2024年6月14日 (金)

フジテレビ系「イップス」令和ねずみ男連続殺人事件

篠原涼子とバカリズムがダブル主演を務めるフジテレビ系「イップス」(金曜午後9時)の第10話が14日放送される。書けなくなったミステリー作家と解けなくなったエリート刑事の「絶不調バディ」が事件を解決するミステリーコメディー。バカリズムの演者としてのGP帯連ドラ主演は初めて。

▼第10話あらすじ あるビルのエレベーター内で、神奈川県議会議員の串鉄昭(三上市朗)が何者かによって射殺される。壁には「令和のねずみ男」を名乗る犯人からの声明文が貼られており「この男、10年前の剛谷トンネル崩落事故で多くの人間を殺した悪人の一人。法に代わり天誅を下す」と記されていた。

黒羽ミコ(篠原)はこの事件に興味を示すが、森野徹(バカリズム)から「管轄外」と言われてシュンとなる。そんなミコに、森野は相談事を持ちかける。女性にプレゼントを贈りたいのだという。

数日後、都内のホテルの一室で、鍋鳥建設社長の鍋鳥幸三(川瀬陽太)が殺害される。そこにも「令和のねずみ男」による犯行声明文が貼られていた。鍋鳥建設は剛谷トンネルの工事を請け負った会社だが、串鉄に多額の賄賂を贈って工事を受注するも、手抜き工事のせいで崩落事故を引き起こしたといううわさがあった。するとそこに、フリーのジャーナリスト・新正誠(野村周平)が現れ、取材をさせろと機動捜査隊の酒井純平(味方良平)らともめ始める。新正は、疑惑があっても裁かれていない権力者らを糾弾する記事ばかり書いている男だった。しかも新正は、警察発表されていない「令和のねずみ男」のことをなぜか知っていた。新正のことを調べた森野は「正義感が強すぎて危険な人物」だと判断する。

そんな折に森野は姪っ子の木原茜(松田るか)に会うのだが、茜は新正と恋人関係にあった。


『イップス』視聴率一覧

放送:金曜午後9時~、フジテレビ系

出演:篠原涼子、バカリズム ほか

ジャンル:ミステリーコメディー


1話(412日放送)

サブタイトル「電撃ウィッチの魔法」

平均世帯視聴率5.8%


2話(419日放送)

サブタイトル「悪童の生配信、生殺人」

平均世帯視聴率4.5%


3話(426日放送)

サブタイトル「フラワーと完璧だった密室」

平均世帯視聴率5.5%


4話(53日放送)

サブタイトル「パティシエの甘い偽装工作」

平均世帯視聴率4.9%


5話(510日放送)

サブタイトル「法廷画家は誰がために」

平均世帯視聴率4.5%


6話(517日放送)

サブタイトル「フェアな逆恨み」


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平均世帯視聴率4.3%


7話(524日放送)

サブタイトル「真っ白な殺意」

平均世帯視聴率4.5%


8話(531日放送)

サブタイトル「口封じのかくれんぼ」

平均世帯視聴率4.3%


9話(67日放送)

サブタイトル「ツイてない男の運のツキ」

平均世帯視聴率3.7%

2024年6月11日 (火)

🈑あぶない刑事🈡 第51話「悪夢」

スタイリッシュで型破り、危険な匂いのする破天荒な鷹山敏樹(タカ)と大下勇次(ユージ)の最強バディが、粋なジョークとクールなアクションで大活躍する刑事ドラマ。

6月11日 火曜 12:00 -13:00 BS日テレ

山中一郎と名乗る男から「殺される、助けて欲しい」という通報が入る。鷹山と大下に連絡が入るが、彼らはデパートで発生した人質事件の犯人を追跡中のため、代わりに吉井と田中が通報された場所に向かったが、既に山中は殺されていた。その後、大下が狙撃され、現場には死んだ山中の手帳が落ちていた。その直後に港署に電話が入り、声紋分析の結果、山中と同一人物であることが判明。そして突然、男が港署に乱入し・・・。

【出演者】鷹山敏樹:舘ひろし  大下勇次:柴田恭兵  真山薫:浅野温子  町田透:仲村トオル  近藤卓造:中条静夫  松村優子:木の実ナナ 【スタッフ】 脚本 大川俊道 監督 原隆仁 (C)セントラル・アーツ NTV初回放送 1987年9月27日

ホームページ

https://www.bs4.jp/abudek

2024年6月 9日 (日)

浮世絵ミステリー 江戸のお化け 〜妖しい魅力の謎〜[字][再]

610()  14:4815:47NHKBS

 

番組概要

現代人と同じく、江戸っ子もお化け・妖怪が大好き!人気の秘密を探ると、見えてくるのは「お化け大変身」!?歌舞伎俳優・尾上松也が、お化けの妖しい魅力の謎に迫る!

 

番組内容

浮世絵を手掛かりに歴史の謎に迫る「浮世絵ミステリー」。今回の主役は、歌舞伎や浮世絵、怪談などで大人気のお化け。かつて人々に死をもたらすと恐れられたお化け。江戸時代には、ゆる〜い「愛されキャラ」のお化けまで登場、人々をとりこにした。この「大変身」はなぜ?そして将軍・吉宗の科学技術振興策が、なぜかお化けブームに繋がったという。さらにメディアやエンタメ業界の思惑、貧困など、お化け人気を巡る謎に迫る!


【出演】尾上松也,【声】中條誠子,【語り】三宅民夫

https://www.nhk.jp/p/ts/ZN1RMGQ2PK/episode/te/6G1M45R3K9/

2024年6月 8日 (土)

池田清彦/南伸坊『老後は上機嫌』(ちくま新書)

南伸坊の名言「芸術の最尖端は〇〇でできている」 

https://casabrutus.com/categories/culture/405430


池田清彦/南伸坊『老後は上機嫌』(ちくま新書)

生きるってのは非常に面倒くさいが、どうせなら笑って面白く、楽しんだもん勝ち! TVでもお馴染みの舌鋒鋭い科学者と面白中毒のイラストレーターが贈る抱腹絶倒の人生賛歌対談。養老孟司氏推薦!


「つまらない」と「面白い」の違い

「発見」のよろこび

先のこと考えない

適当にAIやコンピューターに頼る

変化を歓迎する

世の中のヘンなこと、冗談を探す

マイノリティーをおそれない

頑張るのはNG 

……朗らかに面白く生きるヒント満載。


【目次】

1章 無計画に生きよう

「好きだ」って思うことが一番大事/脳の使い分けと発達/才能は脳の偏りである/老人は無計画なほうが幸せ/一〇年前の自分と今の自分は同じじゃない

 

2章 最強の老人ってなんだ 

トキソプラズマに感染した脳/変なかたちでも、生物は死なない/「似てる」は一点豪華主義/生物は最強、似顔絵も最強/顔面効果/「わかる」「面白い」の根源には何がある?/脳の入力と出力


3章 考える老人 

面白いと感じるのはどういうときか/「分かり直す」ってうれしい/SNSバカ//人類はいつか絶滅するって、考えない?


4章 おじいさんとAI 

老人は転ぶ/養老孟司さんは新しいもの好き/AIができないこと―天変地異の予想/地球は大切にしなくたって、びくともしない/死ぬこと考えたってしょうがない


5章 おじいさんの脳、若い人の脳 

おじいさんの脳は記憶が多すぎる/脳細胞のコミュニケーション/すべての人は変態だ!/変態理論が教育を救う/「分からない」を分かってくれない/AIの絵はなぜつまらないのか/首尾一貫はバカのやること/頑張らなくてもできることをやれ/「役に立つ」ことを考えるとバカを見る


6章 老人の未来、日本の未来 

金は使うモノ、拝むものじゃない/変化を柔軟に/ルールがないほうが儲かった/ハッピーに生きるには/吉本隆明と誌上バトル/それでも本を書く意味/病気はどうですか?/死ぬ前にやることやっておく


https://www.webchikuma.jp/articles/-/3527


【ザ・インタビュー】不要不急の笑いを求めて 南伸坊著「あっという間」 - 産経ニュースhttps://www.sankei.com/article/20220605-FTYJJJVQ2RJCJC3NAV5XIDKYUE/

2024年6月 4日 (火)

『おとなのEテレタイムマシン 知るを楽しむ 談志が語る手塚治虫』全4回

手塚治虫の漫画が大好きで手塚本人と親しかった落語家・立川談志が、手塚治虫の天才を語ったNHKの番組『知るを楽しむ 私のこだわり人物伝 談志が語る手塚治虫』(2005年10月放送)が地上波でアンコール放送決定。Eテレ『おとなのEテレタイムマシン』内での再放送で、第1回「案外ジタバタする人でした」は6月4日(火)に放送されます。

■『おとなのEテレタイムマシン 知るを楽しむ 談志が語る手塚治虫(1)』
NHK Eテレ 2024年6月4日(火)午後10:45 ~ 午後11:15 (30分)
再放送:NHK Eテレ 2024年6月5日(水) 午後1:10〜午後1:40

Eテレの膨大なアーカイブから、選りすぐりの番組をお届けする。今回は2005年10月放送「知るを楽しむ 私のこだわり人物伝 談志が語る手塚治虫 第1回」

●第1回「案外ジタバタする人でした」
初回:NHK教育 2005年10月4日

知的好奇心をくすぐるテーマで好評を博したシリーズ「私のこだわり人物伝」。その人の生き方に感銘を覚えた著名人がその人物について語る。「ブラックジャック」「火の鳥」や「鉄腕アトム」など、漫画やアニメの世界で数々の名作を生み出した漫画家・手塚治虫。漫画は手塚作品しか読まないという落語家・立川談志が、手塚の天才を語る。第1回「案外ジタバタする人でした」。

【出演】立川談志,手塚治虫

・・・・・・・・・・・・

以下は「知るを楽しむ 私のこだわり人物伝 談志が語る手塚治虫」の第2回以降の放送内容

●第2回「人類の行く末が心配でした」
初回:NHK教育 2005年10月11日
再放送:NHK Eテレ 2024年6月11日(火) 午後10:45〜午後11:15

旺盛な好奇心から文明を発展させ続ける人間。その行く末に危機感を感じていた手塚の予言とは?

●第3回「ウケない時期もありました」
初回:NHK教育 2005年10月18日
再放送:

手塚が設立した虫プロが4億の負債を負って倒産。苦闘する手塚は、その時どんな漫画を書き残したか?

●第4回「やっぱり優しい人でした」
初回:NHK教育 2005年10月25日
再放送:

60歳でガンに倒れ、死の寸前まで漫画を書き続けた手塚。談志の心に残る最後の別れのエピソードとは?

番組ページ
https://www.nhk.jp/p/ts/NL2MGZPNVN/

2024年6月 2日 (日)

第90回「ちばてつや賞」結果発表。

受賞21作品公開中。青年漫画の登竜門、第90回「ちばてつや賞」結果発表。

「今回はヤング部門にしては、ちょっと真面目なズシリと重い作品が残りました。特に『夜を泳ぐ魚たちは』は、現代社会の闇にうごめき苦しむ少女たちの現実がリアルに表現されて読んでいて辛かったけど、最後にほんの少し灯りが見えて安堵しました。『ようこそ生物研!』の元気の良いタッチとエンターテインメント、『ボールはいつも冷たいほうに流れる』の繊細な演出は、今後も楽しみな作家達です。『病めるとき』と『日めくりカレンダーの父』は、少々読みにくかったが、何か心に深く訴えかける作品でした。」ちばてつや


力作そろっております。無料公開中。

https://l.smartnews.com/4NY36

2024年5月28日 (火)

30周年『古畑任三郎』の「再放送されない」名エピソード

古畑任三郎の鉄拳炸裂「赤か、青か」

1996年1月31日に放送されたシーズン2の4話「赤か、青か」


天神大学電子工学部の研究助手の林が観覧車に仕掛けた爆弾を、古畑が解体するというこのエピソード。タイトルとなっている「赤か、青か」は爆弾に仕掛けられたコードのどちらを切るかを示したもの。

観覧車には西村雅彦さん演じる古畑の部下である今泉慎太郎が乗って、怖がっている様子はコミカル。そんな面白さとは相反して、林と古畑の駆け引きは、終盤になるにつれて緊張感が増していく。

「赤か、青か」は、あまりにも理不尽な理由で犯行に及んだ林を古畑が殴るという、珍しいシーンもあるエピソードだが、その様子には、今泉を心配する気持ちがにじみだしているような印象を受ける。林の最後の駆け引きにも、彼の身勝手さや往生際の悪さがあらわれており、見事なまでの悪役を木村拓哉さんが演じた。


ミステリーというよりコント「間違われた男」

1996年3月6日に放送されたシーズン2の9話「間違われた男」は、風間杜夫さんが犯人を務めた回で、コミカルな部分が強調されたエピソード。ミステリー要素がほぼない異色の回だ。

犯人は雑誌編集者・若林仁なのだが、彼は凄まじく運が悪く、推理の駆け引きはほぼ関係なく、自動的に追い詰められていくことになる。

事件は若林が妻の浮気相手を殺してしまうが、帰り道で運悪く車がパンクし、そこを通りかかった鴨田という男の車で彼の自宅に案内してもらうが、留守番電話で若林のことを吹き込まれてしまったため彼も殺害。そこに用事があって鴨田家に古畑が訪れたため、若林は鴨田になりすますことで難を逃れようとする。最初から詰んでいるとしか言いようがない犯人だ。

若林のあまりに苦しい言い逃れがコミカルで、若林が古畑の罠によって追い詰められていくミステリーというより、若林の運の悪さを楽しむコント回となっている。


スペシャル版「古畑任三郎vsSMAP」

1999年1月3日にスペシャルで放送された、異色のエピソード。犯人はSMAPのメンバーが演じるアイドルグループ「SMAP」。一人一人の役名も実名と同じ。

冒頭の古畑のトークシーンでは、いつもならば古畑が暗闇で語るのみだが、本エピソードでは今泉が登場している。犯人が複数というのもなかなかレアで、石井正則さん演じる刑事・西園寺守の初登場回でもある。


他に津川雅彦さんが出演したシーズン3の5話「古い友人に会う」の回も、近年再放送されなかったり、FODで欠番となっていたりと視聴が困難な話数。

どのエピソードも、『古畑任三郎』を語る上で欠かせないユニークな展開ばかりである。


『古畑任三郎』30周年記念一挙放送決定!ミステリードラマの金字塔が地上波に帰ってくる! - フジテレビhttps://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/20240590.html

2024年5月27日 (月)

夢グループ社長「夢与えるはずが」 元部長ら背任容疑で逮捕、社内様子語る

 元部長らによる巨額ネコババ事件が先週発覚した通販会社「夢グループ」の石田重廣社長(65)と所属歌手・保科有里(62)が都内で27日、胸中を明かした。

 石田社長が川崎淳史容疑者の不正に気付いたのは昨春ごろ。不自然な形で社員が立て続けに辞め、理由を聞いたら「ちょっと会社が怖くなってしまった」と説明されたという。

「本人はとりあえず自宅待機という形で調べますという段階で終わったんです、この件は。あとはもう警察のほうに任せた」と石田社長。予兆には気付かなかったという。「ウチに来て十数年いますからね。営業職で本人は働いてましたんで。営業に関しては一生懸命やってましたね。ただ一生懸命やるがために、強引なやり方をしてることも往々にしてあったのかなぁ、と自分は思います」。

 現場や会社で面識があった保科は、川崎容疑者について「あんまりしゃべらない方。ベラベラと笑顔でこう『ワァ~』とかって言う方ではないですね。ちゃんとあいさつをする方じゃなかったような気がして。『おはようございます』っていう、なんか爽やかさがなかった。ま、それは結果論なんですけど、そういうのもあるのかなぁっていう。何かやっぱりコソコソじゃないですけど、隠し事があったのかなぁなんて、今から思うと」。

【東スポ】


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『夢グループ』石田重廣社長と保科有里、あっと言わせる新商品 きっかけは歌謡ショーに来た子ども「別のもので楽しませなきゃ」

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2024年5月25日 (土)

宮藤官九郎氏が初の医療ドラマ、小池栄子と仲野太賀がW主演

宮藤官九郎が脚本を手掛ける連続ドラマ「新宿野戦病院」。フジテレビのドラマを手がけるのは2001年の「ロケット・ボーイ」以来23年ぶり。今年TBS「不適切にもほどがある!」が話題になったばかりで局側のオファーを受けた。

新宿歌舞伎町の小さな病院が舞台。「トー横、ホスト、反社、オーバーステイの外国人、ホームレス、コンカフェ、ラーメン二郎。よく考えたら、まるで僕のために用意されたようなワクワクする設定」とアイデアが止まらない様子。昭和の価値観が令和の時代では世代間ギャップをテーマに人気を博した「不適切」に続き、日本を代表する歓楽街を舞台に個性の強い患者とわコミカルにやりそうだ。


その主演の小池栄子は「鎌倉殿の13人」で北条政子を好演。仲野太賀は「虎に翼」でヒロインの夫を演じて、26年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」主演も内定するなど勢いがある。

小池は米国籍の元軍医役で「こんなにワクワクする作品に呼んでいただき、うれしさと驚きで胸がイッパイ」と言う。拝金主義の美容皮膚科医を演じる仲野は「小学生の頃から、好きになる作品はどれも宮藤さんの脚本で、そんな方の作品で主演できるなんて」と喜んでいる。この2人とクドカンワールドがどのような世界観をつくり上げるのか楽しみ。


新宿野戦病院 - フジテレビ(水曜後10007月から放送。

https://www.fujitv.co.jp/shinjuku-yasen/

2024年5月24日 (金)

古畑任三郎30周年記念一挙放送、1話と2話

古畑任三郎1 #01🈞🈑

「死者からの伝言」

「犬を飼っている人に一言。名前を呼ぶ時はちゃんを付けるのは止めてください。ちゃんを付けると犬はちゃんまでが自分の名前だと思い込んでちゃんを付けないと振り向かない場合があります。犬には

人気作家の小石川ちなみ(中森明菜)は、恋のもつれから編集者を自分の別荘の地下金庫に閉じ込めて殺し、事故死を装う。

豪雨の中、電話を借りにたまたま立ち寄った古畑任三郎(田村正和)は、彼女の言動に矛盾が多いことに気づく。


犯人・小石川ちなみを「若くして夢を手に入れたが故に人生を諦観している哀しい女性」であり、古畑に捕らえられるのを静かに待つイメージとして描くことにより、犯行後も犯人側のドラマを低下させるずに作品を纏め上げるている。


古畑任三郎1 #02🈞🈑

「動く死体」

歌舞伎役者・中村右近(堺正章)は、警備員の野崎(きたろう)に自分のひき逃げ事件を口止めしていたが、野崎が自首すると言い出したため口論となり殺害してしまう。演目終了後、右近は野崎の遺体をすっぽんを使って奈落から舞台へ運び、天井のすのこからの転落死に偽装した。楽屋でお茶漬けを食べて劇場をあとにしようとした右近は、捜査に来ていた古畑とばったり出会ってしまう。


『動く死体』は脚本上第1作として書かれた作品。オファー段階で刑事物を固辞してた田村正和は、この脚本を読んで出演を承諾した。

脚本第1作の本作では、古畑や今泉のキャラクター設定がその後のシーズンとは微妙に違うのが特色。

犯人への追い詰め方は、後年のとは違って意地悪なほど執拗で、今泉もコメディ・リリーフではなくて、「刑事ドラマ」の刑事キャラクター。

『動く死体』は事故死に偽装したトリックを暴くのではなく、〈すっぽんはなぜ上がっていたのか〉という小さな疑問から論理的に犯人を絞り込んでいく過程にある。右近をはじめて疑う伏線もさりげなく、かつ丁寧に張られている。

懐中電灯の使い方が見事にうまい。転落事故を疑う根拠、古畑が右近を追いつめる手数、右近がやむを得ず現場に戻る理由など。ミステリそしてコメディの小道具という役割を懐中電灯に集約させている。

〈なぜ右近は犯行後にお茶漬けを食べたのか〉と、本筋と関係のない謎が視聴者に提示される。中村右近の人物造形がより深いもので、「単なる謎解きドラマ」以上を予感させる。

放映上第1作となった『死者からの伝言』が変化球なミステリーに対して、倒叙形式に徹している。

犯人が「女性」から「男性」で、犯行が「計画的な殺人」に対して「突発的な事故」である。動機が「復讐」であるのに対して「保身」である。

古畑の登場が「偶然」であるのに対し「正式な捜査」である。ドラマの方向性が「犯人への共感路線」であるのに対し「犯人の対決感」となっている。


古畑任三郎事件ファイル-全エピソード解析

http://furuhata.fan.coocan.jp/contents/episode.html

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