俳優、音楽家・渡辺大知が選ぶ、映像と音楽が美しく溶け合う10本
俳優、音楽家・渡辺大知が選ぶ、映像と音楽が美しく溶け合う10本
『雨月物語』(96分/'53) 監督/溝口健二
戦国時代、貧しい陶工の源十郎(森雅之)と義弟の藤兵衛(小沢栄)は家族を連れ出稼ぎに向かう。都で源十郎は美しい姫(京マチ子)と出会い、彼女の屋敷を訪れるが……。
『地獄門』(89分/'53) 監督/衣笠貞之助
平安時代、平治の乱で武勲を立てた盛遠(長谷川一夫)は、そのさなかに見た袈裟(京マチ子)に一目惚れし……。菊池寛の『袈裟の良人』が原作。音楽は芥川也寸志が担当。
『女が階段を上る時』(111分/'60) 監督/成瀬巳喜男
銀座のバーの雇われマダム・圭子(高峰秀子)は、売り上げの低迷に悩んでいた。一方、部下のユリ(淡路恵子)が開いた店は繁盛し、上客が流れていくが、ある日事件が起こる。
『どですかでん』(126分/'70) 監督/黒澤明
ある郊外の貧しい地域を舞台に、電車好きの六ちゃん(頭師佳孝)と市井の人々のエピソードを群像劇形式で描く。音楽監督は『砂の女』『他人の顔』なども手がける武満徹。
『股旅』(96分/'73) 監督/市川崑
故郷の農家を飛び出し、ヤクザの世界で名を売ろうと、社会の底辺で懸命にもがく3人の若者の姿を描いた、異色のアウトロー時代劇。音楽監督は久里子亭(市川崑の共同名義)。
『竜二』(92分/'83) 監督/川島透
ヤクザから足を洗い堅気になった男(金子正次)の葛藤を描く。戸高良行が手がけるメインテーマと、主題歌・萩原健一「ララバイ」をはじめとした既製曲が交じり合う。
『BU・SU』(95分/'87) 監督/市川準
悪い噂に追われ田舎から上京した麦子(富田靖子)は、親戚の芸者屋で修業しながら通学中。原由子の主題歌「あじさいのうた」がエンディングを彩る。音楽監督は板倉文。
『あの夏、いちばん静かな海。』(101分/'91) 監督/北野武
サーフィンに熱中する青年(真木蔵人)と恋人(大島弘子)のラブストーリー。本作で初めて北野作品に起用された久石譲の音楽とセリフの少ない映像が美しく響き合う。
『紅の豚』(94分/'92) 監督/宮㟢駿
1920年代のイタリア・アドリア海を舞台に、豚の姿をしたパイロットのポルコ・ロッソと、彼を取り巻く人々との愛と友情の日々を描く。久石譲が音楽を担当した。
『パッチギ!』(117分/'04) 監督/井筒和幸
1968年の京都。日本人と在日朝鮮人の高校生たちの恋と友情を描いた青春群像劇。全編に登場する「イムジン河」を自身のバンドでカバーした加藤和彦が音楽監督&監修を担当。
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