2024年9月15日 (日)

日本文学100年の名作(新潮文庫)全10冊

日本文学100年の名作(新潮文庫)全10

新潮文庫創刊以来の100年間を代表する名作を精選して収録、小説アンソロジー決定版。

文学全集からあぶれてる隠れた名作や珍らしい短編小説を厳選されている。 

この全10冊は物語の意外性と激しい時を乗り越えてきた生粋のストーリーが満載されている。(2015年刊行)

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1 1914-1923 夢見る部屋

1 荒畑寒村『父親』

2 森鴎外『山拾得』

3 佐藤春夫『指紋』

4 谷崎潤一郎『小さな王国』

5 宮地嘉六『ある職工の手記』

6 芥川龍之介『妙な話』

7 内田百閒『件』

8 長谷川如是閑『象やの粂さん』

9 宇野浩二『夢見る部屋』

10 稲垣足穂『黄漠奇聞』

11 江戸川乱歩『二銭銅貨』


2 1924-1933幸福の持参者

1 中勘助『島守』

2 岡本綺堂『利根の渡』

3 梶井基次郎『Kの昇天』

4 島崎藤村『食堂』

5 黒島伝治『渦巻ける島の群』

6 加能作次郎『幸福の持参者』

7 夢野久作『瓶詰地獄』

8 水上瀧太郎『遺産』

9 龍胆寺雄『機関車に巣喰う』

10 林芙美子『風琴と魚の町』

11 尾崎翠『地下室アントンの一夜』

12 上林暁『薔薇盗人』

13 堀辰雄『麦藁帽子』

14 大佛次郎『詩人』

15 広津和郎『訓練されたる人情』


3 1934-1943三月の第四日曜 さん

1 萩原朔太郎『猫町』

2 武田麟太郎『一の酉』

3 菊池寛『仇討禁止令』

4 尾崎一雄『玄関風呂』

5 石川淳『マルスの歌』

6 中山義秀『厚物咲』

7 幸田露伴『幻談』

8 岡本かの子『鮨』

9 川崎長太郎『裸木』

10 海音寺潮五郎『唐薯武士』

11 宮本百合子『三月の第四日曜』

12 矢田津世子『茶粥の記』

13 中島敦『夫婦』

 

4 1944-1953木の都

1 織田作之助『木の都』

2 豊島与志雄『沼のほとり』

3 坂口安吾『白痴』

4 太宰治『トカトントン』

5 永井荷風『羊羹』

6 獅子文六『塩百姓』

7 島尾敏雄『島の果て』

8 大岡昇平『食慾について』

9 永井龍男『朝霧』

10 井伏鱒二『遙拝隊長』

11 松本清張『くるま宿』

12 小山清『落穂拾い』

13 長谷川四郎『鶴』

14 五味康祐『喪神』

15 室生犀星『生涯の垣根』


5 1954-1963百万円煎餅

1 梅崎春生『突堤にて』

2 芝木好子『洲崎パラダイス』

3 邱永漢『毛澤西』

4 吉田健一『マクナマス氏行状記』

5 吉行淳之介『寝台の舟』

6 星新一『おーい でてこーい』

7 有吉佐和子『江口の里』

8 山本周五郎『その木戸を通って』

9 三島由紀夫『百万円煎餅』

10 森茉莉『贅沢貧乏』

11 井上靖『補陀落渡海記』

12 河野多惠子『幼児狩り』

13 佐多稲子『水』

14 山川方夫『待っている女』

15 長谷川伸『山本孫三郎』

16 瀬戸内寂聴『霊柩車』

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6 1964-1973ベトナム姐ちゃん

1 川端康成『片腕』

2 大江健三郎『空の怪物アグイー』

3 司馬遼太郎『倉敷の若旦那』

4 和田誠『おさる日記』

5 木山捷平『軽石』

6 野坂昭如『ベトナム姐ちゃん』

7 小松左京『くだんのはは』

8 陳舜臣『幻の百花双瞳』

9 池波正太郎『お千代』

10 古山高麗雄『蟻の自由』

11 安岡章太郎『球の行方』

12 野呂邦暢『鳥たちの河口』


7 1974-1983公然の秘密

1 筒井康隆『五郎八航空』

2 柴田錬三郎『長崎奉行始末』

3 円地文子『花の下もと』

4 安部公房『公然の秘密』

5 三浦哲郎『おおるり』

6 富岡多惠子『動物の葬禮』

7 藤沢周平『小さな橋で』

8 田中小実昌『ポロポロ』

9 神吉拓郎『二ノ橋 柳亭』

10 井上ひさし『唐来参和』

11 李恢成『哭』

12 色川武大『善人ハム』

13 阿刀田高『干魚と漏電』

14 遠藤周作『夫婦の一日』

15 黒井千次『石の話』

16 向田邦子『鮒』

17 竹西寛子『蘭』


8 1984-1993薄情くじら

1 深沢七郎『極楽まくらおとし図』

2 佐藤泰志『美しい夏』

3 高井有一『半日の放浪』

4 田辺聖子『薄情くじら』

5 隆慶一郎『慶安御前試合』

6 宮本輝『力道山の弟』

7 尾辻克彦『出口』

8 開高健『掌のなかの海』

9 山田詠美『ひよこの眼』

10 中島らも『白いメリーさん』

11 阿川弘之『鮨』

12 大城立裕『夏草』

13 宮部みゆき『神無月』

14 北村薫『ものがたり』


9 1994-2003アイロンのある風景

1 辻原登『塩山再訪』

2 吉村昭『梅の蕾』

3 浅田次郎『ラブ・レター』

4 林真理子『年賀状』

5 村田喜代子『望潮』

6 津村節子『初天神』

7 川上弘美『さやさや』

8 新津きよみ『ホーム・パーティー』

9 重松清『セッちゃん』

10 村上春樹『アイロンのある風景』

11 吉本ばなな『田所さん』

12 山本文緒『庭』

13 小池真理子『一角獣』

14 江國香織『清水夫妻』

15 堀江敏幸『ピラニア』

16 乙川優三郎『散り花』


10 2004-2013バタフライ和文タイプ事務所

1 小川洋子『バタフライ和文タイプ事務所』

2 桐野夏生『アンボス・ムンドス』

3 吉田修一『風来温泉』

4 伊集院静『朝顔』

5 恩田陸『かたつむり注意報』

6 三浦しをん『冬の一等星』

7 角田光代『くまちゃん』

8 森見登美彦『宵山姉妹』

9 木内昇『てのひら』

10 道尾秀介『春の蝶』

11 桜木紫乃『海へ』

12 高樹のぶ子『トモスイ』

13 山白朝子『〆』

14 辻村深月『仁志野町の泥棒』

15 伊坂幸太郎『ルックスライク』

16 絲山秋子『神と増田喜十郎』    


各巻付属 あとがき 解説 年譜


【関連記事】

池内紀×川本三郎×松田哲夫・座談会 

100年の文学宇宙 新潮文庫『日本文学100年の名作』  

三者三様に密度高い読書家でもある対談。

https://www.bookbang.jp/review/article/30912

2024年9月14日 (土)

イグ・ノーベル賞に「哺乳類が肛門を使って呼吸する仕組み」…日本の研究者、18年連続受賞

【ケンブリッジ】人々を笑わせ、考えさせる優れた研究を顕彰する「イグ・ノーベル賞」の今年の受賞者が発表された。

哺乳類が肛門を使って呼吸する仕組みを医療応用に結びつけた、武部貴則・東京医科歯科大教授(37)(再生医学)ら日米計11人の研究チームが「生理学賞」を受賞した。日本の研究者の受賞は18年連続となる。


【関連記事】

イグ・ノーベル賞に「哺乳類が肛門を使って呼吸する仕組み」日本の研究者、18年連続受賞 : 読売新聞

https://www.yomiuri.co.jp/science/20240913-OYT1T50015/


「イグ・ノーベル賞は最高の賞」 酔っ払ったミミズを研究 死んだ魚の実験は「やらない方がいい」- Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/aa5363988a7c0c45b6dd8b1fe4946d0aa5ac01b1

2024年9月 8日 (日)

日曜日の初耳学【三谷幸喜×林修◆仲良し長澤まさみ&平野レミがリモートで大暴れ】[字]

98()  22:0022:54 放送時間 54

TBS

 

番組概要

カリスマ脚本家アイデア誕生の瞬間『ザ・マジックアワー』『鎌倉殿の13人』◆舞台で天海祐希&大泉洋&吉田羊イタズラ真相◆親友は長澤まさみ&理想の女性は平野レミ

 

出演者

MC 林修・大政絢 【ゲスト(50音順) 大家志津香 澤部佑(ハライチ田村淳 中島健人 八木亜希子山本千尋 VTR出演】 三谷幸喜 長澤まさみ 平野レミ


◎この番組はいま知っておくべき話題のトレンドを物知りな林先生とやさしく掘り下げ、日曜の夜をちょっとだけ元気にするバラエティ番組。対談コーナー「インタビュアー林修」や、気になるワードから今話題のトレンドを紐解く「初耳トレンディ」などをお届けする!


公式SNS

【番組HP http://www.mbs.jp/mimi/ X @hatsumimigaku https://twitter.com/hatsumimigaku #初耳学 【インスタグラム】 @hatsumimigaku https://www.instagram.com/hatsumimigaku/

2024年9月 7日 (土)

三谷幸喜の脚本スランプ脱出法

番組が次週収録なのに、シナリオが全く思いつかない。ホテルに缶詰めになって追い込まれて頭が真っ白になってしまう。


【スランプ脱出法】

1.ホテルのベッドと壁の間に、身を挟むように沈んで考える。「ダメな人間だなぁ」と全身に浴びて朝まで沈んで考える。

2.浴室でソープまんたんにした浴室に入って、全身泡にまみれにして、浴槽の栓を抜く。泡だらけの人間となり、最低な男だと実感させる。

3.諦めて寝る。しかし夢の中で仕事をして、朝までに完成したこともあった。


96日(金)放送の「酒のツマミになる話」(フジテレビ系)にゲスト出演して三谷幸喜は語った。

円卓を囲み、それぞれの好きなお酒で乾杯し宴がスタート。番組特製の酒瓶ルーレットでトークの順番を決定する深夜のバラエティー。

2024年9月 4日 (水)

三谷幸喜×アガサ・クリスティー 死との約束 後編[再][字][解][デ]

96()  13:5014:48 放送時間 58

フジテレビ

 

ポアロシリーズの傑作を、熊野古道を舞台に日本初映像化!一家を支配していた母親が殺され、その家族には全員に動機があった。名探偵・勝呂武尊が難事件に挑む!

 

番組内容

名探偵・勝呂武尊(野村萬斎)は休暇で熊野古道を訪れていた。ホテルのラウンジで医師の沙羅絹子(比嘉愛未)の姿を目にし、声をかける。沙羅は勝呂のことを新聞で見て知っていたため、2人はすぐに打ち解ける。そこに本堂家の夫人(松坂慶子)、次男の主水(市原隼人)、長女の鏡子(堀田真由)、次女の絢奈(原菜乃華)、少し遅れて長男の礼一郎(山本耕史)、妻の凪子(シルビア・グラブ)がやってくる。夫人はいきなりホテルのスタッフをどなりつけ、子ども達にはあれこれと命令しはじめる。それはまるで一家の独裁者のようだった。一家の税理士・十文字幸太(坪倉由幸)によると、主の本堂氏が家族に十分なお金を残して死んだため、本堂家は日本中を旅しているのだという。

本宮大社を散策していた勝呂は背後から声をかけられる。婦人代議士・上杉穂波(鈴木京香)と編集者の飛鳥ハナ(長野里美)だった。穂波は自伝の執筆のために熊野を訪れたというが、どうやら勝呂とは旧知の仲らしい。

その2日後、古道散策ツアーに向かった本堂一家と勝呂、沙羅、穂波、飛鳥。しかし参道沿いのベンチで本堂夫人が遺体となって発見される。地元の警察署長・川張大作(阿南健治)に事件解決を要請された勝呂は、早速捜査をはじめる。夫人は普段から心臓が弱かったというのだが、勝呂はその右腕に注射針の痕を発見する。ぎくしゃくしていた家族の誰にも動機があり、殺害のチャンスがあった。


【出演者】野村萬斎 / 松坂慶子、山本耕史、シルビア・グラブ、市原隼人、堀田真由、原菜乃華 / 比嘉愛未、坪倉由幸(我が家) / 長野里美、阿南健治 / 鈴木京香 他


スタッフ

【原作】アガサ・クリスティー『死との約束』 

【脚本】三谷幸喜 

【プロデューサー】渡辺恒也、高丸雅隆(共同テレビ) 

【演出】城宝秀則(共同テレビ) 

【制作協力】共同テレビ 

【制作著作】フジテレビ

2024年9月 3日 (火)

三谷幸喜×アガサ・クリスティー 死との約束 前編[再][字][解][デ]

9月5日(木)  13:50〜15:45 放送時間 115分

フジテレビ

 ポアロシリーズの傑作を、熊野古道を舞台に日本初映像化!一家を支配していた母親が殺され、その家族には全員に動機があった。名探偵・勝呂武尊が難事件に挑む!

【番組内容】名探偵・勝呂武尊(野村萬斎)は休暇で熊野古道を訪れていた。ホテルのラウンジで医師の沙羅絹子(比嘉愛未)の姿を目にし、声をかける。沙羅は勝呂のことを新聞で見て知っていたため、2人はすぐに打ち解ける。そこに本堂家の夫人(松坂慶子)、次男の主水(市原隼人)、長女の鏡子(堀田真由)、次女の絢奈(原菜乃華)、少し遅れて長男の礼一郎(山本耕史)、妻の凪子(シルビア・グラブ)がやってくる。夫人はいきなりホテルのスタッフをどなりつけ、子ども達にはあれこれと命令しはじめる。それはまるで一家の独裁者のようだった。一家の税理士・十文字幸太(坪倉由幸)によると、主の本堂氏が家族に十分なお金を残して死んだため、本堂家は日本中を旅しているのだという。

本宮大社を散策していた勝呂は背後から声をかけられる。婦人代議士・上杉穂波(鈴木京香)と編集者の飛鳥ハナ(長野里美)だった。穂波は自伝の執筆のために熊野を訪れたというが、どうやら勝呂とは旧知の仲らしい。

その2日後、古道散策ツアーに向かった本堂一家と勝呂、沙羅、穂波、飛鳥。しかし参道沿いのベンチで本堂夫人が遺体となって発見される。地元の警察署長・川張大作(阿南健治)に事件解決を要請された勝呂は、早速捜査をはじめる。夫人は普段から心臓が弱かったというのだが、勝呂はその右腕に注射針の痕を発見する。ぎくしゃくしていた家族の誰にも動機があり、殺害のチャンスがあった。

【出演者】野村萬斎 / 松坂慶子、山本耕史、シルビア・グラブ、市原隼人、堀田真由、原菜乃華 / 比嘉愛未、坪倉由幸(我が家) / 長野里美、阿南健治 / 鈴木京香 他

スタッフ

【原作】アガサ・クリスティー『死との約束』 

【脚本】三谷幸喜 

【プロデューサー】渡辺恒也、高丸雅隆(共同テレビ) 

【演出】城宝秀則(共同テレビ) 

【制作協力】共同テレビ 

【制作著作】フジテレビ

2024年9月 1日 (日)

三谷幸喜ドラマ『死との約束』フジテレビ

96(木)13:5014:48 放送時間118


アガサ・クリスティが1938年に発表した長編小説『死との約束』を原作として、巡礼の道として世界遺産に登録されている熊野古道を舞台に、昭和30年代に設定した。

主人公の勝呂武尊が本堂家の女主人が遺体で発見された案件の真相を追う。

『オリエント急行殺人事件』(2015年)『黒井戸殺し』(2018年)に続く脚本家・三谷幸喜×狂言師・野村萬斎によるドラマシリーズ第3弾。今回も原作者のアガサ・クリスティに敬意を表して、舞台を日本にした以外はほぼ原作を忠実に脚色して「こうしなければ視聴者がすぐに誰が犯人か分かってしまう」ので、ある人物の設定のみミスリードのために一部改変している。

三谷幸喜は「死との約束は、アガサ・クリスティーの隠れた傑作です。ポワロ物で、僕がいちばん好きな作品です」とコメント。

物語の舞台「黒門ホテル」の外観は愛知県の蒲郡クラシックホテルで、館内は都内のセットで撮影が行われた。

【あらすじ】

休暇で熊野古道の近くにある和歌山県天狗村の「黒門ホテル」に宿泊していた勝呂武尊は、馴染みのラウンジで同席となった医師の沙羅絹子や、各地を旅している富豪の本堂家の人々(本堂夫人、礼一郎、凪子、主水、鏡子、絢奈)とそれに付き添う税理士の十文字幸太と出会い、その夜に言い争う男女が発した「分からないのか、こうなったらもう殺すしかないんだ」という言葉を耳にする。

自らの子供たちを支配し、全てを自分の思うようにしなければ気が済まない本堂夫人の態度に苛立ちを感じた沙羅医師は、礼一郎や鏡子に接触を図るが、それを快く思わない夫人は2人に彼女を無視するように命じる。その頃、勝呂は古き知り合いであり、今は代議士をしている上杉穂波と再会し、同行している編集者の飛鳥ハナの隙を見て逢瀬を重ねるが、空気を読めない勝呂の発言に気分を害した上杉代議士に背中を押され怪我をしてしまう。

怪我を理由に、翌日の全員がバスにて向かう熊野古道の探訪を断ろうとする勝呂だが、上杉代議士の願いを断れず、本堂家の人々や沙羅医師たちと共に探訪に参加。そこでも上手く同行していた飛鳥を騙し2人きりになるが、再び悪戯心の芽生えた上杉代議士に背中を押された勢いで山道を転がり落ちてしまい、遠回りをして助けに来た彼女の手を借りてバスへと戻り休む事となり、仕方なく彼女はバスへ戻っていた飛鳥と共に散策する。

一方その頃、本堂家の人々は珍しく1人にして欲しいという本堂夫人の命令に従い、夫人1人をベンチに残しそれぞれ散策した後に、夫人に声をかけバスへと戻る。

しばらく後、雨も降りそうな天気となったために沙羅医師がベンチに座っている本堂夫人の下へ向かうと、本堂夫人は既に亡くなっていた。勝呂は捜査に呼ばれた川張大作署長に煽てられ、関係者全員のアリバイと動機を確認し、思考した後に署長に自らが証人となっており事件への動機が見当たらない上杉代議士と飛鳥以外の全ての人をラウンジに集めるように伝え、上杉代議士には自らの華麗な推理をラウンジのすぐ上にある自室で聞いて欲しいと伝える。関係者が全て集まった後、勝呂は事の顛末についての推理を語り始めるのであった。

【キャスト】

原作 - アガサ・クリスティ『死との約束』

脚本 - 三谷幸喜

演出 - 城宝秀則(共同テレビ)

音楽 - 住友紀人

ロケ協力 - 熊野本宮大社、和歌山県、田辺市、熊野本宮観光協会、新宮市、熊野しんぐうフィルムコミッション、わかやまフィルムコミッション、和歌山県観光連盟、ワープステーション江戸 ほか

原作翻訳参考 - 高橋豊「死との約束」(ハヤカワ文庫)

アドバイザー - 町田暁雄

スタントコーディネーター - おぐらとしひろ

スタント - 塚越靖誠、酒井和真

技術協力 - バスク

美術協力 - フジアール

照明協力 - ラ・ルーチェ

VFX - 日本映像クリエイティブ

スタジオ - 東映東京撮影所

プロデューサー - 渡辺恒也(フジテレビ)、高丸雅隆(共同テレビ)

協力 - Agatha Christie,Ltd

エグゼクティブプロデューサー - Basi AKpabioLeo Dezoysa

日本国内エージェント - 甲斐美代子、甲斐絵里

制作協力 - 共同テレビ

製作著作 - フジテレビ

2024年8月31日 (土)

三谷幸喜×アガサ・クリスティー 黒井戸殺し 後編[再][字][解][デ]

94()  13:5014:45 放送時間 115

フジテレビ

 

アガサ・クリスティーの推理小説「アクロイド殺し」を、脚本・三谷幸喜でドラマ化!名探偵・勝呂武尊とその助手が富豪殺人事件の謎に挑む!衝撃の真実が暴かれる

 

番組内容

昭和27年、日本の片田舎で唐津佐奈子(吉田羊)が死亡しているのが発見された。医師・柴平祐(大泉洋)は、検死のために唐津邸を訪れる。佐奈子には夫を毒殺した疑惑があり、柴の姉・カナ(斉藤由貴)は、佐奈子が夫殺害の罪にさいなまれ自殺したと推測する。柴の親友で富豪・黒井戸禄助(遠藤憲一)は、佐奈子に結婚を申し込んでおり、ショックを受ける。黒井戸は、姪・黒井戸花子(松岡茉優)、義妹・黒井戸満つる(草刈民代)、秘書・冷泉茂一(寺脇康文)、旧友・蘭堂吾郎(今井朋彦)らと食事をした後、柴に「佐奈子が夫殺しの件である男に脅されていると話していた」と明かす。そこへ佐奈子から遺書が届く。黒井戸は1人で読みたいといい、柴は屋敷を出る。そこで復員服の見知らぬ男(和田正人)と会い、不審に思いながら帰宅。すると、黒井戸が殺害されたと執事・袴田(藤井隆)から電話が。

部屋に入ると、黒井戸が背中を刺されて死んでいた。刑事・袖丈(佐藤二朗)が到着し、捜査開始。女中頭・来仙恒子(余貴美子)が、黒井戸の義理の息子・兵藤春夫(向井理)を村で見かけたと証言し、春夫に疑いが。春夫の婚約者である花子は疑惑を晴らそうと、柴家の隣に引っ越してきた不思議な男が、実は引退した名探偵・勝呂武尊(野村萬斎)だと思い出し、捜査を依頼したいと柴に相談。警部から全員が容疑者であると聞き、女中・明日香(秋元才加)を始め聴取すると不可解な事実が


【出演者】

野村萬斎 :名探偵・勝呂武尊(すぐろ・たける) 

大泉洋 :医師・柴平祐(しば・へいすけ) 

向井理 :黒井戸禄助の義理の息子・兵藤春夫(ひょうどう・はるお) 

松岡茉優 :黒井戸禄助の姪・黒井戸花子(くろいど・はなこ) 

秋元才加 :黒井戸家の女中・本多明日香(ほんだ・あすか) 

和田正人 :復員服の男 

寺脇康文 :黒井戸の秘書・冷泉茂一(れいぜい・もいち) 

藤井隆 :黒井戸家の執事・袴田次郎(はかまだ・じろう) 

今井朋彦 :黒井戸禄助の旧友、作家・蘭堂吾郎(らんどう・ごろう) 

吉田羊 :黒井戸禄助の婚約者・唐津佐奈子(からつ・さなこ) 

浅野和之 :鱧瀬弁護士(はもせ・べんごし) 

佐藤二朗 :警部・袖丈幸四郎(そでたけ・こうしろう) 

草刈民代 :黒井戸禄助の義妹・黒井戸満つる(くろいど・みつる) 

余貴美子 :黒井戸家の女中頭・来仙恒子(らいせん・つねこ) 

斉藤由貴 :柴医師の姉・柴カナ 

遠藤憲一 :村の名士・黒井戸禄助(くろいど・ろくすけ)


スタッフ

【原作】アガサ・クリスティー「アクロイド殺し」 

【脚本】三谷幸喜 

【プロデューサー】渡辺恒也 橋本芙美(共同テレビ) 貸川聡子(共同テレビ) 

【演出】城宝秀則(共同テレビ) 

【制作著作】フジテレビ 

【制作協力】共同テレビ

2024年8月30日 (金)

三谷幸喜×アガサ・クリスティー 黒井戸殺し前編[再][字][解][デ]

93()  14:4815:45 放送時間 57


番組概要

アガサ・クリスティーの推理小説「アクロイド殺し」を、脚本・三谷幸喜でドラマ化!名探偵・勝呂武尊とその助手が富豪殺人事件の謎に挑む!衝撃の真実が暴かれる


番組内容

昭和27年、日本の片田舎で唐津佐奈子(吉田羊)が死亡しているのが発見された。医師・柴平祐(大泉洋)は、検死のために唐津邸を訪れる。佐奈子には夫を毒殺した疑惑があり、柴の姉・カナ(斉藤由貴)は、佐奈子が夫殺害の罪にさいなまれ自殺したと推測する。柴の親友で富豪・黒井戸禄助(遠藤憲一)は、佐奈子に結婚を申し込んでおり、ショックを受ける。黒井戸は、姪・黒井戸花子(松岡茉優)、義妹・黒井戸満つる(草刈民代)、秘書・冷泉茂一(寺脇康文)、旧友・蘭堂吾郎(今井朋彦)らと食事をした後、柴に「佐奈子が夫殺しの件である男に脅されていると話していた」と明かす。そこへ佐奈子から遺書が届く。黒井戸は1人で読みたいといい、柴は屋敷を出る。そこで復員服の見知らぬ男(和田正人)と会い、不審に思いながら帰宅。すると、黒井戸が殺害されたと執事・袴田(藤井隆)から電話が。
部屋に入ると、黒井戸が背中を刺されて死んでいた。刑事・袖丈(佐藤二朗)が到着し、捜査開始。女中頭・来仙恒子(余貴美子)が、黒井戸の義理の息子・兵藤春夫(向井理)を村で見かけたと証言し、春夫に疑いが。春夫の婚約者である花子は疑惑を晴らそうと、柴家の隣に引っ越してきた不思議な男が、実は引退した名探偵・勝呂武尊(野村萬斎)だと思い出し、捜査を依頼したいと柴に相談。警部から全員が容疑者であると聞き、女中・明日香(秋元才加)を始め聴取すると不可解な事実が


【出演者】野村萬斎 :名探偵・勝呂武尊(すぐろ・たける) 
大泉洋 :医師・柴平祐(しば・へいすけ) 
向井理 :黒井戸禄助の義理の息子・兵藤春夫(ひょうどう・はるお) 
松岡茉優 :黒井戸禄助の姪・黒井戸花子(くろいど・はなこ) 
秋元才加 :黒井戸家の女中・本多明日香(ほんだ・あすか) 
和田正人 :復員服の男 
寺脇康文 :黒井戸の秘書・冷泉茂一(れいぜい・もいち) 

藤井隆 :黒井戸家の執事・袴田次郎(はかまだ・じろう) 
今井朋彦 :黒井戸禄助の旧友、作家・蘭堂吾郎(らんどう・ごろう) 
吉田羊 :黒井戸禄助の婚約者・唐津佐奈子(からつ・さなこ) 
浅野和之 :鱧瀬弁護士(はもせ・べんごし) 
佐藤二朗 :警部・袖丈幸四郎(そでたけ・こうしろう) 
草刈民代 :黒井戸禄助の義妹・黒井戸満つる(くろいど・みつる) 

余貴美子 :黒井戸家の女中頭・来仙恒子(らいせん・つねこ) 
斉藤由貴 :柴医師の姉・柴カナ 
遠藤憲一 :村の名士・黒井戸禄助(くろいど・ろくすけ)


【原作】アガサ・クリスティー「アクロイド殺し」 
【脚本】三谷幸喜 
【プロデューサー】渡辺恒也 橋本芙美(共同テレビ) 貸川聡子(共同テレビ) 
【演出】城宝秀則(共同テレビ) 
【制作著作】フジテレビ 
【制作協力】共同テレビ

2024年8月28日 (水)

三谷幸喜作品を一挙!オリエント急行殺人事件[再][字][解][デ]

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フジテレビ 

勝呂によって解き明かされた犯人たちの思い。その犯行に至るまでの5年間を犯人の告白によって描く。三谷幸喜のオリジナルストーリーは世界初!


番組内容

 「三谷幸喜×アガサ・クリスティー」夢のコラボレーション、さらには豪華キャストの競演で注目を集めているフジテレビ開局55周年企画の大きな目玉、三谷幸喜版『オリエント急行殺人事件』。


「特急東洋」を舞台に創作。
 第一夜は可能な限り原作を忠実に映像化する。民放ドラマ初主演の野村萬斎が、日本版名探偵ポアロ・勝呂武尊(すぐろたける)を演じる。
 昭和8年、最新鋭の技術と贅の限りを尽くした超豪華列車・特急東洋。夜が明けた頃、成金実業家が無残な他殺体となって発見される。雪に閉ざされた列車の中、勝呂は真犯人を暴き出すべく動き出す。階級も職業もまるで異なる容疑者12人。


 第二夜は、時間と空間を広げ、犯人の視点から事件を再構築。犯人側から事件を振り返り、犯行に至るまでの経緯を丹念に描く。それは綿密な犯罪計画に裏打ちされた、驚異の復讐劇だった。

 原作をこよなく愛する三谷にしかなし得ない、驚がくの展開が待ち受ける。かつてない超豪華な容疑者たちの命を懸けた物語。まだ世界の誰も見たことのない『オリエント急行殺人事件』がここに誕生する。


【出演者】野村萬斎 :名探偵・勝呂武尊(すぐろたける) 
松嶋菜々子 :乗客、家庭教師・馬場舞子(ばばまいこ) 
二宮和也 :乗客、藤堂の秘書・幕内平太(まくうちへいた) 
杏 :乗客、外交官夫人・安藤伯爵夫人 
玉木宏 :乗客、外交官・安藤伯爵 
沢村一樹 :乗客、陸軍大佐・能登巌(のといわお)大佐
池松壮亮 :乗客、万年筆の販売員・羽佐間才助(はざまさいすけ) 

八木亜希子 :乗客、教会で働く女性・呉田(くれた)その子 
青木さやか :乗客、轟侯爵夫人のメイド・昼出川澄子(ひるでがわすみこ) 
藤本隆宏 :乗客、輸入車のセールスマン・保土田民雄(ほとだたみお)
富司純子 :乗客、おしゃべりなマダム・羽鳥夫人 
高橋克実 :鉄道省の重役・莫(ばく) 
笹野高史 :外科医・須田 
小林隆 :乗客、藤堂の執事・益田悦男(ますだえつお) 

草笛光子 :乗客、轟侯爵夫人 
西田敏行 :特急東洋の車掌・三木武一(みきぶいち)
佐藤浩市 :乗客、実業家・藤堂修(とうどうおさむ) 


[内容解説]
昭和82月。下関港に一人の小柄な男がいた。勝呂武尊(すぐろたける)(野村萬斎)
日本全国を震撼させた「いろは殺人事件」を解決し、一躍有名人となった名探偵である。
小倉の軍事施設で起きた殺人事件を解決した勝呂は、これから下関駅に向かい、特別急行東洋に乗ろうとしていた。
特急東洋は、下関と東京を結ぶ日本初の寝台付き列車。皇室関係者や政府の高官も利用する最新鋭の超豪華列車。
ところが2月だというのに、特急東洋の寝台は満席。たまたま下関で再会した鉄道省の役人・莫(ばく)(高橋克実)の計らいにより、
勝呂は無理やり一等寝室を確保してもらう。
朝、下関を出発する特急東洋。東京に着くのは翌日の朝である。食堂車で勝呂は、実業家・藤堂(佐藤浩市)から身辺警護を頼まれる。
だが彼の横柄な態度に勝呂は申し出を拒絶した。
翌朝、岐阜の山中で、大雪のために列車は身動きが取れなくなっていた。その中で、藤堂が客室内で他殺体となって発見される。
莫は、勝呂に協力を依頼。状況証拠から、犯人は寝台車の乗客の中にいると判断した勝呂は、線路が復旧するまでに事件を解決してみせると約束する。
勝呂は、犯人の動機は「復讐」であると推理する。
莫と医師の須田(笹野高史)を助手代わりにし、車掌の三木(西田敏行)を使って、寝台車の乗客12人を1人ずつ尋問していく。 
その12人とは、身分も職業も全く違う人々。
被害者の秘書・幕内(二宮和也)、執事・益田(小林隆)、おしゃべりなマダム・羽鳥夫人(富司純子)、教会で働く呉田(八木亜希子)
轟侯爵夫人(草笛光子)、外交官の安藤伯爵(玉木宏)、安藤伯爵夫人()、能登陸軍大佐(沢村一樹)、万年筆の販売員・羽佐間(池松壮亮)
博多の輸入自動車のセールスマン・保土田(藤本隆宏)、家庭教師の馬場(松嶋菜々子)、轟侯爵夫人のメイド・昼出川(青木さやか)
この中に犯人は必ずいる。警察の助けは一切ない。科学捜査もなかった時代。
勝呂は、容疑者たちの証言だけを頼りに、次第に真相へと近づいて行く。 
長い尋問が終わるころ、灰色の脳細胞を駆使し、名探偵・勝呂は、ある解答にたどり着く。それは、誰もが想像し得なかった驚くべき結論。
そして、第2夜は、三谷幸喜のオリジナル。犯人の視点で再び事件を振り返り、犯行に至るまでの経緯を丹念に描く。
それは綿密な犯罪計画に裏打ちされた、驚異の復讐の物語だった。


【原作】アガサ・クリスティー(18901976)「オリエント急行の殺人」 
【脚本】三谷幸喜 
【制作】大多亮 石原隆 
【プロデューサー】重岡由美子 橋本芙美 元村次宏 
【音楽】住友紀人 
【制作協力】共同テレビ 
【制作著作】フジテレビ 2015 

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