大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」歌麿と蔦重にしか描けない未来が見たい
「蔦重を恋する気持ちは〝自分こそが一番〟だ」と、歌麿は、ずっと思っていたのに‥‥。
「出家する」とまで言ったおていに、歌麿は「ウソだね」と返す。
蔦重と図った〝芝居〟の一部だと感じたから。
でも直後、おていは、とんでもないことを言い出す。
「歌麿と蔦重にしか描けない未来が見たい」と。
そもそも、歌麿が離れた理由は、子を授かる幸せを見せつけられた時、自分の〝恋心〟は成就しないと、諦めたからだった。
実らない〝恋心〟だと分かりながら、相手を見守り続けるのは辛い。
今回のおていの急襲、歌麿からすれば、
〝恋敵〟が家にまでやってきて、わざわざ目の前で「私の愛は、あなたより強い!」と宣言しているようなものだ。
歌麿は、おていに呆れた。
そして、蔦重を想う気持ちの強さに「負けた」と思ったに違いない。
でも、おていの今の辛さを、一番理解できるのも、歌麿だ。おていの〝恋心〟が誰よりも分かる。
だからこそ、逆に、蔦重への〝恋心〟に、素直に立ち返ることができた。
浮世絵の世界で、絵師として、蔦重の想いを受け止められるのは、私だけだだったんだと。その想いこそが、〝恋心〟の正しい姿だったのだと。
おていが歌麿にしたことは、〝懇願〟でも〝説得〟でもない。
同じく蔦重に〝恋心〟を抱きながらも、どこか空しさを抱えざるを得ない、そんな者同士だからこそできる、心からの〝癒し〟だったんだ。
かつては、仕事の上とはいえ、蔦重と歌麿の親密さに遠慮し、嫉妬していたであろうおていさん‥‥。
子を失った今、歌麿の今の気持ちが、手に取るように分かったんだと、そんなふうに思えた瞬間。
歌麿の復活は、おていさんにとっても、悲しみからの完全復活、いや、〝本屋おてい覚醒〟の瞬間だったのかもしれません。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
<べらぼう>写楽の“正体”の“最後のピース”埋まる!? ついに歌麿が“帰還”…ラストシーンに「ゾクゾク」っときた!!(MANTANWEB)
「源内風の役者絵」作りは、蔦重の中で「明確な絵」が描けていなかったことから、事はうまく進まず、重政(橋本淳さん)ら絵師との間に軋轢が生じてしまう。
思いなやむ蔦重の姿を見かねて、歌麿(染谷将太さん)のところを訪ねるてい(橋本愛さん)。ていは、蔦重と歌麿、二人の男の業と情、因果の果てに生み出される絵というものを見たいと“本音”を明かし、歌麿をついに揺り動かした。
ソース: Yahoo!ニュース
« 有吉佐和子の原作を現代に置き換え、「悪女について」を再放送。 主演は田中みな実でよかったのか? | トップページ | マルセイユ版タロット21+0に配列してヘンリーミラー視点から観る »
« 有吉佐和子の原作を現代に置き換え、「悪女について」を再放送。 主演は田中みな実でよかったのか? | トップページ | マルセイユ版タロット21+0に配列してヘンリーミラー視点から観る »


コメント