Eテレ 9月9日(土) 午後11:00 ~ 0:00
「寝たきり状態から回復したい」「もう一度自宅で暮らしたい」。様々な思いを抱いて全国から患者がやってくる和歌山・那智勝浦町立温泉病院。行われているのは極限まで追い込むリハビリ。患者に最適なメニューを求めて、日々試行錯誤する専門医や療法士たち。自らと向き合い、時に励まし合う患者たち。「この世のものとは思えない」と語られる厳しいリハビリの先に何を見るのか。地方都市の片隅で紡がれる“生きなおし”の物語。
【語り】余貴美子
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ETV特集
https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/
放送
[Eテレ] 毎週土曜 午後11:00
再放送
[Eテレ] 木曜 午前0:00 ※水曜深夜
じょうえひかん しんすいしょうご
(いつも悲感をいだいて、心からついに醒悟す)
【意味】どんな悲感があろうとも、それを外へこぼさず流さない。胸の奥深くに抱いていてなさい。その悲感がやがて心を醒ましてくれ、悟するだらう。
悲観を知れば、そのような心境にある人も理解することができる。人には大切なことだと識る。
体の平衡感覚をつかさどる耳の奥の“内耳”に、リンパ液がたまると生じる病気。
メニエル病は中高年齢層で発症するのが多く、回転性めまい・耳鳴り・難聴などの症状が出て、耳が詰まったような違和感や軽度の聴力低下が引き起こされる。
通常片方の耳に生じるが、もう片方の耳に発症することもあり、一度症状が治まっても再発を繰り返していく過程で聴力が徐々に低下する特徴がある。
急な吐き気や冷汗、動悸を伴うことも多く、目眩の持続時間は30分から数時間、頻度も連日から年に1回の場合がある。
めまいが起こる前に、耳鳴りや難聴、耳が詰まった感じなどの症状が現れるのが多く、ほとんどは片方の耳に起こるが、その後20~30%の人がもう片方の耳にも起こる。
原因不明の特発性疾患で、メニエル病を特異的に診断する確定診断法はいまだ確立していない。
これまでの研究では耳のいちばん奥にある「内耳」の病気で、メニエル病の原因は内耳にある三半規管と蝸牛を満たす内リンパ液が増加しすぎるのが関係していると考えられる。
発症原因は明確に分かっていないが、日々の過労やストレスがきっかけとなって起こると考えられていて、自分や周囲がぐるぐる回るような激しい目眩症状が出現する。
40~60代が発症しやすく、女性に多く発症する。傾向として責任感が強く、几帳面で完璧主義な性格の人が罹患しやすく、慢性的な日々の疲労などストレスがかかると症状が増悪する。
メニエル病は治療をしっかり行えば完治するので、発症リスクを回避するのが前提となる。基本的な治療は薬物療法だが、治療が難しいの少なくなく、メニエル病はストレスや疲れがたまったときに再発しやすいため、生活習慣を改善して症状の再燃を予防していく必要がある。
また鼓膜に穴をあけて、鼓膜の内部にゲンタマイシンなどの抗菌薬剤を直接注入する鼓室内注入術を実施することもある。
自律神経障害や精神的なストレスが発症原因に強く影響している場合は、医療機関の受診も必要だが、ストレスにならないような環境づくりも大切である。
メニエル症状が顕著に出ている時は無理せず、日常生活に支障が出ている場合は早めに医師へ相談したい。
【関連サイト】
メニエール病の症状チェック、原因や治療法は NHK健康チャンネル
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_633.html
【happy 意味と語源】
【英語】幸福な。楽しい。めでたい。
◉ 語源解説
英語 hap(偶然)+-y(~の)⇒ hampa(機会;幸運)が語源。「たまに起こる幸運なこと」がもともとの語源。happen(偶然に起こる)と同じ語源をもつ。
◉ 関連語
hap( [古語] 偶然)
haphazard(無計画の)
hapless(不運な)
happen(偶然に起こる)
happiness(幸運)
mishap(不運な出来事)
perhaps(おそらく)