レレレのおじさん 赤塚不二夫、これでいいのだ!!
インドに周梨槃特(シュリハンドク)という人がいた。周梨槃特は物忘れが酷く、自分の名も忘れてしまうほどであった。名札(名荷=みょうが)に名を書いてぶら下げていた。それを嘆いていた時、お釈迦さまが箒を与えて「塵を払い、垢を除かん」と唱えながら掃除をするように仰いました。
来る日も来る日も掃除をしていた周梨槃特は、ある時、自分自身の心に積もった塵と垢であったのだと気付いた。それらを全部捨てて離れることで悟りを開らいた。
その周梨槃特の墓から、芽が出た植物が夏に美味しいミョウガで、その名前がついたという。
「天才バカボン」という赤塚不二夫さんのマンガに「レレレのおじさん」が登場する。
「おでかけですか?」と声をかける、ほうきを持った掃除好きおじさん。モデルは釈迦様の弟子の一人と言われている。25人もの子供がいる大家族パパでもある。
眼のかわいいキャラクターで、まるで周梨槃特みたいなおじさん。
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「天才バカボン」は馬鹿な坊やではなく、「薄伽梵(バギャボン)」で、その意味は「尊敬される人」あるいは「目覚めた人」=「ブッダ」であるらしい。
〈ウケるためなら、死んでもいい〉
〈バカっていうのは自分がハダカになることなんだよ。世の中のいろんな常識を無視して、純粋な自分だけのものの見方や生き方を押し通すことなんだよ。だから、バカだからこそ語れる真実っていっぱいあるんだ。〉
〈最後につじつまがあってりゃ何やってもいいんだよ〉
(『天才バカボン』を描き出した時にもまず思った。バカに真実を語らせようと。そこからバカボンが生まれ、バカボンのパパが生まれたんだ〉
大陸である満州で、幼少期を過ごした人には、おおらかさがあると巨匠は生前に語ってる。〈これでいいのだ〉
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