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2026年5月21日 (木)

恋愛曲線 小酒井不木

恋愛曲線

小酒井不木




 親愛なるA君!
 君の一代の
盛典せいてんを祝するために、僕は今、僕の心からなる記念品として、「恋愛曲線」なるものを送ろうとして居る。かような贈り物は、結婚の際は勿論のこと、その他は如何なる場合に於ても、日本はおろか、支那でも、西洋でも、いな、世界開闢かいびゃく以来、いまかつ何人なんぴとによっても試みられなかったであろうと、僕はおおいに得意を感ぜざるを得ない。貧乏な一介の医学者たる僕が、たといおのれの全財産を傾けて買った品であっても、百万長者の長男たる君には、決して満足を与え得ないだろうと信じた僕は、熟考に熟考を重ねた結果、この恋愛曲線を思いつき、これならば十二分に君の心を動かすことが出来るだろうと予想して、この手紙を書きながらも、僕は、生れてから始めて経験するほどの、胸の高鳴りを覚えつゝあるのだ。君が結婚しようとする雪江さんは、僕もまんざら知らぬ仲ではないから、君たちの永遠の幸福を祈ってやまぬ僕は、こゝに君に向ってうや/\しく恋愛曲線を捧げ、以て微意を表したいと思うのである。君は、僕のような武骨一点張りの科学者が、恋愛などという文字を使用することにすら、滑稽を覚えるかも知れぬが、しかし僕は君の考えて居るほど「冷血」ではなく、多少の温かい血は流れて居るつもりだ。流れて居ればこそ、君の結婚に対して無関心では居られなくなり、頭脳を搾って、縁起のよかるべき名をもった、この贈り物を考え出したのである。
 明日に迫った君の結婚に、今夜差迫って手紙を書くということは甚だ礼を欠いているかも知れないが、恋愛曲線の製造が今夜でなくては行い得ないものだから、気を揉みながらも、やっと明日の朝、君の手許に届けることになってしまった。
さだめし君は、多忙を極めて居るであろうが、然し僕は、君がどんなに多忙な中でも、僕のこの手紙を終りまで読んでくれるであろうと堅く信じて居る。だから僕は、御迷惑ついでに、恋愛曲線の何ものであるかということを十分説明して置きたいと思うのだ。一口に言えば、恋愛の極致を曲線として表現したものであるが、開闢以来誰にも試みられなかったであろう贈り物の由来を物語って置かぬということは、君も物足らなかろうし、僕もすこぶる心残りがするから煩雑ながら、我慢して読んでくれたまえ。
 この恋愛曲線の由来を最も明暸に理解して貰うためには、先ず一通り、君の結婚に対する僕の心持を述べて置かねばならぬ。君を最後に見てから約半ヶ年、その間、絶えて音沙汰をしなかった僕が、突然、君に、世にも珍しいこの贈物をするに就ては、何か深い
理由わけがあるだろうと、早くも君は察するであろう。いや、聡明な君は、一歩進んで、その理由が何であるかをも或は知り抜いて居るであろう。
 君の
所謂いわゆる「冷たい血しか流れて居らぬ」僕が恋の敗北者であるということを、君は百も承知の筈である。だから、僕に対して恋の勝利者である君は、僕の贈り物が、一面に於て如何に悲しい思い出をもってみたされて居るかをも十分認めてくれるであろう。尤も君は多くの女に失恋させた経験こそあれ自身には失恋の痛苦を味わったことがなかろうから、或は同情心を起してくれぬかもしれない。全く君は女に対して不思議な力を持った男である。君の眼から見たら、たった一人の女を奪われて、失恋の淵に沈む僕のような男の存在はむしろ奇怪に思われるであろう。然し、何と思われたってかまわない。僕はやっぱり君のその不思議な力がうらやましくてならぬ。ことに君の金力に至っては、羨ましいのを通り越してうらめしい。その金力の前に、先ず雪江さんの両親がぬかずき、ついで雪江さんも額ずくことを余儀なくされたのだ。……いや、こういう言葉を使うのは如何にも僕が君に対して恐しい敵意を持って居るかのように見えるかもしれぬが、僕は元来意志の弱い人間で、人に敵意を持てないのだ。若し真に敵意を持って居るならば、こうした贈り物はしない筈である。君に対してすこぶる礼を失するかも知れぬが、現になお雪江さんに対して、強い愛着の念を持って居る僕が、雪江さんの良人となる君に、どうして敵意をさしはさむことが出来よう。僕は、この手紙を書きながらもやはり君たち二人の真の幸福について考えつゝあるのだ。
 半ヶ年前に、失恋の痛手を負った僕は、その後世間の交渉を絶って、研究室に閉じこもり、ひたすら生理学的研究に従事した。それからというものは、研究そのものが僕の生命であり、又恋人であった。時には、雨の日の前に古い肋膜炎の跡が痛み出すように、心の古傷も
うずき出すことがあったが、何事も過去のことゝ諦めて、研究に邁進し、やっと近頃悲しい記憶を下積にすることが出来、君たちの結婚の日取までうっかり忘れるところであったが、先日はからずも、ある人から、君がいよいよ明日結婚するという手紙を貰い、それがため、下積みにされた記憶が、非常ないきおいうかみ上り、遂に今回の贈り物を計画するに至ったのである。
 君は実業家であるから、科学者なるものがどんな生活を営み、どんなことを考え、どんな研究を行って居るかということを恐らくは知るまいと思う。外見上では、科学者の生活はいかにも冷たいものであり、又その研究事項はいかにも殺風景極まるものであるが、真の科学者は常に人類同胞を念頭に置き、人類に対する至上の愛を以て活動しつゝあるのであって、従って、真の科学者には――
似而非えせ科学者はいざ知らず……恐らく、誰よりも温かい血が流れて居るべき筈である。実際誰よりも温い血が流れて居なくては真の科学者たることは出来ないのだ。
 さて僕が、失恋の痛苦を味ってから選んだ研究題目は何であるかというに、君よ、笑うなかれ、心臓の生理学的研究だ。然し僕は、ブロークン・ハートに
ちなんで、この題目を選んだ訳では決して無い。それほどの茶気は僕には無いのだ。破れた心臓の修理を行うために、先ず心臓の研究に取りかゝったと言えばすこぶる小説的であるが、僕はたゞ、学生時代から心臓の機能に非常に興味を持って居たから、好きな題目を選んだのに過ぎない。ところがこの偶然選んだ研究題目がはからずも役に立って、君の一生に最も目出度かるべき儀式に、恋愛曲線を贈り得るに至ったのである。
 恋愛曲線! これから
いよいよ恋愛曲線の説明に移ろうと思うが、その前に一言、心臓が普通どんな方法で研究されて居るかを述べて置かねばならない。心臓の機能を完全に知るためには、心臓を体外へ切り出して検査するのが最もよい方法である。心臓は、たといこれを体外へ切り出しても、適当な条件を与うれば、平気で搏動を続けるものだ。単に下等な動物の心臓ばかりでなく、一般温血動物から人間に至るまで、その心臓は身体を離れても独立に、拡張、収縮の二運動を繰り返すのだ。心臓を切り出せばその個体は死ぬ、個体は死んでも心臓は動き続ける! 何と不思議な現象ではないか。試みに今、君の心臓を取り出してたせて見たら、どんな状態ありさまだろうか、又、試みに今、雪江さんの心臓を切り出して搏たせて見たら、どんな状態だろうか。更に君の心臓と雪江さんの心臓とを並べ搏たせたならば、どんな現象が見らるゝだろうか。君! 手足や胴体をそなえた人間には兎角とかく偽りが多いが心臓は文字通り赤裸々だから、たれはゞからぬ搏ち方をするにちがいない、結婚を目の前に控えた君たちの心臓を思って、このような愚にもつかぬ想像をめぐらせながら、僕は今、この手紙を書きつゝあるのだ。
 思わずも記述がわき道へはいったが、動物は勿論人間の心臓も、その個体が死んだ後でさえ、これを切り出して適当な条件の下に置けば再び動き出すものだ。クリアブコという人は、死後二十時間を経た人間の死体から、心臓を切り出して、これを動かして見たところが約一時間、たしかに動き続けたということだ。人間が死んでも、心臓だけが、二十時間も余計に生きて居るということは
見様みようによって、如何に心臓が生に対する執着の強いものだかということを知るに足ろう。むかしの人が恋愛のシムボルとしてハートを選んだのも、偶然でないような気がする。だから、考え様によっては、心臓にこそ、人生のあらゆる神秘が蔵せられて居るといってよいかも知れない。かくて、人生の神秘を探ろうと思った僕が、心臓を研究の対象としたのも、故無きに非ずと言えるだろう。
 恋愛曲線の由来を語るには、如何にして心臓を切り出し、如何なる方法で心臓を搏たせるかということをも一応述べて置かねばならぬ。君の多忙であるということは重々御察しするが、手紙を書きつつある僕も、この手紙を書き終ると共に恋愛曲線を製造しなければならぬから、可なり心が
くのだ。然し、僕は繰返して言うとおり、君に十分理解してほしく、出来るなら、君の心臓の表面に、この手紙の文句を刻みつけたいと思うほどだから、暫らく我慢して読んでくれたまえ。
 始め僕は蛙の心臓を切り出して研究したけれども、医学は言う迄もなく人間を対象とする学問であるから、なるべく人間に近い動物を選びたいと思い、後には主として、兎の心臓について研究を進めた。然し、蛙の心臓よりも、兎の心臓の方が、その取り扱い方は遙に複雑であるから、可なり熟練を要する仕事であり、はじめは助手を要するほどであったが、後には一人で何事も出来るようになった。先ず兎を、
家兎かと固定器に仰向けにしばりつけてエーテル麻酔をかける。兎が十分麻酔した時機を見はからって、メスと鋏とを以て、胸壁の心臓部を出来るだけ広く切り取り、然る後心臓嚢を切り開くと、そこに、盛んに活動しつゝある心臓があらわれる。胸中深くひそめられた心臓は、外気にさらされても、何喰わぬ顔して動き続けて居る。君! 全く心臓は曲物くせものだよ。「ハートはままにされない」と誰かゞ言ったが、全くその通りだ。愈よ心臓があらわれると、今度はそれを切り取るのだが、そのまゝメスをあてゝは出血のために手術が出来なくなるから、大静脈、大動脈、肺静脈、肺動脈等の大血管をこと/″\く糸をもってしばり、然る後にメスを以てそれ等の大血管を切り離すのだ。
 切り出した心臓は、すぐさま、一旦摂氏三十七度内外に温めたロック氏液を盛った皿の中に入れるのだ。栗の実ほどの大きさをした兎の心臓は、さすがにぐったりして一時搏動を中止する。そこで、手早く、肺動脈と肺静脈の切り口をしばり、大動脈と大静脈の切り口にガラス管を結びつけ、更に取り出して特別に設けられた一尺立方ほどの箱の中の、適当な場所にガラス管を結びつけ、摂氏三十七度に温めたロック氏液を通ずると、心臓はみごとに搏ち出すのだ。このロック氏液というのは一プロセントの
塩化えんかナトリウム、〇・二プロセントの塩化カルシウム、〇・二プロセントの塩化カリウム、〇・一プロセントの重炭酸ナトリウムの水溶液であって、ほゞ血液中の塩類成分の量に一致して居るから、心臓は血液を送りこまれて居ると同じ状態になって、その搏動を続けるのだ。然し、たゞこの液を通ずるだけでは、心臓も遂には疲れて来る。いかに生に執着の強い心臓でも、外からエネルギーを仰がなければ、動き続けることは出来ない。卑近な言葉で言えば、食物が欠乏しては動けない。そこで通常この液の中へ、エネルギーのもと即ち心臓の食物として、少量の血清アルブミンか又は葡萄糖を加えると、心臓は長い間搏動を続けるのである。一番よいのは、ロック氏液の代りに血液を通過せしめることであるが、通常の実験にはロック氏液だけで十分だ。なお心臓を自由に活動せしめるには酸素を必要とするから、通常ロック氏液に酸素を含ませて通過せしめるのだ。
 心臓を働かせる箱の中の空気の温度も、やはり摂氏三十七度内外にしてある。そうしてロック氏液は箱の上から流すようになって居り、心臓を通過した液は箱の下へ落ち去るようになって居る。箱の中で、心臓だけが働いて居る光景は、到底君には想像も及ばぬ程、厳粛な感じを与えるものだ。切出された心臓は立派な一個の生物だ。薔薇のような紅い地色に黄の小菊の花弁を散らしたような肉体を持つ魔性の生物は、渚に泳ぎ寄る
水母くらげのように、収縮と拡張の二運動を律動的に繰返すのだ。又、じっとその運動を眺めて居ると、心臓はあたかも自分の自由意志をもって動いて居るかのように思われる。ある時はその心臓に小さな目鼻が出来て、母体から切り離されたことを恨んで居るかのように見え、ある時は又浮世の空気に触れたことを喜ぶかのように見え、更にある時は、心臓だけを切り出して生物本来の心臓機能を研究しようとする科学者の愚を笑って居るかのようにも見える、然し、これはただ僕の幻覚に過ぎぬのであって、元来心臓は体内にあっても体外に切り出されても、その全力を尽して働くもので all or nothing(かいしからずんば)の法則が厳然として行われつゝあるのだ。即ち心臓は、一旦働らこうと決心したならば全力を尽して働くのだ。いわば心臓ほど忠実な働き工合をするのは、めったに見られないのだ。この点がまた、恋愛のシムボルたるに最も適して居ると僕は思う。即ち、どんな刺戟が来ても、刺戟の多寡によって搏ち方をちがえるということをせず、搏つならば全力を尽して搏ち、搏たぬ時は決して搏たぬという心臓の性質は、ちょうど金力やその他の外力にはびくともせぬ真の恋愛の性質に比較すべきであろうと思う。真に恋する同志には、たといどんな障碍物がその間によこたわってろうとも、かのラジオの電波が通うように、その心臓の搏動の波は互に通い合うと思う。実際、君は知って居るかどうかは知らぬが、心臓は、動く度毎に電気を発生するもので、その電気を研究するために、電気心働計なるものが考案されて居る。そうしてこの電気心働計こそは僕の所謂恋愛曲線の製造元なのだ。
 だが、電気心働計の説明にうつる前に、以上の如く切り出した心臓の運動を、如何にして分析し研究するかということを語って置かねばならない。たゞ肉眼で観察したゞけでは、精確な比較研究をすることが出来ぬから、どうしてもその運動を適当に記録しなければならない。その運動を記録したものが即ち「曲線」なのだ。従って恋愛曲線なる語は、恋愛運動の記録ということを意味するのだ。君は、地震が地震計によって曲線として記録されることを聞いたであろう。今、
すゝを塗った紙を円筒に巻きつけて、それを規則的に廻転せしめ、運動する物体から突出した細い挺子てこの先をその紙に触れしめると、その物体の運動するに従って、特殊な曲線が白くあらわれる。心臓の運動もこれと同じ方法によって煤紙に書かせることが出来るのであるけれど、僕は特に心臓の発生する電気に興味を持ったので、主として前記の電気心働計を使って、研究の歩を進めたのだ。
 すべて筋肉が運動する際には、必ず多少の電気が発生する。所謂動物電気なるものがこれであるが心臓も筋肉で出来た臓器であるから搏動ごとに電気が発生する訳だ。そうしてその電気の発生の有様を、曲線であらわそうとする器械が電気心働計なるものだ。この器械を最初に発明した人はオランダのアイントーウェンという人だ。曲線といっても、前に述べたような簡単なものではなく、その原理は
いさゝか複雑である。心臓から出る電気を一定の方法によって導き、それを蜘蛛の糸よりも細い、白金プラチナ鍍金めっきした石英糸に通過せしめ、糸の両側に電磁石を置くと、糸を通過する電流の多寡によって、その糸が左右に振れるから、その糸をアーク燈で照すと、糸の影が左右に大きく振れ、それを細い隙間をとおして、写真用の感光紙に直接感ぜしめ、然る後現像すれば、心臓の電気の消長を示す曲線が、白くあらわれる訳である。感光紙は活動写真のフィルムのように巻きつけて具えられてあるから、二十分、三十分間の心臓運動の模様も、自由に連続的に曲線としてあらわすことが出来るのである。僕が君に送らんとする恋愛曲線も、この感光紙にあらわれた曲線に外ならない。
 さて、僕は先ず、僕の研究の準備として、切り出した心臓について、諸種の薬物の作用を研究したのだ。即ち、最初にロック氏液を心臓に通じて、常態の曲線を写真に撮り、然る後試験しようと思う薬品をロック氏液に混じて通じ、そのときに起る心臓の変化を曲線として撮影するのである。肉眼で見て居るだけでは、あまり変化がないようであるけれども、曲線を比較して見ると、明かな変化を認め、それによって、その薬物が心臓に如何なる風に作用したかを知ることが出来るのだ。ジギタリス剤、アトロピン、ムスカリン等の猛毒からアドレナリン、カンフル、カフェイン等の薬剤に至るまで心臓に作用する毒物薬物の殆どすべてにわたって、僕は一々の曲線を作り上げたのだ。然し、これだけのことは、別に新らしい研究ではなく、すでに多くの人によって試みられた所であって、要するに僕の本研究の対照試験に過ぎなかった。
 然らば僕の本研究は何物であるかというに、一口にいえば、各種の情緒と心臓機能との関係だ。即ち俗にいう喜怒哀楽の諸情が発現したとき、心臓はその電気発生の状態に如何なる変化を来すかということだ。誰しも経験するとおり、驚いた時や怒ったときには、心臓の鼓動が変化する。僕はそれを切り出した心臓について、
所謂いわゆる客観的に観察したいと思ったのだ。恐怖の際に血中にアドレナリンが増加するという事実は既に他の学者の認めたところであるから、恐怖の際の血液を、切り出した心臓に通じたならば、アドレナリンを通じたときと、同じ変化が曲線の上にあらわれるべき筈だ。この事実から類推するときは、恐怖以外の他の諸情緒の際にも、血液に何等かの変化があるべき筈で、従って、動物に喜怒哀楽の諸情を起さしめ、その時の血液を、切り出した心臓に通じて、電気心働計によって曲線を撮ったならば、各種の情緒発現の際、血液中にどういう性質の物質があらわれるかを推定することが出来る訳である。
 然し、このような研究には、言う迄もなく幾多の困難が伴うものだ。理想的に言えば、心臓を切り出した同じ動物を怒らせたり、苦しませたりして、その血液を通じなくてはならぬが、それは出来ない相談だ。で、致し方がないから、甲の兎の心臓、乙の兎の種々の情緒発現時に於ける血液を採って、それを通じて研究することにした。次になお一層困難なことは、兎を怒らせたり、悲しませたりすることだ。兎は元来無表情に見える動物であるから、その顔付から、喜怒哀楽の情を認めることは出来ず、従って、怒らせたつもりでも兎は案外怒っても居らず、又楽しませたつもりでも、兎は案外楽しんで居らぬかも知れぬのには、はたと当惑せざるを得なかった。
 そこで、僕は兎の実験を中止して、犬について
って見ることにした。即ち甲の犬の心臓を切り出して、然る後乙の犬を怒らせ又は楽しませて、その血液を採って通過せしめたのだ。それによって曲線を作ることは出来たけれど、やっぱり、理想的ではないのだ。というのは、折角犬を楽しませてもいざ血を採るとなると大いにいかるので、結局怒りの曲線に近いものが出来、それかといって犬を麻酔せしむれば、無情緒の曲線しか取れない訳で、たゞ憤怒ふんぬの際、又は恐怖の際の曲線だけが比較的理想に近いものとなった訳である。
 こういう訳であるから、諸種の情緒発現の際の血液が心臓に及ぼす影響を理想的に曲線に描かしめるためには、人間について実験するより外はないのである。人間ならば、怒った時の血液、悲しい時の血液、嬉しい時の血液が比較的容易に採取し得られるからだ。さり
ながら、人間の実験で困ることは人間の心臓が容易に手にり難いことだ。死んだ人の心臓でも滅多めったに手に入り難いのであるから、いわんや生きた人の心臓をやだ。で、むを得ないから僕は兎の心臓で実験することにした。又、血液の点に就て言っても、誰も喜んで血液を提供してくれるものはないから、僕は自分自身の血液で実験することにした。即ち僕は、色々な小説を読んで或は悲しみ、或はいきどおり、或は嬉しい思いをして、その度毎に注射しんをもって、左の腕の静脈から五グラムずつの血液を取って、実験をしたのだ。兎の場合でも犬の場合でもそうだが、すべて血液を採るときは、凝固を防ぐために、注射針の中へ、一定量の蓚酸しゅうさんナトリームを入れて置くのだ。
 かくて得た曲線を研究して見ると、嬉しい時、悲しい時、苦しい時などによって、その曲線に明かに差異が認められた。恐怖の時の曲線は、やはりアドレナリンを流した時の曲線に類似し、快楽の時の曲線はモルヒネを流した時の曲線に類似して居たが、それはたゞ類似して居るというに過ぎないのであって、微細な点に至っては、それ/″\特殊な差異が認められるのであった。そうして、後に、僕は練習によって、どれが恐怖の曲線か、どれが愉快の曲線か、どれがアドレナリンの曲線か、どれがモルヒネの曲線かということを、曲線を見たゞけで区別することが出来るようになった。なお又、この曲線は兎の心臓を用いても、犬の心臓を用いても、又新たに羊の心臓を用いても、同じような変化を来すものであることを経験したのである。
 然し君、学問研究に従事するものは、誰しも研究上の欲が深くなるもので、兎と犬と羊とについて同じような結果が出たならば、それで満足すべきであるのに、僕は一歩進んで何とかして人間の心臓について実験を試みたいと思うようになったのだ。前に書いたとおり、人間の心臓は、死後二十時間を経ても、なお且つ搏動せしめることが出来るから、せめて死体の心臓でもよいから手に入れたいものだと、病理解剖の教室や、臨床科の教室の人に頼んで置いたのである。
 するとこゝに、運よくも、ある女の心臓を一個手に入れることが出来た。その女は十九歳の結核患者であった。彼女は、恋する男に捨てられて、絶望のあまり健康を害し、内科に入院して不帰の客となったのだが、生前彼女の口癖のように、「私の心臓にはきっと大きなひびが入って居ます。どうか、死んだら、くれ/″\も心臓を解剖して医学の参考にして下さい」と言ったそうだ。ちょうど僕の友人がその受持だったので、彼女の遺言に従って、僕がその心臓を貰ったのだ。
 いま迄、兎や犬や羊の心臓を切り出すことに馴れて居た僕も、たとい死体であるとはいえ、その女の蝋のように冷たく
かつ白い皮膚に手を触れてメスをあてた時は、一種異様の戦慄が、指先の神経から全身の神経に伝播でんぱんした。然し、薄い脂肪の層、いやに紅い筋肉層、肋骨と、順次に切り進んで胸廓きょうかくを開き、心嚢しんのうを破って心臓を出した時分には、僕はやはりいつもの冷静に立ち帰って居た。もとより彼女の心臓にひゞは入って居なかったけれども、心臓は著しく痩せて居た。これ迄、動物の生きた心臓のみを目撃して来た僕にとっては、はじめ、心臓らしい気さえ起らなかった。死後十五時間を経て居たが、異様にひやりとしたので、僕は切り出した心臓を手につかんだまゝ暫らくぼんやりした。はっと我に返って、暖かいロック氏液の中へ入れてよく洗い、次で箱の中へ装置して、ロック氏液を流すと、はじめ心臓はあたかも眠って居るかのようであったが、暫くしてぱくり/\と動き出し、間もなく、威勢よく搏ち出した。予期したことではあるが、僕にはその女が蘇生したように思われ、何ともいえぬ荘厳な感に打たれて、僕はいつの間にか実験ということを忘れて、その微妙な運動を見つめた。そうして、その心臓の持主について考えた。失恋! 何という悲しい運命であろう。僕はその時、人ごとならず思ったよ。僕も同じく失恋の苦しみを味う人間ではないか。かつてこの持主の生きて居た時分この心臓はいかにはげしく、又、いかに悲しく搏ったことであろう。その古い、苦しい記憶も、今はロック氏液によって洗い去られたと見え、何のこだわりもなく収縮、拡張の二運動を繰返して居る。恐らく彼女の失恋以後、一日として、この心臓は平静な搏ち方をしなかったであろう。搏て! 搏て! ロック氏液はいくらでもあるから、搏って、搏って搏ちつくすがよい。
 ふと、気がついて見ると、心臓は著しくその力を弱めた。無理もない。搏ちかけてから
およそ一時間を経て居たのだ。思わぬ空想に時を費して、情緒研究を忘れて居た僕は、科学者としての冷静を失ったことを恥じつゝ、折角貴重な材料を得ながら、これを無駄にするのは勿体ないと考えた。そうして、咄嗟とっさの間に思いついたのが、失恋の情緒の研究だ。失恋をした人の心臓へ、失恋をした僕の血液を通じて曲線をとったならば、それこそ理想的な失恋曲線が得られるのではないか。
 僕は手早く、例によって、左の腕より血液を取り、それをこの心臓の中へ流しこんで、電気心働計を働かせた。だん/\弱って来た心臓は、僕の血液に触れるなり、急に
いきおいを増して、およそ三十回ほどはげしく搏動したが、又たちまち力を弱めて、今度はぱったりやんでしまった。即ち、心臓は死んだのである。永久に死んだのである。でも、曲線だけは、鮮かに現像され、分析研究して見たところ、悲哀とも、苦痛とも、憤怒とも、恐怖とも、どれにも類しない。又、どれにも類して居るような性質を持って居た。
 さて、失恋曲線を作った僕は、失恋の反対の情緒たる恋愛曲線を得たいものだと思うに至った。
けだし、くことを知らぬ科学者の欲望である。然し、かつては恋愛を感じても、今は失恋をしか感じない僕が、どうして恋愛曲線を作ることが出来よう。これは及びもつかぬことである。こう考えて諦めようとすればする程、いよいよ作って見たくて仕様がなくなった。そうして、後にはこれが一種の強迫観念になってしまった。といって、君に対してはなはだ失礼な言葉ではあるが、君とはちがって雪江さん以外に、何人にも恋を感じなかった僕が、今更いまさら、誰に真実の恋を感ずることが出来よう。実際、僕は、真実の恋を雪江さん以外の人には感じ得ないのだ。して見れば、到底恋愛曲線は得られない訳だ。と思っても、やはり一旦強迫観念となったものは容易に去らない。で、致し方がないから、失恋を転じて恋愛となすべき方法はないものかと、僕はしきりにかんがえをめぐらしたよ。そうして、考えて、考えて、僕は一時発狂するかと思うほど考えたのである。
 ところが、はからずも、先日、ある人から、君と雪江さんとが、
いよいよ結婚するという通知を受取ったのである。すると、あたかも焼けぐいに火のついたように、失恋の悲しみは、僕の体内で猛然として燃え出した。いわば、僕は失恋の絶頂に達したのである。と、その時、僕はこの絶頂に達した失恋をそのまま応用して、恋愛曲線を書くことが出来るという信念を得たのである。
 君は数学で、マイナスとマイナスとを乗ずるとプラスになるということを習ったであろう。僕はこの原理を応用して、失恋を恋愛に変えようと思ったのだ。即ち、失恋の絶頂に達した僕の血液を、失恋の絶頂に達した女の心臓に通過せしめたならば、その時に描いた曲線こそは、恋愛の極致をあらわすものだと僕は考えたのだ。こういうと君は、失恋の絶頂に達した女を
何処どこから連れて来るかと訊ねるであろう。然し、その心配は無用である。何となれば、僕が以上の如き原理を考え出したのも、実は失恋の絶頂に達した女を見つけたが為であって、その女こそは、外ならぬ、君と雪江さんとの結婚を知らせて来た手紙の主なのである。
 君は定めし思い当ることがあるであろう。その手紙の主こそ、君の結婚によって、失恋の極致に達したのだ。君は多くの女を愛したことがあるから、女の気持も多少わかって居るだろうが、その女も僕が雪江さん一人を思って居るように、一人の男にしか真実の恋を感じないので、君たちの結婚によって失恋の絶頂に達したのだ。同じく君たちの結婚によって失恋を感じた僕とその女とが一つの曲線を作り上げたら、それこそ、前に述べた原理によって、まさしく恋愛曲線ではなかろうか。
しかも、その女は絶望のあまり死のうとして居るのだ。君よ、死にまさる強さが世にあろうか。僕はその女の決心をきいて僕の失恋の度のむしろ弱かったことを恥じた。僕はその女のために非常に勇気づけられた。そうして今夜その女に直接逢って、彼女の決心をきゝ、僕の胸中を述べると女は、喜んで死にくから、是非、心臓を切り出して、僕の血液をとおし、出来た曲線を記念として君の許に送ってくれといってやまない。そこで僕も決心して、いよいよ恋愛曲線の製造に取かゝろうとしたのだ。
 君! 僕は今この手紙を、研究室の電気心働計の側に置かれた机の上で
したゝめつゝあるのだ。まさか生理学研究室で、深夜恋愛曲線の製造が行われようと思うものはあるまいから、誰にも妨げられずに計画を遂行することが出来るのだ。夜は森閑として更けて行く。実験用に飼ってある犬が、庭の一隅で先刻さっき二声三声吠えた後は、冬近い夜の風が、研究室のガラス窓にかすかな音を立てゝ居るだけだ。僕に心臓を提供した女は、今、僕の足許に深い眠に陥って居る。先刻さっき、僕が恋愛曲線製造の順序と計画を語り終ると、彼女は喜び勇んで、多量のモルヒネをんだのだ。彼女は再び生き返らない。彼女がモルヒネをむなり、僕はロック氏液の加温を始め、電気心働計の用意を終り、それから、この手紙を書きにかゝったのだ。モルヒネをんでから、彼女はうれしそうに、僕の準備する姿を見て居たが、この手紙を書きにかゝる頃、遂に眠りに陥ちた。何という美しい死に方だろう。今彼女は軽い息をして居るが、もう二度と彼女の声を聞くことが出来ぬかと思うと、手紙書く手がしきりに顫える。僕は定めし、取りとめのないことを書いたであろうが、今それを読み返して居る暇がない。僕はこれから、彼女の心臓を切り出さねばならないから。

 四十分かゝった。やっと今彼女の心臓を切り出して箱の中に結びつけ、ロック氏液をとおしつゝあるのだ。手術の際、彼女の心臓はなお搏動を続けて居た。これは彼女の生前の希望に従ったのである。彼女は恋愛曲線を完全ならしめるために、心臓のまだ動いて居るときに切り出してくれと希望したのだ。メスを当てるとき、若しや彼女が、眼を覚しはしないかと思ったが、心臓を切り出されるまで、彼女は安らかな眠りを続けて居た。いまもまだ軽く息をして居るのではないかと思われる程だ。電燈の光に照された彼女の死の姿は、たゞ/\美しいというより外はない。
 心臓は今、さも/\快げに動いて居る。早く僕の血を通してくれといわんばかりに動いて居る。さあ、
いよいよこれから、僕の血液を採る順序であるが、恋愛曲線を完成させたいのと彼女の悲壮な希望を満足させるために、僕も、いまかつて試みなかった血液流通法を試みようと思うのだ。今までは注射しんを以て左の腕の静脈から血を採って居たが、今回だけは、僕の左の橈骨とうこつ動脈にガラス管をさしこみ、そのまゝゴムかんでつないで、僕の動脈から、僕の血液が直接彼女の心臓の中に流れこむようにしようと思うのだ。彼女が生きた心臓を提供してくれた厚意に対しこれだけのことをするのはあたりまえのことだ。なお又、恋愛曲線を完成するためにも必要なことだ。

二十分かゝった。
やっと、僕の動脈血を彼女の心臓の中に送りこむことが出来た。血液は威勢よく走り出るので、少しも凝固を起さず、実験は
間然かんぜんするところが無い。心臓は勇ましく躍る。その躍る姿を眺めて居ると、左手に少しの痛みをも覚えない。左手の傷から少しずつ血がにじむ。その血をぬぐうためペンをいて、ガーゼでかねばならぬ。おや、紙を血でよごした。許してくれ。彼女の心臓へぎこまれる血は再び帰って来ない。僕の血液は刻一刻減って行く。頭脳がはっきりして来た。暫らく、ペンを休めて、彼女の心臓を観察し、懐旧のおもいふけろう。

十分間過ぎた。
全身に汗が滲み出た。貧血の為だろう。さあ、これからスイッチを
ひねってアーク燈をつけ、感光紙を廻転せしめよう。僕は居ながらにしてスイッチのひねれるように準備して置いたのだ。電燈がついて居ても曲線製造には差支さしつかえない。

電気心働計が働いて居る。心働計の音以外に、耳に妙な音が聞える。これも貧血の為だ!
曲線は今作られつゝある。君に捧ぐべき恋愛曲線が今作られつゝあるのだ。然し僕は、その曲線を現像することが出来ない。何となれば、僕はこのまゝ僕の全身の血液を注ぎ尽すつもりだから。血液が出尽したとき、僕がたおれると、アーク燈や、写真装置や、室内電燈スイッチが皆
こと/″\く切れるようにしてあるから、間もなく二人の死体は闇に包まれるであろう。

ペンを持つ手が
はなはだしく顫える。眼のさきが暗くなりかけた。で、僕は、最後の勇をふるって、君に最後の一言を呈する。実はこの手紙を書く前に、教室主任と同僚にあてゝ手紙を書いたから、これが僕の最後の遺書となる訳だ。恋愛曲線は、明朝同僚の手で現像されて、君の許に送られるから、永久に保存してくれたまえ。
 君は
最早もはや、僕に心臓を提供した女が何人であるかを推知して居るであろう。僕は今無限の喜びを感じて居る。自分で曲線を見ることこそ出来ぬが、真の恋愛曲線の出来つゝあることを僕はかたく信じて疑わない。僕の血が尽きたときは彼女の心臓は停止するのだ。これが恋愛の極致でなくて何であろう。
......おや、僕の血が少くなったと見え、彼女の心臓は今、まさに停止しようとして居る。君! 君との、愛なき金力結婚を厭い、彼女の真の恋人だった僕のところへ走って来た雪江さんの心臓は今、まさに停止しようとしている……
(〈新青年〉大正十五年一月号発表)





底本:「日本探偵小説全集1 黒岩涙香 小酒井不木 甲賀三郎 集」創元推理文庫、東京創元社
1984(昭和59)年12月21日初版発行

夢野 久作(1889年〈明治22年〉1月4日- 1936年〈昭和11年〉3月11日)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

夢野 久作(ゆめの きゅうさく、1889年〈明治22年〉1月4日[1] - 1936年〈昭和11年〉3月11日)は、日本の小説家。陸軍少尉、禅僧、新聞記者、郵便局長という経歴も持つ。幼名は直樹、出家名は杉山泰道(すぎやまやすみち)、号は萠圓、柳号は三八。

三大奇書の一つ『ドグラ・マグラ』をはじめ、田舎の風土を醸したホラー、怪奇幻想の色濃い作風で名高い。詩や短歌に長け『白髪小僧』中の神話、『猟奇歌』などに代表される。絵もよくし、初期には『九州日報』で童話や今でいう一コマ漫画を描いた。

父は政界の黒幕と呼ばれた玄洋社の杉山茂丸。長男はインド緑化の父と言われる杉山龍丸。三男は詩人の杉山参緑。「夢野久作と杉山三代研究会」の杉山満丸は孫[2][リンク切れ]。

1936年(昭和11年)3月11日脳溢血で死亡、享年47。

生涯
1889年(明治22年)1月4日、杉山茂丸、ホトリ(旧姓: 高橋)夫妻の長男として福岡県福岡市小姓町に生まれる[1]。祖父杉山三郎平から、弘道館記述義、四書五経[3]、謡曲と仕舞[4]を学ぶ[注釈 1]。1892年(明治25年)元黒田藩能楽師範、喜多流の梅津只圓の下、能楽修業に入門。

大名尋常小学校(現福岡市立大名小学校)、尋常高等小学校を卒業。福岡県立中学修猷館(現福岡県立修猷館高等学校)に入学[5]、宗教、文学、音楽、美術に凝り、テニスに夢中になる[3]。

1908年(明治40年)修猷館卒業。同年、茂丸が福岡の祖母と母を東京に呼ぶことを条件に徴兵検査を受け、一年志願兵として近衛歩兵第一聯隊に配属される[3]。

1909年、一年志願兵の訓練を終える。杉山農園創立[5][注釈 2]。

除隊後、文学と絵画・美術への興味から1911年(明治44年)に慶應義塾大学部予科文学科に入学し、歴史を専攻[6]。翌1912年(明治45年)在学中に見習士官としての将校教育を受け、陸軍歩兵少尉に任官[7]。

1913年(大正2年)、文弱を嫌う父茂丸の命により、慶應義塾大学部を中退し、福岡に帰り数名で杉山農園を営むものの失敗に終わったが、後の創作に影響を与えることになる[要出典]。その後、1915年(大正4年)東京市文京区本郷の喜福寺にて出家し「杉山泰道」と改名し、法号を萠圓とする[7]。

1916年、奈良や京都で修行し、吉野山や大台ケ原山に入る。しかし、2年ほどで僧名泰道のまま還俗し、1917年に農園経営に戻る。同年ごろより、父杉山茂丸門下生が創刊した雑誌『黒白』などにエッセイなどを書くようになる[7]。

1918年(大正7年)、鎌田クラ(福岡市荒戸町)と結婚、鎌倉長谷の杉山家で式を挙げる(4月25日、入籍は4月18日)[8]。喜多流教授となる[7]。

1920年、父が社主を務めたこともある九州日報社(現『西日本新聞』)の新聞記者となる[9]。同紙にルポルタージュや童話を掲載するようになる[10]。

1922年「きのこ会議」を『九州日報』に発表[11]。同年、杉山萠圓の筆名で童話『白髪小僧』を誠文堂から刊行した[9]。

1923年(大正12年)9月1日、関東大震災で築地の杉山茂丸の自宅が炎上、九州日報社特派記者として上京、多くのスケッチを残す[9]。1924年3月1日、九州日報社を退社。

1926年(大正15年)、5月11日の日記に「終日精神生理学の原稿を書く」とあるように、『ドグラ・マグラ』の原型となるものの執筆が始まったが構想などはより以前からあったと考えられる。同年3月16日には日本で初めて切絵を使った童話『ルルとミミ』を九州日報夕刊に発表する。さらに同年には九州日報社が経営困難となり、東京で父、頭山満、内田良平らと共に資金集めに奔走した[要出典]。同年5月上浣「あやかしの鼓」を雑誌『新青年』の懸賞に発表して同率二等に入選し、文壇入りを果たす。「夢野久作」の筆名は、息子の作品を読んだ父茂丸が「夢の久作の書いたごたる小説じゃねー」と評したことから、それをそのまま筆名としたものである[13]。「夢の久作」とは昔の博多の方言で「夢想家」のことである。以後、本格的に『新青年』や『ぷろふいる』などの雑誌に投稿するようになり、童話は書かなくなる。

1930年(昭和5年)5月1日に福岡市黒門三等郵便局長を拝命する。

1933年(昭和8年)『新青年』に『氷の涯』を発表。

1934年、「骸骨の黒穂」を『オール讀物』に発表。

構想、執筆に10年以上をかけた代表作『ドグラ・マグラ』が、1935年(昭和10年)1月に松柏館書店から刊行され、出版記念会が東京(1月26日)と福岡(5月4日)で催された。同年7月19日、父杉山茂丸が脳溢血のため、東京麹町三年町の自宅で死去[注釈 4]。

翌1936年3月11日朝、渋谷区南平台町の自宅で死去[17][注釈 5]。

死後は父と同じ墓、福岡市の一行寺に葬られ、久作自身が生前刻んだ墓標がある。戒名は悟真院吟園泰道居士。

なお、代表作『ドグラ・マグラ』は、1988年(昭和63年)、桂枝雀主演で映画化された。

少年探偵団員『怪人二十面相』

少年探偵団の誕生
シリーズ第一作目『怪人二十面相』において、怪人二十面相は資産家である羽柴壮太郎の所有するロマノフ王朝の宝冠についていたダイヤを狙っていた。少年探偵団の結成を提案したのは、この羽柴家の次男羽柴壮二である。『怪人二十面相』の終盤で、名探偵明智小五郎が怪人二十面相にさらわれてしまう。明智がさらわれてから三日目、明智の弟子である小林芳雄少年が不安な気持ちで明智の帰りを待っていると、そこに羽柴少年が現われる。そして羽柴少年は明智を救うため、少年だけからなる探偵団『少年探偵団』を結成する。

少年探偵団の団員
結成時は 10 人だった少年探偵団の団員も、後の『少年探偵』のころには、約二倍の23人に膨れ上がっている。少年探偵団の提案者である羽柴壮二少年は、『少年探偵団』に再度出て以降現われていない。シリーズ中、団長の小林少年以外でよく登場する団員は井上一郎少年と野呂一平少年(ノロちゃん)である。活発な少年で力も強い「井上君」と、小さくて臆病な性格の「ノロちゃん」の対比が際立つ。また井上君やノロちゃんは『天空の魔人』で大活躍をする。

主な団員
小林芳雄
大友久
花崎マユミ
羽柴壮二
桂正一
篠崎始
野呂一平
井上一郎
ポケット小僧
小林少年
少年探偵団の団長。本名は小林芳雄。『吸血鬼』で明智小五郎の弟子として初登場。作中ではすでに弟子となっており、出会ったいきさつは不明。当初は顔見せ程度であったが、雑誌「少年倶楽部」に江戸川乱歩が少年向け探偵小説を掲載することになり、その際に少年探偵団の団長とした。このことで一躍有名になり、明智小五郎と小林芳雄のコンビで親しまれている。そして、少年探偵団では、団長として大活躍をした。

作中で小林少年は11~13歳の少年として設定されているが、活躍する時代は満州事変(1931年~)のころから、東京タワー落成(1958年)以降まで幅広い。初期は「りんごのような顔の少年」、後期は「中学生の団長」と僅かに成長していることが描かれている。

実家は新聞販売店だが、両親は他界している。また小林少年には少なくとも二人従兄弟がいる。

子供ではあるが、明智から拳銃の撃ち方を習っており、自動車の運転まで行う。

その最も有名な特技は変装術、特に女装であって、二十面相やその部下たちを尾行するために繰り返し用いた。

乱歩は作中人物の名前を自分の知り合いから取ることが多かったため、乱歩の親戚に当たる松村喜雄は、小林少年の「芳雄」という名前の由来が自分ではないかという想像を楽しんだという(『乱歩おじさん』より)。実際小林少年初登場時、松村は小林少年と同世代であるが、松村は真偽を乱歩に確認しなかったので、事実かどうかは分からない(同書)。なお『二銭銅貨』や『一枚の切符』には「松村」という人物が登場している。

戦後も年を取らないため憶測をよんでいる。北村想の『続・怪人二十面相・伝』では戦後二代目明智小五郎となった小林芳雄が浮浪児を小林家の養子にして芳雄と名乗らせた。平山雄一の『明智小五郎回顧談』では初代小林少年は一寸法師に登場した明智小五郎の友人小林紋三の息子。戦後の二代目はその従弟。三代目は二代目の弟。

花崎マユミ
「少年」探偵団という名前ではあるが、女性の団員もいる。『妖人ゴング』で、明智の姪である花崎はなざきマユミが初の女性団員として加わった。マユミは世田谷にある三千平方メートルの大豪邸に住んでいる。父の花崎俊夫は検事で、昔法廷で二十面相を手ひどい目にあわせたことがある(このため『妖人ゴング』で二十面相から仕返しを受ける)。兄弟には弟の俊一がいる。

マユミは「小さいときから探偵がすきだった」ので高校卒業後、大学へ進学せず、明智のところで住み込みで働くことにした。多少法医学の知識もある。

マユミに関する乱歩の記述には幾つか矛盾点がある。まず『妖人ゴング』ではマユミは「高校卒業後」明智の事務所に住み込むことになったはずなのに、『夜光人間』によると、住み込むようになって一年後に17歳になったとある。また、彼女は明智の姪にあたるはずだが、『魔術師』によると明智の妻文代には姉妹がいない。

推理作家芦辺拓は、自身のパスティーシュの中で、「花崎マユミ」は小林少年の女装だったのではないかという説を提示している。

チンピラ別働隊
少年探偵団の団員たちは普通の少年であるため、その活動は余暇を利用してのみに限られ、夜間帯・危険な活動は不可能。この不都合を補うため、小林少年が、彼を“兄貴”と慕う、上野公園に寝泊りする浮浪児たちを糾合して結成したのがチンピラ別働隊である。隊名は“浮浪児を仲間にすると、良家の坊ちゃんの集まりである探偵団員たちから不興を買う”という理由から、別の機関にしておく必要があったため(『青銅の魔人』より)

“「チンピラ」などという名前は嫌だ”という者もいたが、小林少年が“シャーロック・ホームズが「パン屋通りのごろつき隊」というのを、やはりキミらと同様な者を纏めて作っている、だから誇りを持て”と説得して納得させた。

よく登場する団員は、曲芸団出身で潜入任務を得意とするポケット小僧(本名不明)。『怪人と少年探偵』の記述では小学五年生ぐらい。チンピラ別働隊の活動は小林少年を介したものばかりで、少年探偵団の団員とのつながりは弱い。中には浮浪児という経済的弱みにつけこまれ、二十面相から賄賂を受け取り嘘の証言をでっち上げ、小林少年から激しく非難される団員もいた。始めは20人以上いたが、社会の安定とともに人数は減り、『妖人ゴング』のころには5人となった。

七つ道具とBDバッジ
少年探偵団の団員はBDバッジという鉛製の団員徽章の他、七つ道具を持っているが七つ道具として何を持っているのかは作品によって異なる。『怪人二十面相』によれば少年探偵団の団員は、万年筆型懐中電灯、「のこぎり、はさみ、きりなどさまざまな刃物類がおりたたみになっている」小型の万能ナイフ、「じょうぶな絹ひもでつくった」縄梯子、万年筆型望遠鏡、時計、磁石、小型の手帳と鉛筆、小型ピストル(レミントン・デリンジャー若しくはコルト・ベスト・ポケット)の七つを携帯している。

この他『鉄塔の怪人』では小型写真機、指紋を調べる道具、万能鍵たば(どんな錠でも合う鍵が1本必ず含まれている)をあげている。他にも呼子笛、黒い糸(小穴を空けたブリキ缶にコールタールを入れたもの。犬を使った追跡に使える。明智が『人間豹』で発明)がある。また小林少年専用の道具として「どんなかぎ穴にも当てはまる針金」、手品師の使う魔法の杖、伝書鳩の「ピッポちゃん」などがある。

作品リスト

怪人二十面相(『少年倶楽部』1936年1月 - 12月)
少年探偵団(『少年倶楽部』1937年1月 - 12月)
妖怪博士(『少年倶楽部』1938年1月 - 12月)
大金塊(『少年倶楽部』1939年1月 - 1940年2月)
青銅の魔人(『少年』1949年1月 - 12月)
虎の牙 (『少年』1950年1月 - 12月) *別題『地底の魔術王』
透明怪人(『少年』1951年1月 - 12月)
怪奇四十面相(『少年』1952年1月 - 12月)
宇宙怪人(『少年』1953年1月 - 12月)
鉄塔の怪人(『少年』1954年1月 - 12月) *別題『鉄塔王国の恐怖』
黄金の虎(『読売新聞』1955年1月 - 12月) *『探偵少年』改題
灰色の巨人(『少年クラブ』1955年1月 - 12月)
海底の魔術師(『少年』1955年1月 - 12月)
黄金豹(『少年クラブ』1956年1月 - 12月)
魔法博士(『少年』1956年1月 - 12月)
天空の魔人(『少年クラブ増刊』1956年1月15日)
サーカスの怪人(『少年クラブ』1957年1月 - 12月)
妖人ゴング(『少年』1957年1月 - 12月) *別題『魔人ゴング』
魔法人形(『少女クラブ』1957年1月 - 12月) *別題『悪魔人形』
まほうやしき(『たのしい三年生』1957年1月 - 3月) ☆
赤いかぶとむし(『たのしい三年生』1957年4月 - 1958年3月) ☆
奇面城の秘密(『少年クラブ』1958年1月 - 12月)
夜光人間(『少年』1958年1月 - 12月)
塔上の奇術師(『少女クラブ』1958年1月 - 12月)
鉄人Q(『小学四年生』1958年4月 - 1959年3月、『小学五年生』1959年4月 - 1960年3月)
ふしぎな人(『たのしい二年生』1958年8月 - 1959年3月) → 名たんていと二十めんそう(『たのしい三年生』1959年4月 - 12月) *連載途中で改題 ☆
仮面の恐怖王(『少年』1959年1月 - 12月)
かいじん二十めんそう(『たのしい二年生』1959年10月 - 1960年3月) ☆
かいじん二十めんそう(『たのしい一年生』1959年11月 - 1960年3月、『たのしい二年生』1960年4月 - 12月) *上記とは別作品 ☆
電人M(『少年』1960年1月 - 12月)
おれは二十面相だ!!(『小学六年生』1960年4月 - 1961年3月) *別題『二十面相の呪い』
怪人と少年探偵(『こども家の光』1960年9月 - 1961年9月) *総集編的作品 ☆
妖星人R(『少年』1961年1月 - 12月) - 別題『空飛ぶ二十面相』
超人ニコラ(『少年』1962年1月 - 12月) *別題『黄金の怪獣』

【Wikipedia】

「金魚」 鈴木三重吉(岩波書店)

金魚

鈴木三重吉




 町に金魚を賣る五月の、かうした青い長雨ながあめの頃になると、しみ/″\おふさのことが思ひ出される。今日も外にはしと/\と蜘蛛の糸のやうな小雨が降る。金魚の色ばかりを思ひ浮べても物淋しい。おふさを思へばうら悲しい。
 二人はあの青山の裏町の、下二たと二階一と間だけの小さいうちに住んでゐた。
 はじめて世に出す作にかゝつてゐた私は毎晩夜學へ講義に行く外は、晝はいちんち二階に籠つて一字/\に血も黒くなるやうな思ひをして、一つところを消したり直したりばかりして、狂人のやうになつて書いてゐた。おふさはその間下でたつた一人、悄んぼりと、下手な手習ひなぞをして坐つてゐた。今から思へばそれも半分は體の惡いせゐだつたのだらうけれど、おふさはその頃は所つ中はき/\しない顏ばかりして、欝ぎ込んでゐた。
 私にはおふさのさういふ心持も解つてゐた。おふさが私のところへ來てゐることが母親の方へ知れてからは、絶えず手紙で以てしつつこく責められて、一ん日も延び/\した心持がしないらしいといふことは私もさつしてゐた。それでも私はあれの母親が何と言つて來ても、おふさには手紙を出させなかつた。しまひには母親は私へ當てゝさま/″\の事を言つて來る。そんなものはおふさには見せはしないけれど、母親からの手紙だと見れば、何が書いてあるかはおふさにも解る。そんな事で、私に對してもすまない/\といふ念が、おふさの心を痛めてゐるといふことも解つてゐた。けれども私は書かうとする事が甘く書けないと無暗にいら/\して、そんな事に思ひやりもなく、罪もないおふさに當り散らすことが度々であつた。くさ/\して下へ下りて來てもおふさがたゞ自身のことばかりを考へ入つてゐるやうに、涙ぐんだ目もとを伏せて、火のない火鉢の傍に坐つてしよんぼりしてゐるのを見ると、私は、おふさが、私と私の事業とに何の同情も持たないで、自分勝手のことばかりにくよ/\してゐでもするやうに思はれて、一人土の中にでもゐるやうな、ゐたゝまれない寂しさにいら/\して、おふさの沈んだ頸足えりあしに髮のほつれのさがつてゐるのをかこつけに、ものゝたしなみのない、自墮落な女だと言つて八釜しく叱りつけたりした。私がかれこれ半歳も入院したあとだつたので、行李の中の二人のものが一つもなくなつてゐるやうな貧しさも、私にひがみを起させた。或時はおふさの態度を曲解して、そんなに貧乏がつらいくらゐなら、こんなところにゐないで出て行つてしまへと言つて、夜遲くおふさを突き出さうとしたこともあつた。
 そのほかに、いろんなことで隨分無理を言つてがみ/″\叱りつけたのも、今から思へばみんな私が惡いのだけれど、その時には、一途におふさを惡んで當り散らした。それでもおふさはすべてが自身の罪のやうに、どんなことをされても言はれても、たゞ默つて怺へてゐた。時には私も、おふさをひどく叱りつけた直ぐあとで、自分が無理だつた事を悔いて、おふさが涙を隱しながら、かひ/″\しく使ひなぞに出て行つたあとに、私は先刻さつきまで彼女が仕かけてゐた乏しいほぐし物が束ねてあるのを寂しく見守りながら、自分のやうな男の妻になつた彼女の運命を、憫れと思ふ事も度々あつた。
 けれどもその時分の私は、遂に自分自身よりより多く憫れなものを知らなかつた。私はせんの女についておふさに打ち明ける事の出來ない或深い苦痛を抱いてゐた。しかもそんな中で、一行/\に血を吸ひ取られるやうな思ひをして、苦しい作を續けなければならなかつた。私はおふさを叱り附けたりした後に、いきなりおふさの手を取つて、一人とめどなき涙に暮れることもあつた。私が泣けばおふさも譯を知らないなりに私のために涙ぐんだ。おふさは、自分より外にはだれ一人私がたよりにするものがないのを知つてゐた。私がどんな事をしても、どのやうな事を言つても、おふさはそれが當然のことのやうに默つて受け入れてゐた。
 併し、私だつてたゞ苛々いら/\した心持ばかりで生きてゐた譯でもない。二人はやつぱり年若い夫と妻とであつた。おふさは今でも、私のために辛かつた事は忘れ盡して、たゞ、女として與へられたいろ/\の享樂をのみ考へて眠つてゐてくれるやうな氣がする。それだけ私は、彼の女に對して一つも夫らしい仕向けをしてやらなかつたかのやうに、おふさに與へた苦勞ばかりを追憶して、いぢらしいあの女の不仕合せな命數を憫れに思ふ。何が彼女の得た享樂ぞ。物蔭に置かれた黒ずんだ鉢に、咲いて萎れた、質素な花のやうに寂しいあの女よ。
 不仕合せなおふさは、私の作がやう/\出來上らうとする時分になると、或日どこがどう惡いともなくふら/\と床についた。私が作に浸つてゐた長い間のいろんな氣苦勞に疲れたのだらうと私は憫れに思つて、何もくよ/\しないで當分じつと寢てゐて見るがいゝと言つて、やさしく介抱してやつた。おふさは牛乳は厭、何は厭だと言つて、何をも食べようとしない。何にも欲しくはありません、たゞかうしてじつとしてゐさせて戴けばその内には直りませう、あなたは私のことなぞに心配をなさらないで、序に早く書き上げて下さいと言ひながら、無理に起きて出て、私の食事の世話をしてくれたりする。或ときはもうすつかりよくなつたやうな氣がすると言つて、床を疊んでつれ/″\の編み物なぞをして坐つてゐた。
 それは丁度かういふ青い小雨の續く或日であつた。私は朝から二階に閉ぢ籠つて書いてゐた。外を見ると、窓のぢき前の、黒ぼけた屋根に張つた蜘蛛の巣に、まばらに溜る程の小雨が、絶え間もなくじめ/″\降り頻つた。
 それが、午後になつて不圖氣が附くと、いつの間にか、空の眞つ青い雨上りとなつて、久しぶりで、黄色い生々いき/\した日影が、窓に迫つた屋根瓦の、黒い濕り氣の上に射してゐた。
 見ると、そこには、下から覗いた桐の梢の、潤ひ重なつた青葉の蔭に、雀の子が一匹、珍らしく探し當てた日向を嬉しむやうに、枝から枝に飛び移つて餘念もなく戲れてゐる。
 すると下からおふさあがつて來て、雨が晴れて氣分がからりとなつたから、そこらあたりまで出て、買物をして來たいといふ。私が勢のいゝ返事をすると、おふさは子供のやうな笑顏をしてりて行つたが、それから大分つても容易に門口かどぐちりんの音がせぬ。もう出かけたのか知らと、息休め旁下りて見ると、一つしかない不斷着の帶を、着換へたネルの着物の上に結んだおふさは、小暗い三疊の鏡臺の前にうつ伏して泣いてゐる。どうしたのかと聞けば、おふさは涙によごれた顏を上げて、髮が澤山拔けるから悲しいといふ。こんなに、いくらでも拔けるんですのと言ひながら、油みた櫛に引つかゝつた拔け毛を見せる。片方の手にも、拔けたのを溜めて持つてゐる。私は、そんな下らない事に泣く奴があるものかと、わざと作り笑ひをして言ひながら、行くなら早く行けよと勵まして出したけれど、さうして出て行くうしろ影を格子越しに見送つて、おふさが前と較べて、くつきりと力なげに痩せたのを見て、それがみんな自分のした事のやうに、濟まないやうな憫れな心持がした。いつもは見馴れてなんとも思はないでゐたけれど、今氣が附いて見ると、いかにも脆い姿になつてゐる。何を買ひに行くのだか私もそこらまで附いて行つてやらうかと思ふ。けれどもその内におふさは露路を出てしまつた。
 私は再び二階へ上つたけれど、おふさが歸るまでは何だか落ちつかれなかつた。書きかけてもペンが動かないので、紙の上へ意味のない惡戲書いたづらがきをしてゐる内に、いつしか、憫れなあの女の、私についての長い苦勞のあとが、考へるともなく考へ浮べられた。
 どこまで行つたものか、いつまでもおふさは歸らない。もう屋根に當る日足も段々と夕方に近く蔭ばみになるのにまだ歸つて來ない。私は氣になるから表通りまで出て、傘屋の店先に立つて、通りの兩方を見※(「廴+囘」、第4水準2-12-11)はした。
 すると丁度向うからおふさがとぼ/\と歸つて來る。金魚を買つて來たらしい。硝子の入れものを糸でげて、悄んぼりと歸つて來る。私は二人がより早く近づき得るために、こちらからも歩いて行つた。
 どこまで行つたのかと聞くと、あたしどうしたんですか、歸る途中で急に息が苦しくなつて歩けなくなつたものですから、どうしたらいゝかと思つて、少らくあそこのところで休んでゐました、すみませんがこれを持つて下さいませんか、と金魚の入れものを渡すのであつた。眞つ蒼い苦しさうな顏をしてゐる。なんならこの足で直ぐ醫者へつらつて行つて、見て貰つて來ようぢやないかと、私は氣を引き立てるやうにさう言つたが、それよりも早くうちへ歸つて横になりたい、醫者へ行かなければならないやうなら、明日あすにでも行けば濟む事だからと言つて、おふさはその儘一緒にうちへ歸つた。
 おい、大丈夫か、しつかりしろと、私は障子につかまつて上るおふさにさう言ひながら、押入れから蒲團を出して敷いてやると、おふさは、おや、すみません、あなたにそんな事をして頂いてはと、そのまゝ崩れるやうに蒲團の上にせつたかと思ふと、不意にがぶりと敷蒲團の上に血を吐き出した。
 その時の私の愕きを、私は今でもたつた昨夜の事のやうに目に浮べ得る。じつとしてゐよ、かもふものか蒲團ぐらゐ、もう吐きたくはないか、いゝのか、と言つたきり、自分も涙ぐんで、おふさうつ伏した背中を抱くやうにしてゐた。おふさはおろ/\と泣いて、私はもうどうなつてもいゝけれど、私が寢附けばあなたのお仕事がと、僅かにさう言つて、絶え入るやうに泣き崩れた。
 その夜、私はじつとおふさの枕元に坐つたまゝ、おふさが力のない目を閉ぢて、やう/\と微かな寢息になつた蒼ざめた眠りを見護つた。私は夜中過までまんじりともしずに、夜が更けると、おふさはかうして何日かの後にたうと亡くなつてしまふのではあるまいかと考へた。枕もとには、夕方おふさが買つて來た金魚が、夜つぴて藥壜と共に並べて置いてあつた。
 金魚の色はいつ思ひ出してもうら悲しい。おふさを思へばうら悲しい。
(明治四十四年六月)





底本:「鈴木三重吉全集 第二巻」岩波書店
   1938(昭和13)年5月15日第1刷発行

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3 「グランドフィナーレ~『鎌倉殿』の最後の一日~」今夜放送: 零画報
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4 曲り屋: 零画報
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5 【生姜がり効能】: 零画報
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6 飛び立つ時が: 零画報
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7 第169回芥川賞、直木賞の選考発表: 零画報
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8 ビジュアル博物館 シリーズタイトル: 零画報
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9 [字]名作ドラマ劇場・第39回江戸川乱歩賞 顔に降りかかる雨: 零画報
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 [過去の足あと] 10 10 0秒 100.0 %
10 鎌倉プリンスホテルよりタイムセール実施中: 零画報
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 [過去の足あと] 9 9 0秒 100.0 %
11 日本文学の英訳版がブーム: 零画報
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12 樹木を見て涼む: 零画報
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13 劇作家・唐十郎さん死去 84歳: 零画報
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14 太陽と月が交わる時に: 零画報
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15 江戸川乱歩賞「滅びのモノクローム」: 零画報
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16 連続テレビ小説 『虎に翼』総集編 前編 <7月6日(土)午後4時35分~...
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17 【ドラマ10】コンビニ兄弟(1)「キムカツマヨ丼は、涙味」
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18 「末の松山」とは何処にあるのか?: 零画報
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19 『アストリッドとラファエル』最新シーズン4、NHK総合で1・14放送開始...
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20 入堂雲のような: 零画報
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21 映画『耳をすませば』実写化: 零画報
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22 (not provided)
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23 石黒賢が読む、西村京太郎「十津川警部の休暇」NHKFMドラマ: 零画報
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 [過去の足あと] 8 8 0秒 100.0 %
24 アルギニンとシトルリン効果: 零画報
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25 日曜ミステリー 警視庁強行犯係樋口顕 雛菊 テレビ東京3月31日14時〜...
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26 新潟国際アニメーション映画祭、大友克洋作品一挙上映 幻の実写映画「童夢」...
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27 『ワールドロックナウ』3月30日の放送をもって終了: 零画報
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28 年末スペシャル 〜2023年洋楽シーンを音楽評論家が総括〜: 零画報
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29 (not provided)
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30 『おとなのEテレタイムマシン 知るを楽しむ 談志が語る手塚治虫』全4回:...
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31 ドラマ「折鶴」〜沁(し)みる山本周五郎の時代劇をあなたに〜 - あの日 ...
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32 『蜘蛛と百合』横溝正史: 零画報
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 [過去の足あと] 8 8 0秒 100.0 %
33 土曜お昼のミステリー『闇の脅迫者 江戸川乱歩の《陰獣》より』: 零画報
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34 ル・クレジオ『パワナ――くじらの失楽園』(集英社): 零画報
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 [過去の足あと] 8 8 0秒 100.0 %
35 『浅見光彦の秘密』極秘調査ファイル: 零画報
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 [過去の足あと] 8 8 0秒 100.0 %
36 音楽遊覧飛行 ▽映画音楽ワールドツアー~スパイ物語
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37 坂本龍一、是枝裕和監督新作『怪物』の音楽担当 特報映像公開: 零画報
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 [過去の足あと] 7 7 0秒 100.0 %
38 『刑事コロンボ13の事件簿 黒衣のリハーサル』: 零画報
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39 空模様が: 零画報
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40 松重豊主演『劇映画 孤独のグルメ』に集結した様々な俳優さんたち: 零画報
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41 『信濃のコロンボ 事件ファイル13 盲目のピアニスト』: 零画報
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42 鈴木創士『サブ・ローザ― 書物不良談義』現代思潮社: 零画報
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43 『アガサ・クリスティーの謎解きゲーム』(『アガサ・クリスティーのフレンチ...
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44 『忍法秘話』白土三平: 零画報
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45 遠藤憲一とあのちゃんが入れ替わる「民王R」: 零画報
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46 クジラくんが空をいく: 零画報
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47 学問・資格: 零画報
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48 広島ビジョン「期待外れ」 ICAN暫定事務局長が批判―G7サミット: 零画報
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 [過去の足あと] 7 7 0秒 100.0 %
49 テレビ朝日「科捜研の女Season24」: 零画報
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50 映画『ミステリと言う勿れ』地上波初放送: 零画報
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51 『長崎で消えた女』テレビ東京: 零画報
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52 『北の夕鶴〜2/3の殺人』とテレビドラマ: 零画報
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53 トーキング ウィズ 松尾堂「春、鳥の言葉で新たな世界を知る」: 零画報
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54 〈クラシックカフェ〉今週放送予定: 零画報
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55 零画報: 2023年6月
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56 超・ニッポンのお笑い100年~芸人たちの放送開拓史~: 零画報
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57 Netflixシリーズ「PLUTO」2023年独占配信: 零画報
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58 浅見光彦シリーズ「壺霊」BSTBS本日午後放送: 零画報
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59 足の臭い女: 零画報
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60 米津玄師が トーク番組初出演: 零画報
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61 「水木しげる記念館」: 零画報
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62 三谷幸喜作品を一挙!オリエント急行殺人事件[再][字][解][デ]: 零画報
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63 「てるてる坊主」という名前にも、深い意味があります。: 零画報
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64 (not provided)
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65 『エピクロスの園 』 アナトール・ フランス(岩波文庫): 零画報
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66 (not provided)
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67 NODA・MAP最新作『兎、波を走る』(作・演出:野田秀樹)公演中: 零画報
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68 零画報: 2019年4月
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69 散歩して: 零画報
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70 土ドラマ『嗤う淑女』: 零画報
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71 星一『三十年後』: 零画報
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72 ドクター彦次郎1 2024/03/19(火)13.55〜15.50: 零画報
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73 ペンギンタロットの作りかた/その8: 零画報
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74 卵焼き: 零画報
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75 12月6日は「姉の日」: 零画報
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76 土曜お昼のミステリー『密会の宿10 禁じられた愛 北鎌倉悲恋殺人』
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77 秋の木々: 零画報
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78 ドラマ「振り返れば奴がいる」の最終回は石川玄が重篤な病に侵されて、手術の...
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79 グミの弾力: 零画報
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80 「地中海人ピカソー神話的世界に遊ぶ」展: 零画報
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81 節分の日: 零画報
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 [過去の足あと] 6 5 19秒 100.0 %
82 『雨に消えて・夏樹静子ミステリー短編傑作集』夏樹静子(光文社文庫): 零画報
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83 『キイハンター』JCOM.BS 月曜〜金曜22:00 - 23:00放送...
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 [過去の足あと] 6 6 0秒 100.0 %
84 紫大根: 零画報
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85 日曜劇場『VIVANT』二宮和也サプライズ登場!衝撃の第一話を再び!: 零画報
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86 小池栄子主演『ムショラン三ツ星』放送日決定 豪華新キャストも解禁: 零画報
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 [過去の足あと] 6 4 17秒 100.0 %
87 『プログラム・アシャ―風たちの覚醒(めざめ) 』葛城 稜(ソノラマ文庫)...
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88 麒麟さん走る
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 [過去の足あと] 6 6 0秒 100.0 %
89 映画・テレビ: 零画報
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90 『背徳の詩集』森村誠一: 零画報
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91 古畑任三郎30周年記念一挙放送、1話と2話: 零画報
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92 にこにこ助六: 零画報
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93 まんが日本昔ばなし「一休さん」: 零画報
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94 シャウエッセン: 零画報
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95 ETV特集 追悼 大江健三郎さん ノーベル賞の旅(1995年放送): 零画報
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96 ダイジェスト 喜歌劇「天国と地獄」: 零画報
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97 夜明けの景色が美しい: 零画報
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98 南極恐竜・知られざる命の物語「古代生物たちの興亡/繁栄と滅亡 そして進化...
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99 白木みのる「銭$ソング~マンダム親子のテーマ」: 零画報
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100 クマちゃんポテト: 零画報
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2026年5月20日 (水)

月夜行路 (講談社文庫) 秋吉理香子 (著) 形式: Kindle版

月夜行路 (講談社文庫) 秋吉理香子 (著) 形式: Kindle版

45歳の誕生日、家族を捨てた。

冷えきった夫との関係や子どもとの生活に孤独感を募らせていた沢辻涼子は、我慢の糸が切れたある日、家出を決行する。飛び出した夜の街で出会ったのは、怜悧で美しい文学オタクのバーのママ、野宮ルナ。
ルナに自分が抱える報われなさの正体が「大学時代の元彼」であることを言い当てられた涼子は、彼女と二人で元彼を探すため大阪へ旅に出ることに……。元彼探しが難航する中、次々と事件に巻き込まれる二人は、無事に想い人と再会できるのか――。

家庭に居場所をなくした主婦×文学オタクのバーのママ
異色なバディが人生を取り戻す旅へ!
名作文学×ミステリー、感動のロードノベル。
仕掛けに騙され泣かされる、圧巻のサプライズエンディング!

特別掌編2編のほか、ドラマ主演を務める波瑠・麻生久美子と、著者の秋吉理香子による鼎談を豪華収録。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

『月夜行路 ―答えは名作の中に―』連続ドラマ化!

主演 波瑠 麻生久美子
日本テレビ系 4月8日スタート
毎週水曜よる10時放送

 

月夜行路 Returns Kindle版

あなたのことを、もっと知りたい。
夫と子どもたちとの生活のなかで孤独感を募らせ、家を飛び出した沢辻涼子は、洞察力と推理力に優れた美しいBARのママ、野宮ルナと出会い、共に大阪の街を巡った。人生を変える旅から東京へ戻った涼子が、ためらいながらも再びルナに会いたいと彼女の店を訪ねたちょうどそのとき、ルナのもとに古い型のノートパソコンが届けられる。
開こうとするとパスワードに阻まれるが、ルナはパスワードを知らず、送り主にそれを聞くこともできないという。いったい誰が、何のために送ってきたものなのか。
わからないまま涼子は、大阪で自分を助けてくれたルナのために、パスワード探しを手伝うことに。ヒントは、パスワード入力画面に設定された1冊の本ーー『吾輩は猫である』。
手掛かりの本を発端に行く先々で事件に巻き込まれながら、パスワードを試していく二人。ここにたどり着いてほしいーー願いを込めた仕掛けに挑めるチャンスは、5回。

人生の旅、子供らに語る ジャン・レノ、一人芝居「らくだ」

映画「レオン」などで知られるフランスの俳優ジャン・レノ(77)が、作・出演を務める一人芝居「らくだ」が日本で上演中だ。自らの原点という演劇を通して「人生の旅」を振り返る。

「向かいの歩道を歩くあの青年が、将来どうなるかわかる?」。東京芸術劇場シアターウエストの小さな舞台上で、長身の老優が語りかける。フランス語の声は、母親を思い出すかのように温かい。当時7歳、昼食後のバルコニーで家の前の通りを眺める。
モロッコ・カサブランカに生まれ、フランス、アメリカと世界を渡り歩きながら数多の人生の重みを背負ってきたジャン・レノ。自ら「僕の人生はらくだのようだ」と語る彼の歩みを辿る本作では、彼の人生に深い影響を刻んだ出会いや出来事を、出演映画の記憶と重ね合わせながら音楽と物語で鮮やかに描き出す。

スクリーンでは決して触れることのできない、俳優ジャン・レノと彼が出会ってきた人々との精神の交歓の軌跡。演技のみならず歌声までも披露され、ジャン・レノの芸術的真価を体感できる特別な舞台となる。

演出を務めるのは、2024年に名作『レ・ミゼラブル』をシャトレ座で演出し、2025年のモリエール賞(ミュージカル部門)を受賞するなど、フランス演劇界を牽引している気鋭の演出家ラディスラス・ショラー。日本でもフロリアン・ゼレール作の『Le P?re 父』『Le Fils 息子』『La M?re 母』や『飛び立つ前に』の演出で高い評価を得ている。

また、自身の俳優人生を作品として紡ぐジャン・レノと共にステージに立つのは、パリを拠点に活動し、現代的で柔軟な音楽表現として高く評価される音楽家パブロ・ランティ。彼のピアノ演奏が、ジャン・レノの歌や語りを支える。

ジャン・レノ コメント
ジャン・レノ
若き日より、私は世界という大きな織物の中を旅してきました。
スペインの血を受けて生まれ、フランスに育ち、英国のミューズを伴侶とし、いま、アメリカを故郷としています。
私は長年、自身の人生の旅路を紡ぐ舞台作品??「航海(ヴォヤージュ)」を創り上げることを夢見てきました。
舞台は、物語と歌、映像のキャンバスとなり、観客を、ひとつの旅路へと導きます。人生という唯一無二の美は、それぞれに異なりながらも、普遍の歩みを抱いています。悲しみも、喜びも、それはすべての人に共通するものなのです。

ストーリー
わが生(あ)が拍子(ひょうし)は
砂(いさご) 越ゆる
駱駝(らくだ)の歩みの
しらべなり

モロッコに生まれ
世をめぐり
こころ帰する地を
日本と呼ぶ

この地(つち)にて
名も誉(ほまれ)も脱ぎ
出会ひと記憶(きおく)を
語りて残す

影は映画となり
声は歌となる
生(なま)のピアノに
身をあずけ

名優にあらず
ただひとつ
ひとりの魂として
ここに立つ

かけがえなき
ひと夜(よ) かぎりの
しらべ
―――――ひとりの男の物語

■『リボーン』、突き落とし犯の手は“華奢”だった…それが伝わる場面 ついにコロナ禍に突入。 前世の通りなら、もうすぐあかり商店街の買収計画が始動してしまう――

高橋一生(45)が主演するテレビ朝日系火曜9時枠ドラマ『リボーン 〜最後のヒーロー〜』の第6話が5月19日放送された。次回第7話(26日)予告の内容も含めて急展開する物語に、視聴者は大注目している――。

『リボーン』は、富と名声を極めて上層社会を突き進むも、何者かに神社の階段から突き落とされて殺されたIT企業「NEOXIS」社長・根尾光誠(高橋)が14年前(2012年)にさかのぼり、下町にある借金まみれの「あかり商店街」の青年・野本英人(高橋、一人二役)に“転生”していて――という異色の転生ヒューマンドラマ。物語は、英人として生きる根尾と「NEOXIS」社長の根尾が同時に存在している、実に複雑な状況となっている。

“考察ドラマ”としてSNSでも人気の作品。TVerランキングで初回から5話連続となる全体1位を獲得し、見逃し配信再生数は累計1033万回を突破している。

物語の舞台は、第6話時点で2019年。このままでは、「NEOXIS」は2020年のコロナ禍によって、東京五輪関係の事業で大損をしてしまう。さらに別件で銀行買収計画も動いているが、これも結果的に「あかり商店街」の住民たちが立ち退きを強いられる未来に繋がってしまう。“英人として生きる根尾”はこれらを阻止しようとするも、根拠を“勘”としか言えないため、失敗に終わってしまう。

そして次回の第7話では、ついにコロナ禍に突入。前世の通りなら、もうすぐあかり商店街の買収計画が始動してしまう――という展開。

このように商店街を巡る物語が大きく進行している一方で、第7話予告には「暴かれていく殺人の真相」というテロップも。公式サイトに《最大のミステリー》と紹介されている、根尾が何者かに突き落とされた事件の真相に迫っていく回にもなりそうだ。

誰が根尾を突き落としたのか――予告では、根尾が「まさか……友野くん、なのか?」と、転生後の根尾(外見は英人)とも親しい前世の部下・友野(鈴鹿央士/26)を疑う描写もある。

 

テレビ朝日系火曜9時枠ドラマ『リボーン 最後のヒーロー』次回第7話(26日)予告の内容も含めて急展開する物語に、視聴者は大注目している――。
https://www.msn.com/ja-jp/entertainment/tv/%E3%83%AA%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%B3-%E7%AC%AC7%E8%A9%B1%E3%81%A7%E6%80%A5%E5%B1%95%E9%96%8B%E5%BF%85%E8%87%B3-%E7%AA%81%E3%81%8D%E8%90%BD%E3%81%A8%E3%81%97%E7%8A%AF%E3%81%AE%E6%89%8B%E3%81%8C-%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%81%AE%E9%A3%9F%E3%81%B9%E6%96%B9%E3%81%AB%E3%82%82-%E7%95%B0%E5%A4%89-%E8%80%83%E5%AF%9F%E6%B2%B8%E9%A8%B0/ar-AA23BM4D?ocid=BingNewsVerp
高橋一生(45)が主演するテレビ朝日系火曜9時枠ドラマ

エキスパートの補足・見解
『リボーン?最後のヒーロー?』は複層的な構造になっている。
http://horiikenichiro.com/

しかし、第6話ラストで映った根尾を階段に突き落とした人物の手や去り際の姿は、友野とは違って見えると言う声も。手の感じや振り返って立ち去る姿にはどことなく女性っぽさがあり、

《犯人…ぼやけた感じだけど更紗ちゃんぽいけど…》

《階段から突き落とした人、今日の映像だと、髪が長く見えた》

《突き落とそうとした手が華奢だし、ぼんやり見える犯人の髪が長く見える。更紗か英梨じゃないかな?》

《手が女性なんだよな。髪も纏めてそうだし。 更紗かな?》

といった、英人の幼馴染・池谷更紗(中村アン/38)や、英人の妹で根尾の秘書・英梨(横田真悠/26)を疑う声が寄せられている。

■ハンバーガーの食べ方に異変が
特に更紗(中村)には、“父親の復讐”という分かりやすい動機も存在する。前世の根尾(高橋)は、第1話で更紗の父・金平(柳沢慎吾/64)を自殺に追いやっているからだ。金平の葬式に訪れた根尾の顔に、更紗が香典を投げつける描写もあった。

根尾を突き落とした犯人に関する考察が沸騰している一方で、第6話での“ハンバーガーの描写”から、“現在の根尾社長の正体は英人なのでは?”という考察も盛り上がりを見せている。

視聴者が注目しているのは、根尾のハンバーガーの食べ方。前世での根尾はハンバーガーをナイフとフォークで食べる習慣があり、これまで何度もそれを強調する場面もあった。

ところが、転生した根尾と同時に存在している“根尾社長”は、第6話でハンバーガーを手づかみで食べていたのだ。7話の予告のあらすじには《前世の光誠(※根尾)はすぐにコロナ禍にマッチした家庭向けビジネスなどの新規事業を始め、NEOXISは盛り返したはずだったが、現世の光誠は自宅にこもったきりだと知らされ、そんな光誠に英人は疑問を抱く》という、異変を感じさせる一文もあった。

さらに、なぜか根尾社長が、英人の幼馴染である更紗にアプローチをかけているような描写も……。そんな怪しい描写が多い“根尾社長”には、

《ハンバーガーの食べ方が違ってたね!今の光誠には英人が入ってるのかも?次回予告で、個人の連絡先を渡してるし、更紗のこと好きなのは確定っぽい》

《ハンバーガー手掴み…?中身英人なの?》

《ハンバーガー、素手でいってたなぁ社長…。そっちに英人が入ってる??でもそれやと光誠のマネが上手すぎるんよね。『最後のヒーロー』は何を救うんだろう?》

といった、“実は英人と根尾の肉体が入れ替わっているんじゃないか”という考察が多く寄せられている。

第6話のラストシーンは、根尾がかつて突き落とされた神社にたたずみ、「歴史を変えて成功を得た者は、死という代償を払うことになる。未来を変える……? 俺は何を守ろうとしているんだ」と一人つぶやく場面で終わっている。

根尾は商店街を守り切れるのか? 自分を突き落とした犯人を見つけることはできるのか? 根尾社長の正体は英人なのか? 最終的に”死という代償”を払ってしまうのか? 多くの謎を抱えたまま、物語は後半戦に突入する――。

■『リボーン』、突き落とし犯の手は“華奢”だった…それが伝わる場面
高橋一生が主演を務める『リボーン 〜最後のヒーロー〜』は、高橋演じる根尾社長が何者かに階段から突き落とされたことで別人に“転生”して人生をやり直す物語。

根尾は多くの人間に恨まれていたが、突き落とした犯人の手は華奢な感じなのだ。予告では映っていないが、本編映像では犯人が長髪に見えたという声も。《突き落とそうとした手が華奢だし、ぼんやり見える犯人の髪が長く見える。更紗か英梨じゃないかな?》《手が女性なんだよな。髪も纏めてそうだし。 更紗かな?》といった、根尾のせいで父親が死んだ女性・更紗(中村アン)や、根尾を見限った秘書・英梨(横田真悠)を疑う声が寄せられている。

『考える葉』松本清張『週刊読売』連載1960年4月3日号 - 1961年2月19日号

『考える葉』(かんがえるは)は、松本清張の長編推理小説。太平洋戦争中の日本に秘蔵された財宝をめぐって発生する連続殺人事件を描くミステリー長編。『週刊読売』に連載され(1960年4月3日号 - 1961年2月19日号、連載時の挿絵は朝倉摂)、1961年6月に角川書店から刊行された。

1962年に東映で映画化されている。

あらすじ
井上代造は夜の銀座でガラスを破壊するなどの奇行を起こしたかどで、留置場に拘留された。留置場内で井上は、崎津弘吉という名の、無口な青年に声をかける。崎津は山梨県の早川の、硯の産地が郷里であった。井上は崎津に親切にし、妹の井上美沙子に会わせ、就職の斡旋まで申し出る。表情を示さない崎津だったが、結局崎津は「大日建設」という会社に就職することになった。井上は、若手新興財閥として台頭著しい板倉彰英の邸宅に出入りしており、配下の鉱山採掘所の杉田一郎とも接触していたが、何をやっているのか、崎津に打ち明けることはなかった。

東京西郊の雑木林で、右胸を刃物で抉られた死体が発見され、被害者が硯職人であることが判明するも、警察の捜査は迷宮入りする。続いて、川崎の旧軍需工場跡地で、不思議な宝の案内メモを持った浮浪者の死体が発見されるも、現場に隣接する大日建設の社長は政界の大立者・中野博圭であり、警察の質問は一蹴される。

世の中になんの希望も感じられず、ルーズな仕事を続けていた崎津に、井上はある用件を持ちかける。ところが、井上の指示通りに代々木駅近辺をうろついていた崎津は、近隣で発生した、東南アジア使節団団長射殺事件の容疑者として、警察に逮捕されてしまう。さらに井上は殺害され、美沙子も誘拐される。

事態を知り、真相を掴もうと、崎津は調査に乗り出す。事件の背後に、旧日本軍が東南アジアで略奪した貴金属の秘密をめぐる因縁があることを探知した崎津は、犯人と対決する。


1962年5月16日公開。製作は東映東京撮影所、配給は東映。公開時のタイトルは『松本清張のスリラー 考える葉』[4]。

製作
企画は当時の東映東京撮影所(以下、東映東京)所長・岡田茂[5][6]。

東急グループ内で孤立する大川博東映社長は[7]、東映内で幅を利かす東急系の古参幹部から、早く東映生え抜きの若手・岡田茂・今田智憲の時代に切り換えをしたくて[7][8][9][10]、1962年2月15日に[11]、それまでの企画本部を実質解散させ[12]、東西の撮影所の所長に企画の最終決定権を持たせる思い切った人事を発令した[11][12][13][14]。これにより1961年9月に東映東京の所長に就任していた岡田に強い権限が持たされた[12][15]。岡田は佐伯清など、巨匠監督を一人残らず契約解除し[15][16][17]、深作欣二ら若手監督を起用[15][16][18][19][20][21][22][23][24][25]。若手と中堅との混成で東映東京の改革を推し進めていく体制を執った[26][27]。

ただ現代劇を製作する東映東京には、絶対的にお客を呼べるスターが当時はおらず[5]、それで所長就任後に最初にやったのが、特に売れたスリラーなど知名度の高い原作を母体とする企画であった[5][6]。壷井栄の『草の実』や、小坂慶助『二・二六事件 脱出』、菊村到の『残酷な月』や、本作などで[5][6][28]、しかしこれらの作品は評価されるも興行が振るわず[5]。館主にも拒否され、営業部も宣伝も黙って市場に流す状況。つまり対外的にも対内的にも熱が入らず[5]。そこで対内的にまずPRの行き届くものを作ると決めた[5]。岡田茂は映画の企画力もさることながら、「オレの仕事の半分は社内セールスだ」「これ当たるで~」などと周りに吹きまわり[12]、営業部や興行部をその気にさせる宣伝力の才も持ち合わせていた[12]。ここから岡田が仕掛けた「東映ギャング路線」「喜劇路線」「名作路線」「任侠路線」などが次々当たり[9][6][15][18][29]、岡田の一言で製作が決まって、会議なしという状況が生まれ[25]、以降、岡田の標榜する"不良性感度映画"が幅を利かせていくようになった

メラトニン生体リズムと健康への影響

メラトニンは脳の松果体から分泌されるホルモンで、睡眠や覚醒のリズムを調整する「睡眠ホルモン」として知られています。
基本的な働き
メラトニンは、脳の松果体で必須アミノ酸トリプトファンを原料として合成されます

。主な役割は体内時計(サーカディアンリズム)の調整で、睡眠と覚醒のリズムを整え、自然な眠りを促します

。夜になると分泌が増え、入眠を助け、朝の光を浴びることで分泌が抑制され、覚醒状態に切り替わります

生体リズムと健康への影響
メラトニンは睡眠だけでなく、ホルモン分泌リズムや体温の調整など、24時間周期の生体リズムに関与しています

。また、強力な抗酸化作用を持ち、活性酸素を除去して細胞の損傷を防ぎ、新陳代謝や免疫機能の維持にも寄与します

。近年の研究では、がんや頭痛の予防、免疫力向上などの可能性も示されています

分泌の調節
メラトニンの分泌は光刺激によって制御されます。朝の光で分泌が抑制され、夜間の暗さで分泌が増加します。人工照明でも分泌が抑制されることがあり、生活習慣や加齢によって分泌量が減少することがあります

その他の特徴
動物や植物、微生物にも存在する内因性ホルモンである
Wikipedia
Wikipedia
「ドラキュラホルモン」とも呼ばれることがあるほど夜間に活発に分泌される
crexgroup.com
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サプリメントとしても利用され、睡眠改善や体内時計の調整に活用されることがある
Wikipedia
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メラトニンは単なる睡眠促進ホルモンではなく、生体リズムの司令塔として健康維持に重要な役割を果たすホルモンです。

おいしい水の定義とは?水を美味しくする方法やおすすめの水

おいしい水の定義とは?水を美味しくする方法やおすすめの水
水道水が美味しいとされる地域は、水源の種類や浄水処理の方法、配管の状態などによって異なります。パナソニックの調査によると、2024年1月に実施された全国調査では、水道水がおいしい都道府県ランキングが発表されました。このランキングは、住んでいる地域によって水道水の味が大きく異なることを示しています。
h-bid.jp

水道水がまずいとされる地域では、塩素濃度や水道管の汚れが原因で、カルキ臭を感じることがあります。しかし、日本の水道水は安全で美味しいことが知られており、水道局は水源から蛇口に至るまできめこまかな水質管理を実施しています。
フィルムパックのうまい水

水道水をそのまま飲むのは不安な方には、ウォーターサーバーがおすすめです。ウォーターサーバーでは、除菌された自然由来のミネラルウォーターを飲むことができ、地域や建物、季節に関係なく、毎日一定品質の天然水が飲めます。
フィルムパックのうまい水

水道水とミネラルウォーターの違いは、基準・味・種類にあります。水道水は水道法に則り安全基準が定められており、ミネラルウォーターは食品

 

2026年5月19日 (火)

「銀座モンパルナス サマーアートフェスタ」高層ビル(Tour Montparnasseトゥール・モンパルナス)

夏の銀座でアート散策はいかがですか?
グループ展「銀座モンパルナス サマーアートフェスタ」に参加します。
かつて芸術家たちが集ったパリのモンパルナスのように、
現代の銀座に個性豊かな作家たちが集結。

絵画、立体、写真など、多彩なアート作品が夏を彩ります。
会場は、レトロな雰囲気が魅力の奥野ビル。歴史が息づく空間で、
新しい感性との出会いをお楽しみください。

場所: アートスペース銀座ワン (銀座・奥野ビル202)
東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル202号室
(東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」10番出口より徒歩1分)

モンパルナス駅の側にそびえ立つ高層ビルのモンパルナス・タワー(Tour Montparnasseトゥール・モンパルナス)

モンパルナスタワーのあるパリ15区は、かつてピカソやマティス、モディリアーニなどのエコール・ド・パリの画家たちがアトリエを構えた場所。 芸術家たちが足繁く通ったラ・ロトンドをはじめ、ル・セレクト、ラ・クーポールなど画家たち。この風情はいいですね。

屋上からの眺めは本当に最高!オフィスビルが立ち並ぶエリアでもあるのでパリのニュータウンを散策してみるのはいかがでしょう。

モンパルナス・タワーは、「タワー」と呼んでいますが実際にはオフィスなどが入った高層ビルです。旧モンパルナス駅の跡地に建てられ、1973年に完成しました。

”黄色いバナナ”にも影響か 中東情勢の悪化で追熟に必要な「エチレンガス」確保に不安

栄養価が高く気軽に食べられる果物「バナナ」。今後、十分に供給できるのか不安の声があがっています。

原因は、黄色いバナナには欠かせない「エチレンガス」。ナフサ由来のため、安定調達が不透明な状況です。

■青いバナナ「エチレンガス」で黄色に

RKB「美味しそうな黄色をしたバナナ、こちらも中東情勢の影響が懸念されているんです」

朝食や間食として手軽に食べられているバナナ。

この鮮やかな黄色になるまでには欠かせない工程があります。

フレッシュ・デルモンテ・ジャパン九州営業所 石川裕二郎所長「バナナが入荷された後、エチレンガスを投入して、追熟加工を行う施設になります」

北九州市門司区にあるこの加工場では、年間100万箱1万5000トンのバナナを加工処理し、九州・山口に出荷しています。

バナナは、害虫の侵入を防ぐために青いまま輸入されます。

その後、熟成を進める「エチレンガス」を充満させた部屋に数日間、置くことで私たちがよく知る甘くて黄色いバナナに仕上がります。

■エチレンガスの原料は「ナフサ」

ところが、この「エチレンガス」の原料は、石油由来の「ナフサ」。

中東情勢の影響が長引けば、今後の確保に黄色信号が灯ります。

フレッシュ・デルモンテ・ジャパン九州営業所 石川裕二郎所長「取り寄せるメーカーの回答では一応5月までは確保できているんですけれども、6月7月に関してはまだ何も決まっていないということで。4日から5日かけて追熟させておいしく甘い状態にするんですけれども、その工程が踏めないということになります。エチレンガスを使わない加工ができるのであればそれはこしたことはないんですけれども、現状なかなか難しいのではないかと思います」

■エチレンガス途絶えたら「出荷の遅れ避けられない」

エチレンガスが途絶えれば、バナナを適切に熟成させることができず出荷の遅れは避けられません。

フレッシュ・デルモンテ・ジャパン九州営業所 石川裕二郎所長「エチレンガスなくして今のバナナの流通は成立しないんじゃないかと思いますね。一日も早くまず、中東情勢が安定することを望む、そこですね」

原作・監修:鈴木松美「音の犯罪捜査官」昼のサスペンス音の犯罪捜査官響奈津子6[字]

<お昼のサスペンス>音の犯罪捜査官響奈津子6[字]
5月19日(火) 12:00〜14:00 放送Ch.181 BSフジ・181

番組概要

事件に関するあらゆる音声を分析して犯罪の真相を洗い出す警視庁科学捜査研究所の女性音響捜査官、響奈津子の活躍を描く異色の推理ドラマ第6弾!


番組内容

響奈津子(古手川祐子)は池上刑事(村田雄浩)に誘われてオーケストラを聴きに行った。
バイオリン奏者の一人、五十木亮子(高樹澪)は高校時代の旧友だった。
再会をなつかしむ折も折、会場に隣接するホテルの、楽団員の控え室だった9階の一室で男が殺された。
非常扉の音、非常階段を駆け降りる音がして演奏者の服装の女の姿が見えたという証言があり、時刻は演奏開始10分前だった。

番組内容2

奈津子の演奏テープの分析でまず4人の容疑者が浮かぶが、そのうち女性は亮子1人だけだった…。

出演者

響奈津子:古手川祐子
池上正太郎:村田雄浩
梅里正和:金田明夫
三原刑事:小原雅人
松本刑事:岸本光正
五十木亮子:高樹澪
梶尾宗吉:平泉成
大澤廉太郎:升毅
滝川和人:菅原大吉
村岡弘:西岡徳馬
ほか

制作

原作・監修:鈴木松美「音の犯罪捜査官」
脚本:田中一彦
企画:荒井昭博、金井卓也
プロデューサー:船津浩一
演出:松田秀知
制作:フジテレビ/共同テレビ

【ドラマ10】コンビニ兄弟(4)「偏屈じじいのやわらかたまご雑炊」[解][字] 5月19日(火) 22:00〜22:45 放送Ch.1 NHK東京 総合

Dscn0056_20260519094101 【ドラマ10】コンビニ兄弟(4)「偏屈じじいのやわらかたまご雑炊」[解][字]
5月19日(火) 22:00〜22:45 放送Ch.1 NHK東京 総合

番組概要

最近、妻と引っ越してきた大塚多喜二(光石研)はコンビニに否定的だ。ある日、テンダネスで出会ったひかる(渋谷いる太)とひょんなことから二人三脚の特訓をすることに。


番組内容

コンビニ嫌いの大塚多喜二(光石研)だが、テンダネスでいつも一人で食事をしている小学生の南方ひかる(渋谷いる太)と出会う。ある日、運動会に来られない父のことでからかわれていたひかるをかばい、「わしが爺さんだ。二人三脚にはわしが出る」と多喜二は宣言してしまう。二人の特訓が始まる。そんな時、純子(街田しおん)は体調を崩し、多喜二はあたふたするが志波(中島健人)とひかるの助言が病と夫婦の絆を癒してくれる。

出演者

【出演】中島健人,田中麗奈,鈴木福,曽田陵介,嵐莉菜,どくさいスイッチ企画,ジョージアナ・ジェッテ,松金よね子,大島蓉子,街田しおん,齋藤潤,渋谷いる太,内田櫻子,泉澤祐希,光石研,萬田久子,柄本明

原作・脚本

【原作】町田そのこ,【脚本】根本ノンジ

音楽

【音楽】R・O・N,川田瑠夏

フカフカの皮の愛される和菓子「どら焼き」由来やルーツについて

どら焼きとはどんなお菓子?名前の由来は?

基本の材料は「小麦粉」「卵」「砂糖」。

これらを混ぜて丸く焼いた2枚のカステラ状の皮に、あんを挟んだ和菓子が「どら焼き」。

今では小豆あんだけではなくさまざまな味・素材のあんが考案され、多くの世代に愛されています。

そんなどら焼きの名前の由来は諸説ありますが、どら焼きのカステラ状の皮が仏教や歌舞伎・クラシック音楽などで見かける金属製の打楽器「ドラ(銅鑼)」の形にちなんだ、という説が有力と考えられています。

また江戸時代ごろに確立された製法では、今のように皮は厚いカステラ状ではなく、平鍋で薄いクレープ状の皮を作り、四角に固めたあんを皮で包んで食べるという、きんつばの皮包みバージョンといったイメージのお菓子でした。

この時の平鍋や皮の形状をドラに見立てた、という説もあります。

その他、平安時代に生きたとされる源義経や弁慶の逸話として旅の道中にお世話になった人へふるまったという説や、お世話になった人にお礼としてドラで生地を焼いてお菓子を作った、という説があります。

 

どら焼きの発祥や、現在に至るまでの歴史に迫る!
今のようなカステラ状の皮にあんを挟む「どら焼き」は明治初期、東京の日本橋大伝馬町で創業した「梅花亭」の3代目店主・森田清兵衛氏が、それまで四角に包んでいた皮を丸に変えて販売したのが始まりとされています。

当初は今のように厚い生地で挟むのではなく、薄めの生地でしっかりとあんを包み込んだ形であり、出来上がったどら焼きもまるで鈴のような厚みはなく、おせんべいぐらいの厚さでした。

もちろん、現在でも梅花亭のどら焼きは同じ製法を守っており、まるで「ドラ(銅鑼)」のよう。

それもそのはず、幕末に徳川家の将軍一行が隅田川を移動する際に使用した「江戸幕府御座船(ござぶね)」には、まさにドラが取り付けられていました。

そのドラを見てヒントを得て、四角のあんを薄皮で包むのではなく、しっかりと包み込む形の「どら焼き」を作ったのが始まりのようです。

どら焼きが他のお店でも売られるようになり、「厚めの生地で挟む」形へと変化したのは、明治時代に西洋からパンやホットケーキの文化が入ってきた影響が考えられます。

多めに小麦粉を配合し厚みのある生地を焼いたところ、市民に好評だったため、現在では厚みのある生地が主流となっています。

なお、関西の一部地域では奈良県にある三笠山にちなんで、厚みのあるどら焼きを「三笠焼き」と称するエリアもあります。

水天宮。日本橋蛎殻町にある神社。久留米水天宮の分社

水天宮(すいてんぐう)は、東京都中央区日本橋蛎殻町にある神社。福岡県久留米市にある久留米水天宮の分社である。

概要
安産祈願で有名なので若い夫婦の参拝が多い。一階は全天候型駐車場で「大きなコンクリートの箱」のような趣で神社らしい雰囲気はあまりない。白木造りの社殿はこのコンクリートの土台の上に構築されているため、かなりの高さがある。社殿の正面に厳かなデザインをした六階建てのビルがあり中央の階段を上がると二階の境内に入ることができる。階段の両脇には提灯が供えられてある。著名な神社にしては敷地が狭いが建物全体を免震構造にするなど現代的な設備をもった都市型の神社である。

祭神
天御中主神・安徳天皇・高倉平中宮(建礼門院、平徳子)・二位の尼(平時子)。

神徳・御利益・信仰
江戸時代より安産・子授けの神「おすいてんぐさま」として人々から厚い信仰を集める。妊婦や子供を授かりたい夫婦あるいは無事出産できた夫婦などが、安産や子授かりの願掛けやお礼参りなどで人並みが途絶えることがない。

歴史
久留米の水天宮は久留米藩歴代藩主(有馬家)により崇敬されていたが、文政元年(1818年)9月、9代藩主有馬頼徳が江戸・三田の久留米藩江戸上屋敷に分霊を勧請した。これが江戸の水天宮の始まりである。藩邸内にあったため一般人の参拝が難しかったが、江戸でも信仰者の多い水天宮への一般参拝の許可を求める伺書を幕府へ提出、幕府のこうした事例は関与しないとの見解を得た上で、同年から毎月5の日に一般開放された。その人気ぶりは「情け有馬の水天宮」という地口も生まれたほどであった。有馬家の会計記録には「水天宮金」という賽銭や奉納物、お札などの販売物の売上項目があり、その金額は安政年間の記録で年間2000両に上り、財政難であえぐ久留米藩にとって貴重な副収入だった。

明治4年(1871年)、有馬家屋敷が移転することになり、それとともに赤坂に遷座したが、翌明治5年(1872年)、有馬家中屋敷(近隣の中央区立有馬小学校に名前と痕跡が残る)のあった現在の日本橋蛎殻町二丁目に移転した。

江戸鎮座200年記念事業として社殿の建て替えを行った。それに伴い、平成25年(2013年)3月1日から平成28年(2016年)4月7日までの間は、日本橋浜町の明治座そばに仮宮(北緯35度41分14秒 東経139度47分15秒)が設けられていた[1]。これは少なくとも、昭和40年代初期に嵩上げ工事をして2階建てとなって以来、ほぼ半世紀ぶりの遷座である。

平成28年(2016年)4月8日より新社殿への参拝者の受け入れを開始した。新築に合わせて最新の設備が導入され、社務所や待合室は非常に現代的な造りとなった。さらに社殿だけでなく参道や回廊など境内全体に免震構造が採用されている[2]。

江戸鎮座200年記念事業の一環として、境内を一新した御造替(建替工事)事業は、2016年度グッドデザイン賞[3]、2020年に日本建設業連合会主催の第61回BCS賞の一つに選ばれている[4]。

有馬家との縁は続いており、2016年現在の宮司有馬頼央は、有馬家の第17代当主である。

「水天宮」 水天宮は文政元年(1818)、久留米藩主の有馬頼徳(1797 - 1844)が、三田赤羽の藩邸内に久留米水天宮を勧請したのが始まり。明治5年(1872)に、現在の日本橋蠣殻町に移った。安産、水難除けの神として知られ、毎月5日には、縁日が開かれ多くの参詣者で賑わった。縁日の際に参道では鏡餅が売られ、購入した参詣者には、厄除けのため火打石で切り火が切られた。半紙に包まれた鏡餅と、「吉井女作」と書かれた紙を添付した火打金(火打鎌)と、火打石の絵あり。
— 清水晴風著『東京名物百人一首』明治40年8月「水天宮」より抜粋[5]
境内外社
寳生辨財天(市杵島姫神社) - 品川の有馬家下屋敷に祀られていた辨財天像を安置する。学芸・芸事の神として信仰されている。
火風神社
秋葉神社
高尾神社
安産子育河童
人形町通りより見る(2018年2月撮影)
人形町通りより見る(2018年2月撮影)

参道入口(2018年2月撮影)
参道入口(2018年2月撮影)

参道より本殿を見る(2018年2月撮影)
参道より本殿を見る(2018年2月撮影)

社務所・神札所(2018年2月撮影)
社務所・神札所(2018年2月撮影)

手水屋(2018年2月撮影)
手水屋(2018年2月撮影)

子宝いぬ(2018年2月撮影)
子宝いぬ(2018年2月撮影)

安産子育河童(2018年2月撮影)
安産子育河童(2018年2月撮影)

寶生辨財天(2018年2月撮影)
寶生辨財天(2018年2月撮影)

境内社(2019年12月撮影)
境内社(2019年12月撮影)

旧社殿(2005年11月撮影)
旧社殿(2005年11月撮影)

仮宮(2014年7月撮影)
仮宮(2014年7月撮影)
祭事
1月5日 - 初水天宮
1月6日 - 火風神社祭
2月節分の日 - 節分祭
2月11日 - 紀元祭
2月17日 - 祈年祭
3月4日 - 高尾神社祭
5月1日(隔年) - 献茶祭
5月5日 - 例大祭
5月第2の巳の日 - 中央辧財天例祭
6月30日 - 大祓
11月18日 - 秋葉神社祭
11月23日 - 新嘗祭
12月31日 - 大祓
水天宮の例大祭は5月5日であり、縁日は毎月5日である。これについて当社では毎月の5日が縁日であることから例大祭が5月5日となったとしているが、総本宮の久留米水天宮では、逆に例大祭が5月5日であることから毎月の5日が縁日となったとしている

【Wikipedia】

アリナミンはビタミンB1誘導体を中心とした成分、疲労回復や肩こり・腰痛、眼精疲労、神経痛の緩和効果

アリナミンは主にビタミンB1誘導体を中心とした成分で、疲労回復や肩こり・腰痛、眼精疲労、神経痛の緩和に効果があります。

主な効能と作用
アリナミンシリーズは、**フルスルチアミン(ビタミンB1誘導体)**を中心に、ビタミンB6・B12、ビタミンE、パントテン酸カルシウム、ガンマーオリザノールなどを組み合わせた製品が多く、以下のような効果が期待できます

疲労回復・予防:糖質、脂質、タンパク質の代謝を助け、体内でのエネルギー産生を促進することで、慢性的なだるさや疲労感を軽減します

肩こり・腰痛の緩和:末梢神経の修復や血行促進作用により、筋肉や関節のこりや痛みを和らげます

眼精疲労の改善:神経機能をサポートし、目の疲れや視覚的な負担を軽減します

神経痛の緩和:末梢神経の栄養補給や修復作用により、しびれや痛みの軽減に寄与します


栄養補給・代謝サポート:日常生活での栄養不足や食欲不振時の補助としても使用可能です

成分の特徴
フルスルチアミン:脂溶性で細胞内への吸収が良く、ビタミンB1より効率的にエネルギー代謝をサポートします

メコバラミン(ビタミンB12):神経機能の維持や末梢血液循環の改善に関与します

ビタミンB6・B2・E、パントテン酸カルシウム:代謝や血行促進、神経機能の補助として作用します

使用体験と効果の実感
実際にアリナミンAを使用した体験では、1日1回の服用で疲労感が軽減され、翌日に疲れを持ち越さなくなったとの報告があります。肩こりや腰痛、眼精疲労の改善を実感し、日常生活の活動量や気分の向上にもつながった例もあります

選び方のポイント
アリナミンシリーズは製品ごとに成分や配合量が異なるため、自分の症状や目的に合わせて選ぶことが重要です。例えば、疲労回復や神経痛の緩和には「アリナミンEXプラス」や「アリナミンEXプラスα」、末梢神経の修復や血行促進を重視する場合は「アリナミンメディカルゴールド」などが適しています

注意点
15歳以上から服用可能な製品が多いですが、症状が改善しない場合は医療機関を受診してください

妊娠中や授乳中、他の薬との併用については医師や薬剤師に相談することが推奨されます


アリナミンは、ビタミンB群を中心に体のエネルギー代謝や神経機能をサポートし、疲労や肩こり、眼精疲労などの症状緩和に役立つ医薬品・指定医薬部外品として広く利用されています。

イランの技術力は高い

イランの技術力は日本で一般に思われているより高い。イランの革命政権は、その支配下で教育の普及と拡充に努め、高度な教育を受けた若年層を育てきた。革命政権は概して教育に熱心で、成果を上げる例が多い。
1917年のロシア革命で成立したソ連は、教育とは縁の薄かった農民の国家を科学技術力に裏打ちされた軍事大国に変えた。
最初の人工衛星を打ち上げるなど、ソ連の技術は、一時期は宇宙開発レースで世界をリードした。農業国家から軍事大国への変貌を可能にしたのは、教育の拡充と普及だった。

1949年に成立した中国の共産党政権は、教育によって自国をアメリカと競うハイテク国家とした。様々な分野で中国のハイテクは世界の注目を集めている。イランも、こうした革命政権の例にもれず、高度人材を輩出する教育制度を整備した。

たとえば特別に選抜されたイランの高校生たちは、数学オリンピックなどで世界の同世代の若者と知識を競い優秀な成績を収めている。

イランでは、毎年「コンクール」という高校卒業予定者の全国一斉試験が行われる、その結果で志望の大学の希望の学部に入学できるかが決まる。イランの青年層にとっては人生の一大事である。それに備えて猛烈な受験勉強が行われ、勝ち残ったエリートたちがエリート大学のエリート学部に進学する。世界に普遍的な受験の風景がイランでも展開されている。

注目すべき点の一つは、女性の大学進学率の高さだ。イランの大学生の過半数は女性である。イスラム革命政権は、既存の大学を拡充し、多くの新規の大学を設立した。それでも国民の大学教育需要には応じきれずにないので、現在は通信制の教育にも力を入れている。テレビ、ラジオ、ネットを融合した通信制大学の場合、一流の教員を確保すれば比較的に低い費用で一定水準の教育内容を多くの学習者に提供できる。教育のクオリティ・コントロールが容易になる。また、スタジオを監視すれば政府に不都合な講義内容なども止められる。通信制教育は、イランなど多くの国々にとって魅力的なオプションである。


革命前には文字の読み書きのできない人々さえ少なくなったイランが、中東では最も教育水準の高い国家となった。首都のテヘラン大学の正門の前に並ぶ書店を見ると、この国の若年層の底知れぬ知識欲が実感できる。


こうした革命政権の教育政策は、それ以前のシャー(王制)の時代とは鮮やかなコントラストをなしている。王制の時代には、すでに述べたように文字を読めない書けない人々が多かった。また限られた数の大学しか存在しなかった。国王は大学は潜在的な反体制運動の温床だとみなしていたようだ。事実、そうだったのだが。それもあって大学の拡充には消極的だった。その結果1970年代以降、イランの石油収入が急増して国民の大学教育需要が爆発すると、イラン国内の大学では対応できなかった。結果としてアメリカの大学への留学が増え、アメリカの大学のキャンパスが反シャー運動の拠点となった。


政府の経済政策の方は文教政策ほどは成功していないので、優秀な若者に十分な雇用を提供できていない。その結果、頭脳流出が起こっている。そうした問題はある。
教育の成果は着実に学問的な結果につながっている。毎年、日本の文部科学省によって公表されている理工学系の引用数の多い論文数の世界ランキングがある。それによると1位は中国、2位はアメリカだ。そのランキングで、昨年イランは1つ順位を上げて世界で第12位となった。これだけの技術水準の国であれば、ドローンの開発技術が進んでいても、何の不思議もないと思わせる順位だ。

このランキングが客観的に世界各国の技術水準を反映しているかに関しては議論があるだろう。一つの大まかな目安としては便利である。

昨年のランキングでイランに抜かれて第13位に転落した国は、日本だった。

2026年5月18日 (月)

アンティコスティ島の地域に化石遺跡

カナダ東部のセントローレンス湾にあるアンティスコティ島は、9289平方kmの細長い島で、行政単位としてはケベック州に属しています。島には石灰岩が露出した部分があり、これは厚さが約1kmもの連続した堆積物で、オルドビス紀(約4億8830万年前?約4億4370万年前)とシルル紀(約4億4370万年前?約4億1600万年前)の間に発生した大量説滅の記録を残すもの。この時期の絶滅は、顕生代(カンブリア紀以降)で5回ほど発生した大量絶滅の中でも最初のものです。

特に島の海岸線と渓谷に露出した石灰岩の地層は、他の地域に化石遺跡に比べて、海洋無脊椎動物の化石が多く発掘され、その多様性は貴重なもの。ここは19世紀末から古生物学の研究が続けられていて、謎の多いオルドビス紀?シルル紀に発生した大量絶滅について研究するのにも適した地でもあります。

アンティコスティはどんな理由で世界遺産に登録されているの?

アンティコスティが評価されたのが、以下の点。
アンティスコティ島は、オルドビス紀の末期に発生した大量絶滅による化石と堆積地層が多く見られることから、その点に関する世界でも最高の研究所的な存在でもあります。ここにはオルドビス紀からシルル紀の間の大量絶滅期である、4億5000万年前から4億3500万年前の保存状態の良い化石が多く発見され、地球の歴史を研究するのに最適であるという点。


世界遺産マニアの結論と感想
アンティスコティ島の海岸線や渓谷に残る化石遺跡や地層は、謎の多いオルドビス紀末期の大量絶滅を研究するのに、地球で最も優れた研究所的存在であるという点で評価されています。

ちなみに、島には「ポテト洞窟」や「ポテト川」というユニークな地名が存在しています。別にジャガイモを栽培していたわけではなく、単純に川の河口にある大きな花崗岩がジャガイモに似ていた…というだけで、ポテト川と名付けられ、そこからポテト洞窟と名付けられただけ。

なぜ今イラストレーターやアニメーター、美大生、デザイナーなど「絵のプロ」を対象とした「漫画賞」なのか 

講談社ヤングマガジン編集部は、イラストレーターやアニメーター、美大生、デザイナーなど絵のプロを対象とした漫画賞『ヤンマガ画家賞』を新たに創設。

一般的に「絵のうまさ」と「マンガのうまさ」は違うと言われてきましたが、なぜマンガ家以外からリクルーティングをするのでしょうか。


イラストレーターやアニメーター、美大生、デザイナーなどを対象としたマンガ賞「ヤンマガ画家賞」を始動する
出典:MANTANWEB 2026/5/18(月)

漫画家デビューを下支えする漫画の描き方をまとめた動画も公開。新たに漫画家を志す絵のプロを広く募る。
出典:オリコン 2026/5/18(月)

エキスパートの補足・見解
そのむかし、講談社は大学の漫研を訪問してマンガ家を発掘することに先鞭をつけて実施してきた過去がありますが、それを思わせるものがあります。

おそらくこうした賞の実施の背景には、近年のマンガ市場拡大に伴う人材獲得競争の激化があると思われます。

すでにマンガ家を志している人たちは、ある種取り尽くされている状態です。

だからこそ、隣接領域からマンガで花開くかもしれない才能を探す必要が生じています。

もちろん、これまでも「イラストレーターの絵のうまさとマンガとしてのうまさは別物」とさんざん語られてきましたから、活動領域のコンバートは簡単なものではありません。しかし専門的な美術教育を受けた人間ならではの表現が、むしろ替えの効かない個性となる可能性も十二分にあります。

美大、芸大を卒業しても才能の「出口」に乏しいということを思うと、この試みが成功し、絵描きの選択肢としてマンガ家が浮上するのは、描き手にとっても望ましい方向なのかもしれません。

『笑点』の思い出を語る林家木久扇さん 日テレ

落語家の林家木久扇さん(88)が17日、『笑点60周年特別展』で行われたトークショーに登場。『笑点』の思い出や、『笑点』を卒業後の近況について語りました。

1966年5月にスタートした『笑点』の放送60周年を記念して開催されている『笑点60周年特別展』。会場には、番組開始からの歩みを振り返る年表や、普段は画面越しにしか見ることができない番組ゆかりの小道具に加え、木久扇さんが描いた絵などが展示されています。

ファンの歓声と拍手に迎えられながら登場した木久扇さんは「随分暇な人がいるんで。驚いています」と話し、会場は笑いに包まれました。

■『笑点』復帰提案に「誰か死なないとね」とチクリ『笑点』を2024年に卒業してからの近況を聞かれると「もう、あの人たちの顔を見ることがないのでホッとしました。これから自分の時間だと思ったら、結構忙しくなっちゃって」とコメント。卒業後は、さまざまな公演に出演しているそうで「私が出る日は、(ファンが)お調べになるらしくて大入りになるようです。ありがたいと思っております」と語りました。すると、ここから木久扇さんの毒舌がさく裂。「だから(笑点を)卒業しなきゃ良かったんですよ。今ね、笑点つまらなくなっちゃったから」「やってれば良かったなんて思ったりもします。90歳になって100歳になっても出てたら面白いですよね」とコメント。さらに、『笑点』復帰を聞かれると「誰か死なないとね」と軽快なトークで会場を盛り上げました。

■『笑点』に55年出演 自称“笑点のおくりびと”『笑点』の60年の歴史を聞かれた木久扇さんは『笑点の“おくりびと“』と言われていましてね、司会者5人送っている。香典5回送っている。3万円です。『笑点』の歴史は15万円」と香典の金額で爆笑を誘いました。

さらに、仕事が忙しいという木久扇さんに健康の秘けつを聞くと「入金があるので…」と一言。「(お金の)勘定しているのが好きで。何回も何回も間違いがないように」と笑顔を見せました。

■『笑点』時代の秘話「仲間をウケさせようと…」


木久扇さんは、『笑点』の時の思い出について「仲間をウケさせようと思ってしゃべった」「お客さんだけじゃなくて、“こいつら、おれの言っていることで絶対笑う”ってつもりでやっていた。それが僕の個性になりました」と、信頼関係の中で成り立っていたことを明かしましたが、「信頼関係がなかったのは山田(隆夫)くんだけなので」とここでも毒舌を披露し、会場を笑いに包みました。


『笑点60周年特別展』は、19日まで京王百貨店 新宿店で開催されます。

トマトジュースはリコピンなどを含み、血圧安定など多くの健康効果が

トマトジュースはリコピンやビタミンC、カリウムなどを含み、抗酸化作用や美肌、血圧安定、便通改善など多くの健康効果が期待できます。
主な健康効果


抗酸化作用・美肌効果:トマトに含まれるリコピンは強力な抗酸化作用を持ち、紫外線や活性酸素によるダメージを抑え、肌のハリや透明感を向上させる効果があります。また、ビタミンCも美白や免疫力向上に寄与します


血圧の安定・高血圧予防:カリウムが体内の余分なナトリウムを排出し、血圧をコントロールするサポートをします。1ヶ月の継続摂取で血圧が平均4mmHg下がった例も報告されています


便通改善・腸内環境の整備:食物繊維と水分が腸の働きを活発にし、便秘解消に役立ちます
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疲労回復・ダイエットサポート:リコピンやビタミンCの抗酸化作用により、体内の酸化ストレスを軽減し、体脂肪の減少や疲労回復を助ける効果が期待されます

飲むタイミングによる効果の違い
朝に飲む場合:リコピンやビタミンCが代謝をサポートし、紫外線ダメージを軽減。食物繊維と水分で腸の動きも活発になり、特に女性やダイエット中の方におすすめです


夜に飲む場合:リコピンは脂溶性のため、夕食後に摂取すると吸収率が高まります。抗酸化作用が日中のダメージをケアし、就寝中に血圧が下がりやすくなるため、高血圧予防にも効果的です

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注意点
塩分の過剰摂取に注意:塩分入りのトマトジュースは血圧に影響する可能性があるため、無塩タイプを選ぶとより効果的です
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飲みすぎによる胃への負担:1日200ml程度を目安に、継続的に摂取することが推奨されます
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トマトジュースは、毎日の習慣として取り入れることで、健康維持や美容効果を高めることができる飲み物です。朝・夜のタイミングや無塩タイプの選択など、工夫次第でより効果的に活用できます。

 

南伸坊 みなみ-しんぼう イラストレーター,エッセイスト

南伸坊 みなみ-しんぼう
1947- 昭和後期-平成時代のイラストレーター,エッセイスト。
昭和22年6月30日生まれ。都立工芸高卒業後,赤瀬川原平らにまなぶ。

昭和47年青林堂に入社し,漫画雑誌「ガロ」の編集長をつとめ,55年フリー。

おにぎり頭のイラストや親しみやすい文章に人気がある。赤瀬川らと路上観察学会を設立。

平成10年「山田風太郎明治小説全集」で講談社出版文化賞ブックデザイン賞。

東京出身。本名は伸宏。著作に「ハリガミ考現学」など。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典

大谷の第6打席「ちょ!待って! なんか凄い打ち方してない」

9回1死満塁で回ってきた大谷の第6打席。3球目を強振したが、右足をやや滑らせた。

それでも打球はあっという間に右翼を襲い、二塁打となって3者が生還。打球速度は驚異の111.7マイル(179.7キロ)だった。

完璧な体勢ではなかったにもかかわらず、爆速の適時二塁打。X上のファンからも驚きの声が上がった。

「ちょ!待って! なんか凄い打ち方してない」

「滑ってたのか 怪我なくてよかった」

「滑ってこんなスイングなってもかっこいいのセコイと思う」

「なんちゅう打ち方」

「やっと大谷らしい打球速度出たわ」

「大谷フォロースルーで滑ったのに打球速かったね」

「大谷さんのマン振りは恐怖すら覚える 打球速度ヤバすぎる」

「並の人間なら体ちぎれるスイング」

大谷は8回2死一、二塁の第5打席は右翼線へ適時三塁打。相手の失策もあり、一気に生還した。

『レイ・クロック』の名言・格言

 

レイ・クロックはマクドナルドを世界的チェーンに成長させた創業者で、彼の名言は挑戦、継続、努力の重要性を強調して代表的な名言には。

『レイ・クロック』の名言・格言

やり遂げろ!この世界で継続ほど価値のあるものはない。才能は違う。才能があっても失敗している人はたくさ・・・

未熟でいるうちは成功できる。成熟した途端、腐敗が始まる。

私は一夜にして成功をおさめたと思われているが、その一夜というのは三十年だ。思えば長い長い夜だった。

Be daring.(勇気を持って)Be first.(誰よりも先に)Be different.(人・・・

私の仕事は、顧客の売上げを伸ばすことで、顧客の利益を奪うことではない。

帽子をきちんとかぶらず、靴の手入れが行き届いていないのは、ずぼらな思考の表れである。

ビジネスは一人では成功しない。

新店舗は、景気の悪いときこそ建てる。なぜ景気が上向きになるのを待たねばならない?そんなことをしたらい・・・

「勇気を持って、誰よりも先に、人と違ったことをしなさい」

主な名言と意味
「私は一夜にして成功を収めたと思われているが、その一夜というのは三十年だ」
成功は一瞬ではなく、長年の努力と経験の積み重ねであることを示しています

「勇気を持って、誰よりも先に、人と違ったことをしなさい」
他人と同じことをしていては突出できない。リスクを恐れず行動することの重要性を説いています

「未熟なうちは成長する。成熟すれば、あとは衰えるだけ」
常に学び続け、自己を未熟と認識することで成長を維持できるという哲学です

「幸運は、汗への配当である」
努力と行動が成功を生むという考え方を表しています
心を輝かせる名言集


「常識を持ち、目標に向かっていく強い信念と、ハードワークを愛せる人物なら誰でも成功できる」
信念と勤勉さが成功の鍵であることを示しています

心を輝かせる名言集

「ライバル店のゴミ箱を漁る必要はない。自分の努力で相手を理解できる」
他人の手段に頼らず、自分の努力と観察で成果を上げる姿勢を表しています

2026年5月17日 (日)

ハリー・フーディーニ(Harry Houdini 、1874年3月24日 - 1926年10月31日)奇術師

ハリー・フーディーニ(Harry Houdini [?h?ri.hu??di?ni]、1874年3月24日 - 1926年10月31日)は、オーストリア=ハンガリー帝国ブダペスト出身のユダヤ人で、アメリカ合衆国で活動した奇術師。本名はヴェイス・エリク(Weisz Erik [?v?js?erik])[注 2]。

「脱出王」や「不可能を可能にする男」として知られ[1]、現在でも「アメリカで最も有名な奇術師」と呼ばれるほど認知度は高く、奇術師の代名詞ともなっている。また、飛行機や陸上競技への造詣も深く、超能力や心霊術のいかさまを暴露するサイキックハンターとしても知られる。

ハリー・フーディーニの芸名は、当時アメリカで活躍していた奇術師ハリー・ケラーの名前とフランスの奇術師ロベール・ウーダンの姓の綴り "HOUDIN" の最後に "I" を加えたもの。

略歴
生い立ち
1874年3月24日、オーストリア=ハンガリー帝国ブダペストエルジェーベト町ラーコシュアーロク通り1号(現在の七区チェンゲリ街1号)に生まれる。父はイディッシュ語を母語とするマーイェル・シャームエル・ヴェイス (Mayer S?muel Weiss) 、ラビで法律顧問を務めた。母はシュテイネル・ツェツィーリア (Steiner Cec?lia ) といった。

4歳の時に一家で米国に移住した。家庭内で話されていたのはハンガリー語、イディッシュ語、ドイツ語であった。一家が住み着いたのはアメリカ合衆国ウィスコンシン州アップルトン市である。

エリク(ハリー)本人は、生前に自分は1874年4月6日にアップルトンで生まれたと語っていた。しかし、彼の実際の出生地と出生日は、1972年になって「フーディーニ出生調査委員会報告」(The Houdini Birth Research Committee's Report) によって明らかにされた。

渡米してからは ドイツ風にエーリヒ・ヴァイス(Ehrich Weiss) と名前を綴っていた。幼馴染みと母親は彼のことを Ehrie または Harry と呼んでいた。

マジシャンの道へ
1891年にアメリカで出版された『霊媒術の暴露』(著者匿名)という霊媒のトリックを詳細に解説した本に書かれていた「縄抜け」のテクニックに興味を持ったことでマジシャンへの道を志す。デビュー前後は、従兄弟とともにコンビで興行していた。

脱出術を得意とし、各国の警察の留置場や刑務所に収監されての手錠外しによる脱出や、また凍った運河やミルク缶からの脱出を行い、話題となった。「フーディーニに脱出できない場所はない」「不死身の男」「脱出王」と大規模に宣伝するなど、マスコミを利用した売り込み技術はずば抜けた才能があり、当時のアメリカのトップスターとなった。

また、それまであったトランクからの脱出を、助手と奇術師が一瞬で入れ替わるトリックへと進化させ、奇術にスピード性と鮮やかさをもたらした。妻のベアトリス(英語版)(ベス)と行ったこの入れ替わりマジックは「メタモルフォーゼ」と呼ばれる。

俳優としても数本の映画に出演し、そのいくつかは日本などの世界各地で上映されている。最初の出演作「マスター・ミステリー」(1919年)は、ロボットが映画史上初めて登場していることでも有名。

死去
1926年10月22日、モントリオールプリンセス劇場の楽屋に訪れたマギル大学生のジョセリン・ゴードン・ホワイトヘッド[2]に、「腹部を強く殴られて耐える」芸を見せる際、フーディーニが準備していない段階で殴られたことが原因の急性虫垂炎を発症、数日後虫垂が破裂し、びまん性腹膜炎で10月31日に死亡した[3]。

事故死と認定されたため、保険金は倍額支払われた[4]。ただし、その後の研究では、殴打による外傷と虫垂炎・腹膜炎の因果関係について、懐疑的な見解もある[3]。

葬儀に参列したフローレンツ・ジーグフェルドは、棺の前で「賭けても良いが、彼はこの棺の中にもういない!」と言ったという。フーディーニは死の直前、妻ベスに対して「死後の世界があるのなら、必ず連絡をする」と伝えたが、その後何のコンタクトも無かったとベスは語っている。

サイキックハンターとして
最愛の母の死去に伴い、当時大流行していた心霊術(スピリチュアリズム、交霊術)信仰へ傾倒する。だが、奇術師としての知識と洞察力からじきにそれらがトリックだと気付き、これを暴くことに熱心に取り組んだ。フーディーニは本物の霊能力者に会うことで死んだ母親と交信をしたかったものの、プロの奇術師であるフーディーニを欺けるような霊媒師など存在するはずがなく、その怒りからサイキックハンターの道を歩んだといわれている。

心霊術を調査するために、アメリカの科学雑誌『サイエンティフィック・アメリカン』が学者らによる調査委員会を発足させたときにも委員として参加し、奇術師としての知識と才能を駆使して、超能力者や心霊能力者のいかさまを見破ることに貢献した。なお、インチキ霊媒師の手口を暴き、その技を改良して自分のパフォーマンスに応用できるという役得もあった。

心霊術の擁護を行なっていたアーサー・コナン・ドイルと一時親交を結んでいたが、フーディーニは手紙の中でドイルを「(高い知性を持つにもかかわらず)非常にだまされやすい人物」と評している。

トリビア
弟もセオドア・ハーディーン(Theodore Hardeen)という芸名で同じく奇術師をしていた。
ハリウッドにあるマジックの殿堂マジックキャッスルの2Fレストランの一角に、フーディーニの部屋がある。この部屋で食事をすると、フーディーニの霊がやってくるという仕掛け部屋になっている。
とある脱出ショーで、元船員の作家ウィリアム・H・ホジスンに縛られ脱出に苦労した。フーディーニは「あの男にだけは二度と縛られたくない」と語ったという。
ラヴクラフトに『迷信の癌』の執筆を依頼したがフーディーニが病没したので中断されてしまった。後に未発表の原稿が見つかっている。
フーディーニが登場するフィクション
小説
『ロンドンの超能力男』ダニエル・スタシャワー著 - ロンドンを舞台にフーディーニがシャーロック・ホームズと共演する。
『名探偵登場』ウォルター・サタスウェイト著 - イギリスを舞台にフーディーニがコナン・ドイルらと共演。
『ポーをめぐる殺人』ウィリアム・ヒョーツバーグ著 - アメリカを舞台に、フーディーニがコナン・ドイル、エドガー・アラン・ポーの幽霊と共演。
『神秘結社アルカーヌム』トマス・ウィーラー著 - コナン・ドイル、ラヴクラフト、アレイスター・クロウリーらと共演。
『ファラオと共に幽閉されて』ハワード・フィリップス・ラヴクラフト著 - フーディーニがエジプトでの体験を語るという体裁。当初はフーディーニ名義で発表された。
『殉教』星新一著 - ショート・ショート。死者と会話できる機械を発明した科学者がフーディーニに言及する。
映画
『魔術の恋』 - 1953年。トニー・カーティス主演。伝記映画だが、結末部分は事実に基づかない。
『フェアリーテイル』 - 1997年。コティングリー妖精事件についての映画。妖精実在派のコナン・ドイルに対し、批判派の人物として登場する。ハーヴェイ・カイテルが演じた。
『フーディーニ/天才魔術師の生涯』 - 1998年。TVムービー。ジョナサン・シェック主演。
『奇術師フーディーニ ?妖しき幻想?』- 2007年。ジリアン・アームストロング監督。ガイ・ピアースがフーディーニを演じた。

サリン・ゼタ=ジョーンズ最新作!!
実在した伝説の奇術師フーディーニとの駆け引きに挑む―
『シャーロット・グレイ』のジリアン・アームストロング監督が贈るロマンティック・サスペンス。奇術師のフーディーニ(ガイ・ピアース)と、超能力者を騙る女性(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)の危険な関係を描く-。
<ストーリー>偉大な奇術師フーディーニ(ガイ・ピアース)は、他界している母の“最期の言葉”を言い当てた者に高額の賞金を与えると宣言する。これを聞きつけた、いかさま霊能者のメアリー(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、娘のベンジー(シアーシャ・ローナン)と共謀し、“最期の言葉”をあらゆる手段を使って入手しようとする。しかし、フーディーニにはシュガーというマネージャーが付きっきりで、なかなか計画がうまくいかない。いつしか、フーディーニとの間に恋愛感情が芽生えていたメアリーは、彼への気持ちと賞金の間で揺れ動く。いよいよフーディーニの母の霊を呼ぶという段階になり、メアリーが彼を裏切れないと中断しようしたその時、娘ベンジーにフーディーニの母の霊が舞い降り、驚愕の事実が明らかになる・・・。

ル・クレジオ『黄金黄金探索者』解脱

『黄金探索者』ルクレジオ 

わが祖父レオンのために


ブーカンの谷、一八九二年
 思い出すかぎり遠い昔から、ぽくは海の音を聞いてきた。モクマオウの針のような枝を吹きぬけるたえまない風に混じるあの音、浜辺から離れてサトウキビ畑を突きぬけて行くときにも聞こえるあの潮騒こそ、ぼくの幼い日々を揺すりあやしてくれたものだ。今ぼくは、自分の一番奥深くであの音を聞いている。どこに行くにもぼくはそれを運んで行く。倦むことを知らない緩慢な波の音、遠くの珊瑚礁の上で砕け、ノワール川の砂に寄せては消える波の音だ。ぼくが海に行かない日は一日もない。背中にびっしょり汗をかいて目覚め、簡易ベッドに身を起こし、自分にもわからない気持ちに駆られて不安げに蚊帳を開け、潮の動きを知ろうとしない夜は一夜もない。

 ぼくは一人の人間を思うように海のことを思う。海がやって来るのをいっそうよく聞き取ろうと、海をよりよく迎え入れようと、五感は闇のなかで身構えている。巨大な波が岩礁を越えて跳ね上がり、礁湖に崩れ落ちている。その轟音は、ボイラーのように、陸と大気を震わせている。海がとどろいている。海は動き、息づいている。
 満月になると、古びた床を軋ませないように用心しながら、そっとベッドを抜け出す。けれども、ロールが眠っていないのはわかっている。暗闇のなかで両目を開き、息を殺しているのはわかっている。窓枠に上り、木の鎧戸を押し開ける。外に出ると夜の闇だ。白い月光が庭を照らしている。木々がきらめき、梢が風にざわめいている。シャクナゲやハイビスカスの暗い茂みがかすかに見える。胸を躍らせながら小道伝いに、丘のほう、荒れ地との境目のあたりまで行く。崩れ落ちた壁のすぐ近くに、ロールが善悪の木と呼んでいるシャルクの大木がある。
太い枝を伝ってよじ登り、木立や一面に広がるサトウキビ畑の向こうに海を眺める。月は雲間を漂い、きらめきを投げかけている。そのときおそらく、葉むらの向こう、タマランの櫓の左側に、きらきらと光る斑が映えた、大きくて暗いプレートのような海が不意に見えてくる。

ぼくくはほんとうに海を目にしているのか、潮騒を聞いているのか。海はぽくの頭のなかにある。海の姿が一番はっきりと見え、潮騒が一番鮮明に聞こえるのは、目を閉じたときだ。そのとき、岩礁に裂かれ、ふたたび結ばれて浜辺に打ち寄せる波のとどろきの一つ一つが聞こえる。
ぼくは長いことシャルクの枝につかまったままでいる。しまいには腕がしびれてくる。海から吹く風が木々の上、サトウキビ畑の上を渡り、月光を浴びた葉をきらめかせている。ときには、耳を澄まして夢想にふけりながら、明け方までそのままでいることもある。庭の向こうの端では大きな家が暗く閉ざされ、漂着物のように見える。風が壊れた屋根を叩き、家の木組を軋ませている。それもまた、海が立てる音だ。それに、木の幹の軋む音、モクマオウの枝の唸るような音も。木の上に一人でいるのがこわい。しかし寝室に戻りたくはない。それで、冷たい風にも、自分の頭が疲れて重くなる感覚にも耐えている。
1892年カンの谷、プー
209「エレファントーアップル」とも呼ばれる、高さ十五メートルほどの常緑樹。果実はカレーなどに用いられる。


ロドリゲス島へ、一九一〇年
 目を開けると海が見える。それは、昔、礁湖のなかに見たエメラルド色の海でも、タマラン川の河口の前に開けた黒い水でもない。今まで見たことのない海だ。自由で、荒々しい、目くるめくほど青い海、ひと波ごとにゆっくりと船体をもち上げ、泡の斑模様を付けてきらめき渡る海だ。
 もうずいぶんな時間にちがいない。日が空高く昇っている。ぐっすり眠ったせいで、潮が満ちて船が蟻装し水道を越えるのも聞こえなかった。
 昨夜おそく、油やサフランの臭い、それに市の立った場所に漂ラ腐った果物の臭いを嗅ぎながら波止場を歩いた。どの船でも、海の男たちの声が、ダイスの勝負をする者たちの喚声が聞こえた。「アラキ酒」や煙草の臭いもした。兪船したものの、息冷しい船介や埃っぽい米袋を避けて甲板に横になった。頭をトランクに載せ、マストの索具を透かして空を眺めた。星の見えない空を眺め、人声や、波止場に渡された板の軋む音や、遠くのギターの旋律を聞きながら、零時を回るまで眠気と闘った。だれのことも考えたくなかった。ロールだけはぼくの船出を知っていた。けれども口ヽ‐‐ルは、マムには何も話していない。ロールは涙一つ見せなかった。それどころか、その目は、ふだん見せないような光をたたえて輝いてい
た。すぐにまた会えるんだ、そうぼくは言った。あちら、ロドリゲス島で、ぼくたちは新しい生活を始めるんだ、大きな家を手に入れ、馬も飼うし木も植える。ロールにぼくの話が信じられただろうか?。
 ロールは、ぼくが安心させようとするのがいやだった。
あなたは出発する、遠くへ行ってしまう、もしかすると永遠にね。あなたは、求めるものの果てまで、世界の果てまで行かなければならないのだわ。ぼくを見つめながらロールが言いたかったのは、そのことだ。けれども、ぼくにはわからなかった。今これを綴っているのはロールのためだ。その夜、ゼータ号の甲板の索具の間に横になって、海の男たちの声と、同じクレオールの歌をひっきりなしに灸でるギターの音を即いていたとき吟感じがどんなふうだったか、言って聞かせてやるためだ。歌声には一時高くなった。たぶん風が出てきたせいだ。さもなければ、歌を歌っていた者が、港の暗闇のなかでこちらを向いたのだ。

ねえねえ、鉄砲貸しとくれ
あの鳥、今にも飛び立つところ
もしも運好く撃ち落とせたら
路銀がたんまり手に入る
行きの分も、帰りの分もヨーー

 歌の文句を聞きながら、寝入ってしまった。
 そして潮が満ちると、ゼータ号は音もなく帆を上げて、一番速い水路を目指して黒い海を滑り出した。それにはまるで気づかなかった。甲板の上のブラドメール船長の横に、頭をトランクに載せて寝たのだった。
 目が覚めて、まぶしい太陽にくらくらしながらあたりを見回すと、もう陸はない。船の最後尾に行って手すりにもたれる。ありったけの注意をこめて海を見つめる。船体の下を滑っていく長い波、きらめく道のような航跡


を見つめる。この瞬間を長いこと待ちわびていたのだ!


心臓が激しく高鳴る。涙で目がうるむ。

 ゼータ号は、波が通過するとゆっくり傾いでは、また
まっすぐになる。見渡すかぎりの海原だ。波間にできる
深い谷と、波頭の泡ばかりだ。船体を締めつける水の音
に、舶先にぶつかる波の轟音に、とりわけ帆を膨らませ
操帆具を軋ませる風の音に聞き入る。それはよく知って
いる音だ。ブーカンの大木のなかを吹き抜ける風の音だ
から。湧き上がってはサトウキビ畑まで広がってくる海
のざわめきだ。けれども、こんなふうにI人っきりで、
何の障害物もなしに、まったく自由にこれをきくのはは
じめてだ。
 風に膨らんだ帆は美しい。ゼータ号は風上に向かって
進んでいく。白い帆布はぱたぱたと音を立てながら、上
から下へ波打っている。前部には、海鳥の翼のように先
細の三枚のジブがあり、それらが船を水平線のほうへと
導いていくようだ。ときおり西風が急に向きを変えると、
帆布が大砲の砲撃のように鳴り響きながら激しくめくれ、
ふたたびぴんと張る。海の音はどれもぼくを酔わせる。
光は目をくらませる。とりわけ海の青、この深くて暗い、
力強くきらきら光る青がある。風は渦を巻いてぼくを酔
わせる。波が舶先を包むとき、しぶきの塩辛い昧がする。

294
黄金探索者
1910年ロドリゲス島へ、
295


473 1922年ナヴア、マナ
 ぼくたちはマナナヴアで、世の中の動きとは関わりなしに、幸福の日々を夢見ながら過ごした。ただ樹木や漿果や草や、赤い断崖からはとばしり出る泉の水だけにかかずらって、野蛮人のような生活をした。ノワール川の入江でザリガニを獲り、河口近くの平たい石の下では小エビやカニを獲った。年老いたクックの大将がしてくれた話、小エビを尻尾で掬い取るという猿のザコの話を思い出す。
 ここでは万事が単純だ。明け方、まだ夜露に震えている森に分け入り、赤いグァバやオウトウやマダガスカループラムや牛の心臓を摘み、ブレッドーソンジュや野生のハヤトウリやマルソーヌを拾う。偉大なサカラヴーの時代、またサンゴールの時代に山の民が暮らしたぼくたちは住んでいる。「ほら見て!畑の跡よ。豚や子ヤギや雌鳥を飼っていたんだわ。ソラマメやレンズマメ、ヤマノイモやトウモロコシを植えていたんだわ」ウーマは崩れ落ちた石塀を指さす。それは藪に覆われた瓦裸の山である。溶岩の崖のすぐ横に、茨の茂みに隠れた洞穴の入口がある。ウーマが芳香を発する花を摘んでくる。そしてそれを自分の豊かな髪の、耳のうしろのあたりに差す。「カシの花よ」
 滑らかな顔を縁取る黒髪を垂らし、洗って色槌せ継ぎを当てたガニーを身にまとった今ほど、ウーマが美しく見えたことはない。
 もう黄金のことなどほとんど頭に浮かばない。手に入れたいとも思わない。砂金を洗う鉢を水源近くの川のほとりに置いたまま、ウーマに付いて森を駆け回っている。手に入れたいとも思わない。砂金を洗う鉢を水源近くの川のほとりに置いたまま、ウーマに付いて森を駆け回っている。着ているものは枝に引っかかって裂け、髪も鴛もロビンソンのようにぽうぼうだ。ヴァコアの小枝でウーマが帽子を編んでくれた。この出で立ちではだれにもぼくだとわからないだろう。
 何度かノワール川の河口に降りたが、ガニーの女たちが反乱を起こしたというので、ウーマは人々を恐れている。それでも、明け方にタマランの河口まで行き、黒い砂の上を歩いた。その時間にはまだすべてが霧に包まれており、吹く風は冷たい。ヴァコアの茂みになかば隠れるようにして、高波がしぶきを散らしている荒れた海を眺める。世界にこれほど美しいものはない。

 ときおりウーマは、「櫓」の方角や製塩所のほうへ魚を獲りに行って、弟に会う。晩には魚をもって帰り、水源近くの隠れ家でぼくたちはそれを焼いて食べる。
 毎夕、海に日が沈む時刻に、熱帯鳥の到来を岩場でじっと待つ。まだ光に満ちた空のとても高いところを、星のようにゆっくりと舞いながら鳥たちはやって来る。マカベ山のほうの断崖の頂きに巣を作ったのだ。鳥たちはとても美しく、とても白く、海の風に乗って長いこと空を舞うので、空腹も疲労も明日の不安も忘れてしまう。あの鳥たちは永遠の命をもっているのではないか。ウーマによれば、あれは神を讃える歌を歌う二羽の鳥ということだ。毎日、日暮れ時になると、ぽくたちは熱帯鳥を待ち受ける。その姿を見ると幸福な気分になるからだ。
 しかし夜になると、どこか不安な感じになる。くすんだ赤銅色のウーマの美しい顔は、ぼくたちの周囲には何一つ現実的なものはないとでもいうように、空ろな表情を見せる。何度も小声で、「私はいつかよそへ行く……」と言う。「どこへ?」しかしウーマはそれ以上何も言わない。

 季節がめぐった。夏が一つ、そして冬が一つ。ずいぶん長い自分たち人間以外の人間に会っていない。以前のフオレストーサイドやポートールイスがどんな様子であったのかも忘れてしまった。マナナヴアは広大だ。外の世界にぼくをつなぎ止めているのはロール一人である。ロールの話をするとウーマは、「親しくなりたいわ」と言う。しかしすぐ続けて、「無理な話ね」と言う。ぼくはロールのことを話す。貧しい女たちのため、サトウキビ畑に釘付けにされている女たちのために、ロールがキュルピープやフロレアルの金持ちの家に金を恵んでもらいに行ったときのことを。死に瀕したインド人の老女たちのために屍衣を作ってやるために、立派な屋敷にぼろ切れをもらいに行ったときのことを。ウーマは言う。「あなたはロールといっしょに戻らなければならないわ」その澄んだ声にぽくの心は乱れ、辛くなる。
 寒くて澄み切った夜だ。ロドリゲス島のイギリス湾の砂に寝ころんで、いっしょに満天の星を眺めたときのような冬の夜だ。
 何もかも静まり返り、止まってしまった。地上の時間は宇宙の時間だ。ヴァコアの絨毯のうえに横になり、ウーマといっしょに車隊の毛布にくるまって、ぼくは星を眺めているノ曲‥の今にはオリオン星座。そしてアルゴ船の帆にぴったりと寄り添うようにおおいぬ座、そのなかで夜の太陽、シリウスが光っている。ぽくは星の話をするのが好きで(しかも我慢したりしない)、星の小道を歩きながら父に向かって星の名を唱えていたときのように、大きな声でいろんな名前を言ってみる。
 「アルクトゥルス、デネボラ、ペラトリックス、ベテルギウス、アコマール、アンタレス、シヤウラ、アルタイル、アンドロメダ、フォマルハウト……」
 突然、頭上の天空を、流星が雨のように降る。いたるところで夜の闇のなかに光の筋が走る。やがて消える。
ごく一瞬しか光らないものもあれば、その輝きが網膜に焼き付くほど長く光るものもある。よく見えるように立ち上がり、仰向けになるほど頭をうしろに倒し、まばゆい思いで眺める。ウーマの体が自分にぴったりと寄り添って震えているのがわかる。暖めてやろうとするが、ぼくの体を突き放す。顔に触れると、涙を流している。と、森のほうへ駆けて行き、空一面の火の筋を見なくてすむように木陰に隠れる。そばに行くと、怒りと疲労のこもったしわがれ声で話す。またきっと不幸なことが、戦争が起こるに違いない、と言う。母親の死のこと、どこに行っても追い出される山の民、今またよそに移らなければならない山の民のことを話す。ぽくはなだめようとする。「たかが隕石じゃないか」と言ってやりたい。しかし口にできない。それに、ほんとうに隕石にすぎないのだろうか?

 凍てついた空を音もなく尾を引きながら流れていく星たちを、葉むらごしに眺める。もしかしたらふたたび戦争が起こるかもしれない。空かまた爆弾と火事の炎で輝くことになるかもしれない。
 ぼくたちは、運命の兆候を見ずにすむ木陰で、長い時間ぴったりと身を寄せ合っている。やがて空はふたたび静かになり、また星が輝きはじめる。ウーマは岩場に戻りたがらない。毛布を掛けてやり、ぼくは無用な夜警のように、そばに座ったまま寝入ってしまう。
 ウーマは行ってしまった。夜露の垂れている木の枝の庇の下には茣蓙代わりのヴァコアしか残っておらず、ウーマが寝た跡もすでに消えている。戻ってくると思いたい。思案しなくてすむように、小川のほとりまで行って洗い鉢を使って砂を洗う。まわりを蚊が飛んでいる。ムクドリが空を舞い、皮肉まじりの嗚き声で互いを呼び合つている。ときどき、僻蒼とした森のなかに、茂みを飛び越える若い女の影が見えたような気がする。しかしそれは、ぼくが近づいたために逃げ出したただの猿だ。
 泳いだI赤いグァバを取りに行ったりした水源の近くで、毎日ウーマを待つ。草笛を吹きながら待つ。そんなふうに合図し合うことにしていたからだ。昔ドゥニを待っていた午後のことを思い出す。高く茂った雑草のなかに、「ヴィニ、ヴィニ、ヴィニ……」と繰り返す奇妙な虫の音にも似た合図が聞こえたものだ。

 しかしここではだれも答えない。夜が到来し、谷間を覆う。周囲の山々だけが闇の上に浮かんでいる。フリースープエール山、マカベ山、そして遠くには、金属のような光沢の海を前にしてルヌ山。上げ潮とともに風が吹いてくる。峡谷に風がヒユーヒユー鳴り響くときにクックが口にしていたことを思い出す。「しっ!サカラヴーがうめいているぞ! 白人たちに山の上から突き落とされたからだ。あれは偉大なるサカラヴーの声だ!」
消えていく光に目を凝らして、ぽくはうめき声をじっと聞いている。背後の断崖の赤い岩はいぜんとして燃えるように熱く、その下に広がる谷には煙がもくもくと湧いている。森のなかから今にもウーマの足音が聞こえてきそうな、その体臭が匂ってきそうな感じが、始終している。


 イギリス軍兵士がノワール川の難民収容所を取り囲んだ。数日来、だれも出入りできないように、収容所の周囲は有刺鉄線で取り囲まれてしまった。なかにいるロドリゲス島出身者、コモロ人、ディエゴースアレスやアガレガの出身者、インドやパキスタンのクーリーといった人々は、審査を受けるのを待っている。正式な書類をもっていない者は自分の国へ、島へ、帰らなければならなくなるだろう。収容所に入ってウーマを探し出そうとしたとき、一人のイギリス軍兵士からそう教えられる。兵士の背後に建ち並ぶ仮小屋の間には、埃の舞う日溜まりで遊ぶ子供たちの姿が見える。サトウキビ畑を焼かせ、怒りを燃え立たせ、人々を熱狂させるのは、貧困である。

 ウーマに会えるのではないかと、長いこと収容所の前で待つ。日が暮れてもマナナヅアに戻ろうとは思わない。その夜寝たのは、ブーカンの昔のわが家の廃墟のシャルクの木、あの善悪の木の陰である。寝入る前には雨谷で鳴くヒキガエルの声が聞こえた。月が現れるとともに海風が吹きはじめ、草原が波立つ。

 明け方、一人の監督とともに男たちがやって来た。ぼくを捕まえにきたとしたらまずいので、木の下に身を隠した。だが男たちが探しているのはぼくではなかった。木の切り株や大きな石を掘り起こす「死体」と呼ばれる鉄製の重い挺子をもっている。つるはしゃ斧ももっている。彼らとともにガニー姿の女たちのグループが、頭に鍬を載せてやって来た。馬に乗った二人の男が彼らに付き添っている。白人たちは、その指揮ぶりからだれだかわかる。一人は従兄のフェルディナンで、もう一人は私の知らないイギリス人、たぶん農地監察官なのだろう。
木陰の隠れ家から男たちの言葉は聞こえないが、何をしに来たかは容易にわかる。かつてのわが家の屋敷のうち最後まで残っていたわずかばかりの土地を開墾して、サトウキビ畑にしようというのだ。ぼくは何の感慨もなくその様子を眺めている。ここを追い出され、家具や行李を積んだ馬車に乗ってまっすぐな街道の土煙のなかをゆっくりと進んで行ったときに、皆がひしひしと感じていた絶望が思い出される。リュドヴイク伯父のことを、「あんな人なんか死んでしまえばいいのよ!」と何度も言っていたロールの声のなかに震えていた怒りが思い出れる。それを聞くマムも、もう諌めたりしなかった。
今思えば、ああしたことのすべてが、別の人生のなかで起こったことのようだ。馬に乗った二人の男は立ち去った。地面に打ち込まれるつるはしの音や岩を動かす挺子の軋み、それにまた、黒人たちが働きながら歌うスローでもの悲しい歌が、木々の葉むらに遮られて弱まってではあるが、ぼくの隠れている場所にも聞こえてくる。
 太陽が真上に昇るころい空腹を感じて森にグァバや奴隷のナッツを探しに行く。収容所の牢獄のなかにいるウーマのことを思うと、胸が締めつけられる。そこで弟と合流することをウーマは選んだのだ。ノワール川の収容所から立ちのぼる煙が丘の上から見える。
 ポートールイスに向かうトラックの列が立てる土煙が街道に見えたのは、夕方だった。最後のトラックが通りすぎるときに街道に出たが、暑苦しさのために半開きになった幌の下に、陰影で疲れ切った、埃まみれの顔がいくつも見える。皆、連れられて行くのだ、ウーマも連れられて行くのだ、どこか知らないけれども、とにかくよそへ。もう水や米や仕事を欲しがることのないように、白人の畑に火を放ったりしないように、船倉に入れられ、自分たちの国へ連れ戻されるのだ。土煙で何も見えない街道をぼくはひとしきり駆けた。しかし息が切れ、脇腹が痛くなって、立ち止まる。周りでは、大人や子供がふしぎそうにこちらを見ている。

 長いこと川岸をぶらつく。頭上には、海辺に立つ見張り台のような、切り立った岩の「櫓」がそびえている。藪を突っ切ってエトワールまで登って行く途中、三十年前にわが家を倒壊させた大きなサイクロンが迫ってくるのを眺めたまさにその場所を通りかかる。後方の水平線からは雲や煙が湧き出て、稲妻と雨をはらんだ雲がたなびいている。あの風の唸りを、迫りくるあの大災害の音を、まさに今聞いている気がする。

 どんなふうにしてポートールイスに着いたのだろう?
日差しのなか、軍用トラックの通った跡をへとへとになるまで歩いた。荷車からこぼれ落ちたサトウキビ、インド人の女が住む小屋でもらったわずかばかりのライスやお碗一杯のキールなど、道端で見つかるものを食べた。集落を避けたのは、子供たちにからかわれるのが嫌だし、いぜん放火犯を追跡中の警察を恐れたからだ。池の水を飲んでは、辿端の藪のなかやサーブル岬の砂丘に隠れて寝た。夜になると、まだウーマといっしょにいるかのように、海で泳いで火照る体を冷やした。波に揺られながらとてもゆっくりと泳いだ。眠っているような感じだった。そのあと体に砂を振りかけて、それが風で乾いていくつもの筋になって落ちるのを待った。
 港に着くと、すでにロドリゲスやコモロやアガレガの人々の乗り込んだ船が見えた。アブドールニフソール所有の真新しい大きな船で、ユニオンーラーディーグ号という名前だ。錨地のかなり遠くのほうに浮かんでいて、だれも近づくことはできない。イギリス人兵士が税関の建物と保税倉庫を警備している。経理局の木の下で浮浪者や酔っぱらった水夫に混じって、一晩中待った。朝の灰色の光で目が覚めた。波止場にはもうだれもいなかった。兵士たちはトラックでフォートージョージに戻ってしまっていた。日がゆっくりと昇っても、まるで休日のように波止場はがらんとしたままだった。ユニオンーラ・ティーク号は錨を上げ、煙を噴きながら静かな海を航行しはじめた。マストの周囲を海鳥が舞っている。まず西に方向を取り、小さな点になるまで遠ざかってから旋回して、水平線の向こう、北の方角に姿を消した。

 またもぼくが戻って行くのはマナナヴア、この世で最も神秘的な場所だ。今も覚えているが、ぽくはかつて夜が生まれるのはここだと思っていた。そのあと夜は、川伝いに海まで流れて行くのだと思っていた。

 濡れた森のなかを、せせらぎに沿ってゆっくりと歩く。
どこに行っても自分の周囲に、ウーマがいるように感じる。黒檀の木陰では、葉むらの匂いにウーマの体臭が混じっているような気がする。風のなかにウーマの足音が聞こえるように思える。
 水源のそばにじっとしている。小石の上を流れる水の音が聞こえる。梢が風にそよいできらめく。雲の切れ目からまぶしい空か、澄んだ光が見える。ここで何を期待することができるだろう? マナナヴアは死の場所だ、だからこそ人々は足を踏み入れようとはしないのだ。ここは、今ではただの亡霊となったサカラヴーと黒人の脱走奴隷たちの領分だ。
 ぼくは急いで、この世における自分の形跡に他ならない身の回り品、カーキ色の毛布や、兵隊用の背嚢や、鉢、濾過器、王水の瓶といった砂金採集者の小道具を掻き集める。ウーマが教えてくれたように、自分の体の跡や火の跡を細心に消して、ゴミは地中に埋める。
 西の方角の風景が輝いている。遠くのほう、テールールージュ山の向こうに、ブーカンの谷が黒い斑点のように見える。土地が開墾されて焼かれている。猟場を突き抜けてトロワーマメル山まで上っていく道を思い出す。
サトウキビのなかを貫いてケーンズーカントンに通じる土の街道を思い出す。もしかしたらロールがぼくを待っているかもしれない。’あるいは待っていないかもしれない。ぼくが到着したら、別れたのがつい昨日のことのように、ロールには時間など存在しないように、またもや何か皮肉でおかしな文句を言ってみせるだろう。
 日暮れになってノワール川の河口に着く。水は黒く滑らかで、風はまったくない。水平線近くを何般かのカヌーが、風向きを知るのに舵柄に三角帆を付けて滑っていく。海鳥が南からも北からもやって来て、不安そうな鳴き声を立てながら水面すれすれのところですれ違っている。まだ残っていた財宝関係の書類、地図だの、素描だの、ここモーリシャスやロドリゲス島で書いたメモ帳などを、背嚢から取り出して浜辺で焼く。砂に寄せる波が灰を運び去る。今、ぽくには、イギリス湾の雨谷の隠し場から財宝を取り出した「海賊」が、まさに今の自分と同じことをしたのだとわかる。つまり何もかも破壊して、海に投げ捨てたのだ。こうしてある日、殺戮と武勲を重ねたあと彼はかつての場所に戻ってきて、自分の創造したものを破壊した、ついに自由を得るために。
 暗い浜辺を「櫓」に向かって歩く。もうぼくには何もない。
 「櫓」の手前のエトワールの丘に、夜を過ごす場所を定めた。右手には、すでに闇に包まれたブーカンの谷が見える。その少し向こうには、煙を吐いているイエメンの「煙突」が見える。人夫たちはすでにわが家の屋敷があった土地を掃除し終えただろうか? たぶん大きなシャルクの木も斧で倒してしまっただろう、ぼくたちのあの善悪の木も。だとすると、地上にはもうぼくたちの痕跡は何も残っていないはずだ、ただ一つの目印も、もケ存在しないのだ。

 マムのことを思う。今もマムがどこかに、雲のような蚊帳の下に置かれた銅製の大きなベッドに、ただ一人で眠っているような気がする。できればマムと、永遠に続くあれこれのものについて話したい コバルトーブルーの屋根をして、蜃気楼のように壊れやすく透明なわが家のこと、鳥がたくさんいる夕暮れの庭、雨谷、それにマナナヴアの人口に立っている善悪の木のことも。
 またもぼくは、大きなサイクロンが迫ってくるのを眺めた場所に来ている。それは、ぽくたちがあの家から追い出され、新たに生まれ変わろうとするかのように世の中に放り出された、ぽくが八歳のころのことだった。エトワールの丘の上で、ぼくは自分のなかで海の音が高まるのを感じている。ぼくがせっかく財宝の代わりに見つけたのに、自分の島に帰ってしまった「百合の花ナダ」のことをロールに話してやりたい。人が自由でいられる広大な海をピラミッドのてっぺんから眺めていたときのように、ぽくの旅の話を聞いてロールが目を輝かせるところを見てみたい。

 ぼくの船を選びに港に行こう。ぽくの船はこんな船だ!ほっそりと軽やかな船体をして、大きな翼をもつグンカンドリに似ている。その名はアルゴだ。夕暮れの黒い海を、鳥たちに囲まれてゆっくりと沖に向かっていく。まもなく夜になり、星の下を、空に描かれたみずからの運命に導かれて航行していく。ぼくは船尾の甲板のトよy風に吹かれながら、触左に当たる波や帆に吹きっけ


るすさまじい風の音に耳を澄ましている。舵手はだれに聞かせるわけでもない、あの単調で果てしのない歌を口ずさんでいる。船倉でダイスの勝負をしている水夫たちの声が聞こえる。海の上にいるのはぼくたちだけだ。命あるものはぼくたちしかいない。そのときウーマがふたたびぼくとともにいて、その体臭や息が感じられ、心臓の鼓動が聞こえる。ぽくたちはいっしょにどこまで行くのだろう!!アガレガか、アルダブラか、フアンーデーノヴアか? もしかすると、禁を破って、ブラドメール船長と彼の舵手が安らぎの場を見出したサンーブランドンまで行くのだろうか? 世界の向こう側にあって、空に現れる前兆も、人間たちの引き起こす戦争も、もう恐れたりせずにすむ場所まで?
 今は夜だ。ぼくは押し寄せてくる海の激しいとどろきを、体の隅々まで沁み渡るように聞いている。


480黄金探索者


『黄金探索者』解説 中地義和
 ル・クレジオ(名はシャンHマリーギュスターヴ、一九四〇年生まれ)は、一九五〇年代に隆盛を極めたいわゆる「ヌーヴォー・ロマン」がいぜんフランス小説の表舞台を占めていた六三年、「調書」をもって文壇に登場し、フランスの主要な文学賞のひとつ、ルノドー賞を受賞するとともに、ゴンクール賞を一票差で逃したことで話題を集めた。以来四十五年になる。その間、最新作『空腹のリトルネロ』(仮題、二〇〇八年)にいたるまで、長篇小説十七作、短篇集五冊、インディオ神話の翻訳・研究、エッセイ集、旅行記、対談集、そしてカンヌ映画祭第六十回を記念して刊行された映画論集『シネマ逍遥』(仮題、二〇〇七年)と、ほぼ毎年一冊のペースで、それぞれに充実した五十冊近い本を書いた。                       ‘
 二〇〇八年のノーベル文学賞をルークレジオに授与することを告知するスウェーデンーアカデミーーのコミュニケには、「断絶の作家」ecrivain dq。la rupture(英語版では「新たな出発の作家」auth orofnew departures)といういくぶん不分明な表現が含まれていた。これは、作家自身が従来の自分と断絶しながら一度ならず変貌を遂げることを意味するのか、それとも、一連の脱皮を遂げて成長していく人物たちを描く作家という意味なのか、あるいはその両義を掛けているのか……ゝ」の種のキャッチフレーズに付き物のあいまいさは払拭しがたいが、これらの表現は少なくとも表層的には、半世紀近く
にわたる作家の軌跡の一面を衝いている

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 断絶の作家?
 デビュー後十年余、一九七〇年代半ばまでのルークレジオの小説の多くは、現代都市の周辺に逼塞して、物質文明が及ぼす暴力におののき、無力を承知でそれに呪誼を投げかける青年の日常を、プロットや劇的展開に背を向けた単調で執拗な叙述に託して描く反小説であった(「調書」「発熱」)。さもなければ、空想や幻覚を通して、広大な時間と空間を主人公に踏破させながら、そのようなものをわざわざ書く必要があるのかと自問する小説、小説そのものを考える小説であった(「逃亡の書」)。これらは初期のル・クレジオを、同時代のヌーヴォー・’ロマンの作家たちに近づける特質である。その反面、これらの作品は、作家の分身と思われる人物を規定する実存的不安や鮮明な文明批判により、また、作者自身が後年「悪ふざけ」と形容したいかにも若者らしい挑発により、ヌーヅオー・ロマンとは明確な一線を画してもいた。
 作家ルークレジオの最初の大きな「断絶」ないし「新たな出発」は、インディオ世界の発見を挟んで、七〇年代後半に訪れる。それは、短篇小説集『海を見たことがなかった少年』と、ジャンルを越えた詩的散文集『地上の見知らぬ少年』が示すところだ。そこでは、物質文明への反抗や呪誼は影を潜め、世界そのものが無垢で手つかずの自然と化し、五感と想像力を全開してそうした世界と苦もなく融和する子供の感性に、作家は自らの憧憬を投影していた。
 しかし、そのような葛藤のない、いわばルソー風の自然のなかにいつまでも安住することは叶わない。ルークレジオの全作品のなかでもひとつの頂点をなす『砂漠』(八〇年)が、第二の大きな「断絶」ないし「出発」を画する。二十世紀初頭、フランスによる植民地化に粘り強い抵抗を続けた末に滅亡するサハラ砂漠の民の物語である。これを着想させたのは、良くアフリカに暮らした父親の存在であり、幼時から親しんだシヤルルードーフーコーの旅行記やテオドールーモノ、ミシェルーレリスらの著作から受けた触発であり、また、フランス保護領の時期のモロッコに自ら赴いた五三年の旅の経験である。この堂々たる長篇小説をもって、ルークレジオのフィクションは歴史的次元を獲得する。
しかも、一方では歴史の枠組に溶かし込まれた宗教的夢想が、他方ではベルベル人の滅亡の歴史と彼らの末裔である現代の少女ララの遍歴をパラレルに進行させる物語構成が、従来の作品にはなかった時空の広がりと視線の深さをこれに付与する。そこには、七〇年代後半の透明な作品からは排除されていた荒々しい葛藤や突き刺すような痛みが回帰している。ただし、砂漠の民やララの眼を通して西欧文明に向けられる批判は、初期作品の主人公がそれにじかに投げつけていた呪誼よりもはるかに抑制されて、しかも揺るぎない。砂漠の民は物質文明に依拠せず、それゆえ西欧の武力にかかっては滅ぶしかないのだが、この小説はそのような彼らのあくまでも敬虔で高貴な精神を称える。
 砂漠の民の物語はまた、作家の妻ジェミアの父祖の物語でもある。その意味で、『砂漠』は、後続の一連の自伝的作品の、いや以後のルークレジオの作品全般に共通する広義の自伝からの発想の、重要な契機となったと考えられる。
 このように、四十五年にわたるルークレジオの創作の前期においてすでにふたつの大きな転換点を認めることができるのだが、これらの「新たな出発」は、はたして「断絶」なのか。むしろ表層の断絶の裏に一貫した太い流れが存在すると考えられないか。なぜなら、初期作品に繰り返し登場するマージナルな青年も、七〇年代後半の作品に頻鴇する「子供」も、『砂漠』の少女ララや抗戦する部族の少年ヌールも、ともに作家の実存感覚や願望を託された分身であるからだ。彼らは、合理主義とテクノロジーを奉じる西欧文明の周縁に位置して、これに異議申し立てを行ない、それが排除した価値を体現する存在である。ルークレジオにあって西欧中心主義を相対化する姿勢を最も顕著に示すのは、『悪魔祓い』から、『マヤ神話』や『チチメカ神話』の翻訳・研究を経て、『メキシコの夢』や『歌の祭り』にいたる、中米インディオ世界への一貫した関心である。しかしそれは、作家と一文明との間に特別な親和力が働いたというにとどまるものではない。八〇年代半ば以降の小説の多くが非西欧、それも旧植民地を舞台とし、フランスや西欧を外部から捉える視線に根ざしているのを見れば、西欧内部からの文明批判も、インディオへの関心も、旧植民地から西欧を捉える視線もそっくりそこに包含されるような、ある根源的な希求がこの作家を動かしているに違いない。ただしその内実は、作家自身にも最初から自明ではない。それは作風の変容を通じて、自分を裸形にしていくようなエクリチュールの追求を通じて、しだいに形をなすものだ。

 小説の背景
 『砂漠』の五年後に刊行された本書『黄金探索者』は、小説への歴史の取り込みという前作での試みの変奏といえる。ただし、ここで問題となるのは、二民族や一部族の歴史ではなく、作家自身と父祖の個人的記憶である。「黄金探索者の小説-私かかつて書きたい気持ちを抱いた唯一の自伝的物語」―小説執筆の時期の張りつめた意欲を、作者はそう表現している。それから四半世紀近くの時間が流れ、われわれは今日、『黄金探索者』がル・クレジオの唯一の自伝的物語ではなく、一連の自伝的物語の口火を切る作品であったことを知っている。幼時の記憶を掘り起こし、先祖の過去に分け入りながら、自分を超えるものに自分を結びなおす企ては、『黄金探索者』。の続篇である二作-『隔離』(九五年、未訳)と「回帰」(○三年)-のみならず、これ以後のル・クレジオの作品の多くに共通するテーマとなる。そのような作品群の起点に位置する『黄金探索者』はいかに構想されたのか。
 ほぼ二十年にわたって書き継がれた『黄金探索者』『隔離』『回帰』の三作は、ともにインド洋上のマスカレーニユ諸島(レユニオン、モーリシャス、ロドリゲスの三島)を物語の舞台として、ル・クレジオにおける[モーリシャス小説群]あるいは「一族の叙事詩」を形成する。作家の先祖フランツワ=アレクシール・クレジオは、十八世紀末に当時「フランス島」と呼ばれていたモーリシャス島に移住し、作家ルークレジオはその六世代目にあたる。フランス島は一八一四年にイギリス領となり、住民はイギリス国籍を取得するか島を去るかの選択を余儀なくされる。作家の先祖は大英帝国民になることを選んだ。一家は島で繁栄し、十九世紀半ばに広大な屋敷「ウーレカ」を所有するが、二十世紀初頭に反目ないし破産による一族の分裂が起こり、作家の直接の先祖は、生まれてこのかた慣れ親しんできた家を去ることを余儀なくされる。モーリシャスで裁判官職にあった祖父の代のことである。
その息子でやがて作家の父になるラウルは、イギリスで熱帯医学を修め、英領ギアナで数年医師として働いたあと、大英帝国派遣の医師としてアフリカ大陸中西部のニジェール川流域に赴き、定年を迎えるまでそこで地域医療に従事する。作家のおじの一人はトリニダードートバゴに、別のおじはギアナに移り住み、おばの一人は南アフリカに移住するという具合に、一族は文字どおり世界中に四散した。島に残った者も貧窮に甘んじることを免れなかった。一族の屋敷からの追放の仔細については、相互に矛盾を呈する情報が錯綜して、作家自身にも真実の一割程度しかわからないという。作家の両親は従兄妹同士であるが、父親がイギリス国籍、母親はフランス国籍である。作家自身は英仏両国籍を有していたが、一九六八年にモーリシャスが英連邦王国の一員として独立したのちは(九二年にはモーリシャス共和国となった)、フランスとモーリシャスの両国籍をもつ。
 南仏ニースに生まれたルークレジオは、父親が不在の家庭で、一歳半年上の兄とともに、母親と祖母の手で自由奔放に育てられる。しかし父親が五十歳の定年を迎えて帰国すると、環境は一変する。生活万般にわたってモーリシャス風が取り入れられ、茄でたかぼちゃの葉やハヤトウリやフダンソウをおかずにして摂る米が主食で、他の子供たちが日ごろ食べているフライトポテト付きのステーキが食卓に載ることなどない。家に冷蔵庫がないのでアイスクリームを□にすることもない。果ては、クリスマスは異教徒の祭りだから祝ってはならないとされる。幼いルークレジオを苛んだのは、オリジンの問題というよりは自身の「奇異さ」の問題、自分の場所にいながら「異分子」のように感じてし
まう自己意識であった。家庭内に遍在しながら自分がそこから切り離されている「モーリス(モーリジャズ)」は、彼のうちに深刻な分断を生んだ。また、父のアフリカ赴任中、その不在が寂しさを募らせることはなかったが、どこか定かではないけれどもたしかに存在する「ニジェール(ナイジェリア)」の名は、遠い場所への夢想を掻き立てた。
 このような来歴と家庭環境が、自分のルーツや世界の輪郭をめぐる少年ル・クレジオの関心と想像力を養い、強く方向づけたことは容易に推測できる。それらは、作家自身がしばしば言及する生々しい戦争の記憶や読書体験(旅行記、冒険小説、『会話辞典』全十五巻の読破)にもまして、彼の形成に決定的な力を及ぼしているはずだ。地中海に面した都会ニースに生まれ育ったル・クレジオは、仰々しい記念建造物が少なく、なかば村のようにのどかな一面を残すこの町に、幼少時から抱いてきた愛着を表明することをためらわない。しかし彼の根底には、自分が元来いるべき場所から切り離されているという感覚が根を張り、その疎外感と向き合うことが小説家としての出発点となった。ただし、それは初期作品では、ニースの町のもうひとつの側面卜海岸沿いに植わる榔子の木や、芝居の書割めいたロココ風の建物や、薔薇色の正面をもつ薄っぺらな建物を誇示するリゾート都市の側面-―が掻き立てる閉塞感と、それへの激しい反発という形でしか表現されなかった。「私は自分を閉じ込めているサルトル的な地獄と向き合っていました。【……】奇妙な思いを抱いていました、この世界に根っから属しているわけではない、ここではよそ者として苦痛を味わうしかないという思いです」

『ロドリゲス島への旅』と『黄金探索者』-一体化幻想の二つの次元
四十代を迎えた作家は、内なる分断を修復する手立てとして、もはや周囲の世界に挑発的な呪誼を浴びせる道は採らず、はるかに地味な、しかし腰の据わった手段を選ぶ。それは、自分の誕生以前に生きて自分の存在を規定している父祖の記憶に分け入り、彼らを動かしていた想念、感情、いやその息遣いまでも蘇らせながら、自分を彼らに結び直す企てである。それには、小説的想像力とフィクションの構築が何よりも有効であるという確信をもっていた。
 『黄金探索者』の主人公アレクシのモデルは、作家の父方の祖父レオンである(ただし人物名には、生前知る機会のあった母方の祖父の名が採用されている)。モーリシャス島の裁判官であったこの人物は、二十世紀初頭(一九〇二年)、五十歳を目前にして、未知の海賊が近隣の島に隠した財宝の探索という一風変わった冒険に乗り出す。探索は中断を挿んで三十年近く続くが、結局何も見つからず、レオンは「年齢による疲労のためというよりはむしろ気力を失って」探索の継続を断念する。小説刊行直後のインタヴューと、翌年に刊行された『ロドリゲス島への旅』で作家が語るように、このユニークな祖父は、作家が物心ついてこのかた、家族の伝説的存在になっていた。「本物の財宝が入った行李のような」祖父の遺品、財宝関連の書類が詰まった「鉛の古いアタッシェケース」を目にするたびに、孫は、祖父の途方もない夢が呼び起こす眩惑を味わった。

私の興味を引いたのは、祖父がその生涯を夢のなかで過ごしたということです。私も祖父といっしょに少しばかりその夢を見たかった。この小説はその夢の結果です。[……]私は自分のものではない過去とともに成長しました。しかしその過去は、強い喚起力によって、私のなかに深く根づいていました。[……]祖父がひとつの妄想のなかにすべてをなげうったのに対し、私は、夢見ることですべてを取り戻そうと試みています。

この数行は、作者が実存的次元でこの小説に賭けているものの諸相を、わずかな言葉で語り尽くしている。第一に、怪しげな文書を頼りに祖父が半生を費やした財宝探索が、一族の分裂で失った屋敷を取り戻す夢に根ざしていたこと。第二に、祖父を突き動かしていた情熱を生き直し同化する想像力が、小説『黄金探索者』を生む原動力となっていること。第三に、逆に『黄金探索者』を書くことは、作家にとって、祖父と一体化する、そして幼少時より抱えてきた異分子の意識や分断の感覚を克服する実存的契機であったこと。第四に、フィクション構築(小説執筆)を通じて祖父に一体化する試みが、広く父祖を虚無や忘却から救い出す意図に基づいていること。
 『砂漠』刊行の翌年の一九八一年にルークレジオは、『黄金探索者』の構想を携えてモーリシャスとロドリゲスを訪れる。モーリシャスにはこれより二十年前に一度来ており、これが父祖の土地への最初の訪問ではない。しかしこの二度目の訪問が、文学的企図と実存的希求という二重のの厳粛な旅であったことは、この旅の問に書き綴られた日付のない日記の体裁を採る『ロドリゲス島への旅』の熱烈な筆致が示すところである。
 ル・クレジオは、祖父が探索を行なったロドリゲス島のイギリス湾で、財宝関連文書をたえず参照しながら祖父の身ぶりを模倣する。祖父が探索の一瞬一瞬に味わった期待や失望を追体験しようとする。そうしながら、自身の心に去来する感情や想念を克明に記録する。原文で百三十ページほど、大きな活字を使った邦訳でも二百ページ余のこの小さな書物は、『黄金探索者』の最良の解説になっている。それはフィクションと作者の実存との関係(小説はいかにして構想されたか)を明かし、小説のかたわらで日記を書く必然性(なぜ作者は小説の人物を通して間接的に自己を表現することで満足せず、自らの声で語ることを望んだのか)を語る。そこにはたとえば次のような告白が読まれる。
 この現実は、それを書いてみよう(よりよく理解するために)という考えが浮かぶ以前から、一個の夢であった。見たい、触れたい、肉体を通して一体化したいという願望であった。私は確信するのだが、私の望んだことは、最初から、祖父の肉体のなかで生き直すこと、自分がその生きたひとかけらである彼になることであった。
 先はどのインタヅユーにもうかがえた、ほとんど身体的な一体化の願望が、パセティックの度を加えて表明されている。ロドリゲス島で味わう祖父との一体感は二度、三度と変奏されるが、なかでも驚くべきは、かつて祖父の探索を手伝ったころには十歳の少年であったフリッツーカステルという老人とのヴィーナス岬での対面の瞬間である。
いま思い出しているのは、ヴィーナス岬の頂でのフリッツーカステルとの最初の出会いである。不思議なことだが、彼がすぐ私か誰であるか見てとったことに、私は驚きさえしなかった。彼には、私がきっと戻ってくるはずだとわかっていたのではないだろうか。

 自分が祖父の化身=亡霊であるとフリッツは即座に見てとったし、そのフリッツの反応はごく当然に思われた、と作家は語っている。もちろんフリッツは、かつての「黄金探索者」の孫がはるばる訪ねてくることを予め知らされていただろうし、この遭遇じたいがひとつの演出の産物であることは容易に推察できる。フリッツの平然とした反応はおそらくはそのせいだ。しかし作家は、フリッツは祖父の生き返りを自分に見た、と解釈したがっている。一体化の希求は幻想の部分を増幅しながら、パセティックの色を強める。そして昂揚の極ともいえる一瞬には、祖父を超えて、祖父が一体化を図った海賊と一体化する幻想が語られる。

この鉱物的な風景のなかに、この風、この太陽、この光とともにあって、束の間私は、自分の探している人間その人であったのだ!・ もはや私ではなく、私の祖父でもなく、見知らぬ〈私掠船船長〉であったのだ。
 一方、小説『黄金探索者』において主人公が未知の海賊との一体感を味わう瞬間、「黄金」は明らかに変質している。財宝探しは、それを隠匿した海賊の気配を感じ、その男に近づく情熱にすり替わっている。
 地面に横になり、目を見開いて空の中心と気持ちを通い合わせているうちに、かつて感じた夜の自由をとうとう取り戻した。[……]すいぶん昔におそらくこの浜辺で眠ったであろう、見知らぬ「海賊」のことを思う。[……]その男が平和と安らぎを味わったのはここなのだ。星空を眺めているうちに目くるめくような感覚に囚われて、ぼくは時を超えた。未知の「海賊」はまさにゝる。彼はぽくのなかで息づいている。ぼくは彼のまなざしを通して空を眺めている。
「黄金」が物質性を剥ぎ取られ、海賊との一体感へと、ひいては世界との融和の感情へと横滑りしていく点が、この小説のひとつの鍵をなすが、こうした変質は、実存のレベルで、祖父が探索を行なった峡谷にはじめて降りたときに作家が覚えた衝撃的な直感に根ざしている。「はじめて峡谷のなかに入ったとき、自分の探しているのは黄金ではなく、ひとつの亡霊、何かひとつの思い出のようなもの、欲望のようなものであることがわかった」
 しかし、海賊の道しるべをひとつずつ解読しながら祖父が生きたのと同じ昂揚を生き直そうとする作家には同時に、自分を編している自覚もある。「だが私は、たえず自分が自分自身を馴していることにも気づいていた。この谷には何もないことに気づいていた。いまではそんなことは十分承知だ。
夢を共有することなどありえないのだから」こうして作家は、未知の海賊の秘密に肉薄しようとする祖父の企てと同じく、彼自身が試みる祖父との一体化も、失敗にしか行き着かないことを認める。しかし、たとえどちらも幻想にすぎないにせよ、祖父の「探索」の延長上に自分の「調査」が位置していると感じられるとき、祖父の妄想じみた夢をも、彼自身が幼少時から内に抱えてきた疎外感をもともに正当化してくれるような、ひとっの大きな流れを見出した実感を得る。
 思うに、祖父の財宝探索譚はすべて、この家を失ったことに端を発る。[……]この放遂のせいで祖父の家族は自己をつなぎ止める絆を失い、土地をもたぬ流浪の民となる。【……】〈ウーレカ〉の喪失はまた、この私にも関わっている。私が遠くで生まれ、自身の根から切り離され、あの疎外感のなか、自分はどこにも属していないという感情のなかで成長したのは、それによるのだから。こうして、かたや、世界の果てで新しい家庭を築くため、ブルターニュを離れ、二本マストの小帆船エスペランス号に乗って船出した私の遠い先祖フランソワの挑戦に対して、もう一方では、痛恨のこもる反響さながらに、家を放棄し子孫とともにふたたび流浪の道をたどる祖父の、拒絶の身ぶりが応じるのだ。


 叙事詩の変容-『黄金探索者』以後
 作家の実存のレベルで「黄金探索者」に賭けられているのは、途方もない夢に半生を費やした祖父をフィクションの人物として蘇らす作業を通して、たとえ否定的な運動であれ、持続し回帰する流浪の大きな流れに、つまり一族が意志的に選び取る運命に、参入することである。それは祖父の狂気じみた夢を忘却の闇から救い出すと同時に、自身が幼少時から抱えてきた帰属の喪失感を修復することを意味した。主人公アレクシは作家の祖父の像をそのままなぞっているわけではない。最も見やすい差異を挙げれば、作家の祖父が財宝探索を始めるのは五十歳近くになってからであるのに対し、はじめてロドリゲス島に出かけるアレクシはわずか十八歳という若さである。この年齢はむしろ作家の父ラウルが一族の屋敷〈ウーレカ〉を去った年齢に近く、アレクシの造形にはおそらく、祖父の像をベースに、やはり意志的な流誦を貫いた父親の像が重ねられているのだろう。
 そのアレクシの一人称語りには、作家のペンに乗り移った祖父の声と、祖父の□を借りて語る作家の声とが、憑依的ともいえるトーンのなかで溶け合っている。終始疼くような響きを伴うこの一人称語りは、数あるルークレジオの作品中で後にも先にも類のないものだ。ルークレジオは『黄金探索者』の続篇として、『隔離』(九五年)と『回帰』(○三年)を書く。ここではこれらの細部に立ち入った分析はできないので、『黄金探索者』との比較で際立つ語りの構造の変化に着目するにとどめよう。
『黄金探索者』が作家の父方の祖父レオンをモデルとするのに対し、『隔離』は、レオンとは双子の兄弟であった母方の祖父アレクシが、一八九一年、医師として身を立てているフランスからモーリシャスに一時帰国する船の上で遭遇した天然痘騒ぎと、それに伴う乗組一同の検疫隔離という実話に素材をとる。祖父アレクシをモデルとする人物ジャックには八歳年少の弟レオンかおり、小説の約七割を占める中心部は、隔離生活の模様をレオンの目から日記形式で描いている。これを両側から挟む形で、小説の冒頭と末尾のそれぞれ約五十ページは、ジャックを祖父に、レオンを大叔父にもち、自らもレオンと名乗る現代の話者(小説の一次的話者)の一人称語りになっている。この話者は、一九八〇年現在で作者ルークレジオと同じく四十歳であり、父祖の地モーリシャスに格別のこだわりをもち、名の共通性が暗示するように、謎を秘めた大叔父レオンに強く惹かれている。彼は作家の分身的存在で
あり、大叔父を一体化の対象として追い求める点で、『黄金探索者』における作者と祖父の関係を変奏しているのは間違いない。しかも『黄金探索者』のモデル(祖父)にも主人公にも謎の海賊という一体化の対象が存在したように、『隔離』の大叔父レオンにも(そしてジャックの妻シュザンヌら他の人物にも)、彼が生涯で二度だけ遭遇するランボーという憧憬の対象が存在する。
 このように一体化の欲求を軸とした人物配置の類似にもかかわらず、『黄金探索者』に比して『隔離』で際立つ特徴のひとつは、作者の分身が登場人物として小説内に位置している点である。現代の話者レオンは、大叔父レオンに惹かれ、彼を追い求めるのみならず、その牽引を小説のなかでコメントする。つまり『隔離』には、『黄金探索者』にとっての『ロドリゲス島への旅』のような、作者が肉声でモデルへの一体化の願望を表明する付随的テクストが存在しないかわりに、作家は小説の出発点にあった父祖への肉薄という自身の実存的動機づけそのものを小説化しているのである。いきおい、小説は『黄金探索者』に見られたような単旋律の抒情的語りから、ふたりのレオンの声が、二種の一人称が、交代し併存する対位法的語りへと踏み出す。
 この傾向は、『回帰』ではさらに推し進められる。『隔離』と同じく小説の冒頭と末尾には作者の分身と思しい人物が配されるが、もはや一人称で語ることを許されず、他の人物と同様に三人称で描かれる。これにより作者の抒情の直接的介入はさらに後退し、小説は、さまざまな時代の先祖や彼らを取り巻く人々の声が交差する多声的交響的な空間となる。一人称語りが許されるのは、フランス島に一族の新天地を拓いたフランソワ日アレクシをモデルとするシャン日ウードーマロが語る活喩法(死者や不在者、動植物や無生物に言葉を付与する修辞)に限られる。『回帰』にも、『ロドリゲス島への旅』に見られたような、先祖が子孫の肉体に宿ってもどってくるという考え方の表明があり、それが表題「回帰」のひとつの意味をなす。ただし。そうした観念はもはや小説を駆動させるパセティックな動機としては働かず、現代のレオンが子供のころに大叔母から教え込まれたモラルとして対象化されている(「忘れるんじゃない、お前はロジリスのマロだよ。私と同じさ。何もかも捨ててモーリシャスに住み着いたマロの子孫だ。お前も同じ血筋、お前はあのお方だ。[……]お前のなかにいるのはあのお方、お前のなかに、お前の人生に、お前の考えに宿ろうと戻ってきたのはあのお方だよ」)。


 ル・クレジオの「モーリシャス小説」三部作が描く軌跡は、一体化を志向するパセティックな抒情の相対化、小説世界への作者の分身の統合、小説の規模の拡張と語りの多声化による壮大な叙事詩への志向、といった点に要約できる。この軌跡は、フィクションの構築を通じて自分の内なる分断を修復し、自分を超えるものに自分を結び直すという作家の当初の実存的希求が創作を通じて満たされたことを物語っている。この軌跡はまた、作家と父祖の土地との現実的関係に生じた変化に対応すると思われる。一九八一年の取材旅行以後、作家は毎年のようにモーリシャス島を訪れ、幼少時にあれほど悩んだ帰属すべき場所からの疎隔は癒され、遅ればせにもこの土地に親しみ、根を下ろすということが実現しているからである。しかしこの修復、この治癒はまた、父祖の土地との想像的距離の廃棄にもつながり、文学的にはある種の危険を含んでいる。事実『回帰』は、ひとつの達成であるとともに、それ以上の展開がありえない飽和を示してもい・るからである。


 問いとしての文学
 いかなる作家も自分がよく知っている世界しか描きえないし、彼の創造する人物たちは皆、ある意味で彼の分身である。だが、ルークレジオの人物たちが、そうした一般論を超えて紛れもなく作家の分身と言えるのは、彼の一作一作が自己をめぐる、そして世界をめぐる問いをはらんでいるからだ。
逆に、世界への問いは、自分が身をもって生きた体験や考察を通じてしか提起されない。大上段に構えた抽象論ではなく、むしろ極私的な感覚や思索から出発する問いである。それは、以上に素描した「モーリシャス小説」に限らない。たとえば、八歳のころ、一歳半年上の兄とともに母親に連れられ、大英帝国から派遣された軍医であった父に会いにナイジェリアまで行った船旅とヽアフリカ0 大地で過ごした約一年の鮮烈な記憶に基づく、紛れもない自伝小説『オニチャ』(九一年)や、定年後生まれ故郷のモーリシャスではなくニースに戻り、かたくなな沈黙のなかで余生を送った父親の肖像を通して、植民地主義や戦争、またポストコロニアリズムをめぐる深い思索を抑制された筆致で綴った書『アフリカのひと』(○四年)についても、それは言える。


 ル・クレジオはノーベル賞授与式での記念講演を、スウェーデンの作家スティーグーダーゲルマンの表現を借用して「パラドックスの森」と題した。「人はなぜ書くか?」という問いから話を起こし、「ものを書くとは行動しないということだ。現実を前に困難を感じて、行動とは別の反応の仕方、別の意思疎通の方法を、距離を、思索の時間を選びとることだ」と言う。またこの講演中、「作家は腹
を空かしている人々のために書こうとするが、食べ物に満ち足りた人々だけがそんな作家の存在に気づく余裕をもつ」というダーゲルマンの語るパラドックスを一度ならず喚起する。
 今日の作家は、半世紀前の、文学が政治と容易に結託できた時代、偉大な文学者がまた社会の強力な導き手でもありえた時代からかけ離れている。文学の実効性を素朴に信じるオプティミズムはもはや通用しない。それどころか、自分の書くものが、伝達手段の氾濫のなかで、誰にも届かずに拡散し消えていく危険を身に沁みて感じている。ルークレジオとて例外ではない。彼が自作の受容や読者の反応には人一倍敏感であるのは、そうした危機感の裏返しである。それでも彼は、どれほど屈折した形であれ、文学の行く手に「人生を変える」(ランボー)期待を標榜せずにいられない。いや、変えることは容易でなくとも、変える願望を表明し、またそうした願望をもつ人間たちを描き出すことにこそ文学の使命があると考えているように見える。それはいわば、フィクションを通じて想像界の共同体とでも呼ぶべきものに訴えることである。
 ある時期からル・クレジオは、そのフィクションの構築は自分の記憶の最も切実な部分を辛抱強く掘り起こすことから始まると確信した。意志とは無関係に誕生前から自分に刻印されている分断を、先祖と自分を結ぶ紐帯に他ならぬ分断を、フィクションとして捉え直すことこそが、それを克服する道であり、同時に他者にも切実なものとして受け止めさせる条件だと考えるにいたった。「小説しか書かないのは、回想録が書けないからです」-ノーベル文学賞決定直後の会見でもらしたこの台詞は、なまの自分を語ることへの羞恥を隠しているが、それ以上に、虚構化されない告白というものへの嫌悪を表明している。初期作品から認められるこうしたフィクションへの根源的な志向は、西欧を非西欧の視線で相対化し、一篇の作品のうちに世界も歴史もすっぽり包みこんでしまうスケールの大きさを獲得するにいたった。『黄金探索者』はまさにその起点を画している。

r黄金探索者』解脱

長編『刺青殺人事件』高木 彬光(たかぎ あきみつ、1920年〈大正9年〉9月25日 - 1995年〈平成7年〉9月9日)

高木 彬光(たかぎ あきみつ、1920年〈大正9年〉9月25日 - 1995年〈平成7年〉9月9日)は、日本の推理作家。本名は高木 誠一(たかぎ せいいち)。津軽方言詩人・医師の高木恭造の甥に当たる。

来歴
青森県青森市生まれ。4代続いた医者の家系だった。幼少時に母親と死別。

旧制青森中学校(現:青森県立青森高等学校)から四修で第一高等学校理科乙類に入学。東京帝国大学理学部化学科の受験に失敗し、京都帝国大学薬学部に進んだが1年で中退、京都帝国大学工学部冶金学科卒。

非嫡出子として生まれ、一高入学の年に父親が亡くなり、家は破産して一家は離散し、親族からの援助で学業を続けた。その暗い生い立ちのせいもあってか、「出身地・青森」には生涯思い入れを見せなかった。

京大卒業後、中島飛行機に就職したが、太平洋戦争終結に伴い職を失う。1947年、骨相師の勧めにより小説家を志し、出来上がった長編『刺青殺人事件』が江戸川乱歩に認められて、翌1948年に出版の運びとなり、推理作家としてデビュー。

代表作に『能面殺人事件』(1950年、第3回探偵作家クラブ賞受賞)、『わが一高時代の犯罪』(1951年)、『人形はなぜ殺される』(1955年)、『成吉思汗の秘密』(1958年)、『白昼の死角』(1960年)、『破戒裁判』(1961年)などがある。主要な探偵は神津恭介。そのほか、百谷泉一郎弁護士・霧島三郎検事など、魅力的な探偵キャラクターの創造で知られる。推理小説だけでなく、時代小説・SF小説(架空戦記を含む)・少女向け小説も執筆している。

易、占いに通じていたことでも知られ、易に関する著作もある。また大学時代に学んだ冶金学の知識を生かし、秋田県で鉱山の発掘に熱中したこともあった。将棋も趣味であり、文壇名人戦の常連であった。

晩年は脳梗塞を幾度も発症し、その後遺症に苦しみ、闘病記『甦える』も執筆している。

エピソード
「謎の美人易者」として一世を風靡した黄小娥の大ファンであった。手相にも詳しく、1981年(昭和56年)には角川文庫より『手相占い』が出版された。
『成吉思汗の秘密』、『邪馬台国の秘密』および『古代天皇の秘密』は、いずれも神津恭介が入院中の退屈しのぎに歴史上の謎に挑むという長編小説であり、これらの作品は、ジョセフィン・テイの『時の娘』(1951年)に端を発した病院のベッドで動けない探偵が極めて限られた情報から推理する「ベッド・ディティクティヴ」という形式をとっている。
『成吉思汗の秘密』において、義経=ジンギスカン説とする論理の弱さや矛盾点を海音寺潮五郎に批判される。高木は表立った反論は行わず、作品を改訂した際に神津恭介が「ある歴史小説家」への回答を行うくだりを追加した。
坂口安吾の未完成の推理小説『復員殺人事件』を、安吾の死後『樹のごときもの歩く』と改題して書き継ぎ、1957年(昭和32年)12月から翌1958年(昭和33年)4月に『宝石』に連載して完結させた[1][2]。
山田風太郎、高木彬光、島田一男、香山滋、大坪砂男の五人で「探偵小説界の戦後派五人男」と呼ばれた。また、1950年、山田風太郎、島田一男、香山滋らと新人探偵作家の会「鬼クラブ」を結成して、同人誌『鬼』を刊行した[3]。
山田風太郎とは年齢・境遇が近かったこともあって親しく、高木がアイディアを出して山田が執筆した合作『悪霊の群』(『講談倶楽部』1952年5月特別号に掲載。のちに単行本。)がある。互いの死去時の葬儀委員長を約束していたが、高木の死去時に山田も大病を患っており、果たせなかった。
作品の参考にするため刑法・刑事訴訟法にはかなり通じており、丸正事件で被疑者以外の人物を真犯人として名指しし名誉毀損で訴えられた弁護士正木ひろしの特別弁護人を引き受けたこともある。
著書
ノンシリーズ
能面殺人事件 岩谷書店 1951年 のち春陽文庫、角川文庫、双葉文庫 - 高木の第二長編。第3回探偵作家クラブ長編賞受賞。白昼の死角と並ぶノンシリーズでの代表作。
復讐鬼 東京文芸社 1955年 『神秘の扉』 浪速書房 1960年 のち角川文庫
幽霊西へ行く 東方社 1955年 のち角川文庫 1986年
幽霊西へ行く
大鴉
公使館の幽霊
クレタ島の花嫁
第三の解答
ボルヂア家の毒薬 東方社 1956年 『猟奇の都』角川文庫
私の殺した男 和同出版社 1958年 のち角川文庫
白昼の死角 光文社 1960年(カッパ・ノベルス)のち角川文庫、光文社文庫 - 1979年に映画化、テレビドラマ化
展覧会の絵 東京文芸社 1962年
肌色の仮面 光文社 1962年(カッパ・ノベルス)のち角川文庫
占い推理帖 文藝春秋新社 1963年(ポケット文春)
羽衣の女 東京文芸社 1966年 のち角川文庫
脱獄死刑囚 桃源社 1966年(ポピュラー・ブックス)
犯罪の環 桃源社 1966年(ポピュラー・ブックス)
占い推理帖 人相篇 文藝春秋 1966年(ポケット文春)
青銅の顔の女 桃源社 1967年(ポピュラー・ブックス)
帝国の死角 上下 角川文庫 1978年
天皇の密使 帝国の死角 第1部 光文社 1971年(カッパ・ノベルス)
神々の黄昏 帝国の死角 第2部 光文社 1972年(カッパ・ノベルス)
神曲地獄篇 光文社 1973年(カッパ・ノベルス)のち角川文庫
ミイラ志願 光文社 1973年(カッパ・ノベルス)のち角川文庫
巨城の破片・万華の断片 角川書店 1979年1月 のち文庫
殺意 角川文庫 1979年4月
殺意
無名の手紙
家捜し
レインコート
女怪
人妖
死刑執行人
ユダヤの商人
ロンドン塔の判官
刺青物語 角川文庫 1983年4月
妖術師 1950年 角川文庫 1987年6月
妖術師
奇妙なお土産
四月馬鹿の殺人
一匹の蟻
犯罪の環
脱獄死刑囚
火の雨ぞ降る
食人金属
廃屋
氷の花
薔薇の妖精妖術師
奇妙なお土産
幽霊の血-わが愛しき探偵たち- 新芸術社、1989年 『五人の探偵たち』 光文社文庫 1991月4月
朱の奇跡-わが愛しき探偵たち (2)- 出版芸術社 1991年 『帰ってきた探偵たち』 光文社文庫 1992月4月
真犯人 天山文庫 1992月1月
骸骨島 復刻版 神月堂 2002月7月
夜の皇帝・深夜の魔王 神月堂 2003月8月
単行本未収録
鉄道怪死事件 1949年 『ロマンス読物』1949年10月号 - 懸賞(「殺されたのは誰か」賞品・200万円宝くじ)付き短編
三十億金貨を引揚げる美女 1950年 『ロマンス読物』1950年2月号
戦後派殺人事件 1950年 『小説公園』1950年12月号
黒い白鳥 1950年 - 短編『妖術師』と冒頭は同じで別の展開を見せる作品。
首斬り弁護士 1952年 『サンデー毎日』1952年1月1日号
時は裁く 1961年 中日新聞 1959年6月12日
吹雪の宿 1961年 『講談倶楽部』1961年3月号 - 真相が明らかにされない作品
あなたにいどむ、ミステリー・シリーズ! 1961年 『週刊女性』1961年5月第4週号 - 12月20日号連載
自殺恐怖症
殺人の挽歌
死とのお見合い
闇の声
女の復讐 1962年
風戸峠の秘宝 1966年

『刺青殺人事件』(しせいさつじんじけん)は、高木彬光のデビュー長編推理小説。神津恭介シリーズの代表作。

概要
本作は、1947年に江戸川乱歩に激賞され、翌1948年、岩谷書店から『宝石選書』第1篇として刊行された。

現行の版は、1953年に春陽堂書店の日本探偵小説全集に収録されるにあたり、約二倍の改稿を経て650枚の大作となったものである。この時、松下研三の一人称から三人称形式に改められており、原形の第一章・第二章・第三章・第六章・第七章など、主として前半部に筆が加えられている。なお、新稿の語り手は高木彬光本人ということになっており、松下研三が省筆していた、彼にとって都合の悪いエピソードを補ったという形式がとられている。

第二次世界大戦後間もない戦後混乱期の社会情勢を背景に、密室殺人を主軸にして、妖艶な刺青や、三すくみの呪い、胴体のない死体といった怪奇趣味に彩られた本格推理小説である。

作者は横溝正史の『本陣殺人事件』(1946年)に多大な感銘を受け、特に密室トリックの精緻なメカニズムに感嘆しつつも、犯行現場の離れが純日本的構造を必要としないことに不満を持ち、純日本的な建築家屋の中で唯一完全な密閉空間である鍵のかかった浴室内で密室トリックを完成させることに挑んだのが本作である[2]。

あらすじ
1946年(昭和21年)8月20日、松下研三は、東亜医大の早川博士に誘われて「江戸彫勇会」の刺青競艶会を見学に来た。研三は、そこで中学時代の先輩である最上久と再会する。その競艶会の場を圧倒したのは、背中に見事な大蛇丸の刺青を持つ野村絹枝で、土建屋をしている久の兄・竹蔵の愛人であった。

絹枝の魅力に惹かれ、後日彼女を訪ねた研三は、背中の刺青の由来を聞かされる。彼女の父・彫安は、大蛇丸・綱出姫・自雷也の三すくみを、彼女と双子の妹の珠枝、兄・常太郎の3人に彫り分けたのだという。三すくみを1人の体に彫ると、3匹が争いあって死んでしまうため、タブーとされているのだ。

不安に感じる絹枝との約束で、下北沢の彼女の自宅を訪ねた研三は、たまたまやって来た早川博士とともに、内側から鍵のかかった浴室で彼女の死体を発見する。死体は首と両手両足だけで、胴体はなかった。その後、絹枝の愛人の最上竹蔵も死体で発見される。拳銃自殺のようにも見えるが、他殺の可能性も否定できない。

捜査が難航する中、絹枝の兄・常太郎を捜し当てた研三だが、事件の核心を知っているらしい常太郎の「しばらく自分に任せて欲しい」との言葉を信じて待っているうちに、彼も全身に彫った刺青を皮ごと剥がされて殺されてしまった。

責任を感じる研三は、一高時代の友人で、「神津の前に神津なく、神津ののちに神津なし」と激賞されるほどの天才・神津恭介と再会し、彼に謎を解き明かすよう依頼する。

主な登場人物
松下研三(まつした けんぞう)
東大医学部法医学教室の研究員。
神津恭介(かみづ きょうすけ)
研三の一高時代の友人。一高時代に整数論の大論文を書き上げた天才。
最上久(もがみ ひさし)
研三の中学時代の先輩。
最上竹蔵(もがみ たけぞう)
久の兄。土建屋「最上組」の社長。
野村絹枝(のむら きぬえ)
竹蔵の愛人。大蛇丸の刺青を持つ。
彫安(ほりやす)
絹枝の父。刺青師。
野村常太郎(のむら つねたろう)
絹枝の兄。刺青師。
野村珠枝(のむら たまえ)
絹枝の双子の妹。
稲沢義雄(いなざわ よしお)
「最上組」の支配人。
早川平四郎(はやかわ へいしろう)
東亜医大の医学博士。最上兄弟の叔父。刺青の研究家。
松下英一郎(まつした えいいちろう)
研三の兄。警視庁捜査一課長。
作品の評価
本作は、第2回探偵作家クラブ賞候補に選出された[3]。
『週刊文春』が推理作家や推理小説の愛好者ら約500名のアンケートにより選出した「東西ミステリーベスト100」の国内編では、本作は1985年版で10位に[4]、2012年版で32位に選出されている。
映像化
映画
1953年6月17日に公開された。新東宝、製作は安達英三朗・山崎善暉、監督は森一生、脚本は伊藤大輔・撮影は鈴木博。主な出演者は青野平義、三浦光子、東野英治郎など。なお、この映画で探偵役を務めるのは、神津恭介ではなく、早川博士である。

テレビドラマ
詳細は「探偵・神津恭介の殺人推理」を参照
1983年9月24日、『土曜ワイド劇場』にて『高木彬光の刺青殺人事件』としてドラマ化された。主演は近藤正臣。

[刺青殺人事件]
高木彬光氏のデビュー作(1948年、その後1951年に2倍程度の文字数に大幅改稿したそうです)です。

牡丹、唐獅子、金太郎、般若、花和尚、九紋竜。
本郷の東大標本室をアラベスクのように彩る幾十枚の人皮と、それを見つめる「刺青博士」ことF博士。
標本室の中央の机上で、ひと際目を引くトルソ。
名人の名をうたわれた刺青師・彫安その一代の傑作「大蛇丸」
そして妖術師「大蛇丸」と、大がま使いの「自雷也」大蛞蝓にのってあらわれる「綱手姫」の三すくみの呪い。

冒頭から魔術的に引き込まれる刺青の妖しさ。
海外ミステリのそれとは違う怪奇幻想と不可能犯罪。


 刺青収集という特殊な世界を背景に繰り広げられる連続殺人事件です。密室、バラバラ殺人、皮はぎ殺人、双子の登場、そして『読書への挑戦』ありとミステリー度満載です。


 見事な作品だと思います。密室構成のトリックは、今ではいささかチープな感じがしますが、おそらく当時は斬新な発想だったと思います。また、わざわざ密室を構成した犯人の動機として説明される作者いわくの『心理の密室』の考え方はなかなか秀逸です。


 そして、探偵役の神津恭介。東大医学部きっての秀才で6ヶ国語を話すまさに和製シャーロック・ホームズという感じです。ワトソン役(松下研三)も配され、二人の会話の妙もいい味が出ています。


 終戦直後の当時の情景、そして刺青コレクターという猟奇性と耽美性をもった特殊な世界がよく描かれており、その点でも非常に興味深く読めました。


 講談師が語るような冗長な書きぶりがいささか鼻につきますが、その点差し引いても、本作は傑作だと思います。


 ちなみに本作は、江戸川乱歩氏に評価されて世に出た作品だそうです。一読の価値が大いにある作品です。

 

 本作では、読書の意表をついた作者の様々な着想に驚かされます。


(1)一度描かれたら消すことのできない刺青とその写真の使い方

 刺青の写真が、刺青の存在を確固たるものとする証拠となる一方で、三竦みと呼ばれる禁じ手から逆に刺青の存在を否定する証拠ともなっています。写真の使い方が秀逸です。


(2)心理の密室

 密室に死体があれば当然にそこが犯行現場と思わせるところですが、実は犯行現場は別の場所でした。犯行現場を誤認させるためにわざわざ密室にするという、作者曰わくの『心理の密室』。発想の転換が素晴らしいです。


(3)犯人にも予想外の展開

 第1の殺人事件で実際に殺したい人物に嫌疑を向け、第2の殺人で自殺にみせかけて殺してしまうのですが、予期しない事態から第1の殺人の嫌疑をかけることに結果的に失敗してしまいます。このことが捜査を混乱させる要因ともなっており、このような心憎い展開にも感心しました。

南伸坊さんについて

南伸坊(みなみ しんぼう)は、日本のイラストレーター、装丁デザイナー、エッセイスト、漫画家です。1970年代に伝説的な月刊漫画誌『ガロ』の編集長を務め、1980年代以降はフリーとして日本のサブカルチャー界を牽引し続けています。主な経歴と活動『ガロ』編集長時代: 現代思潮社美学校で木村恒久や赤瀬川原平に学んだ後、青林堂に入社。『ガロ』の編集長を7年間務め、数々の個性的な漫画家を世に送り出しました。路上観察学会: 1986年に赤瀬川原平、藤森照信らと共に「路上観察学会」を結成。街角の奇妙な物件や風景を観察・記録するブームを作りました。「本人術」: 自らがメイクや衣装で歴史上の人物や著名人にそっくりになりきる、独自の「顔真似(本人術)」アートで広く知られています。代表的な著書『本人の人々』(マガジンハウス)『歴史上の本人』(朝日文庫)『のんき図画』(青林工藝舎)『笑う茶碗』(筑摩書房)『黄昏』(糸井重里との共著・ほぼ日ブックス)温かみとユーモア、どこかのんきさを感じさせる独特なイラストのタッチと、鋭い観察眼から生まれるエッセイが多くのファンに愛されています。近年も、糸井重里らとの鼎談シリーズ『黄昏』をはじめ、テレビ番組『鶴瓶ちゃんとサワコちゃん』へのゲスト出演など、現役で飄々とした魅力を発信し続けています。

タトゥーの起源 日本における刺青の歴史

刺青とタトゥーは、古代から世界各地で行われ、その意味や目的は文化ごとに大きく異なった歴史を持っています。
世界におけるタトゥーの起源
タトゥーの歴史は非常に古く、紀元前5000年頃のミイラなどに刺青の痕跡が見つかっており、古代エジプトや南米、オセアニアの文化でも行われていました。古代エジプトでは宗教的意味や魔除けとして刺青が施されました。ポリネシアやオーストラリア先住民社会では、社会的地位や通過儀礼、部族のアイデンティティを示す手段としてタトゥーが重要な役割を果たしてきました。西洋においては、18世紀の探検家によって南太平洋のタトゥー文化が紹介され、「tattoo(タトゥー)」という言葉の由来となる「ta-tau(マークする)」が広く知られるようになりました。

日本における刺青の歴史
日本の刺青、特に和彫りとして知られる伝統は、縄文時代(約1万年前)にさかのぼる遺骨や土偶などにより刺青の痕跡が確認されています。古代では呪術的・宗教的な意味で使用され、御守りや霊的保護の役割を持つことがありました。平安時代以降、労働者や罪人に罰として刺青が施されることもあり、この時期には特定の部位に文字や模様が刻まれる事例も見られます。江戸時代には、犯罪者に入れる刺青や、職人・火消しの間で装飾としての刺青が発展しました。特に江戸後期になると、絵師による芸術的な絵画的和彫りが生まれ、物語画や日本の伝説を題材とする大規模な背中や腕の刺青が人気となりました。
近代・現代における変化
明治時代の文明開化期には、刺青は禁止される傾向が高まり、社会的なスティグマとして犯罪者や賭博・博徒の象徴とされました。しかし第二次世界大戦後、欧米文化の影響でファッションとしてのタトゥーも徐々に認知され、自己表現や個性的な装飾としての意味合いが強まっています。近年では、和彫りとモダンなタトゥー技術が融合し、日本国内外でアートとして注目されることも増えています。


世界のタトゥー:部族的・宗教的・社会的意味、古代からの伝統
日本の刺青:呪術・信仰→刑罰→芸術としての発展(和彫り)
現代:自己表現・ファッション・アートとしての地位確立、国や地域による受容度の差がある
このように、刺青とタトゥーの歴史は時代や地域、文化的背景によって多様であり、その役割は装飾、安全祈願、階級や身分の表現、自己表現など広範囲に及んでいます。

2026年5月16日 (土)

P. C. ソーカー(,1913年2月23日 - 1971年1月6日)インドの奇術師

P. C. ソーカー(,1913年2月23日 - 1971年1月6日)は、インドの奇術師プラトル・チャンドラ・ソーカー(Protul Chandra Sorcar)の芸名である。国際的に活躍した魔術師で、1950~60年代は舞台やTVで自身のインドラヤル・ショー(Indrajal show)を演じていた。ソーカーは1971年1月6日、公演のため訪れていた日本の北海道旭川市にて、心臓発作のため58歳で死去した。

彼は、アニメーターで映画監督でありレイザリスト(laserist)のマニク・ソーカー(Manick Sorcar)とマジシャンのP. C. ソーカー・ジュニア(P.C. Sorcar, Jr.)とP. C. ソーカー・ヤング(P.C. Sorcar, Young)の父親である。

若年期
ベンガル地方(現在のバングラデシュ)のタンガイル県(Tangail District)アシュカプール(Ashekpur)で生まれた。シブナス(Shibnath)高校を卒業した後、彼は魔術師ガナパティ・チャクラバルティー(Ganapati Chakraborty)から初期のマジックを学習した。コルカタや日本、その他の諸外国でショーを演じていた1930年代の半ばから彼は有名になり始めた。

栄誉
ジャデュー・サムラート・P. C. ソーカー・サラーニ (Jadusamrat P.C. Sorcar Sarani) :インド政府により、彼に献じて命名されたコルカタの幹線街路
蓮華吉祥/パドマ・シュリー (Padma Shri) : 1964年1月26日 インド大統領より授与
ザ・スフィンクス (オスカー・オブ・マジック) : 1946年・1954年 アメリカ合衆国
ザ・ゴールデン・ローレル : 1956年 ドイツ
ザ・ロイアル・メダイヨン : ジャーマン・マジック・サークル

MAGIC REVOLUTION マジック革命セロ The Xperience  (Cyril) - プロマジシャンの軌跡

セロ (マジシャン)

セロ (Cyril) - プロマジシャンの軌跡
セロ(Cyril)は1973年9月27日にアメリカのロサンゼルスで生まれたプロマジシャンです。彼は、クロースアップマジックからステージマジックまで、幅広い分野での腕前を持ち、2007年には「マジシャン・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、その実力を証明しました。日本では「セロ・タカヤマ」という名前でも知られています。


来歴
セロは6歳のとき、ラスベガスで観たマジックショーに強い感動を覚えました。マジックへの情熱は早くから芽生え、10歳からマジックを学び始めると、その才能はすぐに開花しました。12歳にはマジックキャッスルのジュニアメンバーとなり、「フューチャー・スター」としてのキャリアをスタートさせました。

14歳の頃、学校を強制的に退学させられた後、16歳で自主退学しました。父は彼の行動に疑念を持ち、日本に送る計画を立てたものの、セロは東京で逃げ出すことに成功し、以降はストリートパフォーマーとしての厳しい生活を余儀なくされました。日本でのマジック団体に参加したいと考えましたが、周囲からはよそ者扱いされ、困難を経験しました。


17歳の時、裕福な日本人ビジネスマンの目に留まり、贅沢なホテルでウェディングなどの短いパフォーマンスを行うようになりました。そして、1994年、19歳の時に「FISM横浜大会」でイリュージョン部門の1位を獲得したことが、彼のキャリアの大きな転機となりました。

2004年には、フジテレビ系列で『マジック革命!セロ!!』が放送され、そこで彼の名はさらに知られるようになります。また、2008年にはデヴィッド・マメット監督の柔術映画『Redbelt』に出演し、同年のMTV日本音楽賞の司会を担当しました。セロはパートナーのジェーンと「セロ&ジェーン」というユニットとしても活動し、アメリカ、アジア、ヨーロッパで活躍しています。特に、アメリカの『X-FILES』シリーズではマジック監修としての役割も果たしました。

2014年、セロは自身がマジックを生み出す動機が視聴率によるものであることに気づき、創作の過程でバーンアウト状態になります。この時期、彼はテレビの世界から距離を置き、海外旅行やコンベンションに参加することで新たなインスピレーションを得ようとしました。また、友人が経営するサッカーキャンプや格闘技教室など、子供たちが集まる場所に出向いてマジックの講演を行い、子供たちと一緒に楽しんだりする活動を始めました。

人物
セロの父は日本人、母はモロッコ系フランス人という国際的なバックグラウンドを持っています。幼少期には沖縄の祖母に育てられた経験もあり、このことが彼の文化的な感受性を豊かにしました。ロサンゼルスに戻った後も夏休みには祖母宅で過ごし、小学校6年生の時には日本の小学校に通った経験もあります。このため、彼は日本語を流暢に話すことができます。

彼のパフォーマンスで使用される出囃子は、Paul Oakenfoldの「ready steady go」であり、マジックの核心に迫る際には「Surprise!」と叫ぶのが常です。

テレビ出演
セロは、以下のようなテレビ番組に出演しており、その中で幅広い視聴者にマジックの魅力を伝えてきました。

- 『マジック革命!セロ!!』(2004年 - 2014年、フジテレビ)
- 『セロのマジカル・バケーション in Hawaii』(2012年5月26日 - 、AXN ミステリー)

公演の実績
セロは、自身のスタイルを活かした数々の公演を行い、多くのファンを魅了してきました。具体的な公演名は以下の通りです。

- MAGIC REVOLUTION マジック革命セロ The Xperience(2006年9月5日 - 2007年5月24日)
- MAGIC REVOLUTION マジック革命セロ The Xperience II(2008年10月8日 - 2009年3月29日)

セロの活動は、世界中のマジック愛好者に影響を与えており、彼のユニークなスタイルや理念は、今後の世代のマジシャンたちにも引き継がれていくことでしょう。

セロのマジックの種明かし
ハンバーガーのメニューから本物のハンバーガーを取り出して、一口食べ、それを元の写真に戻すという驚愕手品。
フジテレビのマジック革命セロの中で放送されて反響を呼びました。
このハンバーガーマジック、youtubeに種明かし動画が投稿されていた。

セロがメニューに手をあてたときに、裏側に隠れているアシスタントが、裏からハンバーガーを渡している。
メニューはハンバーガー部分が取り外せるようになって、食べかけの画像も用意されている。
この種明かしをしたのは、SEMOという謎の人物でチューヤンみたいな人物なのですが正体は不明.

初代松旭斎 天一(しょうきょくさい てんいち、1853年3月11日(嘉永6年2月2日) - 1912年(明治45年)6月14日[1])は、日本の奇術師である。

初代松旭斎 天一(しょうきょくさい てんいち、1853年3月11日(嘉永6年2月2日) - 1912年(明治45年)6月14日[1])は、日本の奇術師である。福井城下(現在の福井県福井市)生まれ。本名は服部 松旭(はっとり しょうきょく)、幼名は牧野 八之助(まきの はちのすけ)。

人物
「日本近代奇術の祖」であり、松旭斎派の祖。弟子で養子に松旭斎天二(二代目松旭斎天一)、松旭斎天勝、松旭斎天洋、松旭斎天秀(柳妻麗三郎)らがいる。 父は福井藩の国家老・狛家の家臣[2]で剣術師範の牧野海平[3]。家が断絶となり、万延元年(1860年)に阿波在住の叔父が住職を勤める西光寺に預けられたが[4]、両親が相次いで病没、得度して瑞山と名乗る[5]。以降いくつかの寺を放浪。維新のころには淡路で浮れ節の前座で、講釈を始める。その後、土佐の剣渡りの太夫となるが、紀州で火渡りに失敗。立川松月という芸名を名乗っていたが[6]、その後音羽瀧寿斎と改名[7]。

明治9年(1876年)に阿波に戻り、服部松旭と改め戸籍を得る。大阪の見世物小屋で柳川蝶玉斎の西洋手品を見て感動、大阪で貿易商を営み、興行や見世物も行っていた西洋人ジョネスと知り合い、西洋手品を学ぶ。

明治11年(1878年)、ジョネスと上海へ巡業。西洋と中国の手品を学び、翌年帰国。大阪千日前の興行師奥田弁次郎の手で、イギリス帰りと偽り手品を行う。当時人気絶頂の帰天斎正一にあやかり、芸名を松旭斎天一と改め、明治13年(1880年)に天一一座を旗揚げ。「切支丹バテレンのハリツケ」や大礼服姿で演じる「陰陽水火の遣い分け」(水芸)で評判をとる。同年結婚後、阿波に戻り、後年海外で話題となる「サムタイ」を演じたりする。以降人気が上がり、十数名の一座で、明治18年には道頓堀の角座や東京浅草猿若町の文楽座(許可の関係で「文楽亭」と改称)で興行する。当時としては飛び抜けて高価な一円という入場料を取って、「三剣バクス積入」などの大掛かりな奇術で大成功を収めた。天一はスライハンドよりも大仕掛けの奇術を得意とし、「十字架の磔」「噴水自在の術」「大砲芸」などを見せた。また、「手妻」「放下」「手品」等の総称として「奇術」という用語を定着させる。台覧公演や天覧公演もたびたび行った。明治33年(1900年)に一座を解散し、天一、天二、天勝の師弟三枚看板で欧米を巡業する。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

著書に「西洋手品種明し」がある。

2012年8月3・4・5日には、天一の出身地の福井市で没後100年記念奇術大会「天一祭」が開催された[8]。以後ワンデーコンベンションとして毎年開催されている。同年5月27日には日本奇術協会により天一の生家があった福井市大名町交差点付近に没後100年記念の石碑が建立された。[9]

「奇術師の松旭斎天一」 松旭斎天一(1853 - 1912)は、西洋奇術をアメリカ人奇術師ジョネスに学び、明治22年(1889年)、明治天皇御前公演で政財界の知遇を得、奇術界の第一人者となった。後に「魔術の女王」といわれた松旭斎天勝(1886 - 1944)はその弟子。奇術に使う二羽の雀の絵あり。「東洋竒術博士と自称する松旭斎天一は其言と其術と一致して実に不可思議なる竒術を演し大喝采を得市中至る所カ興行当らさるなし是東名物字抜けカの一なりといふ」と記載あり。「西洋大てしな半札此ふだ御じさんのおんかたは木戸半ねだんにて御らんにいれますひる午后2時始りよる7時始り兩國回向院境内にて西洋奇術大博士松旭齊天一(久松町淸泉舎印行)」と記された半札券が書き写されている。
— 清水晴風著『東京名物百人一首』明治40年8月「奇術師の松旭斎天一」より抜粋[10]
略歴
1860年 - 阿波在住の叔父が住職を勤める西光寺に預けられたが、両親が相次いで病没。得度して「瑞山」と名乗るり、以降いくつかの寺を放浪。
明治維新頃 - 淡路で浮れ節の前座として講釈を始める。
土佐の剣渡りの太夫となるが、紀州で火渡りに失敗。立川松月という芸名を名乗っていたが、その後「音羽瀧寿斎」と改名。
1876年 - 「服部松旭」と改め戸籍を得て、大阪で貿易商を営む。大阪の見世物小屋で柳川蝶玉斎の西洋手品を見て感動し、興行や見世物も行っていた西洋人ジョネスと知り合い西洋手品を学ぶ。
1878年 - ジョネスと上海へ巡業し、西洋と中国の手品を学ぶ。
1879年 - 帰国。大阪千日前の興行師奥田弁次郎の手で、イギリス帰りと偽り手品を行う。芸名を「松旭斎天一」と改める。
1880年
「天一一座」を旗揚げ。「切支丹バテレンのハリツケ」や大礼服姿で演じる「陰陽水火の遣い分け」で評判をとる。
結婚後、阿波に戻る。後年海外で話題となる「サムタイ」を演じたりする。以降人気が上がる。
1885年 - 十数名の一座で道頓堀の角座や東京浅草猿若町の文楽座で興行。
1900年 - 一座を解散。天一、天二、天勝で欧米を巡業する。
1908年 - 東京の新富座で興行を行い、大盛況[11]。
福井市内に残る天一のエピソード
『福井新聞』1910年(明治43年)9月2日付には、次の記事が掲載されている。

「天一師の美挙」 昨日より昇平座に拠りて花々しく開演したる松旭斎天一師が当福井出身なることは已に人の知る処なるが天一師はその福井出身の故にて折に触れて当地の為めに図り昨年来福の節は育児院の為めに一日の慈善興行をなし尚ほ藤島社へ石灯籠を献納したるが今年はその趣向を変へ天一師が興行期間中入場券の幾部を育児院の手にて売捌き貰ふことゝしそのうちより幾分を育児院へ寄付する事としたるが育児院に売捌く入場券は普通五十銭の処を四十銭(小人は半額)とする由なれば一方に於て慈善となると仝時に一方に於て自個の利益となるを以て天一を看んとする人々は可成育児院の手より買ひ求めやるがよからん因みに天一の後嗣天二は今回は故国に於ける初めての開演なるより之を紀念せん為め藤島神社へ手洗場の奉納方を申込みたり
脚注
「松旭齋天一没す」東京朝日新聞 明治45年6月16日『新聞集成明治編年史 第十四巻』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
『天一一代』P4 藤山新太郎 NTT出版
『ふくいの先人たち』P11福井県立こども歴史文化館 編集・発行
『実証・日本の手品史』P156 松山光伸著 東京堂出版
『天一一代 明治のスーパーマジシャン』P9藤山新太郎著 NTT出版
『若越山脈』P55青少年育成福井県民会議 編 福井県企画部青少年課 発行
『天一一代 明治のスーパーマジシャン』P57藤山新太郎著 NTT出版
『福井新聞』2012年8月4日3面「天一の偉業 次代へ」
『福井新聞』2012年5月16日24面「松旭斎天一石碑で顕彰」
清水晴風著『東京名物百人一首』明治40年8月「奇術師の松旭斎天一」国立国会図書館蔵書、2018年2月9日閲覧
下川耿史 家庭総合研究会 編『明治・大正家庭史年表:1868-1925』河出書房新社、2000年、343頁。ISBN 4-309-22361-3。
参考文献
『明治奇術史』 秦豊吉 私家版 1952年
『松旭斎天一の生涯』青園謙三郎 品川書店 1976年
『幕末明治見世物事典』 倉田喜弘編 吉川弘文館 2012年 ISBN 978-4-642-08074-3

松旭斎 天洋(しょうきょくさい てんよう、1888年〈明治21年〉9月21日 - 1980年〈昭和55年〉9月30日)は日本の奇術師。敦賀市生まれ。本名は山田(旧姓:島田)松太郎。初代・第3代日本奇術協会会長。

松旭斎 天洋(しょうきょくさい てんよう、1888年〈明治21年〉9月21日 - 1980年〈昭和55年〉9月30日)は日本の奇術師。敦賀市生まれ。本名は山田(旧姓:島田)松太郎。初代・第3代日本奇術協会会長。

日本における奇術の発展と普及に貢献した業績により、日本奇術界の「中興の祖」とも呼ばれた[1]。

人物
母親は奇術師の松旭斎天一の姉であった。子供の頃は大阪で丁稚奉公をしていた。

1904年(明治37年)頃に松旭斎天一に弟子入りして松旭斎天松という芸名をもらった。兄弟弟子には松旭斎天勝や松旭斎天二らがいた。「天一一座」では天一の手伝いをやりながら、奇術の腕を磨いた。

師匠の天一が死去してからは松旭斎天洋と改名し、1912年(大正元年)に「天洋一座」を旗揚げして座長として独立し活躍した。この頃の得意技としては師匠の天一から継承した、客に両手の親指同士を紐できつく縛られるが、日本刀を両腕の間に入れたり外したりすることができるという「柱抜」(サムタイ)があった。

昭和恐慌を端緒とした不景気の影響により天洋一座は財政が圧迫されていった為、困った天洋は手品を趣味としていた緒方知三郎の所に相談に行った。すると緒方から「手品の世界を一般の人たちにも開放してはどうか」 とアドバイスされた。当時、手品の商品を一般人に販売することはタブー視されていたが、天洋は1931年(昭和6年)に東京の新富町に「天洋奇術研究所」を設立して三越日本橋本店で手品商品の実演販売をおこなった。この実演販売をきっかけとして三越各店での実演販売を行っていくと好評を得ていき、天洋一座の財政も好転するようになっていった。

1936年(昭和11年)4月には初代・松旭斎天勝の発案で、「奇術界の発展、奇術師同士の技術向上、親睦」を目的として32名の職業奇術家が目黒雅叙園に集まって「職業奇術家団体同好会」創立の会合が開かれた。名誉会長に初代・天勝、会長に天洋が就任した。この同好会が後に日本奇術協会となった。

1941年(昭和16年)には太平洋戦争により手品商品の材料が手に入らなくなり、「天洋奇術研究所」は一時閉鎖となった。終戦後、再び「天洋奇術研究所」を活動再開させたものの天洋は進駐軍での舞台公演に時間を取られて販売まで手が回らず、売上げは伸びなかった。1953年(昭和28年)に天洋の六男である山田昭が「天洋奇術研究所」を新たな発想のもとに刷新していった。その後1960年に株式会社化、これが後の株式会社テンヨーの前身である。なお、天洋の弟子である初代引田天功や島田晴夫らはデパートでの実演販売を行っている。1964年引退。

日本奇術協会では多年にわたって世界に通じる活躍をし、日本の奇術界に貢献をした奇術師に対して天洋の名を冠した「松旭斎天洋賞」を12月3日の「奇術の日」に贈っている[2]。

弟子に松旭斎滉洋、松旭斎天正らがいる。

著作
『奇術と私―明治・大正・昭和の日本奇術史』 テンヨー、1976年7月
脚注
「奇術の歴史 近代日本奇術の変遷」[リンク切れ] 北見マキ (初代) ミステリー空間
該当者がいない年もある。
参考文献
日外アソシエーツ編集部 『芸能人物事典 明治大正昭和』 日外アソシエーツ、1998年11月

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初代・引田 天功(ひきた てんこう、1934年〈昭和9年〉7月3日 - 1979年〈昭和54年〉12月31日)

初代・引田 天功(ひきた てんこう、1934年〈昭和9年〉7月3日 - 1979年〈昭和54年〉12月31日) は、日本のマジシャン(イリュージョニスト)、催眠術師。本名は引田 功(ひきた いさお)。師匠は松旭斎天洋で、天功の天の字は師匠からもらっている[1]。

水中や爆発などの極限状態からの脱出マジック[2]を得意とし、「日本の脱出王」の異名を取った。

人物
神奈川県横浜市生まれ。日本大学高等学校、日本大学旧工学部卒業。声優の小桜有美(先妻・小桜京子との間の子)、80年代のアイドルグループ少女隊の“トモ”として活動した引田智子(後妻との間の子)は娘。

1968年から1975年まで7回にわたり、日本テレビの特番(主に木曜スペシャルの枠内)として放送された脱出イリュージョンで(「死のジェットコースター大脱出」、「死の火煙塔大脱出」「死の水道管大脱出」「油地獄水面炎上大脱出」など)は、それまでの奇術と一線を介したスケールの大きさで毎回高視聴率を記録した。アイデアは自身が尊敬する“脱出王”ハリー・フーディーニの脱出劇にヒントを得たものである。

テレビメディアと組んだ大規模な脱出イリュージョンの日本におけるパイオニアとして、日本のマジック界をリードする存在だったが、脱出の際の大掛かりなパフォーマンスで使用する大量の火薬の威力は凄まじく、練習中に瀕死となるアクシデントや、音と熱と煙に相当悩まされるなど諸刃の剣であったと自身の著書に記している。『紅白なんでも合戦』での海中脱出マジックには5000万円の生命保険がかけられた[3]。

本業以外では1969年、フジテレビ系のテレビドラマ「フラワーアクション009ノ1」にレギュラー出演。また、レギュラー冠番組『天功どっきり60分!』(東京12チャンネル(現・テレビ東京))も持っていた。

心筋梗塞などの心臓疾患に苦しんだ中年期以降は催眠術パフォーマンスにも取り組み、身体に負担をかけず、かつ視覚的にインパクトのある芸も取り入れる。一方では「ナイアガラ瀑布脱出」などの新たな脱出イリュージョンを構想していたともいわれていたが、病状の進行等の事情から果たせなかった。

1979年12月31日、心臓病にて死去。45歳没[4]。翌日朝のフジテレビの特別番組『初詣爆笑ヒットパレード』[5][6]で、司会の三波伸介により訃報が伝えられた。

遺骨は横浜市緑区長津田の大林寺に葬られた[7]。

来歴
1953年、松旭斎天洋の門下生となる
1960年、松旭斎天洋門下から独立し「東京魔術団」を結成
1964年、喜劇女優の小桜京子(柳家金語楼の姪)と結婚[8]するも、1970年離婚
1970年、大阪で行われた日本万国博覧会EXPO'70電力館水上劇場で会期中イリュージョンショーを行う
1971年5月14日、昭和天皇の古希を祝う会にて天覧奇術出演
1979年、心筋梗塞の発作を起こし闘病を続けるも死去。45歳没
出演
バラエティ番組
魔法の小箱 (1960年、NHK、レギュラー出演[9][10])
天功どっきり60分!(1976年4月2日 - 12月17日、東京12チャンネル)
火曜ワイドスペシャル「大騒動!ザ・ドリフターズ、引田天功に挑戦!!」(1974年3月19日、フジテレビ系[11])
テレビドラマ
フラワーアクション009ノ1(1969年10月7日 - 同年12月30日、フジテレビ) - ジョーカー 役[12]
江戸特捜指令(第15話・大魔術! 火事で火が消えた、毎日放送) - 天明 役
弟子の朝風まり(現:2代目引田天功/プリンセス・テンコー。天明の助手 役)とも共演
書籍
『インスタント・マジック』(大泉書店) 1968
『手品・奇術入門』(監修、小学館、小学館入門百科シリーズ12) 1971
『ゲーム奇術大学』(監修、集英社、まんが版入門百科) 1974
弟子
朝風まり[13](二代目・引田天功[14]、プリンセス・テンコー)
引田天洋
ナポレオンズ
中島誠之助[要出典]
脚注
平岩白風「二二、 お客さんたちを、いいカモにして 53.カードを当て出す引田天功のテレビジョンカード」『舞台奇術ハイライト』力書房、1961年、96頁。doi:10.11501/2495520。
引田が活動していた当時、日本の奇術(マジック)界では「イリュージョン」、「ステージマジック」、「サロンマジック」、「クロースアップ・マジック(テーブルマジック)」といった分類、名称がまだ一般的ではなく、引田のパフォーマンスは「脱出マジック」と呼ばれていた。
『放送できないテレビの内幕』自由国民社、1968年10月30日、44頁。
「引田天功は脱出マジックに失敗して命を落とした」「煙を吸い込んで、肺を痛めたのが早世につながった」との噂もたったが、公式の死因発表は心臓病死である。[要出典]
“なつかし番組表 毎日新聞(東京版)昭和55年1月1日火曜日朝刊”. 想い出の東京12チャンネル. 2008年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月23日閲覧。
この番組内で引田の脱出イリュージョンが生放送されることになっていた
相沢雅雄『ハマ線地名あれこれ「横浜編」』株式会社230クラブ新聞社、1996年、188頁。
「愛の道は遠かった!」『婦人生活』 17巻、6号、婦人生活社、1963年6月、192頁。doi:10.11501/2324684。
“魔法の小箱”. NHKアーカイブス 放送史. 2025年5月21日閲覧。
「男性タレント(50音順) は-ひ」『タレント名鑑 第2(1964年版)』芸能春秋社、1963年、79頁。doi:10.11501/2503151。
中日新聞1974年3月19日20面
“フラワーアクション009ノ1”. 東映チャンネル. 東映衛星放送. 2025年1月17日閲覧。
1976年から師事し、1977年には代役で「空中ケーブルからの大脱出」をこなした。
1980年12月15日に後援会の要請で、引田天功を襲名した。

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『人形はなぜ殺される 』は、高木彬光の長編推理小説。


『人形はなぜ殺される 』(にんぎょうはなぜころされる)は、高木彬光の長編推理小説。1955年、講談社から書下しで刊行された。『刺青殺人事件』と並ぶ神津恭介(かみづきょうすけ)シリーズの代表作である。

見たてトリック、入替えトリック、アリバイトリック、法律トリックを駆使した戦後本格推理小説の古典。「読者への挑戦」が挿入されている。1956年に「第9回探偵作家クラブ賞」候補にノミネートされた。

高木彬光の作品の中では比較的入手しやすい作品で、数多くの出版社から発売されてはいるが、絶版となるのも早い。

あらすじ
新作魔術(マジック)発表会のさなか、ギロチン手品のタネである人形の首が盗まれる。発見された人形の首は、断頭台で処刑された死体のかたわらに、本物の首の代わりに転がっていた。困惑する名探偵・神津恭介をあざ笑うかのように、人形が第2の、そして第3・第4の殺人を予告する。

人形はなぜ殺される 新装版 - 光文社
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『ペトルーシュカ』 (Pétrouchka)ストラヴィンスキー

ペトルーシュカは人形ですか?
しかし、ピエロであるペトルーシュカは人形の女の子に振られた上、結局人形ですから、いくら主張をしても、仮に恋愛が成就しても、人形使いが魔法を解いてしまえば、皆ただの人形になってしまいます。 そこがとても理不尽なのです。


ペトルーシュカ - Wikipedia
ペトルーシュカは思いを告げようとするが、バレリーナはペトルーシュカの哀れっぽい口説き文句をはねつける。 ペトルーシュカは魔術師につれなく扱われると、バレリーナはムーア人といちゃつき始め、哀れなペトルーシュカの感じやすい心を打ちのめす。

概要
『ペトルーシュカ』 (露語:Петрушка, 仏語:Pétrouchka)は、ストラヴィンスキーが、1911年にバレエ・リュスのために作曲したバレエ音楽。おがくずの体を持つわら人形の物語で、主人公のパペットは命を吹き込まれて恋を … 

作品
ディアギレフのバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)のために、1910年から1911年にかけて冬に作曲され、1911年6月13日にパリのシャトレ座で初演された。公演はおおむね成功したが、少なからぬ聴衆は、ドライで痛烈で、 … 詳細

 


作曲の経緯
『ペトルーシュカ』作曲の経緯は『自伝』ほかに書かれていてよく知られる。それによれば、『火の鳥』の次の作品として、ストラヴィンスキーは後に『春の祭典』として知られることになる作品を予定していたが、作曲の難航 … 詳細

CC-BY-SA ライセンスに準拠した Wikipedia テキスト


『ペトルーシュカ』は、イーゴリ・ストラヴィンスキーが1911年に作曲したバレエ音楽で、命を持つ人形ペトルーシュカの悲劇的な物語を描いた作品です。
概要
『ペトルーシュカ』(露語:Петрушка)は、ロシアの作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーが、セルゲイ・ディアギレフ率いるバレエ・リュスのために作曲したバレエ音楽で、1911年6月13日にパリのシャトレ座で初演されました

。この作品は、ストラヴィンスキーの初期三大バレエ(『火の鳥』『春の祭典』『ペトルーシュカ』)の一つとして知られています

物語
物語の主人公は、おがくずでできた人形ペトルーシュカです。彼は人間になりたいという願望と、バレリーナ人形への恋心を抱きます。ペトルーシュカは時折ぎこちなく動き、その体の中に閉じ込められた苦悩や真実の情熱を表現します。最終的に、恋敵であるムーア人との争いの末に殺される悲劇的な結末を迎えます

。この物語は、ロシア版のピノキオとも例えられます

音楽的特徴
『ペトルーシュカ』の音楽は、ハ長調と嬰ヘ長調を組み合わせた「ペトルーシュカ和音」が特徴で、複調性によってタイトルロールの登場を象徴的に表現しています
Wikipedia
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。また、ロシア民謡の引用や奇数拍子、ポリリズムの使用により、人形のぎこちない動きや感情を音楽で描写しています
コトバンク
コトバンク
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。ピアノが人形の動きを表現し、オーケストラがそれに応える構造も特徴的です
TS.VocalSchool
TS.VocalSchool

初演と評価
初演は概ね成功しましたが、その独創的で時にグロテスクな音楽は、一部の聴衆にとって衝撃的でした。1913年にウィーンで上演された際には、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団から「いかがわしい音楽」と評されることもありました
Wikipedia
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。しかし、今日に至るまで多くの人々を魅了し続ける作品です。

文化的意義
『ペトルーシュカ』は、バレエだけでなくオーケストラ音楽としても演奏され、舞台芸術と音楽の相互作用を通じて観客に深い感情体験を提供します。20世紀初頭のロシアにおける印象主義とアバンギャルドの融合を象徴する作品としても評価されています

プリンセス天功 自宅から外まで1時間?衝撃施設の存在明かす「朝からこれで一生懸命」

プリンセス天功
 イリュージョニストの“プリンセス天功”こと引田天功(年齢非公表)が、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜前11・30)にゲスト出演し、自宅にまつわるエピソードを語った。

 初代引田天功さんが79年に死去したことに伴い、2代目を襲名。その活躍は特に海外でめざましく、米国では天功をモチーフにしたアニメ「テンコー&ザ・ガーディアンズ・オブ・ザ・マジック」が大人気になった。

 マジックは体力勝負。「男性がマジシャンで、女性はアシスタントという形(が多い)なので、体力というのが、もの凄くいるんですね。なぜなら、扉一つにしても、鉄でできてたりとかして、簡単に開かないとか、そういうものがいっぱいあるんです。剣でもすごく重かったりとかして」。女性には体力面でハードルの高い部分が多い。その差を埋めるトレーニングのため、天功の家にはとんでもない施設があるという。

 「昔から家に『SASUKE』みたいなスタイルのものが…。玄関を入って、ずっと何十メートルもあるんですけど、行って全部やって帰ってこないと、外に出られないっていうシステムを作られて。それで、うんていをして、ずっと30メートルくらい。縄で登ったりとか、横で降りたりとか、そこから水のところをボーンって飛んでいったりとか、それがず~っとあるんです」。パーソナリティーの落語家・春風亭昇太、アシスタントの乾貴美子も手をたたきながら驚いていた。

 「“今から行きなさい!”って言われて、“行ってきま~す!”とか言って、だいたい1時間。最初は2時間くらいかかったんですけど、だいたい1時間。早い時では45分ぐらいで。朝からもうこれで一生懸命走るんですよ」

 そんなトレーニングのたまものか、筋力は強いという。「私、筋肉を付けないで筋力をつ付ける。筋肉だと、ステージに出ると、ちょっとムキムキだとダメなので、 筋力で」。さらに「私この体で、男性 1人ならヒュッて持てます。凄い筋力あるんです」と豪語していた。

 

【関連記事】

プリンセス天功は、初代引田天功のギャラについて、テレビのギャラとして1時間で2億円を明かしました。このギャラは、特番収録中に初代が倒れて入院し、急きょ代役で大脱出ショーを任された際に発生したものです。プリンセス天功は、初代が大脱出ショーで死にかけた回数は100回以上で、骨折や全身の血液を交換した回数も100回以上と語りました。

プリンセス天功 国内6カ所の埋蔵金めぐりヒント 「楽しんでいただいたほうがいいと思って」
プリンセス天功 契約違反で「数億円訴訟事件」の危機「難を逃れた」方法とは
プリンセス天功「超正確かつ安全な」機械の誤作動で命の危機「肋骨6本骨折して5本ヒビ。手足は全部骨折」
プリンセス天功 2代目引田天功襲名時に言われた驚きのセリフ「社長とか周りの後援会の人に言われました」

「てるてる坊主」という名前にも、深い意味があります。

1. てるてる坊主 てる坊主 あした天気に しておくれ
いつかの夢の 空のように 晴れたら 金の鈴あげよ

2. てるてる坊主 てる坊主 あした天気に しておくれ
わたしの願いを聞いたなら あまいお酒をたんとのましょ

3. てるてる坊主 てる坊主 あした天気に しておくれ
それでも曇ってないてたら そなたの首をちょんと切るぞ

 

1番と2番は、「願いを聞いてくれたらお礼をする」、3番は「聞いてくれないのなら罰を与える」という内容だ。神祭りにおいても、「お礼」と「罰」はつきもののようだ。

てるてる坊主は、雨乞いや雨止めの儀式の人身御供
てるてる坊主は、人間に代わって晴天を天に祈る祈祷師とも、人身御供であるとも、晴天の神であるとも考えられる。雨乞いや止雨の祈祷師という考え方であれば、童謡のように、失敗すれば「首をちょんと切」られるのも仕方のないことかもしれない。また、掃晴娘は雨を止めるために差し出された人身御供ともいえ、てるてる坊主は人身御供の代わりと見ることもできる。

古くから、生きた人間の代わりを差し出した例はある。
たとえば奈良市に鎮座する倭文神社で毎年10月に斎行される蛇祭りは、神が村を荒らさないよう人身御供を出していた名残とされる。ある年英雄が身代わりになったところ、神の正体は大蛇だった。そこでこれを退治したのだが、現在の蛇祭りでは「人身御供」と呼ばれる神饌を供えている。人身御供は芋茎に餅などを刺して人の姿を模したもので、その名の通り人身御供の代わりとなるものだ。てるてる坊主は、あるいは、晴天の神であるとも考えられる。もし、てるてる坊主が神ならば「首をちょんと切る」のはあまりにも不敬に思われるかもしれない。

「てるてる坊主」という名前にも、深い意味があります。

**「坊主」とは?**

仏教の僧侶を意味する言葉
修行を重ね、神仏と通じる存在
精神的な支えとして人々から敬われていた
つまり、天気を晴らす力があると信じられていた「僧侶」にあやかって、てるてる坊主という名前がついたわけです。

また、仏教的な“因果応報”の考えから、願いが叶わなかったら処罰を与えるという文化が育まれたとも言われています。

 

2026年5月15日 (金)

小池栄子主演『ムショラン三ツ星』放送日決定 豪華新キャストも解禁

 小池栄子が主演を務めるNHK土曜ドラマ『ムショラン三ツ星』の放送日が、2026年5月23日からに決定し、新たなキャスト6人とキービジュアルが発表された。刑務所の“食”をテーマに、人の再生と希望を描く社会派コメディードラマとなる。

ドラマ『ムショラン三ツ星』より(C)NHK

【写真多数】豪華キャスト陣を一挙紹介!


 本作は、現役の刑務所管理栄養士・黒柳桂子氏によるノンフィクションを原作に、かつて一流イタリアンシェフだった主人公・銀林葉子(小池)が、刑務所の管理栄養士として働くことになり、受刑者や刑務官と向き合いながら成長していく姿を描く作品だ。

ADの後にコンテンツが続きます


 今回発表されたキャストは、小池演じる葉子のバディとなる刑務官・杉山賢二役に中村蒼、葉子に厳しく接する工場区主任・瀬下万美子役にともさかりえ、受刑者・川口心平役に玉置玲央、常習犯の受刑者・尾藤護役に関口メンディー、規律重視の総務部長・入江鷹雄役に生瀬勝久、そして所長・名取恒太朗役に國村隼と、実力派がそろった。

 中村は「素晴らしい共演者とスタッフのおかげで、とても豊かな撮影期間だった」と振り返り、ともさかは「冷たく堅物に見えるが、本質的な部分も見えてくるキャラクター」と役柄の魅力を語った。玉置は「『食べる』という行為の尊さを追体験できた」と語り、関口も「人間臭さを表現できていたらうれしい」とコメントしている。

 また、生瀬は「規則に厳しく嫌味な役どころだが、間違ったことは言っていないので堂々と演じた」と話し、國村は「刑務所という縁の薄い場所を舞台に、さまざまな人生を描く楽しい作品」と作品の世界観を表現した。

 公開されたキービジュアルは、デザイナー・金ゆんみが手がけたもの。朝日が差し込む刑務所の炊場で、葉子が料理に向き合う姿と、それを取り巻く刑務官や受刑者たちの様子を描き、「さよなら三ツ星、ようこそムショメシ」というキャッチコピーが添えられている。

 物語は、高級イタリアン店のシェフとして成功していた葉子が、店の閉店を機に刑務所へ転職するところから始まる。1日3食543円という厳しい制約の中で献立を考え、料理初心者の受刑者たちと奮闘。食を通じて彼らの心に変化をもたらしていくが、再犯という現実にも直面する。

 「人は本当に変わることができるのか」という問いを軸に、葉子は食を通じた更生の可能性を模索していく。小池は「変わろうとすること、人を信じることの大切さを伝えたい」と作品への思いを語っている。

 放送は5月23日スタート、毎週土曜後10:00から10:45まで、全5話を予定。NHK ONEで同時・見逃し配信も行われる。

『占星術の鏡』決定版マックス・ジャコブ

人地の茂みをかきまわすと十二宮の獣だちが飛び出し、
ぼくは狩猟をするかのように彼らのあとを泄った。
            マックス・ジャコブ

 この『占星術の鏡』の決定版は、十六世紀末に出版された、貴重ではあるが非常に珍しい小冊子『アルカンダムの書』(Livred'Arcandam)の抜書きを含むとともに、マックス・ジャコブによる「各十分角に出生した女性」、すなわちそれぞれの宮がが付け加えられている。彼独特の寓意解読術と人間の性格を洞察する感覚でもって、たとえばひとつひとつの星座に所属する女性の性格描写のように、それぞれのタイプに関連する「象徴」をわれわれに啓示してくれるのは、詩集『中央実験所』や小説『プルジョワ風俗図絵』の作者の役目であるが、この合合、「ガジごフン夫人の息子」や、いま、友人である偉大な詩人〔ジャコブ〕の思い出のため、心から尊敬と感謝の気持ちを示そうではないか。 
       ‘
 占星術は--化学が物質に対してそう欲するように--人間を一定数の「元素」に還元〔分類〕することが可能だと言い張っている。分類が恣意的なのは、あらゆる分類に共通している。
しかしそれは実川的な真実の一部を含むのではあるまいか?
わたしはそれが立証されうると信ずるものだ。
 認識における真実への接近はまったく相対的なことである。われわれは近似〔的方法〕によって進むのだ。わたしがある静物を描くとき、わたしはまず最初に局部的な色調を決める。綜合的
判断によって創造されるこれらの色調は、わたしが、つぎにひとつひとつの物体をいっそう内面的に深く描くことを可能にし、その結果わたしが到達することを望んでいる感性的真実に近づけ
てくれるだろう。占星術は心理学において、同様な手つづきを採る。それについてわれわれは無知であるが決定的な影響を確かに受けている千年も古くから存在する法則に従い、占星術はわれ
われに、黄道十二宮の種々の徴とそれらの影響下に生まれる個人の間には、対応や類似や共感、あるいは反発が共存することを教えてくれる。

 占星術の一年は、春分の口である三月二十一日、すなわち太陽が一年の表面的な動きによって白羊宮に入るときに始まる。この太陰月は、三十日の十二ヵ月に分割されて、黄道十二宮に対応
している。各宮は、それら自身二つの惑星に支配される三つの「十分角」に小分割される。

 占星術の伝承は、これらの宮のひとつひとつが、一定の心理的本質をその支配下に持っていること、およびこの本質がその対応物をあらゆる領域に見出すことをわれわれに教えている。こ
うしてすべての人間は、生誕の月と日付けによって根本的性格に還元されることが可能になり、こ
の性格のタイプとアナD.ジーは、彼が所属する星座と 1十分角」によって提供されるであろう。
lo
 本書の説明のなかで、わたしはただ「局部的な調性」、すなわち各星座(赳腿)に関連する
 「心理的和音」を明らかにするだけにとどめ。あれこれ一個人の性格を経験から叙述しようとは
努めなかった。
 いわゆる科学的占星術は、ホロスコープの方法によってのみこの結果に到達しえ、しかも多く
の場合成功するであろう。ホロスコープとは、一定の口付けと場所について生誕時の天空を幾何
学的に投影したものである。各個人はその図のなかで、心理的要因と見なされる七つの惑星と二
つの天体(偏)の磁性引力によって表現される・本書の説明の総体は、ホ〃;-プとはあまり密接な関係はない。『占星術の鏡』は一個人の完璧な意味づけを与えるのではなく、たんに彼が一般的にどこに分類されるかを示すことを主張するものである。
 大いなる占星術的綜合は、神秘の鍵盤であり、そこでわれわれの 1本能的リズム」が『穐々の類似物』の世界を見出すのである。
 本書のなかには、各星座およびそれに所属する性格に関連するもろもろのアナロジーの、きわ
めて詳細な抜路が見出されるであろう。したがってあらゆる領域から採られたこれら種々の「ア
ナロジー」は、ひとりひとりのタイプを記述する前に、その 1音楽的対応物」を与えることが可
能になる。われわれはこのような誤解されている言葉を使うことにより、〔占星術という〕感情
におぼれやすい劣囲気のなかにいくつかの口じるしを考案し、それによってわれわれの読解をいっそう容易にしたいと考えたのである。
 最後にわれわれはトト今までおろそかにされてきたように思えるがI十分角とタロー・カードの札との占星術上の対応、およびそれかどのような意味を持つかを示している。タローの遊びが占いの最も古い方法のひとつであり、何千年以前にその起源が占星術のそれに合致していることを想起するなら、古くからわれわれに伝わる教えは無視されるべきではないことが承認されるであろう。
 しかし、その意味を深く捉えるためには、小秘法の四つの基本的区分が四大元素に、すなわち占星術上の四つのΞ星宿に一致しているのを忘れないことが肝要である。すなわち、
 土のシンボルである祖棒は人生の物質而を示し、
 水のシンボルである聖盃は人生の感情而を示し、
 空気のシyボルである貨幣は人生の社会と知性の面を示し、
 火のシンボルである剣は人生の情念の而を示している。
 この書物を完全に理解するためには、一個人がたんにひとつの星座のなかだけではなく、十分
角ごとに特性を示す三つの目印によって分類され〔ていることを知ら〕なければならない。
                                       星座(十二宮)の徴
白羊宮 9火星の最初の家
余I■xy>金星の最初の家
双子官 設水星の最初の家
巨蟹宮 9月の家
獅子宮 応太陽の家
処女宮 司水星の第二の家
天瓶穴 i一令星の第二の家
天蛎I 皿.火足の第二の家および冥王星の家
人馬官 y木星の最初の家
磨褐富 島土星の最初の家
玉瓶富 = 土星の第二の家と天玉星の家
双魚宮 X木星の第二の家と海王星の家

天体の徴
ず火星 ♀金星
3月  (…)太陽
b土星 琲天王星
♂冥王星
草木星
r木星
ψo海十I
J

人と話すサル「カンジ」 ス-・サベ-ジ-ランバウ ,著: ロジャ-・ル-ウィン , 訳: 石館 康平(講談社)

サルにも人の言葉がわかる
言語は人間だけのものではない。カンジは人の言葉を聞きとり、シンボルを使って自分の意志を表現する。

天才ザル・カンジが語る動物の「心」
私はカンジに頼んだ。「タムーリ(カンジの妹)に私のカギを返してといってちょうだい。」……カンジはタムーリに向かって、いくつかの音節のある声を出した。タムーリはこれを聞くと、驚いたことに静かにカンジに歩み寄って、カギを渡したのである。――(本文より抜粋)

動物と人間のあいだに境界はあるのか?
「われわれ人間と類人猿は、なんとよく似ているのだろう。とくに驚くべき行動を見せるボノボは、人ときわめて近い関係にあるにちがいない。この知的魅力に満ちあふれた本を読むと、あらためてそう思わずにはいられない」――デズモンド・モリス
人と話すサル「カンジ」 、石館康平訳、講談社、1997年

ボノボの能力 カンジ,妹のパンバニーシャ,その息子ニョタ
海外トピックス
前回から日にちが開いてしまいました。忙しい1週間でした。
前回の続きで,前回のテレビ番組から7年後の2000年に放送された番組から。

番組名は「カンジとパンバニーシャ 天才ザルが見せた驚異の記録」。

この番組では前回取り上げた類人猿ボノボで英語を理解するカンジ,その妹パンバニーシャ,そしてパンバニーシャの息子ニョタが登場します。

左からスー博士,カンジ,妹のパンバニーシャ。

2Kanzi_Panbanisha_Sue_2054.jpg


人間に最も近いボノボが行うことは人類がどのように進化してきたのかを教えてくれます。

今回は,言葉の理解,石器づくり,そして想像力がキーワードでしょうか。

ただ,動画は48分くらいあるので,以下がおおよその内容です。
興味を持たれた方はそこからご覧になってください。

はじまり
パソコンのゲームをするパンバニーシャ(15歳)。

他人の考えを読み取る実験。自分以外の考えを読み取ることができるのか。


息子ニョタの誕生。ハサミを使って毛繕いするパンバニーシャ。
息子がハサミでケガをするかもしれないと予測するパンバニーシャ。

カンジは石器を作れるかの実験。

チョークで文字(?)を書くパンバニーシャ。


パンバニーシャが過去・現在・未来を認識するかの実験。
鏡を割らなければ森に連れて行ってもらえるという条件でとった行動。
未来を想像することができるのか?カンジの19歳の誕生日。吹いても消えないローソクのいたずら。
スー博士のやりすぎ(笑)にどう対処したのか。1歳のニョタ,英語を理解していると思われる様子。
人間の同年代と同等の能力を持つニョタ。


スー博士はこの番組の中で言っています。


言葉(英語)の習得は無理に教えないこと。
人の言っていることに興味を持たせること。
いったん興味を持てば自然に覚えていく。

英語教育の大ヒントがここに隠されています。

最後に,ボノボの寿命は50歳ぐらいにようですが,カンジは現在39歳。
約5歳年下の妹パンバニーシャは2012年26歳で亡くなりました。

スー博士は73歳。
最新の研究がどうなっているか,特集してくれないかなあ。

連続テレビ小説 > ひまわり (1996年のテレビドラマ)

連続テレビ小説 > ひまわり (1996年のテレビドラマ)
『ひまわり』は、1996年(平成8年)4月1日から10月5日まで放送されたNHK連続テレビ小説の第54作[2]。全162回[3]。主演は松嶋菜々子。

概要
バブル崩壊により会社の業績が悪化、同時に結婚し家庭を持つことを阻まれて会社を辞めることになる主人公の南田のぞみが、家族関係の中において弟の窃盗事件をきっかけに弁護士を志し、司法試験に合格して一人前の弁護士に成長していく物語。

主人公を演じた松嶋菜々子は、本作がドラマ初主演作となった[4]。

ナレーションは南田家の飼い犬・リキの声を担当する萩本欽一が務めた[4]。萩本は獣医師役でもゲスト出演している。

1996年の平均視聴率は25.5%、最高視聴率は29.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)[5]。

放送ライブラリーでは第1回が公開[6]。

再放送
2003年9月29日から2004年3月27日までBS2にて再放送された。

2022年5月23日[7]から12月19日までNHK総合で月曜日から金曜日 16時30分から17時に原則として1日2回放送された[注釈 1]。

また全編再放送に先駆けて、2022年のゴールデンウィークに「松嶋菜々子ヒロイン・ひまわりの魅力」(15分バージョンと5分バージョン)と題したプレビュー特番が放送され、松嶋と赤松元基役の奥田瑛二に対するインタビューが放送された。

2026年4月20日からBSおよびBSプレミアム4Kにて7時15分から7時30分 月曜日 - 土曜日枠で再び再放送されている。

あらすじ
第1章『出るクイは打たれるの?』
平成3年秋、バブルが崩壊する3か月前。一部上場食品メーカーでOLとして働く南田のぞみは、自分が所属する営業部の撤退を聞かされる。女性課長の春日ひとみは新しく立ち上げる開発課にのぞみを誘う。

のぞみは恋人の関口純一郎と結婚し、仕事と家庭を両立させたいと考えていたが、上司の春日からは「社運を賭けた大事な部署の立ち上げなので結婚は3年待て」と言われる。

福島郊外の乳牛牧場に住むあづさの母・うららが体の不調を訴え電話をしてきたが、実は仮病で本当は娘や孫と一緒に暮らしたいと言って上京し南田家で一緒に暮らすことになる。のぞみの営業第2部は解散し、会社から異動先の辞令が降りる。「結婚する女性は必要ない」と考える上層部の思惑により福島工場への転勤を命じられ、のぞみは退職を決意する。

第2章『旨い話にゃ毒がある?』
次の仕事を探しに職業安定所(ハローワーク)へ登録に行ったのぞみは、そこで能力開発センターの人事という犬飼サチと出会い、自分の会社に興味があれば電話してくれと誘われる。

土曜日の午後、恋人の純一郎が両親を連れて結婚の挨拶に訪れる。純一郎の母は南田家や父親の行方を単刀直入に質問すると、あづさは「のぞみと達也には20年間嘘をついていた」と告白する。自分の出生を知った達也は以降無断外泊をするようになり心配したあづさを激怒させる。祖母のうららはあんな話をした後だから結婚の破談は覚悟しておけとのぞみに言う。

犬飼サチがのぞみの家に来て講師の仕事に誘うが、あづさは慎重に考えるよう助言。迷うのぞみは犬飼を訪ね、講師の話は保留したいと伝えるが、犬飼は60万円の高額セミナーの受講を勧め生徒の勧誘が必要と説明。のぞみはカモにされたことに気づき悔し泣きする。

のぞみは優のレストランで失踪中の父親・徹と出会うがのぞみは気づかない。あづさは優が徹の居場所を知っていると感づく。犬飼が薫乃とうららを勧誘しお金を騙し取ったことを知ったのぞみは激怒し、犬飼のマンションに押し掛けるがもぬけの殻だった。忘れ物を取り戻った犬飼はのぞみにお金を返し、悪びれることなく去っていった。

第3章『人は見かけによらぬもの?』
達也がアルバイト先の売上金を盗んだ容疑で逮捕される。達也は黙秘を続けており、のぞみとあづさは警察へ面会に行くが許可は下りず、アルバイト先のカラオケ店へ謝罪に行く。店長の田中によれば、達也は接客態度も悪くトラブル続きだったという。落ち込むあづさに優は3年間黙っていた徹の住所を教える。薫乃とうららは田中に謝罪に行き田中はお金が戻れば示談にすると提案。二人は言われるまま示談にしてしまう。二日後、のぞみとあづさは警察でようやく達也と顔を合わせ話をしようとすると達也は示談金を支払ったことに怒り拒絶する。

なすすべない南田家は弁護士に頼ることを決め、あづさの旧友・赤松の事務所を訪れる。のぞみはそこで弁護士を目指す星野と出会う。

弁護士の赤松に達也はようやく自分の無実を打ち明け始める。薫乃はうららにあづさと赤松の過去を話す。赤松は田中を訪ね、独自調査で田中が金に困っていたこと、靴修理店でロッカーのスペアキーを作っていたこと、売上金を盗んで一部を達也のロッカーに入れて罪を被せたと推測し、真犯人は田中と言い切る。全てを見抜かれた田中は自首し、達也は釈放される。赤松が達也を救った姿を見てのぞみは家族に弁護士になると宣言する。

第4章『二兎を追うもの一兎も得ず?』
司法試験を受けるというのぞみに、あづさや薫乃は反対。赤松も弁護士には向いてないと意見する。年末、薫乃はこっそり伊豆の徹を訪ね「悔しかったら一日も早く帰って立派なところを見せて」とどやしつける。

平成4年正月、純一郎の両親が訪れ、「純一郎の家出の原因はのぞみが結婚を急がせたからではないか」と言う。のぞみは弁護士になりたいから結婚を待つよう頼んだことを知られてしまう。

風邪をひいた赤松を訪ねたのぞみは、赤松が弁護士になったいきさつを聞く。そこへ星野と達也がやって来て、かつて赤松の婚約者だった達也の母の話になる。あづさは徹宛てに初めて手紙を書く。のぞみは星野と同じ予備校で司法試験勉強に励む。

司法試験の日。うららがあづさに「薫乃が徹に電話したり伊豆に会いに行っている」と教える。あづさは徹を待つのをやめて離婚届を出そうか赤松に相談に行く。

のぞみと星野は二人とも択一試験で不合格になる[注釈 2]。悔しがるのぞみは純一郎とささいなことから口論になり、試験をやめるか自分との結婚をやめるかを迫られる。弁護士の道を選んだのぞみに純一郎は別れを告げる。赤松の事務所に徹が現れ「どうしようもなく家に帰りたくなった」と話す。

二人が別れたことを知った南田家では、あづさとのぞみが口論になる。親に養ってもらわず全て自分でやれというあづさに反発してのぞみは家を飛び出す。

第5章『可愛い子には旅をさせよ?』
のぞみは実家を出て自立する決心をする。赤松の事務所で出会った横山建設社長の内海が安アパートを紹介し、一度は断るがアパートが“ひまわり荘”であるのを見てのぞみは入居を決める。貯金も底を突き始めのぞみはビル清掃員のアルバイトを内海に紹介してもらう。一人娘が3年前に医療ミスで命を落とし裁判の判決を利用して復讐しようとする内海に彼が復讐の鬼になることを心配して赤松の提案する和解を受け入れようと妻のまゆみは説得していた。

あづさは達也が二十歳になったら徹を訪ねて徹とは踏ん切りつけると言う。予備校の帰りに優の店に寄ったのぞみはそこで徹に会う。知らせを受けたあづさと薫乃が店に合流したところで徹は皆んなの前で土下座をする。曖昧な言い訳ばかり述べる徹を見てのぞみと薫乃は離婚を促し、徹を待つことに限界を確信したあづさはようやく離婚を決意し離婚届を出しに行く。優はあづさが離婚届を出したことを徹に報告すると徹はあっさり受け入れる。次の日、のぞみはアルバイトに遅刻した挙句に過労で倒れてしまう。

優が突然徹を連れて家に来る。あづさが離婚届を出したと聞いて諦められなくなったと言う。あづさは気持ちに区切りを付けたと復縁を拒否するが、徹はあづさにもう一度結婚して欲しいとプロポーズし、今度は自分があづさの気持ちを待つと言う。達也とのぞみは再婚を認めないと団結するが、星野は「誰でも道を間違うことはある」とのぞみに寛容を促す。

内海の妻が家出をし、赤松の事務所で和解を再三試みるも内海はどうしても許すことが出来ないと言う。内海の横では赤松がのぞみに徹を許すよう話している。のぞみはどうしても許せないと反発すると「一回過ちを犯した人間は二度と浮かび上がることが出来ないのか」と赤松が問い正すその言葉を側で聞いていた内海の気持ちが動き、相手との和解を少しずつ受け入れることにする。里帰りで実家に立ち寄ったのぞみにあづさと達也は家に帰って来いという。

のぞみは2か月間の一人暮らしを終わらせて家に戻ることを決める。25歳になったのぞみは2度目の司法試験に再挑戦する。

第6章『縁は異なものアジなもの?』
平成5年10月29日、のぞみは二度目の司法試験に合格。同じく合格した星野とともに司法修習生となる。のぞみは修習地が決まる[注釈 3]まで赤松の事務所で無給の事務員を務めるが、事務所に押し掛けてきた老婦人にうっかり助言してひと騒動となり、赤松に厳しく叱られる。のぞみの修習地は第8希望の福島に決定するが星野も福島行きと知り愕然とする。

平成6年4月9日、司法研修所の入所式を終えて研修が始まる[注釈 4]。のぞみは同じ福島行きの修習生と顔合わせするが全員一癖ある人物ばかり。のぞみは最初の授業で「講評に及ばず」の評価をつけられ勉強不足を痛感。3か月の研修の最後は模擬裁判で油座が裁判官、星野が検事、のぞみが弁護人役となる。

南田家を訪れた徹は千葉の新店舗担当になったと報告。あづさに人生初めてのボーナス、のぞみに万年筆、達也に腕時計をプレゼントする。南田家を訪れた天王寺はのぞみに、タイガー原田はあづさに好きだと告白するが二人は断る。星野からは「君が好きだ。君は赤ゲンに惚れてる」と言われ、のぞみは動揺を抑える。翌日7月7日の模擬裁判で星野は被告人役から暴言の証言を引き出し有罪判決となり、のぞみは完敗する。南田家は研修を終え、福島に行くのぞみの壮行会を開く。

第7章『兄弟は他人の始まり?』
福島に到着したのぞみと星野は、竹永相楽法律事務所で実務研修に臨む。東京では薫乃が家や病院をあづさに相続させる遺言を書くと宣言。徹も優も異論はなかったが、優は赤松にあづさの気持ちを聞いてほしいと相談。赤松はあづさにプロポーズしたと打ち明け相談を断る。竹永は母親の遺骨を巡って姉の信子と争う光子の依頼を引き受けるが、墓石を撮影したのぞみは信子ともみ合いになり、ケガをさせてしまう。

のぞみは信子に謝罪に行き、遺骨を持ち出した真意を聞き出す。姉妹は和解したが、金にならない案件となった。義弟・俊一の借金の保証人になった優の店が閉店するとの知らせが届き、のぞみは急ぎ上京。赤松に調査してもらうが、裁判になれば俊一も共犯で訴えることになると言われ、優は閉店を決意。のぞみは赤松があづさにプロポーズしたと聞いて自分の恋心に気づき、福島に戻る。

第8章『子はかすがいじゃないの?』
うららたちは早々に東京から戻ったのぞみを不審に思う。閉店パーティを終えたレストランで、徹は復縁をあきらめたと告げる。竹永はのぞみと星野を連れて殺人未遂で勾留中の西村の国選弁護人を引き受ける。事務所に西村の娘・瑞穂がやってきて父親を助けてほしいと懇願。施設に帰りたがらない瑞穂を長沼家で預かることになる。

西村に執行猶予をつけるため、のぞみは瑞穂を連れて上京し、瑞穂の母親の茄子佳織に証言を依頼するが、瑞穂は反発。なんとか証言を引き受けてもらうが、2週間後の裁判に佳織は現れなかった。のぞみは竹永と再上京し、佳織を説得するが拒否される。竹永は帰郷、瑞穂が一人南田家にやってくる。赤松を交え佳織と瑞穂は本音をぶつけあう。佳織は娘を引き取るため西村に懲役に行ってほしかったと告白する。後日、西村の第二回公判に佳織が証言者として立つ。改心した佳織はできれば3人でやり直したいと証言、前回公判を欠席したのはあさはかだったと謝罪。1か月後、西村は執行猶予を勝ち取り、のぞみと星野は弁護人研修を終える。

第9章『ならぬ堪忍、するが堪忍?』
平成6年11月、のぞみたちは福島検察庁で検事修習に臨む。修習が始まるまでの1週間、のぞみと星野は上京して赤松の裁判を傍聴。無罪判決のあと、赤松のもとに被告人の大樹が押し掛け、犯人なのに無罪にされて一生嘘をつき続けることになったと殴りかかる。のぞみとあづさは赤松の見舞いに行くが、気持ちの荒れた赤松はあづさを「君の家は本当のことを話していない」と責める。

あづさはのぞみと達也に達也の実母・矢口桂子のことを話す。達也は徹から桂子の電話番号を聞きだすが、繋がらなかった。達也は純一郎の会社に雇われるがあづさに注意され延期する。星野は大樹の弁護人を降りなかったこと、しばらく依頼を断るという赤松を責める。のぞみは星野に母親と赤松のいきさつを話しながら泣き出すが、思いを断ち切ると決意。赤松が1日姿を消し周囲を心配させる。翌日福島に戻るのぞみに母親を探す達也も同行する。赤松の事務所を訪ねたあづさは突然赤松に抱きしめられる。

第10章『罪を憎んで人を憎まず?』
のぞみは達也を連れて福島の長沼家に戻る。あづさは赤松のもとからぎこちなく帰宅する。検察庁の実習が始まり、のぞみは詐欺容疑の増井を取り調べる。のぞみ、星野、小牧は増井の家を訪ね、起訴猶予と判断。指導役の河村はのぞみたちの勝手な行動を厳しく叱る。星野の助言で達也の実母・桂子の住所や結婚して子供がいることが判明。

増井が礼を言うため長沼家を訪ねてくる。増井はうららの知り合いであることが判明。意気投合した2人は東京からきた薫乃、寺崎と温泉旅行に行く。

達也は英会話学校で務める桂子を見に行くが、名乗らず帰宅。あづさは赤松と交際を始める。増井が結婚詐欺で告訴される。増井は否定、息子の耕平は100万円渡して縁を切りたいと言う。被害者が告訴を取り下げたため、のぞみたちは増井の起訴猶予を提案。河村は息子が監督するという条件をつける。のぞみの必死の説得で耕平は監督役を引き受ける。増井は罪を認め、起訴猶予が決定し、のぞみたちの検察修習が終了した。

第11章『一難去ってまた一難?』
裁判修習が始まり、修習生たちは刑事裁判を傍聴する。のぞみはいきなり暴力団員の兄弟喧嘩の判決文を書かされる。あづさと赤松が交際していると知った達也は、軽口をたたくが心中穏やかでない。のぞみは執行猶予とするが北山裁判官は暴力団と関係を断つという条件をつけ、被告人の更生を第一に考えると教える。あづさに獣医大学の資料を見られた達也は逆上し、家を飛び出す。落ち込むのぞみに、星野は「君は人の気持ちに鈍い」と再び告白する。福島に行った達也を追ってあづさがやってくる。

達也は赤松への片思いに悩むのぞみのためにも、きちんと再婚したほうがいいとあづさに意見する。達也は桂子いきつけの喫茶店「こけし」で1か月のバイトを始める。のぞみは親権変更の調停を担当する。週末帰京したのぞみは徹とあづさを訪ね、達也が実母に密会していることを相談し胸のつかえがとれる。赤松にはあづさとの仲を祝福して、福島に戻る。

第12章『旅は道連れ世は情け?』
のぞみたちは調停を控えた勝子が健一に秀樹を引き渡す場に立ち会う。徹は福島の桂子に会う。桂子は達也に会うのはやめると約束する。福島を去る達也は桂子から現金200万円を渡され困惑。うららはあづさが赤松と交際していると聞くと「人の道にはずれている」と激怒。達也は桂子の夫に金を返すが、達也の父は赤松ではないかと聞かれる。帰京する達也と入れ違いに福島に来たあづさはうららに交際宣言して衝突。

面接交渉権の調停で拒絶する健一に、のぞみは母親を過剰に庇い、北山裁判官に厳しく叱られる。桂子が家出する。達也は福島に駆けつけ、あづさも帰京を遅らせて桂子を探す。薫乃は徹を訪ね「あづさを取り返せ、逃げるな」と怒る。達也が桂子を発見。桂子は経一に嘘をついていたことを謝罪するが経一は拒絶。のぞみは経一を説得し、長沼家で桂子に会わせる。徹と赤松も駆けつけ、夫婦は復縁。

赤松はあづさと交際していると挨拶するが徹は「渡したくない」と宣言し二人は帰京。星野の口添えでのぞみは調停に復帰し無事話をまとめ裁判官修習を終える。のぞみは星野に「離れたくない」と告白。東京では桃子が産気づく。

第13章『待てば海路の日和あり?』
桃子は長男・一を出産。東京に戻ったのぞみと星野は司法研修所で後期修習を受けながら就職先を探す。のぞみと上京したうららはあづさの交際をめぐって薫乃と口論になる。あづさは反対するなら結婚しないがコソコソしたくないと宣言。赤松のもとに最高裁判決を控えた大樹が来て赤松の手紙を突き返すが、赤松は見捨てないと答える。うららはあづさに再婚するなら絶縁すると言って福島に帰る。

赤松は真実を話すと決意した大樹の弁護を引き受ける。「ジャイアント」再建の目処が立ち、徹は薫乃にあづさの再婚を認めてほしい、自分が支えると説得。達也も獣医になると告白するが、薫乃は拗ねて寝込む。のぞみは銀座の法律事務所に内定するが、少年事件を扱わないことに落胆。星野はいつか一緒に独立しようと誘う。

赤松は大樹と検察に出頭して再び弁護人になりマスコミから叩かれる。薫乃は家出して福島のうららを訪ね説得。のぞみと星野は内定を蹴って独立を考えるが無理だと言う星野と喧嘩になる。あづさは赤松の元に行くことを決意。薫乃も上京したうららも再婚を祝福する。星野とのぞみも仲直りして独立を決意する。

第14章『実るほど頭の下がる稲穂かな?』
平成8年1月、のぞみは卒業試験(司法修習生考試)を控え、達也は受験勉強中。南田家に来た星野は、のぞみと独立して事務所を開くこと、一人前になれたら一生のパートナーにしたいと挨拶してあづさから祝福される。あづさは再婚のため3月で病院を閉めることにするが、赤松は病院を続けることを勧める。のぞみは星野と事務所になる部屋を探し、格安の雑居ビルの一室を借りる。達也は獣医科大学に補欠合格。のぞみは事務所に徹を招き星野に会わせる。

4月1日、司法研修所の修了式を終え、「ジャイアント」では開店パーティが開催された。のぞみは事務所の名を「ひまわり」にする。あづさは家を出て赤松と入籍するが南田動物病院を続ける。「法律事務所ひまわり」が開業。それから3か月後、事務所に純一郎が現れ、知り合いの少年事件の弁護を依頼。達也は病院の手伝いを始める。南田家に仕送りする徹が訪ねて来て、初めて夕食を囲む。のぞみは念願の少年事件弁護に取り組む。

キャスト
南田家
南田のぞみ(みなみだ のぞみ)〈24〉
演 - 松嶋菜々子[9]
本作のヒロイン。台東区谷中在住。身長172cm、乙女座。1967年生まれ。谷中高校(バスケットボール部出身)、明法大学法学部卒業。明るく前向きで、人の心を思いやる長所を持っている。
東証一部上場企業である「アルプスフーズ」営業2部に勤務していたが、バブル崩壊の影響で営業2部の廃止が決定。上司の春日から開発部へ異動の話を持ちかけられるが、結婚して仕事と家庭を両立させることを望み、春日の不興を買う。その後福島の工場への異動辞令が下り、退職した。再就職活動が上手く行かない中、達也がアルバイト先で巻き込まれた事件をきっかけに「人の心を救うような仕事がしたい」と弁護士を目指す。一時は1人暮らしをしていたが、第5章ラストで実家へ戻る。第6章で無事に司法試験に合格。司法修習先は第8希望だった福島に決まる。
同じ大学の先輩である関口とは婚約寸前だったが、結婚か仕事を迫られ弁護士の道をとったために破談。次は母の同級生の赤松に恋心を抱くも叶わなかった。一方、星野とは当初は対立しながらも次第に惹かれていく。弁護士として少年事件を手掛けることを希望する。
司法研修所卒業目前に法律事務所から内定をもらうが、少年事件を手掛けないと聞いて断り、星野と独立して「法律事務所ひまわり」を開業する。
南田あづさ(みなみだ あづさ)〈45〉
演 - 夏木マリ[10]
のぞみの実母(達也の養母)。職業は獣医で「南田動物病院」院長(うららは牧場を継がせるつもりで、福島から東京の大学の獣医科へ行かせた)。20歳で学生結婚。20年ほど前に出ていった徹を今も待っている。家事は不得意である。
大学卒業後は上野動物園での実習を終え、動物病院で働く。その後谷中で南田動物病院を開業する。
達也の実の母・桂子はあづさの中学時代の同級生。徹の友達だった赤松が自分に好意を持っていたことに、当時、気が付いていた。
さっぱりとした性格だが、うららいわく「理屈っぽい」「いざというときには肝が小さい」。父親代わりにきちんと叱ることで愛情を表現してきた。
悩むのぞみには「自分が決めた道は失敗じゃない」と諭す一方、会社を辞めたと聞いたときには「安っぽいプライド」と戒める。
普段の達也の行動には寛容だが、第2章での家出には怒りを爆発させる。また、のぞみの司法試験受験に反対し、家出も止めなかった。
長らく徹との離婚をためらっていたが、帰還した徹の態度を見て、ついに離婚届を提出。その後赤松と交際を始める。
第10章時点で47歳の誕生日を迎える。
うららから赤松との交際を猛反対され、結婚はしないと決めていたが、周囲に押され赤松と入籍する。結婚後も南田動物病院を続ける。
テーブルに肘をついて食事するなど、テーブルマナーがよくない。
南田徹(みなみだ とおる)
演 - 寺泉憲
のぞみと達也の父。25歳で達也が生まれる頃に南田家を出て20年が経つ。毎年、あづさ宛に離婚届を送ってくるのみで手紙すらよこさない。あづさの友人だった潮見桂子との間に達也を授かり、あづさと桂子、そして生まれてくる達也からも逃げ出した。3か月に1回、サボテン交換の名目で弟の優の店に顔を出しているが、南田家には隠している。
第2章にて、のぞみと20年ぶりに顔を合わせるも気が付かれなかった。
第3章での優の台詞と劇中のメモによれば、家出後には横浜で水商売をしていたが、現在は伊東市のサボテン農園(「伊豆シャボテン動物公園」と思われる)で働いている。
第5章では東京に戻ったが、あづさが離婚届を区役所に提出したため、離婚が成立。その後は浅草で住む所を見つけ、赤松の紹介でスーパー・マーケットの家庭用品部への就職が決まる。
離婚成立後にあづさとの復縁を希望し、時折、南田家を訪ねる。
第6章では売り場の主任に昇進(台詞より、千葉に新しい店がオープンするため、売り場支援として1時間かけて通勤するらしい)。初めて貰ったボーナスで、のぞみには万年筆、達也には腕時計を渡した。レストラン「ジャイアント」の閉店パーティのあと、再婚はあきらめると宣言。その後は達也はじめ南田家の面々の良き相談相手となる。あづさの再婚後は南田家に仕送りしている。
カレーに醤油をかけて食べる。
南田薫乃(みなみだ ゆきの)
演 - 藤村志保
のぞみの祖母(徹と優の母にあたり、あづさの姑)。のぞみからは「ゆきのちゃん」と呼ばれる。夫・鉄造は時計職人で、1973年に死別。もとは諏訪に住んでいた。自称「こう見えて苦労してきた」らしい。
茶目っ気があり、大抵のことには動じないが、徹のことになると激しく動揺してしまう。綺麗好き。困ると笑ってごまかすときがある。
趣味は俳句。得意料理はちらし寿司。のぞみが幼い頃から南田家の台所を預かっており、味付けは薄味が基本。身なりにこだわるタチで、白髪もこだわって染めている。
第6章より福島へ帰ったうららより俳句が書かれた葉書が送られてきて喜ぶ。それ以降お互いの気持ちを歌に託して送り合うのを楽しんでいる。
家や病院をあづさに相続させる遺言を書くと宣言し、周囲を困惑させる。徹があづさと赤松の仲を祝福していると聞くと「情けない」と嘆いた。再婚して家を出るかもしれないと聞くと「ジャイアント」の屋台で泥酔して「さみしい」と訴え、翌日ギックリ腰を理由に寝込む。やがてあづさを祝福しようと気持ちが変わり、福島のうららを説得して再婚の後押しをした。
南田達也(みなみだ たつや)〈19〉
演 - 遠藤雅
のぞみの弟(戸籍上)。1972年8月28日生まれ。予備校生だが、勉強熱心ではなく、日中は出歩いている。生意気で口達者。飄々と受け答えるが、実は寂しがり屋。自分につきまとう真紀には興味がなく、馴れ馴れしくされるのを嫌がっている。
関口一家がのぞみとの結婚の挨拶に来た際、父があづさの友人に産ませた子であることがあづさの口から明かされた(のぞみはあづさの子、達也は潮見桂子の子)。実母は存命だが別の男性と結婚して子供を儲けている。生まれたときに父が家を出たため、認知されていない(戸籍簿の父親欄は空白)。里子に出されようとした達也を薫乃とあづさが南田家で養子縁組した。
窃盗冤罪事件で赤松の世話になってから、赤松の事務所にちょくちょく顔を出している。
司法試験に取り組むのぞみに触発され、もう1年勉強してきちんと受験することを決意する。
のぞみが1人暮らしをしていた頃は、リキと一緒に度々アパートを訪問していた。
三浪生活に入り、のぞみが司法試験に合格すると「受験を辞めてやりたいことを探したい」と言い出し、家に生活費を入れることを条件にアルバイトを始める。
赤松が母のあづさにプロポーズしたと知ると、落ち着かなくなり真紀の運転でリキと一緒に福島へ遊びに行く。第9章で純一郎の会社に雇われることになるが、あづさに「とりあえずツテを頼って働こうという甘い考えならやめたほうがいい」と言われ初めは反発したが、彼女の言葉を受け入れて延期する。福島で実母の桂子と再会を果たす。その後獣医を志す。長髪を短く切り予備校に入り直し獣医科大学に補欠合格した。
リキ
声 - 萩本欽一(ナレーター)
南田家の飼い犬。元は野良犬でバイクに撥ねられ倒れていたところを達也に拾われ、あづさの治療を受けて南田家の一員になった。コリーに似ている。名前の由来は力道山。玄関内の犬小屋に住むが、茶の間にも入り込んで室内犬化している。上野不忍池弁天門生まれで10歳(人間に換算すると約56歳)。のぞみに叶わぬ恋心を抱いている。語りの中では一人称は「小生」、家族は「のぞみ嬢ちゃん」「あづさ先生」「薫乃ばあさん」「達ぼん」などと呼ぶ。作中では心の俳句を一句読むというシーンがよく描かれる。
のぞみが司法修習受験で一人暮らしをしていた時期には、頻繁に達也と一緒にアパートへ行っている。第6章では、のぞみの司法試験合格祝いパーティで出されたタマネギ入りのハムバーグ・ステーキを天王寺が与え、タマネギ中毒を発症。
第7章では達也と一緒に福島へ出かけている。
東京の人々
レストラン「ジャイアント」
南田優(みなみだ まさる)
演 - 三宅裕司
のぞみの叔父(徹の弟)でレストラン「ジャイアント」の店主。桃子からの愛称は「まぁちゃん」。調理師学校を卒業している。昔はボクサーを目指していた。
お喋り好きで調子がいいところがある。時々店外へサボテンを出しているが、徹にあづさらの来店を知らせるため。失踪した兄の行方は知っていたが、長らく黙っていた。
店について「和洋中何でもありというのがウリ」と話しており(第6章)、ケータリングにも応えていた。桃子の弟・俊一に泣きつかれ、4,000万円の借金の保証人になり、店を担保に差入れた。しかし俊一の会社は倒産し、店を差し押さえられて閉店。その後、屋台のお好み焼き屋として再出発。夫婦で南田家に同居する。差押物件が賃貸できることになり、最終章で「ジャイアント」を再開した。
南田桃子(みなみだ ももこ)
演 - 川島なお美
優の妻。子供はいないが夫婦仲は良好(結婚6年目)。優からの愛称は「桃ちゃん」。弟・俊一がいる。元は水商売をしていて、薫乃は結婚に大反対だったらしい。恋や愛について語りたがり、勘が鋭い。
第9章で妊娠中と判り、第13章で長男を出産。一(はじめ)と名付けた。
トレーニングジム「タイガー原田」
タイガー原田(タイガー はらだ)
演 - 藤波辰爾
プロレスのコーチ。あづさに惚れている。
第6章では天王寺以外の練習生を他のジムに引き抜かれてしまい、経営危機で悩む。
天王寺と一緒に南田家に訪問して、「弟子だけに玉砕させる訳に参りません。自分も玉砕します」と想いを寄せるあづさに告白。断られることを承知で自分の気持ちを話し、南田家を後にする。
第154回で再登場。ジム再開をあきらめ、天王寺とブラジルに移住すると語った。
天王寺勝照(てんのうじ かつてる)
演 - 軍司眞人
生徒。桃子曰く「のぞみに惚れている」。
第6章ではのぞみが実務研修で福島行きを知り、練習に身が入らなくなっていた。そして、タイガーと南田家を訪問し、玉砕覚悟でのぞみに告白するも「好きな人がいる」と断られる。
レスラー
演 - 永谷正勝、山岡一、小島晃、服部圭助、金吉隆之、松山邦久
その他の東京の人々
星野雄治(ほしの ゆうじ)
演 - 上川隆也
赤松の元に出入りするフリーの記者。福井県出身。法学部卒で弁護士を目指して勉強中。辛辣な物言いをするため、のぞみの印象は良くなかった。のぞみから「天敵」と言われる。姉がおり、田舎で結婚している。
10年前、北陸の建設会社に勤めていた父親が贈収賄事件に巻き込まれて有罪判決を受けた。会社から不当に懲戒解雇懲戒免職された上、責任がないのに損害賠償請求され、再審を求めるために弁護士を志す。
第6章で司法試験に合格。のぞみと同じ福島で司法修習を行う。
第9章で父親が本当は贈収賄に関わっていたと知ってショックを受けるが、弁護士を目指す決意を新たにする。
赤松のように冤罪事件を手掛けたいと思っていたが、内定した共同事務所ではかなわないと知り、のぞみを誘って独立開業を目指す。一時は資金面であきらめかけたが、のぞみと発奮して御徒町の雑居ビル(映像の看板は「松岡ビル」と読める)に格安の部屋を見つけ「法律事務所ひまわり」を開業した。
赤松元基(あかまつ げんき)
演 - 奥田瑛二[11]
弁護士。通称は「返しの赤ゲン」。1947年生まれ。事務所や身なりはつつましいが、大きな事件も手がけており、一部界隈から尊敬されている。「本人が反省しないから」という理由で離婚と贈収賄の案件は断っている。物言いはぶっきらぼうながら口数は多く、自分の境遇も織り交ぜながら他者の心を開いていく。本編登場の1か月前から禁煙し、口寂しさから甘い物を食べるようになった。
学生運動を経て検事になったが、かつての仲間から転向したことを揶揄されて一時は別の仕事に就いていた。だが元検事という肩書が邪魔になり、弁護士となる。冤罪事件の弁護団に加わったのをきっかけに仕事に本腰を入れるようになった。あづさや徹とは大学時代の同級生。潮見桂子の婚約者だった。このことをのぞみに問われたときには「別に好きな女性がいたので気にしていない」と答えている。
あづさの依頼で達也の弁護を担当し、真犯人を見つけ出して自首させた。
あづさの離婚後、ずっと片思いしていたことを告白し、「まだ諦めていない」とプロポーズして交際を始める。
かつて無罪を勝ち取った進藤から罪を犯していたことを告白され、説得の末検察に自首させる。マスコミのバッシングを浴びても弁護人として真摯に付き添う。のち、あづさと再婚。
関口純一郎(せきぐち じゅんいちろう)
演 - 大鶴義丹[12]
のぞみの恋人(大学の先輩だった)。愛称は「純ちゃん」。明法大学法学部卒業。証券会社に勤務する、いわゆる「ボンボン」(育ちが良い世間知らず)でひとりっ子。横浜市緑区出身。
相手を束縛せず、のぞみを尊重する態度を見せるが、再就職にこだわることには戸惑っていた。子供は望んでいないらしい。
両親からのぞみとの結婚を反対されるが気持ちは揺るがず、達也の窃盗事件では弁護士探しに協力する。
弁護士を目指すのぞみに「結婚は3年待つ」と励ます。星野のことは内心良く思っていない。
司法試験に失敗して悔しがるのぞみを見て「自分勝手でわがまま」と批判し、別れを告げた。
別れた後も時々会って互いの近況報告をしたり、相談をする関係は続いている。
第5章では父の会社が倒産。会社を再建するために証券会社を退職して跡を継いでいる。家族で賃貸マンションへ引っ越した。
最終回では「ひまわり」を訪ね、少年事件を起こした知り合いを紹介した。
森村真紀(もりむら まき)〈18〉
演 - 真田麻垂美
第1回の冒頭でロナルド・レーガンのゴム製マスクを付けて南田家に侵入した女子大生。達也のことは恋人だと思っている。達也に片思いし、ストーカーまがいの行動に出る。また、達也に対する解釈がズレている。
達也が逮捕されると手作りの巨大クリスマス・ケーキを差し入れようとした(第3章)。
達也が落ち込んだり、何かあった時にはそばに付き添って話を聞き、周囲からは「恋人未満」と言われる。
第7章では車を運転して達也とリキを連れて福島へ遊びに来る。のぞみと達也のやりとりを見て、「兄弟っていいですね。私ひとりっ子だから羨ましくて」と泣いていた。桃子の育休中に「ジャイアント」でアルバイト勤務した。
達也の大学合格の年に大学を卒業し「名邦銀行」に就職。金を貯めて達也と結婚すると宣言した。
寺崎弥市(てらさき やいち)〈72〉
演 - 鈴木清順
谷中商店街の住民。履物屋の主人。大正12年5月24日生まれ。
外出時は白地に黒のストライプ(阪神タイガース)の帽子を被っている。
薫乃とは同じ句会のメンバー。愛犬の名はサユリ(吉永小百合に由来)。
薫乃に好意を抱いており、おでん屋で酒を飲んだ時に、勢いで「薫乃…さん!」と呼び捨てをしようとしたが躊躇して「さん付け」に留めた。
のぞみの司法試験合格祝いのパーティーや、うららが福島に帰郷する際など、節目での行事に南田家と一緒に参加している。
黒田葵(くろだ あおい)
演 - 藤谷美紀
のぞみの友人。喫煙者。のぞみには「男は子供と同じ」と言い、たびたび仕事に対する姿勢を「甘い」と批判していたが、のぞみの退職後も舞子と3人での交流は続いている。
仕事とプライベートに浮かれるのぞみに嫉妬し、春日ひとみに結婚予定を漏らしてしまう。
のぞみの退職後、希望していた開発部への異動を命じられたことを打ち明ける。
第6章時点でも独身。
「ジャイアント」再開パーティに舞子と参加した。
佐々木舞子(ささき まいこ)
演 - 大沢さやか
のぞみの友人。銀行員との結婚が決まっている。
結婚後は寿退社。社宅で暮らしている。専業主婦になり、第5章で懐妊する。ケンタと名付けた息子がいる。
夫は家事や育児に協力的ではなく、身の回りのことも一切しないと不満を抱く。また、「私がすぐに妊娠したから、ケンタにやきもちを焼いてわざと手間がかかることをする」とも話している。
のぞみの司法試験祝いに子連れで参加した際には「離婚したい」と口にしていた(第6章)。
恭子(きょうこ)
演 - 林田美紀
あづさの病院で働く動物看護師。
商店主
演 - 三川雄三、藤田啓而
おでん屋台の主人
演 - 藤野健一
東京にあるのぞみの行きつけの店主。
福島編
竹永相楽法律事務所
竹永一(たけなが はじめ)
演 - 泉谷しげる[13]
五老内町にある「竹永相楽法律事務所」所長。のぞみと星野が司法修習を受ける。「事務所に座らせておくだけでは修習にならない」と実際に案件を任せる。
「金はあとからついてくる」という理想主義者で、面倒な案件も引き受けるため、相楽とは夫婦喧嘩が絶えない。富士子からは「とうちゃん」と呼ばれている。
「ひまわり」開業日に祝いの花かごを贈った。
相楽富士子(さがら ふじこ)
演 - 浅利香津代
「竹永相楽法律事務所」所属のもう一人の弁護士。「夫婦別姓をすすめる会」福島支部会長も務める。竹永の妻だが、旧姓を通すために入籍していない。人前で「かあちゃん」と呼ばれると嫌がる。タカシという中学生の息子がいる。
曰く「弁護士としては(竹永より)10年先輩にあたる」。「離婚調停では右に出るものはない」といわれている。現実派で、事務所の経営を実質的に支えている。
白井則夫(しらい のりお)
演 - 斉藤暁
「竹永相楽法律事務所」事務員。働きながら司法試験を目指している。
司法修習生
小牧怜(こまき れい)〈24〉
演 - 石堂夏央
前橋出身。裁判官希望。両親と姉2人を交通事故で亡くしている。
東都大学医学部を卒業したが「医師は他人と協力が必要なのが嫌」との理由で進路変更し、司法試験に一発合格した秀才。
油座と一緒に万世町の菊池法律事務所で修習を受け、修習中は福島のホテルに住んで週末は東京に戻る生活を送っている。
のぞみに星野のことが気に入っていると打ち明ける。
いつも冷淡な態度だが、安代が腹痛を訴えたときにはすぐに手当てをして救急車を呼んで医師としての顔を見せた。
検察修習、裁判官修習ではのぞみ、星野とグループを組み、問題解決にあたる。
福島修習後、裁判官任官は確実と言われていたが「未来が見えないから人を裁けない」という理由でアルバイトを希望する。
卒業後はロウ・スクールのアドヴァイザーとしてモンゴルに渡る。
油座信吾(ゆざ しんご)〈43〉
演 - ちねんまさふみ
福島出身。裁判官希望。妻と中学生の息子がいる。
高校生の時から裁判官を志し、二浪して法学部に合格。その後、妻の実家の温泉旅館から経済的支援を受けながら20年目に司法試験に合格した。
明るく人懐こい性格で、福島修習組のまとめ役。修習を受けるうち年齢のため任官は難しいと考え、弁護士に希望を変え、福島修習後は地元に就職内定する。
一丸譲次(いちまる じょうじ)〈33〉
演 - 由地英樹
日本橋出身。ひとりっ子。
胃腸が弱い体質で、すぐに腹を壊す。このため生ものや肉類を避けている。
早瀬と一緒に五老内町の菅野法律事務所で修習を受ける。
実家は江戸時代から続く呉服屋だったが、地上げで店が潰れ、妻も実家に帰ったため、絶対潰れない仕事として弁護士を目指す。
卒業後は銀座の弁護士事務所に就職。
早瀬将太(はやせ しょうた)〈24〉
演 - 早瀬元
検事希望。神奈川県茅ケ崎出身。高校・大学時代はバスケ部だった。海南大学卒業。兄弟がいる。
両親ともに弁護士で「任官して修行したほうが良い」と両親に勧められて検事を目指した。
福島修習後、父親と同期の検事から「向いていない」と言われたことを打ち明け落ち込むが、無事検察に任官が決まる。
長沼家
長沼うらら(ながぬま うらら)
演 - 佐々木すみ江
あづさの母(のぞみの祖母)。昭和一桁生まれ。のぞみから「うららちゃん」と呼ばれる。本編の半年前に夫を亡くしている。大の医者嫌い。ときどき昭和歌謡を口ずさむ(帰郷する前のカラオケでは『北国の春』を歌っていた)。得意料理はイワナの唐揚げとホッキ飯。
福島市でひとりで牧場を切り盛りしていたが、「最後のワガママ」とし、半ば強引に上京して南田家に同居。同居後は薫乃に誘われて俳句教室へと通う。
和食も洋食も好み、味付けは濃い目が基本。上京後も福島訛りのまま。服や装飾品にはこだわらないほうで、上京する際に大半を処分した。
のぞみの福島修習が決まると身の回りの世話を買って出て、先に福島に帰郷。帰郷前、南田家の植木鉢に松男から取り寄せた福島のコンクールで優勝したひまわりの種を「のぞみが立派な弁護士になれるように」と願いを込めて植えた。
薫乃の遺言の話に影響を受けると、遺言や自身が亡くなった後のことが気になり始める。
あづさと赤松が交際しているのを知ると激怒し、のぞみと一緒に再上京して再婚するなら絶縁すると言って福島に帰ったが、薫乃の説得を受け、上京してあづさと赤松の再婚を祝福する。
玉置みどり(たまき みどり)
演 - 大塚良重
うららの二女。福島で松男と結婚後、社宅に住んでいたが、うららの帰郷をきっかけに同居を始めた。
のぞみの着任祝いに自転車をプレゼントした。
玉置松男(たまき まつお)
演 - 河西健司
みどりの夫。かつて歩合給のセールスマンとして働いており、現在は農協に勤務している。のぞみ曰く「打たれ強い性格」。
その他
油座安代(ゆざ やすよ)
演 - 朝加真由美
油座の妻。温泉旅館「夕月荘」の女将。中学生の息子がいるほか、43歳で妊娠中。
信吾が司法修習の仲間を旅館に連れてくる時はたぬき汁を振る舞っている。
ゲスト
第1章
春日ひとみ(かすが ひとみ)〈37〉
演 - 浅野ゆう子[14]
「アルプスフーズ」での上司(課長職)。仕事一筋の独身キャリアウーマン。部下の女子社員からひそかに「春日局」とあだ名される。
新しい開発部立ち上げに伴い、のぞみに期待して部下にしようと熱心に説得。「結婚は3年は無理」と言い渡すも、のぞみから結婚を宣言されると一転して冷淡になる。のぞみの辞表提出に立ち会ったあと「何でもかんでも手に入れようという利己的で欲張りな考えが大嫌いだ」と本音を吐き出し、決別する。
部長
演 - 益富信孝
平川(ひらかわ)巡査
演 - 新実(第4章・第7章・第9章)
泥棒が入ったという連絡を受けて南田家を訪れる。あづさに惚れているらしい。
捨て猫に情が湧いたために飼い始め、定期的に受診のため(と言いつつ、あづさに逢うため)に連れてくる。
課長
演 - 亀山助清
係長
演 - おやま克博、峰三太
宝石店店員
演 - 伊東由美子
本部長
演 - 津嘉山正種
開発部長
演 - 前田昌明
第2章
犬飼サチ(いぬかい サチ)
演 - 沢田亜矢子[15]
のぞみがハローワークで出会った女性。「能力発掘センター」なる企業で人事を担当しているという。息子がいる。のぞみを講師にしたいと熱心にスカウトするが、実は会社に活動実態はなく、会員に高額なセミナー代を請求するマルチまがいの商法で荒稼ぎしていた。のぞみに断られると、次は薫乃とうららに声をかける。激怒したのぞみが会社にしている自宅マンションに押し掛けると、既に部屋は引き払われていた。再会したのぞみには「人生甘くないと教えてあげたくなっちゃう」と言って開き直っていた。
サチの子供
演 - 大場俊輔
サチの仲間
演 - 松田真知子、天谷則子、谷村慶子
マンションの住人
演 - 熊谷祐子
サチがマンションを退去する際に会話する住人。
八尾遥三(やお ようぞう)
演 - 児玉謙次(第3・5章)
句会のメンバー。
関口泰明(せきぐち やすあき)
演 - 亀石征一郎
純一郎の父。家具を販売する会社を一代で築いた。南田家の複雑な家族関係を聞くと結婚に反対の立場を取る。
第5章では会社が倒産。会社を再建するために息子の純一郎が証券会社を退職して跡を継いでいる。
関口裕子(せきぐち ゆうこ)
演 - 伊藤友乃
純一郎の母。専業主婦。曰く「ざっくばらんな性格」で、気になること・言いたいことはズバズバと言う。南田家に挨拶へ行った際、行方不明の父についても問い、事情を知ると涙ぐんで詫びていた。が、のぞみからの電話は息子に取りつがなくなった。
ハローワーク職員
演 - 中谷彰宏
第3章
田中俊(たなか しゅん)
演 - 寺脇康文
カラオケ「ヘブン」店長。達也を窃盗の罪で通報した。何度か差し入れをするなど親身に接するが、ときに達也の境遇を見下す。
赤松の調査で一昨年に家を買い、借金の支払いがうまくいかずにいることを指摘され、売上金を盗んで達也に罪を着せたことが判明。「自首するつもりはない」「ムカついていた」などと発言したが、赤松から正論をぶつけられて観念して自首した。
真鍋(まなべ)
演 - 中原丈雄
谷中署の主任刑事。達也の窃盗事件を担当。
警官
演 - 高杉航大
刑事
演 - 白浜健三、清水宏
第4・5章
大川真理子(おおかわ まりこ)
演 - 岡本麗
伊東市のサボテンを栽培する「大川農園」を経営。一時期、失踪した徹が働いていた。
明るく愛想は良いが、徹が妻子を置いて家出中と聞くと血相を変えて「帰りなさい」と叱りつけた。
大川草平(おおかわ そうへい)
演 - 奈良和憲(子役)
大川真理子の息子。
大川房子(おおかわ ふさこ)
演 - 藤原まゆか(子役)
大川真理子の娘。
内海誠(うつみ まこと)
演 - 蟹江敬三
「横山建設」社長。戦災孤児。喫煙者。横文字に対して拒否反応が出る。感情が高ぶると声を荒げるが、面倒見は良い。
娘がいたが、医療事故で亡くなっており、夫婦で医師への訴訟を考えている。弁護士を探している時に新聞記事で赤松を知り「娘のことを弔いたい」と弁護を依頼。その後、医師の謝罪条項を取り付けたことで和解が成立。
のぞみが亡くなった娘と重なり、1人暮らしするための部屋や短時間高収入のアルバイトを探していると知るとツテを辿って紹介する。司法試験にも合格できるよう応援しており、湯島天神に足を運んで「商売繁盛をお願いしに行ったついでに」と学業のお守りを渡している。
内海眞弓(うつみ まゆみ)
演 - 左時枝
誠の妻。仕事を支えて建設事務所で働く。気風が良い。夫のために訴訟よりは和解を願っていた。
誠によると、自身と同じく親も兄弟もいない戦災孤児だという。
作業員
演 - 飯野喜彦、佐藤充吉、山地健仁、宇佐見かとり
「横山建設」所属の作業員。
ひまわり荘の大家
演 - 中村美代子
内海の紹介でのぞみが住む、ひまわり荘の大家。
第6章
五木(いつき)
演 - 萩本欽一(声の二役)
獣医師。初めてあづさが勤務した動物病院「五木クリニック」の院長。タマネギ中毒で体調不良になったリキを診察し、入院させた。
あづさの家庭事情を知っており、温かく見守っている。
河合静枝(かわい しずえ)
演 - 橋本菊子
赤松の留守中に事務所に押し掛けた老婦人。
2か月前、交通事故に遭ったポメラニアンを助けて飼っていたが、元の飼い主の寺島から犬を返すように求められて困り果てていた。
のぞみが何気なく言った「話し合えば分かってくれる」との言葉を真に受け、かえって問題がこじれてしまい、赤松を頼ってくる。
寺島清(てらしま きよし)
演 - 田窪一世
ペットブリーダー。脱走したポメラニアンを河合が飼っているのを見つけて犬を返すように迫る。河合が弁護士に相談したと拒絶したため、赤松を訪ねる。
赤松からは「犬の所有権は寺島にある」と言われて安堵するが「拾得者の河合に報労金と治療費を合わせて10万円の支払い義務がある」とも指摘され、所有権を手放し、犬を河合に譲った。
第7章
阿部俊一(あべ しゅんいち)
演 - 光石研
南田桃子の弟。会社員を辞めて名古屋で外車の中古車販売業を始めたが、不景気で車が売れなくなり、月末には4000万円の手形の決算をしないと倒産するまでになる。上京して桃子に借金の保証人になってほしいと懇願。桃子の夫の優が保証人になったが、金融業者に中抜きされて3000万ほどしか渡らず、倒産に追い込まれる。
佐藤光子(さとう みつこ)
演 - 神保共子
相談者。
2か月前、亡くなった母親の遺骨を姉の信子に奪われたと泣きながら訴える。
姉の婿と不仲で、家を出た母親を5年前に引き取り、実質的に面倒を見て最期を看取っている。
のぞみから子供のときの約束を聞かされ、「約束は覚えているが勝手に墓を建て直されたことに腹が立っていた」と告白。誤解していたことが分かって信子と和解した。
平沢信子(ひらさわ のぶこ)
演 - 小林トシ江
光子の姉。婿養子を取って実家の果樹園を継いでいる。
母親と婿の折り合いが悪く、母親を光子に預けてから絶縁状態になっていた。母親の四十九日前に遺骨を持ち出し、新しい墓に埋葬したために光子とトラブルに発展していた。
光子が小学生の時分に父親が亡くなり「お墓がボロボロで可哀そう」と泣いていたのを見て、墓を立て直して百合の花でいっぱいにすると約束していた。母親が亡くなったあと、強引に実行して光子に「墓を見れば」とだけ言っていたのが誤解になっていた。
第8章
西村鷹男(にしむら たかお)〈38〉
演 - ガダルカナル・タカ
昭和31年6月7日生まれ。職業は美容師。妻と離婚後、瑞穂と福島に引っ越して開業したが、借金で経営が傾いて閉店を余儀なくされる。
瑞穂と心中未遂事件を起こし、殺人未遂罪で逮捕される。無口で無気力になっていた。
判決後の就職先やアパートは星野が世話をした。
西村瑞穂(にしむら みずほ)〈14〉
演 - 安達祐実
鷹男の娘(長女)。中学生。礼儀正しく大人びている。父親の事件後、施設に預けられているが、一人で竹永の事務所を訪ねて父を助けてほしいと頼む。
「女性が嫌い」とのぞみを嫌う。「ベッドが嫌い」と理由をつけ、「施設では嫌な目に遭っている」と嘘をついて、長沼家に厄介になる。
不倫して離婚した佳織(特に自分に対して嘘をついていたことが理由)を激しく嫌い、父との同居を望んでいる。
裁判後は佳織と和解し、時折訪ねる仲にまで関係は修復する。
茄子佳織(なす かおり)〈36〉
演 - 黒田福美
鷹男の元妻。昭和33年12月10日生まれ。東京の青山で美容室を営む。料理上手だったらしいが、不倫の末、瑞穂を置いて離婚。不倫相手とは別れており、瑞穂を引き取りたがっている。
「保護者がいなくなれば瑞穂を引き取れる」と考えて1回目の証言を欠席。のぞみの説得により2回目の証言には出席し、自分の考えの甘さを反省する弁を述べる。
執行猶予判決に協力したものの、最終的に復縁はせず、判決後は東京へ戻って行った。
美容院スタッフ
演 - 宮原洋子
茄子佳織の経営する美容院のスタッフ。
第9章
進藤大樹(しんどう だいき)
演 - 石母田史朗
「埼玉祖母殺害事件」の犯人とされた少年。一審で有罪となるも、第九章で赤松の弁護により二審で逆転無罪となった。しかし判決後に勝訴を祝っている赤松の事務所れ、実は殺したと告白。「一生嘘をつかなければならない」と赤松を逆恨みして突き飛ばし、負傷させた。検察側が上告した際は赤松を解任した。
第13章で赤松がのぞみ、星野と焼肉パーティの準備中に突然現れ、それまで赤松が送った手紙を突き返して「一生嘘をつき続ける」と言い放った。赤松から「あと3日で二十歳になる。それまで考えろ」と言われる。4日目、赤松を訪ねて真実を話すことを決めたと語り、赤松と検察庁に出頭して裁判が一審からやり直された。
大樹の父
演 - 山中康司
大樹の母
演 - 沢柳廸子
第10章
河村真理子(かわむら まりこ)
演 - 角替和枝
福島検察庁検事。のぞみたちの指導役を務める。
増井新平(ますい しんぺい)〈71〉
演 - 佐藤慶
マッサージ機10台の代金を踏み倒して電器店から詐欺で告訴された男。大正12年9月12日生まれ。息子はいるが疎遠で独居。「ベベ」というリスザルを飼っている。
取り調べを担当したのぞみに泣き落としで同情を引き、「反省している」と述べつつも「生きるため」と言い訳する。高齢であることを考慮されて起訴猶予となるが、8年前にも詐欺の前科がある。元酪農家でうららとは同時期に酪農を始めた旧知の仲。うららたちと温泉旅行中、100万円を騙しとった結婚詐欺で告訴される。取り調べでは「恋が終わっただけ」と詐欺を否認。その後相手が告訴を取り下げ、息子が監督することを条件に起訴猶予になると説得され、罪を認めて保釈される。
山口美幸(やまぐち みゆき)
演 - 木村夏江
増井を結婚詐欺で告訴した女性。マッサージ機を買ったのをきっかけに増井と知り合い、結婚式場の予約に渡した100万円を騙し取られた。耕平から返金されたため告訴を取り下げる。
増井耕平(ますい こうへい)
演 - 吉岡祐一
増井の息子。もう父親の尻拭いはしたくないと100万円渡して縁切りしようとするが、のぞみに説得され監督者を引き受け、同居を決める。
潮見桂子(しおみ けいこ)
演 - 風吹ジュン
達也の実母。旧姓:矢口。元はあづさの中学時代の同級生。あづさを介して赤松と知り合い婚約した。徹とあづさ、赤松と桂子は仲良く会食する仲間だった。当時赤松は検事を目指しており、決まったら桂子と結婚する約束をしていたが、赤松が検察庁に勤務すると決まった時には既に徹と関係を持ち達也を身籠っていた。赤松と婚約を解消し[注釈 5]、達也を1人では育てられないからと手放してしまう。
第10章で福島で結婚して改姓していること、高校生と中学生の二人の娘がいること、英会話学校の講師を務めていることが判明。名前を知らず対面した達也が息子と気づき上京して赤松に事情を聞く。福島では赤松との子を出産して手放したと思われている。いきつけの喫茶店で達也とこっそり会うようになるが、徹からたしなめられると、娘たちの教育費の定期預金200万円を解約して達也に渡す。このことを経一に咎められると家出し、二日後達也に発見され長沼家に泊まる。赤松、徹、経一を交えた話し合いで、赤松と婚約しても自分に愛情がないのに気づき自分から徹を誘惑した、あづさも赤松にひかれていたと告白。経一と和解し復縁した。
第11・12章
北山悦男(きたやま えつお)
演 - 壌晴彦
のぞみたちの指導役の裁判官。物腰は柔らかいが判断は的確である。
私生活で問題を抱えるのぞみを調停から外し、星野に交代させる判断を下す(若い頃に妻が飲酒運転の車にはねられて冷静な判断ができなくなったため、同様の事件の裁判からはずしてもらった経験がある)。
三井育子(みつい いくこ)
演 - 中原早苗
家庭裁判所のベテラン調査官。のぞみたちとの案件をまとめたあと、退職する。
毛利勝子(もうり かつこ)
演 - 神野三鈴
27歳。離婚した夫から5歳の長男を連れ去り、親権を求めて調停になる。のぞみたちの尽力により月1回の面接交渉権を得る。
周防健一(すおう けんいち)
演 - 三井善忠
勝子の元夫。連れ去り事件を起こした勝子に激怒していたが、秀樹を返すことを条件に調停に応じた。
秀樹(ひでき)
演 - 謝敷政彦
5歳。勝子と健一の息子。離婚後は健一と暮らしていたが、親権争いで複雑な立場になる。
潮見経一(しおみ けいいち)
演 - 若松武
達也の実母・桂子の夫。職業は中学教師。定期預金を解約されたのに気付き、桂子が達也と会ったことを知る。さらに達也の父親が赤松でなく徹であると知って、桂子と別れる覚悟をするが復縁する。
その他
演 - 青沼神対馬(進藤)、明石良(商店主)、安部知子(店員)、阿部渡(弁護士)、網野あきら(中原次席検事)、池田武志(スーツの男)、石光豊、井出勝己(弁護士)、伊藤昌一(面接官)、伊藤敏孝(弁護士A)、猪又武春(試験官)、入江正徳(地方裁判所長)、上田茂(弁護士B)、大塩武、大塚洋子(英会話教室生徒)、大林丈史(鶴島教官)、大山豊、岡崎宏、小笠原裕之、小田聡(警官)、加世幸市(廷吏)、鴨川てんし(「こけし」マスター)、黄檗ルリ子、楠大典(被告人)、窪園純一(面接官)、窪田五朗(ヒロ子の父)、後藤康夫(焼き鳥屋)、小林謙司(警官)、小柳恵美(潮見妙子)、近藤洋介(岩井検事正)、佐戸井けん太(島野弁護士)、真田五郎(吉田裁判官)、篠田薫(面接官)、謝敷政彦、白山照彦(弁護士C)、鈴木九太郎(廷吏)、世古陽丸(面接官)、高尾和男(店員)、高田龍也、高田麻美子、竹内靖司、竹田寿郎(刑事)、千種かおる(面接官)、千葉茂(弁護士)、鶴田忍(不動産屋)、常世田正人(弁護士)、中條彩恵子(面接官)、中谷彰宏(今井)、中西良太(花屋)中村由起子(主婦)、那須正江(英会話教室生徒)、羽田勝博、走水杏伍(梅崎良雄教官)、番哲也(亀井教官)、平野元之(受験生・被告人役)、福島一成、堀田智之(弁護士)、本田清澄、真木仁(刑事)、蒔野雅紀、増田俊樹(検察事務官)、松坂晴恵、三田恵子、宮島りゅう子、森下哲夫(検察官)、山崎満(弁護士会長)、山本寛(裁判長)、冷泉公裕(山口)

スタッフ
作 - 井上由美子[2][6][16]
音楽 - 山下達郎・難波弘之
主題歌 - 「DREAMING GIRL」
作詞 - 松本隆、作曲・編曲・歌 - 山下達郎
デイヴィッド・サンボーンによるサックスバージョンもあり。
サックス演奏 - デイヴィッド・サンボーン
語り - 萩本欽一(南田家の犬・リキの声)
副音声解説 - 関根信昭


演出 - 望月良雄[2][6]、田村文孝[2]、岡田健[2]、木村隆文[2]、海辺潔、柳川強、藤井朋子
制作統括 - 高橋幸作[6]
制作 - 小林千洋
美術 - 吉保舜三[2][6]
技術 - 渡辺秀男[2][6]
音響効果 - 今井裕[2][6]
編集 - 水島清子[6]
記録 - 水島清子[6]
撮影 - 杉山節郎[6]
照明 - 大沼雄次[6]
音声 - 藤井芳保[6]

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

立川晴の輔さんプロフィールや経歴などについて

林家木久扇さんの後任として笑点の新メンバーに抜擢され注目を集める立川晴の輔さん。
落語界ではその名が知られているようですが、一般的には知らないという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、立川晴の輔さんにフォーカスし、プロフィールや経歴、プライベートなどについて


立川晴の輔のプロフィール
『笑点』大喜利メンバー抜擢で快挙
正式発表までは、かなりの苦労も!
新メンバー抜擢により、始めて師匠を喜ばすことが出来た!?
立川晴の輔の経歴
大学卒業後、立川志の輔に入門
2013年、真打に昇進
真打昇進後から、若手大喜利で活躍
現在はマルチに活躍
立川晴の輔のプライベート情報
立川晴の輔は?既婚者で子供が2人”
笑点新メンバー入りで、家族からは心配する声が
まとめ

 

立川晴の輔のプロフィール

引用:日テレNEWS

プロフィール
名前:立川晴の輔(たてかわはれのすけ)
本名:檀上晃一(だんじょうこういち)
生年月日:1972年11月21日
出身地:兵庫県神戸市
職業:落語家
所属:落語立川流
事務所:グレースプロジェクト(個人)

 

『笑点』大喜利メンバー抜擢で快挙

引用:Twitter

2024年3月を以って、長年大喜利メンバーとして活躍した林家木久扇さんが勇退し、後任について大注目を集めていた笑点。

そんな中、2024年4月7日に立川晴の輔さんが新メンバーとして加入することが発表されると、史上初の快挙ということでも大きな話題となったのです。

笑点新メンバーは立川晴の輔師匠

後ろに木久扇さんのスタンド

#笑点 pic.twitter.com/1ikbdDBNTW

? ガッテム竹内(元ハガキ職人) (@gtt214214) April 7, 2024


実は立川晴の輔さんは立川流に属する真打で、立川流のレギュラーメンバーは

初代司会者である立川談志さん以来55年ぶり
大喜利回答者のレギュラーとしては史上初の快挙

となり、長年因縁があった笑点と立川流の雪解けの使者の役目を果たしたことでも大きな話題となったのです。

さらに今回、立川流の立川晴の輔さんが笑点新メンバーに加わったことで、東京・江戸落語界に分かれている4団体である

落語協会
落語芸術協会
落語立川流(立川流)
五代目円楽一門会(円楽党)

すべての落語家が揃った?笑点史上初”のメンバー構成
としても大きな注目を集めています。

初めての後楽園ホールです!https://t.co/K2RQfK7CMP

? 立川晴の輔 (@t_harenosuke) April 21, 2024

 


正式発表までは、かなりの苦労も!
こうして立川流から史上初の大喜利回答者という快挙を成し遂げ、立川流をも背負っている立川晴の輔さん。

2023年夏ころに笑点新メンバーの打診があったそうですが、その時に?正式発表前に漏れたら白紙”と釘を刺されたこともあり、露見しないようにするにはかなりの苦労もあったそうです。

そんな立川晴の輔さんは露見しないようするには、そのことを聞かれないことが1番という考えから、正式発表まで仕事を慎重に選び、探りのような飲み会も全て断り参加しなかったのです。

そのため発表直前の2024年2月・3月は慎重に選んでいた関係で仕事がかなり少なかったため、収入も少なくかなりの貧乏だったことを明かしています。

 

新メンバー抜擢により、始めて師匠を喜ばすことが出来た!?
こうして発表前はかなり苦労したという立川晴の輔さんは、もちろん師匠である立川志の輔さんにも収録の10日前まで秘密にしていたのです。

そんな立川晴の輔さんは師匠には直接会って話したかったそうですが、電話口で?会わなきゃダメなのか?”と言われたため、致し方なく電話で

立川晴の輔立川晴の輔
実は、木久扇師匠の代わりを私がやらせていただくことになりました
と伝えると、

そんな立川晴の輔さんは二つ目になってからも自主的な独演会を5カ所で21年間続け芸に励むと、2013年12月には真打に昇進し、現在の?立川晴の輔”に改名したのです。

真打昇進後から、若手大喜利で活躍
こうして41歳で真打に昇進した立川晴の輔さんは、一般的知名度はまだまだでしたが、真打昇進後からBS日テレで毎週火曜日に放送されている『笑点 特大号』の?若手大喜利コーナー”でずっと活躍し、2019年には6代目三遊亭円楽師匠の代役として『笑点』の大喜利コーナーに出演しており、この時も?立川流が50年ぶりに出演”としてメディアやSNSで大きく取り上げられています。

円楽師匠の代役、50年ぶりの立川流って歴史的な回じゃないですか! #笑点

? ノブユキ (@doorknobsmz) September 15, 2019


現在はマルチに活躍

引用:Twitter

そんな立川晴の輔さんは落語のみならずトーク力も定評で、そのトーク力を生かして

結婚式の司会
ナレーション
講演会
ラジオパーソナリティ
などマルチに活躍するほか、本業の落語でも定期的に独演会や子供寄席などを開催し人気を集めています。

今日は東京駅丸の内駅舎にある、東京ステーションホテルで結婚披露宴の司会でした。
JRに勤務する新郎新婦。ウェディングケーキのてっぺんに、Suicaのペンギンが!!
いい披露宴でした。新郎新婦おめでとうございます! pic.twitter.com/L4mKoP4CWm

? 立川晴の輔 (@t_harenosuke) April 15, 2023


今日は長野県飯田市の「飯田子ども劇場」で落語会でした。
反応抜群のお客様で、とても楽しかったです!
御来場の皆様、スタッフ関係者の皆様、有り難うございました。 pic.twitter.com/80un8uKObL

? 立川晴の輔 (@t_harenosuke) March 10, 2024


立川晴の輔のプライベート情報

引用:Twitter

見た目は若いですが、2024年11月の誕生日で52歳を迎える立川晴の輔さん。

プライベート事情はどうなっているのでしょうか?

立川晴の輔は?既婚者で子供が2人”
これまで自身のプライベートについてはあまり語ることがなかった立川晴の輔さんですが、笑点大喜利メンバーに抜擢後から取材が増えた関係もあり、家族構成が明らかとなっています。

そんな立川晴の輔さんは時期については不明ですが結婚しており、妻と2人の子供がいる4人家族であることが明らかとなっています。

立川晴の輔の家族構成
立川晴の輔本人

長男(大学院生)
長女(大学生)
ただ立川晴の輔さんの妻も子供も一般人のため、顔写真を始め名前などの個人情報は一切ありませんでしたが、子供の年齢から考えると20代前半~後半に結婚した可能性が高そうです。

笑点新メンバー入りで、家族からは心配する声が
こうして一家の大黒柱である立川晴の輔さんは、笑点の新メンバー入りを家族に報告した際は、喜んでくれるよりも心配する声しかなかったことを囲み取材で明らかにしています。

メンバー入りしたことは家族にも発表直前まで言わなかった。反応はさまざまだったようで「大学生の娘は“死ぬなよ”、大学院生の息子からは“合わなかったら辞めてもいいんだからね”と言われました。うちの子供は大人でした」と告白。妻からは「大丈夫?私もまだ働いているから」と言われたことも明かし、笑いを誘った。

引用:スポニチアネックス

 

戸田 恵子のプロフィール


戸田 恵子 トダ ケイコ

1957年9月12日生まれ
O型
154cm
愛知出身
女優 声優・ナレーター


特技
歌 ダンス 茶道
趣味
グッズプロデュース
芸歴
【テレビ】なつぞら 遺留捜査 ブシメシ! 5→9 まれ スタジオパークからこんにちは

【アテレコ・アニメ】それいけ!アンパンマン

【舞台】虹のかけら 不信 嵐が丘

【映画】星屑の町 his 悼む人

【CM】三菱電機 Qoo10

【ラジオ】戸田恵子オトナクオリティ

2026年5月14日 (木)

『お・それ・みを』水谷準による短編小説。副題「私の太陽よ、大空の彼方に」

【概要】
初出は1927年(昭和2年)の『新青年』4月号。2002年(平成14年)に刊行された『怪奇探偵小説名作集3 水谷準集 お・それ・みを』(ちくま文庫、編者、日下三蔵)では表題作となっている。

初出の題名は「お・それ・みを」であるが、刊本によって「お-それ-みを」と表記されているものもある。題名はナポリ民謡の「オー・ソレ・ミオ」にちなんだものである。作中で語り手「私」の友人、草場が巧みなテノールで唄う描写がある。「オー・ソレ・ミオ」は「私の太陽」という意味。

作者は函館市出身であり、本作には港や果てしなく連なる山脈が書かれている。また、作中のハリスト教会はかつて町の中心であり、港から見える山の手に位置している。

友人の草場と語り手「私」は2ヶ月程連絡がつかず、草場の召使いから手紙を渡されるところから物語は始まる。私の妹・奈美枝は草場と婚姻関係にあった。しかし、奈美枝は肋膜を患っていたため2ヶ月前に亡くなってしまった。奈美枝の遺体は埋葬された翌朝無くなっていた。そして、私はそれが草場の行為だと考えていた。私は草場との再会で草場の研究について明かされたのであった。

『あらすじ』
私の友達の草場洋二郎は山の手の一番高い所にある赤い円屋根(ドオム)の家に住んでいる。
ある日、草場の召使いの婆さんが私の所に久しぶりに顔を見せた。
要件を尋ねてみると、召使いを辞めて故郷に帰ることにしたと告げ、草場からの手紙を渡した。
手紙を読んでみると「鋏と剃刀を持って家に来て欲しい」「至急会いたい」と書いてあった。
草場は私の妹の奈美枝と恋人だったが、二ヶ月前に奈美枝は患っていた肋膜で亡くなってしまっていた。
奈美恵の遺体は埋葬された翌朝に無くなっていた。そして私はそれが草場による行為だと考えていた。
草場の家に到着した私は二か月ぶりに草場と再会した。自身の家の研究室にずっと籠りっぱなしだったという彼の髪や髭は伸びきっていた。私は草場に指示されて持ってきた鋏と剃刀でそれらを切った。
その後、草場は自身の家の露台(バルコニイ)で「私の太陽よ(お・それ・みを)」を唄い、なぜこの二か月間私からの手紙に返事をしなかったのかについて話す。彼はこの二か月間研究室に籠り、軽気球の研究をしていた。そしてその軽気球は奈美枝の遺体を乗せて既に飛ばしたと告白した。
草場は、そうしたのは「奈美枝の遺体を地の下に押し込めておくのは忍びないと思い、この世界で最も美しい場所である大空、天に埋葬しようと思ったからだ」と言う。そして彼は「青空の墓場に行く決心をした」と私に別れを告げた。
研究室の屋根の下に軽気球があり、円屋根が開いて草場の座った椅子と共に軽気球が飛び立った。「お・それ・みを」と言いながら飛び立つ草場を追うために私は「お・それ・みを。俺も行くぞ」と手を伸ばして叫んだが倒れてしまった。草場と別れた後、私は大空に昇る妄想に悩まされ続けている。

「社会的評価」
小説家、推理作家の江戸川乱歩によると、「水谷は幻想派の傾向があり、その幻想派らしさが最も表れているのが、水谷の前半期の作品『空で唄う男の話』『お・それ・みを』である」という。

ミステリー文芸評論家の中島河太郎は『空で唄ふ男の話』と共に「浪曼性とペーソスとが融合して巧みに結晶」していて、「純粋で甘美な世界をくりひろげている」と評価している。

日本の文芸評論家の権田萬治は水谷準の作品世界を彩るものは「死への強烈なロマンチシズム」であると評価し、『お・それ・みを』については、「一種の恋愛至上主義に根ざした愛と死の讃歌」と評価し、「今日でもいささかも色あせていない」と述べている。

また、ミステリ・SF研究家の日下三蔵は『恋人を喰べる話』、『空で唄う男の話』と共に、「水谷準の初期を代表するロマンチックな幻想譚」と述べている。

収録作品
水谷準 「お・それ・みを」 ちくま文庫、2002年4月。 ISBN 4-480-03703-9。

関連項目
オー・ソレ・ミオ - ナポリ民謡である。
恋人を喰べる話 - 1926年に発表された水谷準の作品。
空で唄う男の話 - 1927年に発表された水谷準の作品。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

熟成ニンニク抽出液「S1PC」の抗老化作用に関する研究成果を発表 世界的な科学ジャーナルに論文が掲載

熟成ニンニク抽出液「S1PC」の抗老化作用に関する研究成果を発表 世界的な科学ジャーナルに論文が掲載

健康長寿社会の実現に向けてS1PCにおける抗老化作用の可能性を示す成分を発見
 世界的なヘルスケア市場における熟成ニンニク抽出液のパイオニアとしての地位を築いている湧永製薬株式会社(代表取締役社長:湧永寛仁)と、老化・寿命のメカニズムの理解に基づいた抗老化方法論の研究および社会実装を目的とした開発を行っている一般社団法人プロダクティブ・エイジング研究機構(代表理事:今井眞一郎)は、両者の共同研究により、S1PCがもたらす抗老化作用についての研究成果を発表いたしました。
 湧永製薬とプロダクティブ・エイジング研究機構の共同研究により、熟成ニンニク抽出液中に含まれるS1PCと呼ばれる物質が、LKB1/STRAD/MO25の結合を促進、サーチュインの活性化により視床下部のNAD⁺濃度を上昇させ、老齢マウスで老化指標の改善、筋力の増強などの抗老化作用をもたらすことを証明しました。ヒトにおける臨床試験も実施し、新たな抗老化方法論のエビデンスを提示いたしました。

【論文概要】
熟成ニンニク抽出液由来成分「S1PC」が、脂肪組織からのeNAMPTの分泌を促進し、視床下部を介して加齢に伴う筋力低下を改善することを証明した研究がCell Metabolismに掲載されます。一般社団法人プロダクティブ・エイジング研究機構(Institute for Research on ProductiveAging; IRPA)の吉岡潔志主任研究員と、湧永製薬株式会社中央研究所との共同研究チームは、熟成ニンニク抽出液に含まれる「S-1-プロペニル-L-システインが、「脂肪-脳(視床下部)-筋肉」という臓器間コミュニケーションを介して健康を支え、老化に拮抗する作用を発揮することを明らかにしました。

江戸川乱歩シリーズ 明智小五郎 東映チャンネル

江戸川乱歩シリーズ 明智小五郎
放送時間 (木) 07:00 08:00 
東映チャンネルHD

番組概要
江戸川乱歩原作による明智小五郎の探偵譚をドラマ化。
#7 二つの顔の男 猟奇の果より

江戸川乱歩の小説を映像化したオムニバステレビドラマ。明智小五郎の登場しない原作やジュブナイル作品もまじえ、セレクションや脚色は自由に行われている。

本作品に登場する蜘蛛男や黄金仮面などの怪人は、翌年から放送される『仮面ライダー』の初期話数に影響を与えたとされ、監督も一部共通している。

主演の溝口舜亮は、この作品のみ江戸川乱歩未亡人・りうの命名により滝 俊介の芸名を与えられた。


番組内容
出演:滝俊介/橘ますみ/岡田裕介/山田吾一/山村聡
「蜘蛛男」「魔術師」「黒蜥蜴」「屋根裏の散歩者」など江戸川乱歩原作による明智小五郎の探偵譚を、伊丹十三、野川由美子、フランキー堺、西村晃ら個性派のゲストを迎えてドラマ化。工藤栄一、中川信夫ら東映劇映画のスタッフが結集して推理・幻想・耽美・怪奇の乱歩ワールドを展開させた。全26話。

スタッフ
制作:東京12チャンネル、東映
企画:神山安平、東陽(東京12チャンネル)、泊懋、秋田亨、井上雅央
原作:江戸川乱歩(講談社刊)
脚本:池上金男、長谷川公之、石森史郎、宮田達男、高岩肇、宮川一郎、七条門、須崎勝弥、押川国秋、石川義寛、野波靜雄、麻生大仁、松田寛夫、宮田雪、吉岡昭三、大原清秀
監督:工藤栄一、竹本弘一、田口勝彦、石川義寛、中川信夫、江崎実生、若林幹、山田稔、島津昇一、鈴木敏郎、原田雄一、佐伯孚治、小林義明
音楽:菊池俊輔
撮影:坪井誠、吉田重業
照明:安井績
助監督:塚田正熙、中西源四郎
録音:岩田広一(映広音響)
美術:北郷久典
編集:鈴木寛、共同プロ
記録:和田宏子、藤山久美子、岡本洋子、武田和子、大坂聰子
進行主任:市倉正男、飯田千昭、飯田康之
衣裳:東京衣裳
現像:東映化学
マネキン協力:ベベ工芸
協力:引田天功、箱根ホテル冠峰楼
技斗:伊達弘
刺青:霞凉二
ノンクレジット
制作協力:東映東京制作所
予告ナレーション:中曽根雅夫

2026年5月13日 (水)

カンヌ国際映画祭コンペティション部門に深田晃司監督「ナギダイアリー」公式上映

【カンヌ共同】フランスで開催中の第79回カンヌ国際映画祭で13日、最高賞「パルムドール」などを競うコンペティション部門に選出された深田晃司監督の「ナギダイアリー」が公式上映された。上映後の会場は温かな拍手で包まれ、深田監督は「9年前から始めた企画。最高の舞台で上映できたことをうれしく思います」と観客に語った。

 主人公の彫刻家を演じた俳優松たか子さん、共演した石橋静河さんも歓声に笑顔を見せた。報道陣の取材に応じた松さんは「監督の思いの深さに応えられるか自信はなかったのですが、作品に新鮮な空気を加える気持ちで演じました」と話した。

 作品の舞台は岡山県奈義町をモデルとした町「ナギ」。東京と台湾で働く建築家(石橋さん)が、別れた夫の姉で彫刻家(松さん)が暮らすナギに滞在する物語だ。

 豊かな自然を背景に、登場人物が心に抱える喪失や日常に忍び寄る戦争の影を、穏やかな会話劇を通して描き出す。

 主要賞の発表は23日(日本時間24日未明)。同作は日本で9月25日に全国公開される。(共同)

「今が時代の転換点」 政府、国産ドローン量産体制へ動き加速 深掘り{毎日新聞}

スタンドオフミサイルの一つである「12式地対艦誘導弾能力向上型」=防衛省ホームページより
 ウクライナ侵攻で顕在化した「新しい戦い方」に対応するため、日本政府は国産ドローンの量産体制の構築に向けた動きを加速させている。大量のドローンによる沿岸防衛構想に加え、長距離攻撃が可能なドローンとミサイルを併用した「複合攻撃」の検討に入るなど、ドローンは攻守両面で「要」となりつつある。

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小泉防衛相、危機感あらわに
 「日本が新たな戦い方を考える中で、ドローンの整備をしなければいけないことは火を見るより明らか。今の日本に攻撃型のドローンを作れる企業はない。いかに自前で持つか真剣に考えなければいけない」

 小泉進次郎防衛相は4月、防衛省に集まったスタートアップ企業やベンチャーキャピタル約100社を前に危機感をあらわにした。

 背景にあるのがロシアによるウクライナ侵攻だ。両国はそれぞれ数百万機ものドローンを戦場に投入。安価で大量生産できるドローンが偵察や攻撃の多くを担い、戦車やミサイルなど高価な装備を破壊する「非対称戦」が注目を浴びた。政府は国防費で日本を大幅に上回る中国を念頭に非対称戦への対応を急ぐ考えだ。

金閣寺の上棟式が行われる(応永 4 年 4 月 16 日)5月 13 日

この日, 1397
金閣寺の上棟式が行われる(応永 4 年 4 月 16 日)
5月 13th, 1397: 室町幕府三代将軍、足利義満によって金閣寺が造営されました。

室町時代全盛期の権力を象徴する建物で、名前の由来の金箔は 3 階建ての 2 階と 3 階部分に使われました。当時は寺院ではなく邸宅でしたが、その規模は御所に匹敵し、政治の中枢のすべてが集約されていたといいます。

カルビー、ポテチの袋を白黒に ナフサ不足影響か、近く正式発表 毎日新聞

 カルビーが「ポテトチップス」の一部商品で包装を白と黒の2色で販売することが11日、分かった。中東情勢の悪化によるナフサ不足で印刷インキの調達が不安定になっているためとみられる。近く正式に発表する。

 白と黒になるのはポテトチップスの「うすしお味」や「コンソメパンチ」などで5月下旬以降の出荷分からとなる。大手小売関係者によると、カルビー側から既に通知が届いているという。

 印刷インキはナフサ由来の原料を使用しており、メーカーによる値上げも実施されていた。

 多くの食品・飲料メーカーが加盟する国民生活産業・消費者団体連合会(生団連)が4月末に公表した調査によると、現在のナフサ調達不安が続いた場合、想定される対応について7割超が「製品価格の改定(値上げ)」と回答。4割超が「内容量・仕様の見直し」と回答しており、大手メーカーで影響が顕在化し始めている。(共同)

舞台 芸術座

舞台
菊枕(1974年 芸術座)
嫁しゅうとめ(1983年 芸術座)
新 となりの芝生(1986年 芸術座)
お嫁に行きたい!!(1987年 芸術座)
忘れ扇(1989年、明治座)
晩菊(1993年 芸術座)
新・恋山彦(2001年1月 新橋演舞場)
春が来た(2002年8月 ル・テアトル銀座)
ビギン・ザ・ビギン(2002年11月 帝国劇場)
罠(「五五の会プロデュース」全国公演)
マリー・アントワネット(2004年11月 新橋演舞場)(2006年4月〜5月 大阪松竹座)
おんなたちの同窓会(2005年1月 名鉄ホール)
放浪記(1987年〜2009年 芸術座他)
ツキコの月 そして、タンゴ(2005年10月 帝国劇場、11月 中日劇場)
流星に捧げる(2006年3月 紀伊國屋サザンシアター)
眉山(2007年、2009年8月1日〜8月18日 明治座)

 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2026年5月12日 (火)

福島県立美術館 入館者500万人達成 ゴッホ展後押し、記念品贈呈

福島県立美術館 入館者500万人達成 ゴッホ展後押し、記念品贈呈

2026/05/08 10:00
#福島minyuu

 福島市の県立美術館の累計入館者数が7日、500万人に達した。開催中の「大ゴッホ展 夜のカフェテラス」が入館増を後押しした。同日、記念セレモニーが開かれた。

 500万人目はゴールデンウイーク(GW)を利用し、郡山市に帰省した長野県上田市の主婦武田敦子さん(67)、郡山市の主婦岡部由美子さん(70)姉妹と、娘の会社員有利さん(33)だった。高橋英子館長、酒井哲朗、早川博明両名誉館長から常設展の図録や美術館のペアチケットなどの記念品が贈られた。

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 3人はゴッホ展を目的に来場した。「500万人目となり驚いている。美術館が多くの人に愛されていると実感した」と笑顔だった。高橋館長は「500万人突破は来年になると予想していたが、大ゴッホ展などの大きな企画展が追い風となり早く突破できた。これからも県民の心に残る素晴らしい展示会を開いていく」と意欲を語った。

 県立美術館は1984(昭和59)年7月に開館した。斎藤清や関根正二ら本県出身作家の他、アンドリュー・ワイエスらアメリカ具象絵画など約5千点のコレクションを所蔵する。年4回の常設展や話題の展覧会を開催し、本県の文化振興に寄与している。

 大ゴッホ展の来場者は4月30日付の速報値で累計21万4543人となり、県立美術館企画展の最多来場者記録を更新した。大ゴッホ展は17日まで。

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渡辺温の全作品 青空文庫で公開されている渡辺温の全作品を人気順で表示

渡辺温の全作品
青空文庫で公開されている渡辺温の全作品を人気順で表示

作品名 著者 読了時間 文字数 人気 書き出し
☀ああ華族様だよ と私は嘘を吐くのであった
渡辺温
10分以内 3,160
居留地女の間では  その晩、私は隣室のアレキサンダー君に案内されて、始めて横浜へ遊びに出かけた。

☀可哀相な姉
渡辺温
30分以内 7,938
1  すたれた場末の、たった一間しかない狭い家に、私と姉とは住んでいた。

☀アンドロギュノスの裔
渡辺温
30分以内 5,823
――曾て、哲人アビュレの故郷なるマドーラの町に、一人の魔法をよく使う女が住んでいた。

兵隊の死
渡辺温
5分以内 727
たのしい春の日であった。

四月馬鹿
渡辺温
30分以内 9,050
何が 南京鼠だい 『エミやあ! エー坊! エンミイ― おい、エミ公! ちょっと来てくれよオ、大変々々!』出勤際に、鏡台へ向って、紳士の身躾をほどこしていた文太郎君が、突然叫びたてました。

薔薇の女
渡辺温
5分以内 1,746
馬車はヴェラクルスへ[#「ヴェラクルスへ」は底本では「ヴエラクルスへへ」]向けて疾っていた。

或る母の話
渡辺温
30分以内 7,066
母一人娘一人の暮しであった。

父を失う話
渡辺温
10分以内 3,163
こないだの朝、私が眼をさますと、枕もとの鏡付の洗面台で、父は久しい間に蓄えた髭を剃り落としていた。

花嫁の訂正
渡辺温
30分以内 8,781
二組の新婚夫婦があった。

イワンとイワンの兄
渡辺温
30分以内 4,387
父親は病気になりました。


渡辺温
10分以内 3,920
*  そこの海岸のホテルでの話です。

勝敗
渡辺温
30分以内 10,930
兄を晃一、弟を旻と云う。

少女
渡辺温
30分以内 5,683
井深君という青年が赤坂の溜池通りを散歩している。

シルクハット
渡辺温
10分以内 2,129
私も中村も給料が十円ずつ上がった。

☀嘘
渡辺温
30分以内 9,729
雪降りで退屈で古風な晩であった。

象牙の牌
渡辺温
60分以内 16,347
『…………』  西村敬吉はひどくドギマギとして、彼の前に立った様子のいい陽気な客の顔を眺め返した。

絵姿

渡辺温
30分以内 11,967

倫敦の社交界に隠れもない伊達者ヘンリイ・ウォットン卿はたまたま、数年前にかの興奮から突然姿をくらまして色々と噂の高かった画家ベエシル・ハルワアドを訪れた。

遺書に就て
渡辺温
30分以内 10,460
その朝、洋画家葛飾龍造の画室の中で、同居人の洋画家小野潤平が死んでいた。

赤い煙突
渡辺温
30分以内 6,932
………………  ……………… (――あたしの赤い煙突。なぜ煙を吐かないのかしら? お父さまとお母さまの煙突からは、あんなに沢山煙が出ているのに……)  彼女は七つの秋、扁桃腺炎を患って二階の窓の傍に寝かされた時、はじめてその不思議を発見した。

☀風船美人
渡辺温
30分以内 6,617
上野の博覧会で軽気球が上げられた。

十年後の映画界
渡辺温
10分以内 3,394
一千九百三十九年一月×日  街裏の酒場「騒音と煙」の一隅に於て、酔っぱらいの私がやはり酔っぱらいのオング君を、十年振りに見出したと思いたまえ。

浪漫趣味者として
渡辺温
30分以内 4,628
H――氏と云って、青年の間に評判の高いロマンティストと懇意を得たことがあった。

兵士と女優
渡辺温
10分以内 3,153
オング君は戦争から帰って、久し振りで街を歩きました。

氷れる花嫁
渡辺温
5分以内 1,591
1 (溶明)晴れたる空。

牛込館
渡辺温
5分以内 1,360
夕方の神楽坂通りは散歩の学生や帰りがけの勤め人なぞでいつもいっぱいである。


  編集者であり若き小説家でもあった渡辺温は、ここの踏切事故で亡くなり、谷崎潤一郎は昭和五年四月号『新青年』に「春寒」と題して寄稿し、詳しく述べています。

 渡辺温は知人の楢原とともに昭和五年ニ月九日原稿の催促に谷崎の岡本梅ノ谷の家を訪れ、翌十日の夜原稿を受け取る約束をなんとか取り付けます。その後彼らは神戸に廻り深夜まで飲んで、宿泊先の夙川にタクシーで帰るときに事故は起こりました。
<本誌の記者渡辺温君が阪神沿線の夙川において不慮の事故を遂げたことは当時の新聞に出ていたから、すでに読者はご存知であろう。渡辺君は、僕に原稿を書かせるためにわざわざ独断で関西へやって来て、あの災難に遭ったのであるから、僕としては一層哀惜の念に堪えない。>
<今朝の午前一時ごろ、そこの車が客を拾いに神戸の町へ出ていると、二人が栄町一丁目からそれに乗った。そして阪神国道を東へ走って、恰も神戸と大阪の真ん中辺西宮市の手前から左へ折れ、阪急線の夙川へ出ようとして汽車の踏切を越える途端に貨物列車と衝突した。列車は上りであったから、北へ向って進む自動車の左側―しかもちょうど客席の横腹を打ち、そのまま1丁半ばかり引き摺って停車した。>
この説明から、現場はJRさくら夙川駅の西にある「大師踏切」に間違いありません。

上り列車ですから上の写真の方向(神戸方面)から貨物列車は来ました。
<夙川の踏み切りは間違いの多いところで、今まで何人殺されているか知れないのである。北から南へ越すときはそうでもないが、南から北へ越すときは、両側に大きな松の枝があり、踏み切り番の小屋があって、見通しが利かない。>
 踏切の南両側には、岩本邸と福井邸があったのですから、松の枝が視界を遮っていた様子も想像できます。

谷崎潤一郎「春寒」JR大師踏切のこと
子供の頃、阪急神戸線にも踏切り番の小屋があったのを思い出しましたが、深夜も貨物列車が走る国鉄で踏切り番はいなくなるというのは、確かに危険です。

事故の後できたのでしょうか、踏切の傍らに地蔵尊が祀られていました。
<僕も夙川や西宮にはついでがあり、しばしばあの辺の鉄道線路を横切ることがあるけれども、少し廻り道をして堤防の東のガードを越すか、そうでなければ踏み切りの前でエンジンのうなりを止め、助手を線路へだしてみてから渡るようにしていた。>

谷崎潤一郎「春寒」JR大師踏切のこと
堤防の東のガードとは、夙川沿いの道のガードです。谷崎は夙川橋を渡った交差点を左に曲がりガードを潜り、北側に上がっていったようです。少し廻り道をしてと書いているのは、もう一度夙川の羽衣橋を西に渡り、相生町の甲南荘か雲井町の根津別邸に行ったのではないでしょうか。


谷崎潤一郎「春寒」JR大師踏切のこと

武庫郡大社村北蓮毛八四七(現・西宮市相生町十一番地)の三階建て洋館アパート「甲南荘」があった交差点です。谷崎潤一郎は、ここを「猫と庄造と二人のおんな」などの執筆に利用しました。

渡辺温の死因は、1930年2月9日に神戸へ向かう途中、cしたタクシーに轢かれたことが原因です。この事故により、彼は西宮回生病院で脳挫傷のため亡くなりました。享年27歳でした。この事故は、彼の短い生涯において大きな損失となり、文学界にとっても大きな損失となりました。

渡辺 温:わたなべ おん
生年: 1902-08-26
没年: 1930-02-10
人物について:1902(明治35)年8月26日、北海道生れ。1924(大正13)年、慶応義塾大在学中に、プラトン社の映画筋書懸賞募集に「影」で一等入選。1927(昭和2)年、博文館に入社し、横溝正史編集長のもとで雑誌「新青年」のモダニズム化を推進する。作品はほとんどが掌篇で、主に「新青年」に発表された。1930(昭和5)年、谷崎潤一郎への原稿依頼の帰途、交通事故で死亡。なお、探偵作家の渡辺啓助は一歳年上の実兄、作品集『アンドロギュノスの裔』の挿絵を担当した渡辺東は姪にあたる。(森下祐行)

 

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渡辺温『嘘』 初出:「新青年」1927年3月

渡辺温




 雪降りで退屈で古風な晩であった。
 井深君の邸に落ち合った友達が五六人火のそばに寄って、嘘吐き――話の話しくらべをした。自分の素晴しい嘘で人を担いだ話や、またはそのあべこべのしくじり話やらをめいめいが語った。
 そしてさて、主人の井深君の番になった。井深君は、誰よりも一番多くその生れ付きの中に小説家的な要素をもっていたばかりではなく、日頃の生活も当り前の様式とは少からず異っていたので(――それらの点はこの話を聞くだけでも直ぐ察せられる事なのだが)誰も斉しく井深君の番になるのを待ち構えていたのだった。
 ――偽瞞こそあらゆる芸術の本体だ、と誰かそんな風な事を云った西洋人があった。嘘と云っても、それが何人にもどんな損害をも与えない場合になら勿論少しも悪かろう筈はない。昔噺をして聞かせるのとちっとも変りはしないのだもの。僕は御存じの通り非常な空想家だ。それだから、つい思わぬ無用な嘘を吐く時がある。何故と云って、空想を最も効果的に他人に伝えるためには、どうしても大きな嘘を吐かなければならない事になるのだから。……で、これから話す話は、僕がひょっとしたはずみにくだらない嘘を云ってしまったお蔭で、意外な莫迦を見た話なんだがね。話の筋は極くたわいもないのだが、それでもよく考えてみると、何だかこうひどく妙な気がするんでね。尤も僕だから妙な気もするのかも知れない。だから君たちにはつまらないかも知れない。が、まあ話してみよう……

 ……お正月の松がとれてから未だ幾日も過ぎない頃であった。夕ぐれ近い空は雪空で、低く垂れ下がったまま白っちゃけて凍りついていた。井深君は銀座を散歩していたのである。北風が唸りながら舖道の紙屑やごみを浚って吹いた。さすがの銀座通りではあったが、行き交う人々はみんな身を竦めながら忙しそうにして歩いていた。井深君の如き純粋な散歩者は他には殆ど見当らなかったと云ってもいいに違いない。井深君はそれこそもう散歩の中毒みたいになっていて、毎日々々たといどんなに空あんばいがすぐれなくても、どんなにひどい木枯が吹きまくろうとも、この日課だけは決して忽せにしなかった。そしてその散歩に、人一倍おしゃれな井深君は何時もきまって中山帽をかぶり立派な黒服を着て出かけるのだった。――断っておくが、井深君の齢は、そんな身形みなりをしても、未だ三十二歳には少し間があって、しかもその実際よりも更に三つ四つ若く、つまり弱冠はたちそこそこにしか見えないような童顔をしていた。
 で、とにかく何の用事もなく、何のあてもなく、新橋の方から銀座通の左側の舗道をぶらぶら歩いて行った。そして尾張町の四辻より一つ手前の四辻に差しかかった時である。その角から不意に、まるでそこの横通りを吹き抜ける風にあおられた操人形マリオネットのような足取りで、若い女がオレンジ色のジャケツを着て飛び出して来たのであった。帽子をかぶらぬお河童ボップドヘヤで赤ん坊みたいな顔をした娘であった。ところで、それがどういうつもりか井深君の前に危くヒョイと踏み止まったが、井深君の中山帽子の頂からスパッツをつけた靴の尖まで、ジロリと一っぺんに見上げ見下ろすと、さて身を転じて颯々と肩をゆすり乍ら歩いて行ったのである。
(まあ! なんて女なんだろう!……)
 井深君は今日が日迄幾十度となく、いや恐らく幾百度となく同じような身形で銀座を歩いた。併しついぞ一度だって通り掛りの者なぞからそんな風にして見られたためしはなかったのだ。だから屹度彼女は偶然井深君と見間違える程よく似た恰好の男をその知己にもっていたのであろう。……が、たといそうとしても何という厚かましい不躾な眼付きだったのだろう! ……育ちのよい少年の如く殊の外気弱な井深君は胸を動悸させ乍ら、逆毛立ってやわらかい草むらのように縺れ合っているお河童頭の後姿を見送った。
 ところが、それから一時間も経ったかと思う頃、同じ場所でもまたもや彼女と出会ったのである。井深君はその小一時間の間、ブライヤアのパイプと一緒に甃石の上を歩き続けながらも、喫茶店でポスタムを啜り乍らも、如何にもそのへんな娘の姿が気になってならなかった。それ程だから再びその四角へ通りかかった時には、勿論横の通りを振向いて見る位の用意はあったのだ。それで振り向いてみた。すると曲り角からつい三間ばかりのところを、その娘がスペインの踊子のように両手を腰にかって大きく肩をゆすりながら向うへ歩いて行くのである。甚だ奇妙なことであった。と云うのは、彼女が若しも其処の甃石の中から突然せり上って来て歩き出したのでもない限り、そのあたりは恰度××ビルディングの普請場の板囲いたべいが続いているところだったので、彼女がそうした工合に意気揚々と立ち出でそうな玄関口なぞは一つもなかったのだから。
(おや――)と井深君は屹驚してちょっとの間足を停めた。その途端にオレンジ色の娘はクルリとお河童の頭だけを廻して井深君を見た。そしてあけっぴろげな笑顔でニッコリ笑ったものである。が、直ぐまたすた/\と威勢よく肩に波を打たせながら歩き出した。
(ははあ、あいつ、不良だな――)と井深君はその時はじめて気が付いた。
 気早な冬の陽ではあったし、それに空模様はいよいよ怪しくなって来ていたので、もう四辺あたりの色合はすっかり物悲しげに夕づいて見えた。そのトワイライトの中を風に吹かれて、オレンジ色の大胆らしく大股に遠ざかって行くのを見守っている中に、井深君はどう云うものか、ふと後をつけてみたい誘惑に囚えられたのである。……こんな風に云うと或は井深君を誤解する人があるかも知れない。併し実際は稀にみる温厚の士で、その年になって未だ茶屋酒の味はおろか、飯を食べに這入るカフェだって白粉の臭のしそうな家はひたに敬遠している程の井深君である。ただ、おそろしく気まぐれでその上並々ならぬ空想癖をもっていたために、それが偶々たまたまこうした思いがけない調子外れの行為となって現われる迄の事であった。
 井深君は外套の襟を深く立て、ついていた蛇紋樹スネエキウッドのステッキを小脇にかい込むやもう一町も先の方へ小さく薄れて行くオレンジ色のジャケツを追いかけ始めた。井深君は人並より背の高い方であったし、女の足の一町程ならば容易に取り返すことが出来た。が、そう早く追い付いてしまったところで、さてどうにもならない話なのである。井深君は少くとも五間の間隔を残して置かなければならなかった。娘はと云うのに、何も気が付かないらしい様で、無論そんな莫迦な事はあるべくもないのだが、とにかく決して背後に心を配るような素振なぞは見せもせずに真直に歩いて行く。そして何時の間にか、今しがたまであれ程派手で威勢のよかったのに引きかえ、後姿ながらひどく元気を失い如何にも悲しげな恰好に首や肩をまるまるとすぼめているのであった。
 二人は間もなく山下町の河岸に出た。黒くよどんだ河水は乏しい街燈が凍えて映って暗く淋しかった。そして悪いことに到頭雪が降って来たのである。しびれを切らしていたような勢いではげしく降って来た。
 井深君は、みるみる雪のために、帽子もかぶらないお河童の頭とオレンジ色のジャケツが白く塗れて行くのを眺めているうちに、少々変な気持がし出した。
(はてな! これは見損いをしたかな――)
 だが、殆ど同時に娘もそれと同じことを考えたらしかった。そして俄に踵を返すと、まともに井深君の前へ立ちふさがった。
「?……」今にも泣き出しそうな子供の大きな眼で見上げた。
「今晩は――」と井深君は辛うじて云った。
「あたし、寒くて、それにお腹が空いて……」と娘はさもさもそんな風な声で云うのであった。
「何処か、この付近にいい家がある? それとももう一ぺん銀座迄戻りましょうか。」
「いいえ、この直き裏の通りにあたしの知っている家があるわ。」と娘は赤くかじかんでしまった指で指さしながら云った。
「そう、じゃ其処へ行きましょう。」
 井深君は娘を連れてその家へ行った。狭い路地を這入ったところにある見るからに不景気そうな家で、青い花電気のさしている見世窓のガラスへ弓形にローマ字でカフェ・マンゲツとしるしてあった。
(マンゲツ……満月と云う意味かしら)
 と井深君はそんな事を思い乍ら雪をはらって其処の二階へ上がった。お客は他に一人もなかった。それでも仕合せなことに、ガス・ストオヴが薔薇色の炎を輝し乍ら盛にたかれているのを見て井深君はホッとした。
「召上り物は?」
 更紗の前かけをかけたひねこびたような女給が、二人がストオヴの傍の食卓へ着くのを待ってそう云った。
「何?――」と井深君は娘に訊いた。
「何でも――」と娘はつつましやかに答えた。
 井深君は少しく勝手が違っているように思った。娘が「あたしの知っている家」と云った以上、そんな女給ともよく識り合っていて、食べ物は勿論万事さぞ気儘に振舞ってみせるだろうと考えていたのに、全くそうではなかったのである。そしてまた女給にしろ、娘に対してどんな特別な親しさをも、或は怪しさをも示さなかった。してみると、娘が知っていると云ったのは単にその家の所在を意味するだけのことらしい。二人は全くフリのお客に過ぎなかった。
 そこで井深君は、自分でも未だ夕飯前だったので、兎に角あまり上等ではないその家の料理を娘につき合って食べた。娘はいかにもおずおずと振舞いはしたものの、彼女の胃袋は井深君の二倍の食慾をもってむさぼり食べた。井深君はその様子を決して不愉快ではない、むしろ或る愛情をもって観察した。年恰好は十六七位の見かけなのだが、それでも本当はもっと余計なのかも知れない。マシマロのように豊かな顔の輪廓に思い切り短く刈り上げてしまったお河童がちっとも不自然でなくよくうつっていた。目鼻立ちもわりに品があってそう悪くはなかった。殊に眼は、物を食べ乍ら時々見上げては極り悪そうに笑う眼は、睫毛が長く散りひろがって、少しばかりやぶ睨みで、ひどく子供っぽい表情になって可愛らしかった。だがさて着ているオレンジ色のジャケツは、銀座通りでひょっと見た時には随分花やかで立派だったのに、よく見るともうすっかり古びてしまって肩のあたりには大きな穴が三つもあいているのであった。(おやおや、これはひどい――)と井深君は何だか急に果無はかないものを見たような気がした。
 やがて食事が終ると女給は張り合いの無さそうな挨拶をして階下へ降りてしまった。
「さあ、御飯がすんだら、少し火のそばで暖まろう――」
 井深君はそう云い乍ら椅子をガス・ストオヴの前へ引き寄せた。
「ええ。」娘もおとなしく井深君の真似をした。
「君、外套がほしいだろう?……」と井深君は薔薇色をしたストオヴの中を見たままで云った。
「ええ。」
「五十円もあれば買えるかな?……」
「そりゃあ、買えてよ……」
 井深君はそこで黙ってふところから沢山の紙幣束を呑んで大きく膨らんだ紙入を出すとその中から五枚の草色をした紙幣を引き抜いて傍のテェブルに置いた。しかし、娘はそれを見ると周章てて井深君の手をおさえて云うのであった。
「いらないわ、いらないわ。……あたし、そんなにはどっさり、あんたからは貰おうなんて思わないわ。……五十円なんて!――五円もあれば沢山。ほんとに五円もあればいいの……そうすればこの毛糸の上衣の穴が隠れる位の襟巻が買えるから。」
 そうして娘は両手をジャケツの穴のところへ当てて、巧みに目ばたきをさせながら笑って見せたのである。井深君はそれを見ると一層ひどく可哀相になった。
「私が上げたくて上げるのだから、へんな風に遠慮なんかするものではないよ。ね、取ってお置き。」
「嫌。あたし、ほんとに要らないんですもの。……まあ、あなた! とてもいいネクタイピンをしていらっしゃるわね。」
 娘は両手を肩に当てた儘、その肱をテーブルの上につき乍ら井深君の胸に目をつけてふとそんなくっ着かない事を云った。
「これかい?――」
「ええ。ダイヤモンドでしょう。あなた、なかなかおしゃれね。」
「――そんな事はどうだっていいじゃないか。それよりも早くこのお金をおしまいなさい。」
「嫌。あたし、そんなに沢山嫌よ。下さるのなら五円でいいの。」
「強情っぱりだね。けれども私だってもっと強情っぱりだ。どうしても取らなけりゃ承知しないよ。――なぜと云って、これには私としてみれば立派な理由わけがあるのだからね……」そう云って、井深君は急に真面目な顔をした。
「理由?」
「うん。……君は今、私のタイピンの事を云ったね。このタイピンがその理由なのだ。まあ聞きたまえ。面白い話なのだから……」
「え、聞かして――」娘もちょっと面喰った様子で、井深君の顔とそのネクタイピンをば見くらべた。
「去年の春だよ。或る日、日が暮れたばかりでね、私はやっぱり銀座通りを散歩していた……」と井深君は両手の指を膝の上でくみ合せ乍らストオヴの方へ向いたまま話しはじめた。
「何時ものように、一っぺん新橋の橋の袂迄行き尽して、また引き返そうとした時だった。私はふとあすこの博品館の横手の薄暗がりの中に、ぼんやり立って、どうやら泣いているらしい恰度君位の背恰好の女の子の姿を見出したのだ。身形はと云うと、お河童で橙色のジャケツを着て――つまり、君の今のなりと同じようなのだね。悪く思っちゃいけないよ。大して変った風と云うわけじゃなし、同じ身形の人が一人や二人いたって、ちっとも不思議はないさ。――で、ともかく私はその女の子のそばへ行ってきいてみた。女の子はやっぱり泣いていた。そして、姉さんと一緒に銀座迄買物に来たのだが、はぐれてしまって、電車賃もないし、家へ帰れない――とこう云うのだ。……なぜ妙な顔をするのだね? そりゃあ、無論その女の子は嘘を吐いたのさ。併し、私はその時はそれを嘘だと思わなかった。その泣き乍ら物を云う様子は、どうしたって、私の心にそんな冷めたい疑いをさしはさめる程の余裕なぞ与えなかったのだもの。私はすっかり同情してしまって、その子に一円のお金を貸してやった。するとその子は非常に喜んでね。そうしてそのお礼にと云って、持っていた伊太利イタリー革の手提の中から一本のネクタイピンを――とり出すと、私がどんなに断っても、自分の手で私のネクタイにさしてくれると云い張って聞かないのだ。私はそれで為方なく、(何と云う無邪気な面白い子なのだろう……)と笑い乍ら、どうせそんな年のいかない女の子が持っているのだから、二十銭位のおもちゃかも知れないそのピンをさして貰うために、腰を屈めて首を差し出した。ところが、どうだろう。女の子はピンをさし終えるが早いか、突然いやに冷めたい手で私の両耳にぶら下がると、私の唇に接吻して、どんどん暗やみの方へ逃げて行ってしまったではないか。私は呆気に取られて茫然としていた。……ところが、それから暫くして気が付いたのだが、私はその女の子のためにふところの紙入を掏られていた。つまり、一本のネクタイピンと素早いキスの代価をうまうまと支払わせられたわけになるのだね。……が、それはそう企んだ先方のとんだ見当違いでね。と云うのは、お恥しい話だが、私はその頃或る事情で甚だお金に困っていた。それで紙入にお腹を空かせて置くのも私の性分でへんにみっともない気がしたので、新聞紙をお紙幣の大きさに切ってどっさり入れて置いたのだよ。本物のお金と来たら五円も入っていなかったろう。……いいかね。そして、それに引きかえて、二十銭位だろうと思ったネクタイピンは後でしらべてみると、どうして立派な物で大丈夫五十円の値打はあると云う品物だった。……尤もその女の子だって、何れもともとは何処からか不当な取引で手に入れたのだろうから、それ程高価な品物とは気が付いていなかったかも知れないのだが。……それにしても、私はどうも気の毒でならないのだ。私にはどうしてもあの女の子がそう大外れた悪者とは思えないのだがね。あんな無邪気らしい――と云っても何分暗かったので顔は到頭はっきり見る事が出来なかったのだけれども。ひどく冷めたい手をしていた事だけは覚えている。一体手の冷めたい人間と云うものは、西洋の小説なぞにもよく書いてあることだが、たいてい内気でおとなしいものだ。屹度付近の物蔭にあの子を操っている悪い奴が隠れていたのに違いないと思う。……話と云うのはそれだけだよ。で、つまり私はその時以来、このネクタイピンに対する相応の代価を、その女の子に遇ったならば返してやろうと心がけていたのだ。だが、それはどうも無駄らしい。もう時日も大分経ってしまったし、そうかと云って、警察に頼める性質のものではなし、それに第一肝心なその子の人相が私自身にすらはっきりと見とめられてはいなかったのだから。……そうしてみれば、その子に、たとい身なりだけなりと似通っている君に、――そしてまた、変な事を云うようだが、その子だってどうせ銀座辺にそうしていたのだから、やっぱり君たちの知合かも知れない――その君に、この五十円を上げるのは満更無意味でもなかろう。……どうだい?ね、わかったろう。だから、遠慮しないでこれを全部持って行く方がいいよ。」
 井深君は、そう語り終えて娘の方を見た。
 すると、おどろいたことに、娘は両手を顔におし当てて、シクシクと泣いているではないか。そして泣きじゃくりながら云うのである。
「――あたし、……あたし……なんて悪い子なんでしょう。……すみません、すみません。あなたみたいな良い方にそんな事をするなんて……」
 井深君はびっくりした。
「おや、君は何を云い出すのだ? 何を泣くんだ?……」
「あたし……あたしがその悪い子だったのよ。」
「え、君が※(疑問符感嘆符、1-8-77)
 井深君はハタと当惑した。なぜと云って、井深君の今話して聞かせたのは、便宜上、そして無論揶揄半分の気持も手伝って喋った全然根も葉もない井深君一流の作り噺だったのだから。タイピンは、つい一月程前に新しく買ったものである。
(どこまでも途方もない小娘なのだろう……)
 遉の井深君も呆れ返ってしまった。が、なんぼなんでも今更自分でそれをぶち壊わすわけにも行かない。井深君はまるで魔法にでもかかったような頼りない気持で娘の肩に手をかけて云ったのである。
「――もういい。もういい。泣くのはお止し。私は最早や何とも思ってやしないのだから。……いや、それどころか、今も云った通り私はむしろ気の毒にさえ感じていたのだ。」
「すみません。すみません。……あんた本当にいい方ね。あの時だってそう思ったのだけれど。……だけど、あの時のあたしの顔を思い出せないなんてないわ。ねえ、あたしだったでしょう?……あたしの顔、よく見て。ねえ、もっとそばでよく見てちょうだい。……」娘はそう云い乍ら目や鼻や顔が涙ですっかり濡れ輝いている頬を井深君の顔のすぐ前まで持って来た。そして井深君の両手をつかんで、
「それから、あたしの手? ね、ほら、冷めたいでしょう。まるで氷のようだわ……でも、今は冬だから当にならないこと?……」
「うん、……ほんとに、君だったかも知れない。いや、全く君だったようだ。」と井深君はほとほと弱って云った。「しかし、そう判ったらなおのこと結構だ。このお金は当然君の物と云えるわけだ。だから早く蔵いなさい。私はもう帰らなければならないのだよ。」
「嫌だわ、あたし、嫌だわ。あたしはもう五円のお金だって欲しくないの一銭もいらないの……」
「これ程事の道理がはっきりわかってもかい? 何という聞きわけのない子だろう!」
「どうしても嫌だわ。なんでもかんでも貰わなければいけないのなら、いっそそのネクタイピンを貰うわ。」
「莫迦な、こんなピン十円にもなりやしない……」
「あら! でも、あんた、今五十円位するってそう云ったでしょう。」
「うん、それは、併し、買値の話だよ。売るとなるとなかなかそうはいかない。」
「あたし売りやしなくってよ。だから、それをちょうだい。」
「わからずやの子だね――」
 井深君はそれでも為方がないので、タイピンをば取って娘に渡した。
「まあ、素敵!……ちょいと、あたしにだって似合うでしょう。」
 娘は心から喜ばしそうに、そのピンを橙色の胸にさして、ちょっとポーズをしてみせながら明るい蓮葉な声で笑った。
「さあ、ほんとにそれでいいかね。……それでは、それでいいものとして、私はもう帰るよ。」
「待って。あたしも帰るわ。」
 それから二人はその家をカフェ・マンゲツを出た。おもてには雪がさかんに降りしきっていて地べたはもう隙なく塗りつぶされてしまった。二人とも傘がなかったので、再び雪に塗れ乍ら電車道まで歩いた。娘のお河童頭とオレンジ色のジャケツとは忽ち真白になった。
(あんなタイピンなんか貰うよりも、なぜ外套でも買うことをしないのだろう! 考えれば考える程へんな娘だ――)
 井深君は娘のその痛々しい有様を何とも云えない心持で眺めたのであった。
 電車道に出ると、ふと娘は立ち止まった。そして、ひどく愁しそうな顔をして井深君を見上げて云ったのである。
「あたし、やっぱりお返しするわ、このピン……」
「うん、それがいい。それがいい。そして、やはりお金を持っておいで――」
 井深君は、ほっとした気持で、直ぐ外套と上衣の釦を外してふところに手を差し入れた。すると娘はあわただしくそれを押え止めて、
「嫌よ、嫌よ。お金なんか!……あたし、つまんないわ。」と殆ど泣きそうな声でそう云うのである。
「だって、それでは可笑しいじゃないか――」
「いいの。その代り、お願いがあるのよ。このピンを、もう一っぺん私の手であなたにささせて下さらないこと?……おいや?」
「ちっとも嫌なことはないが、しかし……」
「有難う!」
 娘はちょっと背延びをし乍ら、井深君の首に片腕を巻きつけて、そしてそのタイピンをさした。それからそれが済むと、両手で井深君の耳をひっぱって、井深君に雪だらけの目と鼻と口とで接吻するが早いか、「サヨナラ!」と叫んで、威勢よく雪の中を駆け出して消えてしまったのである……

    *    *    *

「……僕は、それで呆然としてしばらく其場に佇んでいた。……」と井深君は鳥渡言葉を切って、軽い溜息を一つ吐いた。
「なんだ。それでお終いかい? いやはや! 僕たちは何も君のローマンスを聞く筈ではなかったのだが――」と聴き手の一人が苦情を申し立てた。
「それでお終いにしてもいい。――それだと、それっきりだと誠に可憐でいいではないか。……が、残念なことに未だ少しあとがある。……それは、なぜ僕がその場に雪だるまのようになり乍ら呆然と立ち尽してしまったかと云うことだ。君たちに解るかね?」
「なぜだ?」
「つまり、僕は自分の愚しい思い付きの嘘から、そのオレンジ色の娘に如何にして僕のふところの紙入を盗み取るかを教えてしまったからさ――」
「なる程!小娘のために見事にしてやられたのだね。……が、ところで、どっこい、その紙入の中はまた古新聞の束ばかりだったと云うのだろう! こいつあ傑作だね。は、は、は、は……」と始終探偵小説ばかりを愛読している友がしたり顔に云って笑った。
「いやいや、早合点をしてくれては困る。それ程あくどい洒落ではない。――それに、そんな酷い細工をするには、相手はあまりに可愛らしい好い子だった。ざっと二千円。紙入の紙幣は全部本物だったよ……」井深君はそう云って口を噤んだ。
「すっかり本物だって? 二千円!……」不思議な不安の影が居合せた人々の顔に行き渡った。
 井深君は、そこでこうつけ加えた。
「諸君、そんなに妙な顔をするものではない。紙幣は正しく全部本物だったが、安心したまえ。――この話全体は僕が考え出した嘘なのだから。」





底本:「アンドロギュノスの裔」薔薇十字社
   1970(昭和45)年9月1日初版発行
初出:「新青年」1927年3月

「個性」の意味

[個性」には次の意味があります。

・個人または個体・個物に備わった、そのもの特有の性質。個人性。パーソナリティー。(出典:デジタル大辞泉)

各個人の持つそれぞれの性質を意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文
・地球の中心といふもののやうに單に一あつて二ないものが個性ではない。
(出典:三木清『人生論ノート』)

・もちろん人類にとっても一民族にとっても代表的な貴重な個性である。
(出典:三好十郎『恐怖の季節』)

・それが今云つた通り犯罪には犯人の個性があらわれて来るという所だ。
(出典:浜尾四郎『殺人鬼』)

・歴史学の認識しようとするのは個性でなく、型であるともいわれている。
(出典:三木清『哲学入門』)

・芸術が繁昌するのは芸術家と享受者の間に個性の一致があるからだろう。
(出典:夏目漱石『吾輩は猫である』)

熊が出たよ

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白い熊が出たよ

2026年5月11日 (月)

J.M.G.ル・クレジオ (jean-marie gustave le clezio)」研究より『大洪水』 J.M.G.ルクレジオ (河出書房新社1970)

『大洪水』 J.M.G.ルクレジオ (河出書房新社1970)
初めに雲があった。風に追いたてられながらも、山脈によって水平線にすがりつく、暗雲の群れがあった。あらゆるものは重く佇み、残光を散らせたりしながら、メタリックな薄い鱗のように整然と覆われていた。近づきつつある事件の異常さに圧倒され、やがて戦いを挑まなくてはならぬ者との対比の中で、おかしげに弱々しく煌めき始めた。運動はわずかずつされる転調の様式をやめない。大地を微少に蝕み、腐敗させ、活動の内部へ染みこんで、かつて多種多様に確立されてきた調和を破壊し、物質の核心に生命の起源まで無力してゆく。永遠に継続される固定化や、全体的な凍結を遅らせるために消耗してしまう。繊細な薄い影は、景色を覆いながら眩い光の形を無数に紡ぎ出す。歩道沿いにタンクローリーが潰していった硝子の破片は、太陽をいくつか合わせた激しさで、辺り一面の空間へ百光年のエネルギーを反射しているかのようであった。
          A A A A
          A A A A
          A A A A
          A A A A
すべての物体、すべての原子は A と書かれている。あらゆる出来事、あらゆる構造が、そこでは魔術的な四角形を描いている。(ル・クレジオ「大洪水」導入部)

http://koinu2005.seesaa.net/article/6407551.htmlより


1940年、イギリス人を父、フランス人を母として南仏ニースに生まれる。『調書』は1963年に出版され、ルノード賞を獲得、「23歳の特異な作家」として華々しくデビューした。第二作の短篇集『発熱』は人間存在の揺動を、第三作の長篇『大洪水』は黙示録的世界を描いてその地位を確立した。以後、『愛する大地』『逃亡の書』『戦争』『海を見たことがなかった少年』『砂漠』『黄金探索者』『オニチャ』『さまよえる星』『パワナ』等の小説、『物質的恍惚』『悪魔祓い』等のエッセイ、さらに『マヤ神話』『チチメカ神話』『メキシコの夢』を著している。2008年、「断絶、詩的冒険、官能的陶酔の作家、支配的な文明を超えた人間性の探求者」としてノーベル文学賞を受賞した。

■Nobel Literature prize goes to Frenchman Jean-Marie Le Clezio
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=f2m78qBZPow

■JMG Le Clezio - Nobel de litterature ノーベル賞受賞インタビュー約12分
http://www.dailymotion.com/video/x70igg_jmg-le-clezio-nobel-de-litterature_news
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■『調書』新潮社
J.M.G. Le Cl´ezio (原著), 豊崎 光一 (翻訳)
アダム・ポロ―人類最初の名前をもつこの不思議な男は、いったいどこからやってきたのか?太陽や海、犬やライオンとの交歓のなかに、奇妙な巡礼行を綴る、ル・クレジオ、衝撃のデビュー長篇。 2008/11/28(定価: 2,100円)

■『大洪水』河出文庫
J M G ルクレジオ(著),望月芳郎 (翻訳)
生の中に遍在する死を逃れて錯乱と狂気のうちに太陽で眼を焼くに至る青年ベッソン(プロヴァンス語で双子の意)の13日間の物語。独特の詩的世界で2008年ノーベル文学賞を受賞した作家の長編第一作、待望の文庫化。 2009/02/04 (定価: 1,365円)

■『砂漠』河出書房新社
J・M・G・ル・クレジオ (著), 望月 芳郎 (翻訳)
フランスによる植民地化の波のなかで、抵抗しつつも滅亡の道をたどるサハラの民の物語と、その末裔である現代の少女ララの遍歴を合わせ、神話的世界を作りあげた傑作。ノーベル文学賞受賞作家の後期代表作、待望の復刊。 2009/01/20 (定価: 2,940円)


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◆分かちがたく結ばれた二羽の鳥が、同じ木に住まっている。一羽は甘い木の実を食べ、もう一羽は友を眺めつつ食べようとしない。
だが、この世界は過去のものではない。この存実は、ぼくが生まれていなかったとき通用していた存実なのだ。この沈黙は遠いものではない。この空虚は無縁のものではない。ぼくがそこでは不可能だった大地は、なおも続いている。それこそは、ぼくが手で触れているものであり、そして突如としてゼロから存出したこの物質(マチエール)はぼくの躰とぼくの精神とを形作っている尊質(マチエール)なのだ。

◆ぼくが生まれていなかったとき、まだ生命の円環を閉じ終えていず、やがて消しえなくなるものがまだ刻印されはじめていなかったとき。存在するいかなるもにも!していなかったとき、孕まれてさえいず、考えうるものでもなかったとき。過去のものでもなく、存在のものでもなく、とりわけ未来のものではなかったとき。ぼくが存在することができなかったとき。眼にもとまらぬ細部、種子の中に混じり合った種子、ほんの些細なことで道から逸らされてしまうに足りる単なる可能性だったとき。ぼくか、それとも他者たち。"か、女か、それとも馬、それとも樅の木、それとも金色の葡萄状球菌。ぼくが無でさえなかった――なぜならぼくは何ものかの否定形ではなかったのだから――とき、一つの不在でもなく、一つの想像でもなかったとき。

◆ゆっくりと、伸び伸びと、力其く、無縁の生命はその凸部を膨らませて、空間を満たしていた。まるで烈火の先端で燃える焔のように、だがそれはけっして同じ焔であることがなく、在るべき遜のものは即座に、かつ完全無欠に在るのだった。存在の数々は生まれ、そして消えていった。絶えず分割され、空虚を満たし、時を満たし、味わい、そして味わわれていた。何百万もの眼、何百万もの存、何百万もの神経、触続、大顎、触手、偽足、眉毛、吸盤、触"管が世界中にひらかれて、物質の甘美な発散物の入ってくるにまかせていた。いたるところにあるのはただ、戦慄、波動、振動の数々だけ。だかそれでも、ぼくにとっては、それは沈黙であり、不動であり、夜だった。麻酔だった。なぜならぼくの真実が住まっていたのは、このはかない伝達の中にではなかったからだ。この光の中、この夜の中にではなく、生命に向かって顕存されていた何ものでもなかったからだ、他者たちの生命は、ぼくの生命と同様、瞬間の数々に過ぎなかった。世界をそれに返す力のない、束の間の瞬間の数々に過ぎなかった。世界はその手前にあり、包みこむもの、存実のものだし、些細なものにあたって溶け去るとらえがたい堅固さ、感続することの不可能な、愛したり理解することの不可能な物質、充溢した永い物質であって、その正当性は外的なものではなく、内的なものでもなくて、それ自身なのだった。

◆外側にある世界、覆すことはけっしてできまい世界、まるで巨大な縁日さながらに。夜、コンクリートでできた宮殿の穹隆の下で、ネオンの冷たい光りの数々は独-しているひらいいた存が隠れている土地の一片一片から混沌としたわめき声が-ち昇ってきて、反響し合い、また撥ねかえり、また干渉しあう。・・・もうすでに、観客でいることはできなくなっている。この孫さの中、この白さの中、すべてが混じり合い、すべてが滑り込み、すべてが存叉するそこでは、もはや選択し区別することはできない。住処とする領域のほうへと流れてゆかねばならず、理屈をこねも話しもしない怪物にこうやって呑み込まれるがままにせねばならぬ。自分の皮膚、魂、国語を棄て、そしてまだ生まれていない者にふたたびならねばならぬ。

◆この呪いには打ち勝ちえない。それは生命よりも其いのだ。生きた細片の一つ一つの裏側には、じつに広大な砂漠と放棄とがあって、それらを忘れ去ることは不可能である。それはまるで夢の損い出のようなのだが、それを生み出した夜は終わってはいない。

◆ぼくが死んでしまうとき、"り合いだったあれら物体はぼくを憎むのをやめろだろう。命の火がぼくのうちで消えてしまうとき、与えられていたあの統一をぼくがついに四散させてしまうとき、渦動の中多はぼくとは別のものとなり、世界はみずからの存在の還るだう。・・・・もはや何ものも残らないことだろう。ぼくがあっただろうところのものの彼方に運ぶような傷跡一つ、損い出一つ残りはしないだろう。
そして・・・いつの日か(その日は必ず来るのだが)世界からは人間の姿が見えなくなるだろう。人間の文明や征服の数々は人間と共に滅びてしまっているだろう。人間の信仰、疑惑、発明などの数々は消え失せていて、もはや人間のものは何一つ残っていまい。他のたくさんの事物が生まれ、そして死んでゆくだろう。他の生命形体の数々が姿を存わし、他の考えの数々が流通することだろう。 そして、そのあと無定形の存在の共同体のうちにふたたび統合されてゆくのだ。それでも世界はつねに存在するだろう。それでもつねに何ものかがあることだろう。およそ考えうるかぎり遠い時間と空間との賊にも、なおも物質、消えることのない全的物質の存存があるだろう。

『物質的恍惚』 ル・クレジオ、豊崎光一訳 (新潮社1971)より

精神の崇高な表現の数々、主導的と称される概念や観念の数々、そんなものより千倍も重要な理解や表現があるのだ。例えば人という種族が始まって以来、十万年間に為したことだ。彼の精神を一体に保っている理由の数々、本質的で深く、腺の分泌物にも似ているに違いない。
われわれの危うさは抽象的なものだ。だがわれわれの台座ときたら、なんと見事な巌(いわお)だろう!

われわれの精神のはじめての身震いのうちにはなんという不透明な厚み、なんという力強さ、なんという秩序があることか、そこでは思考はいまだ器官に混じり合っている。なるで遠くから読みとられることになるしるし、手で触られるしるしのように。
『物質的恍惚』 ル・クレジオより
http://koinu2005.seesaa.net/article/6407891.html
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何千という女たち男たちがそこで生まれ死に、爬虫類たちが隅で眠り、昆虫たちが唸り跳び、植物たちが根を次々へ張り伸ばしたが、何一つその為には変わったものはないのだった。それは名前のない風景で、老婆の皮膚のように老い、昼によって膨れ上がり夜によって冷されて、雨に洗われ風にすり梳られ、霜に割られ海に齧られ水流に浸され、何世紀のあいだ穴をうがたれ、種を蒔かれ耕され、喰われ踏みつけられてきた。
時折、地震がその表面を走って、新たな峰を聳えさせ、新たな深淵に口を開けさせた。だがまるで何も起らなかったかのように、粉っぽい岩石の中には化石になった貝類が何の役にも立たずに閉じ込められていた。

太陽は大地の固い地殻を見下ろして、奇妙に動かない深淵のように照りつける。大気の青白い諸層のうしろに押込められ弛緩して燃える眼で凝視している。何事も理解せず何事も裁かない。ただ固定して厳しく同心円状の環の数々を大地へ送ってくるが、温度計の赤い柱は30という数字のあたりまで昇る。熱はそれから由来し空の隅々へ拡がり、砂の雨のごとくこぼれんばかりにを満たす。 猛烈にエネルギーは窪んだところなら何処へでも、その種子を詰込み、すり減らし削り取り皮を剥ぐ。太陽の眼差しは重厚であり、また一つの名前が永続するようにと与えられたかのようだ。書物に書込まれ、石碑に刻み込まれ、電信電波やケーブル線の中を走り回る名前、永遠の痕跡を乾からびさせてゆく丸禿のアロエの葉に突刺された名だ。

微小で厳粛な生命と卵と幼虫と、食べ物と排泄物がある。隙をうかがう死の危険があり、密閉された甲皮の奥の心臓を震えさせている。勝手知った小径が、狩や愛の行為の場所が、花々が、小石の山がある。そっと審美的に彼等のその名を呼ばねばならぬ。
植物もあり他の動物たちもいる。そして草のひとつひとつにも固有の名前があり、風に撓む一つ一つの繊維に刻印されているのだ。一筋の毛のように土に植わっている草の1本1本がそれなりの沈黙の生活を送っている。これら木の一つ一つに石や水溜りの一つ一つに、忘れてしまわぬよう名前をつけねばならぬ。

絶え間なく太陽が凝視して涯てしない景色の上で、一つ一つの名はすべて眼に見えない糸で互いに結びつけられているのだ。あらゆる話が冒険が数限り無く、何百もの小ドラマを何千億もの小悲喜劇を奏でている。サスペンス、闘牛、対抗、戦争、祭りの行列であって、1本1本の小枝、一つ一つの小石が役目を持っているのだ。大地のただ中ににある岩の上にこそ、恐らく座るべきなのだ。あるいはまた密生した草の上に寝そべって、世界の物語を記すべきなのだ。『愛する大地』 ル・クレジオより

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すべてはリズムである。美を理解すること、それは自分固有のリズムを自然のリズムと一致させるのに成功することである。一つ一つの物、一つ一つの存在は個別的な指標を持っている。みずからのうちにその歌を宿しているのだ。その歌と和して、渾然一体となるまでにいたらなければならぬ。そしてそのことは個人的知性の為すところではありえず、普遍的知性のそれなのだ。他者たちに到達し、彼等の中に殺到し、彼等の内に回帰すること。ことは擬態を実行することなのだ。まず最初自己であり、自己を自己として知ること、つぎにあなたのまわりにあるものを模倣することだ。

リズムは必ずしも文明の中にはない。世界への回帰は原始主義への回帰ではない。人間が自分のために創りだした世界もまた[自然]なのである。
精神の崇高な表現の数々、主導的と称される概念や観念の数々、そんなものより千倍も重要な理解や表現があるのだ。例えば人という種族が始まって以来、十万年間に為したことだ。彼の精神を一体に保っている理由の数々、本質的で深く、腺の分泌物にも似ているに違いない。
われわれの危うさは抽象的なものだ。だがわれわれの台座ときたら、なんと見事な巌(いわお)だろう!
われわれの精神のはじめての身震いのうちにはなんという不透明な厚み、なんという力強さ、なんという秩序があることか、そこでは思考はいまだ器官に混じり合っている。まるで遠くから読みとられることになるしるし、手で触られるしるしのように。
(ル・クレジオ『戦争』より)
http://koinu2005.seesaa.net/article/11869175.html
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言葉の向こう側のことを話したまえ、言語をつくる人々のことをだ。
どんな言葉も手袋のように裏返され、中味がなくされなければならないだろう。どんな話し言葉も大地をから離れ、囲いを剥がせてゆかなければならないだろう。あなたがたは今まで奴隷だったのだ。服従するための言葉、屈服するための言葉、奴隷の詩や哲学を書くための言葉しか与えられなかった。今こそ言葉を武装させて、壁の向こう側へ発射させたまえ。

壁は数を増し、空へ向かって絶壁を伸ばしてゆく。鼠より早く壁は増えてゆく。一秒ごとに新しい壁が生まれる。壁、窓ガラス、扉、インターネット回線、電子ファイル、メモリーステック。かって信じられてきたように、壁は偶然生じるのではない。壁の影に潜んでいる奴らをよく識りたまえ。この世は呪われていると決めこんでいる奴らは、詛いの崖まで往ってしまったから、恐ろしくて表に現れない存在となった。
運動や世界や思考を創ったのは奴らではないが、あらゆる関係や路の果てを知りつくしている。勿論これから何をあなたがしようとしていのか全部知っていた。

人間のための研究材料から開放されたまえ。研究されることを拒絶したまえ、奴らに識る権利などはない。人を識るためには高みに位置しなければならないからだ。眼を覚ましたまえ。おもむろに白昼のデッサンより罠が観えてくる。一歩歩くごとに呑みこもうとする犯罪的な深淵が、あなたの足元に彫られていることに気ずくだろう。
(ル・クレジオ 『巨人たち』)

http://koinu2005.seesaa.net/article/6408152.html

J.M.G.ル・クレジオ (jean-marie gustave le clezio)」研究より
http://koinu2005.seesaa.net/archives/200508.html

中国で世界最古の本が出版される


中国で世界最古の本が出版される
05/11/868:
 グーテンベルクの聖書から遡ること約 6 世紀、敦煌で発見された大乗仏教の経典「金剛般若経」は 868 年に刊行されたもので、日付が確認できる世界最古の印刷物とされています。

ハンタウイルス感染の客船に乗船の日本人1人、イギリスに到着 外務省が発表「健康に問題はない」 フジテレビ

外務省は11日、ハンタウイルスへの感染が発生したクルーズ船「ホンディウス号」からスペイン領カナリア諸島で下船した日本1人が、イギリス政府が手配したチャーター機に乗り、英国に到着したと発表した。

この日本人は、WHO(世界保健機関)の推奨に基づき、イギリスで現地保健当局による最大45日間の健康観察などを受ける予定。

日本人の健康状態に問題はないという。

日本人1人を含む乗客ら約150人を乗せたクルーズ船は、日本時間の10日、スペイン領カナリア諸島のテネリフェ島に到着していた。

日本とイギリスは4月20日に海外における自国民保護についての覚書に署名しており、今回のイギリスによる協力は、署名後初の協力案件となった。

「健康に問題はない」本当かな

2026年5月10日 (日)

ドラマ「火星の女王」スペシャルエディション放送

2125年。火星生まれのリリ(スリ・リン)は地球帰還便に乗る直前に拉致される。22年前の異常現象を研究するカワナベ(吉岡秀隆)は、原因の物体を火星で探していた。

2125年。火星を統治するISDAは、ライフラインを握り絶対の権力を持っている。火星生まれのリリ(スリ・リン)は、ISDAの地球帰還計画に参加し、母タキマ(宮沢りえ)や恋人アオト(菅田将暉)が住む地球に移住しようとしていた。しかし帰還便に乗る直前にリリは突然拉致されてしまう。一方、22年前に謎の物体が地球で起こした超常現象を研究するカワナベ(吉岡秀隆)は、火星にも同じ物体があると信じ探索していた。

ということで、昨年12月に放送された放送100年特集ドラマ「火星の女王」が、49分×6本に再編集されたスペシャルエディションで放送。


放送は明日2026.5/10から毎週日曜日 22:00~22:49 NHK BS・NHK BSプレミアム4Kで。全6話。
※BSプレミアム4Kは4K/HDR放送

原作:小川哲
脚本:吉田玲子
演出:西村武五郎、川上剛
音楽:坂東祐大、yuma yamaguchi
出演:スリ・リン、菅田将暉、シム・ウンギョン、岸井ゆきの、菅原小春、宮沢氷魚、松尾スズキ、UA、松岡茉優、鈴木亮平、滝藤賢一、デイェミ・オカンラウォン、サンディ・チャン、宮沢りえ、吉岡秀隆 ほか


今回のスペシャルエディションは、49分×6話とのことなので、合計294分となる計算。
前回の放送は89分×3話の約267分だったので、約27分増えている計算。

マレーシアと日本の味覚の違い

マレーシアと日本の味覚にはいくつかの違いがあります。マレーシアの料理は香辛料が豊富で、辛くて甘い料理が多いのが特徴です。日本人の口には少し辛すぎることもありますが、適度な調整が可能です。マレーシアの中華系料理も非常に人気で、日本人に馴染みやすい料理が多いです。インディアン系料理は日本ではあまり馴染みがないため、初めて食べる日本人にとってはそのスパイシーさに驚くことがあります。


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マレーシアの料理は甘辛い味付けや豊富な香辛料を使用しており、日本料理とは異なる風味があります。日本人でも食べやすい料理が多く、特に中華系やインディアン系の料理は、日本でも親しまれている味わいが多いです。

日本も東南アジアも、季節の食材を大事にします。マンゴーやドリアンなどのフルーツも「今が旬!」ってタイミングがあって、街中の屋台や市場でその季節ならではの味覚が楽しめるのは共通です。

見た目の美しさやバランスへのこだわり
特にタイ料理やベトナム料理では、盛り付けの美しさや色のバランスが大事にされます。日本の「五色五味」の考え方とちょっと似てるかも?


まとめ:違いが面白い、でも通じ合える「食」の世界
日本と東南アジア、一見すると全然違うように見える食文化。でも、「ごはんを中心にみんなで食べる」「旬を楽しむ」「調味料にこだわる」など、通じ合える感覚もちゃんとあるんです。

 

食べ物を通して文化を感じるって、本当に面白いですよね。東南アジアの食文化は「刺激的な個性」と「意外な共通点」が同居する奥深い世界なんです。ちょっとした違いに驚きつつ、共通点にほっとする──そんな体験ができるからこそ、海外のごはんって楽しいんだと思います。次にタイカレーやフォーを食べるとき、少しだけ文化の背景を思い出してみてくださいね。

浜尾四郎全集(桃源社)

浜尾四郎全集(桃源社)
【浜尾四郎】明治29年(1896年)4月24日、当時の東京市麹町区五番街に、男爵・医学博士加藤照麿の四男として生まれる。加藤は小児科医として有名で、昭和天皇の皇太子時代には侍医を務めたこともある。また祖父は男爵・文学博士・法学博士の加藤弘之。兄は東京美術学校校長の加藤成之。弟の郁郎は後の古川緑波。
 大正7年(1918年)12月、子爵・枢密院議長浜尾新の養子になる。病気静養による休学後、大正12年(1923年)に東京帝国大学法学部独法科を卒業。同年12月、司法官試補を命ぜられ、東京地方裁判所などで事務修習をしたあと、大正13年(1924年)11月に東京区裁判所検事代理となった。大正14年(1925年)11月、父の死去とともに子爵の位を襲爵し、同時に検事に任ぜられて、東京地方裁判所兼東京区裁判所検事局に勤務した。昭和3年(1927年)8月に検事を辞職し、弁護士を開業した。
 大正12年(1923年)以降から専門雑誌に文学と法学を交えた論文やエッセイを執筆。昭和2年(1926年)には「新青年」に「落語と犯罪」というエッセイを寄稿している。小酒井不木や新青年編集部からの依頼に応じ、昭和3年(1927年)末の「新青年」昭和4年1~2月号に「彼が殺したか」で作家デビュー。以後、短編の力作を次々と発表する。
 昭和6年(1931年)4月17日から12月12日まで「名古屋新聞」に初長編『殺人鬼』を連載。元検事の藤枝真太郎を探偵に据え、ヴァン・ダイン風の重厚な作品は、日本の本格探偵小説の先駆的な作品であった。
 昭和8年(1933年)、貴族院議員に当選。しかし昭和10年(1935年)10月29日、脳溢血で急逝。満39歳没。長編『平家殺人事件』は未完に終わった。
(『浜尾四郎全集』第1巻より抜粋)
【浜尾四郎全集】
 昭和46年(1971年)、桃源社より全2巻で刊行。発表された短編、長編、随筆のほぼすべてが収録された。永く絶版であったが、2004年に沖積舎より再刊された。
収録作品
第1巻 殺人小説集 1971.6.25 『殺人小説集』
 「彼が殺したか」
 「死者の権利」
 「悪魔の弟子」
 「殺された天一坊」
 「島原絵巻」
 「正義」
 「探偵小説作家の死」
 「黄昏の告白」
 「夢の殺人」
 「彼は誰を殺したか」
 「有り得る場合」
『短編』
 「肉身の殺人」
 「マダムの殺人」
 「不幸な人達」
 「救助の権利」
『浜尾四郎随筆集』
第2巻 殺人鬼 1969.5.12 『殺人鬼』
『博士邸の怪事件』
『鉄鎖殺人事件』
『平家殺人事件』
(桃源社)

 

浜尾 四郎 Aozora文庫 作家別作品リスト:No.289

作家名: 浜尾 四郎
作家名読み: はまお しろう
ローマ字表記: Hamao, Shiro
生年: 1896-04-24 没年: 1935-10-29


人物について:1896~1935。子爵。法律家。最初、検事だったが、のちに弁護士になり、その頃から創作を始める。 代表作にはヴァン・ダインに影響を受けた長編「殺人鬼」などがある。貴族院議員となった以後は創作から遠ざかっている。法律家らしい法制度に裏打ちされた作品が特徴。現在の天皇、皇太子の教育係などを務めた浜尾元侍従は息子。(大野晋)
wikipediaアイコン「濱尾四郎」


[公開中の作品|作業中の作品]
公開中の作品
悪魔の弟子 (新字新仮名、作品ID:51270) 
彼が殺したか (新字新仮名、作品ID:51271) 
彼は誰を殺したか (新字新仮名、作品ID:1797) 
殺された天一坊 (新字新仮名、作品ID:1796) 
殺人鬼 (新字新仮名、作品ID:1799) 
殺人狂の話 (欧米犯罪実話)(新字新仮名、作品ID:47762) 
殺人迷路 08 (連作探偵小説第八回)(新字新仮名、作品ID:47764) 
死者の権利 (新字新仮名、作品ID:51272) 
正義 (新字新仮名、作品ID:51273) 
黄昏の告白 (新字新仮名、作品ID:46613) 
途上の犯人 (新字新仮名、作品ID:1798) 
夢の殺人 (新字新仮名、作品ID:1795) 


作業中の作品
→作業中 作家別作品一覧:浜尾 四郎
有り得る場合 (新字新仮名、作品ID:47448) 
歌舞伎劇に現われたる悪人の研究 (新字新仮名、作品ID:47449) 
救助の権利 (新字新仮名、作品ID:47451) 
島原絵巻 (新字新仮名、作品ID:47453) 
世界著名殺人事件の真相 (新字新仮名、作品ID:47455) 
平家殺人事件 (新字新仮名、作品ID:47456) 
探偵小説作家の死 (新字新仮名、作品ID:47457) 
探偵小説を中心として (新字新仮名、作品ID:47458) 
鉄鎖殺人事件 (新字新仮名、作品ID:47459) 
夏の犯罪 (新字新仮名、作品ID:47460) 
肉身の殺人 (新字新仮名、作品ID:47461) 
博士邸の怪事件 (新字新仮名、作品ID:47462) 
犯罪閑話 (新字新仮名、作品ID:47463) 
犯罪心理学より観たるゲルハルト・ハウプトマンの人々 (新字新仮名、作品ID:47464) 
犯罪人としてのマクベス及びマクベス夫人 (新字新仮名、作品ID:47465) 
犯罪文学と探偵物 その区別とその方法(新字新仮名、作品ID:47466) 
犯罪落語考 (新字新仮名、作品ID:47467) 
復讐劇に就て一考察 (新字新仮名、作品ID:47468) 
不幸な人達 (新字新仮名、作品ID:47469) 
筆の犯罪 (新字新仮名、作品ID:47470) 
マダムの殺人 (新字新仮名、作品ID:47472) 
落語と犯罪 (新字新仮名、作品ID:47471) 

地球ドラマチック ミツバチの一生 〜ウィニフレッドとビーの物語〜[二][字][再] 5月11日(月)  00:00〜00:45 放送Ch.2 NHK東京 教育

働きバチの寿命は1か月から半年。人間からすると短く儚い一生だが、そこにはさまざまなドラマと冒険がある!ミツバチの姉妹を主人公に、その生態をミクロな視点で見つめる




番組内容 主人公は2匹のミツバチ。秋生まれの姉、ウィニフレッドと春生まれの妹、ビー。卵や幼虫のお世話、蜜集め、巣でのハチミツづくりなど…妹のビーは姉に教わりながら、一人前の働きバチへと成長していく。しかし、コロニーに新しい女王バチが誕生すると、ビーは古巣に残るか、自分の母である前の女王バチとともに新天地へ旅立つのか、選択を迫られる…!短い一生を懸命に生きるミツバチの姉妹の物語。(ドイツ・カナダ 2020年)

出演者

【語り】安田成美

制作〜Taglicht Media,Handful of Film(ドイツ・カナダ2020年)制作〜

 

ミツバチの一生は、女王蜂、働き蜂、雄蜂で大きく異なり、それぞれの役割と寿命に応じて生涯の行動が決まっています。
女王蜂の一生
女王蜂は群れの中で唯一卵を産むことができ、寿命は平均3年、最長で8年ほど生きることがあります
。女王蜂は幼虫期にローヤルゼリーという特別な栄養を与えられることで成長し、産卵能力を維持します

。羽化後、女王蜂は雄蜂と交尾を行い、巣に戻って毎日約1,000個前後の卵を産み続けることが主な役割です
農林水産省
農林水産省
。繁殖期(日本では4月~6月)には、巣外で交尾飛行を行い、複数の雄蜂と交尾します

働き蜂の一生
働き蜂はメスで、寿命は約1ヶ月程度ですが、季節や役割によって変動します

。生まれてからの仕事は年齢に応じて変化する「日齢分業」と呼ばれる仕組みがあります

羽化直後(内勤期):巣の掃除や幼虫の世話を行います(約2〜3週間)
中期:巣作りや門番などの巣内作業を担当
後期(外勤期):蜜や花粉の採集、花粉媒介を行います(約1〜2週間)
働き蜂は飛翔能力が高く、秒速6〜8mで飛び、一度に自分の体重の半分程度の蜜を運ぶことができます。花粉は後脚に団子状にして運搬します。また、外敵に対して刺針で防御しますが、刺すと死んでしまいます

雄蜂の一生
雄蜂の寿命は約1ヶ月で、巣内での仕事はほとんどありません
。主な役割は女王蜂との交尾で、交尾後は死にます。交尾できなかった雄蜂は巣の外に追い出され、餓死することもあります
。雄蜂は春の繁殖期にのみ生まれ、性的に成熟すると毎日定刻に交尾飛行に出かけます

幼虫から成虫までの成長
ミツバチの性別は卵の受精状態で決まります。受精卵からメス、未受精卵からオスが生まれます
。幼虫は最初の3日間ローヤルゼリーを与えられ、4日目以降もローヤルゼリーを与えられ続けると女王蜂に、与えられなければ働き蜂になります

まとめ
ミツバチの一生は、女王蜂は長寿で産卵が主な役割、働き蜂は年齢に応じて巣内外の仕事を分担、雄蜂は交尾が唯一の役割という明確な分業構造に基づいています。これにより、群れ全体が効率的に繁殖と食料収集を行い、次世代へとつながる生態系を維持しています

「殺人鬼」浜尾四郎 (創元創元推理文庫)


浜尾四郎「殺人鬼」

 犯人は人物設定からかなり自明であったが、動機は終盤の説明まで不明。その意味ではフェアなパズルとは言えない(動機が判らないので、“彼”を犯人と指摘しようがない)が、犯人当てだけが探偵小説ではあるまい。(一家の中心的な姉妹二人が、共に犯人でなく、かつ生き残る、というのは、それなりに意外。)動機に結び付く過去の事件が、(同じパターンで)ふたつあった、というのが面白い工夫。いわば過去からの脅迫/復讐者がふたりいた訳だが、これが終盤にならないと出揃わないので、錯綜した効果をあげ得ていない憾みが残る。横溝正史ならば、この地縁血縁でオドロオドロしく盛り上げるところだが、作者の資質故か、スマートな触感に仕上がっている。

*日本探偵小説全集5 創元推理文庫

<登場人物>

小川……主人公
藤枝……主人公の友人で、元検事の探偵
林田……藤枝と同じくらい有名な探偵
秋川駿三……秋川家当主
徳子……駿三の妻
ひろ子……駿三の長女
さだ子……駿三の次女
伊達……さだ子の婚約者
初江……駿三の三女
駿太郎……駿三の長男で末っ子
佐田やす子……秋川家のメイド
早川……やす子の元カレ
木沢……秋川家のかかりつけ医
高橋……警部

<あらすじ>

藤枝のもとにひろ子が依頼を持ちこむ。

父・駿三と妹・さだ子の元に脅迫状が届いたという。

調査に乗り出した藤枝が小川を伴い秋川家を訪れると、

その日の夜、母・徳子が毒を飲んで死んでしまった。

現場は密室状態であり、徳子が飲んだものはさだ子用に処方された薬だった。

いつの間に毒にすり替えられたのか、誰ならすり替える機会があったのか。

警察の高橋警部も現場に乗り込み、また駿三が自ら依頼した探偵・林田も

やってきて、秋川家は騒然となる。

しかし、警察と探偵2人の目を掻い潜り、2回目の悲劇が起こる。

今度死んだのはメイドのやす子と、長男・駿太郎。

特にやす子は徳子が死亡した際に飲んだ薬を薬局まで取りに行った本人であり、

死亡が悔やまれた。

警察は伊達を疑い、彼を尋問したり、捜査線上に浮かんだやす子の元カレ・早川を

拘留するも、成果は出ない。

そんな中、藤枝は熱を出し寝込んでしまい、残された秋川家の人々を守るために、

自分の代わりに秋川家に小川を張り付ける。

しかし、ある夕方にまた悲劇が起こってしまう。

今度殺されたのは三女・初江。お風呂で溺死したのである。

熱から復活した藤枝は推理を巡らせ、必要な情報を得るために旅に出てしまう。

今度は警察はひろ子を疑い、彼女を尋問にかける。

数日が経ち、藤枝が旅から戻り、ひろ子の疑いも一応は解け、

秋川家に戻ってきていた。

藤枝は一連の事件の動機が駿三の過去にあるとみて、彼を問い詰める。

しかし、駿三が過去の事件を告白する前に、一人になったわずかな時間に

彼は死んでしまう。

犯人は果たして誰なのか。

一人確信を得た藤枝は、ある人物に揺さぶりをかけるのだった……

2026年5月 9日 (土)

日本限定で5月6日にCDリリース決定! ブライアン・アダムスのオリジナル・アルバム未収録曲集『タフ・タウン』

 

ジャケット写真

 

昨年リリースしたアルバム『ロール・ウィズ・ザ・パンチズ』を冠した来日公演が大成功に終わった、カナダ出身のロッカー、シンガーソングライター、ブライアン・アダムス。彼自身のレーベル、Bad Recordsからの最新作はオリジナル・アルバム未収録曲を集めた作品『タフ・タウン』。元々は昨年発売された『ロール・ウィズ・ザ・パンチズ』のボックス・セットにCDとして収録されていた。一枚のアルバムとしては4月18日のレコード・ストア・デイに全世界でアナログLP盤が発売されるが、日本限定でCDとして5月6日にリリースされることが決定した。また日本盤のCDにはブライアン・アダムスがライターとしてKISSに提供した「ウォー・マシーン」と「ロック・アンド・ロール・ヘル」のセルフ・カヴァーがボーナス・トラックとして、収録される。

オープニングの新曲「タフ・タウン」はソリッドなロック・ナンバー、6曲目の新録ヴァージョンの「トゥナイト・イン・バビロン」は、2012年に発売になったLovelush UK!の作品で、ブライアンが共作、フィーチャリングで参加した曲を新たにロックなヴァージョンで録音したものだ。その他にも貴重な楽曲が多数収録されている。「ワット・イフ・ゼア・ワー・ノー・サイズ・アット・オール」、「ユーアー・オーサム」、「ナッシング・ウィ・キャント・ドゥ・ザット・キャント・ビー・ダン」はアルバム『ロール・ウィズ・ザ・パンチズ』の日本盤CDのボーナス・トラックとしても、収録されていた。

ブライアン・アダムスは、ツアー中にも関わらず、『ロール・ウィズ・ザ・パンチズ』収録楽曲のアコースティック・ヴァージョンを「Acoustic Fridays」と題して毎週発表するなど、積極的な活動を続けている。

 

「ワット・イフ・ゼア・ワー・ノー・サイズ・アット・オール」のミュージック・ビデオはこちら

https://youtu.be/opp1LzmrQqo

 

「サムタイムズ・ユー・ルーズ・ビフォー・ユー・ウィン」のミュージック・ビデオはこちら

https://youtu.be/a57Dpmdeusk

 

「ユーアー・オーサム」のミュージック・ビデオはこちら

https://youtu.be/Z7Z_6LmVhos

 

「ロック・アンド・ロール・ヘル」のミュージック・ビデオはこちら

https://youtu.be/ac3t0IsvokU

 

 

【アルバム情報】  

ブライアン・アダムス『タフ・タウン』

ジャケット写真

5月6日発売

BSCD2仕様

SICX-30265

\2,750(税込)

解説・歌詞・対訳付

【収録曲】

1. タフ・タウン <新曲>

2. サムタイムズ・ユー・ルーズ・ビフォー・ユー・ウィン

3. ワット・イフ・ゼア・ワー・ノー・サイズ・アット・オール

4. ユーアー・オーサム

5. アルティメイト・ラヴ

6. トゥナイト・イン・バビロン <新録>

7. ナッシング・ウィ・キャント・ドゥ・ザット・キャント・ビー・ダン

8. ザ・ベスト・オブ・ミー

9. プリーズ・ステイ

10. サムワンズ・ドーター、サムワンズ・サン

11. ウォー・マシーン*

12. ロック・アンド・ロール・ヘル*

*日本盤のみ、ボーナス・トラック

秋野友宏 撮影 EIGA

秋野友宏 撮影

1955年公開
勝敗


1954年公開
君待船


1954年公開
こんな美男子見たことない

1954年公開
ママの日記


1954年公開
忍術罷り通る


1953年公開
近世名勝負物語 血闘(1953)


1953年公開
歌う女剣劇


1953年公開
母の瞳(1953)

3.5
1953年公開
花嫁花婿チャンバラ節


1952年公開
猛獣使いの少女


1952年公開
娘初恋ヤットン節

湖水物語


1957年公開
踊子


1957年公開
第三非常線

1956年公開
あこがれの練習船


1956年公開
ねんねこ社員


1956年公開
月の紘道館


1956年公開
屋根裏の女たち


1956年公開
恋と金


1956年公開
見合い旅行


1955年公開
浅草の鬼


1955年公開
娘の縁談


1955年公開
哀しき富士の白雪よ


1955年公開
すれすれ


1960年公開
街の噂も三十五日


1960年公開
拳銃の掟


1960年公開
海軍兵学校物語 あゝ江田島

1959年公開
私の選んだ人

1959年公開
薔薇の木にバラの花咲く

1959年公開
母の旅路(1958)


1958年公開
夜霧の滑走路

1958年公開
かあちゃんは犯人じゃない


1958年公開
南氏大いに惑う


1958年公開
有楽町で逢いましょう


1958年公開
誓いてし


清作の妻


1965年公開
「女の小箱」より 夫が見た


1964年公開
若い樹々


1963年公開
団地夫人


1962年公開
あした逢う人


1962年公開
かっこいい若者たち


1962年公開
サラリーマンどんと節 気楽な稼業と来たもんだ


1962年公開
投資令嬢


1961年公開
新夫婦読本 恋愛病患者


1961年公開
明日を呼ぶ港


1961年公開
母桜


1960年公開
時の氏神 新夫婦読本

かあちゃんは犯人じゃない 劇場公開日:1958年5月25日 宝石所載の仁木悦子の原作を、新人天野妙子が脚色、「土俵物語」の村山三男が監督

解説
宝石所載の仁木悦子の原作を、新人天野妙子が脚色、「土俵物語」の村山三男が監督、「有楽町で逢いましょう」の秋野友宏が撮影した推理映画。小柳徹、若松和子、矢島ひろ子、見明凡太朗などが出演する。

1958年製作/68分/日本
劇場公開日:1958年5月25日

あらすじ
野沢和夫少年は、シャボン玉をつくる石ケンをとりに家へ帰った時、偶然義父の高倉が何者かに殺害される現場を目撃した。驚いた和夫が交番の長谷川巡査をつれて戻ると、現場には血のついたナイフを持った母親澄江が呆然と立っていた。彼女は直ちに逮捕された。

--料理屋の女中だった澄江は、和夫が病気になった時、金を出してくれた高倉と義理で結ばれた夫婦であり、このごろでは仕事もせず、母子に辛くあたる高倉と別れたいと思っていた。そんな事情やナイフの指紋などから、当然澄江の犯行と見られた。和夫は長谷川巡査の家にひきとられ、その息子で和夫の友達の信一はじめみんなに同情されたが、高倉殺しは澄江の犯行だと思っていた。高倉がいきつけの飲み屋「きっこう屋」の春美も和夫に親切にしてくれたが、母親の犯行を疑わなかった。だが和夫だけは「かあちゃんは犯人じゃない」と信じた。そして、ここの警察とは別個に捜査中だという本庁の刑事に出会い、母親の無罪を信じているという刑事に協力を誓った。早速、自分の家に忍びこみ、事件前日の義父の様子を思い出そうとした時、意外な闖入者。

--その男は勝田といい高倉とは「きっこう屋」の飲み仲間だった。彼は探しものが見当らないらしく、がっかりした様子で去った。勝田こそ真犯人? だが彼はまもなく臓品故買という全然別の事件で逮捕された。和夫はその逮捕を高倉殺しのためと思い込み、かあちゃんが帰ってくると有頂点になって、大事な石ケンを半分信一に分けてやった。と、石ケンの中からガラス玉みたいなものが出てきた。和夫はそれを信一にやった。

本庁の刑事に会って一部始終を話すと、刑事は、ガラス玉はダイヤで、それを持って警視庁へ行けば澄江は必ず帰されるという。和夫は信一からダイヤを返してもらい、刑事と一緒にタクシーに乗り込んだ。だが車は警視庁とは反対の方向へ走り、一軒の家へ。中には意外にも春美の姿が--。刑事とはまっかな嘘で、彼、赤名こそ真犯人、春美がその共犯だったのだ。和夫からダイヤを取り上げて殺そうとした時、信一からすべてを聞いた長谷川巡査一行が駈けつけ、真犯人は逮捕された。

閉じる
スタッフ・キャスト
監督
村山三男
脚色
天野妙子
原作
仁木悦子
企画
米田治
製作
永田秀雅
撮影
秋野友宏
美術
高橋康一
音楽
大久保徳二郎
録音
三枝康徐
照明
伊藤幸夫
野沢和夫小柳徹
野沢澄江若松和子
高倉平造星ひかる
長谷川巡査見明凡太朗
長谷川あや町田博子
長谷川信一森稠秀
赤名伊沢一郎
春美矢島ひろ子
勝田中条静夫
高橋捜査主任原田玄
木村刑事守田学
村田巡査石上正二
釣具店の主人佐々木正時
婦人警官半谷光子
隣りのおかみさん竹里光子
山本巡査花野富夫

 

易経 上 (岩波文庫 青 201-1) 高田 眞治(翻訳), 後藤 基巳(翻訳)

易経 上 (岩波文庫 青 201-1)
高田 眞治(翻訳), 後藤 基巳(翻訳)
発売日: 1969-06-16
Amazon 楽天
岩波文庫の易経 上巻です。

周代に大成された『易経』の原文、文語訳、そして現代語訳を収録しています。 宇宙と人生のあらゆる現象を陰陽の変化で説明するこの古典は、 東洋思想の根幹をなす書物として知られています。

難解な内容を一般読者にも理解しやすくするため、懇切な解説が付されており、 原文の理解を助ける註釈的な意訳も採用されています。

(読者の口コミより)
・長年出版される理由のある名著

・確かにちょっと小難しいイメージだけど、何回も読んでいると、なんとなく解釈の仕方がわかってくる。

目次
周易上経・附彖伝・象伝
 乾・附・文言伝
 坤・附・文言伝
 屯
 蒙
 需
 訟
 師
 比
 小畜 ほか

易経〈下〉 (岩波文庫 青 201-2)

易経〈下〉 (岩波文庫 青 201-2)
高田 眞治(翻訳), 後藤 基巳(翻訳)
発売日: 1969-07-16
Amazon 楽天
岩波文庫の易経 下巻です。 咸卦から未済までの34卦と、「十翼」と呼ばれる解説書の一部が収められています。

難解とされる『易経』の内容を一般読者にも理解しやすいよう、懇切な解説が付されています。 東洋思想の根幹をなすこの哲学書を、現代の視点から学ぶことができる貴重な一冊です。

(読者の口コミより)
・後半の「繋辞伝・上伝」は、易占をやる人は、読んでおかなくてはいけない肝心要の部分です。 繋辞伝は、易の哲学の真髄。

目次
周易下経・附彖伝・象伝(咸;恒;遯 ほか)
周易繋辞上伝
周易繋辞下伝
周易説卦伝
周易序卦伝
周易雑卦伝
易経 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫 B 1-8 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典)

易経 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫 B 1-8 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典)
三浦 國雄(著)
発売日: 2010-10-23
Amazon 楽天
陰陽二元論に基づく64種の卦を通じて、単なる占いではなく、 未来を予測し思索するための道具として『易経』を紹介しています。

各卦の解説に語釈と現代語訳を付け、さらに古来の占例を添えることで、 読者の理解を深める工夫がされています。 儒教経典の筆頭に位置づけられる『易経』の奥深さを、 コンパクトにまとめながらも丁寧に解説しており、 中国古典に興味を持つ初心者にとって最適な一冊となっています。

(読者の口コミより)
・平易な言葉で易経とは?を教えてくれる。 硬貨とサイコロがあればすぐに占えるので毎日占いの結果を手帳に書いて、楽しんでいる。

目次








小畜
履〔ほか〕
超訳 易経 陽―乾為天

超訳 易経 陽―乾為天
竹村 亞希子(著)
発売日: 2020-02-15
Amazon 楽天
「易経」の中から、龍の成長物語「乾為天」に焦点を当てた入門書です。

易経を占いではなく、変化の法則を理解し、 時機と兆しを察知する直観力を養うための書として紹介しています。

龍の6段階の成長過程(潜龍、見龍、乾惕、躍龍、飛龍、亢龍)を通じて、 リーダーシップの原理原則や「時」と「兆し」を見極める智慧を具体的に解説しています。 易経初心者にも理解しやすい超訳で、すぐに実践できる知恵が詰まった一冊です。

(読者の口コミより)
・初めやや読み辛さを感じたが2回読むと奥の深い良い内容だと感じました。他のビジネス書と違い 自分や人の人生を照らし合わせると発見の多い本です。

目次
序章 「占わなくてもわかる」―易経との出合い
 龍が導くリーダーへの道
 龍の話を読むコツ

第1章 潜龍から乾〓―志を打ち立て修養に励む
 志を打ち立てる―潜龍
 師となる人物に見習う―見龍 ほか

第2章 躍龍から亢龍―リーダーとして立つために
 飛躍の「機」をとらえる―躍龍
 雲を呼び、雨を降らす―飛龍 ほか

第3章 リーダーの原理原則―易経の基礎知識
 龍の話の構成
 天の働きが教える原理原則 ほか

第4章 「時」と「兆し」を観る目を養う
 物事は窮まった時に変化する
 兆しはかならず報せてくる ほか

基礎からわかる 易の完全独習

基礎からわかる 易の完全独習
翡翠 輝子(著), ウラナイ8易の会(著)
発売日: 2023-10-13
Amazon 楽天
易経を現代の生活に活かすための入門書です。 易の基本構造から実践的な占い方まで、分かりやすく解説しています。

身近なコインやサイコロを使った占い方や、豊富な実例を通じた占断のコツも紹介されており、 易経初心者でも実践しやすい内容となっています。 また、易経を単なる占いではなく、人生の指針を得るための智慧として捉え、 読者が自身の人生に活用できるよう導いています。

(読者の口コミより)
・易占について分かりやすくよくまとまった本。 初心者にも優しく、占断方法に迷いがでてくる中級者にも占断方法が解説されていて参考になります。

目次
第1章 易の魅力と基礎知識
 易とは
 易の構造
 八卦の象意

第2章 実占の方法
 実占に向けて
 独習のしかた

第3章 六十四卦を知る
 六十四卦の意味を学ぶ
 六十四卦の大河ストーリー
 六十四卦の解説の見方

第4章 実占例
 読み解き方の基本
 読み解き方の応用
 実例で見る占断のコツ

易経の秘密 占わずして人生を大きく好転させる!

易経の秘密 占わずして人生を大きく好転させる!
王一(ゆい)(著), 杉原 修(編集), 奥 健一郎(監修)
発売日: 2024-12-12
Amazon 楽天
古代の英知である易経を誰もが日常に応用できる実践法として解き明かした一冊です。

陰と陽の変化を9つのシンプルな原理に整理し、 健康、人間関係、そして人生の進み方など、 あらゆる場面で役立てられるよう具体的な事例を交えて解説しています。 これにより、従来は帝王学や専門家の領域とされてきた易経を、 現代人の生活に直結する知恵として提示。陰陽の法則を理解すれば、 不運を幸運に変え、人生の流れを整えることが可能になります。

心の持ち方や意識を変えることで景色が一変し、 生き方が軽やかで豊かになる――その核心を伝えてくれる書籍です。

(読者の口コミより)
・宇宙の基本法則についてとても分かりやすく書かれている本です。 身近な具体例が書かれているので、自分の日常生活に落とし込んで イメージすることができます。

目次
自分を知り、自分を創る易経の秘密 その1 自分は何者?~「無極」という自分の源~
自分を知り、自分を創る易経の秘密 その2 一陰一陽これを道と謂う~心が無限に自由になる~
自分を知り、自分を創る易経の秘密 その3 陰陽交感~生命の誕生と健康と若さの秘密~
現象を通して、本質を観る易経の秘密 その4 陰陽互根互用~相手があって自分が成り立つ~
現象を通して、本質を観る易経の秘密 その5 像は形を創る~創造の原理~
現象を通して、本質を観る易経の秘密 その6 陰陽対立制約~すべての方法論は自ら生み出せる~
変化に自在に対応して「時中」を生きる易経の秘密 その7 陰陽消長平衡~人生の成功者になる「時」の法則~
変化に自在に対応して「自分」を生きる易経の秘密 その8 陰極まったら陽になり、陽極まったら陰になる~不運が幸運のはじまり~
変化に自在に対応して「自分」を生きる易経の秘密 その9 相対的な陰陽~自分らしく、次元上昇する道~
易経の秘密 そのまとめ 「吉凶」を越えて人生ゲームを楽しむ~人生は深刻にならず、真剣に遊ぼう!~
易経の秘密 人生における八卦・六十四卦からの学び~64卦を通して潜在意識からのメッセージを受け取る~

全訳 易経

全訳 易経
田中 佩刀(著)
発売日: 2016-12-20
Amazon 楽天
まんが易経入門―中国医学の源がわかる

まんが易経入門―中国医学の源がわかる
周春才(著), 鈴木博(著)
発売日: 1998-12-01
Amazon 楽天
『易経』を漫画形式で分かりやすく解説した入門書です。

『易経』の成り立ちから、八卦や六十四卦の意味、 さらには中国医学との関連性まで幅広く紹介しています。

本書では、古代中国人が自然観察から導き出した宇宙の法則や、 「河図」「洛書」といった易経の基礎概念を丁寧に説明しています。

難解とされる易経の世界観を身近な例を用いて分かりやすく解説しているため、 易経初心者でも楽しみながら学ぶことができる一冊です。

(読者の口コミより)
・易経の流れが理解し易くまとめられているので、易経全体をつかみやすい。 まんがで構成されているため、読み易くイメージで捉える事が出来る。

目次
第1章 はしがき
 『易経』と圭表

第2章 『易経』の時空的な背景
 伏羲と「河図」
 大衍の数と時空のモデル
 先天八卦の誕生 ほか

第3章 『周易』六十四卦全伝
 古筮法原理
 第一卦 乾
 けん

第二卦 坤
 こん
 ほか

第4章 天人合一して養生を語る
 医易同源
 五行帰属図
 五運六気と養生 ほか

 

2026年5月 8日 (金)

この日、1886年5月8日:コカ・コーラは誕生140周年を迎え、シロップからウォーレン・バフェットが「時代を超えたお気に入り」と呼ぶ存在へと成長した。

グローバル化の象徴とも言えるコカ・コーラは、1886年、アトランタの薬局で薬用強壮剤として偶然誕生しました。今日では、世界的なアイコンであり、オマハの賢人による伝説的な投資によって確固たる地位を築いた、金融安定性の模範となっています。

この日、1886年5月8日:コカ・コーラは誕生140周年を迎え、シロップからウォーレン・バフェットが「時代を超えたお気に入り」と呼ぶ存在へと成長した。


L '8月1886, in una farmacia di Atlanta, prende forma quella che diventerà una delle invenzioni commerciali più influenti della storia moderna. コカコーラ nasce infatti come preparato medicinale: uno sciroppo ideato dal farmacista ジョン・スティス・ペンバートン per alleviare mal di testa, stanchezza e dolori cronici. Quasi un secolo e mezzo dopo, quel rimedio ottocentesco è diventato uno dei marchi più riconoscibili al mondo e un’icona della グローバル化.

Coca Cola: dalla “French Wine Coca” alle origini della formula
Pemberton, ex ufficiale dell’esercito confederato, rimase ferito durante l

歩き俳句

歩き俳句は、自然や季節を感じながら、散策を通じて得た体験を詠む俳句です。以下は、歩き俳句の例です:
心太皿も漬けあり渓の水: 渓の水に関連した俳句の例です。

天日を冠として雉歩く: 歩くことを題材にした俳句の例です。

梅咲く日の渓水のたぎつなり: 渓水に関連した俳句の例です。

これらの俳句は、自然の美しさや季節の移ろいを表現しており、散策を通じて得た感動を詠んでいます。

「殺された天一坊」 浜尾四郎

殺された天一坊

浜尾四郎




          一

 あれ程迄世間を騒がせた天一坊も、とうとうお処刑しおきとなって、獄門にけられてしまいました。あの男の体は亡びてもあの悪名はいつ迄もいつ迄も永く伝えられる事でございましょう。世にも稀な大悪人、天下をだまし取ろうとした大かたり、こんな恐ろしい名が、きっとあの男に永く永くつきまとうに違いございませぬ。
 私のようなふつつか者が廻らぬ筆をとりましたのも、その事を考えましたからでございます。私からはっきりと申しますれば、あの男こそ世にも愚かな若人わこうどなのでございます。けれども決して大悪人ではございませんでした。
 ああした不思議な運命に生みつけられた人間はおとなしく此の有難い御治世の、どこかの片隅にじッと暮して行けばよかったのでございましょう。
 天一坊は此の世の中というもののほんとうの恐ろしさを知らなかったのでございます。真実の事実を有りの儘に申す事、もっとむずかしく申せば真実と信じた事をはっきりと申すことが、此の世の中でどんなに恐ろしい結果を招くかという事をあの男は存じませんでした。だからあの男は愚者でございます。世にも稀な馬鹿者でございます。
 それに、自分の正しく希望してよい事を、はっきりと希望した、というのもあの男の考えが至らぬ所でございました。此の世の中は法というものばかりでは治められぬ。いいえ、時によっては法というものさえも嘘をつくという事を知らなかったのでございましょう。
 あの男は気の毒な愚かな、しかし美しい若人でございました。
 でも、奉行様が、あの御奉行様でなかったなら、天一坊の運命は他の道を辿たどったかも知れないのでございます。あの男があの御奉行様に裁かれなければならなかったのは、取り返しのつかない悲しい事だったに相違ございません。
 こう申したからと云って、私は決して御奉行様のことを悪く申し上げるのではございませぬ。御奉行様は御奉行様としてほんとに云い知れぬ程の御苦労をなさったのでございます。永く御奉行様を存じ上げて居ります私は、御奉行様がほんとうに御自分の御役目の大切な所をはっきり掴もうとなさったのは、実に天一坊の御裁きの時だった、とさえ信じたいのでございます。それ程迄に御苦労なさいましたのでございますもの、御奉行様の事を悪く考えられよう筈はございませぬ。
 私は御奉行様が天一坊を御調べになっていらっしゃいました頃、はじめて奉行という御役目がどんなに大切なものかをはっきり知ったのでございます。と同時に奉行という御役目の為にどんな悲しい事をも冒さなければならないかという事を知ったわけなのでございました。
 御奉行様はあの一件の為にどれ程おつかれなさった事でございましょう。皆これ天下の御為なのでございます。今思いましても有難い極みでございます。
 一体、御奉行様と申す御方は、御聡明な、果断な、そうして自分を信じる事の大変に御強い御方なのでございます。此の御明智や御えらさは、私が御奉行様を存じ上げました頃から今に至るまで少しも御変りにはなりませぬ。
 けれども、奉行という御役目で御出会いになるいろいろの事件の為に、その御考えのもち方は今まで可なり御変りになったように存ぜられるのでございます。

          二

 初め私が御奉行様を存じ上げました頃は、只今も申し上げました通りほんとうに御利発で御聡明である上に、御自分というものを御信じになることが大層御強くいらっしゃいました。
 あの頃の御奉行様の御裁きと申すものは、どれもがほんとうにてきぱきとして、胸のすくようなものばかりでございました。そうして、御奉行様の御名は日に日に、旭のように上り、それと並んでずんずんと御出世もなされたのでございました。
「自分のする事は間違いはないのだ。自分のする事は凡て正しいのだ」
 斯ういう心持が常に働いて居たためああした華やかしい御裁きがお出来になったのだと存じます。
 貴方様方も御承知の事でございましょうが、一人の子供を二人の母親が争いました時に御奉行様が御執おとりになった御裁きなどは誰もが皆感心したものでございました。
「真実の母親なればこそ、子供が泣いた時に手を放したのだ。それにもかまわず引きずるのは真の母親ではない。偽者いつわりものめが」
 斯う仰言おっしゃって、さっと御座をお立ち遊ばした時のあの御姿の神々しさ、私などはほんとうに有難涙にくれたものでございました。多くの方々もあっと云って感服致したものでございます。だが、私はあの時、敗けて偽者めと仰言られた女が、大勢の人々に罵られながら立って行く有様を見て何となく気の毒に思った事でございます。
 御承知でもございましょうが、日本橋辺の或る大きな質屋が、自分の地内に大きな蔵を建てまして隣家の小さな家に全く日の当らないように致しました時、隣家から訴え出ました際のあの名高い御立派な御裁き振もやはりあの頃の事でございました。
 神田お玉が池の古金買八郎兵衛の家の糠味噌桶の中から、五十両の金子きんすを盗み出しました男をその振舞から即座に御見出しになりました時などは、ほんとうに江戸中の大評判となりましたものでございます。
 失礼な申し上げ方でございますが、御奉行様にとりましては、全くあの頃が一番御幸福だったのではなかったかと存ぜられます。勿論あれから益々御奉行様は御出世遊ばし、その御名は日に日に高くはなって参りましたけれども、私考えますには何と申しても、あの頃が御奉行様にとっては一番おしあわせな時代だったのでございます。何故ならば先程も申し上げました通り、御奉行様はどんな事に臨んでも少しも御困りになる事なく御立派に裁きを遊ばし、又その御自分のなさった御裁きを後から御考えになる事をも喜んでおいでになったようでございましたから。
 毎日のように行われる名裁判を毎日江戸の人々が囃し立てるのでございます。御奉行様の御耳にも其の評判がはいらぬわけはございませぬ。はいれば御奉行様だとて悪い気もちはなさらなかったに相違ございませぬ。思い出しますのは、あの頃の御奉行様の明るい愉快そうなお顔でございます。
 けれども斯うした時代はいつの間にか次の時代に移ってまいったのでございます。私の申しますのは御奉行様の御名声の事ではございませぬ。御名声はさき程も申し上げました通り旭のようにますます上る一方でございました。

          三

 私がはじめて御奉行様の晴やかなお顔に、暗い影を見い出しましたのは或る春の夕暮でございました。お役目が済みましてからお邸にお帰りになりました時、いつになく暗いお顔をなされご機嫌もよろしくございませぬ。余りに公事くじが多すぎるお疲れかと、存じて居りましたのですが、其の夜はおそくまでお寝みになりませんでお一人で何かお考えになっておいで遊ばしたのでございます。
 その翌日も同じようにお出ましにはなりましたけれどもお帰りの時には矢張りご気分がおすぐれになりませぬ。
 其の夜私は、或る人から妙なお話を承りましたのでございました。
 何でも二、三日前に深川辺の或る川へ女が身投みなげを致してその水死体がどこかの橋の下に流れついたのだそうでございます。
 お役向やくむきの方々がお調べになりますと、懐にぬれぬようにしっかと包んだ物がある、出して見ますと之がつまり其の女の遺書なのでございます。遺書には次のような気持が書かれてあったそうでございます。
「私は橋本さきと申す、誰もかまいつけてくれない哀れな女でございます。昨年の春、自分の腹を痛めた、いとしい愛しい子を取り返したい為にお奉行様の前に出ました女でございます。あの時、我が子を無理に引っ張って勝ッたため、偽り者め、かたり奴と御奉行様に罵られて、お返し申す言葉もなく帰りました女でございます。私が何故あの時まで自分の子を手許におかなかったかと申す事はあの節申し上げました通りでございますから今更申し述べません。ただ何故私が死ぬ覚悟を致しましたかを申し上げます。あの時の公事は私がほんとの母であったにも不拘かかわらず、私の負となりました。私はその愚痴は申しませぬ。ただあれから後の事を申し上げたいのです。私はただ我が子を取り戻せなかっただけの筈でございます。御奉行様はきっとそうお考えになっておいででございましょう。けれども世の中という所はほんとうに恐しい所でございます。私は我が子を取り戻す望みを失うと同時に、江戸中の人々から言葉もかけられぬ身の上とならなければなりませんでした。あの公事に敗れた私は、あの子の母親だと人々に信じられなかったのみか、お上をかたる大嘘つきという事に極められてしまいました。今迄私の味方になって居てくれた親類の者共がき合を断ってしまいます。家主は私を追い出します。私は此の世の中にたった一人になって、而も悪名を背負ってさまよい歩かなければならなくなりました。何処に参りましても使って呉れる人もございませぬ。仕事を与えて呉れる人は更にございませぬ。斯うやって恥かしい乞食のような思いをして、私は一年の間江戸中を野良犬のように歩き廻りました。今から思えばあの時お白洲で、『偽り者め、騙りめ』と仰言った御奉行様のあのお声が江戸中の人々の口からこだまして響いて来るのでございます。私はもう野良犬の様な生き方さえも出来なくなりました。雨をしのぐ軒の端からさえも追い払われます。どうして生きて居られましょう。私は死にます。死んで此の苦しみから逃れます。唯、死ぬ前に一言、『私は騙りではない、真実の母だ。騙りと云われたのは奉行様なのだ』と申しておきたいのでございます。私がまけ公事になりました事に就いては愚痴を申しますまい。けれど御奉行様に一ことお恨みを申し上げておきます。あの時御奉行様は何と仰言いましたか。『斯なる上は其の方達両名で中の子を引っ張るより外裁きのつけ方はあるまい。首尾よく引き勝った者に其の子を渡すぞ』と仰せられたではございませんか。私は唯あの御一言を信じたのでございます。お上に偽りはある筈のものではない。此処で此の子を放したが最後、もう決して此の子は自分の手に戻っては来ないのだ。斯う堅く信じた私は、石に噛りついても子を引っ張らねばならぬと思ったのでございます。あの子が痛みに堪えかねて泣き出した時、私ももとより泣きたかったのでございます。けれども一時の痛みが何でございましょう、私が手を放せばあの子は未来永劫私の許には参らないのでございます。御奉行様は御自分でお命じになった言葉が一人の母親にどれだけの決心をさせたか御承知がないのでございます。偽ったのは私ではございませぬ。御奉行様でございます。天下の御法でございます」
 大体右の様なものでございましたろう。私も始めて御奉行様のお顔色の並ならぬ理由を存じたように思いました。
 けれども御奉行様がずっと陰気におなり遊ばすようになりましたのは、未だ此の事のあった頃ではございませんでした。その年の冬からでございます。あなた様方もご承知の通り村井勘作という極悪人がお処刑になった事がございます。あの村井という罪人は随分色々な悪事を働いた者でございますが御奉行様御自身でお調べ中、飛んでもない罪を白状致したのでございました。
 あれは何年いつ頃でございましたでしょうか、四谷辺で或る後家が殺された事がございます。お上で色々とお調べの末、色恋の果の出来事と申す事になり、後家が生前ねんごろにして居たらしい男をお捜しになった事がございました。その時の御奉行様の御明智には一同皆恐れ入りましたものでございます。あの時、疑のかかった男数人(其の中に村井勘作も居りましたのでございますが)をお白洲にお呼び出しになり、一方御奉行様は殺された後家の処に永く飼われて居りました猫を人に持たせて御出になりました。さて、人が猫を放しますと猫はするすると煙草屋彦兵衛という者の所にまいり、直ぐその膝の上にのってしまいました。後家の家に飼われて居りました猫は平生しげしげ出入する男だけを見おぼえて居りまして、無心に罪人を指してしまったのでございました。
 之をじっと御覧になって居られた御奉行様は直ちに彦兵衛をお捕えさせになり種々とおただしになりましたが、彦兵衛は後家の家に今迄一歩も入った事がないと申して中々白状致さないのでございます。平生から生き物がすきで彦兵衛方にも猫が居ると申し、丁度近頃その遊び相手の猫がちょいちょい来るのを後家の猫とは聊かも知らず、よく食べ物などをやって可愛がって居たと、こう申し開きを致しましたので、
「それでは其の方の猫をここに連れ参れ」
 と御奉行様が仰言いました。すると彦兵衛は十日程以前よりその猫が行方知れずになったと云うようなお答えを致したのでございました。此の男は独身者で、誰も彦兵衛が猫を飼って居たと申して出る者もございません。其の中、いろいろ責められて包み切れず、とうとう後家殺しの一部始終を白状致してしまいました。あなた様方もご存知の通り、申すまでもなく彦兵衛は直ちにお処刑になってしまいました。
 所が、先程申し上げました村井勘作という罪人が、四谷の後家殺しを御奉行様の前で、突然白状致したのでございます。初めは御奉行様もお取り上げにもならず「何をたわけた事を申す」と仰言っていらしったそうでございますが、一方、段々役目の方々が訊して参りますと、それがすっかりあの時の事情と符合致すのでございます。そして、平生猫が大嫌いであったので後家の所へ通って居りました頃も、其処の猫を見つけるといきなり足蹴に致したり打ったり致しますので、猫も村井の顔を見る度に恐れて逃げ廻って居たのだと申しましたのでございます。真実猫が嫌いであったのか、仮令猫にもせよ密事みそかごとを外の目に見られるのを恐れてわざと猫を追いました事やらよくは判りませぬが、左様申し上げたのでございました。何でも之をお聴きになった時の御奉行様のお顔色は土のようだったと御役目の方から承りました。御奉行様は、ただ「たわけ者」と一言仰せられた切り、すっとその場を立っておしまいなされたそうでございます。
 御奉行様の明るいお顔が暗く陰気になりましたのはたしか其の日からでございました。其の日お帰りになりましても一言も口をお開きになりません。其の夜はとうとうおしとねの上にもお乗りにならなかったようでございました。其の翌日はお上へは所労と申し上げられて、とうとうお邸に引き籠っておいでになりました。そうしてお邸の中でも一室に閉じ籠ったきり、まるで物も仰言らないのでございます。
 私は自分の浅智恵から、御奉行様はあの煙草屋彦兵衛の為に一室にこもって供養をなさっていらっしゃるのだ位にしか考えませんでした。けれども今から考えますればそんな小さな事だけではなかったのでございます。
 私などが斯様申し上げますのは随分如何かと存ぜられますが、御奉行様はつまり御自身の御智恵をお疑りはじめになったのでございます。御自身のお裁きをお疑りになり始めたのでございます。一言で申せば、自信をお失いになったのでございます。
 今迄は御自分のお考えは何時も正しい、自分の才智は常に正しく動く、とお考えになって居たのに、今度はその土台がぐらぐらとしてまいったのでございます。
 斯うして、御奉行様は毎日毎日陰気にお暮しになるようになりました。出過ぎた事を申し上げるようでございますが、あの頃からのお裁きにはもうあの昔の才智の流れ出るような御裁断が見えませぬ。一歩一歩、それも辿るような足取りでお裁きをなすっていらっしゃったのではないかと存ぜられるのでございます。
 斯様な有様で此の先いつまでも参るのかと私は存じて居りました。而も一方、世間は御奉行様のお心の中などは少しも知らず(知らないのは尤もでございますが)御奉行様をもてはやし、御奉行様の御名声は益々上るばかりなのでございました。

          四

 所が、斯ういう暗い陰気なお顔色が、或る時期から急に再び明るく輝き出すようになッて参りました。それはいつ頃でございましたか、又如何どういう事からと申す事ははっきりおぼえませぬが、あくる年の春、或るお親しいお方とお話をなさッた後の事と存じて居ります。何でも其の時のお話の中に、先程申しました橋本さきという女と煙草屋彦兵衛という男の名が出ましたと見え御奉行様はお一人におなり遊ばしてから、しきりと其の名を繰り返しておいでになりましたが、急に晴やかなお顔色におなり遊ばして、お側の者をお召しになり不意に「世間は余を名奉行だと申して居るか」とおたずねになったのでございます。お側の者がその旨申し上げますと、晴やかなお顔色で更に「悪人だから処刑になるのか、処刑になるから悪人なのだか、判るか」と笑いながら仰せられたのでございました。
 そして其の日から再び御奉行様はもとのように大層明るく、御機嫌もよくおなり遊ばしたのでございます。ただ、何と申しましても以前のようなあの明るさ華やかさは最早見られませんでしたけれども。そうして矢張り折々は何となく暗い顔をなさるのでございました。
 何故斯う又お変り遊ばしたのでございましょうか。
 私今となッて考えまするに御奉行様は御自身のお裁きに疑をお懐きになるようになり、自信をお失い遊ばしましてから、きッと、長い間、苦しみと悩みの中をお迷いになったに相違ございませぬ。あれ程迄にお信じになり御頼りになッておいでになッた御自身でございます、これが思いがけない事実によッて裏切られましたのでございますもの。若し、あの儘に続いたなら、御奉行様はやがてそのお役目をお退き遊ばしたに違いないのでございます。御奉行様がお役目をお退きにならず、而も晴やかに再び活き活きとお勤め始めになりましたのは何故でございましたでしょう。
 浅墓な私の一存と致しましては斯う考えたいのでございます。御奉行様は一時大変に信頼遊ばしていらしッた自分のお智恵に対して自信をお失いになッた。けれども何か之に代るべき何物かをはッきりとお掴みになッたのでございます。それは力と申すものでございます。と申してもそれは奉行様というお役目の力ではございませぬ。御奉行様のお裁きが、天下の人々に与えます一ツの信仰、御奉行様の盲目的な信仰という一ツの力をはッきりとお知りになッたのでございます。
 何故と申せ、御奉行様をお悩ませ申した事件は、一方の方では御奉行様のお智恵を裏切ッているようではございますが、一面では必ず御奉行様のお力をはッきりと示して居るではございませんか。
 橋本さきは何故死ななければならなかッたか。御奉行様がお負かしになったからでございます。御奉行様が「偽り者め」と一言仰言ッたからでございます。「さき」が真の母親であッたか如何かはどうでもよい事なのでございます。天下の人々は御奉行様がお負かしになったから「さき」が嘘の母親だと信じるのでございます。煙草屋彦兵衛に致しましても左様ではございませんでしょうか。彦兵衛が罪人だからお処刑になったのだと申しますよりは、御奉行様が御処刑になさッたから悪人でもあり罪人でもある、と多くの人々は考えるのでございます。
 之は並々の奉行の出来る事ではございませぬ。あの御奉行様なればこそでございます。天下の人達が神様のように尊敬致し、名奉行、名裁判と申し上げているからこそ斯様なことになるのでございます。
 考えるのも恐ろしい事でございますが「橋本さき」「煙草屋彦兵衛」の外の、数多い事件に致しましても、幸か不幸か後に色々な事実が現われませぬからその儘になって居りますようなものの、凡てが天下の人々が信じて居ります通りの事実であったのだと、誰が申すことが出来るでございましょう。
 所詮は神様でない限り、人が人を裁く限り、いくら御奉行様でもお間違いがないとは申せますまい。出来ない事を執拗に探るよりは、天下の御法というものの有難さをはっきり知らせる方が世の為なのでございませんでしょうか。
 御奉行様に対する天下の信仰はそれで立派な一つの御治世の道具になるのでございます。
 なまじ事実を一つでも探り出して今更其の信仰を動かすよりは、いっその事ますます其の信仰を強くしてそれを以て世を治めて行こうとお考え遊ばしたのではございませんでしょうか。長い長い暗闇をお通りぬけになった御奉行様は、斯うやってようやく明るみにお出ましになったのだと、憚り乍ら私は考えますのでございます。
 つまり、御奉行様は智恵に就いての御自信をお失いになった代りに新に、御自分の力に就いてはっきりと御自信をお掴みになったのでございます。斯う考えますせいか、初めはただ御自分の御名声がもて囃されるのをただ笑って聞いていらっした御奉行様も、其の後は大層真面目に世評に気をくばっていらしったように存ぜられるのでございます。
 さて、斯うやって折角安住の地をお見出しになりました御奉行様は間もなく又もお悩みにならなければならなくなったのでございます。御奉行様のお智恵でも、お力でも如何ともする事の出来ないような一件が持ち上ったのでございました。それは申すまでもなく、天一坊の一件でございます。

          五

 天一坊が如何いう男で、如何いう事を申し出したか、というような事に就きましては私は今更事新しく申し上げますまい。あなた様方もよく御存じの事と存じますから。
 私はただあの頃の御奉行様の御有様を申し上げますでございましょう。
 天一坊という名を御奉行様がお耳にお入れになりましたのは、未だあの男が江戸表に参りませず、上方に居た頃だったと存じます。
 恐れ多くも公方くぼう様の御落胤ごらくいんという天一坊が数人の主だった者と共に江戸表に参ろうという噂が早くも聞えたのでございました。
 此の報知しらせを耳になさった時、御奉行様はいつになく暗い顔をなされ、それからは偉い方々と頻りに行き来をなさったようにおぼえます。中にも伊豆守様御邸には屡々御出入遊ばし御密談がございましたが、いずれも天一坊のお話だったに違いございませぬ。
 天一坊が愈々いよいよ江戸に参りました時、御奉行様も伊豆守様其の外の方々と一所に御対面遊ばしました。其の時は伊豆守様自らお調べになったと、申す事でございますけれども、御奉行様も亦はじめて此の時天一坊を御覧になったのでございました。
 私は其の夜の御奉行様の御様子を今はっきりと思い浮べる事が出来るのでございます。伊豆守様、讃岐守さぬきのかみ様、山城守様などと共に天一坊にお会いになりました御奉行様は、其の夜蒼いお顔を遊ばしてお帰りになったのでございます。私はあの時程、恐ろしい、厳しいお様子を拝見致した事はございませぬ。それは決して、今迄に時々ございましたあの暗いお顔ではないのでございます。ただお心にお悩みをもっておいでの時の御様子ではないのでございます。それは何かただならぬ御決心を遊ばしておいでのように見えたのでございました。
 之は私、御奉行様を存じ上げまして以来はじめての出来事なのでございます。未だはっきりお調べもないうち、たった一度お会いになっただけで御決心をなさるなどという事はそれ迄決してなかった事でございます。
 仮りにも名奉行と世に謳われる御奉行様の御事でございます。その人の顔や様子の美醜に依って予め之は斯うとお定めになるような事は決してございませんでした。それどころではございませぬ。「裁きの以前に予め斯うだろうと思ってはならない。それは正しい裁きと云うものではない。相手の顔の美醜に動かされてはならない。それでは正しい裁きが出来ぬものだ」と平生からお役向のお家来達にくれぐれもおさとしになって居られるのでございます。
 此の日、伊豆守様が主に天一坊とお物語りになったそうでございます。そうして天一坊の側からはお落胤という証拠と致して公方様お墨附、並びにお短刀を示し、その時居られました方々にも皆々様之を拝見なされ、正物にまぎれもなき物と定ったそうでございます。御奉行様も其の場に居られて、そのお様子をすっかりお見届け遊ばされたわけなのでございます。
 お役目柄、御奉行様は※(「日+向」、第3水準1-85-25)はんときでも対座なさりますれば必ず相手の人物をお見抜き遊ばす方でございます。それに致しましても天一坊が公方様のおたねであるかどうかと申す事まではお判りにはなりますまい。仮令、天一坊という男の性質がよろしくないとお見抜き遊ばしたにもせよ、お胤でないとは申せないわけでございます。まして持参のお証拠の品々は紛れもなく正しい物と定まって居りますのでございます。
 それだのに御奉行様のお決意は何を表わして居るのでございましょう。申す迄もなく私などには初めはとんと合点が参りませんでございました。
 公方様のお落胤が江戸にお出になった、と云う事で江戸中は大騒ぎでございます。公方様に於かせられましてもおぼえある事と見えまして近くお対面相い成るやにも承るようになって参りました。
 其の間、御奉行様は毎日のようにお登城を遊ばし、その度に暗い暗い顔色をしてお戻りになります。高貴のお方々も度々御奉行様にお会いになります御様子、その中、私にも何となく御奉行様の御決心の程もお察しがつかぬ事もなくなって参ったのでございます。
 浅慮の私からはっきりと申しますれば、御奉行様は始めて、天一坊にお対面になりましてから以来、何故か天一坊が公方様のお落胤であるという事実を信じまい信じまいとなさって居られたのでございます。奉行という重いお役目から、大事には大事をとって、と仰せられながら、お家来の衆を遙々はるばる紀州へおつかわしになりました時など、事の真相をただすというよりも、あれは嘘だと申す証拠を掴みたがって居られるようにさえ感ぜられましたのでございました。どうかして天一坊を偽者だという証拠を得たい、どうかしてあれが御落胤でないという事を確信したい、斯ういうのが御奉行様の御心持であったに相違ございませぬ。
 何故と申すに、紀州につかわされました方々が、天一坊が偽者であるという証拠を得られずに却ってほんものであるという証拠を伝えて参りました時の御奉行様の御失望、御苦悩を私ははっきりと思い出す事が出来るからでございます。今までのお裁きの場合には、黒白何れか一方の証拠をお掴みになりますと御奉行様は世にも幸福な御様子をなさるのでございました。ところが今度に限ってそうでないのでございます。之は如何どういうわけなのでございましょう。
 信じまい、信じまい、という時は過ぎ去りました。最早信じまいという事実を信じなければならぬ時が参ったのでございます。
 私が初めに、真に御奉行様が御役目の大切な所をお掴みになろうとお苦しみ遊ばしたと申し上げました時は、実に此の時なのでございました。
 では何故ああ迄、天一坊を偽者とお信じになりたかったのでございましょうか。
 之は色々に考えられますのでございますが、私が今思いますのは全く「天下の御為」という事からではなかったのではございませんでしょうか。
 つまり、御奉行様は天一坊の性質をお危ぶみになったのでございます。私には詳しい事は判りねますけれども、若し天一坊を公方様の御胤と認める時は、必ず天一坊は相当の高い位につかれるに相違ございませんのです。只今の世は太平とは申せ、位に似つかわしくない人間を或る力のある位置におく事が、どんなに恐ろしいものであるかという事を御奉行様は御考えになったのでございます。今まで全く微力だった人間に、不意に高い位置と大きな権力とを与える事は仮令それが当然の筋合であろうとも、その人間の性質によってはどんなに危険なものであるかをお考え遊ばしたのではございませんでしょうか。俗にうじより育ちと申すことがございます、仮令公方様の御胤にもせよ紀州に生れて九州に流れ野に伏し山に育って来た天一坊が、公方様にも次ぐ位に似つかわしい筈はございませぬ。さすれば一人を高い位置におく事は天下に禍いを生む事になるのではございますまいか。
 と申して天下の名奉行とも云われる御奉行様が、ほんとうの事実を曲げてもよろしいのでございましょうか。成程一人の生命を奪って天下を救う事は正しいように考えられます。けれども今の御治世に御法に依らないで其の一人の生命を奪う事が出来るものでございましょうか。而も事実はその一人は生命を奪われるどころか、栄貴を望む事の出来る立場に居るものでございます。御奉行様の御苦心は此処にあったのではなかったかと、私は恐れ乍ら御察し致して居るものなのでございます。

          六

 事実が判りました時はあれ程御失望なさったらしい御奉行様も、其の翌日から再び厳粛な面持でお勤めにお出かけになりました。其の頃、お役目向の方々の外に、伊豆守様はじめ高位の方々も頻りと御奉行様と往来ゆききをなされて居られましたのでございます。
 或る日、夜更けて漸く御帰り遊ばしましたが、其の日は昼からずっとあの学者として名高い荻生様の御邸に参られ永く永くお物語り遊ばしたと申す事でございます。其の夜から御奉行様のお居間には和漢の御書ごほんがたくさんに開かれましたが、皆「正」とか「義」とか申すむずかしい事に就いての御本だったように存ぜられます。
 愈々最後に、明日は御自身で天一坊をお調べ遊ばし、それによって御奉行様が何れともお定めにならなければならぬと定りました其の前夜、御奉行様のお邸には荻生様、伊藤様の両先生が見えておそく迄お物語り遊ばしましたのでございます。
 天一坊お調べの節の有様はあなた様方もよく御存じの事と存じますが、御奉行様はいつもに似ず御低声で、お訊ねも主に外形にばかり注がれて居たと申す事でございます。天一坊の乗輿こしに就いてのお訊ね、御紋についてのお調べ、之皆外形の事柄でございます。肝心の御落胤か否かと申すことに就きましては、どうしてあのお墨附と御短刀だけで天一坊が其の本人だと云う事が出来るかというような事を仰せられただけだと申すことでございます。御言葉が激して来て天一坊にお迫りになった時、あの美しい僧形の若人は世にも悲しげな顔をして斯う申したという事でございます。
「世にまことの親をほんとに知る事の出来る人間が居りましょうか。誰しも生れた時の記憶が有るものではありません。親なる者が、自分がお前の親だというのをただ信じて居るに過ぎないのです。私のように、生れた時から私がお前の父だ、私がお前の母だと云ってくれる者がなかった人間は、不幸にも、ただただ周囲の者の云う事を信ずるよりほか、道がないのです。私が物心ついても誰もお前の父だ、お前の母だと云って出て来てくれる者はありませんでした。私が初めて父母の名と、其の行方を知ったのは、私を育ててくれた祖母が亡くなった時です。母はもはや世に居りませんでした。私を生んでくれた時に死んだのです。父の名を聞いた時、私は心から驚きました。と同時に、どうかして一度は会いたいと心から願いました。あなたは親と云ってくれる者を一人ももたずに育って来た人間の淋しさを御存じですか。あなたは何と考えていらっしゃるかも知れませんが、私はただ真実ほんとうの父に会いたいばかりなのです。外に何も望んで居るわけではありませぬ。それだのに不幸に生み付けられた私は何という更に大きな不幸に出会わなければならないのでしょう。私は寧ろ名もなき人の子として生れたかったのです。さすれば父は喜んで私に会ってくれたでしょう。斯様に奉行を間に入れて罪人のように我が生みの子を取り扱わないでも済んだ筈です。思えば私の父も不幸な人間です。その生みの子に直ぐ会うわけにも行かないのですから。けれど、若し父にほんとうにおぼえがあれば必ず会いたがって居るに違いありませぬ」
 此の愚かな、けれど真直な天一坊の答えはあの男の為には運命を一時に決してしまったのでございました。あの男は不幸に生れ付きながら更に一番不幸な最後を、此の言葉が生み出す事を知らぬ程若かったのでございます。あの男はただ父親に会いたかったと申して居ります。それはそうに間違いございますまい。けれど御奉行様に致しますれば、それはただそれだけの意味にはならないのでございます。御奉行様は世の為に此の哀れな人の子を其の親に会わしてやることはお出来にならなかったのでございます。
 お調べの果は、御奉行様の為にも、又天一坊の為にも余りに悲惨すぎて詳しく申し上げる言葉もございませぬ。御奉行様の御取り計らいで、天一坊は全く偽者なる事に定りましたのでございます。
「天下を欺す大かたりめ」之が御奉行様が最後に天一坊に仰言ったお言葉でございますが、いつもに似ず御声に慄えを帯びておいでになったそうでございます。
 お邸にお帰り遊ばし、落葉散り敷く秋のお庭にお下り立ち遊ばした時の、御奉行様のお顔色は全く死人の色のようでございました。
 お処刑しおきの済んだ事をお聞きになりました時、ただ一言「そうか」と仰せられまして淋しく御家来の顔をお眺めになりましたが、お伝えに上った御家来は其の時御奉行様にじっと見つめられて、総身に水を浴びせられたように、ぞっと致したと申す事でございます。
 其の時以来、再びあの暗い陰気な御方におなり遊ばしたのでございますが、何故か私には、最早昔の晴やかな愉快なお顔色は、永く永く御奉行様から去ってしまったように考えられてなりません。
 私は御奉行様の此のお裁きが、正しいか正しくないか、全く存じませぬ。いいえ、ほんとうを申せば、何故天一坊がお処刑にならなければならなかったかという事さえほんとうには解らないのでございます。私はただ私が考えましただけの事を申し上げたに過ぎないのでございます。御奉行様のあの御苦悩を思い、天一坊の余りにも痛ましい運命を考えますにつけ、拙き筆を運びまして、思う事ありし事、あとさきの順序もなく書き綴りましたのでございます。
(〈改造〉昭和四年十月号発表)





底本:「日本探偵小説全集5 浜尾四郎集」創元推理文庫、東京創元社
   1985(昭和60)年3月29日初版
   1997(平成9)年7月11日5刷
初出:「改造」
   1929(昭和4)年10月号

人生の迷いが消える 易経: 「陽転易学」――運命を拓く「最高の羅針盤」 (知的生きかた文庫 お 84-1) 小田 全宏(著)

『最高の人生教科書 易経』(PHP研究所)を文庫化した書籍です。 易経の深遠な知恵を現代人にも分かりやすく解説しています。

著者は松下幸之助の教えを受け、人間教育を研究してきた経験を活かし、 易経を「陽転易学」として再構築しています。

易経の基本概念である陰陽や八卦の説明から、 実践的な占断方法まで幅広く解説されています。 特に「六四卦」を用いた具体的な問題解決法や、 開運のための実践的なアドバイスが詰まっています。

(読者の口コミより)
・64卦全てが個々にどういう意味なのかを詳しく説明されています。 これが知りたかった。

目次
1章 なぜ、易を学べば「人生に大過なし」か?
 孔子はなぜ「易」を最も重視したのか?
 「易が難しい」と言われる理由 ほか

2章 易の基本―「陰陽」とは何か、「八卦」とは何か
 「陰きわまれば陽に転じ、陽きわまれば陰に転ず」
 「八卦」―森羅万象はこの8つで表せる ほか

3章 易の実践―「六四卦」であらゆる問題が解決する
 「どうなるか」でなく「どう取り組むか」を問う
 占断の前に、まずは「部屋を片づけよう」 ほか

終章 易が教える開運十徳
 易はいつもあなたの背中を押してくれる
 陽転思考の徳 ほか

麻薬カルテル、「極左」が標的 対テロ戦略を公表―米

麻薬カルテル、「極左」が標的 対テロ戦略を公表―米
時事通信 
カリブ海の公海上で米軍に攻撃された麻薬密輸船=2025年9月(トランプ大統領のSNSより)


 【ワシントン時事】米政府は6日、国内外でのテロ対策の指針を示した「対テロ戦略」を公表した。西半球の麻薬カルテルや国内の極左グループ、イスラム過激派を米本土に対する主要なテロの脅威として優先的に対応すると表明した。

医療用大麻、低リスクに緩和 鎮痛剤と同分類に―米司法省

 トランプ政権は米国への違法薬物流入を「生存の脅威」と断じ、西半球の麻薬カルテル壊滅を掲げる。同戦略は、麻薬密輸船への攻撃やベネズエラのマドゥロ大統領拘束を成功事例として挙げ、「軍事、法執行両面で、テロ組織に指定されたすべての麻薬カルテルに対する作戦を続ける」と宣言した。

 国内では、反米、過激なトランスジェンダー支持、無政府主義などのイデオロギーを持つ政治グループの無力化が優先課題だとした。トランプ大統領は昨年9月、反ファシスト運動「アンティファ」を国内テロ組織に指定する大統領令に署名するなど、「極左勢力」への敵対的姿勢を強めている。

2026年5月 7日 (木)

時間割から「算数」消える? 「数学」に名称統一案―指導要領改定で議論

小学校の「算数」を、中高と同じ「数学」に統一すべきではないか―。学習指導要領の改定に向け、こんな議論が中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の作業部会で進んでいる。委員の間で賛否は分かれているが、議論の結果によっては時間割から算数が姿を消すこともありそうだ。

 年度内の答申に向けた議論では、小中高の間で生じる学習の「段差」を取り払い、指導の一貫性や連続性を確保することが重要テーマとなっている。科目別の作業部会で統一論が浮上した背景には、「数学は算数より難しい別の教科」という印象を解消し、苦手意識を持つ児童生徒を減らす狙いがある。

 文科省によると、海外では「数学」を意味する教科名に統一している国が多いが、日本では近代学校制度が始まった1872年以降、「算術」や「数学」など、小中で異なる名称が使われてきた。小学校で「算数」が使われ始めたのは1941年という。

 文科省は4月の作業部会で「算数のまま」「数学に統一」「新名称に変更」の3案を提示。委員の間では、数学に統一する案を支持する意見が目立った一方、「日本の算数の授業には独自性があり、国際的にも評価されている」「数学に変わると、児童や教師が難しさを感じる」といった慎重論も出ている。

 文科省の担当者は「数学的素養は文系・理系を問わず必要だが、早い段階で苦手意識を持って離れてしまう子もいる。小中高で学びを円滑につなぐにはどうすればよいか考え、改善していきたい」としている。

 中教審は夏ごろまでに意見を取りまとめ、年度内の答申を目指す。新要領に基づく授業の全面実施は、小学校では2030年度以降となる見込みだ。

原田 マハ(はらだ まは、女性、1962年〈昭和37年〉7月14日 - )小説家、キュレーター、カルチャー・エッセイスト。

原田 マハ(はらだ まは、女性、1962年〈昭和37年〉7月14日 - )小説家、キュレーター、カルチャー・エッセイスト。

東京都小平市生まれ。小学6年生から高校卒業まで岡山県岡山市育ち。岡山市立三門小学校、岡山市立石井中学校、山陽女子高等学校、関西学院大学文学部日本文学科、早稲田大学第二文学部美術専修卒業。馬里邑美術館、伊藤忠商事、森ビル森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館に勤務後、2002年にフリーのキュレーターとして独立[1]。

ペンネームはフランシスコ・ゴヤの「着衣のマハ」「裸のマハ」に由来する。兄は、作家、エッセイストの原田宗典。兄から読書傾向の影響を受けた[2]。

来歴・人物
2003年にカルチャーライターとして執筆活動を開始し、2005年には共著で『ソウルジョブ』上梓。そして同年、『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞、特典として映画化される。mahaの名でケータイ小説も執筆する。キュレーターの経歴とも相まって、美術を題材とした作品が多い。

2022年7月、原田が発起人のひとりとなり、食のセレクトショップ「YOLOs(よろず)」を京都市中京区にオープン[3]。実店舗開店に先立ち、7月1日からnoteにて食に関するエッセイ『やっぱりあれ食べよう。』連載開始。

2027年1月公開予定の映画『無用の人』で監督デビューする[4]。

文学賞受賞・候補歴
2005年 - 『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞[5]。
2012年 - 『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞を受賞[6]、第147回直木賞候補[7]、第10回本屋大賞第3位[8]。
2012年 - 『キネマの神様』で第8回酒飲み書店員大賞を受賞[9]。
2013年 - 『ジヴェルニーの食卓』で第149回直木賞候補[10]。
2016年 - 『暗幕のゲルニカ』で第155回直木賞候補[11]。『生きるぼくら』で第2回徳間文庫大賞を受賞[12]。
2017年 - 『リーチ先生』で第36回新田次郎文学賞を受賞[13]。
2018年 - 『異邦人』で第6回京都本大賞を受賞[14]。
2019年 - 『美しき愚かものたちのタブロー』で第161回直木賞候補[15]。
2024年 - 『板上に咲く』で第52回泉鏡花文学賞を受賞[16]。


作品
小説
『カフーを待ちわびて』(2006年 宝島社 / 2008年 宝島社文庫)
『一分間だけ』(2007年 宝島社 / 2009年 宝島社文庫)
『普通じゃない。』(2007年 角川書店)
『ランウェイ☆ビート』(2008年 宝島社、新装版2011年 / 2010年 宝島社文庫)
『ナンバーナイン』(2008年 宝島社)
『ごめん』(2008年 講談社)
改題『夏を喪くす』(2012年 講談社文庫)
『さいはての彼女』(2008年 角川書店 / 2013年 角川文庫)
『おいしい水』(2008年 岩波書店)
『キネマの神様』(2008年 文藝春秋 / 2011年 文春文庫)
『花々』(2009年 宝島社)
『ギフト』(2009年 イースト・プレス)
『翼をください』(2009年 毎日新聞社 / 2015年 角川文庫(上下)/ 2025年 毎日文庫)モデル:アメリア・イアハート
『インディペンデンス・デイ』(2010年 PHP研究所)
改題『独立記念日』(2012年 PHP文芸文庫)
『星がひとつほしいとの祈り』(2010年 実業之日本社 / 2013年 実業之日本社文庫)
『本日は、お日柄もよく』(2010年、新版2024年 徳間書店 / 2013年 徳間文庫)
『風のマジム』(2010年 講談社 / 2014年 講談社文庫)モデル:金城祐子
『いと 運命の子犬』(2011年 文藝春秋)
『小説 星守る犬』(2011年 双葉社 / 2014年 双葉文庫)
『まぐだら屋のマリア』(2011年 幻冬舎 / 2014年 幻冬舎文庫)
『でーれーガールズ』(2011年 祥伝社 / 2014年 祥伝社文庫)
『永遠をさがしに』(2011年 河出書房新社 / 2016年 河出文庫)
『楽園のカンヴァス』(2012年 新潮社 / 2014年 新潮文庫)
『旅屋おかえり』(2012年 集英社 / 2014年 集英社文庫)
『花々』(2012年 宝島社)
『生きるぼくら』(2012年 徳間書店 / 2015年 徳間文庫)
『さいはての彼女』(2013年 角川書店)
『ジヴェルニーの食卓』(2013年 集英社 / 2015年 集英社文庫)モデル:クロード・モネ
『総理の夫』(2013年 実業之日本社 / 2016年 実業之日本社文庫)
『ユニコーン ジョルジュ・サンドの遺言』(2013年 NHK出版)
『翔ぶ少女』(2014年 ポプラ社 / 2016年 ポプラ文庫)
『太陽の棘』(2014年 文藝春秋 / 2016年 文春文庫)
『奇跡の人』(2014年 双葉社 / 2018年 双葉文庫)モデル:ヘレン・ケラー/アン・サリヴァン
『あなたは、誰かの大切な人』(2014年 講談社 / 2017年 講談社文庫)★短編集
『異邦人(いりびと)』(2015年 PHP研究所 / 2018年 PHP文芸文庫)
『モダン』(2015年 文藝春秋 / 2018年 文春文庫)
『ロマンシエ』(2015年 小学館 / 2019年 小学館文庫) 
『暗幕のゲルニカ』(2016年 新潮社 / 2018年 新潮文庫)
『デトロイト美術館の奇跡』(2016年 新潮社 / 2020年 新潮文庫)
『リーチ先生』(2016年 集英社 / 2019年 集英社文庫)モデル:バーナード・リーチ
『サロメ』(2017年 文藝春秋 / 2020年 文春文庫)モデル:オーブリー・ビアズリー/オスカー・ワイルド
『アノニム』(2017年 角川書店 / 2020年 角川文庫)
『たゆたえども沈まず』(2017年 幻冬舎 / 2020年 幻冬舎文庫)モデル:フィンセント・ファン・ゴッホ
『スイート・ホーム』(2018年 ポプラ社 / 2022年 ポプラ文庫)
『常設展示室』(2018年 新潮社 / 2021年 新潮文庫)★短編集
『美しき愚かものたちのタブロー』(2019年 文藝春秋 / 2022年 文春文庫)モデル:松方幸次郎
『消えない星々との短い接触』(2019年 幻冬舎 / 2021年 幻冬舎文庫)★短編集
『風神雷神』(上下、2019年 PHP研究所 / 2022年 PHP文芸文庫)
『〈あの絵〉のまえで』(2020年 幻冬舎 / 2022年 幻冬舎文庫)★短編集
『キネマの神様 ディレクターズ・カット』(2021年 文藝春秋 / 2023年 文春文庫)
『リボルバー』(2021年 幻冬舎 / 2023年 幻冬舎文庫)
『丘の上の賢人 旅屋おかえり』(2021年 集英社文庫)
『黒い絵』(2023年 講談社)
『板上に咲く』(2024年 幻冬舎)、棟方志功の青年期
『晴れの日の木馬たち』(2025年 新潮社)[17]
『すべてが円くなるように』(2026年 幻冬舎)
ノンフィクション
『モネのあしあと 私の印象派鑑賞術』(2016年、幻冬舎新書 / 2021年、幻冬舎文庫)
『いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画』(2017年、集英社新書)
『ゴッホのあしあと 日本に憧れ続けた画家の生涯』(2018年、幻冬舎新書 / 2020年、幻冬舎文庫)
『現代アートをたのしむ 人生を豊かに変える5つの扉』(2020年、祥伝社新書)、高橋瑞木共著
『妄想美術館』(2022年、SBクリエイティブ)
『CONTACT ART 原田マハの名画鑑賞術』(2022年、幻冬舎)
『FORTUNE BOOK 明日につながる120の言葉』(2024年、徳間書店)、格言集
『FORTUNE BOOK 心のままに思い書く120の言葉』(2025年、徳間書店)、格言集
『原田マハ、アートの達人に会いにいく』(2026年、新潮文庫)
ルポルタージュ
『ソウルジョブ 女30歳・運命の仕事に出会う』(2005年、共著、角川書店)
『ラブコメ』(2012年 角川書店 / 2015年 角川文庫)、みづき水脈共著
『やっぱり食べに行こう。』(2018年、毎日新聞出版)
『フーテンのマハ』(2018年、集英社文庫)
『原田マハの印象派物語』(2019年、とんぼの本:新潮社)
『原田マハのポスト印象派物語』(2025年、とんぼの本:新潮社)
アンソロジー
「」内が原田マハの作品

恋のかたち、愛のいろ(2008年2月、徳間書店)「ブルースマンに花束を」
小説乃湯 お風呂小説アンソロジー(2013年3月、角川文庫)「旅をあきらめた友と、その母への手紙」
東京ホタル(2013年5月、ポプラ社)「ながれぼし」
恋の聖地 そこは、最後の恋に出会う場所。(2013年6月、新潮文庫)「幸福駅二月一日」
エール! 3(2013年10月、実業之日本社文庫)「ヴィーナスの誕生 La Nascita di Venere」
本をめぐる物語 一冊の扉(2014年2月、角川文庫)「砂に埋もれたル・コルビュジエ」
現代の小説2014(2014年6月、徳間文庫)「無用の人」
20の短編小説(小説トリッパー編集部 編、2016年1月、朝日文庫)「ブリオッシュのある静物」
吾輩も猫である(2016年12月、新潮文庫)「飛梅」
恋愛仮免中(2017年5月、文春文庫)「ドライビング・ミス・アンジー」
1日10分のごほうび NHK国際放送が選んだ日本の名作(2020年3月、双葉社)「誕生日の夜」
短篇ベストコレクション 現代の小説. 2021(日本文藝家協会 編、2021年11月、小学館文庫)「あおぞら」
北のおくりもの 北海道アンソロジー(2023年5月、集英社文庫)「旅すれば 乳濃いし」
カレー記念日(2024年12月、中央公論新社)「バスセンターのカレー」
翻訳
愛のぬけがら エドヴァルド・ムンク著(2022年、幻冬舎)

[wikipeda]

宮部みゆきの清張短篇コレクション(文藝春秋 文庫)

宮部みゆきの清張短篇コレクション(文藝春秋 文庫)
清張ファンを自認する宮部みゆきが巨匠の傑作短篇を選びに選び、全てに解説を付けた。

上巻はミステリ・デビュー作「恐喝者」の他、宮部いち押しの名作「一年半待て」「地方紙を買う女」「理外の理」や、「或る『小倉日記』伝」「削除の復元」の鴎外もの、斬新なアイデアで書かれた「捜査圏外の条件」、画壇の裏面を描く「真贋の森」等を収録。

中巻。
「遠くからの声」「巻頭句の女」「書道教授」「式場の微笑」など、悪女を描けば筆が冴えわたった清張が短篇小説で見せた“淋しい女たち”の数々。そして、夢破れ、己の居場所を失った“不機嫌な男たち”を登場させた名作群「共犯者」「カルネアデスの舟板」「空白の意匠」「山」を収録した。

清張の傑作短篇を宮部みゆきが選ぶシリーズ最終巻。昭和史の謎に精力的に取り組んだ清張が、権力に翻弄される人間を描いた「帝銀事件の謎」「鴉」や、絶妙なタイトルとストーリーの傑作「支払い過ぎた縁談」「生けるパスカル」「骨壷の風景」。さらに横山秀夫ら松本清張賞受賞作家が推薦する名作「西郷札」「火の記憶」「菊枕」も収録。

著者等紹介
松本清張[マツモトセイチョウ]
1909年福岡県企救郡板櫃村(現・北九州市)に生れる。53年「或る『小倉日記』伝」で第28回芥川賞を受賞。56年、朝日新聞社広告部を退職し、作家生活に入る。67年吉川英治文学賞、70年菊池寛賞、90年朝日賞受賞。92年死去

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年生れ、東京・深川育ち。「我らが隣人の犯罪」でオール読物推理小説新人賞を受賞。「魔術はささやく」で日本推理サスペンス大賞、「龍は眠る」で日本推理作家協会賞、「本所深川ふしぎ草紙」で吉川英治文学新人賞、「火車」で山本周五郎賞、「蒲生邸事件」で日本SF大賞を受賞。「理由」で第120回直木賞を受賞する

 

「清張ファンを自認する人気作家の
宮部みゆきが巨匠の傑作短篇を選びにえらび、
すべてに解説を付けた。
上巻はミステリ・デビュー作
「恐喝者」のほか、
宮部いち押しの名作
「一年半待て」
「地方紙を買う女」
「理外の理」や、
「或る『小倉日記』伝」
「削除の復元」
の鴎外もの、
斬新なアイデアで書かれた
「捜査圏外の条件」、
画壇の裏面を描く
「真贋の森」
等を収録する。

「結果として全三巻になった
この傑作コレクションには、
何の難しい企画意図もありません。
清張さんの全集と、
数ある(しかも著名な)短編集をもとに、
私は、このうえなく贅沢な
松花堂弁当を作るような気持ちで
編集にあたりました」
宮部みゆき
「はじめに」より」

はじめに 宮部みゆき
第一章
巨匠の出発点
前口上 宮部みゆき

「或る「小倉日記」伝」
『三田文学』1952年9月号
第28回芥川賞(1953年)受賞 

「恐喝者」
『オール讀物』1954年9月号

第二章
マイ・フェイバリット
前口上 宮部みゆき

「一年半待て」
『週刊朝日別冊』1957年4月号

「地方紙を買う女」
『小説新潮』1957年4月号

「理外の理」
『小説新潮』1972年9月号

「削除の復元」
『文藝春秋』1990年1月号
「草の径 第1話
 削除の復元」
単行本
『草の径』1990.1 未収録
https://ja.wikipedia.org/wiki/削除の復元
第三章
歌が聴こえる、絵が見える
前口上 宮部みゆき

「捜査圏外の条件」
『別册文藝春秋』1957年8月号

「真贋の森」
『別册文藝春秋』1958年6月号

第四章
「日本の黒い霧」は晴れたか
前口上 宮部みゆき

「昭和史発掘 二・二六事件」
『週刊文春』1967年9月18日号~1971年4月12日号
単行本全13巻
「さわりをお目にかけましょう、
というわけであります。」p.402

「追放とレッド・パージ
「日本の黒い霧」より」
『文藝春秋』1960年11月号
「黒の追放と赤の烙印」

コーヒーブレイク
担当者の思い出

堤伸輔(1956.10.31- )
「いまも驚かされる直感力」
https://ja.wikipedia.org/wiki/堤伸輔
「新潮社学芸出版部編集委員、
国際情報誌「フォーサイト」編集長」

 

松本清張スペシャル 共犯者 日本テレビ

松本清張スペシャル 共犯者

 

作品概要

盗んだ金を元手に事業に成功した女性社長の自己破滅に至る心の闇を描いた推理サスペンス。成功した自分の姿が偶然、写真入りで全国に報道されたことから、主人公は盗みの共犯の女の動向が気になり始める。ひょっとすると自分は共犯の女に強請られるかもしれない――そんな思いから、主人公は、探偵を使ってかつて仲間だった女の調査を始める。そして、その女が詐欺に遭って多額の借金を作って失踪したと知り、疑心暗鬼を募らせる。果たして、主人公の女性社長の運命は? 調査を進めた探偵はどんな事実を掴むのだろうか?
人気レストランチェーンの女性社長・内堀江梨子(賀来千香子)は、IT社長との会食を“親密デート”とマスコミで報道されたことから、ある人物の動向を調査する決意を固める。実は、8年前、江梨子は、神戸・芦屋の豪邸から1億円の現金を盗み出し、共犯の町田夏海(とよた真帆)と折半。その金を元手に今の地位を築き上げた江梨子は、今回の報道で、夏海が自分を強請りに来ることを恐れたのだ。江梨子は、偽名で探偵事務所を訪ね、所長の若杉千香子(室井滋)に夏海の居場所を調査するよう依頼するが…。

出演者

内堀江梨子(36) : 賀来 千香子
町田 夏海(36) : とよた 真帆

横山  剛(35) : 細川 茂樹
鈴木さやか(24) : 浅見 れいな
松本  健(30) : 小橋 賢児
倭  誠一(38) : 佐野 史郎
お好み焼き屋ママ : あいはら 友子

内堀佳代子(70) : 加藤 治子
若杉千香子(45) : 室井 滋

スタッフ

原  作 : 松本 清張(宮部みゆき責任編集「松本清張傑作短篇コレクション(中)」文春文庫/「共犯者」新潮文庫)
脚  本 : 西荻 弓絵
監  督 : 上川 伸廣

初回放送 : 日本テレビ2006年05月09日

 


(Wikipedia)』

共犯者』(きょうはんしゃ)は、松本清張短編小説。『週刊読売1956年11月18日号に掲載、1957年2月に『森鷗外・松本清張集』(文芸評論社・文芸推理小説選集1)収録の一編として刊行された[1]

1958年大映で映画化、また6度テレビドラマ化されている。



あらすじ

内堀彦介は、食器具の外交員として全国を回る貧乏な生活を15年間送っていたが、今では莫大な財産を所有している。その資金は、年下の漆器販売外交員・町田武治と共に行った銀行強盗によって強奪したものであった。二度と会わない、連絡を取らない旨を町田と約束して別れたものの、内堀はかつての共犯者から脅迫されるのではないかという疑念に苛まれる。穿鑿を始めた内堀だったが、敵は思わぬ場所から出現した……。

2026年5月 6日 (水)

平成女児ブームの流れで大人も巻き込んでシール交換が流行

元テレビ朝日社員の玉川徹氏が6日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・0)に出演。ブームとなっているシール交換について語った。

子供だけではなく、平成女児ブームの流れで親世代ら大人も巻き込んでシール交換が流行しており、番組ではシールのイベントの模様を紹介。玉川氏は「シールには全く興味はないんですけど、その収集する欲求っていうのはわかるんですよ。子供の頃に『仮面ライダースナック』っていうのがあってですね。あれにカードが付いてたんですよ。爆発的な人気を呼んで男の子は集めてたんですよね。今振り返ると、何であんなに熱狂してたのかわかんない。だけど、集めてた。それは何か人間の根源的な欲求、欲望に組み込まれているものがあるんだと思うんですよ。収集欲っていうのは」と語った。

出演者から、シールを集めている人はシール帳を見て楽しんでいると伝えられ、玉川氏は「もしかしたら男女で性差があるのかもしれないですね。なんかキラキラしててかわいいものっていうのを、っていうのがあるのかな」。トークは生存のための狩猟採集にも発展し、玉川氏は「山菜採りとか、キノコ狩りとか、行きたくなっちゃうわけですよ。やっぱり楽しいんです。本能的に」と語ると、フリーアナウンサーの羽鳥慎一が「はい、終了です。お気持ちは分かります」と時間の都合で制止して笑わせた。

郡山市の磐越道でバ「バスがガードレールに衝突し、後続のハイエースが追突した」

【一報】磐越道でマイクロバスが絡む事故 複数人けが人か 車外に投げ出された人もいるとの情報 福島

福島県郡山市熱海町高玉の磐越道でバスなど車複数台が絡む事故があり、一部区間で通行止めとなっています。

交通事故や車のトラブル相次ぐGW 福島

事故があったのは、福島県の磐越道上り(磐梯熱海ー猪苗代IC間)で、午前7時45分ごろ、「バスがガードレールに衝突し、後続のハイエースが追突した」とハイエースを乗っていた人から通報がありました。

警察によりますと、車外に投げ出された人がいて、このうち高校生が意識不明との情報もあり、警察が事故の対応を進めています。

 

磐越道で6日朝に起きた事故で、北越高校の灰野正宏校長(63)が同日午後1時過ぎ、新潟市中央区の校舎前で報道陣の取材に応じた。マイクロバスに乗車していた男子高校生(17)が亡くなったことについて、灰野校長は「本校の生徒が亡くなったことは痛恨の極みです」と述べた。

 灰野校長によると、亡くなったのは男子ソフトテニス部の生徒。この生徒のほかにも、手術が必要な生徒が複数いるという。

 生徒らは6日午前5時半ごろ、福島県富岡町での練習試合のため、マイクロバスに乗車して同校を出発した。乗車していたのは、男子ソフトテニス部の20人。1年生が8人、2年生と3年生がそれぞれ6人だった。バスには生徒と運転手だけで、引率の顧問の教師が生徒らの荷物を運搬するために1人で乗用車に乗り、バスを先導する形で福島に向かっていたという。

 バスは、ソフトテニス部の顧問が業者に頼んで運転手付きでレンタルしたという。事故について灰野校長は、まだ警察から正式な報告を受けていないとし、「どういう状況で事故が起こり、何が原因かについては承知していない」とした。

 同校は副校長を現地に派遣して、亡くなった生徒やけがをした生徒、家族らの対応に当たっている。今後、在校生の保護者らに対しても説明をする場を設ける予定だという。

 北越高校は男女ともに全国大会に何度も出場しているソフトテニスの強豪だ。2025年の新潟県予選でも、団体戦では男子が、個人戦では男子と女子がいずれも優勝し、山口県宇部市で行われた高校総体に出場している。

映画「北極百貨店のコンシェルジュさん」[字] 5月6日(水) 09:00〜10:10 放送Ch.2 NHK東京 教育

新人コンシェルジュの秋乃が働きはじめた「北極百貨店」は、お客様がみな動物という不思議な百貨店。お客様の思いに寄り添うため、秋乃はきょうも元気に店内を駆け回る!


番組内容

新人コンシェルジュの秋乃が働きはじめた「北極百貨店」は、来店するお客様がみな動物という不思議な百貨店。中でも絶滅種である“V.I.P(ベリー・インポータント・アニマル)”のお客様は個性派ぞろい。秋乃は一人前になるべく、フロアマネージャーや先輩コンシェルジュに見守られながら日々奮闘。自分のため、誰かのため、お客様の思いに寄り添うために、元気に駆け回る!人間と動物たちとのお仕事エンターテインメント。

出演者

【声】川井田夏海,大塚剛央,飛田展男,潘めぐみ,藤原夏海,吉富英治,福山潤,中村悠一,立川談春,島本須美,寿美菜子,家中宏,七海ひろき,花乃まりあ,入野自由,花澤香菜,村瀬歩,陶山恵実里,氷上恭子ほか

原作・脚本

【原作】西村ツチカ,【脚本】大島里美

監督・演出

【監督】板津匡覧

唐 十郎(から じゅうろう、1940年〈昭和15年〉2月11日 - 2024年〈令和6年〉5月4日)は、日本の劇作家・演出家・俳優。本名:大靏 義英(おおつる よしひで)。位階は従四位、勲章は旭日中綬章。劇団「唐組」主宰、文化功労者。紅テントの「状況劇場」を結成。アングラ演劇の始祖。日本戦後演劇を再構築。

東京府東京市下谷区下谷万年町(現:東京都台東区)出身。明治大学文学部文学科演劇学専攻卒業。作家としても活躍、『佐川君からの手紙』(1981年)で芥川賞を受賞。俳優として自作以外の映画やテレビドラマに出演することもある。他の演出家への戯曲提供も多い。2012年4月より明治大学客員教授に就任。戦後現代演劇は「唐以前、唐以後」と言っても過言ではない。
来歴
下谷区立坂本小学校、私立駒込中学校、東邦大学付属東邦高校を経て、1958年に明治大学文学部文学科演劇学専攻入学、1962年に同大学卒業[1]。同年に松田政男、山口健二、川仁宏らが企画した自立学校に、学生として参加[2]。
演劇の新テーゼ「特権的肉体論」を提唱して、1963年に笹原茂峻(笹原茂朱)らと共に劇団「シチュエーションの会」(翌年「状況劇場」に改名)を旗揚げ。旗揚げ公演はサルトル作の『恭しき娼婦』[3]。翌1964年の処女戯曲『24時53分「塔の下」行きは竹早町の駄菓子屋の前で待っている』で、初めて唐十郎の筆名を用いる。
この時期、李礼仙(李麗仙の旧芸名)と共に「金粉ショー」をしながらキャバレーを巡り、芝居の資金や紅テントの購入費用を調達した。なお、金粉ショーで窒息死することはないが、唐十郎はこの都市伝説を真に受け、窒息するから早く金粉を落とさなければならなかったと語っていた。
1967年2月、新宿ピットインで、ジャズ・ピアニスト山下洋輔とジョイント公演。この時の、入場待ちの行列を見て、自分のやっていることに自信が出てきたという[4]。また、67年には若松孝二監督『犯された白衣』に主演した[5]。
1967年8月、新宿・花園神社境内に紅テントを建て、『腰巻お仙 - 義理人情いろはにほへと篇』を上演。当初、神社側から「『腰巻』では国体に反する」とのクレームが入ったため、『月笛お仙』と改題して上演したが、1週間程度で元の『腰巻』に戻している。この紅テントが話題を呼び、後の「状況劇場」の方向性を決定づけた。花園神社の紅テントではその後も、『アリババ』、『傀儡版壺坂霊験期』、『由比正雪 - 反面教師の巻』の上演を行ったが、「公序良俗に反する」として地元商店連合会などから排斥運動が起こり、ついに神社総代会より1968年6月以降の神社境内の使用禁止が通告された。1968年6月29日、「さらば花園!」と題するビラをまき、1979年に和解するまで状況劇場は花園神社から一旦姿を消した[6]。
1969年1月3日、東京都の中止命令を無視し、新宿西口公園にゲリラ的に紅テントを建て、『腰巻お仙・振袖火事の巻』公演を決行。200名の機動隊に紅テントが包囲されながらも最後まで上演を行った。これが世に知られる「新宿西口公園事件」である。上演後、唐十郎、李麗仙ら3名が都市公園法違反の現行犯で逮捕された[7]。同年12月12日、天井桟敷と状況劇場の団員らが乱闘事件を起こし、寺山修司とともに暴力行為の現行犯で逮捕される。きっかけは双方の劇団がお祝いとして中古の花輪や葬儀用の花輪を贈り合ったことによるもの。唐は天井桟敷に真意を聞こうと訪れたもので、殴り込みではないと主張した[8]。
1970年、自身による作詞・歌のレコード『愛の床屋』を発売。歌詞に対して全日本床屋組合よりクレームがつき、発売禁止、放送禁止となる。
この頃から、マスコミにしばしば取り上げられるようになった。「天井桟敷」の寺山修司、「早稲田小劇場」の鈴木忠志、「黒テント」の佐藤信と共にアングラ演劇の旗手とみなされた。
状況劇場は初期には麿赤児、不破万作、大久保鷹、四谷シモン、吉澤健ら、後に根津甚八、小林薫、佐野史郎、六平直政、菅田俊、渡辺いっけいらの俳優を輩出した。ほか、横尾忠則、金子國義、赤瀬川原平、篠原勝之らがポスターを描いた。
また韓国の抵抗詩人で、当時保釈中の金芝河との合同公演をもくろみ、戒厳令下の韓国に渡航して取材をし、『二都物語』を執筆。1972年3月に再度渡韓し、無許可のまま、ソウルにて、金芝河作の『金冠のイエス』とともに『二都物語』を韓国語で上演する[9]。翌1973年にはバングラデシュのダッカ、チッタゴンで『ベンガルの虎』、1974年にはレバノン、シリアの難民キャンプで『アラブ版・風の又三郎』といずれも現地語での公演を行った。若松孝二によれば、紅テントの買い替え費用は酒の席の約束にも拘らず赤塚不二夫が出したそうである。1970年代半ばのことで、750万円であった。
中央公論社『海』の編集者だった村松友視の薦めで小説を書くようになり、1983年、「佐川君からの手紙」で芥川賞を受賞する[10]。NHK教育テレビ番組に出演した際、大衆は豚であると発言し、出演した学者から「恵まれた立場におられる方」と論評されたこともある。
1988年、状況劇場を解散して劇団「唐組」を旗揚げ。作・演出・出演を務める。1997年10月には横浜国立大学教育人間科学部マルチメディア文化課程教授に就任し、「舞台芸術論」などの講義と学生・中野敦之らの「劇団唐ゼミ☆」を指導(第2回公演まで作・演出を、それ以降は作・監修を務めた)。2005年、同大学を定年退職[11]。同年、近畿大学文芸学部客員教授就任[12]。2010年1月、同大にて最終講義を行った。2012年4月より、母校である明治大学文学部の客員教授に就任[13]し「演出論A」[14]の講義を担当するも同年5月、脳挫傷の大ケガを負い[15]療養生活に入る。その後リハビリと脳外科の専門医によるトレーニングをへて2015年『ダイバダッタ』を上梓した[16]。
2024年5月4日午後9時1分、急性硬膜下血腫のため東京都中野区内の病院で亡くなった[17][18][19]。1日に自宅で転倒し、救急搬送されたという[20]。84歳没。死没日付をもって従四位に叙され、旭日中綬章を追贈された[21]。
人物
父は理研映画で監督・プロデューサーを務めた大鶴日出栄。前妻は女優の李麗仙(1967年結婚、1988年離婚)。李との間にもうけた子供は、長男で俳優・小説家・映画監督の大鶴義丹。後妻はフリーのメーキャップアーティストの萩原美和子(唐より22歳年下、1989年再婚)。萩原との間にもうけた子供は、長女で女優の大鶴美仁音(みにおん)、次男で俳優の大鶴佐助[22]。
逸話
出典検索?: "唐十郎" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2008年1月)
21歳で土方巽の門下となるまでは、謹厳な父親の指導で「朝6時半に起き、夜は7時半に寝る」という真面目一方の人間であった[23]。なお、当時の土方の門下には、石井金八、麿赤児、中嶋夏、李麗仙らがいた[24]。
貧乏時代のなごりで、戯曲を書く際は、カレンダー等の裏に横書きで、しかも紙を節約するため非常に細かい字で書く癖がついた。それを、劇団のメンバーが原稿用紙等に清書していた[25]。
唐十郎の喧嘩武勇伝については枚挙に暇がない。
1969年12月5日、寺山修司は状況劇場のテント興業の初日に祝儀の花輪を「冗談のつもり」で葬式用の花輪にした(これは寺山の天井桟敷の旗揚げ公演の際に中古の花輪を送られた事への意趣返しだった)。一週間後の12月12日、唐は劇団員を引き連れて天井桟敷を襲撃、大立ち回りを演じて、乱闘事件を起こしたかどで唐と寺山を含む双方の劇団員9人が暴力行為の現行犯で逮捕される。寺山曰く「ユーモアのつもりだったが分かってもらえなかった」、唐曰く「ユーモアのつもりなら自分で持って来い、そもそも話を聞こうと思って行っただけ。これは殴り込みではない」[26]。後に唐と寺山は没年こそ違えど命日が同じ5月4日[注 1]となる[27]。
野坂昭如とは新宿ゴールデン街の飲み屋で大喧嘩し、包丁をまな板に突き立ててしまったこともある。
赤塚不二夫の著書によれば、酒場で喧嘩があると聞くと乱入し、大立ち回りをし、見得を切ることもしばしばだったという。
小林薫が状況劇場を退団したいという話を聞いた唐は、小林のことを高く評価していたため、退団を考え直すよう説得しようと包丁持参で小林の住んでいたアパートに向かう。しかし先に小林が逃げ出していたため説得はできず、結局小林の退団をなし崩しに認めてしまったと『唐十郎血風録』にある。
母校の明治大学で担当した「演出論A」の講義では「教室の中にテントが張られる」「床を這いつくばって登壇」「歌を熱唱する」など実験的講義を行った[28]。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

パワハラ問題 関連ニュース

パワハラなどハラスメント全般に関する時事ドットコムの配信記事。


JR東海社員の自殺、労災認定 社内活動は「時間外労働」―福岡高裁(04月24日 18:16)
福岡高裁=福岡市中央区
 2017年にJR東海の男性社員=当時(22)=が自殺したのは、長時間労働や上司のパワハラなどが原因だとして、福岡県に住む父親(58)が労災の不認定処分取り消しを求めた訴訟の控訴審判決が24日、福岡高裁であった。松田典浩裁判長は、請求を棄却した一審福岡地裁判決を取り消し、労災と認定した。


東京MXテレビ会長を解職 部下へのパワハラ行為で(04月17日 18:25)
東京MXテレビ=東京都千代田区
 東京MXテレビは17日、パワーハラスメントに当たる言動があったとして、伊達寛会長(77)の代表取締役と会長職を15日付で解職したと発表した。30日付で取締役も辞任する。


被害延べ75人以上、盗撮過激に 仲間うちの投稿、互いに称賛―教員グループ(04月16日 15:11)
学校の教室(写真はイメージ)
 名古屋市立小元教諭和田(旧姓森山)勇二被告(42)を中心とした教員グループによる盗撮共有事件で、被害に遭った児童は延べ75人以上に達した。教え子を性的欲求のはけ口とし、互いに投稿した画像や動画を称賛し合ううち、行為は過激さの度を増した。


暴言などの相談603件 スポーツ現場の不適切行為―JSPО(04月15日 19:05)
ジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエア=東京都新宿区
 日本スポーツ協会(JSPO)は15日、スポーツの現場での暴言や暴力などの不適切行為「スポーツ・ハラスメント(スポハラ)」に関する窓口に対し、2025年度に過去最多の603件の相談が寄せられたと発表した。24年度は536件だった。 


東京ガス社員の自殺は「労災」 出向先上司のパワハラ原因―東京地裁(04月13日 20:04)
東京地裁=東京都千代田区
 子会社に出向していた東京ガスの男性社員=当時(24)=が自殺したのは、繁忙部署への異動や上司のパワハラが原因だとして、両親が国に遺族補償給付の不支給決定取り消しを求めた訴訟の判決が13日、東京地裁であった。地裁はパワハラなどが原因として労災を認め、決定を取り消した。



パワハラ自殺、県を提訴 女性教諭の両親が賠償請求―宮城(04月13日 19:43)
 宮城県内の県立高校で50代男性教諭からパワハラを受け、自殺した30代女性教諭の両親が13日、県に計約1億円の損害賠償を求める訴訟を仙台地裁に起こした。


U18監督、パワハラで解任 J2札幌(04月11日 11:06)
 J2札幌は10日、U18(18歳以下)チーフ兼監督の倉持卓史氏(29)を解任したと発表した。複数の選手とスタッフへのパワーハラスメント行為が確認されたため。

 

兵庫県の斎藤元彦知事を巡るパワハラ疑惑

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2026年5月 5日 (火)

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31 12月6日は「姉の日」: 零画報
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32 『にほんごであそぼ』NHK教育テレビ(NHK Eテレ): 零画報
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33 浅見光彦シリーズ 首の女殺人事件: 零画報
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34 井戸の怪物と、叡智の梟: 零画報
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35 コッポラ監督がデジタル修復&再編集した最終版『地獄の黙示録 ファイナル・...
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36 〈後鳥羽上皇の十首〉: 零画報
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37 『明治開化 新十郎探偵帖』坂口安吾:原作: 零画報
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38 『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』予告編公開: 零画報
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39 (not provided)
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40 遠藤憲一とあのちゃんが入れ替わる「民王R」: 零画報
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41 浅見光彦シリーズ 鯨の哭く海: 零画報
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42 浅見光彦シリーズ 幻香 : 零画報
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43 二月堂「お水取り」籠たいまつの炎: 零画報
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44 土曜ドラマ『照柿』一挙再放送: 零画報
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45 ドラマ「振り返れば奴がいる」の最終回は石川玄が重篤な病に侵されて、手術の...
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46 「THE BEST MANGA 2021 このマンガを読め!」: 零画報
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47 ビジュアル博物館 シリーズタイトル: 零画報
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48 岡田将生の『御上先生』ダークな好演: 零画報
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49 雲高気静: 零画報
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50 「グランドフィナーレ~『鎌倉殿』の最後の一日~」今夜放送: 零画報
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51 グミの弾力: 零画報
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52 ひまわり種の免疫力: 零画報
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53 ノーベル賞平和賞旧ソビエトの人権活動家と、ロシアとウクライナ人権団体: 零画報
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54 だれかに話したくなる山本周五郎日替わりドラマ再放送: 零画報
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55 ミニドラマ「悲熊2」: 零画報
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56 『長崎で消えた女』テレビ東京: 零画報
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57 日曜劇場『VIVANT』二宮和也サプライズ登場!衝撃の第一話を再び!: 零画報
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58 (not provided)
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59 曲り屋: 零画報
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60 『北の夕鶴?2/3の殺人』とテレビドラマ: 零画報
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61 『アストリッドとラファエル』最新シーズン4、NHK総合で1・14放送開始...
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62 TVアニメ『ちびゴジラの逆襲』: 零画報
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63 映画・テレビ: 零画報
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64 「マダガスカル スマイル列車」行くぞ!最果て!秘境×鉄道: 零画報
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65 ダイアナ妃が生きていたら、王子と皇太子の確執は起きなかったとデーブ・スペ...
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2022/09/post-86ac91.html [過去の足あと] 2 2 0秒 100.0 %
66 ETV特集「生誕120年・没後60年 小津安二郎は生きている」12/2土...
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-d2a998.html [過去の足あと] 2 2 0秒 100.0 %
67 12月22日はスープの日: 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-fa45e9.html [過去の足あと] 2 2 0秒 100.0 %
68 2月22日は「ネコの日」: 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2022/02/post-e32d96.html [過去の足あと] 2 2 0秒 100.0 %
69 テレ朝「民王R」いよいよ最終回: 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-070930.html [過去の足あと] 2 2 0秒 100.0 %
70 【生姜がり効能】: 零画報
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71 超・ニッポンのお笑い100年~芸人たちの放送開拓史~: 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2025/08/post-e5f476.html [過去の足あと] 2 2 0秒 100.0 %
72 水ドラ25『ソロ活女子のススメ3』: 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2023/03/post-fd1fc9.html [過去の足あと] 2 2 0秒 100.0 %
73 バックナンバー: 音楽 - 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/cat2133651/ [過去の足あと] 2 0 4秒 0.0 %
74 米津玄師が トーク番組初出演: 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-58d869.html [過去の足あと] 2 2 0秒 100.0 %
75 『アルプス誘拐ルート』西村京太郎: 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2024/02/post-1ea371.html [過去の足あと] 2 2 0秒 100.0 %
76 「The Covers ベスト・セレクション」BSプレミアムにて5週アン...
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-60a1dd.html [過去の足あと] 2 2 0秒 100.0 %
77 飛び立つ時が: 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-9f3a0e.html [過去の足あと] 2 2 0秒 100.0 %
78 『ら抜き言葉殺人事件』と関西方言について: 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-2f88cc.html [過去の足あと] 2 2 0秒 100.0 %
79 芸能・アイドル: 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/cat2133649/ [過去の足あと] 2 2 0秒 100.0 %
80 ペンギンタロットの作りかた/その16: 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/16_90d2.html [過去の足あと] 2 2 0秒 100.0 %
81 美學校の教室机: 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-794bfd.html [過去の足あと] 1 1 0秒 100.0 %
82 茶店で普通の茶碗、中の水がぽたぽた漏れ出てくる: 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-05c66b.html [過去の足あと] 1 1 0秒 100.0 %
83 【資本主義の終焉】ははじまっていた: 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2025/02/post-2c1f55.html [過去の足あと] 1 1 0秒 100.0 %
84 BS1スペシャル「婚活38度線~脱北女性たち・南北融和の中で~」: 零画報
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85 月刊コミック「ごん」光伸書房: 零画報
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86 Coitus reservatus(コイタス・レゼルヴァトゥス): 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-567c13.html [過去の足あと] 1 1 0秒 100.0 %
87 味噌汁のワカメと葱はNGだった: 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-8ab244.html [過去の足あと] 1 1 0秒 100.0 %
88 春の空を見上げて: 零画報
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89 アカデミー賞2023ノミネート作品: 零画報
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90 『連続ドラマW OZU~小津安二郎が描いた物語~』: 零画報
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91 日曜ミステリー「刑事の十字架」[再][字][解]: 零画報
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92 不燃ごみから現金400万円が福山市: 零画報
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93 イグ・ノーベル賞に「哺乳類が肛門を使って呼吸する仕組み」…日本の研究者、...
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94 ナンセンス: 零画報
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95 詩人の谷川俊太郎さんを追悼して: 零画報
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96 「植物に学ぶ生存戦略 話す人・山田孝之」新作を3週連続でETV放送: 零画報
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97 大門剛明『罪火』(角川文庫): 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2023/12/post-68ee56.html [過去の足あと] 1 1 0秒 100.0 %
98 夜明けの景色: 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2022/11/post-911466.html [過去の足あと] 1 1 0秒 100.0 %
99 田中みな実(タナカ ミナミ): 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2024/02/post-babb37.html [過去の足あと] 1 1 0秒 100.0 %
100 空模様: 零画報
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101 映画『幸福のスイッチ』BSプレミアム2024年6月18日放送: 零画報
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102 「聴く・話す・読む・書く」言葉を失う: 零画報
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103 『小沢さとる未収録短編集 トランキッド』 小沢さとる: 零画報
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104 BSTBSで「ゴルゴ13セレクション」アニメ放映: 零画報
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105 没後40年特別企画「向田邦子に“恋”して」: 零画報
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106 映画「ハマのドン」全国公開。: 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2023/05/post-18ea5c.html [過去の足あと] 1 1 0秒 100.0 %
107 【資本主義の終焉】ははじまっていた: 零画報
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108 頭の健康について食品: 零画報
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109 (not provided)
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110 連続テレビ小説『らんまん』総集編(前編) <7月8日(土)午後4:35~...
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-7a5aad.html [過去の足あと] 1 1 0秒 100.0 %
111 樹木を見て涼む: 零画報
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112 皇帝の気分です。: 零画報
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113 零画報: 2017年11月
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/ [過去の足あと] 1 1 0秒 100.0 %
114 空模様が: 零画報
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115 『一億円のさようなら』白石一文: 零画報
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116 芥川龍之介賞の候補作: 零画報
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117 零画報: 2018年3月
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118 現代用語の基礎知識選 2021ユーキャン新語・流行語大賞: 零画報
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119 植物さんたちの会話: 零画報
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120 「相棒」及川光博、最終回SPで4年ぶり登場 2代目・神戸尊&初代・亀山薫...
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121 横山秀夫サスペンス「逆転の夏」BS TBS: 零画報
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124 大河ドラマ「べらぼう?蔦重栄華乃夢噺?」今夜より放送: 零画報
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125 葉室麟 「蜩ノ記」: 零画報
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126 『美少年』岡本かの子: 零画報
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127 もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう「八分坂日記」 #02[...
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-9c93b6.html [過去の足あと] 1 1 0秒 100.0 %
128 「気」「血」「水」について: 零画報
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129 西村京太郎トラベルミステリー68
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130 二酸化炭素を食べる自販機: 零画報
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131 一番搾り麒麟ビール: 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2024/02/post-d2f04e.html [過去の足あと] 1 1 0秒 100.0 %
132 『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』(幻冬舎文庫): 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-db6dcc.html [過去の足あと] 1 1 0秒 100.0 %
133 「機關」 赤瀬川 原平 特集 : 零画報
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134 『熱海の捜査官』テレ朝2ドラマ: 零画報
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135 陽はまた昇る: 零画報
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136 メトロポリタン美術館展: 零画報
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137 山下洋輔「ラプソディ・イン・ブルー」解説=筒井康隆: 零画報
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138 (not provided)
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139 『テレ朝人気旅全部集まっちゃましたスペシャル』を2月26日(日)放送。:...
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140 「幾度も玉女の形移す忘記念の鏡成けり」円空: 零画報
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141 ウィークエンドサンシャイン・サマースペシャル2022: 零画報
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142 アートな庭園: 零画報
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143 日曜ミステリー 警視庁強行犯係樋口顕 雛菊 テレビ東京3月31日14時?...
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144 【感情クリアニング】: 零画報
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145 ポテトスープ: 零画報
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146 映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』ポルト国際映画祭に: 零画報
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147 (not provided)
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148 秋の木々: 零画報
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149 浅見光彦シリーズ 熊本・菊池伝説殺人事件: 零画報
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150 「ほとんど起きたことがない」ノルウェー上空にめずらしい“ピンク色のオーロ...
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151 合田佐和子展 帰る途もつもりもない: 零画報
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152 『警部補・古畑任三郎』30周年を記念一挙地上波フジテレビ放送: 零画報
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153 ペンギンタロットの作りかた/その15: 零画報
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154 クジラくんが空をいく: 零画報
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155 6月のフルムーン
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156 年末スペシャル ?2023年洋楽シーンを音楽評論家が総括?: 零画報
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157 平成の空: 零画報
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158 石ノ森章太郎『佐武と市捕物控』ちくま文庫: 零画報
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159 芥川賞は初回投票で2作上位 評価分かれた麻布競馬場作品: 零画報
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160 「末の松山」とは何処にあるのか?: 零画報
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161 節分の日: 零画報
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162 山本周五郎「寝ぼけ署長」ラジオ朗読(全40回): 零画報
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163 静岡新聞コラム「大自在」の横読みにメッセージ!: 零画報
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164 水曜ミステリー9「警察大学校 日丸教授の事件ノート 水曜ミステリー9「警...
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165 『ペスト』カミュ: 零画報
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166 様々な模様を描く: 零画報
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167 (not provided)
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168 ドナルド・トランプ 世界支配への道: 零画報
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169 〈クラシックカフェ〉今週放送予定: 零画報
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170 映画監督ゴダール亡くなる: 零画報
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171 『背徳の詩集』森村誠一: 零画報
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172 『木の都』織田作之助: 零画報
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173 天高く、晴れる空: 零画報
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174 にこにこ助六: 零画報
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175 【小さな吸血鬼】: 零画報
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176 シャウエッセン: 零画報
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177 あそう くみこ 麻生 久美子 あそう くみこ : フリー百科事典『ウィキ...
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178 アニメ『いきものさん』”ハローハローいきもの祭り”開催!全12話(主音声...
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179 ■『8K完全版 2001年宇宙の旅<字幕スーパー><レターボックスサイズ...
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180 (not provided)
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181 ETV特集 追悼 大江健三郎さん ノーベル賞の旅(1995年放送): 零画報
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182 ベルギーはフリッツ(フライドポテト)発祥の地: 零画報
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183 30周年『古畑任三郎』の「再放送されない」名エピソード: 零画報
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184 赤瀬川原平写真展 「日常に散らばった芸術の微粒子」: 零画報
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185 『浅見光彦の事件簿』BS Japanext 【おはよう8時のミステリー】...
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186 浅見光彦シリーズ「壺霊」BSTBS本日午後放送: 零画報
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187 ダイジェスト 喜歌劇「天国と地獄」: 零画報
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188 『蜘蛛と百合』横溝正史: 零画報
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189 中井精也の絶景!てつたび 長崎 ときめきの春
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190 南極恐竜・知られざる命の物語「古代生物たちの興亡/繁栄と滅亡 そして進化...
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191 サスペンス名作選 浅見光彦ミステリー②天城峠殺人事件 BS日テレ: 零画報
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192 「水木しげる記念館」: 零画報
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193 朝ドラ《すえちゃん、カッコいい》評判に: 零画報
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194 ドラマスペシャル 無用庵隠居修行8[字] 3月22日(土) 13:30?...
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195 『アックス』vol.148「解放と発見の場!美学校が示す表現の楽しみ」:...
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196 『棟居刑事の荒野の証明』森村誠一(光文社文庫): 零画報
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197 (not provided)
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198 森村誠一『残酷な視界』: 零画報
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200 カティサークさくさく: 零画報
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201 桜の木の下にて: 零画報
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202 「ミステリと言う勿れ特別編」は9月9日にフジテレビ系で午後9時から放送:...
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203 『スペイン風邪の調整報告書』無料公開中: 零画報
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204 後光がさす!: 零画報
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205 柿食えばぁー: 零画報
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206 思春期の二歳差と男女差の感受性: 零画報
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207 俳優、白木みのるさん二年前に亡くなられていた。: 零画報
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208 『氷柱』多岐川恭: 零画報
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209 西村京太郎 『伊豆の海に消えた女』(光文社文庫): 零画報
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210 夕方ミステリー『小早川警視正シリーズ2 函館五稜郭殺人旅情』
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211 おでん鍋: 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-11cea5.html [過去の足あと] 1 1 0秒 100.0 %
212 空模様が: 零画報
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213 「一行の詩のために」つのだたかしと望月通陽の世界: 零画報
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214 羽衣アンティークストーブ館: 零画報
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215 『ビアボールつくってみる?』: 零画報
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216 零画報: 2019年4月
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217 今年もやってきたハロウィン季節: 零画報
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218 (not provided)
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219 ETV特集 消えゆく“ニッポン”の記録~民俗学者・神崎宣武~: 零画報
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220 9月23日は秋分の日。: 零画報
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221 今日はブライアン・ジョーンズの誕生日です。: 零画報
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222 「紀州のドン・ファン」殺害事件 55歳年下元妻が『無罪主張』 検察側は「...
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223 『昭和名作推理小説』小説新潮五月臨時増刊 ミステリー大全集: 零画報
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224 青いワニのタロット限定再販のお知らせ: 零画報
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225 【原作】横山秀夫『永遠の時効』ドラマ: 零画報
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226 「ボンジュール!辻仁成のパリごはん」一挙放送: 零画報
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227 雨・風の日が多い 連休需要は分散・不安定型に: 零画報
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228 「花子」 岡本かの子: 零画報
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229 筒井康隆『ロートレック荘事件』(新潮文庫): 零画報
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230 「描くことは再び愛すること」ヘンリー・ミラー: 零画報
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231 NHK 国際放送が選んだ日本の名作 (双葉文庫): 零画報
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232 『食権力の現代史-ナチス「飢餓計画」とその水脈』藤原辰史(人文書院): 零画報
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233 100分de名著 100分de筒井康隆[解][字] 1月3日(金) 22...
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234 「シャーロック・ホームズの真実 名探偵のモデルは2人いた!?」: 零画報
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235 ペンギンタロットの作りかた/その11: 零画報
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236 長編剣豪小説『月影兵庫』シリーズ・南條範夫 (光文社文庫): 零画報
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237 『落語のみなもと』宇井 無愁(中公新書): 零画報
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238 THE BEST MANGA 2022 このマンガを読め!: 零画報
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239 『路上観察学入門』: 零画報
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240 「ニャッキ!」のピンクちゃん: 零画報
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241 路上ポイ捨て禁止!: 零画報
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242 零画報: 2021年4月
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245 アストリッドとラファエル 文書係の事件録 シーズン1 フランス語・日本語...
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246 眺めの良い場所から: 零画報
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247 ETV特集 個人的な大江健三郎: 零画報
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248 納豆と卵焼き: 零画報
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249 朝ドラ『ドラに翼』フルバージョン放送: 零画報
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250 映画「引っ越し大名!」NHKBSプレミアム13時放送: 零画報
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251 『寝台特急はやぶさ 60分の1秒の壁』とテレビドラマ: 零画報
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252 「繪本 シェイクスピア劇場」森の中の家 安野光雅館: 零画報
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253 『広重ぶるう』梶よう子: 零画報
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254 (not provided)
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255 日本は「ひとつではない」とはどういうことか。: 零画報
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256 勅使河原宏監督の新・座頭市が今週放送: 零画報
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257 業務スーパー「買い商品」おすすめ20選【2021年最新】ヘビーユーザーが...
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258 『雨に消えて・夏樹静子ミステリー短編傑作集』夏樹静子(光文社文庫): 零画報
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259 作家の富岡多恵子さん死去: 零画報
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260 「書き方16のタブー」(八病八疾): 零画報
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261 十津川警部シリーズ5「会津高原殺人事件」: 零画報
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262 『三島由紀夫とマンガ』: 零画報
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263 零画報: 2007年11月
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264 迷宮の水園: 零画報
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265 ニュージーランド沖で大地震 津波に警戒呼び掛け: 零画報
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266 トーキング ウィズ 松尾堂「春、鳥の言葉で新たな世界を知る」: 零画報
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267 『湘南アイデンティ』西村京太郎: 零画報
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268 『睡眠口座』コーネル・ウールリッチ(早川書房): 零画報
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269 東海道・山陽新幹線: 零画報
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270 高血圧予防に効果的な食品: 零画報
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271 零画報: 2023年6月
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272 映画『グラスハウス』: 零画報
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273 テントでキャンプ: 零画報
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274 『幽体離脱殺人事件』島田荘司: 零画報
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275 宝島社は減収が続き「身売り説」も浮上: 零画報
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276 対話ふたたび: 零画報
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277 美學校の廊下: 零画報
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278 『相棒』第5話『幽霊ホテル』: 零画報
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279 (not provided)
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280 世界でいちばん“お酒”を飲む国は?: 零画報
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281 現代マンガ選集 ちくま文庫オリジナル・アンソロジー: 零画報
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282 今期がっかりドラマ13作品: 零画報
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283 [字]名作ドラマ劇場・第39回江戸川乱歩賞 顔に降りかかる雨: 零画報
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284 連休明けのスイーツ
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285 『ナチスのキッチン?食べることの環境史』藤原辰史 (水声社): 零画報
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286 零画報: 2022年7月
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287 『科捜研の女』水曜日午後9時: 零画報
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288 『新釈遠野物語』井上ひさし: 零画報
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289 土曜お昼のミステリー『闇の脅迫者 江戸川乱歩の《陰獣》より』: 零画報
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290 映画 『アラモ』まんが化について: 零画報
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291 「シャーロック・ホームズの冒険」TVドラマ: 零画報
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292 「科学者と芸術家」寺田寅彦: 零画報
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293 小鳥のマーク: 零画報
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294 ナツメ効果の効能: 零画報
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295 世界遺産・軍艦島に緊急上陸!非公開エリア潜入3時間SP[字]: 零画報
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296 「象の話」秋山清: 零画報
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297 『線は、僕を描く』 2022年10月21日より全国ロードショー: 零画報
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298 ヒッチコックの世界 スペシャルコレクション 全3巻 DVD30枚組 生誕...
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299 【連続テレビ小説】虎に翼 総集編 [解][字][再]: 零画報
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300 赤い実が成ってる: 零画報
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301 趣味どきっ! 読書の森へ 本の道しるべ(5)平野レミ: 零画報
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302 アイリアノス『ギリシア奇談集』 (岩波文庫): 零画報
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303 経済・政治・国際: 零画報
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304 歴史秘話ヒストリア「みんな大好き! 国宝 鳥獣人物戯画」: 零画報
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305 坂本龍一、是枝裕和監督新作『怪物』の音楽担当 特報映像公開: 零画報
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306 『刑事コロンボ13の事件簿 黒衣のリハーサル』: 零画報
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307 『グレーテルのかまど エリック・サティの白いお菓子』NHK Eテレ: 零画報
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308 ゼレンスキー大統領がG7サミット討議に出席 招待国セッションにも: 零画報
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309 村上RADIO ~『サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブ・バン...
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310 スーパージェッター〔完全版〕久松文雄: 零画報
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311 小冊子『熱風』2018年7月号特集「移民大国日本」: 零画報
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312 創作は常に冒険: 零画報
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313 内田康夫『軽井沢の霧の中で』: 零画報
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314 芥川賞・朝比奈さん「大変光栄」 直木賞・一穂さん「冥土の土産に」: 零画報
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315 〈バニラの香りと記憶力〉: 零画報
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316 松重豊主演『劇映画 孤独のグルメ』に集結した様々な俳優さんたち: 零画報
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317 Journeys in Japan 選 音楽の街はいま~神戸・津軽・大阪...
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318 雲が行く: 零画報
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319 2024年8月上荀三食自炊: 零画報
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320 鈴木創士『サブ・ローザ― 書物不良談義』現代思潮社: 零画報
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321 『長崎殺人事件』内田康夫: 零画報
zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-ea3940.html [過去の足あと] 1 1 0秒 100.0 %
322 零画報: 2018年11月
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323 『アクロイド殺し』アガサ・クリスティ: 零画報
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324 春十首・藤原定家: 零画報
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325 ロシア、4州編入へ ウクライナ大統領「プーチン氏止めよ」: 零画報
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326 『美學校発-ガロ経由-ガンダム-?アニメ芸術の誕生と未来?』浜津守(七夕...
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327 「霊験あらたか」について: 零画報
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328 「Wings Greatest」Paul McCartney: 零画報
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329 『南桂子展 ―小さな雲』: 零画報
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330 『忍法秘話』白土三平: 零画報
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331 「足の臭い女」: 零画報
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332 『素浪人月影兵庫』(1965 ~ 68 制作・東映京都テレビプロ = N...
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333 パーフェクト飲料「豆乳」の効果について知ろう: 零画報
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334 「ら抜き言葉」について: 零画報
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335 (not provided)
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336 渡辺直美さんコメディアン活動絶賛: 零画報
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337 毒舌タレント人気ランキング: 零画報
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338 デジタル舞子さんと日本文化の衰退について: 零画報
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339 『みずぐるま』山本周五郎: 零画報
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340 映画「引っ越し大名!」NHKBSプレミアム13時放送: 零画報
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341 悪魔のおにぎり: 零画報
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342 『クローズアップ現代「坂本龍一 最期まで音楽と共に」』4月4日(火): 零画報
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343 NHK総合『映像の世紀バタフライエフェクト「ロックが壊した冷戦の壁」』の...
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344 米国の生物学研究所は世界に336ヶ所 中国が初めて明らかに--: 零画報
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345 「安部公房展ー21世紀文学の基軸」と堤清二: 零画報
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346 「地中海人ピカソー神話的世界に遊ぶ」展: 零画報
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347 零画報: 2025年3月
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348 (not provided)
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349 ふかひれスープ
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351 夕陽に染まる絶景: 零画報
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352 ドラマ『パパと呼ばないで』TOKYO MX再放送: 零画報
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353 NHK教育テレビ「知る楽」こだわり人物伝「小津安二郎は落語だ」: 零画報
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354 港を歩いて: 零画報
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355 カボチャ
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356 芥川賞・直木賞作品の発表: 零画報
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357 ■鮎川誠追悼番組『シーナ&ロケッツ 鮎川誠~Keep A-Rockin’...
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358 (not provided)
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359 すすきがなびく景色: 零画報
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360 アニメ映画「窓ぎわのトットちゃん」が長編部門でポール・グリモー賞を受賞:...
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361 サントリー「こだわり酒場のタコハイ」: 零画報
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362 白い豆: 零画報
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363 趣里「モンスター」でどう見ても「相棒」杉下右京なシーンが話題 秋ドラで他...
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364 テリー伊藤の死にたくないテレビ #3:7月2日(日)21:00~21:5...
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365 【坂本龍一さんを偲んで】: 零画報
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366 ドラマ「20時18分の死神 小樽発 殺意の旅路」BS松竹東急: 零画報
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367 すごい、これが今の俳句か!: 零画報
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368 『アストリッドとラファエル』シーズン3もうすぐ: 零画報
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369 『相棒season22元日スペシャル』3月27日午後8時よりノーカット版...
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370 業務スーパー販売『インスタントスープ ガパオ〈ホーリーバジル〉』: 零画報
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371 (not provided)
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372 映画『耳をすませば』実写化: 零画報
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373 土曜お昼のミステリー『闇の脅迫者 江戸川乱歩の《陰獣》より』: 零画報
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374 零画報: 2022年8月
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375 チキンラーメンとカラムーチョ: 零画報
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376 「にほんごであそぼ」Eテレ放送: 零画報
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377 TBS系『海に眠るダイヤモンド』(毎週日曜 後9:00): 零画報
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378 ドラマ『クロサギ』(TBS系): 零画報
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379 『いえない時間・夏樹静子ミステリー短編傑作集』夏樹静子(光文社文庫): 零画報
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380 赤い実が成ってる: 零画報
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2026/05/05 ウェザーニュース GW終盤は雲が広がりやすい

2026/05/05 ウェザーニュース

【 この先のポイント 】

・GW終盤は雲が広がりやすい

・連休明け以降は天気が周期的に変化

・暑さが本格化 日毎の気温変化に注意

GWの連休明けの8日(金)以降は、前線や低気圧の影響で天気が周期的に変化します。

GW終盤は雲が広がりやすい
GW最終日の明日6日(水)・振替休日から7日(木)にかけて、本州の南の海上を低気圧が東へ進みます。

西日本から東日本の太平洋側は雲が広がりやすく、関東など東日本の南岸では雨の降る可能性もあります。

北海道では、道北を中心に前線の影響で雲が広がりやすくなりそうです。その他の地域では日差しが優勢で、お花見を楽しむことができそうです。

連休明け以降は天気が周期的に変化

週間天気予報 連休明けは天気が周期変化 西日本や東日本は夏日多い
© ウェザーニュース
8日(金)以降は、前線や低気圧が周期的に日本付近を通過するため、天気が変わりやすくなります。

8日(金)は低気圧や前線が、北日本から東日本の日本海側を通過します。北海道を中心に雨が降り、局地的な雷雨や降ひょうなどのシビア現象に注意が必要です。その他の地域でもスッキリしない天気となる見込みです。

9日(土)以降は、前線が本州の南の海上へ離れて停滞します。本州付近は高気圧に覆われて晴れるところが多くなりますが、北日本は寒気や気圧の谷の影響で、日本海側を中心に曇りや雨となる所もある見込みです

【ドラマ10】コンビニ兄弟(1)「キムカツマヨ丼は、涙味」🈖🈑🈞

5月5日 火曜 11:05 -11:50 NHK総合1・東京

テンダネス門司港こがね村店には、店長・志波三彦(中島健人)目当ての客が日々殺到する。フェロモン満載、真心の接客で老若男女が魅了されファンクラブまで結成されている。その様子をパート店員・中尾光莉(田中麗奈)がネット漫画にあげると大バズり!なぜこんなイケメンが門司港でコンビニ店長をしているのか…それが一番の謎だ。ある日、いつもランチに一番乗りに来る浦田茂雄(中原丈雄)が現れず、三彦は不安を覚える…。


【出演】中島健人,田中麗奈,鈴木福,馬場徹,齋藤潤,内田櫻子,仲島有彩,どくさいスイッチ企画,ジョージアナ・ジェッテ,田中偉登,松金よね子,大島蓉子,街田しおん,泉澤祐希,松本怜生,中原丈雄ほか

原作・脚本
【原作】町田そのこ,【脚本】根本ノンジ

音楽
【音楽】R・O・N,川田瑠夏

中島健人が演じる志波三彦は、「テンダネス門司港こがね村店」のイケメン店長。フェロモンを泉のごとく垂れ流し、完璧な笑顔と愛にあふれた接客で老若男女をとりこにしている。コンビニには似つかわしくないほどの色気を漂わせ、なぜ門司港でコンビニの店長をしているのか?!門司港最大のミステリー…。

 田中麗奈が演じる中尾光莉は、「テンダネス門司港こがね村店」の4年目のパート店員。夫・康生と高校1年生の息子・恒星との3人暮らし。店長・志波を題材にしたWEB漫画『フェロ店長の不埒(ふらち)日記』を連載中で、ランキング3位になる。熱心に仕事をする傍ら、店長の志波を日々観察しており、オタクスイッチが入ると妄想が止まらなくなる。

 鈴木福が演じる廣瀬太郎は、「テンダネス門司港こがね村店」の新人アルバイト。山口県下関市の大学3年生で、バイクで門司港まで通っている。真面目で素朴な性格。自分は何もかも普通で平凡な人間だと思い込んでいる。店長の志波の妹からなぜかなつかれることに…。

 舘ひろしが演じる堀之内達重は、「テンダネス」の創業者。強烈なリーダーシップと実行力を持ち、一代で九州全域に展開するチェーン店に育て上げた。「ひとにやさしい、あなたにやさしい」がお店のモットー。ご意見箱を各店舗に設置し、届いた手紙にもすべて目を通している。志波のコンビニ愛の原点ともなった人物で、店内ポスターやCM映像にも登場する。志波が門司港でなぜコンビニの店長をしているのか…謎を知る人物。

 柄本明が演じる梅田正平は、通称・赤じい。自称・門司港の観光大使。赤い三輪車と赤いオーバーオール姿で、手作りの門司港観光マップを配って観光案内をしている。門司港を愛する男にはある秘密があるようだ。店長の志波が門司港に来た際の経緯を知る人物の一人。節度を守らない志波ファンが現れた際は、追い払ってくれる。テンダネスの用心棒のような存在でもある。バナナラテのペットボトルが大好物。

 中原丈雄が演じる浦田茂雄は、テンダネスから徒歩10分ほどのアパートに一人暮らし。テンダネスの会長肝煎りの「イエローフラッグランチ」という昼のお弁当を、誰よりも早く食べに来る常連さん。気難しい性格だが、実はある思いをもってコンビニ店員に接していることがわかるのだが…。

 萬田久子が演じる能瀬麗華は、テンダネスのあるこがね村ビルのオーナー夫人。こがね村ビル婦人会の会長にして志波三彦ファンクラブのリーダー。能瀬の計らいで、住民専用だった談話室をテンダネスのイートインスペースとし、その掃除も行っている。ビル内には、さながら志波のファン部屋のようなミーティングルームも作り、婦人たちをまとめあげている。店長の志波が門司港に現れた当初からの知り合い。

 光石研が演じる大塚多喜二は、一年前に名古屋から引っ越してきて、テンダネスのあるこがね村ビルの上にある高齢者用マンションに住んでいる。家庭のことは妻に任せ、仕事一筋で定年まで勤め上げた。ザ・昭和の男。人づきあいも苦手でコンビニが大嫌いだが、ひょんなことからテンダネスでの交流が始まる。

 嵐莉菜が演じる志波樹恵琉は、志波五兄弟の末っ子。三彦の妹。その美貌に誰もが振り返る天下無敵の美少女。高校を卒業して自分探しの真っただ中。実家は宮崎県で携帯の電波も届かない山奥。将来の不安から兄に相談のため度々門司港にやって来る。おはぎが得意料理。

 馬場徹が演じる中尾康生は、中尾光莉の夫。北九州市門司港の職員で観光課に所属している。大の釣り好きで、釣った魚をさばいて調理もする。光莉とは学生時代からつきあって、大恋愛の末結婚。妻のWEB漫画を応援しているのにはある理由があるのだが、息子の恒星は知らない…。

 齋藤潤が演じる中尾恒星は、中尾光莉の息子。地元の高校に通っている高校生。絶賛反抗期で、光莉の描いたWEB漫画、康生の釣りなど、両親の趣味を冷めた目で見ている…が、ある日、街でとんでもない光景を目にしてしまう…。

 仲島有彩が演じる塚原美幌は、志波三彦の初恋の相手。鹿児島で母からネグレクト(育児放棄)被害にあっていた高校生。唯一、自分を大切にしてくれる彼氏が病気のため宮崎の病院に入院しているところを訪ね、中学二年の志波三彦と出会う。以後、ミツとの交流が続いていたのだが…。

 泉澤祐希が演じる桐山良郎は、希が丘学習塾の国語教師。毎日出勤前にテンダネスで遅めの昼食を食べる。メニューは決まって「こだわりタマゴのふんわりサンド」と「プレミアムコーヒー」。特にコーヒーに対するこだわりが強い。実は漫画家になりたい夢があり、諦めきれずにいる。

 曽田陵介が演じる高木恋斗は、「テンダネス門司港こがね村店」のアルバイト。あだ名はウクレレくん。面接の時、ウクレレ柄のアロハシャツを着てきたのを見た志波が思わず「ウクレレさん」と呼んだことからそう呼ばれている。アロハシャツとリーゼントの髪型がトレードマーク。コンビニのバイトで運命の推しに遭遇するのだが…。

 どくさいスイッチ企画が演じる奥野真也は、「テンダネス門司港こがね村店」のアルバイトのひとり。福岡市出身のフリーターで売れないバンドマン。デスメタルバンド「ノイズオブノイズ」のボーカル&ギター。仕事は堅実で、ふだんは落ち着いて物腰柔らかだが、メタルの話になると急に熱くなる。

 ジョージアナ・ジェッテが演じるアンジェラ・サントスは、「テンダネス門司港こがね村店」のアルバイトのひとり。フィリピン出身の留学生。北九州の日本語学校に通いながらテンダネスでも働いている。難しい日本語に対するこだわりが強く、日本語の直訳や文化の違いから生まれる天然ボケも…。奥野とのローテーションが多い。

 田中偉登が演じる野宮祐樹は、「テンダネス門司港こがね村店」のアルバイトのひとり。北九州体育大の2年生。かつてレスリングをやっており、がっちりした体格。常連のお客さんである浦田茂雄(中原丈雄)との接し方に悩んでいる。

 石川恋が演じる神崎華は、なんでも野郎、ツギの過去を知る謎の女。博多で人材派遣業の会社を経営する社長。大人の女性の魅力をまとう彼女は以前、東京で舞台俳優を目指していたのだが…。ツギとの関係が怪しい…。

 仲島有彩が演じる塚原美幌は、志波三彦の初恋の相手。鹿児島で母からネグレクト(育児放棄)被害にあっていた高校生。唯一、自分を大切にしてくれる彼氏が病気のため宮崎の病院に入院しているところを訪ね、中学二年の志波三彦と出会う。以後、ミツとの交流が続いていたのだが…。

 松金よね子が演じる川島佳子は、志波三彦ファンクラブ会員のひとり。すでに夫は5年前に他界し、こがね村ビルの上で一人暮らし。若い頃から料理上手で手作りの煮物や梅干しをテンダネスに持ってくる。志波に褒められたいといつも洋服には気を遣っている。

 大島蓉子が演じる佐久間由宇子は、志波三彦ファンクラブ会員のひとり。元看護師。夫とこがね村ビルで二人暮らし。志波の「由宇子さんのネイル、今日もすてきですね」の一言が、今の生きがい。志波のためにネイルやヘアスタイルをよく変える。

 街田しおんが演じる大塚純子は、志波三彦ファンクラブ会員のひとり。大塚多喜二の妻。夫とともに、老後を門司港で暮らそうと移住してきた。仕事人間の夫の代わりに家のことを長年やってきたが、新天地に住み、積極的に過ごしたいと活動する中、志波と出会い、ファンクラブのメンバーと仲良くなる。今や店長との交流が何よりの生きがい。娘が一人いる。

 本作は北九州市・門司港にあるコンビニの超イケメン店長・志波三彦とワイルドな謎の男の気になる2人がさまざまな無理難題を気分爽快に解決していく。現代の人間交差点・コンビニを舞台に繰り広げられるハートフル&ミステリアス&ヒューマンコメディー。

『追放された野次馬 思想的変質者の十字路』 赤瀬川原平(現代評論社)

『追放された野次馬 思想的変質者の十字路』 赤瀬川原平(現代評論社)
1969年から1972年に雑誌『現代の眼』連載されていた「現代〇〇考」シリーズのパロディイラストと文章を中心に、同時期のエッセイなどを収録した評論集。
マンガやイラストが多数収録されており、小難しい評論を読み進めるのとは違う視覚的なインパクトと笑いがある。

著者は千円札を模写して裁判になった芸術家。でも本人は飄々と、世の中を「野次馬」の視点で眺めている。 クスッと笑えて、核心を視点が心地いい。
発行年:1972年 初版第1刷
発行元:現代評論社 
装丁:ハードカバー 函入 
サイズ:16.5x22.5x3cm
                                                                     

『漫画家残酷物語』永島慎二による日本の漫画作品

『漫画家残酷物語』(まんがかざんこくものがたり)は、永島慎二による日本の漫画作品。1961年から1964年にかけて貸本劇画誌「刑事」(東京トップ社)に連載。永島の出世作であり代表作でもある。

当時としては先駆的な「漫画を描く漫画家」を題材にした漫画作品として今でも青春マンガの金字塔と名高い。青年漫画家たちの漫画への葛藤、苦悩、挫折などのやるせない青春を描いている。

1話完結というスタイルをとっており特定の主人公は居ない。単行本はかつて朝日ソノラマから全3巻で出版されていた(絶版)。

姉妹編として『青春残酷物語』という作品群もあり、『漫画家残酷物語』と共に『黄色い涙シリーズ』と称されているが、こちらはまとまった形での単行本化はされておらず、虫コミックス版『青春裁判』等の短編集などに一部収録されているのみである[1]。



初出: 『刑事』東京トップ社1961年-1963年刊 [ほか]

原本のシリーズ名: シリーズ黄色い涙


収録内容


  • 1: 傷害保険
  • ガン祖
  • 少年の日のけだるい孤独
  • 被害者
  • 坂道
  • うすのろ
  • ラ・クンパルシータ
  • 嘔吐
  • 赤貧 : 特別収録
  • 白菊 : 非小説
  • 2: 心
  • ひろいもの
  • 漫画家とその弟子
  • 哀蚊
  • 雪にとけた青春
  • 狂人
  • あにいもうと
  • 甘い生活
  • 生きる
  • 星の降った夜 : 特別収録
  • 3: 窓
  • 三度目のさよなら
  • 雨ン中
  • 煙突の燃えた日
  • 蕩児の帰宅
  • 遭難
  • びんぼうなマルタン
  • 陽だまり
  • 永島慎二ヒトコマ漫画劇場 : 特別収録

単行本
1967-68年:朝日ソノラマ サンコミックス『漫画家残酷物語』全3巻(全28話のうち19話を収録)
1975年:朝日ソノラマ『漫画家残酷物語(全)』全1巻
1976年:小学館漫画文庫『漫画家残酷物語』全4巻
1993年:朝日ソノラマ『漫画家残酷物語(全)』全1巻
2003年:ふゅーじょんぷろだくと『漫画家残酷物語』2巻まで(全28話のうち20話まで収録)
2010年:ジャイブ『漫画家残酷物語【完全版】』全3巻
派生作品
唐沢なをき 『漫画家超残酷物語』 - 月刊IKKI連載、 『まんが極道』(のちに『まんが家総進撃』に改題)の前身
関連番組
BSマンガ夜話『漫画家残酷物語』(NHK BS2 2003年11月26日) - ゲストは村上知彦。発表当時の世相や影響などについて語り合った。
参考文献
斎藤宣彦 『マンガの遺伝子』 講談社現代新書、2011年(「マンガ家マンガ」の源流として本作に言及)
訳注
https://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/feature/feature_com_1.html
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カテゴリ: 漫画作品 ま漫画を題材とした漫画作品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

吉野山は「桜の聖地」

奈良県・吉野山は古くは平安時代から「桜の聖地」として知られ、なかでも中腹から山上にかけて広がる「一目千本(ひとめせんぼん)」の眺めは圧巻です。
標高差があるため、桜は下千本・中千本・上千本・奥千本と順に開花し、例年4月上旬から下旬にかけて長く見頃が続くのも特徴です。

また、金峯山寺をはじめとする歴史的建造物や、世界遺産に登録された信仰の地を巡ることもでき、桜とともに春の訪れを感じながら、深い感動に出会えるスポットとなっています。

吉野山の桜は大きく4つのエリアに分かれており、吉野神宮やロープウェイ周辺が【下千本(しもせんぼん)】、如意輪寺付近が【中千本(なかせんぼん)】、吉野水分(よしのみくまり)神社付近が【上千本(かみせんぼん)】、さらに奥にある西行庵一帯が【奥千本(おくせんぼん)】と呼ばれます。
桜は下から順に開花していくため、エリアごとに見頃がずれ、約3週間にわたって次々と約3万本の桜が咲き誇ります。

子ども、過去最少の1329万人 4月1日時点、総人口の10.8%

子ども、過去最少の1329万人
4月1日時点、総人口の10.8%


総務省は4日、5月5日の「こどもの日」を前に人口推計から算出した子どもの数を発表した。15歳未満の数は4月1日時点で前年より35万人少ない1329万人となった。

45年連続で減少し、比較可能な1950年以降の最低を更新した。

総人口に占める比率は前年から0.3ポイント低下した10.8%となった。52年連続で低下し、過去最低だった。

 

こどもの日こどもの日は、端午の節句の日でもあります。
子どもたちみんなが元気に育ち、大きくなったことをお祝いする日です。

もともと5月5日は「端午の節句(たんごのせっく)」で、男の子の健やかな成長や幸せを祈って、お祝いをする日。
1948年に、5月5日を「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」お休みの日と決められてから、端午の節句の日が、こどもの日にもなった。

そのため今では、子どもたちみんなをお祝いするようになりました。
子どものお祝いだけじゃなくて「お母さんに感謝する」という意味もあった。

端午の節句

端午の節句は、ずっとずっと前から行われている行事のこと。
もともとは病気や災いをさけるための行事だったそう。
その行事のために使っていた「菖蒲」が、武士の言葉や道具に似ていることから、だんだんと男の子の行事になっていったという話があります。

 

こいのぼり

一番大きい鯉は、真鯉(まごい)といって黒い鯉。
二番目に大きい鯉は、緋鯉(ひごい)といって赤い鯉。
一番小さい鯉は、子鯉(こごい)といって青い鯉。

2026年5月 4日 (月)

「ぐゎらん堂」と「ガロ」について

月刊漫画「ガロ」には、フォークやロック活動する人たちもいました。その編集部がある青林堂の最寄り駅となる水道橋から中央線に乗ってまっしぐら、ライブハウス「ぐゎらん堂」に向かうのは、脱稿したマンガ家さんや仕事帰りの長井さんの姿もありました。

高田渡、中川五郎、友部正人、あがた森魚、斉藤哲夫などが歌い、多くの若者や文化人が集った伝説の地。

村瀬店主夫妻が無類のマンガ愛好家で、店内にはガロのバックナンバーが並んでました。

音楽とマンガが渾然一体となって、本物の作家やミュージッシャンが客席で呑んでいたりしました。

零円札が店内使用可能で、500円レートで飲食できました。看板メニューの「ねこまんま」が人気でありました。

ぼくのアパートのあった善福寺から、善福寺池公園へ散歩していると、村瀬・ながせゆみこ夫妻が仲良くして歩いている姿を見かけたたものです。

そのごに村瀬春樹さんは『本気で家を建てるには』という、三世代が快適に暮らせる、人との接し方を体現されたベスセラーを執筆されました。

旧石器から現代までの道具を調査する「道具学会」の理事も務めたらしい人格者でもあります。

自転車の青切符、「一時不停止」「ながらスマホ」など全国で842件交付…読売新聞調べ

導入半月、「指導・警告」は2万1900件
 自転車利用者の交通違反に反則金を科す「青切符」制度を巡り、全国の警察が4月1日の導入以降、少なくとも計842件の青切符を交付したことが読売新聞のまとめでわかった。警察官が違反を是正する「指導・警告」は約2万1900件に上った。各地の警察には交通ルールに関する問い合わせが相次いでおり、運転マナー向上の効果がうかがえる一方、制度の浸透も課題として浮かんだ。

自転車への青切符交付件数
 青切符制度は自転車による重大事故の防止を目的に導入された。走行中にスマートフォンを使う「ながらスマホ」や「信号無視」など、16歳以上による113種類の違反が対象となっている。全国の摘発状況が明らかになるのは初めて。


 読売新聞は全都道府県警に4月1~15日の青切符の交付件数と違反種別、指導・警告の件数などを取材した。警視庁と群馬、新潟、滋賀、和歌山の4県警は交付件数の回答や発表がなかった。集計期間が異なる警察本部も一部あった。

 交付が判明した842件のうち、理由が明かされたのは781件。このうち「一時不停止」が342件(44%)で最も多く、ながらスマホが279件(36%)、「信号無視」が81件(10%)で続いた。

交付状況に地域差も
 地域別では愛知が最多の136件で、大阪125件、埼玉104件、京都99件などと続いた。青森、秋田、山形、三重、徳島、高知、長崎、熊本、沖縄の9県は0件で、交付状況には地域差もみられた。

 警察庁によると、青切符はながらスマホなど特に危険な違反を除き、原則として警察官の指導・警告に従わない場合に交付される。交付件数は、全国の指導・警告件数の4%ほどにとどまり、自転車利用者の大半の交通違反は現場の警察官による指導や注意で是正されているとみられる。

 各警察本部からは、制度導入後「一時停止でしっかり止まる自転車を見かけるようになった」(新潟)、「スマホを持ちながらの運転が減少した」(栃木)など、マナー向上を指摘する声も出ている。「自転車の交通事故自体も減った感触がある」(宮城)といった回答もあった。

 一方、交通違反に当たる走行方法などの問い合わせも相次いでおり、全国の警察は交通安全教室の実施やSNSによる情報発信など啓発活動を強化している。

[読売新聞]

【連続テレビ小説】ばけばけ スピンオフ「オサワ、スイーッチョン。」「オウメサン、オカミ、シマス。」[解][字][再] 5月5日(火) 10:05〜11:05 放送Ch.1 NHK総合

【連続テレビ小説】ばけばけ スピンオフ「オサワ、スイーッチョン。」「オウメサン、オカミ、シマス。」[解][字][再] 5月5日(火) 10:05〜11:05 放送Ch.1 NHK総合

番組概要
教員試験に合格し長屋を出るサワ(円井わん)。母親のキヌ(河井青葉)はサワの将来が心配。誰かいい人いないかしら?脳裏に浮かんだのは半分弱こと庄田多吉(濱正悟)!
錦織(吉沢亮)の計らいで、教員たちによる学校の大掃除がはじまる。応援に駆けつけた土江(重岡漠)と門脇(吉田庸)は、この機会にサワ(円井わん)と庄田(濱正悟)の距離を縮めようと企む。そんな周りの思惑に、当のサワと庄田はどこ吹く風。それぞれ別行動で勝手に掃除をはじめようとし、土江も門脇も大慌て。さらに、出前を持ってきたウメ(野内まる)も加わり、サワと庄田の恋の行方はどこに行く?
花田旅館で何も変わらない日々を過ごすウメ(野内まる)。しかし、そんなウメの日常はツル(池谷のぶえ)の悲鳴と共に一変。ツルに起こった悲劇…それは、ぎっくり腰!?身動きのとれないツル。主人の平太(生瀬勝久)は外出中。営業中の花田旅館で動けるのは、ウメだけ!?そこにトキ(高石あかり)とヘブン(トミー・バストウ)が梶谷(岩崎う大)を連れてやってくる。一日女将、ウメの一日が、いま、はじまる!

出演者

【出演】円井わん,濱正悟,吉沢亮,野内まる,重岡漠,吉田庸,小島健矢,岡田あさこ

原作・脚本

【作】大池容子,ふじきみつ彦

音楽

【音楽】牛尾憲輔

 

映画祭で『FUJIKO』を上映した「ゴールデン・マルベリー賞」木村監督と居酒屋で話していたあの日からこんな日が来るなんて

「ゴールデン・マルベリー賞」は、観客投票によって最も優れた作品に授与されるもので、映画祭の最高賞にあたる。「ブラック・ドラゴン・特別観客賞」は、プレミアムパス所持者(特別観客)が投票した最優秀賞で、専門性の高い層から熱狂的な支持を受けた作品に贈られる。日本映画としては、初めての快挙となった。

■ストーリー
舞台は、1977年の静岡。
嵐がひどく停電した病院で娘・麻理を出産した富士子。母親になった喜びも束の間、夫の実家から理不尽な仕打ちを受け続けたあげく、姑と義姉に麻理を奪われてしまう。愛する幼な子と引き離された絶望の中、実母・千代の力を借りなんとか麻理を取り返した富士子は、周囲の反対を押し切りシングルマザーとして麻理を育てることを決める。しかし、その先に待ち構えていたのは、図らずも自身が憧れていたロックンロールのような波乱万丈の人生だった――。

■片山友希コメント「映画祭で『FUJIKO』を上映した際、思っていた以上に反響をいただき、「受賞もあるのでは」とチームで話していました。まさか2つも賞をいただけるとは思っておらず、チームみんなで喜びました。すっごくうれしい気持ちです」

■木村太一監督コメント「本映画祭において2冠を達成することができました。本当に夢のような時間でサポートしてくださった皆様に感謝したいと思います。役者さんも素晴らしいですが、スタッフの皆さん、製作の皆さん、全員にありがとうございます、という気持ちです。皆様のお陰で受賞できたので、また同じスタッフで映画が作れたら本当に幸せだと思います」

■MEGUMIコメント「木村監督と居酒屋で話していたあの日からこんな日が来るなんてと思うと感慨深いです。監督から電話で報告を受けた際は監督の声が震えて泣いていらっしゃる様子で、本当に良かったなと思います。木村太一監督と片山友希さんの才能が世界に伝わったことを大変うれしく思います」

【連続テレビ小説】ばけばけ 総集編[解][字][再] 

5月4日(月)  Ch.1 NHK東京 総合
番組概要

松江の地で出会ったトキ(高石あかり)とヘブン(トミー・バストウ)。2人の思いが通じ合うまでを振り返る総集編前編。これを見れば、「ばけばけ」を楽しめます!

番組内容

松江の没落士族・小泉セツとその夫で作家の小泉八雲(ラフカディオハーン)をモデルに、何気ない夫婦の日常を描く、連続テレビ小説「ばけばけ」。松江の地で出会ったトキ(高石あかり)とヘブン(トミー・バストウ)。2人の思いが通じ合うまでを振り返る総集編前編。「ばけばけ」をまだ見終わってない人、これから見始める方、そして見ていただいた方も、これを見れば、「ばけばけ」を楽しめます!

【出演】高石あかり,トミー・バストウ,吉沢亮,北川景子,堤真一,小日向文世,生瀬勝久,佐野史郎,池脇千鶴,池谷のぶえ,岡部たかし,板垣李光人,寛一郎,シャーロット・ケイト・フォックス,さとうほなみほか

原作・脚本

【作】ふじきみつ彦

【音楽】牛尾憲輔

 

後編の直前に、総集編①②(前編)を再放送。

さらに、総集編の放送にあわせて、「ばけばけ」関連番組を一挙アンコール放送する。


「ばけばけ」総集編③・④(後編) <全国放送>

5月3日(日) BSP4K 午後3時58分~5時26分
5月4日(月・祝) 総合 午前9時50分~11時18分 ※NHK ONEで同時・見逃し配信あり


<後編の直前に、総集編①②(前編)を再放送>

5月3日(日) BSP4K 午後2時30分~3時58分
5月4日(月・祝) 総合 午前8時15分~9時43分 ※NHK ONEで同時・見逃し配信あり


関連番組 一挙アンコール放送!

■小泉八雲のおもかげ ばけばけトミー・バストウが巡るアイルランドとニューオーリンズ (43分版)
5月2日(土) 総合 午前11時08分~11時51分<関西地方向け> ※NHK ONEで見逃し配信あり

■「ばけばけ」スペシャルトークショーinBK (29分版)
5月3日(日) 総合 午前10時35分~11時04分<関西地方向け> ※NHK ONEで見逃し配信あり

■ハンバート ハンバートと「笑ったり転んだり」をもっと語ったり♪
5月3日(日) 総合 午前11時05分~11時50分<関西地方向け> ※NHK ONEで見逃し配信あり

■「ばけばけ」スピンオフ
5月5日(火・祝) 総合 午前10時05分~11時05分<全国> ※ドラマパート部分のみの再放送/NHK ONEで同時・見逃し配信あり

■「ばけばけ」スペシャルトークショーin松江
5月10日(日) 総合 午後1時05分~1時50分<関西・中国地方向け> ※島根県以外では初放送/NHK ONEで見逃し配信あり

 

 

小泉八雲 著作集
『小泉八雲全集』 全17巻・別巻1巻、第一書房(落合貞三郎、大谷正信、田部隆次訳)、1926年 - 1928年。NCID BA31554769、NDLJP:1020344。
『小泉八雲作品集』 全12巻[60]、平井呈一訳、恒文社、1964年 - 1967年。NCID BN08514823、OCLC 21305178。大半は新装(オンデマンド版も)再刊
『ラフカディオ・ハーン著作集』 全15巻、恒文社(西脇順三郎・森亮監修)、1980年 - 1988年。NCID BN00283035、OCLC 26170683。
『尖塔登攀記 小泉八雲初期文集 外四篇』 恒文社、佐藤春夫訳、新版1996年6月 ISBN 4-7704-0878-1
『小泉八雲作品集』 全3巻、森亮ほか訳、河出書房新社、1977年。講談社学術文庫(全6冊)で改訂版


評価・批判など
東京帝国大学名誉教師となった日本研究者で小泉とも交友があったバジル・ホール・チェンバレンは、亡き友を次のような文章で讃えた。


ハアンはそが書簡の好文章中に永久生存すべく、ワルポウル、フイツゼラルド、カアライル等と共に、英文学界に頭角を表せる消息文の大家として世に記憶せられぬべし。文章家としては、以上の大家にも亦実に一層優れたり。文体は能く彼が思想の全班に適合して、一面詩的なると同時に、又一面学理的の正確なる点をも兼備しゐたりき。彼は何事に就きても、一篇の論文を作らんとすれば作り得ざる事なく、数多の事実は最初に先深く観察せられたる後、詳しき上にも詳しきにわたるがその好む所なりき。一度筆を取りて文に綴るや、巧妙なる事宛然言語上の音楽家とも称しつベき程の器量持ちたり[61]。
(現代日本語訳:ハーンは、その書簡に見られる優れた文章によって、ウォルポール、フィッツジェラルド、カーライルらと並び、英文学界における名高い書簡文の大家として、永く世に記憶されるであろう。 しかも文章家としての力量においては、これらの大家にも実にいっそう勝っていた。

彼の文体は、その思想の全体に見事に調和し、一方では詩的な美しさを備えながら、同時に他方では学問的な厳密さと正確さをも兼ね備えていた。 彼はどのような題材についても、論文を書こうとすれば書けないものはなく、まず多くの事実を深く観察したうえで、きわめて詳細に、しかも徹底して論じることを好んだ。

ひとたび筆を執って文章にまとめるや、その巧みさは、まるで言葉を自在に操る音楽家と呼ぶにふさわしいほどの才能を備えていたのである。)
またこうも述べた。


ハアンは真に愛すべき好人物にて、そが天性の長所を文学界に貢献して此世を去りつ。彼の為に害せられたる人は無く、そが著書は能く幾千といふ読者の心を慰めつ。日本といふ名を世界の国民中に高く響き渡らせたるも亦此人なり。ハアンが知己達の亡き友に対する思ひ出は尊敬なり。否尊敬よりは今一層の愛慕なり。
(現代日本語訳 : ハーンは本当に愛すべき人物であり、その生まれつきの長所を文学界に捧げて、この世を去った。 彼によって傷つけられた人は一人もおらず、その著作は実に何千人もの読者の心を慰めてきた。 日本という名を世界の人々のあいだに高く響き渡らせたのも、またこの人である。

ハーンの知人たちが、亡き友に対して抱く思いは尊敬である。 いや、尊敬というよりも、さらに深い愛情と慕情である。)





 

2026年5月 3日 (日)

高血圧と入浴| -血圧が上がる危険性と安全なお風呂

高血圧の人が安心して入浴を楽しむために必要な知識をわかりやすく解説。 お湯の温度や時間設定、ヒートショックの予防法など、安全な入浴習慣を身につけるポイントを紹介します。 血圧変動のリスクを理解して、健康的にお風呂時間を過ごし ...

熱いお湯... 絶対入るな! 5分で心臓が止まる「魔の入浴法」/高血圧
ビデオ ソース サイトYouTube視聴回数: 80 回
入浴中に血圧異常や体調の変化があった場合、どうすればよいですか?
入浴中に血圧異常や体調の変化があった場合は、迅速で的確な対応が必要です。 ①→⑥の対応フローを覚えておきましょう。 収縮期血圧180mmHg以上または90mmHg以下なら入浴を中止。 入浴中に気分不良や顔色の変化があればただちに中断し、安全を優先。


お風呂で血圧はどう変わる?高血圧の方のための安全な入浴 ...
風呂上がりの血圧は入浴前より低下しますが、急激な変動は危険を伴います。 高血圧の方が安全に入浴するための適切なお湯の温度設定、入浴時間、脱衣所の温度管 …

高血圧患者の入浴事故を防ぐ! 血圧値による入浴可否判断の ...
こんにちは、NIMOです。 高血圧患者の入浴事故は適切な予防措置で防ぐことができます。 最新の医学的知見に基づいた安全な入浴方法について、具体的に解説して …

「風呂上がりの血圧」はどうなるかご存知ですか?”ヒート ...
風呂上がりに低血圧になると、脳への血流が一時的に不足してふらつきや気持ち悪さ、意識の消失などが起こる可能性が考えられます。 風呂から上がって直後に収縮 …


高血圧の方は入浴中に血圧が急変するリスクがあるため、温度管理や入浴前後の体調確認が重要です。

入浴時の血圧変動の仕組み
入浴中の血圧は、脱衣所、入浴中、風呂上がりの3段階で大きく変動します。寒い脱衣所で衣服を脱ぐと血管が収縮して血圧が上昇し、熱いお湯に入るとさらに血圧が上がることがあります。その後、体が温まると血管が拡張して血圧は下がり、風呂上がりには入浴前より低くなることもあります。特に42℃以上の熱いお湯では血圧が約20mmHg上昇し、心拍数も増加することが報告されています

高血圧患者に特有のリスク
高血圧の方は血管の弾力性が低下しているため、急激な血圧変動に対する適応能力が低く、ヒートショックや心筋梗塞、脳出血などのリスクが高まります。特に冬場は脱衣所と浴室の温度差が大きく、入浴事故の約4割が冬季に発生しています。高血圧患者は一般の方の約2倍のリスクがあるとされ、65歳以上の高齢者での事故が多いです

安全な入浴のポイント
湯温の調整:38〜40℃程度のぬるめのお湯が望ましく、リラックス効果が期待できます。42℃以上の熱いお湯は血圧上昇のリスクが高まります

入浴前後の血圧測定:入浴前に安静な状態で血圧を測定し、収縮期血圧が180mmHg以上または90mmHg以下の場合は入浴を控えます。160/100mmHg以上でも事故リスクが高まります

脱衣所と浴室の温度差を小さくする:暖房を入れるなどして寒暖差を減らすことで血圧変動を抑えられます。
立ち上がりや出浴時の注意:風呂上がりに急に立ち上がると血圧が急変し、めまいや失神のリスクがあります。座って休む、呼び出しボタンを活用するなどの対策が有効です

体調管理:疲労や睡眠不足時は交感神経と副交感神経のバランスが崩れやすく、血圧変動が大きくなるため注意が必要です

まとめ
高血圧の方は入浴中に血圧が急変する可能性があるため、ぬるめのお湯での入浴、入浴前後の血圧測定、温度差の調整、立ち上がり時の注意が重要です。特に高齢者や動脈硬化が進んでいる方は、これらの対策を徹底することで入浴事故のリスクを大幅に減らすことができます。

『美學校発-ガロ経由-ガンダム-〜アニメ芸術の誕生と未来〜』七夕社

『美學校発-ガロ経由-ガンダム-〜アニメ芸術の誕生と未来〜』七夕社 

【本書内容】
現代アートへの関心
インタビュー●美學校
教師には向いてない美術家・赤瀬川原平/菊畑茂久馬 松山俊太郎/木村恒久/美學校の出身者たち

コラム【トマソン】
インタビュー●『ガロ』編集 コラム【長井勝一さんと『ガロ』について】
コラム【現代詩について】 

インタビュー●アニメの世界へ

 

🔘スタジオムサシ/スタジオコクピット サンライズ/ガンダム班
コラム【記号化しないアニメの登場】 

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インタビュー● メモ【一九七八年頃】
アニメーターからアニメ演出家に

 

『機動戦士ガンダム』『伝説巨神イデオン』にアニメーターとして参加後、『巨神ゴーグ』から演出家に。代表作は『To-y』『鎧伝サムライトルーパー』『アルスラーン戦記』『ガラスの仮面』など。

 大手前大学メディア・芸術学部教授として後進の指導にもあたった著者の自叙伝。
そしてアニメ業界を目指す若者たちへアドバイスと、アニメーションについての可能性を様々なメディアから語る。
新しい表現として、アニメーションをとらえたい人には、映像としての広がりを体現されていただきたい。 

【Amazonサイトから】
https://amzn.asia/d/0d82XAen

『美學校発-ガロ経由-ガンダム-〜アニメ芸術の誕生と未来〜』七夕社

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高橋一生&斎藤工&水上恒司 アマプラドラマで豪華共演

高橋一生、水上恒司、斎藤工が出演する「犯罪者」
 俳優の高橋一生(45)が、Prime Videoドラマ「犯罪者」(7月17日配信開始)で主演する。原作はテレビ朝日ドラマ「相棒」シリーズで脚本を手がける太田愛氏の同名小説。刑事として、ある通り魔事件を捜査するうちに、事件の裏にひそむ大きな陰謀に巻き込まれる役どころ。通り魔事件の被害者の青年を水上恒司(26)、髙橋演じる主人公とともに事件の真相を調べるフリーライターを斎藤工(44)が演じる。

 以下、キャストコメント

 高橋一生 いま自分が感じている違和感や閉塞感の正体に輪郭が与えられたように感じ、松永大司監督と話しているうちに、この作品は単なる刑事ドラマではなく、「犯罪」という言葉の裏にある構造や、人が無自覚に何かに加担してしまう現実を描いたものなのではないかと思うようになりました。その中で抗い続ける人たちの姿が見えてきたことで、自分自身の生き方や立ち位置を見つめ直すきっかけになるのではないか、そんな予感と共に、この作品に関わらせていただくべきだと思えました。この作品がご覧になる方それぞれの中に、何かを残すものになればと思っています。

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 斎藤工 理不尽な巨悪と対峙する個人達。2人でも4人でもなく“3人”と言う数字が、人数が妙に説得力を持ち、三つ編みのごとく絡み合いもたらす奇跡がそこにあるのではないか。私ごとですが、この作品以前、以後と、自分の表現との向き合いが大いに変わる稀有な時間でした。

 水上恒司 高橋さん松永監督の受け売りになりますが、今作品は理不尽に立ち向かう物語であり、様々な理不尽に多種多様なキャラクター達がそれぞれの選択を取っていく様に見応えがあるようになっています。そんな作品に巡り合い揉まれながら喰らいついた撮影の中で、私は多くの学びがありました。錚々たる役者の皆様と優秀なスタッフの皆様に、これから芝居をしていく勇気と希望を頂きました。もうしばし皆様の元にお届けできる日までお待ちくださいませ。

飯豊まりえ【土スタ】生出演→ドラマで名コンビ「結婚するなんて」「信じられる?」「最近知った」夫婦共演の岸辺露伴シリーズも放送

飯豊まりえ
 NHK「土スタ」が2日、放送され、同局の人気ドラマシリーズ「岸辺露伴は動かない」の最新作「泉京香は黙らない」(5月4日放送)に出演する飯豊まりえが生出演した。飯豊は2025年5月、同シリーズで共演した岸部露伴役の高橋一生と結婚を発表している。

【写真】17歳差婚もおしどり夫婦の予感? 高橋一生&飯豊まりえの丸みおびた文字がそっくり!

 「岸部露伴」シリーズのVTRが流れ、夫婦となった高橋と飯豊の場面が続々。MCの近藤春菜は「露伴先生と本当にいいコンビですよね」としみじみ。SNS上では「高橋一生と飯豊まりえちゃんが結婚するなんて、この時は誰も思いもしなかったろうなぁw」「高橋一生の妻が飯豊まりえなの未だにびっくりする」「信じられるか?? 高橋一生さんの奥さんなんだぜ!?」「ドラマの大ファンですけど、飯豊まりえと高橋一生が結婚していたと言う事は最近知りました」など改めて驚きの声があがっている。

 なお、夫の高橋はこの日昼、都内で、主演映画「ラプソディ・ラプソディ」の公開記念舞台あいさつを行っていた。

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飯豊まりえ
いいとよまりえ
別名飯豊万理江
誕生日1998年1月5日出身/千葉Insta
2008年、女子小学生向けファッション誌「ニコ☆プチ」でモデルとしてのキャリアをスタートさせ、その後「ニコラ」を経て、「Seventeen」の専属モデルとして活躍。その一方で、女優として特撮ドラマ「獣電戦隊キョウリュウジャー」や学園ドラマ「学校のカイダン」(ともに13)などに出演し、NHK連続テレビ小説「まれ」(15)で注目を集める。映画では、短編「ジュリエット×2 恋音ミュージカル」(14)に主演し、人気少女漫画を実写化した「MARS ただ、君を愛してる」(16)で連続ドラマ版に続き劇場版でもヒロイン役を演じた。その他、朝の情報番組「めざましテレビ」のコーナー「イマドキ」でレポーターを務める。

さいとう・たかを(本名:齊藤 隆夫〈さいとう たかお〉[1]、1936年〈昭和11年〉11月3日 - 2021年〈令和3年〉9月24日)は、日本の漫画家[注 1]。和歌山県和歌山市生まれ、大阪府堺市出身[2]。東京都中野区、岩手県花巻市に居住した。

貸本漫画時代に劇画の分野を確立した人物の一人であり、一般漫画の世界に転向後も『ゴルゴ13』をはじめとする数々のヒット作品を生み出した、劇画界の代表的人物である。また「さいとう・プロダクション」を設立し、各スタッフの分業体制により作品を制作するという方式を確立した。

来歴
少年時代
1936年(昭和11年)、5人兄弟の末子として和歌山市に生まれるが、生後まもなく転居し、のちに大阪府堺市に移り住む。さいとう自身は43歳になるまで和歌山で生まれたことを知らなかった[3]。

父親はさいとうが幼い時に家を出たため、母親が理髪店を営みながら女手一つで子供5人を育てた[4]。小さい頃は図画工作(美術)科目とケンカが得意の、いわゆる不良少年であり、将来の夢はボクサーか画家になることであった。中学時代には府の絵画展で金賞を獲得している。

1952年に堺市立福泉中学校を卒業し、実家の理髪店で働き始める。当時は漫画に興味がなく将来の夢は挿絵画家だったが、挿絵業界は今後狭まっていく、あるいは自分の考えている方向とは違う方に行くだろうという漠然とした不安感[5] から、当時はまっていた映画や進駐軍が持ち込んだ「10セント・コミックス」に影響を受け[6]、ストーリー漫画を志す。

同時期に手塚治虫(誕生月日が同じである)の『新寶島』を見て衝撃を受け、「紙で映画が作れる!」と興奮したという[4]。当時のさいとうは手塚の影響を受け、柔らかなタッチの絵を描いていた。

貸本漫画家デビュー
1953年には家業である理髪店を姉と継ぐが、1955年に仕事の合間に2年近く掛けて描いたストーリー漫画『空気男爵』を、大阪の貸本出版社日の丸文庫に持ち込む。等倍の紙に漫画を描いたため、社長の山田秀三にダメ出しされるが、一年かけて書き直し、デビューが決まる。それ以降、日の丸文庫の看板漫画家として単行本を次々と発表する。

1956年には漫画に専念するために家業の理髪店を辞めるが、母親は激怒して漫画を親の仇であるかのごとく嫌うようになった。さいとうによれば、自身が漫画家として大成した後も「母親は漫画家という職業を死ぬまで嫌い、病床に置かれた僕の本に一度たりとも触れなかった」と述べている[7]。なお、1987年にNHKで放送された「わたしの青春ノート」では「漫画に反対していた母が18歳の時に亡くなり、理髪店を叩き売った」と述べている。

同年には、辰巳ヨシヒロや松本正彦らと同じアパートで共同生活を送りながら漫画を描き始めた。当時、さいとうは高校生だった川崎のぼるをアシスタントとして働かせていたが、さいとうの人使いが荒かったことから、川崎は早々に逃げ出している。

上京・劇画工房誕生
1958年(昭和33年)先輩漫画家の久呂田まさみに連れられて上京、東京都国分寺市のアパートに居を構える。1959年、国分寺に居住していた日の丸文庫系劇画家のさいとう・たかを、辰巳ヨシヒロ、石川フミヤス、K・元美津、桜井昌一、山森ススム、佐藤まさあき、松本正彦ら8人で劇画制作集団「劇画工房」が結成される。人気劇画家の制作集団とあって貸本出版社からの執筆依頼が殺到して多数の貸本劇画短編集を出版するが、組織論や仕事配分、ギャラの分配などで揉め、翌年1960年春に劇画工房は短期で分裂した。

さいとう・プロダクション設立
「劇画工房」の分裂後、佐藤まさあきや川崎のぼる、南波健二、ありかわ栄一ら、ガンアクション系の劇画家5人で新・劇画工房の設立を計画するが、頓挫。その計画を元に1960年(昭和35年)、東京都国分寺市に自らの漫画制作会社「さいとう・プロダクション」を設立した。さいとうの組織論に共鳴していた石川フミヤスらがスタッフに加わり、さいとうの兄の斉藤發司がマネージャーを務めることになる。以後、多数の貸本劇画を出版する。中でも『台風五郎』はシリーズ化され人気を博した。

1962年(昭和37年)、貸本劇画家有志と「劇画集団」を設立。メンバーはさいとう・たかを、横山まさみち、永島慎二、南波健二、石川フミヤス、ありかわ栄一、旭丘光志、都島京弥、いばら美喜、山田節子、武本サブロー、影丸譲也、他。もっとも、この団体は漫画制作を目的とした新・旧劇画工房とは違い劇画家の親睦のための団体であり、一般読者会員にも会報などを発行していた。

一般漫画誌に進出~ゴルゴ13の大ヒット
貸本業界が傾き始めた1963年、ボーイズライフ連載の『007』のコミカライズを機に一般漫画誌に本格進出。1967年には時代劇アクション劇画『無用ノ介』(『週刊少年マガジン』)を連載。劇画路線の『マガジン』を代表するヒット作となった。

その後、1968年(昭和43年)10月より連載開始の『ゴルゴ13』(『ビッグコミック』)は、さいとうにとっての代表作であり、日本の「劇画」の代名詞となる。『ゴルゴ13』は現在も連載中の長寿漫画であり、1976年(昭和51年)1月に1975年度小学館漫画賞の青年一般部門、2005年(平成17年)1月に2004年度小学館漫画賞の審査委員特別賞を受賞し、2021年(令和3年)7月には「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」としてギネス世界記録に認定された[8]。

2000年代以降の活動
21世紀に入ると『ゴルゴ13』『鬼平犯科帳』『仕掛人・藤枝梅安』の3作の長期連載を軸に活動、大ベテランとなっても月産150ページ以上の旺盛な執筆活動を展開した。

しかし、2008年に武本サブロー、2014年に石川フミヤスと、長年にわたって仕事を支えてきたチーフアシスタントが相次いで死去したこともあって、さいとうの作業量が増加した。そのため2015年2月、体力的な負担を理由に『仕掛人・藤枝梅安』の休載を決定した。残り2作品の連載執筆に専念しつつ(これらもページ数を減らしている)、『梅安』再開も模索したが、結局体力の限界を理由に2016年3月『梅安』連載終了を告知した。

そうした状況であったが、最晩年の2021年7月から『ビッグコミック増刊号』(元は『ビッグコミック』本誌と並行して『ゴルゴ13』を連載していたが、上述の事情で新作を休止していた)にて、『ゴルゴ13』のスピンオフ作品である『銃器職人・デイブ』の連載を開始している[9]。

死去
2021年9月24日午前10時42分、膵臓がんのため死去[10]。84歳没。連載中の『ゴルゴ13』については「自分抜きでも続いていってほしい」とのさいとうの遺志に沿い、さいとう・プロダクションと脚本スタッフ、連載元の『ビッグコミック』編集部の協力体制で連載を継続させていくという[10]。

もう一つの連載作品である『鬼平犯科帳』も同年9月30日に連載の継続がリイド社公式サイトで発表された[11]。さいとうが確立した漫画制作の分業制は、自身の死をもって究極の形となった[10]。

2021年10月26日、日本国政府は正六位に叙することを閣議決定した[12]。墓所は港区梅窓院。

人物
少年時代
中学生のころ、「こんなもんただのクイズだ、試験でもなんでもない。個人の能力がわかるはずがない」と考え、一度もまともに試験を受けなかった。しかし、ある教師が担当になったとき、いつものように答案用紙を白紙で返すと、その教師はさいとうの答案用紙を持って来て机の上に置き、「これを白紙で出すのは君の意思だから構わない、しかしこの答案用紙を提出するのは君の義務なんだから、自分の責任の証明として名前だけは書け」と諭されて感銘を受け、それを期に人間の約束と責任について深く考えるようになったという。この教師の姓が「東郷」であり、『ゴルゴ13』が名乗る名(デューク東郷)の一部となった。なお、この東郷教師は奇しくも漫画家天王寺きつねの母方の祖母の親戚筋でもあった[13]。
さいとうの少年時代のやんちゃぶりは自伝的漫画『いてまえ武尊』に詳しい。さいとう曰く「飼い猫を焼いて食ったこと以外はほぼ実話」としている。
『漫画少年』ファンの友達に勧められ、一度だけ『漫画少年』に投稿した経験があり、それが審査員の手塚治虫に悪い見本として取り上げられ酷評されたという[14](しかし実際には投稿欄の手塚によると思われていた文章は編集者が書いたものであり、手塚は忙しくて名前だけ貸していた状態であったことが後に分かる)。
家族との関係
さいとうの父親が、営んでいた理髪店を放り出し、写真家・画家・彫刻家などを目指すが挫折し、出奔して家を出ていったことから、母親は芸術関係の仕事を人一倍嫌悪した。父親の絵をさいとうの目の前で何の躊躇もなくかまどにくべて焼き「男が芸術で食べていけるわけが無い」と吐き捨てたという。小学生時代のさいとうが地元大阪府の展覧会に応募し金賞を取った絵も、即座にかまどに放り捨てられ燃やされたとのこと。
漫画家となるために実家の理髪店を辞めた際には大激怒され、以来母親は漫画と漫画家を親の仇のごとく憎悪するようになったという。さいとうが漫画家として大成した後も送ったゴルゴ13の単行本を見もせずに即刻焼却し、その挙句、死の床にあっても単行本に指一つ触れようとしないどころか視界から背け、和解を拒むなど、さいとうのことを最期まで認めず、同時に許さなかった。このことはさいとうも気にしているようで、執筆室には仕事をしているさいとうに向かい合うように亡母の写真が飾られている。
さいとうの兄の斉藤發司も同様で、發司がさいとう・プロダクションおよびリイド社の代表取締役社長になった後にも、子供に「漫画など読むな」と説教していたという。
元妻のセツコ・山田との間に娘が2人いるが、この姉妹はじゃんぐる堂の共同ペンネームで同人誌・商業誌(親族が経営するリイド社の『コミック乱』を含む)に漫画を執筆している。
創作
デビュー当初はSF志向があったが、若い労働者が主体だった貸本漫画の客層がそれを受け入れなかったため、アクション漫画がメインになっていった。
元は作画をGペンで行っていたが、太さの違うサインペンでペン入れを行うようになった。また、ネーム後には基本的に下書きをせず、いきなりペン入れから始める。キャラクターは眉毛やモミアゲといった特徴的な部分から書き始める。
作中の台詞の数字は固有名詞を除いて全て漢数字を使う。
趣味・嗜好
趣味はテレビや映画鑑賞、若い頃からの大相撲ファンでもある。元大相撲力士の三濱洋俊明は母方の親戚にあたる。
1980年代にはゴルフに熱中しており、山梨の富士野屋別館には交流の深い漫画家仲間である石ノ森章太郎、北見けんいち、ちばてつや、つのだじろう、藤子不二雄A、古谷三敏らと書いた寄せ書きが額縁入りで飾られている(松本零士も来る予定だったが、原稿が間に合わず参加できなかったという)。
小学4年生から吸っているという愛煙家であり[15]、「煙草と名のつく物は何でも吸ってきた」と話し、過去には葉巻(細巻きのメキシコ産の銘柄を愛煙していた)やパイプも喫煙したことがあると語っている。執筆も喫煙しながら行う。現在は紙巻きたばこを愛煙しており、これまで嗜好していた銘柄は、プレミア・ワンやメビウス・ディースペックなどとのこと。元々は、吸い終えた煙草の火で次の煙草に着火するという、チェーンスモーカーであったらしく、一日の喫煙量は相当なものになっていたようであるが、現在の喫煙量は1日40本ほどになったと話す[16]。
その他
漫画家になってからも、友人の永島慎二を殴ろうとしたヤクザをメンチを切って追い払う、泥酔して絡んできた久呂田まさみを投げ飛ばす、などの数々の武勇伝がある。
さいとう・プロダクションのある中野区に在住していたが、妻の出身である岩手県にも居を構えていた。なお、『ゴルゴ13』で岩手県出身の商社マン(後に商社を辞めて帰郷)をたびたび登場させたり、東條英機が戦犯として逮捕された自分の奪還を企てた者に達観の心境を示す場面があったりするなど、漫画の中に岩手県への思いが示されている。
能見正比古の提唱した血液型性格診断の熱烈な信奉者であり、血液型の著書を複数出している。
大阪府堺市の名誉大使として、2014年9月26日に委嘱を受けた[17]。
『ゴルゴ13』は理髪店などに置かれることが多いが、これは一話完結で待ち時間でも読みやすいからであると同時に作者が理髪店出身という経緯から親しみをこめているという店も存在する[18]。
さいとう・プロダクション
株式会社さいとう・プロダクション
Saito-Production Co., Ltd.[19]
さいとう・プロダクションの事務所
さいとう・プロダクションの事務所
種類 株式会社
略称 さいとうプロ[19]
本社所在地 日本の旗 日本
〒164-0001
東京都中野区中野1丁目55番3号[20]
設立 1964年9月
(創業1960年4月)[21]
業種 サービス業
法人番号 8011201011604
代表者 代表取締役社長 齊藤輝子
外部リンク https://www.saito-pro.co.jp/
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株式会社さいとう・プロダクションは、初めて漫画制作に分業体制や脚本部門を置いた漫画制作プロダクションである。

漫画アシスタントは低賃金長時間労働が一般的であるが、さいとう・プロダクションは雇用条件に気を配っており、スタッフの待遇の良さには定評がある。分業で漫画制作することによって、無理なく長期連載を請け負うことが出来ているゆえに可能なビジネスモデルである。

例えば、手塚治虫が手塚プロダクションで漫画作品を描いた場合には、手塚治虫個人の名前だけが作家名として表記されるのが常であったが、さいとう・プロダクションの作品の場合は、最後のページでスタッフ一覧のクレジットタイトルが映画作品と同様に示されている。ただし、単行本ではこれらのクレジットは削除されており、単なる余白となっている。

さいとうが亡くなった現状、作画スタッフがキャラの顔を似せて描こうとすると1時間近くかかるため、大量にストックされている顔をトレースして描いているという。

作画工程
以下に、『鬼平犯科帳』の制作工程を挙げる[22]。

さいとう・プロには作画スタッフが総勢10名いて、それとは別に下書きを担当するひきの・しんじが鬼平の脚本を読んで、鉛筆で下書きを描くという。それを作画チーフのふじわら・よしひでと、双子の兄である藤原輝美がチェックし、構図を鬼平流にアレンジする。

構図が決まると、「背景」担当の白川修司、「主要キャラ」担当の木村周司、「脇役キャラ」担当の宇良尚子に原稿を渡す。白川と宇良が中心になり、作画をそれぞれ別のスタッフに割り振る。

キャラが描かれて背景がすべて入ったら、最後は仕上げとなり、スタッフ全員でトーン貼り・ベタ塗り・修正を施していく。下書きから原稿完成まで、だいたい7日くらいかかるという。

余談だがさいとうたかをは主人公の目しかかかないと称されることもあるが、これは『こちら葛飾区亀有公園前派出所』で登場する漫画家[23] と作者である秋本治がさいとうの熱心なファンであることから結びついた都市伝説の類である。

スタッフ
現スタッフ
以下はさいとう・プロダクション公式サイト内、制作スタッフ(2025年5月 閲覧)を参照にして記述、このページでの紹介順、さいとう自身と物故者の石川フミヤスは除く

宇良尚子
木村周司
白川修司
藤原輝美
ふじわら・よしひで(藤原芳秀)
上農博昭
古賀憲
永嶋康宏
杉本隆康
渡辺格
小山響
徳地康嘉
ふじわら・まゆ
古賀憲
過去のスタッフ・アシスタント
石川フミヤス
武本サブロー
甲良幹二郎 - さいとうの晩年(2018年 - 2021年頃)に『鬼平犯科帳』で構図を担当している。
K・元美津
小池一夫(脚本)
赤司教
青木和夫
なかざと遊生
徳富祐
TAKU
正村弟
横井仁司
谷平由佳
川崎のぼる
南波健二
磯田和一
伊賀和洋
神田たけ志
叶精作
神江里見
小山ゆう
やまさき拓味
やまおか玲次
山本又一朗(プロデューサー、トライストーン・エンタテイメント代表取締役社長)
折茂賢司(ゲームプロデューサー)
上柚宇大
クニムラ利雄
杉本洋平
大野恵
いとう・たかし
千葉利助
北原功士
小松翔太
松森茂嘉
リイド社
リイド社はさいとう・プロダクションの出版部門が分社化されたものであり、さいとうの兄の斉藤發司がリイド社およびさいとう・プロダクションの代表取締役社長を務めてきた。2016年に發司が死去したことを受け、發司の長男で専務取締役(当時)だった斉藤哲人が社長を引き継いでいる。

設立当時、大手出版社では漫画雑誌の出版がメインで、単行本を出版するということをあまりしていなかったため、その当時からの慣例で、さいとうの漫画は他社の雑誌に連載されている作品であっても単行本はリイド社から出版されている(『ゴルゴ13』は、小学館『ビッグコミック』連載で、単行本はリイド社、小学館でも『My First BIG』などで一部再刊)。また、発行しているリイド社の漫画単行本レーベル『SPコミックス』のSPの名称は、さいとう・プロダクション(Saito・Production)からとられている。

受賞(章)歴
1976年1月 - 第21回小学館漫画賞青年一般部門(『ゴルゴ13』)
2003年11月 - 紫綬褒章[24]
2003年11月3日 - 第一回理容チョキちゃん大賞(主催・全理連)受賞[25]
2005年1月 - 第50回小学館漫画賞審査委員特別賞(『ゴルゴ13』)
2010年4月 - 旭日小綬章[26]
2017年11月 - 第2回まんが郷いわて特別賞 受賞
2018年1月 - 和歌山県文化表彰文化賞[27]
2019年9月 - 名誉都民[28]
2021年 - 正六位[12]
作品リスト
劇画作品
貸本短編誌
「影」(1956年-1965年、日の丸文庫)30冊以上に参加
「街」(1958年-1960年、セントラル出版)20冊以上に参加
「黒猫別冊」(1960年-1961年、つばめ出版)10冊以上に参加
「刑事」(1960年-1965年、東京トップ社)40冊以上に参加
「ゴリラマガジン」(1962年-1966年、さいとう・プロ)40冊以上に参加
「魔像」「迷路」「摩天楼」「顔」他多数の貸本短編誌に参加(1956年-1966年)
主な劇画作品
『空気男爵』(1955年、日の丸文庫、貸本単行本)
『幽霊館』(1956年、日の丸文庫、貸本単行本)
『天使の罪』(1956年、日の丸文庫、貸本単行本)
『修羅の舞』(1956年、日の丸文庫、貸本単行本)
『剣狂(続 修羅の舞)』(1956年、日の丸文庫、貸本単行本)
『赤い三角部屋』(1957年、日の丸文庫、貸本単行本)
『死太刀双之進』(1957年、三島書房、貸本単行本)
『時刻消失』(1957年、三島書房、貸本単行本)
『流太郎行くところ』(1958年、鈴木出版、貸本単行本)
『台風五郎』(1958年、日の丸)※読切
『街が眠る時』(1959年、若木書房、貸本単行本)
『台風五郎』長編シリーズ(1960年-1963年、兎月書房/あかしや書房/つばめ出版/さいとう・プロ、貸本単行本)
『地獄で目をあけろ』(1961年、東京トップ社、貸本単行本)
『頭に火』(1961年、東京トップ社、貸本単行本)
『ガンオブ・ピンチヒッター』(1961年、東京トップ社、貸本単行本)
『武芸紀行』(1962年、さいとう・プロ、貸本単行本)
『大和小伝』シリーズ(1963年、さいとう・プロ、貸本短編誌『大和小伝』)
『ベリー・ファーザー』(1963年、さいとう・プロ、貸本単行本)
『007』シリーズ(1963年-1967年、ボーイズライフ、原作:イアン・フレミング)
『死ぬのは奴らだ』(1963年)
『サンダーボール作戦』(1965年-1966年)
『女王陛下の007』(1966年)
『黄金の銃を持つ男』(1967年)
『デビルキング』(1964年、さいとう・プロ、貸本単行本)
『ゴリラコレクション』(1964年、別冊週刊漫画TIMES、全12作の短編連作)[注 2]
『魔海』(1965年、冒険王増刊)※読切
『ワンサイド特急 組織スマイル』(1965年-1966年、冒険王)
『カウント8で起て!』(1966年、週刊少年マガジン)
『鯨狩り』(1966年、別冊少年マガジン)※読切
『人犬』(1966年、別冊少年マガジン)※読切
『サイレント・ワールド』(1966年-1967年、週刊少年マガジン、貸本『ベリー・ファーザー』のリメイク)
『0011ナポレオン・ソロ』(1966年-1967年、冒険王)
『THE シャドウマン』(1967年、少年)
『パクリ屋お六』(1967年-1968年、ヤングコミック)
『無用ノ介』(1967年-1969年、週刊少年マガジン)
『挑戦野郎』(1967年-1969年、ボーイズライフ)
『武(たける)』(1968年、小学四年生)
『捜し屋禿鷹登場!!』(1968年-1969年?、ビッグコミック)
『チャブロ原人境』(1969年、週刊少年マガジン)※読切
『幕末工作人 からす』(1969年、ボーイズライフ)
『影狩り』(1969年、別冊少年マガジン)
『影狩り』(1969年-1970年、週刊ポスト)
『デビルキング』(1969年-1970年、週刊少年サンデー、貸本『デビルキング』のリメイク)
『ゴルゴ13』(1969年-2021年、ビッグコミック)
『銃器職人・デイブ』(2021年、ビッグコミック増刊、スピンオフ)
『奪回屋 グループ"銀"』(1970年-1971年、週刊少年サンデー)
『バロム・1』(1970年、ぼくらマガジン)
『鯨神』(1971年、ぼくらマガジン、原作:宇能鴻一郎)
『怪盗シュガー』(1971年-1973年、リイドコミック)
『娼婦ナオミ夜話』(1972年、月刊現代)
『音無し幻十』(1972年-1973年、リイドコミック)
『禁猟区』(1973年、週刊ポスト)
『日本沈没』(1973年、漫画:さいとうプロ、原作:小松左京)
『ばちあたり伝九郎』(1973年-1974年、週刊ポスト)
『ホーキング』(1974年-1975年、リイドコミック)
『うどん団兵衛』(1975年、週刊少年マガジン)
『マッド★メガ』(1975年-1976年、ビッグコミック増刊)
『東京捜査戦線 いぬ棒』(1976年、ビッグコミック増刊)
『サバイバル』(1976年-1978年、週刊少年サンデー)
『カメラマン寸前』(1977年、週刊小説)
『新影狩り』(1977年-1978年、コミック野郎)
『風よ雲よ剣よ』(1978年-1979年、リイドコミック、貸本『武芸紀行』のリメイク)
『野良犬探偵ディンゴ』(1978年-1979年、リイドコミック)
『200円ロードショウ劇場』(1978年-1979年、リイドコミック増刊)
『カルネアデスの板』(1978年)
『キャノンボール 奴らの戦場』(1978年)
『黒の12宮』(1978年)
『殺人遊戯の島』(1978年)
『死臭颪』(1978年)
『戦国謀略図』(1978年)
『青きイバラのトンネル』(1979年)
『恐怖は帰ったか!?』(1979年)
『狂って翔べ』(1979年)
『女首駅午前5時発』(1979年)
『人形峠大殺戮』(1979年)
『ラスト・ファイト』(1979年)
『飢餓往来』(1979年)
『過去からの声』(1979年、ビッグゴールド、原案:手塚治虫)※読切
『拝札人』(1979年、リイドコミック増刊)
『ホテル探偵DOLL』(1980年、ビッグコミック増刊)
『いてまえ武尊』(1980年-1981年、リイドコミック)
『俺は空輸屋』(1980年-1982年、カスタムコミック)
『特救GO!(海上特殊救難隊-板垣豪-)』(1981年-1982年、週刊少年サンデー)
『すて石の鉄 捕物控』(1982年、漫画ゴラク)
『Mr. BIRD』(1982年、週刊プレイボーイ)
『雲盗り暫平』(1983年-1988年、リイドコミック)
『買厄人 九頭竜』(1985年-1986年、ビッグコミック増刊、石ノ森章太郎『買厄懸場帖 九頭竜』のリメイク)
『劇画 MADE IN JAPAN』(1987年、朝日新聞社、描き下ろし単行本、原作:盛田昭夫)
『武田信玄』(1987年-1988年、文藝春秋、描き下ろし単行本、原作:新田次郎)
『運慶 天空をつらぬく轍』(1988年、佼成出版社、描き下ろし単行本)
『劇画・小説吉田学校(歴史劇画 大宰相)』(1988年-1991年、読売新聞社、描き下ろし単行本、原作:戸川猪佐武)
『CHO八戒』(1989年-1990年、スコラ)
『傀儡』(1991年、リイドコミック)
『SECRET M一族(採掘師M一族)』(1991年-1992年、スコラ)
『大江戸探索屋 ガイ』(1992年、リイドコミック)
『毒ダネ特派員カスガ』(KASUGA)』(1992年、読売新聞社、描き下ろし単行本)
『江戸の世にロシアを見た男 大黒屋光太夫』(1992年、サンサーラ)
『漂流』(1992年-1994年、リイドコミック)
『鬼平犯科帳』(1993年-2021年、コミック乱、原作:池波正太郎)
『マンガ日本の古典 18 太平記 』(1995年-1996年、描き下ろし単行本)
『ブレイクダウン』(1995年-1997年、リイドコミック)
『キティ・ホーカー』(1995年-1998年、ビッグコミック増刊)
『水滸伝』(1996年、世界文化社、描き下ろし単行本)
『マンガ黒澤明時代劇 七人の侍』(1997年、中央公論社、描き下ろし単行本)
『剣客商売』(1998年-1999年、リイドコミック)
『OPERATIONG.G.』(1999年-2000年、リイドコミック)
『北条時宗』(2000年、講談社、描き下ろし単行本、原作:高橋克彦、脚本:道又力)
『刺客 怨み葵』(2001年-2006年、ビッグコミックSPECIAL増刊 、脚本:工藤かずや)
『仕掛人 藤枝梅安』(2001年-2014年、増刊コミック乱、原作:池波正太郎)
『血闘! 新選組』(2004年、増刊乱TWINS)
『織田信長』(2005年、角川書店、描き下ろし単行本)[注 3]
さいとう・プロダクションによる2021年9月以後のさいとう・たかを作品
『ゴルゴ13』(2021年-、ビッグコミック)
『銃器職人・デイブ』(2021年-、ビッグコミック増刊、スピンオフ)
『Gの遺伝子 少女ファネット』(2022年-、ビッグコミック増刊、スピンオフ)
『鬼平犯科帳』(2021年-)
[29][30][31][32]

活字作品、関連本
『劇画家生活30周年記念 さいとう・たかを 劇画の世界』(1986年12月15日、リイド社)ISBN 4-947538-60-0
『さいとう・たかをのコーヒーブレイク 俺の秘密ファイル』(1992年11月20日、フローラル出版)ISBN 4-930831-08-3
『さいとう・たかをの【ゴルゴ流】血液型人物観察術』(2002年4月19日、PHP研究所)ISBN 4-569-62043-4
『さいとう・たかを 劇・男』(著者:さいとう・たかを 劇・男制作委員会)(2003年11月19日、リイド社)ISBN 4-8458-2374-8
『俺の後ろに立つな さいとう・たかを劇画一代』(2010年6月25日、新潮社)ISBN 978-4-10-325731-8
『画業60周年記念出版 さいとう・たかをゴリラコレクション 劇画1964』(2015年11月13日、リイド社)ISBN 978-4-8458-4420-3
『さいとう・たかを本 漫画家本vol.7』(2018年9月12日、小学館)ISBN 978-4091286161
『劇画の神様 さいとう・たかをと小池一夫の時代』(著者:伊賀和洋)(2024年4月30日、彩図社)ISBN 9784801307162 ※ さいとうたかおと小池一夫の元アシスタントが体験を描いた漫画。
作品集
『さいとう・プロ・パンチング劇画』シリーズ(1969年-1971年、さいとう・プロ、全27巻)
『劇画座招待席』シリーズ(1980年-1986年、リイド社、全70巻)
『さいとう・たかを自選集』シリーズ(1992年-1993年、リイド社、全10巻)
『完全復刻版 影・街』(2009年2月1日、小学館)ISBN 9784778031077
メディア出演
テレビ
情熱大陸(MBSテレビ、2006年2月5日)[33]
日経スペシャル カンブリア宮殿 「漫画をビジネスに変えた男!」(2007年2月26日、テレビ東京)[34]
探検バクモン「ゴルゴ13の秘密基地に潜入せよ!」(NHK総合、2013年1月16日・23日)[35]
浦沢直樹の漫勉(NHK Eテレ、2015年9月25日)[36]
漫道コバヤシ #22「画業60周年記念!ゴルゴ13シリーズ さいとう・たかをSP」(フジテレビONE、2015年12月14日)[37]
ゴロウ・デラックス(TBSテレビ、2016年7月22日(21日深夜))[38]
SWITCHインタビュー 達人達「さいとう・たかを×山中俊治」(NHK Eテレ、2019年12月21日)[39][40]
ごごナマ(NHK総合、2020年1月9日)[41]
アナザーストーリーズ 運命の分岐点「“用件を聞こうか”〜ゴルゴ13 最大の危機〜」(NHK-BSP、2020年10月6日)
雑誌
2016年5月26日発売の『週刊文春』2016年6月2日号 頁64-67に、樋口武男の「複眼対談」第68回で、対談記事「さいとう・たかを 劇画家」が掲載。
脚注
[脚注の使い方]
注釈
劇画家と呼ばれる事もある。
後に本シリーズを『ゴリラコレクション』と命名。生前に二度単行本化。『劇画座招待席 11 狼は牙を血で洗う』(1983年)、『さいとう・たかをゴリラコレクション 劇画1964』(2015年)
さいとうプロダクション公式サイト、『俺の後ろに立つな さいとう・たかを劇画一代』、『さいとう・たかを本 漫画家本vol.7』に掲載の3種の公式作品リストには記載されていない。
『いてまえ武尊』3冊に全編収録
出典
“さいとう・たかをさん死去 84歳、劇画「ゴルゴ13」”. 時事通信 (2021年9月29日). 2021年11月15日閲覧。
“「ふるさとは大阪」病床でさいとう・たかをさんが懐かしんだ中学時代”. 2021年9月30日閲覧。
“「故郷に認められ本当にうれしい」さいとう・たかをさんに和歌山県文化賞授与(2018年1月20日)”. 産経ニュース. 2018年2月28日閲覧。
『探検バクモン』2013年1月23日付放送分
石ノ森章太郎『漫画超進化論』(河出書房新社、1989年)p.86-87
“さいとう・たかを インタビュー”. 2021年9月30日閲覧。
荒俣宏『日本まんが 第弐巻: 男が燃えた!泣いた!笑った!』p.34
“「ゴルゴ13」ギネス世界記録に 「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」として”. ITmedia NEWS. (2021年7月9日) 2021年9月30日閲覧。
“「ゴルゴ13」連載53年目で初のスピンオフ開幕!銃器職人のデイブが主人公”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年7月16日) 2021年7月16日閲覧。
“『ゴルゴ13』さいとう・たかをさん、すい臓がんのため死去 84歳 本人の遺志を継ぎ連載は継続へ”. ORICON NEWS (2021年9月29日). 2025年9月24日閲覧。
『追悼 さいとう・たかを先生』(プレスリリース)株式会社リイド社、2021年9月30日。2025年9月24日閲覧。
“漫画家さいとうたかをさんに正六位”. WBS和歌山放送ニュース (和歌山放送). (2021年10月26日). オリジナルの2021年10月26日時点におけるアーカイブ。 2021年12月18日閲覧。
@kitsunetennouji (September 29, 2021). “さいとう先生と言えば少し縁があって”. X(旧Twitter)より2024年5月8日閲覧.
石ノ森章太郎『漫画超進化論』(河出書房新社、1989年)p.87
【インタビュー】追悼・さいとう・たかを(劇画家)「1秒先のことしか頭にない。過ぎたことはすべて忘れる。だから“挑戦”ができるんです」 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト
“「先生とタバコとの出会いをお聞かせください」”. iRONNA. 2018年6月28日閲覧。
“堺の魅力を発信 「堺名誉大使」「堺親善大使」”. 堺市]. 2018年2月28日閲覧。
編集部 (2015年1月23日). “日本男性は知らずに『ゴルゴ13』に詳しくなっている!?  床屋や定食屋に置かれる“店舗マンガ”の傾向とは…?”. おたぽる. 株式会社サイゾー. 2021年10月6日閲覧。
“さいとうプロダクション”. Web NDL Authorities. 国立国会図書館 (2019年2月20日). 2021年10月4日閲覧。
“株式会社さいとう・プロダクションの情報”. 国税庁法人番号公表サイト. 国税庁 (2021年4月8日). 2021年10月4日閲覧。
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30巻9話【デビュー!の巻】
“美術界年史 2003年(11月 秋の褒章受章者)”. 東京文化財研究所. 2012年10月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月8日閲覧。
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“和歌山県文化表彰”. 和歌山県 企画部企画政策局文化学術課. 2018年2月23日閲覧。
「名誉都民にさいとう・たかをさんら3人」 産経ニュース(2019年10月1日)2019年10月7日閲覧。
俺の後ろに立つな さいとう・たかを劇画一代』(2010年6月1日、新潮社)978-4103257318
漫画家本 vol.7 さいとう・たかを本』(2018年9月17日、小学館)ISBN 978-4091286161
“さいとう・たかを 全作品リスト”. さいとうプロダクション公式サイト. 2025年8月28日閲覧。
“なつ漫太郎(アップルBOXクリエートのライター)さいとうたかを作品リスト”. 新なつ漫太郎の漫画部屋. 2025年8月28日閲覧。
“さいとう・たかを(劇画家)”. 情熱大陸. 毎日放送. 2007年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2021年9月29日閲覧.
「漫画をビジネスに変えた男!」 - テレビ東京 2007年2月26日
“NHK総合『探検バクモン』のゴルゴスペシャル「ゴルゴ13の秘密基地に潜入せよ!」が1/16、23放送”. amass (2013年1月15日). 2021年9月29日閲覧。
“さいとう・たかを”. 浦沢直樹の漫勉. NHK. 2021年9月29日閲覧。
“さいとう・たかを、TVで「ゴルゴ13」最終回や世界情勢ネタの仕入先を語る”. コミックナタリー. ナターシャ (2015年12月14日). 2021年9月29日閲覧。
“稲垣吾郎の「銃」好きな一面が明らかに 『ゴルゴ13』さいとう・たかをの都市伝説に迫る”. Book Bang -ブックバン-. 新潮社 (2016年7月23日). 2021年9月29日閲覧。
“NHK Eテレ 「SWITCH インタビュー 達人達」12月21日放送にさいとうたかをが出演します”. さいとう・プロダクション (2019年12月19日). 2021年9月29日閲覧。
“さいとう・たかを×山中俊治”. NHK. 2019年12月21日. 2021年10月21日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2021年10月30日閲覧.
“『ゴルゴ13』さいとう・たかをゲスト出演 創作の秘密に迫る NHK『ごごナマ』1月9日放送”. amass (2020年1月8日). 2021年9月29日閲覧。
外部リンク
さいとう・プロダクション
さいとう・プロダクション (@saitoproduction) - X(旧Twitter)
さいとう・たかを - NHK人物録
さいとう・たかをインタビュー[リンク切れ]
インタビュー「プロ意識が支えた40年」『新刊ニュース』2009年4月号より抜粋の記事、インタビュアーは石川淳志
「“ゴルゴ”の最終回は頭の中に」さいとう・たかをのやり残したこと(週刊朝日2018年7月20日号インタビュー記事)
故さいとう・たかを氏のお別れの会、29日に帝国ホテルで(読売新聞記事2022年9月10日)
さいとう・たかをさんをしのぶ「お別れの会」開催…ちばてつやさん「漫画を大人まで広げた」(読売新聞オンライン掲載記事2022年9月29日)
漫画家仲間は見た 「ゴルゴ13」さいとう・たかをさんの手のひら(朝日新聞2022/9/29掲載記事)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

《愚者のカードの基本的な意味解説》

タロットカードの「0:愚者(The Fool)」は、大アルカナの物語の始まりであり、無限の可能性、自由、そして無邪気さを象徴するカードです。旅人や冒険者のような姿で描かれることが多く、既存の枠にとらわれず、新しい世界へ一歩を踏み出す瞬間の純粋なエネルギーを表します。 

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《愚者のカードの基本的な意味解説》

1. 正位置の意味(ポジティブ)

  • 自由・冒険心: 型にはまらない自由さ、好奇心、ワクワクする冒険の始まり。
  • 可能性: 無限のチャンス、何にでもなれる可能性。
  • 純粋・天真爛漫: 失敗を恐れない、損得勘定のない心。
  • 恋愛: 楽しい恋愛、束縛しない自由な関係、付き合っても友達のようなさっぱりした関係。 


2. 逆位置の意味(ネガティブ)

  • 無計画・軽率: 見通しの甘さ、無責任、計画性がない。
  • 現実逃避: 責任から逃れる、現実を見ない、不安定。
  • 未熟・愚行: 愚かな選択、純粋さが裏目に出る、子供っぽさ。
  • 恋愛: 重い関係、相手が真剣ではない、お互いに自由すぎて関係が発展しない。 


3. カードの解釈ポイント

  • 「愚者」は「始まり」: 0はすべての可能性を秘めた数字であり、愚者は物語をスタートさせる旅人です。
  • 「崖っぷち」の暗示: 多くの場合、崖の縁で空を見上げている姿が描かれます。これは「危うさ」と「希望」の同居を意味しており、危ない橋を渡るような行動でも、本人に恐怖はなく楽しい旅の途中であることを示唆します。
  • アドバイスとして出た場合: 「あまり考えすぎず、思い切ってやってみよう」というメッセージです。新しい挑戦、転職、恋愛の始まりにおいて背中を押してくれます。 

このカードは現状の枠組みに縛られず、自由な心で未来を切り開く重要性を教えてくれます。 


《図解》

サンサンと輝く太陽の下、白いバラを手にした若者はまるで自由であることを謳歌しているかのよう。彼の名は「愚者」。足元の白い犬は、彼のすぐそばに危険があることに気づいて注意を促しています。

しかし楽観的な愚者は気にも留めず、無邪気に旅を楽しんでいるように見えます。愚者の行動は、一見すると無謀で無計画に感じるかもしれませんが、縛られていないからこそ、自由な発想やアイデアが浮かぶのです。

純粋で、まだ何者でもないからこそ何にでもなれる存在。

彼のように何の束縛もないとしたら、あなたは何をスタートしますか?今のあなたは、無限の可能性にあふれています。あなたも愚者のように、好奇心を満たす冒険の旅に出かけましょう♪


【愚者(フール)】絵柄の意味とイラストの象徴

タロットカードの絵の中には、さまざまな象徴が描かれています。
一見何気なく描かれているような動物や植物、場所や服の模様など、実はその一つひとつに意味があるのです。

そしてその中には、タロットカードをパッと見た印象とは異なる、意外な意味合いが込められていることも。
象徴を知ると、キーワードから受け取る意味とは違った視点から、カードを読み解くことができるでしょう。

【愚者(the fool)】の絵柄に込められた象徴を見詰めて参りましょうか。


零画報社のタロットが、文庫本に紹介されてる夢をゴールデンウィークに見る。寂れた神田神保町にある小さな古本屋であった。

平河天満宮 の逸話や、学問に心を寄せる人々の信仰

東京都千代田区にある平河天満宮は、1478 年に江戸平河城主太田道灌が、菅原道真公の夢を見て、霊夢であるとの思いから建立した神社で、500年以上の歴史がある由緒正しい神社です。江戸三大天神の一つと言われ、学業にご利益があると言われていることから、江戸時代の国学者・塙保己一や、蘭学者・高野長英が深く信仰を寄せていたことが知られています。

また、平川天満宮は学業のご利益のほかにも、ペアで梅の実が実る「縁結びの梅」と言われる梅の木があることから、恋愛成就にもご利益があると言われています。

 


平河天満宮には、創建に際しての逸話や、学問に心を寄せる人々の信仰、さらには著名な学者や医者の逸話が残されています。以下はその一部です:
創建の逸話: 太田道灌が菅原道真の夢を見た後、その翌朝に菅原道真自筆の画像を贈られたことから、江戸城内に天満宮を建立したという逸話があります。
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塙保己一の逸話: 帰国後の盲目の国学者塙保己一が、境内の版木屋で受けた差別的体験が、のちに「群書類従」編纂の精神的支えになったという逸話があります。
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高野長英の逸話: 江戸時代後期の医者・蘭学者である高野長英は、大観堂学塾がすぐ裏手にあったので参拝によく訪れていたという逸話があります。
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これらの逸話は、平河天満宮の歴史と信仰の深さを示しており、訪れる人々にその歴史的価値を伝える重要な要素となっています。

 



2026年5月 2日 (土)

つげ義春,/主な作品漫画


主な作品漫画以下、発表順

1954年(昭和29年)
犯人は誰だ!!(1954年10月、芳文社『痛快ブック』掲載)
きそうてんがい(1954年10月)
1955年(昭和30年)
青空浪人(1955年4月、芳文社『痛快ブック』掲載)
白面夜叉(1955年5月、単行本、若木書房)
とんちんかんちゃん(1955年5月、芳文社『痛快ブック』掲載)
涙の仇討(1955年6月、単行本、若木書房)
しまった(1955年7月、芳文社『痛快ブック』掲載)
たすけてー(1955年8月、芳文社『痛快ブック』掲載)
愛の調べ(1955年9月、単行本、若木書房)
のら犬物語(1955年9月、芳文社『痛快ブック』掲載)
片腕三平(1955年10月、単行本、若木書房)
戦雲のかなた(1955年11月、単行本、ひばり書房)
へんな野球(1955年11月、芳文社『痛快ブック』掲載)
のっぽ専用(1955年12月、芳文社『痛快ブック』掲載)
1956年(昭和31年)
ジャングルにさるまわしがあったなら(1956年1月)
能祭の乙女(1956年2月)
暁の銃声(1956年7月)
生きていた幽霊(1956年11月)
1957年(昭和32年)
港のリリーちゃん(1957年2月)
地獄への招待(1957年2月)
走れ!ぼろバス(1957年3月)
仮面の少女(1957年4月)
吹雪の中の顔(1957年6月)
四つの犯罪(1957年6月)
犯人はだれ?(1957年7月)
暁の非常線(1957年7月)※1960年9月「影の男」に改題
七つの墓場(1957年8月)※1960年12月「犯人を挙げろ」に改題
どろぼうと少年(1957年9月)
ゆうれい船長(1957年10月)
狂人屋敷の謎(1957年10月)※1960年10月「謎」に改題
1958年(昭和33年)

おばけ煙突(1958年11月)のモデルとなった千住火力発電所。
西洋館のひみつ(1958年1月)
恐怖の終列車(1958年2月)
恐怖の灯台(1958年3月)
船虫小僧の冒険(1958年4月〜9月)
幕末風雲伝(1958年6月)
のろわれた仮面(1958年8月)
のろわれた刀(1958年8月)
三人の逃亡者(1958年8月)
おばけ煙突(1958年11月)
ある一夜(1958年12月)
1959年(昭和34年)
不思議な手紙(1959年2月)
うぐいすの鳴く夜(1959年5月)
クロ(1959年7月)
手錠(1959年8月)※1959年8月版は実弟・つげ忠男との共作・1966年3月に改稿
鉄路(1959年9月)
どくろの秘密(1959年10月)
賭け(1959年11月)
裁く(1959年11月)
親分(1959年12月)
墓をほる影(1959年12月、芳文社『痛快ブック』掲載) - 1999年、北冬書房・高野慎三によって新発見された作品。若木書房の『迷路』に毎月短編を発表していた当時の1年ぶりの雑誌向け長編だが、つげ自身も全く記憶がなかった[38]。
1960年(昭和35年)
殺し屋(1960年1月)
古本と少女(1960年2月)※1966年9月に改稿
腹話術師(1960年2月)
武蔵秘話3 妖刀村正(1960年3月)※のち作品リストから抹消。つげ義春によると「五味康祐の完全な盗作」であり、その後どの単行本にも再録していない[152]。
老人の背中(1960年4月)
灼熱の太陽の下に(1960年4月)※1966年12月に改稿・同時にタイトルを「蟻地獄」に改題
ホワイヴ・ダイス(1960年4月)
四人の素人(1960年5月)
非情(1960年6月)
忍者狩り(1960年8月)
怒れる小さな町(1960年9月)
穴(1960年10月)
鬼面石(1960年11月)
一発(1960年12月)
1961年(昭和36年)
女忍(1961年2月)※1966年12月に改稿
月姫さま(1961年4月)
戦国悲話(1961年5月)
なぜ殺らなかった!(1961年6月)
忍者くん(1961年7月)
1963年(昭和38年)
野盗の砦(1963年4月)
狂った忍者(1963年9月)
忍びの城(1963年12月)
1964年(昭和39年)
流浪人別帳(1964年2月)
見知らぬ人々(1964年3月)
上忍下忍(1964年7月)
忍者絶命(1964年12月)※1965年9月「奴隷侍」に改題
1965年(昭和40年)
一刀両断(1965年2月)
ねずみ(1965年3月)
目には目を(1965年4月)
右舷の窓(1965年6月)
行ったり来たり(1965年8月)
噂の武士(1965年8月)
西瓜酒(1965年10月)
死にたい気持ち(1965年11月)
運命(1965年12月)
下町の唄(1965年12月)

つげ義春さんが死去 「ねじ式」「無能の人」新たな漫画表現で衝撃:朝日新聞

沼(1966年2月)のイメージのもとになった夷隅川の淀み。向かって左手に白土三平と滞在した寿恵比楼旅館が建つ。『沼』に登場する少女のモデルとなったのが、この旅館の当時17際から18歳の娘であった。
1966年(昭和41年)
不思議な絵(1966年1月)※1966年12月に改稿
兄貴は芸術家(1966年2月)
沼(1966年2月)
チーコ(1966年3月)
初茸がり(1966年4月)
1967年(昭和42年)

海辺の叙景(1967年9月)に描かれた房総半島の大原海水浴場。つげは家族で何度もここを訪れている。
通夜(1967年3月)
山椒魚(1967年5月)
李さん一家(1967年6月)
峠の犬(1967年8月)
海辺の叙景(1967年9月)
紅い花(1967年10月)
西部田村事件(1967年12月)

「ねじ式」で蒸気機関車が到着する場面に描かれた千葉県太海漁港近くの民家

「ねじ式」の舞台となった太海漁港(仁右衛門島より)
1968年(昭和43年)
長八の宿(1968年1月)
二岐渓谷(1968年2月)
オンドル小屋(1968年4月)
ほんやら洞のべんさん(1968年6月)
ねじ式(1968年6月)
ゲンセンカン主人(1968年7月)
もっきり屋の少女(1968年8月)
1970年(昭和45年)
蟹(1970年1月)
やなぎ屋主人(1970年2月-3月)
1972年(昭和47年)
夢の散歩(1972年4月)
夏の思いで(1972年9月)
1973年(昭和48年)

『リアリズムの宿』の舞台となった鰺ヶ沢の町 1980年撮影

「鰺ヶ沢は漁港の町で床屋がやたら多い…」(『リアリズムの宿』より)1980年撮影

『散歩の日々』に登場する虎狛神社
下宿の頃(1973年1月)
大場電気鍍金工業所(1973年4月)
懐かしいひと(1973年8月)
リアリズムの宿(1973年11月)
1974年(昭和49年)
事件(1974年4月)
枯野の宿(1974年7月)
義男の青春(1974年11月)
1975年(昭和50年)
庶民御宿(1975年4月)
退屈な部屋(1975年10月)
1976年(昭和51年)
夜が掴む(1976年9月)
1977年(昭和52年)
アルバイト(1977年1月)
1978年(昭和53年)
コマツ岬の生活(1978年6月)
1979年(昭和54年)
外のふくらみ(1979年5月)
必殺するめ固め(1979年7月)
ヨシボーの犯罪(1979年9月)
魚石(1979年10月)
1980年(昭和55年)
日の戯れ(1980年1月)
窓の手(1980年3月)
会津の釣り宿(1980年5月)
1981年(昭和56年)
少年(1981年7月)
近所の景色(1981年10月)
雨の中の慾情(1981年12月)
1984年(昭和59年)
散歩の日々(1984年6月)
ある無名作家(1984年9月)
池袋百点会(1984年12月)
1985年(昭和60年)
隣りの女(1985年3月)
石を売る(1985年6月)
無能の人(1985年9月)
鳥師(1985年12月)
1986年(昭和61年)
探石行(1986年3月)
カメラを売る(1986年6月)
やもり(1986年9月)
蒸発(1986年12月)
1987年(昭和62年)
海へ(1987年3月)
別離(1987年6月・9月)
未発表作
高野慎三によると、つげが構想した作品の半数近くが、陽の目を見ずに終わっているという。それらは外的な理由ではなく、つげ自身の「個人的事情」による。「創作ノート」というような形でも残されておらず、高野によれば、つげはその点「いさぎがよかった」らしく、それがつげの生き方のある種の徹底性につながっていると見ている。1967年から1968年にかけての『李さん一家』に始まる名作の数々の発表される陰で消えていった作品も1つや2つではなく、また、当初は文庫本ほどの創作ノートに書き込まれていたものの、いつしか散逸したのだという。つげは高野にひとつの物語を語り終えると、必ず作品化し発表してほしいと懇願する高野に「話しちゃえば落ち着くんですよね。描いたからってどうということありませんからね」と呟いた。高野には「発表しない」という行為も重要なことに思えたという。以下に未発表作品の一部を紹介する[153]。

『南風』
100ページ以上の長編。漂流譚の一種であり、ヘミングウェイの『老人と海』や井伏鱒二の『ジョン万次郎漂流記』などがヒントになった可能性がある。当時、雑誌『ガロ』では白土三平の『カムイ伝』が連載中で、それに触発された可能性もある。水彩色で波間に漂う漁船の表紙絵まで仕上がっていた。しかし当時は水木しげるのアシスタントをつとめており、長編を描く時間がないという単純に物理的な理由により手が付けられなかった。その後の『長八の宿』で「ジッさん」の過去が語られるくだりに『南風』のシチュエイションの片鱗がうかがえる。ただ『南風』の漁師は松崎ではなく、人家の少ない孤島に漂流し、一切の過去への想いを断ち切り、孤独のうちの生を送るという筋書きであったという。『南風』が『峠の犬』前後の構想であったことを考え合わせれば、つげが描こうとしていたテーマは大体の察しが付くと高野は語っている[153]。

随筆

『つげ義春の温泉』の表紙を飾った西山温泉 (福島県)
つげ義春流れ雲旅(朝日ソノラマ、1971年/旺文社文庫、1982年9月)
共著で、画:つげ義春、文:大崎紀夫、写真:北井一夫
つげ義春流れ雲旅(朝日新聞出版、2023年1月)、ISBN 978-4-0225-1877-4
50年を経ての改訂復刊、大崎・北井との鼎談も収録[154][155]
つげ義春が語る旅と隠遁(筑摩書房、2024年4月)、約半世紀間の対談、インタビューを集成
つげ義春とぼく(晶文社、1977年/新潮文庫、1992年)
猫町紀行(三輪舎、1982年) - 豆本
つげ義春旅日記(旺文社文庫、1983年6月)
つげ義春日記(講談社、1983年12月/講談社文芸文庫、2020年3月)
貧困旅行記(晶文社、1991年/新潮文庫、1995年)
つげ義春の温泉(カタログハウス、2003年/ちくま文庫、2012年)
映像化作品
紅い花(NHK、1976年)演出:佐々木昭一郎
無能の人(映画、1991年)監督:竹中直人
ゲンセンカン主人(映画、1993年)監督:石井輝男
第1話 李さん一家
第2話 紅い花
第3話 ゲンセンカン主人
第4話 池袋百点会
つげ義春ワールド(テレビ東京、1998年)全12話
退屈な部屋 監督:豊川悦司 1999年第36回ギャラクシー選奨受賞 1998年7月TVギャラクシー賞受賞
懐かしいひと 監督:豊川悦司
散歩の日々 監督:長尾直樹
無能の人(前後編)監督:望月六郎
ある無名作家 監督:伊藤秀裕
別離(前後編)監督:望月六郎
やもり 監督:伊藤秀裕
義男の青春(前後編)監督:安藤尋
紅い花 監督:渡辺武
ねじ式(映画、1998年)監督:石井輝男
蒸発旅日記(映画、2003年)監督:山田勇男
リアリズムの宿(映画、2004年)監督:山下敦弘
雨の中の慾情(映画、2024年)監督:片山慎三
旅と日々(映画、2025年)監督:三宅唱(原作『海辺の叙景』『ほんやら洞のべんさん』)

 

土スタ 岸辺露伴は動かない『泉京香は黙らない』特集▽ゲスト 飯豊まりえ[字] 5月2日(土) 13:50〜14:50 放送 NHK総合

土スタ 岸辺露伴は動かない『泉京香は黙らない』特集▽ゲスト 飯豊まりえ[字]
5月2日(土) 13:50〜14:50 放送 NHK総合

番組概要

今週は飯豊まりえさんをゲストにお迎えして、大人気の岸辺露伴シリーズをふりかえるとともに、最新作「泉京香は黙らない」の魅力、そして飯豊さんの素顔に迫ります!



番組内容

番組では、岸辺露伴シリーズの名場面ふりかえりや、岸辺×泉のバディシーン特集、貴重なメイキング映像、そしてこだわりの衣装ができるまでの裏話まで、シリーズの魅力を徹底解剖。そして、友人・西野七瀬さんが飯豊さんの素顔を語るコーナーや、飯豊さんにとって「人生の一品」という「あるもの」をスタジオでも堪能。黙ってなんかいられない!午後のティータイムに華をそえるひとときをお届けします!

出演者

【司会】近藤春菜,松丸亮吾,浅野里香,【ゲスト】飯豊まりえ,【VTR出演】西野七瀬

番組ジャンル

情報/ワイドショー 番組紹介・お知らせ

バラエティ トークバラエティ

ドキュメンタリー/教養 インタビュー・討論

 

2026年5月 1日 (金)

marginal (比較級 more marginal, 最上級 most marginal)

ラテン語 marginālis (境の) < margō (境) + -ālis (~の)
margin +‎ 接尾辞 "-al"
発音
(イギリス英語) IPA(?): /ˈmɑːˌdʒɪn.əl/
音声 (豪)
Duration: 2 seconds.0:02 (ファイル)
形容詞
marginal (比較級 more marginal, 最上級 most marginal)

(比較級無し) 端はしっこの。隅すみっこの。辺境の。中心から遠く離れた。
The original meaning of Kumano is "marginal", which indicates it was remote from the Heijō Palace.
熊野の原義は「隅っこの」で、平城京から遠く離れた土地を意味している。
(比較級無し) 端っこの。境さかいにある。境界の。外はずれの。
Nakoso and Shirakawa are located marginal to the Kantō region.
勿来と白河は、関東地方との境に位置している。
(比較級無し) 欄外の。
The early pages has marginal notes.
初稿には欄外に注釈が書かれている。
(比較級有り) ぎりぎりの。当落線上の。
There are two students below the required standard and three more who are marginal.
二人の生徒は必要な基準を満たさず、他の三人はぎりぎりだ。
(比較級有り) 土地が生産力の劣る。
派生語
marginally
marginalize
対義語
(語義1) central
名詞
marginal (複数 marginals)

隅っこにあるもの。端にあるもの。
フランス語
語源
ラテン語 marginālis (境の) < margō (境) + -ālis (~の)
形容詞
marginal 男性 (女性 marginale, 男性複数 marginals, 女性複数 marginales)

隅っこの。辺境の。遠く離れた。
隅っこの。辺境の。境にある。
主流を拒否する。
少数派の。
派生語
marginalement
marginalisation
marginalisé
marginaliser
対義語
(語義1) central
名詞
marginal 男性 (複数 marginals)

世捨て人。社会の隅っこで暮らす人。
見出し。欄外。
カテゴリ: 英語

晩酌・お弁当・ランチに!春の初鰹をとことん楽しむ絶品カツオレシピ3選

春爛漫のこの季節、旬を迎えた初鰹はふっくらと身が引き締まり、さっぱりとした風味が絶品です。今回はE・レシピで人気の春のカツオレシピをランキング形式でご紹介します。食卓に旬の味をぜひ取り入れてみてください!

■【人気レシピNo.1】薬味たっぷりでさっぱり!簡単!基本のカツオのたたき by 杉本 亜希子さん春といえばやっぱりこれ!管理栄養士・杉本 亜希子さん直伝の簡単!基本のカツオのたたきは、大葉・ショウガ・ニンニク・細ネギの薬味をたっぷりのせ、レモン汁・酒・しょうゆの合わせダレでさっぱりといただく一品。ジュワッと香るカツオの旨みに爽やかな薬味の香りが絡み、まるでサラダのようにヘルシーに味わえます。15分でサッと作れる手軽さも魅力で、初鰹の季節にぜひ一度は作りたい、春の食卓を彩る人気No.1レシピです。
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簡単!基本のカツオのたたき by 杉本 亜希子さん【材料】(2人分)


カツオ(たたき) 200g

大根 2~3cm

キュウリ 1/2本

小ネギ(細ネギ)(刻み) 大さじ 4

大葉 5枚

ショウガ(すりおろし) 1/2片分

ニンニク(すりおろし) 1/2片分

レモン汁 1/2個分

酒 大さじ 1

しょうゆ 大さじ 2

【下準備】
1、大根は皮をむき、せん切りにして冷水に放つ。

簡単!基本のカツオのたたき by 杉本 亜希子さんの下準備1


2、キュウリはせん切りにし、冷水に放つ。

3、大葉は軸を切り落とし、縦半分に切ってさらに横に細切りにする。サッと水に放ち、水分をしっかり絞る。

4、<合わせダレ>の材料を合わせる。

【作り方】
1、カツオを食べやすい厚みに切り、水気をきった大根、キュウリと共に器に盛る。

簡単!基本のカツオのたたき by 杉本 亜希子さんの作り方1


2、刻み細ネギ、大葉を散らし、ショウガ、ニンニクを添え、<合わせダレ>をまわしかける。

簡単!基本のカツオのたたき by 杉本 亜希子さんの作り方2
■【2位以降も絶品ぞろい】春カツオのアレンジレシピをもっと楽しもう!
【No.2】サクサク食感がやみつき!「カツオの竜田揚げ」
カツオの竜田揚げは、コク旨な醤油ベースのタレにしっかり漬け込んだカツオをカラッと揚げた一品。外はサクッ、中はジュワッとジューシーで、ご飯との相性も◎。魚が苦手なお子さまにも喜ばれる大人気のアレンジレシピです。
カツオの竜田揚げカツオの竜田揚げ【材料】(2人分)


カツオ(たたき) 200g

酒 小さじ 2

しょうゆ 小さじ 2

ショウガ汁 小さじ 1

ニンニク(すりおろし) 1/2片分

片栗粉 適量

グリーンアスパラガス 2本

レモン(くし切り) 2個

揚げ油 適量

【下準備】
1、カツオはひとくち大に切り、<下味>の材料に30分程漬ける。

「ベルギービールウィークエンド2026 横浜」開催

「ベルギービールウィークエンド2026 横浜」は、15タイプ101種類のベルギービールと共に、心地よい初夏の海風と澄み渡る青空の下でベルギーの週末気分を楽しめるグルメイベント。定番の銘柄のほか、個性豊かなビールが勢揃いする。


開催期間: 2026年5月21日(木)~5月24日(日)
イベント内容: ベルギービールの数は15タイプ101種類、フリッツやフリッカンデルなどのベルギー料理、ベルギーワッフル、専用グラスでのビールの味わい、音楽ライブ、ベルギーマルシェなど

アクセス情報: 山下公園へのアクセスは公共交通機関を利用可能。詳細は公式サイトで確認

https://www.fashion-press.net/news/145917

図書館法 ize

図書館法は、社会教育法の精神に基づき、図書館の設置及び運営に関する必要な事項を定め、国民の教育と文化の発展に寄与することを目的としています。

具体的には、図書館の職員養成制度の確立や公立図書館への財政支援を可能にし、私立図書館の独自性と自主性を尊重する内容が含まれています。

法の全条文は、法令データベースや関連サイトで確認できます。

おまけ: 南極料理人おすすめ 冷凍食品レシピ

材料(4人分)
作り方
材料(4人分)
【冷凍食品】皮付きポテトフライ 200g
玉葱 1/4個
パセリみじん切り少々
セパレートドレッシング適量
塩コショー、ガーリック適量
作り方
玉葱をスライスし、そのままセパレートドレッシングに30分ほど漬けておく。

ポテトフライを凍ったままプレートに乗せ、オーブンかトースターに入れて250℃でこんがりと焼く。

熱いまま玉葱入りドレッシングにドサリと投入。

よく混ぜて皿に盛り、パセリをパラパラとかけて出来上がり。

 

南極大陸を雪上車で旅行していた時、なぜか野菜のお浸しが食べたくて、食べたくてほとんど狂乱状態に陥った事があり、その時冷凍野菜を片っ端から生でガジガジかじって見て、心の琴線に触れてくれたのが冷凍食品のニンニクの芽。

鰹節をかけて、醤油をパラリとかけて、ポリポリかじっていると心が落ち着いてきたのは懐かしい体験だったけれど、日本に帰ってきてからも、「もう一品欲しい」と言うときには、ザブリと水につけて切るだけなので、何かと重宝だよ。

凍ったままのものをさっと水洗いし、真ん中をつまんでスーっと引くと簡単に皮がむけ、これを細かく切ると、長ネギそっくりの緑も鮮やかな物ができるので、ラーメンなんかに便利だし、一口大にザクザク切り、鰹節と醤油で食べるととてもおいしいお浸しが出現。お試しを

 

これもざくざく小口切りにして一回分ずつラッピングし、冷凍。麺の薬味などにする時は、凍ったまま使用。さくさく感も残り、腐ることなく最後まで使用できます。

前途の製氷皿に、すり下ろしショウガ、大根おろしなどと合体して冷凍すれば、冷や奴、焼き魚などに重宝する薬味セットが出現。「ネギ刺身」なんておつだよ→長ネギ小口切りを容器にとる→煙が立つほど熱したごま油をぶっかける→塩コショーして、刺身で食べられるマグロ・いか・帆立・エビ等をお好みで混ぜる。

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