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燐寸図案

  • 実用燐寸
    実用燐寸レッテルには様々な図案があります。 ここにはコレクション300種類以上の中から、抜粋して100種類ほど公開する予定。 主に明治、大正、昭和初期時代の燐寸レッテルの図案。

ペンギンタロットの原画

  • 0の愚者から21の宇宙(世界)まででひとつの話が結ばれる
    兆しを理解して現実なるものを深くたのしく感知する訓練カードです。 タロットを機能させるには慣れ親しむことからはじまります。 まだ目には見えていない物事や潜在的な事柄を導き出す道具でもあります。 各アイコンをクリックすると、21のカードが観れます。
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2026年10月 5日 (月)

ウィリアム・ブレイク 『天国と地獄の結婚』

ウィリアム・ブレイク 『天国と地獄の結婚』

川が流れ、泉が湧いた。

そして白骨の上には

赤い土が芽を出した。

そこで悪党どもが安楽の道を去り、

危険な細道に侵入して、正義の人を

不毛の地に追いやった。

今や卑劣な蛇蝎が腰を低くして

おとなしそうな顔をして歩いている。

正義の人は獅子のうろつく荒野で

激怒にかられて絶叫している。

リントラが叫び、重い空に炎を振りかざす。

餓えた雲が海に垂れ下がる。

*

新しい天国が始まり、すでに三三年を経たが、時を同じくして永遠の地獄もよ みがえった。そして見よ。スウェーデンボルグは復活の墓に座る天使であり、彼 の書物はそこに残された亜麻布の塊だ。今はエドムの支配するときであり、アダ ムが楽園に戻るときだ。

訳=長尾高弘: 仔犬の散歩跡

https://koinu2005.seesaa.net/article/470868102.html

2026年10月 4日 (日)

「生きて、語り伝える」(原題は「ガルシア=マルケスは語る」?)

世界は女で維持されていて、男はそこに暴虐的なエピソードを挟むだけだ…という世界観をマルケスは持っているというけれど、それを育んだ家の親戚や使用人の女達の様々な挿話が、少年マルケスの視点で語られる。このまま「百年の孤独」になるのではというほど変わった人達が語られていくなかで、その中の一人は実はマルケスが2歳の時に亡くなったという…マルケスはどこからこの印象を得たのか?

あとは、家にいる唯一の男である祖父のエピソードで「コレラの時代の愛」にあった、高いところにいた鸚鵡を捕まえようとして4メートル下に落ちた、というのがある。小説では死んでしまったけど、現実?の祖父は無事だったという。

そんなこんなのエピソードや、大人が子供に隠そうとして符丁で話すのをつなぎあわせてマルケスは話を作っていく…

2026年10月 3日 (土)

『夢野久作全集』全11巻

第1巻 1992.5.22
 
白髪小僧……………………………………… 7
正夢………………………………………… 217
猿小僧……………………………………… 221
三つの眼鏡………………………………… 235
青水仙,赤水仙 …………………………… 239
白椿………………………………………… 243
黒い頭……………………………………… 249
若返り薬…………………………………… 254
クチマネ…………………………………… 260
虫の生命(イノチ)……………………… 268
雪の塔……………………………………… 275
キキリツツリ……………………………… 287
お菓子の大舞踏会………………………… 293
先生の眼玉に……………………………… 299
雨ふり坊主………………………………… 302
奇妙(フシギ)な遠眼鏡………………… 308
オシャベリ姫……………………………… 323
豚吉とヒョロ子…………………………… 372
ルルとミミ………………………………… 484
*解説 傑作としての失敗作(風間賢二)…… 505
*解題(西原和海)……………………… 513
 


第2巻 1992.6.22
 
街頭から見た新東京の裏面………………… 7
市政の巻…………………………………… 8
江戸ッ子衰亡の巻…………………………32
建築交通の巻………………………………84
商売の巻………………………………… 108
生活の巻………………………………… 126
東京人の堕落時代………………………… 167
はしがき………………………………… 168
各方面の徴候…………………………… 169
上流社会………………………………… 182
職業婦人………………………………… 207
下層社会………………………………… 254
不良少年少女…………………………… 264
結論……………………………………… 407
*解説 殺人よりもステキな怖さ(松山巌)…… 419
*解題(西原和海)……………………… 427
 


第3巻 1992.8.24
 
猟奇歌………………………………………… 9
あやかしの鼓…………………………………73
押絵の奇蹟………………………………… 143
童貞………………………………………… 239
鉄鎚………………………………………… 267
怪夢………………………………………… 321
ビルディング……………………………… 345
縊死体……………………………………… 349
月蝕………………………………………… 353
微笑(ホホエミ)………………………… 361
人の顔……………………………………… 363
卵…………………………………………… 375
夫人探索…………………………………… 383
奥様探偵術………………………………… 389
霊感!……………………………………… 399
悪魔祈祷書………………………………… 437
白菊………………………………………… 459
髪切虫……………………………………… 481
けむりを吐かぬ煙突……………………… 493
涙のアリバイ……………………………… 519
黒白ストーリー…………………………… 527
材木の間から…………………………… 527
光明か暗黒か…………………………… 536
なまけものの恋………………………… 550
*解説 久作にみるホフマンの刻印(逢坂剛)…… 585
*解題(西原和海)……………………… 591
 


第4巻 1992.9.24
 
いなか,の,じけん…………………………… 7
巡査辞職………………………………………81
笑う唖女…………………………………… 137
眼を開く…………………………………… 165
空を飛ぶパラソル………………………… 183
山羊髯編輯長……………………………… 219
女箱師…………………………………… 219
両切煙草の謎…………………………… 244
真実百%の与太………………………… 282
斜坑………………………………………… 303
骸骨の黒穂(クロンボ)………………… 337
女坑主……………………………………… 363
名君忠之…………………………………… 387
*解説「迷宮」の父(三苫鉄児)……… 419
*解題(西原和海)……………………… 425
 


第5巻 1991.12.4
 
犬神博士……………………………………… 7
超人鬚野博士……………………………… 351
*解題 犬神博士とはだれか(赤坂憲雄)…… 457
*解題(西原和海)……………………… 463
 


第6巻 1992.3.24
 
氷の涯………………………………………… 7
死後の恋…………………………………… 149
支那米の袋………………………………… 179
爆弾太平記………………………………… 221
焦点(フオカス)を合せる……………… 301
幽霊と推進機(スクリユウ)…………… 331
難船小僧(S・O・S・BOY)……………… 353
人間腸詰(ソウセイジ)………………… 393
ココナットの実…………………………… 427
戦場………………………………………… 457
*解説 逃走のトポロジー(種村季弘)…… 503
*解題(西原和海)……………………… 511
 


第7巻 1992.2.24
 
暗黒公使(ダーク・ミニスター)………… 7
*解説 父よ あなたは嘘つきだった(島田雅彦)…… 377
*解題(西原和海)……………………… 383
 


第8巻 1992.1.22
 
瓶詰地獄……………………………………… 7
一足お先に……………………………………21
狂人は笑う……………………………………89
キチガイ地獄……………………………… 111
復讐………………………………………… 147
冗談に殺す………………………………… 187
木魂(スダマ)…………………………… 213
少女地獄…………………………………… 251
何んでも無い…………………………… 252
殺人リレー……………………………… 341
火星の女………………………………… 364
*解説 狂人は語る(四方田犬彦)…… 433
*解題(西原和海)……………………… 441
 


第9巻 1992.4.22
 
ドグラ・マグラ……………………………… 7
*解説 果てしない循環(養老孟司)… 645
*解題(西原和海)……………………… 651
 


第10巻 1992.10.22
 
老巡査………………………………………… 7
衝突心理………………………………………23
無系統虎列刺(コレラ)……………………37
近眼芸妓と迷宮事件…………………………51
S岬西洋婦人絞殺事件 ………………………71
二重心臓…………………………………… 113
継子………………………………………… 227
人間レコード……………………………… 249
芝居狂冒険………………………………… 269
冥土行進曲………………………………… 287
オンチ……………………………………… 333
斬られたさに……………………………… 375
白くれない………………………………… 413
名娼満月…………………………………… 453
*解説 未完成の魔人・久作(高橋克彦)…… 483
*解題(西原和海)……………………… 489
 


第11巻 1992.12.3
 
所感…………………………………………… 9
ナンセンス……………………………………15
江戸川乱歩氏に対する私の感想……………19
涙香・ポー・それから………………………30
挿絵と闘った話………………………………34
路傍の木乃伊(ミイラ)……………………37
書けない探偵小説……………………………42
探偵小説の正体………………………………47
スランプ………………………………………54
探偵小説の真使命……………………………60
甲賀三郎氏に答う……………………………68
私の好きな読みもの…………………………76
創作人物の名前について……………………79
探偵小説漫想…………………………………90
近世快人伝……………………………………95
まえがき……………………………………96
頭山満………………………………………97
杉山茂丸………………………………… 116
奈良原到………………………………… 136
篠崎仁三郎……………………………… 175
父杉山茂丸を語る………………………… 235
梅津只円翁伝……………………………… 257
謡曲黒白談………………………………… 385
謡曲嫌いの事…………………………… 385
謡曲の廃物利用の事…………………… 388
聴き手は注意して択むべき事………… 389
夢中運動の事…………………………… 392
能とは何か………………………………… 395
鼻の表現…………………………………… 455
*解説 吹きわたる風韻(鶴見俊輔)… 583
*解題(西原和海)……………………… 589
*夢野久作年譜(西原和海編)………… 603

電気エレキなブランデー

電気ブランの伝統的な飲み方は、よく冷やしたストレートを口に含み、生ビールをチェイサー(追い酒)として交互に飲むのが神谷バー流の粋なスタイルです。

基本の飲み方

• ストレート + ビール(チェイサー)

甘くてアルコール度数が高い(30度または40度)電気ブランと、苦味のあるビールの相性が抜群です。

• ロック

氷を入れたグラスに注ぐだけで、まろやかな甘みと独特のしびれる口当たりが楽しめます。特に30度(デンキブラン)がおすすめです。

おすすめのアレンジ・割り方

• 電気ブランハイボール(ソーダ割り)

炭酸で割ってレモンスライスを絞ると、すっきりと爽快に飲めます。

• ジンジャーエール割り

ジンジャーエールの甘みと生姜の刺激が電気ブランにぴったり合います。

• コーラ割り(イナズマ)

電気ブラン1に対してコーラ3〜4の割合で合わせると、クラフトコーラのような風味が楽しめます。

• 紅茶割り・香りづけ

紅茶に大さじ1杯ほど加えるか、レモンティーに混ぜることで華やかな香りが広がります。

『闘うレヴィ=ストロース』渡辺公三(平凡社)現代最高峰の人類学者クロード・レヴィ=ストロース(1908-2009年)の全貌を描いた決定版の誉れ高い1冊です。

ベルギーに生まれたレヴィ=ストロースは、フロイトやマルクスに触れた青年期を経て、南仏で高校教師になりました。その中で育まれた情熱を抑えられなくなった1935年にブラジルへ旅立ち、カデュヴェオ族やボロロ族、そしてナンビクワラ族の調査に乗り出します。

その後、第二次世界大戦の勃発を受けて従軍しますが、1941年にはユダヤ人への迫害を回避するべくアメリカに亡命したレヴィ=ストロースに、ニューヨークで決定的な出来事が訪れました。それが言語学者ロマーン・ヤコブソン(1896-1982年)との出会いです。

のちに『音と意味についての六章』として公刊されるヤコブソンの講義の内容は、レヴィ=ストロースの中で若い頃からあたためられていた「構造」の概念と交錯しました。

そうしてヤコブソンの勧めを受けて書き始めたのが、構造主義の誕生を告げる『親族の基本構造』であり、4年をかけて完成されたこの大著は1949年に刊行されることになります。

ここから旺盛な執筆活動を開始し、『人種と歴史』(1952年)、『悲しき熱帯』(1955年)、『構造人類学』(1958年)を生み出したあと、1959年にはコレージュ・ド・フランス教授に就任したレヴィ=ストロースは、一世を風靡した『野生の思考』(1962年)を発表すると、ついに全4巻に及ぶライフワーク『神話論理』(1964-71年)に着手しました。

その後も100歳で逝去するまで活躍し続けた偉大な人類学者が残した数々の仕事を、その生涯や時代との関係を描きつつ明快に解説してみせた本書は、1996年の刊行以来、概説書のスタンダードとして四半世紀にわたって読み継がれてきました。このたび、最新の書誌情報を追加するとともに、生前の著者と深い交流のあった小泉義之氏の書き下ろし原稿を併載した文庫版としてお送りいたします。


【目次】

序 章 構造主義のエシックス

第一章 歴史の影のなかで

第二章 声とインセスト

第三章 旅の終わり

第四章 神話と詩のあいだに

第五章 幻想から思考へ

第六章 新石器のビルドゥングスロマン 1――南半球の森から

第七章 新石器のビルドゥングスロマン 2――北半球への旅

終 章 「構造」の軌跡


主要著作ダイジェスト

キーワード解説

読書案内

レヴィ=ストロース略年譜


解 説 小泉義之


つまり、私の著作は、私の知らぬまに私のなかで考えだされているのです。


私は以前から現在に至るまで、自分の人格的アイデンティティ(同一性)の実感をもったことがありません。私というものは、何かが起きる場所のように私自身には思えますが、「私が」どうするとか「私を」こうするとかいうことはありません。私たちの各自が、ものごとのおこる交叉点のようなものです。交叉点とはまったく受身の性質のもので、何かがそこでおこるだけです。


何かがそこでおこる無名の空虚な場所。交叉点すなわち二本の通路が出会う地点。それはあの解剖台を思わせないだろうか。

2026年10月 2日 (金)

奇想コレクション 『夜更けのエントロピー』ダン・シモンズ 著・嶋田 洋一 訳

愛と死と、苦い笑い――不思議な運命に弄ばれる愛しい人たちよ。ローカス賞受賞の表題作、世界幻想文学大賞受賞「最後のクラス写真」ほか、巨匠シモンズがおくる全7篇。


短篇「最後のクラス写真」

主人公はベテランの女性教師。舞台は「世界がゾンビ化してしまったその後」で、これまでのゾンビ・エントリーでも繰り返し述べてきた。

世界のほとんどがゾンビ化してもごく少数の人類は生き残った孤独な人物の日常。

人が生き残り「いかに生き残るか」「いかに生きるか」、活動範囲内に生存する人間は自分ひとり。職場であり居住地である学校にはゾンビとなった子供たちがいる。

そこで元教育者は、なにをよりどころにして生きるか。その回答はひらたくいえば「仕事」と「愛」であるが、そのいずれも自分以外の誰か対象を必要とする。

人がいなければ、ゾンビを相手にするしかない。先生はゾンビ化した子供を前に教壇にどうやって立つのだ?

クライマックスは感動的で、人は一人では生きていけない。ゾンビと生きていけるが、ゾンビ禍という災厄がなぜ訪れたか。共生能力の衰退のためである。アフター・ゾンビ時代でも「オレだけが生きていればいい」と排除の論理で要塞場所に引きこもっていては、何も学んでないと同じだ。

だから必要なのは「愛」と美しく解かる。人に必要なのは「幻想」であり「物語」であって、ビフォア・ゾンビ時代となにも変わっていないのであった。

(河出書房新社)定価2,090円

石ノ森章太郎の時代活劇「佐武と市捕物控」完全版が発売

石ノ森による「佐武と市捕物控」は、ビッグコミックの創刊号より連載された時代活劇。江戸時代を舞台に、下っ引の佐武(さぶ)と盲目の居合い斬りの達人・市が、さまざまな事件を解決していく物語だ。

ビッグコミックほか小学館の各誌に掲載されたすべてのエピソードを収録する「佐武と市捕物控〈完全版〉」は、全4巻の発売を予定。これまでの単行本では割愛されていた扉絵と、映画のタイトルバックさながら本編に織り込まれたサブタイトルを可能な限り連載時の形式で再現した。最終巻には、ビッグコミックに先立ち週刊少年サンデー(いずれも小学館)に掲載された全話を収録する。

〈 コミックナタリー 〉https://l.smartnews.com/m-8AUZBOog/uzCJuR

『月と六ペンス』サマセット・モーム(新潮文庫)

芸術の秋は読書の秋でもあります。

モームの小説を読むと、皮肉と愛情が、寂しさと優しさが、ひと欠けの言葉から滲み出てくる。

「月と六ペンス」は画家ポール・ゴーギャンの生涯をモデルにて、名声ないままに生涯をおくった、その友人の視点から描いてた。

【あらすじ】

ある夕食会にて出会った、冴えない男ストリックランドは。ロンドンで仕事も家庭も何不自由ない暮らしを送っていた。

しかし或る日、忽然と家族を残して失踪する。

夫人に頼まれて、私はストリックランドが滞在してるパリへ向かう。彼の元を訪ねると、駆け落ちした女性の姿はなく、一人貧しい生活するストリックランドでだった。

彼は絵を描くのを大切だと、家庭生活を捨てたという。そんな行動を批判したが意に介さない。夫人は事実を聞き悲嘆に暮れるが、タイピストの仕事から自立の道を歩みはじめる。

5年後に私はパリで生活していた。かつてローマで知り合った三流画家のダーク・ストルーヴを訪れると、彼がストリックランドの才能に深く傾倒しているのを知る。

ストルーヴに連れられストリックランドと再会するが、彼の生活は依然として貧困から抜け出せていなかった。

その後に私は何度かストリックランドと会う機会があったが、二人の間には隔たりが生じて絶縁状態となる。

クリスマス前の或る日、ストルーヴと共にストリックランドのアトリエを訪れた。そこで、重い病に冒されたストリックランドで、ストルーヴが彼を自宅に引き取ろうとするが、妻のブランチは強く反対する。だが夫に説得されてストリックランドの看病をすると、ブランチは次第に彼に好意を抱くようになり、夫を捨てストリックランドにつきそう。彼女の愛情はストリックランドに受けられず、ブランチは絶望感から服毒自殺を遂げる。妻の死を知ったストルーヴは、ストリックランドへの敬意を失くすことなく、故郷オランダに帰って行く。

ストリックランドと再会した私は、彼の生き方を改めて批判する。その後は彼と再び会わなかった。

ストリックランドの死後、別の用事でタヒチを訪れる。そこで彼と共に仕事をしたニコルズ船長に出会い、船乗りをしていた頃の話を聞く。

貿易商のコーエンは、ストリックランドを農場で働かせていた話をする。宿屋の女主人ティアレは、彼にアタという妻を斡旋した経緯を語る。彼の家に滞在したことのあるブリュノ船長は、ストリックランドの家の様子を伝える。医師のクートラは、ストリックランドがハンセン病に感染した晩年の状況を、彼の遺作は遺言によって焼却されたと証言する。クートラ医師が所有するストリックランドの果物の絵を見て、異様な魅力に深い畏怖の念を抱く。


ロンドンへ帰還して、ストリックランドがどんなな生涯をしてたのか伝えようと、ストリックランド夫人に再び会う。タヒチでのストリックランドに関する話を終えて脳裏には、彼がアタとの息子に広大な海原で船を操る姿が鮮やかに浮かんだ。

サマセット・モーム「月と六ペンス」

その①https://youtu.be/_LqfDpFwVoY

その②https://youtu.be/NKTZLq54yX0

その③https://youtu.be/7XKF37-arE4

(音が聴こにくい部分があります)

月と六ペンスの意味は、闇夜で輝きを放つ月は彼の存在と夢の隠喩で、生活に必要な六ペンスだが、大した価値もなくて彼の幸せは其処ではなくなった。

2026年9月29日 (火)

「狂気のページ」(「Kurutta Ippōji」)は、日本のアヴェントガード文学と実験的な映画の間の出会いから生まれた。


監督テイノスケ・キヌガサは、キヌガサ・モーション・ピクチャーレーグを設立し、スタジオシステムの外に、シャンキンカクハ(ネオセンスラスト)運動の中心人物であるヤサニラ・カワバタと協力した。
シャンキンカクハは、日本の文学を従来的な物語と客観的な説明から遠ざけることを目指し、代わりに即時の感覚、認識、そして現実の客観的な体験に焦点を当てた。カワバタは映画の映画として、動き、リズム、光、視覚構成、そして文学的な説明を通じてこれらのアイデアを表現する能力を持つ中で特に興味を持っていた。「狂気のページ」は、このアプローチを書き表紙から画像に変える機会となった。
非常に限られた資源で制作されたこの映画は、映画を撮影し、キャストとクルーがセットを作り、照明を即興で調整した。これらの制約は、キヌガサと映画監督コーヒー・スギヤマが自己を試す機会をもたらした。彼らは、映画の中間の制約を克服し、自己を経営する映画のセットを設置し、映画の分裂された視覚言語を構築した。静かな映画の制約は、ディストリビューションシステムの外に存在する映画を再び公開する機会をもたらした。
その異常な形態は、映画の流行を制限した。最初の公開後、「狂気のページ」は公衆の視線から消え、長い間失われた映画となった。
1971年まで、キヌガサは保存された印刷物を再発見し、映画を再びスクリーンに戻すことができた。彼らは、静かな映画の制約を克服し、映画の中間の人物であるカワバタと共に、映画の表現を再発見した。

隠者のカード

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