宮部みゆきの清張短篇コレクション(文藝春秋 文庫)
宮部みゆきの清張短篇コレクション(文藝春秋 文庫)
清張ファンを自認する宮部みゆきが巨匠の傑作短篇を選びに選び、全てに解説を付けた。
上巻はミステリ・デビュー作「恐喝者」の他、宮部いち押しの名作「一年半待て」「地方紙を買う女」「理外の理」や、「或る『小倉日記』伝」「削除の復元」の鴎外もの、斬新なアイデアで書かれた「捜査圏外の条件」、画壇の裏面を描く「真贋の森」等を収録。
中巻。
「遠くからの声」「巻頭句の女」「書道教授」「式場の微笑」など、悪女を描けば筆が冴えわたった清張が短篇小説で見せた“淋しい女たち”の数々。そして、夢破れ、己の居場所を失った“不機嫌な男たち”を登場させた名作群「共犯者」「カルネアデスの舟板」「空白の意匠」「山」を収録した。
清張の傑作短篇を宮部みゆきが選ぶシリーズ最終巻。昭和史の謎に精力的に取り組んだ清張が、権力に翻弄される人間を描いた「帝銀事件の謎」「鴉」や、絶妙なタイトルとストーリーの傑作「支払い過ぎた縁談」「生けるパスカル」「骨壷の風景」。さらに横山秀夫ら松本清張賞受賞作家が推薦する名作「西郷札」「火の記憶」「菊枕」も収録。
著者等紹介
松本清張[マツモトセイチョウ]
1909年福岡県企救郡板櫃村(現・北九州市)に生れる。53年「或る『小倉日記』伝」で第28回芥川賞を受賞。56年、朝日新聞社広告部を退職し、作家生活に入る。67年吉川英治文学賞、70年菊池寛賞、90年朝日賞受賞。92年死去
宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年生れ、東京・深川育ち。「我らが隣人の犯罪」でオール読物推理小説新人賞を受賞。「魔術はささやく」で日本推理サスペンス大賞、「龍は眠る」で日本推理作家協会賞、「本所深川ふしぎ草紙」で吉川英治文学新人賞、「火車」で山本周五郎賞、「蒲生邸事件」で日本SF大賞を受賞。「理由」で第120回直木賞を受賞する
「清張ファンを自認する人気作家の
宮部みゆきが巨匠の傑作短篇を選びにえらび、
すべてに解説を付けた。
上巻はミステリ・デビュー作
「恐喝者」のほか、
宮部いち押しの名作
「一年半待て」
「地方紙を買う女」
「理外の理」や、
「或る『小倉日記』伝」
「削除の復元」
の鴎外もの、
斬新なアイデアで書かれた
「捜査圏外の条件」、
画壇の裏面を描く
「真贋の森」
等を収録する。
「結果として全三巻になった
この傑作コレクションには、
何の難しい企画意図もありません。
清張さんの全集と、
数ある(しかも著名な)短編集をもとに、
私は、このうえなく贅沢な
松花堂弁当を作るような気持ちで
編集にあたりました」
宮部みゆき
「はじめに」より」
はじめに 宮部みゆき
第一章
巨匠の出発点
前口上 宮部みゆき
「或る「小倉日記」伝」
『三田文学』1952年9月号
第28回芥川賞(1953年)受賞
「恐喝者」
『オール讀物』1954年9月号
第二章
マイ・フェイバリット
前口上 宮部みゆき
「一年半待て」
『週刊朝日別冊』1957年4月号
「地方紙を買う女」
『小説新潮』1957年4月号
「理外の理」
『小説新潮』1972年9月号
「削除の復元」
『文藝春秋』1990年1月号
「草の径 第1話
削除の復元」
単行本
『草の径』1990.1 未収録
https://ja.wikipedia.org/wiki/削除の復元
第三章
歌が聴こえる、絵が見える
前口上 宮部みゆき
「捜査圏外の条件」
『別册文藝春秋』1957年8月号
「真贋の森」
『別册文藝春秋』1958年6月号
第四章
「日本の黒い霧」は晴れたか
前口上 宮部みゆき
「昭和史発掘 二・二六事件」
『週刊文春』1967年9月18日号~1971年4月12日号
単行本全13巻
「さわりをお目にかけましょう、
というわけであります。」p.402
「追放とレッド・パージ
「日本の黒い霧」より」
『文藝春秋』1960年11月号
「黒の追放と赤の烙印」
コーヒーブレイク
担当者の思い出
堤伸輔(1956.10.31- )
「いまも驚かされる直感力」
https://ja.wikipedia.org/wiki/堤伸輔
「新潮社学芸出版部編集委員、
国際情報誌「フォーサイト」編集長」
« 松本清張スペシャル 共犯者 日本テレビ | トップページ | 原田 マハ(はらだ まは、女性、1962年〈昭和37年〉7月14日 - )小説家、キュレーター、カルチャー・エッセイスト。 »
« 松本清張スペシャル 共犯者 日本テレビ | トップページ | 原田 マハ(はらだ まは、女性、1962年〈昭和37年〉7月14日 - )小説家、キュレーター、カルチャー・エッセイスト。 »


コメント