zerogahou.cocolog-nifty.com > 22カードの意味

01 奇術師
02 女教皇
03 女帝
04 皇帝
05 法王  Le Paye
06 恋人たち
07 戦車 
08 裁判の女神
09 隠者
10 運命の輪
11 剛毅
12 吊された男
13 死神
14節制
15悪魔
16 塔
17 星 ☆
18 月
19 太陽
20 審判  
21 世界
_0 愚者

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10 運命の輪

10 運命の輪

6本の輻を持つ木製の輪が二本の柱のフレームにかかっている。輪の上方の台の上には、おそらく粗雑に描かれた龍と思われる不思議な生き物が座っている。翼をもち、冠をかぶり、剣を垂直に持っている。輪の右側には同じく奇妙な生き物-おそらくロバ-がしがみついている。地上に向かう輪の左側には猿のように見える生き物が捕まっている。いくつかのタロット・パックでは、地にかがむ猿が描かれ、輪を回すハンドルを動かしている。運命の輪はタロットの十番目のカードだ。10は最初の二桁の数である。そのため10は新たな始まりとそれまでの連続の完結を象徴する。それは伝統的には完全な数と考えられている。完全の象徴は円あるいは輪である。今や探求の後半が始まった。隠者は、直感の光で夢と幻影の内的世界を検証することで、深遠から彼の前に立ち上る不思議なイメージを目にする。通常の意識の境界の下に自らの精神を沈めることで無意識的事物を表面上に立ち上らせることが可能となる。
輪はマンダラ、心の全体性と内的秩序の象徴である。輪の象徴は、精神の平安、犯罪の解決、宇宙のあらゆるレヴェルにおいて存在する基本的秩序の肯定をもたらす。
輪を下る犬に似た生き物は、深淵に入る「順化された」個我と見なされうる。一方輪を昇る生き物は日の光のなかへと現れる「馴らされていない」無意識だ。輪の原動力であるリピドーあるいは基本的な生命力を表しているのかもしれない。一方、輪の上の龍は、その運命によって未だ下界への旅に駆り立てられていないいかなる者をもはねつけるべく立つ裁判の女神の変身後の姿だ。輪の輻は、個我に至る放射状の複数の道に囲まれ、未だに謎の中心である。このカードは、探求者の最終的ゴール、中心自体を表してはいないが、少数の者しか達することのできぬ発達の一段階を示している。その向こうの道は、夜の領域、自我が権威を持たずそれが理解しえぬ力に道を譲らねばならぬ、月によって支配される土地に至る。

占い上の意味
正位置…個人的ことがらの新たなサイクルの始まり。時間を通じて作用する運命の過程。個人が影響を及ぼすことのできぬ大いなる転換点の出来事。状況の進展による問題の解決。蒔かれたものの刈り取り-普通はよい兆し。
逆位置…悪いほうへの変化。期が熟し輪が完全に一回転することによってのみ堪えられるどうしようもない逆境。運命のサイクルの終焉。

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