2023年5月23日 (火)

月の謎が解けた! 中身が「固体」か「液体」かの論争に決着

月には数多くの謎がありますが、その中でも月の内部が「個体」か「液体」かという論争は長く続いていました。


そして、ようやくその議論に決着がついたようです。月の内部の謎について海外メディア「sciencealert」が解説しています。


関連:太陽の1千万倍「超巨大ブラックホール」発見が〝宇宙の始まり〟解明の鍵になる理由とは?

*Category: Science *Sourcesciencealert,wikipedia,nature


月の内部はどうなっているのか?

一般的に太陽系の天体の内部構造を調べるには、地震データが最も効果的です。なぜなら、地震によって発生した音響波が惑星や月の内部を通過・反射する様子から、天体内部の詳細なマップを作成することができるからです。


月の地震データはアポロ計画の際に収集されています。しかし、明確な回答は得られていません。


アポロ計画で収集された月のデータがありますが、解像度が低すぎて内核の状態を正確に把握することはできていません。また、月の最下部におけるマントルのオーバーターンの影響については、まだ議論が続いています。

引用元:nature


そこでフランス国立科学研究センターの天文学者アーサー・ブリオー氏が率いる研究チームは、月の内部を調べるために宇宙ミッションや月レーザー測距実験などのさまざまな情報を収集しました。これには、地球との重力相互作用による変形の度合い、地球からの距離の変化、密度なども含まれます。


次に研究チームは様々なコアタイプでモデリングを行い、観測データに最もよく一致するものを見つけようとしました。その結果、月の姿に最も近いモデルは、マントルの奥深くが活発に動いていることだと発見します。これは、月の内部で密度の高い物質が中心に向かって落下し、密度の低い物質が上方に向かって上昇していることを意味します。


また、月には半径が約258キロメートル、密度が1立方メートルあたり約7,822キログラムの個体内核があるとも推測されました。これは、鉄の密度に非常に近いです。このことからブリオー氏は月の核は地球の核と非常に似ており、外部は流動層、内部は固体で構成されていると結論付けました。


月が形成された直後は強力な磁場がありましたが、約32億年前に磁場が低下し始めたことが分かっています。このような磁場は、核の運動や対流によって発生するため、月の核が何でできているかは、磁場が消えた経緯と深く関係しています。


そのため今回の発見は、月の歴史ひいては太陽系の歴史をより正確に理解することにつながると期待されています。


【引用】

https://share.smartnews.com/u2i7r

より

2023年5月21日 (日)

ゼレンスキー大統領がG7サミット討議に出席 招待国セッションにも

来日中のウクライナのゼレンスキー大統領は21日午前、広島市で開催されている主要7カ国首脳会議(G7サミット)に出席した。G7首脳がそろってゼレンスキー氏と対面で会うのは初めて。この日はウクライナ問題に関するG7首脳との討議に加え、インド、ブラジル、豪州など招待国も加わったセッションにも参加する。

 討議に先立ち、G7首脳とゼレンスキー氏は記念撮影に臨み、笑顔で会話を交わす場面が見られた。【毎日新聞】

広島ビジョン「期待外れ」 ICAN暫定事務局長が批判―G7サミット


国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のダニエル・ホグスタ暫定事務局長は、先進7カ国首脳会議(G7サミット)で、19日に発表された核軍縮に向けた声明「G7首脳広島ビジョン」について「新しい内容がなく期待外れ」と厳しく批判した。時事通信とのインタビューで語った。


被爆地の広島にG7首脳が集まったことを評価しつつ、「平和記念資料館や被爆者との面会で感じたことがあるはずだが、声明に全く反映されていない」と指摘。「写真を撮って献花するだけでは意味がない」と嘆いた。

広島ビジョンを「リーダーシップの不履行だ」と批判して、核の脅威と使用リスクが高まっている世界の現状に対して「危険ですらある内容」と強調。サミットが核軍縮に向けた「ただのPRで終わるべきではない」と訴えた。

ロシアによる核の脅威にさらされるウクライナのゼレンスキー大統領が広島を訪問することに関しては「(核に対する)G7首脳の意識を高めてくれることを望むが、この声明から期待はできない」と悲観的な見方を示した。

核保有国と非保有国との「橋渡し役」を掲げる日本に対しては「ある意味、核保有に加担している」と非難。「現状を変えるつもりがあるなら、核兵器禁止条約(TPNW)を支持するのが唯一の論理的な選択だ」と述べ、今年開催予定の第2回締約国会議へのオブザーバー参加を求めた。

【時事通信社】


「ある意味、核保有に加担している」日本となってしまった。

2023年5月20日 (土)

当時三十歳のエジプト人に最も強い印象を与えた展示は、焼けた三輪車だった

エジプト在住の知人は約二十年前に日本を旅し、広島の原爆資料館を訪れた。当時三十歳のエジプト人に最も強い印象を与えた展示は、焼けた三輪車だったという▼原爆投下当時、爆心地から一・五キロ離れた家の前で鉄谷伸一ちゃん=当時(3つ)=が乗っていた。「水をちょうだい」と苦しんだ末、冷たくなった▼父親の信男さんは遺体を火葬する気になれず、天国でも遊べるようにと三輪車と一緒に庭に埋葬した。被爆から四十年後に骨を墓に移そうと掘り返し、三輪車は資料館に寄贈した。多くの人の心に残る展示らしく、経緯は絵本『伸ちゃんのさんりんしゃ』(童心社)に描かれた▼G7広島サミットに参加した各首脳も、展示に何かを感じただろうか。一行が昨日、資料館を訪れた。滞在は約四十分。何を見たのか気になるが、小欄執筆時点で詳細は明らかではない。七年前に訪れたオバマ米大統領(当時)は滞在約十分。ロビーに一部の収蔵品が集められ、斃(たお)れた人の遺品となった弁当箱などを見たと後に報じられている▼先の絵本は、年を重ねた信男さんが孫たちに伸ちゃんの話を聞かせる形で進む。最後にこう語りかける。「さんりんしゃで、おもいきりあそべるよのなか、へいわなよのなかにしようねえ」▼子どもたちが遊び、弁当を持って出掛けた家族もちゃんと帰ってくる日々を守ることこそ、政治の務めだろう。

【東京新聞】筆洗い5月20日より

2023年5月12日 (金)

コロナ禍で「新たな趣味」が増えた

コロナ禍で始めた「新たな趣味」

1.料理

2.クラフト

3.筋トレ


「コロナ禍で休日の、自宅での過ごし方に変化があったか」では「変化があった」(59.3%)と回答。「どういう変化があったのか」「家で過ごす時間が多くなった」(80.8%)「友人・家族で旅行や外食など外に出かける機会が減った」(67.4%)「自宅でできる趣味を始めた」(37.7%)と回答。


「コロナ禍で平日夜の、自宅での過ごし方に変化があったか」休日と同じく約6割の人が「変化があった」(55.7%)と回答。変化の内容については「友人・家族との外食の機会が減った」(71.2%)「会社での飲み会の機会が減った」(56.9%)「家に帰る時間が早くなり、おうち時間が増えた」(43.7%)という結果。

2023年5月 9日 (火)

二酸化炭素を食べる自販機

自動販売機が二酸化炭素(CO2)を食べる――。大手飲料メーカーのアサヒ飲料が6月から、そんな新たな自販機を展開する。

自販機の内部にCO2を吸収する特殊材を設置。吸収したCO2を肥料やコンクリートなどに加工することで脱炭素につなげる国内初の取り組みだ。

「自販機の設置がまるで木を植えるのと同じ意味を持つようになる」

CO2を食べる自販機」のコンセプトは「都会の中に森を作る」。自販機内部の下段にあるスペースに、自然由来の鉱物を原料とした粉状の吸収材を設置。この吸収剤が、自販機の周辺の大気中からCO2のみを吸収する。専用の自販機を新たに開発する必要はなく、従来からある自販機に吸収材を搭載できる。


 吸収材は自販機に飲料を補充するタイミングに合わせて、月2回のペースで取り換えを想定する。

 CO2を吸収できる自販機と、その自販機を生かしたCO2の資源循環の取り組みについて特許を出願中。

2023年5月 5日 (金)

子供の日

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近年は子供たちが少なくなって、老人ばかりが増え続けている。

子供の人口減少は過去最高らしい。

「としよりの日」から「老人の日」から「敬老の日」へなったが、もはや「老人の日」ばかりになってしまった。

2023年4月14日 (金)

タイ旧正月祝う「水かけ祭り」4年ぶり開催

【日テレNEWS】タイで13日から旧正月を祝う「ソンクラーン」の連休がスタートしました。コロナ禍で中止となっていた「水かけ祭り」が4年ぶりに行われ、街はにぎわいを見せています。

旧正月を祝う「ソンクラーン」は、街で通行人同士が水をかけ合う「水かけ祭り」としても知られています。水をかける行為には「敬意を払う」という意味があり、仏像を水で清める風習が現在の「水かけ祭り」に発展したといわれています。

新型コロナウイルスの影響で、大規模な水かけイベントが開かれるのは2019年以来、4年ぶりです。

フランスからの観光客「びしょ濡れです。とても楽しいです。たくさんの人がいて…いい感じです」

飲食店オーナー「3年も中止になっていたので、みんなここに来るのを待ちに待っていた感じです。 雰囲気が戻ってきて、みんな楽しんでいます」

タイの観光当局は「ソンクラーン」の期間中、30万人あまりの外国人が訪れ、およそ200億円の観光収入を見込んでいますが、コロナ前の水準と比べると、6割ほどだということです。

【4/13(木) 22:20配信 日テレNEWS】

2023年4月10日 (月)

作家の富岡多恵子さん死去

 小説や詩、脚本など幅広い分野で活躍した作家の富岡多恵子(とみおか・たえこ、本名菅多恵子=すが・たえこ)さんが6日、老衰のため静岡県伊東市の病院で死去した。87歳。大阪市出身。告別式は11日午前9時半から伊東市川奈125619、法輪閣で。喪主は夫で現代美術家の菅木志雄(すが・きしお)氏。

 詩人の小野十三郎さんに師事。詩集「返礼」でH氏賞、「物語の明くる日」で室生犀星詩人賞を受賞した。小説や批評精神に富んだ評論も多く発表した。小説「立切れ」で川端康成文学賞、「ひべるにあ島紀行」で野間文芸賞。

 映画や舞台の脚本も手がけた。日本芸術院会員。

【共同通信】

2023年4月 6日 (木)

今日はピンクムーン観測の日

今日61335分に満月を迎える。

4月の満月は「ピンクムーン」と呼ばれる。

東の地平線上に現れる時が絶好のタイミング。地平線近くやや暗いオレンジ色で現れるピンクムーンを双眼鏡で、大型のクレーターや古代の溶岩の海を見つけられる。空高く上った後の月は、凝視するには明るすぎるようです。


https://news.yahoo.co.jp/articles/b3144724426b3d320cbade90027532183bfd5e75

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