2024年12月 3日 (火)

趣里「モンスター」でどう見ても「相棒」杉下右京なシーンが話題 秋ドラで他局ネタ頻発

ドラマ「モンスター」フジテレ系2日放送、

主人公の弁護士を演じる趣里が、自身パロディーめいたシーンを披露した。

X(旧ツイッター)では「紅茶を入れるシーンや、買い物ブギー笑っちゃったよー」「分かる人は笑うわ」など演出にピンときた投稿が続いた。

趣里演じる亮子が事務所で、ポットを高々と掲げてカップに紅茶を注ぐ。

同僚弁護士の杉浦(ジェシー)はそれに驚き、亮子が「きのうドラマで見た」と話すと、「もしかしてバディーもの?」と返した。

「まさか杉下右京の紅茶入れのシーンぶっ込んでくるとは笑えた」

趣里の父・水谷豊が杉下を演じている、テレビ朝日系ドラマ『相棒』の場面そっくり。

さらに〝定番〟の潜入調査で、昭和の主婦風のパーマをかけた亮子が買い物かごを下げてスーパーへ。関西弁で店員に話しかけた。

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で、演じたヒロインで昭和に活躍した歌手のスズ子が「買い物ブギー」を歌ったシーン。買い物かごを下げて出かけたスズ子は、大阪育ちで東京でもバリバリの関西言葉を使っていた。


 自身の父親と出演ドラマに引っかけたダブルパロディー。先週終了したテレ朝系『無能の鷹』も他局ドラマをネタにしていた。


 11月22日の第7話で、菜々緒演じる主人公の鷹野が、取引先とのやり取りで「倍返し」と口走り、先輩の鳩山(井浦新)が「きのう半沢見たんだな」とTBS系大ヒット作『半沢直樹』を示唆する一幕があった。鳩山が鷹野とギャルカフェに入って「ハトポン」と呼ばれる場面は、放送中のNHK朝ドラ「おむすび」を想起させる。ははは。


【関連記事】亮子(趣里)、優等生の“闇バイトごっこ”の真実に迫る 『モンスター』第8話あらすじ | ORICON NEWS https://search.app/?link=https%3A%2F%2Fwww%2Eoricon%2Eco%2Ejp%2Fnews%2F2356895%2Ffull%2F&utm_campaign=57165%2Dor%2Digacx%2Dweb%2Dshrbtn%2Diga%2Dsharing&utm_source=igadl%2Cigatpdl%2Csh%2Fx%2Fgs%2Fm2%2F5

2024年12月 1日 (日)

世界遺産・軍艦島に緊急上陸!非公開エリア潜入3時間SP[字]

122()  19:0021:54 放送時間 174  テレビ朝日 Ch.5  テレビ朝日   

世界遺産「軍艦島」に小泉孝太郎&タカトシ&サンドが緊急上陸!!非公開エリアにも潜入!「映像に残したい」軍艦島の元島民が語る思い出の名所をめぐる完全保存版SP


帰れマンデー見っけ隊。

◇舞台は世界遺産【軍艦島】  

1950年代に良質な石炭が採れる炭鉱島として栄え、小さな島におよそ5300人が暮らし、世界一の人口密度を誇った軍艦島に帰れマンデーが潜入タカトシ&サンド&小泉孝太郎が非公開エリアへ 元・島民の思い出の場所を記録する旅

子どもたちが遊んだ思い出のプール 

断崖にそびえる天空の神社 

■1200人が通う巨大学校  非公開エリアにドローンも潜入!貴重映像が続々登場!  


◇出演者 MC】タカアンドトシ/サンドウィッチマン 【ゲスト】小泉孝太郎  

◇おしらせ ☆番組HP  https://www.tv-asahi.co.jp/kaeremonday/

2024年11月27日 (水)

ドラマ「民王R」絶好調!

遠藤憲一主演のテレビ朝日系ドラマ「民王R」(火曜午後9時)の第6話が26日に放送


池井戸潤の小説が原案。15年に初映像化して9年振りの「Return」となる。前作は遠藤演じる現職総理大臣の武藤泰山とおバカな息子、翔(菅田将暉)の心と体が入れ替わる、前代未聞の大珍事を描いた。 

今作でも再び総理大臣の座に就くが、入れ替わりの対象は全国民。総理大臣が国民の誰かと“Random”に入れ替わるストーリーとなる。新キャストでなにわ男子大橋和也(27)あの、山時聡真(19)が登場する。


◆第6話のあらすじ

突如として広まった武藤泰山総理大臣の体調不良説。泰山と官房長官の狩屋孝司(金田明夫)は、うわさの出処は民政党のドン、二木正一(岸部一徳)だろうと推測する。

意向に沿わない泰山への牽制と、裏には身辺整理が終わった永田町のプリンス白鳥翼(溝端淳平)を次期総理へ推す策略があった。

だが直後、白鳥に女性関係のスキャンダルが発覚、6股交際が週刊誌にスッパ抜かれた。政敵の失脚に沸き立つ狩屋、田中丸一郎太(大橋和也)らだったが、そこに入れ替わりの予兆。そして泰山は、お笑いコンビ「ミサイルキック」堀田豊(安井順平)と入れ替わってしまう。

2年前、ガードレールへの当て逃げで無期限の謹慎が明けた堀田。復帰して掴んだネタ見せの最中に入れ替わりが起きで落ち込んでいた。復帰から1年たっても仕事はなく、相方の山倉(おいでやす小田)に解散をもちかけて、その期日まであと10日に迫っていた。

その頃、スキャンダルが発覚した白鳥は二木に梯子を外され、政界追放の危機に立たされていた。白鳥の話を聞いた堀田は独断で白鳥をかくまうの決める。

公安の新田理(山内圭哉)と猫田マモル(山時聡真)の調べで、一連の入れ替わりにナリタカンパニーの成田崇彦(中村育二)が関わっているのが判明。

ナリタカンパニーが運営する成田育英財団出身の冴島優佳(あの)は複雑な思いを隠せなかった。

2024年11月18日 (月)

クマちゃんポテト

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かわいいですね。

2024年11月12日 (火)

「2024ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート語30

いろいろ今年はありましたが、流行語にも反映されているでしょうか。


◆ノミネート語30リスト(50音順) 


・アサイーボウル 

・アザラシ幼稚園 

・インバウン丼 

・裏金問題 

・界隈 

・カスハラ 

・コンビニ富士山 

・侍タイムスリッパー 

・初老ジャパン 

・新紙幣 

・新NISA 

・ソフト老害 

・トクリュウ 

・南海トラフ地震臨時情報 

・猫ミーム 

・はいよろこんで 

8番出口 

・はて? 

Be Real 

・被団協 

50-50 

・ふてほど 

BlingBangBangBorn 

・ブレイキン 

・ホワイト案件 

・マイナ保険証⼀本化 

・名言が残せなかった 

・もうええでしょう 

・やばい、かっこよすぎる俺 

・令和の米騒動 


2024年度の傾向 

2024年は1月に能登半島地震が発生し暗いニュースからのスタートとなったが、オリンピック、大谷選手の活躍、ダンス動画関連のヒットなど、話題は数多くみられた。流行語としては、小粒がそろったと思われる。また「お金」にまつわる用語が数多く発生。責任をもたない風潮の世の中、光と闇が混在した年であり、嵐の前の静けさを感じさせる。 


◆「2024ユーキャン新語・流行語大賞」ノミネート語30 


【アサイーボウル】 

果物のアサイーのスムージーを、シリアルなどとともにボウルに盛りつけるもの。ブラジル発祥でハワイで人気が拡大。日本では2000年代中期に流行し、現在再流行中。 


【アザラシ幼稚園】 

オランダ・フローニンゲン州にある負傷・衰弱したアザラシを一時保護する施設で、プールで過ごすアザラシの赤ちゃんを常時確認できるライブ配信を2019年から実施していた。当初は小規模な配信だったが、今年の8月、X(旧Twitter)ユーザーによる投稿で突如流行し話題に。 


【インバウン丼】 

訪日外国人観光客(インバウンド客)向けと思われる高級海鮮丼(数千円~1万円超)の俗称。ネットで「外国人向けのぼったくり」に近いニュアンスで広まった語だが、実際は日本人客の利用が多い、など実態との乖離も。 


【裏金問題】 

自民党の各派閥が毎年政治資金パーティーを開催し、20万円を超える対価の支払いを受けたにもかかわらず、その収入明細を各政治資金収支報告書に記載していなかった。この政治資金規正法違反事件を「しんぶん赤旗日曜版」がスクープ報道。パーティー券の販売ノルマを課しノルマ超過分をキックバックしたり、派閥に納入しない中抜きを認めるなど、議員側も寄付金を自身の政治団体の収支報告書に記載せず裏金にするなど、規正法違反が横行し、しかもいまだに解明されていない。 


【界隈】 

従来は「その辺り」などの地理的な範囲をあらわしていたが、近年では「共通の人びと」を指すようになった。仲間、近い存在などの、そのあたりの人たちという意味合いで使われる。 


【カスハラ】 

カスタマー・ハラスメントの略。消費者・顧客による理不尽なクレームや悪質な嫌がらせ、暴言などのこと。また〇〇ハラの関連では、年長者からのLINEなどSNSの文章で、文末に「。」(句点)が付くと若者が感じるという「圧迫感」でそれをマルハラ(マルハラスメント)という。フキハラは、不機嫌ハラスメントのこと。 


【コンビニ富士山】 

2024年の訪日観光客数は3月から5カ月連続で300万人を超えたが、オーバーツーリズム(観光公害)の問題も増えた。背景に富士山がそびえるコンビニの写真を撮れると人気の撮影スポットになっていたが、観光客によるマナー違反や危険行為が多発し、町が目隠し用の幕や柵を設置せざるを得なくなるなど、議論をよんだ。 


【侍タイムスリッパー】 

単館上映から全国上映へのヒットを果たした、自主制作の時代劇「侍タイムスリッパー」が話題に。 


【初老ジャパン】 

パリオリンピック総合馬術団体で92年ぶりに銅メダル獲得。チーム4人の平均年齢は415歳で、スポーツの世界では「シニア」の部類。そこで自らでよび名をつけたのが話題に。そもそも「初老」は何歳を指すかというと、古くは40歳の異称だったが、現在では60歳前後の人に使うとのこと。 


【新紙幣】 

20247月から20年ぶりの新紙幣への切り替えが行われた。目的としては、公式には偽造防止とユニバーサルデザインの採用となっている。自動販売機の新札対応で景気対策の効果が出るとされるが、その費用は自販機設置企業の負担。キャッシュレス時代に、新札がどこまで受け入れられるのか。 


【新NISA 

20241月から個人投資の税制優遇制度NISAの仕組みが変わり、年間投資枠や非課税保有限度枠の拡大などが導入された。「貯蓄から投資」へと不安をあおられた多くの人が新NISAに踊らされた。 


【ソフト老害】 

元放送作家の鈴木おさむ氏が著書で自戒として発信した言葉。「年上と年下の間に立ち、年下の意見を汲み取ったつもりが、実はその行動が老害にみえている」状態をいう。 


【トクリュウ】 

匿名・流動型犯罪グループの略称「トクリュウ」は、犯行グループによって匿名性の高いアプリやSNSなどを通じて犯罪の実行役が集められ、互いの素性も知らずに闇バイトとして集まり指示されたとおりに動く集団。2023年に警察庁が命名した組織犯罪の類型。 


【南海トラフ地震臨時情報】 

202488日に日向灘でM71の地震が発生した際に気象庁により発表された巨大地震注意の臨時情報のこと。地震への備えの再確認をよびかけるもので、地震が必ず発生するということを知らせるものではない。 


【猫ミーム】 

ミームとは、ネットで流行する画像・動画などのことで、猫などの動画素材を組み合わせて体験談などを紹介する動画が流行した。TikTokに投稿された「飛び跳ねる猫」の動画に「マイ・ハッピー・ソング」という曲を組み合わせた作品が流行のきっかけ。 


【はいよろこんで】 

マルチクリエイターこっちのけんとが配信した楽曲。社会の生きづらさを歌う内容だが、サビの歌詞「ギリギリダンス」を用いたダンス動画が流行。MV(ミュージックビデオ)で見られる昭和の大人漫画風のレトロな演出も話題になった。 


8番出口】 

個人開発のゲーム。ゲームの舞台は、架空の地下鉄駅構内。プレーヤーは無限に周回する地下通路を歩き続け、そこから脱出するために「通路に現れる変化」に気づいて戻る必要がある。ユーチューバーやブイチューバーが実況動画を公開することで作品の流行に火がついた。 


【はて?】 

NHK連続テレビ小説「虎に翼」(とらつば)が注目された。日本初の女性法曹のひとりである三淵嘉子をモデルに、伊藤沙莉が演じた。主人公・寅子が納得できない場面で発するのが「はて?」。圧倒的な男性社会、権威主義がはびこる時代に疑問をまっすぐにぶつけていく。ナレーションなどで登場する「スンッ」という言葉も話題に。作中の人物(主に女性)が本音などを押し殺す場面に登場した。法の下の平等(憲法14条)や生きづらさなどを切り口に、戦前・戦後の司法史を描いた物語だったが、「現代にも共通し続いている物語」として大いに注目された。 


Be Real 

フランスの写真共有SNSアプリが若者世代に普及。正式にはビリール。毎日ランダムな時刻に写真を「2分以内」に投稿するよう促され、インカメラの自撮りとアウトカメラの背景写真を同時撮影した無加工の写真が投稿される。 


【被団協】 

2024年ノーベル平和賞を受賞した原爆被害者団体「日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)」のこと。受賞理由は「核兵器のない世界を実現するための努力と、核兵器が二度と使われてはならないことを証言により示した功績」。核兵器廃絶運動での受賞はICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)以来7年ぶり。 


50-50 

ロサンゼルス・ドジャース大谷翔平選手が新記録達成。同じシーズンにホームラン40本、40盗塁を達成することを「40-40(フォーティ・フォーティ)」とよび、大きく称賛される対象だったのだが、それを超えて、ホームラン54本、59盗塁の「50-50」を達成した。 


【ふてほど】 

TBS系「金曜ドラマ」枠で放送された「不適切にもほどがある!」が話題に。脚本・宮藤官九郎、主人公を阿部サダヲ、娘役を河合優実が演じた。1986年と2024年をタイムスリップしながら、コンプライアンス社会をストレートに批判するのではなく、時代や世代、個人間にギャップがあるのは当たり前で、どんな時代でも差異を否定しあうのではなく、差異の存在を前提に話し合いを重ね共通解を探るというテーマだった。 


BlingBangBangBorn 

ヒップホップユニットCreepy Nutsの楽曲でアニメ「マッシュル」の主題曲。サビのフレーズがダンス動画で話題になり、「BBBBダンス」として子どもたちからも人気に。 


【ブレイキン】 

パリオリンピックで採用された新競技。ブレイクダンスのこと。男女各16人が出場、予選ステージを勝ち抜いた8人が決勝トーナメントに進出し、メダルを争う。AMI(湯浅亜美)選手が金メダル獲得。 


【ホワイト案件】 

SNSを通じて募集される仕事やバイト情報において「ブラック」な仕事ではないとアピールする際に使われ始めた言葉。「闇バイト」だと思わずに応募して犯行に加担することになる者が後を絶たない。ホワイトという名のもとに行われる隠された犯罪が増えている。 


【マイナ保険証⼀本化】 

122日から紙の健康保険証の新規発行が停止される。マイナ保険証への一本化を強制的に実施されるが、資格確認書も発行されるので厳密には一本化ではない。数々のデータ漏洩や読取り機の不具合などトラブルが続き、マイナ保険証の利用率も上がらず。そもそも任意取得なので強制ではないはずなのだ。 


【名言が残せなかった】 

パリオリンピック陸上競技女子やり投げで金メダルに輝いた北口榛花(きたぐち・はるか)選手が残した発言。1投目で65メートル80という今季自己ベスト出し、陸上競技では20年ぶりの金メダル。 


【もうええでしょう】 

Netflix(ネットフリックス)で7月から動画配信されたドラマ「地面師たち」(綾野剛、豊川悦司W主演)で地面師・後藤を演じたピエール瀧のセリフが話題になった。 


【やばい、かっこよすぎる俺】 

パリパラリンピック車いすテニスで金メダルに輝いた小田凱人(おだ・ときと)選手が発した言葉。 


【令和の米騒動】 

2024年夏、全国でにわかにコメの品薄が広がり、スーパーからコメが消え「令和の米騒動」とよばれた。 

謎のガイダンス電話☎️

「こちらは〇〇管理局であります。この電話は、あと二時間で通話がされなくなります。ガイダンスに従って、番号を押してください」

官僚スタッフみたいな女性の声で、電話がかかってきた。料金滞納もないし、権利関連も電話局から連絡はなかった。

新たな詐欺電話の手口か?

念のため携帯から数時間後に、かけてみたらちゃんと呼び出し音がなった。

一体どんな管理局なのだろうか?

2024年11月10日 (日)

文学界の巨人 筒井康隆 今年90歳を迎えた巨匠は何を語るのか

文学界の巨人 筒井康隆 今年90歳を迎えた巨匠は何を語るのか

20241110(午後10:30〜午後11:30放送


実験的な小説「残像に口紅を」で人気が再燃している作家・筒井康隆。SF始め多様なジャンルで先駆的な作品を発表してきた文学界の巨人の全貌と魅力を本人と著名人が語る!


【放送日】
 プレミアム4K1110()午前9:00~午前9:59
 NHK BS1116()午後10:30~午後11:29

今年9月に90歳を迎えた巨匠筒井康隆。
'60
年代からSF小説はじめ600以上の先駆的なを世に出し、映像化作品も多数、最近も「残像に口紅を」で若者にも人気再燃している。
番組ではTVメディアで初めて明かす胸の内や文豪の断筆祭のもよう、さらには妻光子さんとのプライベート映像などを含め文学界の巨人の魅力を堪能できるスペシャル・ドキュメンタリーとなっている。


【出演者】筒井康隆,山下洋輔,細田守,町田康,斉藤由貴,池澤春菜,
 荻野アンナ,藤田直哉,巽孝之,日下三蔵,楠瀬啓之,田中光子,
 語り:上山克彦

NHK番組HP
https://www.nhk.jp/p/ts/7JPPP2R737/

【筒井康隆 公式X】
https://x.com/TsutsuiYasutaka

JOYCE HP
https://joyce.co.jp/

2024年11月 9日 (土)

思春期の二歳差と男女差の感受性

中学校の校舎は三階建てだった。

一階に三年生の教室があり、一年生のぼくたちは三階に教室があった。ベランダに出ると、階下には陽光を浴びてくつろぐ美人学生の座っている姿があった。

思わずスカートの股間上を目掛けて、文房具を落下させてしまった。

「エッチ〜!」と立ち上がって見上げる美少女だった。機敏にも邪心を見通している様子だった。

思春期の頃の二歳差と、男女差の感受性の幅を多感に受け止めた出来事であった。

2024年11月 8日 (金)

ドラマ『無能の鷹』第5話 ダメオヤジの話

女性コミック誌「Kiss」(講談社)で連載中のはんざき朝未の人気漫画を実写ドラマ化。主人公の鷹野ツメ子(菜々緒)は、スマートな身のこなしに落ち着いた声。自信に満ちあふれているのに謙虚な立ち振る舞い。どこからどう見ても中堅エース級の風格を備えていて、超有能そうな見た目なのに、実は衝撃的に無能であった。

鷹野と同期入社の鶸田道人(塩野瑛久)は、本当は仕事ができるのに、見るからに無能そうな残念サラリーマン。社内ニートとなっている鷹野の相棒役を押し付けられて、不運すぎる社会人生活をスタートさせる。やがて有能に見える女無能に見える男の最強タッグが奇跡を起こす。

118日(金)放送の第5話では、老害部長朱雀又一郎(高橋克実)の

圧倒的なデキるオーラを醸しながらも、衝撃的な無能ぶりで社内ニートとなっている新入社員・鷹野ツメ子、今日も仕事は特にせず、なぜか鶸田(塩野瑛久)がひっそりと更新している個人SNSをじっくりと読みこんでいてる。

そんな中、今日も「ありがとう」と「ごめんね」が言えない老害部長朱雀は絶好調。長年の部下・鳩山(井浦新)にフリーズしたパソコンを直させるが、特にお礼も言わず、韓国ドラマの話になると時代錯誤な発言がさく裂、さらには新人たちへの「俺武勇伝」の披露は長時間に及び、鵜飼(さとうほなみ)、雉谷(工藤阿須加)ら部下たちは朱雀への愚痴が止まらない。

家庭でも傍若無人な態度で振る舞っており、妻・亜矢子(中島ひろ子)や娘、息子からはまったく相手にされない日常を過ごしていた。そんなある日、鵜飼らが自分のことを「完全なる老害」と話しているのを偶然聞いてしまった朱雀は、開発部・部長であり長年の部下でもある鴫石(安藤玉恵)に八つ当たりした挙げ句、早退してしまう。

とはいえ早く家に帰っても、自分の居場所はない。日暮れまで公園で時間を潰すも、眼前には自分と同じような悲しいおじさんたちの姿が。いつからか、なりたくないと思っていた部下に理解がない上司になっている自分に愕然とする朱雀。落ち込んだまま帰宅すると、妻からも定年を前に離婚したいと離婚届を突き付けられてしまう。


鴫石はかつて朱雀と交わしたある約束に思いを馳せていた。肩書こそがその人が生きてきた証だ!と豪語する朱雀だが、どうやら地位にこだわった結果手放してしまったものもあるようで。新入社員時代、朱雀の部下として平成を駆け抜けた鳩山&鴫石の同期コンビは、かつて朱雀と交わした約束に思いを馳せるが


家に居場所がない朱雀は祝日に出社。仕事をしようとパソコンの電源を入れるもののフリーズしてしまう。するとそこへ平日と間違えて出社してきた鷹野が姿を見せる。朱雀は鷹野を呼び、フリーズして画面が真っ青になったパソコンのモニターを見せながら「これ、なんとかならんか?」と助けを求める。 

これに鷹野は「あぁ。これなら」と答えて、自分のパソコンモニターの真っ青な画面を朱雀に見せる。そして「数日前から、私のパソコンも同じ状態です」と笑顔を見せる。まさかの返答に対して朱雀は「じゃあ、パソコンが動かない間、何してたんだ?」と質問。これに鷹野は「ずっと画面を眺めていました。空の青に似ているなと」と窓の外に目をやるのだった。 


フリーズしたパソコンに、机の中を必死で探して、開発部・鵙尾(土居志央梨)の連絡先のメモを発見。電話して直すように鷹野に指示を出すが、つながった先はなぜか恋愛相談が得意なママ・百舌子(渡辺えり)が営む純喫茶であった。


ドラマ『無能の鷹』(テレビ朝日系 毎週金曜 午後1115分~深夜015分)

毎週観ていたけれど、今週の駄目課長のエピソードは抜群の展開だった。

『それぞれの孤独のグルメ』はどうなるのか?

今秋から『孤独のグルメ』特別編として『それぞれの孤独のグルメ』(テレビ東京系、金曜2412分)が放送されている。

毎話異なる主人公による「それぞれの」独りメシにした構成の新企画であり、放送12年目に入って「ついに変えてきた」ドラマである。

『孤独のグルメ』は色んな街で食べまくる井之頭五郎(松重豊)とは真逆のローカロリーなドラマになった。

「おじさんがご飯を食べるだけ」で人間ドラマやストーリー性などはほぼカットされ、コンテンツのジャンルとしてはドラマというよりドキュメンタリーに近い。主人公のセリフもほぼモノローグのみ。

脚本・演出は準備しても、労力の多くは週替わりの店探しなど、低予算で制作できる。

生命線の1つとなる、店探しには一切の妥協がない。

人気シリーズに売り込みは多いそうだが、「多くのスタッフを動員して自分たちの足で探す」という形を採用。「関東エリアの飲食店だけではなく全国各地のロケーションサービスやフィルムコミッションが『孤独のグルメ』のロケ誘致を狙いながらも、なかなか叶えられない」という状態が続いてる。

採り上げられる飲食店が面白いこともあって、国内外の視聴者が訪れる「聖地巡礼」も活発となっている。


テレビ番組史を振り返っても、これほど低予算で高収益を上げ続ける作品はないだろう。テレビ東京は『孤独のグルメ』に限らず「飯テロ」ドラマに力を入れていた。

視聴者目線では「まったく変える必要性を感じない」作品である。

それでも「そろそろ何らかの変化を加えていかなければいけない」背景も浮上してきた。


今年7月に行われた「『孤独のグルメ』プロジェクト」の会見で、松重さんは映画化を提案したことを明かしている。

シリーズの長寿化によってスタッフが入れ替わり、若返りつつあることから、「彼らを成長させたい」という。

シリーズ10作の節目を迎えて、「それならこの際、風呂敷を広げたほうがいい」と考えて映画化を提案。2025110日に『劇映画 孤独のグルメ』公開される。

井之頭五郎が究極のスープを求めてフランス・パリへ。エッフェル塔の前で「腹が……減った……」という定番ゼリフつぶやく予告映像が公開されている。松重自身が監督・脚本・主演のすべてを務めたのも含め、支持を集める中、「ここで大勝負をしよう」と狙いがあるようだ。

今秋の『それぞれの孤独のグルメ』も「大勝負」だろう。井之頭五郎も登場するが脇役であり、さらにタクシー運転手、看護師、相撲行司、熱波師など、さまざまな職業の主人公が週替わりで登場してそれぞれのストーリーが盛り込まれてる。


『それぞれの孤独のグルメ』のもう1つのメリットは、松重さんの負担を半減させ、休ませられることにある。

来年119日で62歳を迎える松重さんは『孤独のグルメ』スタート時はまだ40代だっただけに、食べる仕事に対する体調面での不安は避けられない。どんなに人間ドックの結果がよくても負担を減らすのは、当然の配慮であり、今後も長く続けていくためにいくつかの策が実施されていくだろう。

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