floor;

And my soul from out that shadow that lies floating on the floor

Shall be lifted—nevermore!

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【大鴉要約】


愛する人を亡くして、悲しみ紛らすのに本を読んでいた。


気怠いなかで、ドアをたたく音が聞こえて開けたが誰もいない。


そして今度は窓をたたく音が聞こえて、開けると大鴉が飛び込んでくる。


大鴉は部屋の扉の上にある、パラスの胸像の上に止まった。


穏やかに「名前はなんだい?」などと会話をしてみるが、

何を聞いても“Nevermore”(ありえない)としか答えない大鴉に徐々に心を乱されてゆく。


そして失った愛する人と、死後再び結ばれるかを問うても“Nevermore”と返されてしまい、語り手は発狂するのだった。


最後に大鴉にへ立ち去るように懇願するが“Nevermore”と返答で終わる。

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2025年9月13日 (土)

小冊子『熱風』9月号特集「大鴉 エドガー・アラン・ポーと宮﨑駿」

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2025年9号≪満月兎≫

口絵From Pak Thong Chai 80(写真&詩 カンヤダ)

巻頭詩 駅のベンチ(池澤夏樹)

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特集/大鴉 エドガー・アラン・ポーと宮﨑駿

鳥たちはどう生きるか(巽 孝之)
『君たちはどう生きるか』に見るアメリカ文学の影
大鴉(1985年)(エドガー・アラン・ポー [訳]巽 孝之)

 

連載

33()いしい商店(いしいひさいち)

――忍者無芸帖

97回シネマの風(江口由美)

――[今月の映画]『ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家』

38回へそ曲がりメカ放談(福野礼一郎)

――不屈のエンジニア:林 義正先生④

17回山田太一といっしょに山田太一ドラマをすべて見る(頭木弘樹)

――現代と重なる『パンとあこがれ』の後半

【不定期連載】

10回三井住友銀行代表取締役兼副頭取執行役員工藤禎子さんに聞く 銀行の仕事と私

――成長産業クラスターの仕事。「動的」な銀行を目指して

99回日本人と戦後80年(青木 理)

――【ゲスト】ひめゆり平和祈念資料館 普天間朝佳さん

ジブリだより 編集後記

2025年9月12日 (金)

「あおいくま」心の持ち方

「あおいくま」

物真似芸人コロッケの、母から教えられた心の持ち方「あおいくま」。

どんな時もコロッケが忘れないで心がけてきた、あせるな・おこるな・いばるな・くさるな・まけるな。

貧しくても笑いが絶えない、母と姉との思い出の日々やものまねに目覚めていく10代、上京の葛藤と下積み。ものまね四天王として人気を博してからのことが素直に綴られる。

大人も子どもも大切にしたい、こころの言葉。

ニセコ町長が札幌高裁に提出 水源地を巡る訴訟 約22万人分の署名 約5億円の和解案は協議中

水源地の所有権をめぐり、ニセコ町と土地の元所有者が争っている裁判で、町長が札幌高裁に対し、適切な判断を求めるために集めたおよそ22万人分の署名を提出した。


羊蹄山のふもとにある水源地の所有権をめぐっては、土地の元所有者が土地の返還を求めていて、一審ではニセコ町が敗訴。

町はその後、判決を不服として控訴して、高裁に適切な判断を求める署名活動を行っていた。


(記者)「和解案については?」


(ニセコ町長)「いま協議中ですので、これからさらに熟度を上げて対応を検討したいと思います」


これまで土地の元所有者はおよそ5億円の和解案を提示していたが、午後に開かれる協議の場で、町が別の和解案を示すものとみられてる。

STVニュース北海道】より

2025年9月11日 (木)

土曜お昼のミステリー 内田康夫サスペンス鬼刑事と車椅子の少女ドクターブライダル

BSテレ東 2025年9月13日(土) 11時30分~13時30分

身元不明の女性の遺体が山林で発見された。手がかりは歯に残された大量のフッ素。東大和中央署の刑事・河内凪雄(遠藤憲一)は、警視庁の平井刑事(内田朝陽)と地道な捜査を開始する。そんな中、河内の亡き娘に瓜二つの少女・千晶(友利恵)の名を使い、結婚相談所「ドクターブライダル」のパンフレットを取り寄せていた千晶の親友・竹美(仙石みなみ)が行方不明になり…。
昭和を地で行く鬼刑事と車椅子の少女。名コンビの推理が真実を暴く!

【出演者】 河内凪雄…遠藤憲一
 橋本千晶/河内順子…友利恵
 藤原敦子…萬田久子
 岡部和雄…葛山信吾
 平井実…内田朝陽
 金井公江…阿知波悟美
 井口昭三郎…寺田農
 川端正彦…松尾諭
 柴田透…蟹江一平
 中町ルリ…森下千里 ほか

【原作】内田康夫『少女像は泣かなかった』収録「ドクターブライダル」より(角川文庫刊)
【脚本】佐伯俊道

【監督】皆川智之

米保守系活動家カーク氏が死亡、イベントで銃撃 トランプ氏支持者

アメリカ西部の大学で行われたイベントで、トランプ大統領を支持する保守系の政治活動家が銃撃死亡した。
ユタ州のユタ・バレー大学で10日正午ごろ、政治イベントに出席していた保守系の活動家チャーリー・カーク氏が登壇中、何者かに撃たれた。
カーク氏は首を一発撃たれたとみられていて、病院に搬送されたがその後、死亡したという。


当初、容疑者とされる男が現場付近で拘束されたと伝えられていたが、この人物は銃撃犯ではなかったので当局が犯人の行方を捜している。事件を受けて現在キャンパスは閉鎖されている。

カーク氏は若年層に保守思想を広める目的とした団体「ターニングポイントUSA」の創設者で、トランプ大統領を熱烈に支持するMAGAの代表格として知られていた。

トランプ大統領はSNSで、「アメリカの若者の心を彼ほど理解していた者はいない。彼は、私も含め、すべての人々に愛されていた。哀悼の意をささげたい」とコメント。

今月7日には日本の参政党がカーク氏を招き、都内で講演会を開いていた。


米保守系活動家カーク氏が死亡、イベントで銃撃 トランプ氏支持者 | ロイター

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2025年9月10日 (水)

プレミアムドラマ「永遠についての証明」 2025年10月に2週連続放送

主演・杉野遥亮、原作・岩井圭也の話題作『永遠についての証明』がプレミアムドラマ枠で、若き数学者たちの友情と葛藤を描いた本作を 前編と後編の2週にわたって放送。

【あらすじ】天才的な数学の才能を持つ三ツ矢暸司(杉野遥亮)は、協明大学数学科に特別推薦で入学。熊沢勇一(竜星涼)、斎藤佐那 (関水渚)と出会い、数学の難問に挑む中で、深い友情を育んでいく。しかし、暸司の圧倒的な才能は、次第に周囲に複雑な感情を呼び起こし、3人の関係は少しずつすれ違っていく。そんな彼らを温かく見守る教授(小澤征悦)、厳しく指導する教授(筧利夫)、そして息子を理解しようとする暸司の母親(岸本加世子)、さまざまな視点が交差する中、暸司はただ一人、誰も解いたことがない「コラッツ予想」という難問にのめり込んでいく。「天才と秀才」、「閃きと努力」、「友情と孤独」、交錯する葛藤の果てには、予想だにしない結末が待ち受けていた──。

前編 BSP4K BS 同時 10月5日(日) 夜10:00~10:45

後編 BSP4K BS 同時 10月12日(日) 夜10:00~10:45

2025年9月 8日 (月)

次期首相にふさわしい人物とは?

毎日新聞の最新世論調査によれば、次期首相にふさわしい人物として最も支持を集めたのは――

1位がなんと石破茂(21%)だった。

2位が高市早苗(14%)、3位が小泉進次郎(9%)、そして河野太郎はそれに続く形。

辞めた本人がまだ一番人気というのが、今の日本政治の現実である。


「次期首相」トップ 自民支持層では石破氏―時事世論調査:時事ドットコム

https://share.google/dkDKOh2J9ID96lMF2

2025年9月 7日 (日)

笑点 -「やなせたかし物語」9月7日 日曜 17:30 -18:00

笑点 -「やなせたかし物語」

朝ドラで話題・やなせたかしの人生を徹底した取材をもとに山田雅人が語る!アンパンマンは、どのように誕生した?

その時、やなせたかしは?大喜利も♪アンパンマンのマーチ

9月7日 日曜 17:30 -18:00 読売テレビ

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2025年9月 5日 (金)

『しあわせな結婚』主題歌「Don’t Look Back In Anger」歌詞内容とドラマがリンク

【脚本】大石静【主演】阿部サダヲ・松たか子という、夫婦の愛を問う オリジナルホームドラマ『しあわせな結婚』は、令和の 《マリッジ・サスペンス》 である。


主題歌「Don’t Look Back In Anger は、1996年2月19日にリリースされたオアシスの9thシングルで、ノエル・ギャラガーがヴォーカルを務めた曲である。シングルに選ばれたのは初めてで、全英1位を獲得した。歌詞の内容について、ノエル自身は「過去を振り返るのではなく、前を向くことについて歌った」という。

Don’t Look Back In Anger 

https://youtu.be/UBRuGNHVuic


この歌詞にある「ベッドから革命を始める」「サリーは待ってくれるさ 俺たちが通り過ぎてくのを もう遅いって分かりながら 彼女の気持ちは離れてくけど 『嫌な思い出にはしないで』 俺にはそう聞こえたんだ」といった一節が、妻の〝過去〟と向き合う幸太郎の心情や、今後の展開を示唆しているのではとSNSで話題になっているようだ。


【関連記事】<しあわせな結婚>15年前の事件の真犯人判明 最終回直前、まさかのラストに視聴者「残酷すぎる真実」「オチが予想できん!」の声(ネタバレあり)(MANTANWEB - Yahoo!ニュース

https://share.google/S5HLkLzABQwwk2VHx


「主題歌なし」も考えた『しあわせな結婚』がオアシスにオファーした理由(木俣 冬) | 講談社

https://share.google/73558T63fn1VtbCVW

2025年9月 4日 (木)

「あっかんべェ一休」坂口尚(KADOKAWA)

「あっかんべェ一休」坂口尚

元アニメーターによる、一休伝記マンガ。達筆な作画と構成でありました。世阿弥が舞うた薪能が、素晴らしい表現となっている。

: KADOKAWAオフィシャルサイト

https://share.google/T0YaSDkKyZVndhAF8

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本の紹介『あっかんべェ一休』 

一休の生き様が、一揆や応仁の乱などの歴史的な出来事との連関で示されているため、一定の「歴史事実」は担保されていると考えられる。マンガでは、村田珠光(佗茶の創始者)や金春禅竹(能楽の金春流の中興の祖)なども一休と親しい付き合いをしているが、これもある程度事実に即している。

ソース: 逍遊ゼミナールhttps://share.google/9xzR946jCEAbWHBn0


坂口尚オフィシャルサイト 午后の風 

漫画家・坂口尚(1946—1995年)の公式サイト。代表作『あっかんべェ一休』『石の花』『12色物語』等、フランスでの評価🇫🇷も高い。

https://share.google/P53GohviCjIuSJZ5I

2025年9月 3日 (水)

まんが日本昔ばなし「一休さん」

19760228日放送

演出:高橋良輔  文芸:沖島勲  美術:阿部幸次(スタジオユニ)  作画:倉橋達治

まんが日本昔ばなし「一休さん」

https://youtu.be/WmMYrcui5ZQ?si=lcua4cPGPele__Zo


一休さんが都の将軍様ととんち比べをする話

京のはずれに安国寺というお寺があり、一休という頓知のきく小坊主がいた。寺の和尚は甘いものが大好きでいつも一人でこっそり水飴を舐めており、これは子どもが舐めると毒だと嘘を言っていた。


ある日、和尚さんが出かけたあとに、みんなで水飴を全部舐めてしまう。和尚さんが帰ってくると、一休は、「大切な硯を割ってしまったので死のうと思って毒を食べたがまだ死ねない」と言い、和尚さんを呆れさせた。

2025年9月 2日 (火)

『一休』水上勉(中公文庫)

権力に抗し、教団を捨て、地獄の地平で痛憤の詩をうたい、盲目の森女との愛に惑溺した伝説の人一休の生涯を追跡する。谷崎賞受賞。〈解説〉中野孝次

水上勉は半生をかけて、数多の一休伝を引きながら、一休の生き方の真意に迫ろうと格闘した。

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〈著者のことば〉

「乱世を生きる禅僧が、権力者に抗し、教団を捨て、地獄の地平に降りた場合、どのような風狂禅者の生きざまを見せねばならなかったか。まことしやかな持戒僧たちを告発し、人間の放埒生を謳歌した破戒三昧のその生活と精神をのぞき、あわせて晩年に至ってめぐりあった盲女森侍者と三生を約して、臨終をむかえる人間一休の面目を、私なりに見つめてみたかったのである」帯文より

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宗純和尚の「一休」の号は「煩悩と無、両方の世界の狭間で目を凝らしながら一休み」の意図であった。

「世はあげて道理なき」の室町時代末期に忙しく激しい生涯を送る。腐臭漂う五山仏教界への反逆。乞食坊主の身なりで元日に市中で髑髏を掲げて無常迅速・大死一番を説く。文人墨客との交流で茶道、能に禅風を吹き込む。晩年の盲目の遊芸人・森女との情交...淫事礼讚、禅境放擲。仏法への逆行三昧は衆生済度の利他業に生きた。

「世の中は喰ふてかせいで寝て起きて 地獄へ行って鬼に負けるな」


晩年には最愛の伴侶盲女森を得る。「このはし渡るべかざる」堂々ど真ん中の88年生涯だった。


托鉢僧の一休が、法敵 養叟一派が居並ぶ大徳寺の住持となる。その天にも昇る思いを「住吉の巫女」で宮司の一族「森女」に託して詩作した。
「枯れた梅の老木も甦る」思い。

「森女」とは「住吉の森」「津の守=津守氏の女」だという。

 森女は住吉大社の宮司津守氏の親族の女性で、南朝の後村上天皇の行在所だった。
南朝の公家の娘を母に生まれた一休にとって深いつながりがあり、住吉神宮と大徳寺も深いつながりがある。
一休の死後に弟子たちが編纂した『一休和尚年譜』に、「母は藤原氏、南朝の高官の血筋であり、後小松天皇の寵愛を受けていたが、懐剣を懐に偲ばせ、帝の命を狙っていると讒言されて宮中を追われ、民間に入って一休を 生んだ」と記される。

血筋であり天皇の寵愛を受けていたが、懐剣を懐に偲ばせ、帝の命を狙っていると讒言されて宮中を追われ、民間に入って一休を 生んだという。


『一休和尚行実譜』からの引用

「~世はあげて道理なきなり。かの堀川の成仏寺にありし湯起請は、百姓のうったえをさばくのに、幕府のひとの双方に請文をかかせくじにて順序をきめ、双方の百姓に書面焼き灰をば飲みこませ、さらににえたぎる湯に手をさしいれてしずめたる石をとらしめ、手ながき男の石たやすくひきあぐれば無実なりといへるに似て、正邪のわきまえ上にも下にもなきなり。~」(273頁)


晩年の道歌「色の世界に色なき人は 金木仏石ほとけ」人間の自然を否定して何処に人生があるのかという詩だった。40以上歳下の盲女を側に、80過ぎても奇行の数々を詩に残した。茶道の開祖、能、連歌、画家たちが一休を慕い、大徳寺に集まってサロンと化した。


水上勉(1919-2004)福井県生れ。

少年時代に禅寺の侍者を体験する。立命館大学文学部中退。戦後、宇野浩二に師事する。1959(昭和34)年『霧と影』を発表し本格的な作家活動に入る。1960年『海の牙』で探偵作家クラブ賞、1961年『雁の寺』で直木賞、1971年『宇野浩二伝』で菊池寛賞、1975年『一休』で谷崎賞、1977年『寺泊』で川端賞、1983年『良寛』で毎日芸術賞を受賞する。『金閣炎上』『ブンナよ、木からおりてこい』『土を喰う日々』など著書多数。2004(平成16)年9月永眠。


水上勉

1919年(大正8年)、福井県大飯郡本郷村(現在のおおい町)に生まれる。9歳のとき、当時京都の臨済宗寺院相国寺塔頭で瑞春院の住職になった山盛松庵が、若狭で酒井家賞を受けた子供から小僧をとろうとしており、水上が選ばれる。貧困だったことからそれに応じ、京都の伯父の元に送られた後、10歳の時に正式に瑞春院に入った。

宇野浩二に師事して小説を書き続ける。処女作は『フライパンの歌』。

1963年には洞爺丸事故を題材にした社会派推理の大作『飢餓海峡』が大きな話題を呼んだ。1966年から直木賞選考委員となる。1971年『宇野浩二伝』で菊池寛賞を受賞。1974年日本文芸家協会の理事に就任。

1975年『一休』で谷崎潤一郎賞を受賞。1976年、短編『寺泊』で川端康成文学賞を受賞。1977年頃、軽井沢に竹人形の工房を作り、人形劇の劇団「竹芸」を始める。


【関連図書】『一休伝』(Kindle)

小島 剛夕,作画 佐々木 守、脚本

脚色力ある作家と、劇画界随一の絵師によるコラボレーションが、格調高い幽玄な世界を鬼気迫る作品構築している。

これは伝記小説なんぞより、高度な表現がされている優れたメディアである。

電子書籍は一冊50円。Kindle Unlimited

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●シャーリー・マクレーンが前世は一休の伴侶だったという。

http://pengiin.seesaa.net/article/517882898.html

シャーリー・マクレーン の名言

1.私達の人生は、自分がどのように世界を見ているかで決まります


2.自分で自分を楽しませるすべを知ってる人間ほど強い。


3.皺は私の勲章です。

私が生きてきたという証なの。


4.人の本質は変えられるものだし、そうすれば何でも可能だって悟ったの。

そのときから、私の人生は変わったわ。


5. 恐怖は、友であるべき人間を見知らぬ人間に変える。


6.映画も人生も粘土のようなもの、私たちが形づくっていくのです。

そして希望を持ってやり続ければ、必ず完成するものです。


7.私の生き方に対して、とやかくいう男なんて要らないわ。

私以外に私とこんなに深く付き合っている人間がいると思うの?

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シャーリー・マクレーン 

Shirley MacLaine

本名シャーリー・マクレーン・ベイティ

誕生日1934424

出身アメリカ/リッチモンド

米バージニア州出身。俳優のウォーレン・ベイティは実弟。高校卒業後、ブロードウェイ・ミュージカルのダンサー兼コーラスとしてキャリアをスタートし、55年の「ハリーの災難」でスクリーンデビューを果たす。「走り来る人々」(59)でアカデミー主演女優賞に初ノミネートされて以降、「アパートの鍵貸します」(60)、「あなただけ今晩は」(63)でも同賞の候補に挙がり、人気女優として活躍。

69年、ブロードウェイの名演出家ボブ・フォッシーを監督に招いたミュージカル映画「スイート・チャリティ」では主演を務めた。一時期女優業を休止し、米女性団体として初の中国訪問団を組織。その模様をおさめたドキュメンタリー映画「The Other Half of the Sky: A China Memoir(原題)」(75)を監督し、同作はアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされる。再び女優に復帰し、「愛と喝采の日々」(77)でアカデミー主演女優賞4度目のノミネートを経て、「愛と追憶の日々」(83)でついに受賞を果たした。「マダム・スザーツカ」(88)では、ベネチア国際映画祭で「主婦マリーがしたこと」のイザベル・ユペールと最優秀女優賞を分け合った。00年の「ぼくが天使になった日」で初めて劇映画を監督した。元夫スティーブ・パーカー(「青い目の蝶々さん」のプロデューサー)との間に生まれたサチ・パーカーも女優。


●シャーリー・マクレーンが前世は一休の伴侶だったという。

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2025年9月 1日 (月)

「私たちの身振りは無為の、言語は沈黙の、それぞれ排泄物にほかならない」

「聖指話法」より

「私たちの身振りは無為の、言語は沈黙の、それぞれ排泄物にほかならない」


『アナクロニズム』種村季弘より

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「蛇と舞踏者」

「集団狂気舞踏は聖ファイトの踊り以前にも以後にも起っているが、なかでも面白いのは、十六世紀末、宗教改革と宗教迫害の時代の只中に起った集団舞踏である。この舞踏病に顕著な特徴は、踊り手がすべて子供であるということであった。

しかも奇妙なことに、舞踏状態になると、子供たちは自分が猫になったと思い込むのであった。突如として彼らはおそろしく敏捷になったかと思うと、樹木の上にするするとよじ登ったり、ニャアニャアと猫の鳴き声を上げたりするのであった。」


「オランダの舞踏史家ヨースト・AM・メールローによれば、私たちはすでに母胎の内部においてリズムと舞踏を知っていたのである。

 「胎児は外界からの接触にたいしても、物音にたいしてもきわめて敏感である。胎児は胎内の音の世界に生きていて、自分の心臓の鼓動と母親のそれとを聞いている。かくて誕生以前の子供は圧倒的な切分された音響世界のなかに生きているのである。子供は母胎のなかですでにその人生行路全体を決定するリズムを得る。彼は物質的欠乏を知らぬ大洋的無関心のニルヴァーナ的世界に生きているのである」

 メールローが舞踏衝動の最深部に見ているものは、一言にして言えば、母胎還帰衝動とかヨナ・コンプレックスとかいう衝迫である。子供は母胎を離れてからも、自分の心臓の鼓動と母親のそれとが共鳴しつつ羊水の大洋に無重力的に浮遊していた原状態を忘れていない。そしてたえずこの原睡眠状態にたちもどろうとするであろう。かくて舞踏は、いわば身体運動による追憶、私たちがかつて生きていた唯一の大洋的睡眠状態の行動による模倣ともいうべきものなのである。」

『アナクロニズム』種村季弘より

RADWIMPS/賜物【「あんぱん」主題歌/あんぱん×RADWIMPS SP】| NHK

radwimps 賜物 

賜物/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎


涙に用なんてないっていうのに やたらと縁がある人生
かさばっていく過去と 視界ゼロの未来
狭間で揺られ立ち眩んでいるけど

「産まれた意味」書き記された 手紙を僕ら破いて
この世界の扉 開けてきたんだ
生まれながらに反逆の旅人


人生訓と経験談と占星術または統計学による
教則その他、参考文献 溢れ返るこの人間社会で
道理も通る隙間もないような日々だが 今日も超絶G難度人生を
生きていこう いざ

いつか来たる命の終わりへと 近づいてくはずの明日が
輝いてさえ見えるこの摩訶不思議で 愛しき魔法の鍵を

君が握ってて なぜにどうして? 馬鹿げてるとか 思ったりもするけど
君に託した 神様とやらの采配 万歳


https://youtu.be/HX1lLllkP2A?si=I3Bz23W2fsuC8jYc


この風に乗っかってどこへ行く
生まれたての今日が僕を呼ぶ
「間違いなんかない」って誰かが言う
「そりゃそうだよな」とか「ないわけない」とか堂々巡れば


悲しいことが 悔しいことが この先にも待っていること
知っているけど それでも君と生きる明日を選ぶよ
まっさらな朝に 「おはよう」


感情線と運命線と恋愛線たちが対角線で
交錯して弾け飛び火花散り 燃え上がるその炎を燃料に
一か八かよりも確かなものは何かなんて言ってる場合なんか
じゃないじゃんか いざ


どんな運命でさえも二度見してゆく 美しき僕たちの無様
絶望でさえ追いつけない 速さで走る君と二人ならば

「できないことなど 何があるだろう?」
返事はないらしい なら何を躊躇う
正しさなんかに できはしないこと この心は知っているんだ
There's no time to surrender


時が来ればお返しする命 この借り物を我が物顔で僕ら
愛でてみたり 諦めてみだりに思い出無造作に
詰め込んだり 逃げ込んだり
せっかくだから 唯一で無二の詰め合わせにして返すとしよう
あわよくばもう 「いらない、あげる」なんて 呆れて 笑われるくらいの
命を生きよう
君と生きよう


(賜物/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎)


RADWIMPS/賜物【「あんぱん」主題歌/あんぱん×RADWIMPS SP| NHK - YouTube

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初めのほうコードの感じがアンニュイなんですが、進んでいくと差し込まれるバラードのパートに琴や笛やヨナ抜き音階といった「和」の音楽が素晴らしい転調へのクッションになっております。

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